JP2019125226A - 経営支援装置、経営支援装置の制御方法および経営支援プログラム - Google Patents

経営支援装置、経営支援装置の制御方法および経営支援プログラム Download PDF

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匡亮 藤本
Tadasuke Fujimoto
匡亮 藤本
松沢 哲也
Tetsuya Matsuzawa
哲也 松沢
壮史 北村
Masashi Kitamura
壮史 北村
和章 村田
Kazuaki Murata
和章 村田
正次 小山
Masaji Koyama
正次 小山
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Abstract

【課題】企業の経営方針に適した経営計画を立てる。【解決手段】端末1は、財務データを取得する財務データ取得部110と、経営方針を示す経営方針情報を、選択候補として複数出力する第1の選択候補出力部130と、選択された経営方針情報を取得する経営方針情報取得部140と、取得された財務データおよび経営方針情報に基づいて、経営目標値を算出する算出部170と、経営目標値を出力する経営目標値出力部180と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、財務データに基づいて、経営目標値を算出する経営支援装置、経営支援装置の制御方法および経営支援プログラムに関する。
従来、この種の技術として特許文献1が知られている。特許文献1には、次期希望営業利益の情報入力に応答して、次期希望営業利益の達成に必要な売上高と、各勘定科目の金額と、を表示する技術が開示されている。
特開2008−071105号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術は、次期希望営業利益に基づいて経営計画を立てているため、企業の経営方針に適した経営計画を立てることができない。
本発明は、上記の問題点に鑑み、企業の経営方針に適した経営計画を立てることが可能な経営支援装置、経営支援装置の制御方法および経営支援プログラムを提供することを目的とする。
本発明の経営支援装置は、財務データを取得する財務データ取得部と、経営方針を示す経営方針情報を、選択候補として複数出力する第1の選択候補出力部と、選択された経営方針情報を取得する経営方針情報取得部と、取得された財務データおよび経営方針情報に基づいて、経営目標値を算出する算出部と、経営目標値を出力する経営目標値出力部と、を備えることを特徴とする。
本発明の経営支援装置の制御方法は、財務データを取得するステップと、経営方針を示す経営方針情報を、選択候補として複数出力するステップと、選択された経営方針情報を取得するステップと、取得された財務データおよび経営方針情報に基づいて、経営目標値を算出するステップと、経営目標値を出力するステップと、を実行することを特徴とする。
本発明の経営支援プログラムは、コンピューターに、財務データを取得するステップと、経営方針を示す経営方針情報を、選択候補として複数出力するステップと、選択された経営方針情報を取得するステップと、取得された財務データおよび経営方針情報に基づいて、経営目標値を算出するステップと、経営目標値を出力するステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、選択候補として、経営方針を示す経営方針情報を複数出力し、それらの中から選択された経営方針情報に基づいて、経営目標値を算出するため、企業の経営方針に適した経営計画を立てることができる。
上記の経営支援装置において、複数の経営方針情報は、特定の指標を変化させる経営方針を示す特定の経営方針情報を含み、経営方針情報取得部が、特定の経営方針情報を取得した場合、特定の指標の変化率を示す複数の指標変化率情報を、選択候補として出力する第2の選択候補出力部と、選択された指標変化率情報を取得する指標変化率情報取得部と、を備え、算出部は、取得された財務データ、経営方針情報および指標変化率情報に基づいて、経営目標値を算出することを特徴とする。
この構成によれば、経営方針情報の選択結果だけでなく、指標変化率情報の選択結果に基づいて、経営目標値を算出するため、企業の経営方針に、より適した経営計画を立てることができる。
上記の経営支援装置において、第2の選択候補出力部は、取得された財務データに応じて、特定の指標の変化率を複数決定し、決定した複数の変化率をそれぞれ示す複数の指標変化率情報を出力することを特徴とする。
この構成によれば、財務データに応じて、指標変化率情報の選択候補を出力するため、企業の経営実績に見合った経営計画を立てることができる。
上記の経営支援装置において、財務データ取得部は、複数年分の財務データを取得し、第2の選択候補出力部は、複数年に渡る財務データの変化率に応じて、特定の指標の変化率を複数決定することを特徴とする。
この構成によれば、複数年分の財務データに応じて、指標変化率情報の選択候補を出力するため、複数年分の企業の経営実績に見合った経営計画を立てることができる。
上記の経営支援装置において、経営目標値は、勘定科目の目標値であり、算出部は、経営目標値として、複数の勘定科目のそれぞれの目標値を算出することを特徴とする。
この構成によれば、経営目標値として、勘定科目ごとに目標値を算出するため、より詳細な経営計画を立てることができる。
上記の経営支援装置において、算出部は、取得された経営方針情報に基づいて、複数の勘定科目のうち少なくとも2つの勘定科目の目標値が変化するように、複数の勘定科目のそれぞれの目標値を算出することを特徴とする。
この構成によれば、複数の勘定科目に影響するような経営方針を示す経営方針情報を、選択候補として出力することができる。
上記の経営支援装置において、複数の勘定科目の中からユーザーが指定した特定の勘定科目を取得する勘定科目取得部を備え、算出部は、複数の勘定科目のうち、特定の勘定科目以外の勘定科目については、予め設定された集約規定に基づいて少なくともその一部を集約し、集約した勘定科目については、集約した勘定科目単位で目標値を算出し、特定の勘定科目および集約しない勘定科目については、勘定科目ごとに目標値を算出することを特徴とする。
この構成によれば、ユーザーは、特定の勘定科目を指定することができる。
上記の経営支援装置において、経営方針情報取得部は、複数年分の経営方針をそれぞれ示す複数の経営方針情報を取得し、算出部は、複数年のうち最初の年については、最初の年以前の財務データと、最初の年の経営方針として選択された経営方針情報と、に基づいて、経営目標値を算出し、複数年のうち2年目以降の年については、その年以前の財務データと、その年の経営方針として選択された経営方針情報と、その年の前年度の経営目標値と、に基づいて、年ごとに経営目標値を算出することを特徴とする。
この構成によれば、複数年分の経営方針をそれぞれ示す複数の経営方針情報を取得して、複数年分の経営計画を立てることができる。また、2年目以降の年については、その年の前年度の経営目標値を考慮した経営目標値を算出することができる。
端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 経営方針候補データの説明図である。 勘定科目データの説明図である。 端末の機能構成を示すブロック図である。 非集約科目指定画面の一例を示す図である。 経営計画作成画面の一例を示す図である。 経営計画表示画面の一例を示す図である。 図7とは異なる、経営計画表示画面の一例を示す図である。 端末による経営計画作成処理の流れを示すフローチャートである。 変形例1に係る経営支援システムのシステム構成図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の経営支援装置、経営支援装置の制御方法および経営支援プログラムの一実施形態を説明する。図1は、端末1のハードウェア構成を示すブロック図である。端末1は、本発明の「経営支援装置」の一例である。また、端末1は、企業の経営分析および経営支援を行うことを目的として、会計事務所や企業の経理部門等で用いられることを想定している。
端末1は、例えばPC(Personal Computer)であり、ハードウェア構成として、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、キーボード14、マウス15、ディスプレー16およびHDD(Hard Disc Drive)17を備える。なお、端末1としては、PC以外に、スマートフォンや各種タブレット端末等を採用してもよい。
CPU11は、端末1内の各部と信号の入出力を行い、各種演算処理を行うプロセッサーである。なお、プロセッサーは、1または複数のCPUや、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア回路、あるいはこれらが協働する構成であってもよい。ROM12は、不揮発性の記憶媒体であり、BIOS(Basic Input Output System)等のプログラムを記憶する。RAM13は、揮発性の記憶媒体であり、CPU11のワークエリアとして用いられる。
キーボード14およびマウス15は、各種操作を行う操作手段として用いられる。ディスプレー16は、各種画面を表示する表示手段として用いられる。
HDD17は、不揮発性の補助記憶装置であり、OS(Operating System)の他、財務会計アプリケーション21、経営支援アプリケーション22、表計算アプリケーション23、財務データベース24、経営方針候補データベース25および勘定科目データベース26を記憶する。
財務会計アプリケーション21は、会計に関する情報入力、財務データの生成および決算書出力など、会計業務を補助するアプリケーションである。財務データとしては、例えば、損益計算書を構成する数値情報、賃借対照表を構成する数値情報およびキャッシュフローを構成する数値情報などが生成される。
経営支援アプリケーション22は、財務会計アプリケーション21を用いて生成された財務データに基づいて、経営分析および経営支援を行うアプリケーションである。端末1は、経営支援アプリケーション22を用いて、図7および図8に示すような経営計画を作成する。より具体的には、端末1は、ユーザーにより選択された経営方針に基づいて、経営目標値を算出し、算出した経営目標値を含む経営計画を作成する。
ここで、「経営方針」とは、「売上拡大」や「経費削減」など、企業の経営方針を、ユーザーが直観的に理解できるような文字列で表したものである(図2参照)。文字列は、例示したようなキーワードであってもよいし、文章であってもよい。また、「経営目標値」とは、経営方針に基づく勘定科目ごとの目標値を指す。本実施形態において、端末1は、前期の実績に基づき、勘定科目ごとの目標値を月単位で算出する。例えば図7において、経営目標値は、符号55c,56c,57cの行に示す値を指す。
表計算アプリケーション23は、数値データの集計や分析を行うアプリケーションである。本実施形態では、この表計算アプリケーション23に対し、経営支援アプリケーション22により作成された経営計画が出力される。これにより、表計算アプリケーション23上で、経営計画の編集が可能となる。また、経営支援アプリケーション22をインストールしていない端末でも、表計算アプリケーション23がインストールされている端末であれば、経営計画の参照および編集を行うことができる。なお、図7および図8に示す経営計画表示画面D3,D4は、表計算アプリケーション23により表示される画面である。
財務データベース24は、財務会計アプリケーション21を用いて生成された財務データを記憶する。
経営方針候補データベース25は、経営方針候補データを記憶する。図2に示すように、経営方針候補データは、経営方針候補と、指標変化率候補と、を対応付けたデータである。図2の例では、例えば、経営方針候補「売上拡大」について、「2%」、「4%」、「6%」、「8%」、「10%」、「15%」および「20%」の7つの指標変化率候補が対応付けられている。これは、経営方針として「売上拡大」が選択された場合、これら7つの指標変化率候補の中からいずれかの候補の選択が必要であることを意味している。また、これらの指標変化率候補は、売上高の変化率を示している。なお、「売上拡大」は、本発明の「特定の指標を変化させる経営方針」の一例である。また、「売上高」は、本発明の「特定の指標」の一例である。
一方、図2の例では、経営方針候補「経費削減」と、経営方針候補「現状維持」には、指標変化率候補が対応付けられていない。これは、経営方針として「経費削減」または経営方針候補「現状維持」が選択された場合、指標変化率候補の選択が不要となることを意味している。
勘定科目データベース26は、勘定科目データを記憶する。図3に示すように、勘定科目データは、経営計画に含めるべき勘定科目を示すデータであり、合計科目と、主科目と、集約区分と、を対応付けたものである。主科目は、本発明の「勘定科目」の一例である。図3の例では、例えば、合計科目「総売上高」には、主科目「商品売上高」、「製品売上高」および「その他」が含まれる。また、各主科目には、集約区分が設定されている。
集約区分とは、「集約」と「非集約」のいずれかを指す。集約区分が「集約」に設定された勘定科目は、経営計画を作成する際に、同じ合計科目に属する他の勘定科目と集約して目標値が算出される。また、集約区分が「非集約」に設定された勘定科目は、経営計画を作成する際に、同じ合計科目に属する他の勘定科目と集約せず、独立して目標値が算出される。なお、図3の「集約区分」の列に示す情報は、各勘定科目の集約区分のデフォルト値を示している。つまり、端末1は、ユーザーにより集約区分の変更が行われない場合、例えば、主科目「商品売上高」および「製品売上高」については、それぞれ独立して目標値を算出する。なお、主科目「その他」については、集約区分が変更不可となっている。
次に、図4を参照し、端末1の機能構成について説明する。端末1は、機能構成として、財務データ取得部110、勘定科目取得部120、第1の選択候補出力部130、経営方針情報取得部140、第2の選択候補出力部150、指標変化率情報取得部160、算出部170および経営目標値出力部180を備える。これらの機能は、いずれもCPU11が、経営支援アプリケーション22のプログラムに基づいて演算処理を行うことにより実現される。
財務データ取得部110は、経営計画作成の対象となる企業の財務データを、財務データベース24から取得する。本実施形態において、財務データ取得部110は、連続した複数年分の財務データを取得する。なお、連続した複数年分の財務データは、前期、前々期のデータなど所定の期間のデータでもよいし、ユーザーにより任意に指定された期間のデータでもよい。
勘定科目取得部120は、複数の勘定科目の中からユーザーが指定した特定の勘定科目を取得する。ここで、「特定の勘定科目」とは、集約区分が「非集約」の勘定科目を指す。勘定科目取得部120は、非集約科目指定画面D1(図5参照)で選択された勘定科目を、特定の勘定科目として取得する。
第1の選択候補出力部130は、経営方針を示す経営方針情報を、選択候補として複数出力する。本実施形態において、第1の選択候補出力部130は、ディスプレー16に経営計画作成画面D2(図6参照)を表示することにより、複数の経営方針情報を出力する。
経営方針情報取得部140は、第1の選択候補出力部130により出力された複数の経営方針情報の中から選択された経営方針情報を取得する。本実施形態において、経営方針情報取得部140は、経営計画作成画面D2の経営方針選択欄43における選択結果を、選択された経営方針情報として取得する。
第2の選択候補出力部150は、経営方針情報取得部140により特定の指標を変化させる経営方針を示す特定の経営方針情報が取得された場合、特定の指標の変化率を示す複数の指標変化率情報を、選択候補として出力する。本実施形態において、第2の選択候補出力部150は、ディスプレー16に経営計画作成画面D2(図6参照)を表示することにより、複数の指標変化率情報を出力する。
また、第2の選択候補出力部150は、財務データ取得部110により取得された財務データに応じて、特定の指標の変化率を複数決定し、決定した複数の変化率をそれぞれ示す複数の指標変化率情報を出力する。より具体的には、第2の選択候補出力部150は、財務データ取得部110により取得された複数年に渡る財務データの変化率に応じて、経営方針データ(図2参照)の特定の経営方針情報に対応付けられた複数の指標変化率候補の中から、2以上の指標変化率候補を決定する。
例えば、第2の選択候補出力部150は、経営方針情報取得部140により「売上拡大」を示す経営方針情報が取得された場合、複数年に渡る財務データから売上拡大傾向にあると判定した場合は、指標変化率候補として「8%」、「10%」、「15%」、「20%」を決定する。一方、第2の選択候補出力部150は、複数年に渡る財務データから、売上拡大傾向にないと判定した場合は、指標変化率候補として「2%」、「4%」、「6%」、「8%」を決定する。
指標変化率情報取得部160は、第2の選択候補出力部150により出力された複数の指標変化率情報の中から選択された指標変化率情報を取得する。本実施形態において、指標変化率情報取得部160は、経営計画作成画面D2の指標変化率選択欄44における選択結果を、選択された指標変化率情報として取得する。
算出部170は、財務データ取得部110により取得された財務データと、経営方針情報取得部140により取得された経営方針情報と、に基づいて、経営目標値を算出する。また、算出部170は、経営方針情報取得部140により、特定の経営方針情報が取得された場合、取得された財務データ、経営方針情報および指標変化率情報に基づいて、経営目標値を算出する。
また、算出部170は、経営目標値として、勘定科目データベース26内の勘定科目データに含まれる複数の勘定科目について、それぞれの目標値を算出する。また、算出部170は、取得された経営方針情報および指標変化率情報に基づいて、複数の勘定科目のうち少なくとも2つの勘定科目の目標値が変化するように、複数の勘定科目の目標値を算出する。つまり、経営方針情報および指標変化率情報の少なくとも一方が変更されると、経営計画に含まれる勘定科目のうち少なくとも2つの勘定科目の目標値が変化する。
また、算出部170は、複数の勘定科目のうち、勘定科目取得部120により取得された特定の勘定科目以外の勘定科目については、予め設定された集約規定に基づいて少なくともその一部を集約し、集約した勘定科目については、集約した勘定科目単位で目標値を算出し、特定の勘定科目および集約しない勘定科目については、勘定科目ごとに目標値を算出する。ここで、「予め設定された集約規定」とは、図3に示した集約区分のデフォルト値を指す。
経営目標値出力部180は、算出部170により算出された経営目標値に基づいて経営計画を作成し、作成した経営計画を出力する。本実施形態において、経営目標値出力部180は、作成した経営計画のファイルを、表計算アプリケーション23に対応したファイル形式でエクスポートすることにより、経営計画を出力する。
次に、図5ないし図8を参照し、各種画面について説明する。図5および図6は、経営支援アプリケーション22により表示される画面である。端末1は、経営支援アプリケーション22が起動されると、不図示のログイン画面を表示する。ログイン画面には、ユーザーIDとパスワードが入力される。端末1は、ログイン画面に入力されたユーザーIDとパスワードに基づいて、ユーザー認証を行う。その後、端末1は、不図示の機能選択画面を表示する。機能選択画面には、図5に示す非集約科目指定画面D1を表示させる非集約科目指定ボタンと、図6に示す経営計画作成画面D2を表示させる経営計画作成ボタンと、が表示される。
図5は、非集約科目指定画面D1の一例を示す図である。非集約科目指定画面D1は、登録ボタン31と、第1のキャンセルボタン32と、合計科目選択欄33と、主科目選択欄34と、を表示する。合計科目選択欄33は、下向き三角マークが選択されることにより、勘定科目データベース26内の勘定科目データに含まれる合計科目の選択候補を表示する。例えば、図3に示す勘定科目データベース26が端末1に記憶されている場合、「総売上高」、「人件費」などの合計科目候補が表示される。
一方、主科目選択欄34は、合計科目選択欄33で選択された合計科目候補に対応する主科目候補の一覧を表示する。例えば、主科目選択欄34は、合計科目候補として「総売上高」が選択された場合、「総売上高」の主科目である「商品売上高」、「製品売上高」および「その他」を表示する。また、各主科目には、チェック欄34aが設けられており、合計科目候補が選択された直後は、集約区分のデフォルト値が入力されている。チェック欄34aのチェックは、集約区分「非集約」を示している。つまり、端末1は、合計科目候補が選択された直後、図3に示す集約区分のデフォルト値に基づいて、主科目「商品売上高」と「製品売上高」をチェック状態とする。なお、主科目「その他」については、チェックができない状態となっている。この状態から、例えば図5に示すように、ユーザーにより、主科目「製品売上高」のチェックが外され、登録ボタン31が選択されると、端末1は、主科目「製品売上高」の集約区分を「非集約」から「集約」に書き換える。つまり、端末1は、登録ボタン31が選択されると、非集約科目指定画面D1の選択結果を、勘定科目データベース26に記憶する。また、端末1は、第1のキャンセルボタン32が選択されると、非集約科目指定画面D1の選択結果をキャンセルする。
図6は、経営計画作成画面D2の一例を示す図である。経営計画作成画面D2は、実行ボタン41と、第2のキャンセルボタン42と、経営方針選択欄43と、指標変化率選択欄44と、を表示する。経営方針選択欄43は、下向き三角マークが選択されることにより、経営方針候補データベース25内の経営方針候補データに含まれる経営方針候補を表示する。また、指標変化率選択欄44は、経営方針選択欄43で特定の指標を変化させる経営方針が選択された場合、下向き三角マークが選択されることにより、選択された経営方針に対応する指標変化率候補であって、複数年に渡る財務データの変化率に応じて決定された選択候補を表示する。例えば、図6に示すように、経営方針として「売上拡大」が選択された場合、指標変化率選択欄44は、「2%」、「4%」、「6%」、「8%」、「10%」、「15%」および「20%」の7つの指標変化率候補の中から複数年に渡る財務データの変化率に応じて決定された複数の指標変化率候補を表示する。なお、指標変化率選択欄44は、経営方針選択欄43で特定の指標を変化させる経営方針以外の経営方針が選択された場合、選択不可状態となる。
端末1は、実行ボタン41が選択されると、経営計画作成画面D2の選択結果に基づいて、経営計画を作成する。例えば、端末1は、図6に示す状態で実行ボタン41が選択されると、経営方針「売上拡大」を示す経営方針情報と、指標変化率「10%」を示す指標変化率情報と、に基づいて、経営計画を作成する。また、端末1は、図5に示した非集約科目指定画面D1の選択結果が勘定科目データに登録されている場合、作成した経営計画を示すファイルを、表計算アプリケーション23に出力し、図8に示す経営計画表示画面D4を表示させる。一方、端末1は、第2のキャンセルボタン42が選択されると、経営計画作成画面D2の選択結果をキャンセルする。
図7および図8は、経営計画表示画面D3,D4の一例を示す図である。図7は、集約区分がデフォルト値に設定された場合の経営計画表示画面D3の表示例を示し、図8は、図5の非集約科目指定画面D1の選択結果に基づく経営計画表示画面D4の表示例を示している。両図に示すように、経営計画表示画面D3,D4は、表題51,61と、経営計画表52,62と、を表示する。表題51,61は、経営計画年度を示す年度情報51a,61aと、図6の経営計画作成画面D2の選択結果に基づく経営計画作成情報51b,61bと、を含む。年度情報51a,61aは、経営計画作成年度、またはユーザーにより指定された年度から特定される。一方、経営計画作成情報51b,61bとしては、特定の指標を変化させる経営方針が選択された場合、選択された経営方針情報に基づく経営方針と、選択された指標変化率情報に基づく指標変化率と、を組み合わせた情報が表示される。
経営計画表52,62は、列方向において、勘定科目データに含まれる勘定科目が列記される。また、勘定科目ごとに、「前期の値」と(符号55aなど)、「伸長率の値」と(符号55bなど)、「当期実績または計画の値」と(符号55cなど)、を含む月情報が表示される。また、月情報は、経営計画表52,62の行方向において、4月から3月までの12か月分が月単位で表示される。さらに、経営計画表52,62の最右列には、月情報の1年分の合計値が表示される。なお、月情報は、セルごとに編集可能となっている。また、その編集結果に応じて、経営計画表52,62の最右列に表示される合計値も変更する。
なお、月情報のうち、「前期の値」とは、財務データから得られる前期の実績を示す。また、「伸長率の値」とは、図6の経営計画作成画面D2の選択結果に基づいて設定される値である。同図の例では、経営方針「売上拡大」および指標変化率「10%」が選択された場合を示しているため、合計科目「総売上高」の主科目は、全て伸長率として「110%」が設定されている。なお、この伸長率は、経営方針「売上拡大」および指標変化率「10%」をパラメーターとした所定のアルゴリズムにしたがって勘定科目ごとに算出されるものであり、全ての勘定科目において同じ値である必要はない。また、「当期実績または計画の値」は、図7の例において、例えば経営計画が2016年の5月に作成された場合、2016年の4月については、実績が表示され、2016年の5月以降は、計画値が表示される。また、計画値は、「前期の値」と「伸長率の値」の積によって算出される値であり、勘定科目ごとの目標値となる。
上述のとおり、図7は、集約区分がデフォルト値に設定された場合の経営計画表示画面D3の表示例を示しているため、集約区分が「非集約」の勘定科目である「商品売上高」および「製品売上高」は、他の勘定科目と集約されることなく、独立して月情報が表示される。一方、図8は、図5の非集約科目指定画面D1の選択結果に基づく経営計画表示画面D4の表示例を示しているため、勘定科目「製品売上高」は、他の勘定科目である「その他」に集約されて月情報が表示される。したがって、勘定科目「商品売上高」については、図7に示す符号55の月情報と、図8に示す符号65の月情報と、が全て同じ値となっている。
一方、その他の勘定科目については、図7に示す符号56および符号57の月情報における「前期の値」および「当期実績または計画の値」の合計値(符号56a,57a,56c,57c参照)と、図8に示す符号66の月情報における「前期の値」および「当期実績または計画の値」(符号66a,66c参照)と、が同じ値となっている。
なお、特に図示しないが、「総売上高」以外の勘定科目についても、「伸長率の値」は、図6の経営計画作成画面D2の選択結果に基づき、選択された経営方針および指標変化率をパラメーターとした所定のアルゴリズムにしたがって勘定科目ごとに算出される。
次に、図9のフローチャートを参照し、端末1による経営計画作成処理の流れを説明する。端末1は、ユーザーにより不図示の機能選択画面において経営計画作成ボタンが選択されると(S01)、経営計画作成画面D2を表示すると共に、財務データベース24から複数年分の財務データを取得する(S02)。端末1は、経営方針選択欄43に、第1の選択候補として複数の経営方針情報を表示し(S03)、選択された経営方針情報等を取得する(S04)。端末1は、取得した経営方針情報が特定の経営方針情報であるか否かを判別し(S05)、特定の経営方針情報であると判定した場合は(S05:Yes)、S02で取得した複数年分の財務データに基づいて、複数の指標変化率候補を決定する(S06)。端末1は、指標変化率選択欄44に、第2の選択候補として複数の指標変化率候補を示す複数の指標変化率情報を表示し(S07)、選択された指標変化率情報を取得する(S08)。
一方、端末1は、取得した経営方針情報が特定の経営方針情報ではないと判定した場合は(S05:No)、S06〜S08を省略する。その後、端末1は、ユーザーにより経営計画作成画面D2の実行ボタン41が選択されると(S09)、勘定科目データベース26を参照し、勘定科目データの集約区分に基づいて、勘定科目ごとに目標値を算出する(S10)。端末1は、算出した勘定科目ごとの目標値を含む経営計画を、表計算アプリケーション23に出力する(S11)。
以上、説明したとおり、本実施形態の端末1は、第1の選択候補として、経営方針を示す経営方針情報を複数出力し、それらの中から選択された経営方針情報に基づいて、経営目標値を算出するため、企業の経営方針に適した経営計画を立てることができる。また、端末1は、第1の選択候補の中から、特定の指標を変化させる経営方針が選択された場合、第2の選択候補として、特定の指標の変化率を示す指標変化率情報を複数出力し、それらの中から選択された指標変化率情報に基づいて、経営目標値を算出するため、企業の経営方針に、より適した経営計画を立てることができる。
また、端末1は、取得した複数年分の財務データに応じて、指標変化率情報の選択候補を出力するため、複数年分の企業の経営実績に見合った経営計画を立てることができる。また、端末1は、経営目標値として、勘定科目ごとに目標値を算出するため、より詳細な経営計画を立てることができる。また、端末1は、複数の勘定科目の中からユーザーが指定した特定の勘定科目を取得する勘定科目取得部120を備えているため、ユーザーが、ニーズや好みに応じて特定の勘定科目を指定することができる。
なお、上記の実施形態に限らず、以下の変形例を採用可能である。
[変形例1]
上記の実施形態では、ユーザーが操作を行う端末1を経営支援装置として例示したが、ユーザーが操作を行う端末1とは異なる装置により、図4の各機能を実現してもよい。図10は、変形例1に係る経営支援システムSYのシステム構成図である。経営支援システムSYは、経営支援装置として機能する経営支援サーバー100と、経営支援サーバー100とネットワークNWを介して接続される1つ以上の端末200と、を含む。本変形例において、ネットワークNWは、インターネット網である。
各端末200は、Webページを表示するためのWebブラウザー201と、図1の財務会計アプリケーション21と同機能の財務会計アプリケーション202と、表計算アプリケーション23と同機能の表計算アプリケーション203と、を備える。財務会計アプリケーション202を用いて生成された財務データは、ユーザーを識別するユーザーIDと共に、経営支援サーバー100にアップロードされる。また、各端末200には、図5ないし図8に示した画面が表示されると共に、各端末200では、これらの画面の操作が行われる。
一方、経営支援サーバー100は、Webページを生成するWebアプリケーション101と、ユーザーID別のデータを記憶するユーザー別データベース102と、経営方針候補データベース103と、を備える。ユーザー別データベース102は、ユーザーID別に、財務データベース24および勘定科目データベース26のデータを記憶する。また、経営方針候補データベース103は、上記の実施形態の経営方針候補データベース25と同じ情報を記憶する。Webアプリケーション101は、図1の経営支援アプリケーション22と略同様に機能し、図4の財務データ取得部110、勘定科目取得部120、第1の選択候補出力部130、経営方針情報取得部140、第2の選択候補出力部150、指標変化率情報取得部160、算出部170および経営目標値出力部180を実現する。
経営支援サーバー100は、Webアプリケーション101により、ログイン画面に入力されたログイン情報からユーザーを特定し、特定したユーザーの財務データおよび勘定科目データをユーザー別データベース102から取得する。また、経営支援サーバー100は、Webアプリケーション101により、ユーザー操作を受け付ける。また、経営支援サーバー100は、Webアプリケーション101により、図5ないし図8に示した画面を、Webページとして、各端末200に出力する。なお、経営支援サーバー100は、図7,図8に示した経営計画表示画面D3,D4については、表計算アプリケーション23にインポート可能なファイルとして出力してもよい。
このように、変形例1によれば、各端末200に経営支援アプリケーション22をインストールしなくとも、上記の実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、さらなる変形例として、端末200は、Webブラウザー201により経営支援サーバー100のWebページを操作するのではなく、経営支援サーバー100から、例えば図5および図6に示した画面の画面データを受信し、受信した画面データに対する操作信号を経営支援サーバー100に送信することにより、画面操作を行ってもよい。
[変形例2]
上記の実施形態において、経営方針情報取得部140は、1年分の経営方針を示す経営方針情報を取得したが、複数年分の経営方針をそれぞれ示す複数の経営方針情報を取得してもよい。この場合、算出部170は、複数年のうち最初の年については、最初の年以前の財務データと、最初の年の経営方針として選択された経営方針情報と、に基づいて、経営目標値を算出し、複数年のうち2年目以降の年については、その年以前の財務データと、その年の経営方針として選択された経営方針情報と、その年の前年度の経営目標値と、に基づいて、年ごとに経営目標値を算出すればよい。この構成によれば、一括して複数年分の経営計画を立てることができる。また、2年目以降の年については、その年の前年度の経営目標値が考慮されるため、例えば、1年目の経営方針を「売上拡大」、2年目の経営方針を「経費削減」としたときと、1年目の経営方針を「経費削減」、2年目の経営方針を「売上拡大」としたときで、経営目標値を変化させることができる。
[変形例3]
上記の実施形態において、第1の選択候補出力部130および第2の選択候補出力部150は、経営計画作成画面D2に、それぞれの選択候補を表示したが、出力の形態はこれに限らない。例えば、選択候補を、ファイル出力してもよいし、音声出力してもよい。
[変形例4]
上記の実施形態において、経営目標値出力部180は、経営計画を表計算アプリケーション23に出力したが、出力の形態はこれに限らない。例えば、経営計画を、経営支援アプリケーション22が提供する表示画面に表示してもよいし、印刷物として出力してもよい。
[変形例5]
上記の実施形態において、財務データベース24、経営方針候補データベース25および勘定科目データベース26のうち、少なくとも1つが、端末1内ではなく、端末1外にあってもよい。また、変形例1において、ユーザー別データベース102および経営方針候補データベース103の少なくとも一方が、経営支援サーバー100外にあってもよい。
[変形例6]
上記の実施形態において、財務データ取得部110は、連続した複数年分の財務データを取得したが、連続しない複数年分の財務データを取得してもよい。例えば、財務データ取得部110は、2011年度、2013年度、2015年度の3年分の財務データを取得してもよい。この場合、第2の選択候補出力部150は、2011年から2015年までの5年に渡る財務データの変化率に応じて、特定の指標の変化率を複数決定すればよい。
[変形例7]
また、財務データ取得部110は、必ずしも複数年分の財務データを取得しなくてもよい。例えば、財務データ取得部110は、1期分の財務データ、半期分の財務データを取得してもよい。この場合、第2の選択候補出力部150は、取得した財務データに応じて、特定の指標の変化率を複数決定すればよい。例えば、第2の選択候補出力部150は、取得した財務データから経営状態の良否を判定し、その判定結果に応じて、特定の指標の変化率を複数決定してもよい。
[変形例8]
また、第2の選択候補出力部150による選択候補の出力を省略してもよい。この場合、算出部170は、特定の経営方針情報を取得したとき、勘定科目ごとの目標値を算出するアルゴリズムを財務データに応じて変化させてもよい。また、勘定科目ごとの目標値を算出するアルゴリズムの一例として、勘定科目ごとの伸長率を変化させてもよい。
[変形例9]
上記の実施形態において、経営方針情報取得部140は、第1の選択候補出力部130により出力された複数の経営方針情報のうち、いずれか1の経営方針情報を取得したが、2以上の経営方針情報を取得してもよい。この場合、算出部170は、選択された2以上の経営方針情報に基づいて、経営目標値を算出すればよい。
[変形例10]
上記の実施形態において、算出部170は、経営目標値として、勘定科目ごとの目標値を算出したが、経営目標値はこれに限らない。例えば、売上高、展開店舗数、海外進出国数などを、経営目標値として算出してもよい。
[変形例11]
上記の実施形態において、端末1は、第1の選択候補として、複数の経営方針情報を出力し、第2の選択候補として、複数の指標変化率情報を出力したが、これらを同時に出力してもよい。この場合、「2%の売上拡大」、「4%の売上拡大」など、経営方針と指標変化率とを組み合わせた経営方針情報を出力すればよい。
[変形例12]
端末1において、経営方針データを編集可能としてもよい。例えば、経営方針候補と、指標変化率候補と、勘定科目ごとの伸長率と、を対応付けて設定可能とすればよい。この場合、算出部170は、経営方針データにて各勘定科目に対応付けられた伸長率に基づいて、勘定科目ごとの目標値を算出すればよい。
[その他の変形例]
上記の実施形態に示した端末1の各処理を、CPU11が実行するためのプログラムである経営支援アプリケーション22、またそのプログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体も、本発明の権利範囲に含まれる。また、変形例1に示した経営支援サーバー100のWebアプリケーション101、そのプログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体も、本発明の権利範囲に含まれる。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
1…端末、110…財務データ取得部、120…勘定科目取得部、130…第1の選択候補出力部、140…経営方針情報取得部、150…第2の選択候補出力部、160…指標変化率情報取得部、170…算出部、180…経営目標値出力部

Claims (10)

  1. 財務データを取得する財務データ取得部と、
    経営方針を示す経営方針情報を、選択候補として複数出力する第1の選択候補出力部と、
    選択された前記経営方針情報を取得する経営方針情報取得部と、
    取得された前記財務データおよび前記経営方針情報に基づいて、経営目標値を算出する算出部と、
    前記経営目標値を出力する経営目標値出力部と、を備えることを特徴とする経営支援装置。
  2. 複数の前記経営方針情報は、特定の指標を変化させる経営方針を示す特定の経営方針情報を含み、
    前記経営方針情報取得部が、前記特定の経営方針情報を取得した場合、
    前記特定の指標の変化率を示す複数の指標変化率情報を、選択候補として出力する第2の選択候補出力部と、
    選択された前記指標変化率情報を取得する指標変化率情報取得部と、を備え、
    前記算出部は、取得された前記財務データ、前記経営方針情報および前記指標変化率情報に基づいて、前記経営目標値を算出することを特徴とする請求項1に記載の経営支援装置。
  3. 前記第2の選択候補出力部は、取得された前記財務データに応じて、前記特定の指標の変化率を複数決定し、決定した複数の前記変化率をそれぞれ示す複数の前記指標変化率情報を出力することを特徴とする請求項2に記載の経営支援装置。
  4. 前記財務データ取得部は、複数年分の前記財務データを取得し、
    前記第2の選択候補出力部は、前記複数年に渡る前記財務データの変化率に応じて、前記特定の指標の変化率を複数決定することを特徴とする請求項3に記載の経営支援装置。
  5. 前記経営目標値は、勘定科目の目標値であり、
    前記算出部は、前記経営目標値として、複数の前記勘定科目のそれぞれの目標値を算出することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の経営支援装置。
  6. 前記算出部は、取得された前記経営方針情報に基づいて、複数の前記勘定科目のうち少なくとも2つの前記勘定科目の目標値が変化するように、複数の前記勘定科目のそれぞれの目標値を算出することを特徴とする請求項5に記載の経営支援装置。
  7. 複数の前記勘定科目の中からユーザーが指定した特定の勘定科目を取得する勘定科目取得部を備え、
    前記算出部は、複数の前記勘定科目のうち、前記特定の勘定科目以外の勘定科目については、予め設定された集約規定に基づいて少なくともその一部を集約し、集約した勘定科目については、集約した勘定科目単位で前記目標値を算出し、前記特定の勘定科目および集約しない勘定科目については、勘定科目ごとに前記目標値を算出することを特徴とする請求項5または6に記載の経営支援装置。
  8. 前記経営方針情報取得部は、複数年分の経営方針をそれぞれ示す複数の前記経営方針情報を取得し、
    前記算出部は、前記複数年のうち最初の年については、最初の年以前の財務データと、最初の年の経営方針として選択された前記経営方針情報と、に基づいて、前記経営目標値を算出し、前記複数年のうち2年目以降の年については、その年以前の財務データと、その年の経営方針として選択された前記経営方針情報と、その年の前年度の前記経営目標値と、に基づいて、年ごとに前記経営目標値を算出することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の経営支援装置。
  9. 財務データを取得するステップと、
    経営方針を示す経営方針情報を、選択候補として複数出力するステップと、
    選択された前記経営方針情報を取得するステップと、
    取得された前記財務データおよび前記経営方針情報に基づいて、経営目標値を算出するステップと、
    前記経営目標値を出力するステップと、を実行することを特徴とする経営支援装置の制御方法。
  10. コンピューターに、
    財務データを取得するステップと、
    経営方針を示す経営方針情報を、選択候補として複数出力するステップと、
    選択された前記経営方針情報を取得するステップと、
    取得された前記財務データおよび前記経営方針情報に基づいて、経営目標値を算出するステップと、
    前記経営目標値を出力するステップと、を実行させるための経営支援プログラム。
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