JP2006293465A - 株主情報分析システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 株主情報を総合的かつ効率的に分析することができる株主情報分析システム及びプログラムを提供する。
【解決手段】 株主名簿に記載された項目に関する基本株主データと、任意に設定された項目に関する任意項目情報とを含む株主毎の株主情報が記憶されたデータベース15と、複数の分析条件を表示する分析条件表示部12と、分析条件表示部12が表示した分析条件についていずれかの選択の入力を受け付ける分析条件入力部13と、分析条件入力部13が入力を受け付けた分析条件に従って、データベース15を検索し、データベース15に株主情報が記憶された株主を2以上のグループに分ける株主分析を行う株主分析部14と、株主分析部14による株主分析の結果を、表又はグラフで出力する株主分析結果出力部12,16とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 株主名簿に記載された項目に関する基本株主データと、任意に設定された項目に関する任意項目情報とを含む株主毎の株主情報が記憶されたデータベース15と、複数の分析条件を表示する分析条件表示部12と、分析条件表示部12が表示した分析条件についていずれかの選択の入力を受け付ける分析条件入力部13と、分析条件入力部13が入力を受け付けた分析条件に従って、データベース15を検索し、データベース15に株主情報が記憶された株主を2以上のグループに分ける株主分析を行う株主分析部14と、株主分析部14による株主分析の結果を、表又はグラフで出力する株主分析結果出力部12,16とを備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、株主情報分析システムに関し、詳しくは、株主情報を分析するための株主情報分析システムに関する。
従来、株式発行会社、証券代行機関、株主との間で、ネットワークを介して情報交換を行う株主情報管理方法や株主情報システムが提案されている。これらのシステムは、連絡や情報交換を効率的に行うことを主目的とするものである(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2003−187067号公報
特開2003−187068号公報
株式発行会社が、経営活動や、株主や投資家に対して投資の判断に必要な種々の情報を提供していくIR(Investor Relations)活動を行っていく上で、株主情報を総合的に分析することにより貴重な判断材料を得ることができる。例えば、株主構成の変遷を見ることにより、株主や投資家によって株式発行会社がどのように評価されてきたか知ることができる。株主情報の分析はさまざまな観点から行うことが可能であるが、総合的にかつ効率よく分析することは容易でない。
本発明は、かかる実情に鑑み、株主情報を総合的かつ効率的に分析することができる株主情報分析システム及びプログラムを提供しようとするものである。
本発明は、上記課題を解決するために、以下のように構成した株主情報分析システムを提供する。
株主情報分析システムは、データベースと、分析条件表示部と、分析条件入力部と、株主分析部と、株主分析結果出力部とを備える。前記データベースには、株主名簿に記載された項目に関する基本株主データと任意に設定された項目に関する任意項目情報とを含む株主毎の株主情報が、記憶されている。前記分析条件表示部は、複数の分析条件を表示する。前記分析条件入力部は、前記分析条件表示部が表示した分析条件についていずれかの選択の入力を受け付ける。前記株主分析部は、前記分析条件入力部が入力を受け付けた前記分析条件に従って、前記データベースを検索し、前記データベースに前記株主情報が記憶された前記株主を2以上のグループに分ける株主分析を行う。前記株主分析結果出力部は、前記株主分析部による前記株主分析の結果を、表又はグラフで出力する。
上記構成によれば、複数の分析条件から選択した分析条件に従ってデータベースを検索し、株主をグループ分けすることにより、株主に関する情報をさまざまな角度から、効率よく分析・絞り込みを行うことができる。また、株主分析の結果は、視覚的に分かりやすい表又はグラフで表示したり、印刷したりすることができ、分析結果を効率よく検討することができる。
さらに、データベースには、株主名簿に記載された項目に関する基本株主データ以外に、例えば議決権行使状況や株主アンケート結果など、任意に設定された項目に関する任意項目情報を付加することができるので、データベースにさまざまな情報を付加し、IR活動の対象セグメント毎の比較や、株主個々の動向把握などを容易に行うことができる。
好ましくは、グループ選択入力部と株主情報抽出部とを、さらに備える。前記グループ選択入力部は、前記株主分析部によりグループ分けされた2以上の前記グループについていずれかの選択の入力を受け付ける。前記株主情報抽出部は、前記グループ選択入力部が入力を受け付けた前記グループに含まれる前記株主について、前記データベースに記憶された前記株主情報を抽出して出力する。
上記構成によれば、株主分析によってグループ分けされたグループのいずれかを選択すると、そのグループに含まる株主について、データベースに記憶された株主情報が抽出され、出力される。選択したグループを構成する個々の株主についての情報を、直ちに得ることができるので、株主全体から個々の株主まで、思考を中断することなく絞り込むことができ、スムーズな分析アプローチが可能となる。
また、本発明は、上記課題を解決するために、以下のように構成した株主情報分析システム用のプログラムを提供する。
株主情報分析システム用のプログラムは、株主名簿に記載された項目に関する基本株主データと、任意に設定された項目に関する任意項目情報とを含む株主毎の株主情報が記憶されたデータベースを利用する。株主情報分析システム用のプログラムは、第1ないし第4ステップを備える。前記第1ステップにおいて、複数の分析条件を表示部に表示させる。前記第2ステップにおいて、前記表示部に表示された前記分析条件についていずれかの選択の入力を受け付ける。前記第3ステップにおいて、前記第2ステップで入力を受け付けた前記分析条件に従って、前記データベースを検索し、前記データベースに前記株主情報が記憶された前記株主を2以上のグループに分ける株主分析を行う。前記第4ステップにおいて、前記第3ステップによる前記株主分析の結果を、表又はグラフで表示させるためのデータを出力する。
好ましくは、第5ステップと第6ステップとを、さらに備える。前記第5ステップにおいて、前記第3ステップでグループ分けされた2以上の前記グループについていずれかの選択の入力を受け付ける。前記第6ステップにおいて、前記第5ステップで入力を受け付けた前記グループに含まれる前記株主について、前記データベースに記憶された前記株主情報を抽出して出力する。
本発明の株主情報分析システム及びプログラムは、株主情報を総合的かつ効率的に分析することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図1から図6を参照しながら説明する。
図1は、株主情報分析システム10の構成を示すブロック図である。株主情報分析システム10は、データ演算を行うCPUなどの演算部14に、画面表示を行うモニタ等の表示部12と、入力を受け付けるキーボードやマウス等の入力部13と、データを記憶するメモリやハードディスク等の記憶部15と、プリンタやCDドライブなどにデータを出力する出力部16とが接続されている。株主情報分析システム10は、パーソナルコンピュータを用いて構成することができ、所定のプログラムに従って動作するコンピュータシステムである。株主情報分析システム10は、スタンドアロン型に限らず、サーバーと端末とをネットワークを介して接続する構成などとすることも可能である。
記憶部15には、株主情報分析システム10のプログラムや、株主毎の株主情報のデータベースなどが記憶される。セキュリティー対策として、データベースにパスワードを設定し、暗号化することが好ましい。演算部14は、システム全体を制御するとともに、記憶部15のデータベースを参照して株主情報の分析を行う。
データベースに記憶される株主毎の株主情報は、基本株主データと任意項目情報とを含む。
基本株主データは、株主名簿に記載された項目に関するデータを含み、名義書換代理人や証券保管振替機構から提供される。具体的には、株主番号、所有者区分(個人、外国法人、金融機関等、事業法人等の株主属性)、氏名又は名称、郵便番号、住所、所有株数、振込情報(配当金振込口座)、データ登録年月日などを含む。
任意項目情報は、株主情報分析システム10のユーザーが任意に設定することができる。例えば、株主総会の議決権行使状況、株主からのアンケート回答結果、自社取引情報(例えば、自社製品やサービスの利用実績)などを含めることができる。
記憶部15のデータベースには、決算期ごとの情報が記憶されている。差分データを記憶して情報量を圧縮するようにしてもよい。
図2は、株主情報分析システム10の表示部12に表示されるメインメニューの画面表示20の説明図である。メインメニューでは、分析条件を、抽出分析メニュー22、時系列分析メニュー24、クロス分析メニュー26に分類して表示されている。
抽出分析メニュー22には、任意抽出株主一覧ボタン31と、大口株主抽出ボタン32とが含まれる。任意抽出株主一覧ボタン31を押すと(入力部13のマウスを操作して、任意抽出株主一覧ボタン31にポインタを合わせてクリックすると)、表示部12の画面表示が切り替わり、さまざまな選択条件(例えば、氏名、所有区分(株主属性)、都道府県、データ登録年月日、株主番号など)を入力することによって、個別の株主情報を抽出することができる。大口株主一覧ボタン32を押すと、画面表示が切り替わり、全株主の中から大口株主を抽出し、一覧表で大口株主情報を表示させることができる。大口株主の抽出条件は、「上位x名」、「所有株数x株以上」、「所有比率x%以上」等の複数の中から選択することができる。いずれの場合も、抽出された株主に関する情報が、後述する図6の一覧表72の形式で表示される。
時系列分析メニュー24には、所有株数ランク情報ボタン33、所有者区分情報ボタン34、配当振込先情報ボタン35、保振参加者情報ボタン36、任意項目情報ボタン37、地域情報ボタン38、所有期間情報ボタン39が含まれる。
所有株数ランク情報ボタン33を押すと、所有株数ごとの区分を時系列で表示させることができる。所有者区分情報ボタン34を押すと、所有者区分(株主属性)別で、例えば個人、外国法人、金融機関等、事業法人等の区分を、時系列で表示させることができる。配当振込先情報ボタン35を押すと、配当金の振込先を、金融機関別に時系列で表示させることができる。保振参加者情報ボタン36を押すと、証券保管振替機構の参加者を属性種類別(大手証券、インターネット専業、地場証券など)ごとに区分して時系列で表示させることができる。任意項目情報ボタン37を押すと、株主ごとに任意に設定した情報(例えば、議決権行使状況、株主アンケート回答結果など)を時系列で表示させることができる。地域情報ボタン38を押すと、株主の住所を地域別(例えば、都道府県別)に区分して時系列で表示させることができる。所有期間情報ボタン39を押すと、毎期の株主情報を、所有期間別に区分けして時系列で表示させることができる。また、毎期の新規株主や除籍(全株売却)された株主に関するデータの時系列一覧表を作成することもできる。
各ボタン33〜39に対応する分析条件は、予め設定された標準パターンのグループ分けを選択することも、独自のグループ分け設定を行うことも可能である。例えば、「地域情報」について、標準パターンでは、グループ1が北海道、グループ2が東北地方、グループ3が関東地方、・・・と設定されているのに対し、会社説明会を開催した地域とそれ以外の地域のように、独自のグループ分けを設定することができる。あるいは、「配当振込先情報」について、標準パターンでは、グループ1が大手銀行、グループ2が地方銀行、グループ3が第二地方銀行、グループ4が信託銀行、・・・と設定されているのに対し、グループ1が主力取引銀行、グループ2が準主力取引銀行、グループ3が一般取引銀行、グループ4がそれ以外のように、独自のグループ分けを設定することができる。また、「所有者区分」において、標準パターンからさらに絞り込んで独自のグループ分けを設定することができる。時系列分析メニュー24のそれぞれ33〜39について、独自のグループ分け設定により、分析・集計パターンを自在に設定することができる。
クロス分析メニュー26を押すと、画面表示が切り替わり、2つの分析項目を選択し、任意のクロス集計分析を行うことができる。選択できる分析項目は、例えば、所有株数ランク情報、所有者区分情報、配当振込先情報、保振参加者情報、地域情報、所有期間情報、特定株主情報、任意項目情報などである。
画面下部には、メンテナンスボタン28と終了ボタン29が配置されている。メンテナンスボタン28を押すと、例えば、記憶部15のデータベースの追加・修正などのメンテナンスを行うことができる。終了ボタン29を押すと、株主情報分析システム10の動作を停止させることができる。
メインメニューの画面表示20から分析条件を選択すると、分析結果は、図3〜図6のように種々の形式で、表示部12の画面に表示される。
図3は、表形式の画面表示40の例である。決算期ごとの株主分析結果を表42によって時系列で表示している。
表42では、分析条件に従ってグループ分けされた区分(グループ1、2、3、・・・)を縦に配置し、決算期を横に配置している。区分と決算期が交差した各欄において、上欄44には株主数が表示され、下欄45には合計株数が表示される。表42の右上に配置されたパーセント表示ボタン43を押すと、上欄44及び下欄45が、全株主数又は全株数に占める割合(パーセント)の表示に切り替わる。表42内の任意のセグメント46を選択して指定する(例えば、入力部12のマウスを操作し、ポインタを合わせた状態でクリックする)と、画面表示40が、後述する個別株主表示画面に切り替わり、そのセグメント46に属する個々の株主の情報が一覧表示される。
画面右下には、前の画面表示に戻るための戻るボタン48と、図2のメインメニューの画面表示20を表示するためのメニューボタン49とが配置されている。図示していないが、画面には、表42のタイトルや分析条件を表示する表示欄や、表42をクリップボードにコピーするコピーボタンや、表42のデータを表計算ソフト用のデータ形式で出力するファイル出力ボタンや、表42を印刷するための印刷ボタンや、株主分析システム10の動作を停止させる終了ボタンなども配置されている。
図4は、グラフ形式の画面表示40の例である。決算期ごとの株主分析結果をグラフ52によって時系列で表示している。
グラフ52は、分析条件に従ってグループ分けされた区分ごとに色分けされた棒グラフであり、各区分の構成割合を表示している。グラフ52の下には、各区分の凡例54が表示される。画面左下に配置された実数表示ボタン56を押すと、グラフ52は、実数の棒グラフの時系列表示に切り替わる。グラフ52内の任意のセグメント53を選択して指定する(例えば、入力部13のマウスを操作し、ポインタを合わせた状態でクリックする)と、画面表示50が、後述する個別株主表示画面に切り替わり、そのセグメント53に属する個々の株主の情報が一覧表示される。
画面右下には、前の画面表示に戻るための戻るボタン58と、図2のメインメニューの画面表示20を表示するためのメニューボタン59とが配置されている。図示していないが、グラフ52のタイトルを表示する表示欄や、グラフ52をクリップボードにコピーするコピーボタンや、グラフ52のデータを表計算ソフト用のデータ形式で出力するファイル出力ボタンや、グラフ52を印刷するための印刷ボタンや、株主分析システム10の動作を停止させる終了ボタンなども配置されている。
図5は、クロス分析の結果の画面表示60の例である。クロス分析の結果は、表64で表示されている。
表64では、分析条件1に従ってグループ分けされた区分(グループ1、2、3、・・・)を縦に配置し、分析条件2に従ってグループ分けされた区分(グループA、B、C、・・・)を横に配置している。分析条件1、2が交差した各欄において、上欄65には株主数が表示され、下欄66には合計株数が表示される。表64の右上に配置されたパーセント表示ボタン63を押すと、上欄65及び下欄66が、全株主数又は全株数に占める割合(パーセント)の表示に切り替わる。表64内の任意のセグメント67を選択して指定する(例えば、入力部13のマウスを操作し、ポインタを合わせた状態でクリックする)と、画面表示60が、後述する個別株主表示画面に切り替わり、そのセグメント67に属する個々の株主の情報が一覧表示される。
画面右下には、前の画面表示に戻るための戻るボタン68と、図2のメインメニュー画面表示20を表示するためのメニューボタン69とが配置されている。表64の上には、決算期を表示する決算期欄61、分析条件1、2の内容を示す作表条件欄62が配置されている。図示していないが、表64をクリップボードにコピーするコピーボタンや、表64のデータを表計算ソフト用のデータ形式で出力するファイル出力ボタンや、表64を印刷するための印刷ボタンや、株主分析システム10の動作を停止させる終了ボタンなども配置されている。
図6は、個別株主表示画面70の例である。株主に関する情報が一覧表72で表示されている。一覧表72には、主な項目の情報のみが表示される。株主ごとに配置された明細ボタン73を押すと、画面表示が切り替わり、明細ボタン73に対応する個々の株主について、より詳しい情報が表示される。
画面右下には、前の画面表示に戻るための戻るボタン78と、図2のメインメニューの画面表示20を表示するためのメニューボタン79とが配置されている。図示していないが、一覧表72のデータを表計算ソフト用のデータ形式でクリップボードにコピーするコピーボタンや、一覧表72を印刷するための印刷ボタンや、株主分析システム10の動作を停止させる終了ボタンなども配置されている。
次に、株主情報分析システム10の動作の概要について、図7のフローチャートを参照しながら説明する。
株主情報分析システム10を起動すると、演算部14は、ユーザーIDとパスワードの入力を促す表示を表示部12の画面に表示させる(S10)。入力部13からユーザーIDとパスワードが入力されると、演算部14はそれが正しいか否かを判断し、正しい場合には、表示部12の画面にメインメニューの画面表示20を表示させる(S12)。入力部13からメニュー(分析条件)の選択が入力されると(S14)、演算部14は記憶部15のデータベースを参照し、選択が入力されたメニュー(分析条件)に従って、株主情報の分析を行い(S16)、その分析結果を表やグラフで表示部12の画面に表示させる(S18)。
入力部13から、表示部12の画面に表示された表やグラフのセグメント46,52,67が選択され、一覧表示の指示が入力されると(S20でYES)、演算部14は、指定されたセグメント46,52,67に含まれる個々の株主に関する基本株主データや任意項目情報を記憶部15のデータベースから抽出し、表示部12の画面に一覧表示72で表示させる(S22)。
表示部12の画面に表示されたメニュー表示ボタン49,59,69が押されると(S24でNO)、表示部12の画面にメインメニューの画面表示20が表示され(S12)、上記の動作を繰り返す。表示部12の画面に表示された終了ボタンが押されると、株主情報分析システム10は動作を終了する。
以上に説明したように、株主情報分析システム10は、株主データをさまざまな角度から分析・絞込みを行うことが可能である。
分析結果は、さまざまな形式で表示したり出力することが可能であり、各種一覧表やグラムで表示することができ、また、プリントアウトしたり、表計算ソフト用のデータ形式でファイル出力したり、クリップボードにコピーしてワープロソフトなどに貼り付けたりすることができる。
また、分析結果を示す表やグラフから株主一覧表へ、シームレスな画面遷移を実現することができる。分析結果を表やグラフで確認し、表やグラフ中の明細を知りたい箇所(セグメント)をクリックするだけで、株主一覧表の画面へ自動遷移するので、「母集団」から構成要素である「個別株主」へスムーズな分析アプローチで思考を中断させることがない。
データベースには、基本株主データのほか、議決権行使状況や株主アンケート結果など、さまざまな情報を任意に付加することができる。これよって、IR活動の対象セグメント毎の比較や、株主個々の動向を把握することができる。
さらに、クロス集計機能による多様な分析が可能であり、簡単な操作でスピーディーにクロス集計を行うことができる。分析可能項目は多様であり、多彩な組み合わせを選択し分析することができる。
したがって、株主情報分析システム10は、株主情報を総合的かつ効率的に分析することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の態様で実施することができる。
例えば、画面に表示される表やグラフは、任意に構成することができる。
10 株主情報分析システム
12 表示部(分析条件表示部、株主分析結果出力部)
13 入力部(分析条件入力部、グループ選択入力部)
14 演算部(株主分析部、株主情報抽出部)
15 記憶部(データベース)
16 出力部(株主分析結果出力部)
12 表示部(分析条件表示部、株主分析結果出力部)
13 入力部(分析条件入力部、グループ選択入力部)
14 演算部(株主分析部、株主情報抽出部)
15 記憶部(データベース)
16 出力部(株主分析結果出力部)
Claims (4)
- 株主名簿に記載された項目に関する基本株主データと、任意に設定された項目に関する任意項目情報とを含む株主毎の株主情報が記憶されたデータベースと、
複数の分析条件を表示する分析条件表示部と、
前記分析条件表示部が表示した分析条件についていずれかの選択の入力を受け付ける分析条件入力部と、
前記分析条件入力部が入力を受け付けた前記分析条件に従って、前記データベースを検索し、前記データベースに前記株主情報が記憶された前記株主を2以上のグループに分ける株主分析を行う株主分析部と、
前記株主分析部による前記株主分析の結果を、表又はグラフで出力する株主分析結果出力部とを備えたことを特徴とする、株主情報分析システム。 - 前記株主分析部によりグループ分けされた2以上の前記グループについていずれかの選択の入力を受け付けるグループ選択入力部と、
前記グループ選択入力部が入力を受け付けた前記グループに含まれる前記株主について、前記データベースに記憶された前記株主情報を抽出して出力する株主情報抽出部とを、さらに備えたことを特徴とする、請求項1に記載の株主情報分析システム。 - 株主名簿に記載された項目に関する基本株主データと、任意に設定された項目に関する任意項目情報とを含む株主毎の株主情報が記憶されたデータベースを利用する株主情報分析システム用のプログラムであって、
複数の分析条件を表示部に表示させる第1ステップと、
前記表示部に表示された前記分析条件についていずれかの選択の入力を受け付ける第2ステップと、
前記第2ステップで入力を受け付けた前記分析条件に従って、前記データベースを検索し、前記データベースに前記株主情報が記憶された前記株主を2以上のグループに分ける株主分析を行う第3ステップと、
前記第3ステップによる前記株主分析の結果を、表又はグラフで表示させるためのデータを出力する第4ステップとを、コンピュータに実行させるためのプログラム。 - 前記第3ステップでグループ分けされた2以上の前記グループについていずれかの選択の入力を受け付ける第5ステップと、
前記第5ステップで入力を受け付けた前記グループに含まれる前記株主について、前記データベースに記憶された前記株主情報を抽出して出力する第6ステップとを、さらに備えたことを特徴とする、請求項3に記載のプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005109685A JP2006293465A (ja) | 2005-04-06 | 2005-04-06 | 株主情報分析システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005109685A JP2006293465A (ja) | 2005-04-06 | 2005-04-06 | 株主情報分析システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006293465A true JP2006293465A (ja) | 2006-10-26 |
Family
ID=37414008
Family Applications (1)
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JP2005109685A Pending JP2006293465A (ja) | 2005-04-06 | 2005-04-06 | 株主情報分析システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006293465A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008117328A (ja) * | 2006-11-08 | 2008-05-22 | Hitachi Ltd | 大株主検出支援サーバ、大株主検出支援方法、プログラム、および大株主検出支援システム |
JP2009042852A (ja) * | 2007-08-06 | 2009-02-26 | Shareholders Relationservice Inc | 株主カードシステム |
JP7349547B1 (ja) | 2022-11-15 | 2023-09-22 | AlpacaJapan株式会社 | 有価証券の取引を取り扱う証券会社のためのコンピュータシステムおよびプログラム |
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2005
- 2005-04-06 JP JP2005109685A patent/JP2006293465A/ja active Pending
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JP2009042852A (ja) * | 2007-08-06 | 2009-02-26 | Shareholders Relationservice Inc | 株主カードシステム |
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