JP5043573B2 - 見積システム - Google Patents

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Description

本発明は、コンピュータを用いて工事等について見積を行う見積システムに関し、特に、複数の通貨を扱うことが可能な見積システムに関する。
下記特許文献1には、積算データ入力画面の中に、工事構成要素に関する材料または工数の数量を入力し、入力された数量に対する代価計算結果を表示する明細データ入力・表示部を有した工事積算システムが記載されている。なお、この工事積算システムは、工事入札のための積算を行うものであるので、国土交通省や地方自治体等で公表されている標準の単価が、予めデータベースに用意されている。
なお、出願人による工事入札のための積算書作成装置の出願として、下記特許文献2がある。
特開2004−310647号公報 特願2007−144118
しかし、工事等において実際に幾らかかるかを見積もる(すなわち、自社見積を行う)場合は、標準の単価で計算するのではなく、実際の単価で計算することになるが、実際の単価には複数の通貨が混在することがある。例えば、外国で工事を行う場合に、材料は日本で調達するので日本円で、労務(人)は現地で調達するので現地の通貨で単価が示される場合がある。かかる場合、従来は、複数通貨を簡易に扱える見積システムがなかったため、例えば、日本円以外の通貨による単価を日本円に換算してから入力しなければならない等、面倒であった。
この発明は、上述した問題を解決するものであり、複数通貨を簡易に扱うことができる見積システムを提供することを目的とする。
本発明の見積システムは、記憶部と表示部とを備え、見積対象の各要素に対して代価を算出し、各代価を集計することにより前記見積対象に対する見積額を算出する見積システムであって、入力された通貨情報に基づいて、1の標準通貨と1以上の非標準通貨とを見積用通貨として前記記憶部に記憶するとともに、前記標準通貨と前記非標準通貨との換算率を前記記憶部に記憶する通貨設定手段と、前記各要素について前記見積用通貨のうちの任意の通貨による単価を入力可能であるとともに数量を入力可能な第1の画面を、前記表示部に表示する第1の画面表示手段と、前記第1の画面で単価及び数量が入力された前記要素について、該入力された単価及び数量と前記換算率とに基づいて前記標準通貨による代価を算出し、前記第1の画面に表示する代価表示手段と、前記標準通貨による代価を集計して、該集計結果を前記第1の画面に表示する集計結果表示手段と、前記見積用通貨のうちユーザによって選択された1の通貨を、選択通貨として前記記憶部に記憶する選択通貨設定手段と、前記各要素について前記選択通貨でのみ単価を入力可能であるとともに数量を入力可能な第2の画面を、前記表示部に表示する第2の画面表示手段と、を有し、前記代価表示手段が、前記第1の画面で単価及び数量が入力された前記要素について、該入力された単価及び数量に基づいて、前記見積用通貨別の代価を算出して、前記第1の画面に表示し、前記集計結果表示手段が、前記見積用通貨別の代価を集計して、該集計結果を前記第1の画面に表示し、ユーザの操作により前記第1の画面から前記第2の画面に表示が切り替えられたとき、少なくとも前記第1の画面において前記選択通貨で単価が入力された前記要素については、前記第1の画面で入力された数量を前記第2の画面に転記し、さらに、前記第1の画面で入力された単価のうち前記選択通貨で入力された単価のみ、前記第1の画面に表示された前記見積用通貨別の代価のうち前記選択通貨による代価のみ、及び、前記第1の画面に表示された前記見積用通貨別の代価の集計結果のうち前記選択通貨による代価の集計結果のみを、前記第2の画面に転記することを特徴とする。
本発明の見積プログラムは、記憶部と表示部とを備えたコンピュータに、見積対象の各要素に対して代価を算出させ、各代価を集計することにより前記見積対象に対する見積額を算出させるための見積プログラムであって、入力された通貨情報に基づいて、1の標準通貨と1以上の非標準通貨とを見積用通貨として前記記憶部に記憶するとともに、前記標準通貨と前記非標準通貨との換算率を前記記憶部に記憶する通貨設定機能と、前記各要素について前記見積用通貨のうちの任意の通貨による単価を入力可能であるとともに数量を入力可能な第1の画面を、前記表示部に表示する第1の画面表示機能と、前記第1の画面で単価と数量とが入力された前記要素について、該入力された単価と数量と前記換算率とに基づいて前記標準通貨による代価を算出し、前記第1の画面に表示する代価表示機能と、前記標準通貨による代価を集計して、該集計結果を前記第1の画面に表示する集計結果表示機能と、前記見積用通貨のうちユーザによって選択された1の通貨を、選択通貨として前記記憶部に記憶する選択通貨設定機能と、前記各要素について前記選択通貨でのみ単価を入力可能であるとともに数量を入力可能な第2の画面を、前記表示部に表示する第2の画面表示機能と、前記第1の画面で単価及び数量が入力された前記要素について、該入力された単価及び数量に基づいて、前記見積用通貨別の代価を算出して、前記第1の画面に表示する前記代価表示機能と、前記見積用通貨別の代価を集計して、該集計結果を前記第1の画面に表示する前記集計結果表示機能と、ユーザの操作により前記第1の画面から前記第2の画面に表示が切り替えられたとき、少なくとも前記第1の画面において前記選択通貨で単価が入力された要素については、前記第1の画面で入力された数量を前記第2の画面に転記し、さらに、前記第1の画面で入力された単価のうち前記選択通貨で入力された単価のみ、前記第1の画面に表示された前記見積用通貨別の代価のうち前記選択通貨による代価のみ、及び、前記第1の画面に表示された前記見積用通貨別の代価の集計結果のうち前記選択通貨による代価の集計結果のみを、前記第2の画面に転記する転記機能と、を実現させるためのものである。
本発明によれば、見積対象の各要素について複数の見積用通貨のうちの任意の通貨により単価を入力でき、代価は標準通貨に換算表示されて、各代価の集計結果も標準通貨で表示されるので、単価を標準通貨に換算してから入力する等の面倒な作業が不要で、複数通貨を簡易に扱うことができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。実施形態の見積システム1は工事の見積を行うものであり、後述する内訳書画面では、見積対象を工事全体として、その工事に必要な各作業を見積対象の各要素とし、代価表画面では、工事に必要な各作業を見積対象とし、その作業に必要な材料、労務等を見積対象の各要素とする。
見積システム1(以下、「システム1」と略す。)は、パーソナル・コンピュータからなり、図1に示すように、入力部11、演算処理部12、記憶部13、通信インタフェース部14、表示部15、及び、印刷部16を備えている。システム1には、OS(オペレーティング・システム)とそのOS上で動作する見積プログラムがインストールされている。見積プログラムは、システム1に、本発明に係る通貨設定機能、第1の画面表示機能、代価表示機能、集計結果表示機能、選択通貨設定機能、第2の画面表示機能、転記機能、及び、見出し入替機能を実現させるためのプログラムである。
入力部11は、キーボード、マウス等のポインティング・デバイスから構成されて、ユーザの操作に応じて各種情報や各種指令等を演算処理部12に入力する。
なお、本明細書及び特許請求の範囲において、「入力」とは、ユーザが入力部11を用いて入力する場合のみならず、システム1が通信インタフェース部14を介して他のコンピュータ等の装置から受信する場合や、記録媒体から読込む場合等も含む。すなわち、システム1に各種情報や各種指令を与える全ての行為をいう。さらに、「画面に入力」というときは、ユーザが入力部11を用いて画面に入力する場合のみならず、システム1が、例えば記憶部13から読み出した情報や演算結果等を画面に入力(すなわち、画面に表示)する場合や、1の画面から他の画面に情報を転記する場合を含む。
演算処理部12は、CPU、CPUのワークエリアとなるRAM、固定データを記憶したROM等から構成されている。演算処理部12は、見積プログラムに従って動作することにより、本発明に係る通貨設定手段、第1の画面表示手段、代価表示手段、集計結果表示手段、選択通貨設定手段、及び、第2の画面表示手段として機能する。
記憶部13は、半導体メモリ、ハードディスク装置、コンパクト・ディスク装置等から構成されている。記憶部13には、単価マスターが格納されている。単価マスター内の各単価レコードには、何の単価なのかを示す名称規格データ、名称規格データで示されるもの(労務、材料等)の単価を示す単価データ、単価データで示される単価がどの通貨での単価なのかを示す通貨データ、及び、単価データで示される単価がどの費目に分類される単価なのかを示す費目データが含まれている。
また、記憶部13には、見積書ファイルが格納される。見積書ファイルは、図4に示すように、本工事内訳書部と内訳書部と代価表部と単価表部とを有した階層構造とされる。内訳書部と代価表部と単価表部は、複数あり得るので、識別のために号数が付けられる。本工事内訳書部の各明細レコードは、図5に示すような内訳表20の各明細行21に対応しており、行の属性(集計行か、内訳行か、代価行か等)、項目(費目、工種、種別、細別、規格等)、単位、数量、単価、金額(代価)、摘要等が格納される。本工事内訳書部の合計レコードは、内訳表20の合計行22に対応しており、合計行22の各欄の内容が格納される。内訳書部は、本工事内訳書部と同様の構成を有し、本工事内訳書部の内訳行の明細レコードに対応付けられる。代価表部の各明細レコードは、図6に示すような代価表35の各明細行36に対応しており、行の属性(手書行か、単価行か等)、項目(名称、規格等)、単位、数量、単価、金額、摘要、費目等が格納される。代価表部の合計レコードは、代価表部35の合計行48に対応しており、合計行48の各欄の内容が格納される。代価表部は、本工事内訳書部の代価行の明細レコードに対応付けられる。単価表部は、代価表部と同様の構成を有し、代価表部の単価行の明細レコードに対応付けられる。
通信インタフェース部14は、インターネットやLAN等の通信回線を介してシステム1と他のコンピュータ等の装置とを接続するときのインタフェースとなる部分である。表示部15は、CRTまたは液晶ディスプレイ等から構成され、演算処理部12からの表示命令に応じて各種画面を表示する。印刷部16は、プリンタから構成され、演算処理部12からの印刷命令に応じて、見積書ファイルの内容を印刷した見積書等、各種帳票を印刷する。
以上のように構成されたシステム1の動作について、図2、図3のフローチャートに基づいて説明する。
ユーザは、見積プログラムを起動し、工事名称として「○○道路舗装工事」を入力し、内訳書画面を表示させるための操作を行う。この操作に応じて、システム1は、表示部15に図5に示すような内訳書画面を表示する(ステップS01)。
内訳書画面には、内訳表20が設けられ、内訳表20の各明細行21には、項目欄24、単位欄25、数量欄26、単価欄27、金額欄28が設けられ、内訳表20の下部には、合計行22が設けられている。なお、図5は途中まで情報が入力された状態を示すが、記憶部13内に「○○道路舗装工事」の工事名称を有する見積書ファイルが存在しない状態で、最初に「○○道路舗装工事」の内訳書画面を表示させた場合には、内訳表20は各明細行21や合計行22に情報が入っていない空の状態(枠や見出しだけの状態)で表示される。
システム1は、入力された工事名称の見積書ファイルが記憶部13内に存在する場合には、そのファイルから各レコードを読込んで内訳書画面や後述する代価表画面を表示する。一方、かかる見積書ファイルが存在しない場合には、空の状態の内訳書画面や代価表画面を表示して、入力された情報により見積書ファイルを作成する。
ユーザが内訳書画面において通貨設定部を表示させるための操作を行うと、システム1は、図7に示すような通貨設定部を表示部15に表示する(S02)。ユーザが通貨設定部において、1の標準通貨を指定するとともに1以上の非標準通貨(すなわち、標準通貨以外の通貨)を指定し、標準通貨と非標準通貨との換算率(レート)を入力して、OKボタンのクリック等確定操作を行うと、システム1には、通貨情報として、標準通貨を示す情報と非標準通貨を示す情報とそれらの換算率とが入力され、システム1は、入力された通貨情報に基づいて、標準通貨及び非標準通貨を見積用通貨として記憶部13に記憶するとともに、それらの換算率を記憶部13に記憶する(S03)。なお、本明細書及び特許請求の範囲において、「通貨」とは、円、米ドル等の「通貨単位」の意である。ここでは、標準通貨として円(通貨名JPY)、非標準通貨として米ドル(通貨名USD)及びユーロ(通貨名EUR)が指定され、換算率として1米ドル=115.00円、1ユーロ=157.00円が入力されたものとする。
ユーザが通貨設定部を閉じるための操作を行うと、システム1は通貨設定部を閉じる。また、ユーザは、画面上に表示されるコンボボックス等の通貨表示切替部(図示せず)において、「選択されている通貨のみを表示する」(以下、「選択通貨のみ表示」という。)を有効とするか無効とするかを選択可能であり、図5は、「選択通貨のみ表示」が無効の状態で内訳書画面を表示した例である。「選択通貨のみ表示」が無効の状態の内訳書画面は、見積用通貨である円、米ドル、ユーロのうちの任意の通貨による単価を入力可能であるとともに数量を入力可能であり、見積対象を工事全体としたときの第1の画面に相当する。
詳しくは、内訳書画面は、単価欄27として、円で単価を入力可能な単価欄27a、米ドルで単価を入力可能な単価欄27b、ユーロで単価を入力可能な単価欄27c、及び、標準通貨に換算された単価が入力される単価欄27dを有し、また、金額欄28として、円で入力された単価に数量を乗じた代価、すなわち、円による代価が表示される金額欄28a、米ドルで入力された単価に数量を乗じた代価、すなわち、米ドルによる代価が表示される金額欄28b、ユーロで入力された単価に数量を乗じた代価、すなわち、ユーロによる代価が表示される金額欄28c、及び、標準通貨に換算された単価に数量を乗じた代価、すなわち、標準通貨による代価が入力される金額欄28dを有する。
ユーザは、内訳書画面に表示される属性選択部23から、集計行か代価行か等の行の属性を選択しつつ、内訳表20に行を追加する操作を行い、追加された行の項目欄24に費目、工種、種別、細別、規格等を、単位欄25に単位を、数量欄26に数量を入力する。システム1は、入力された情報に基づいて、見積書ファイルの本工事内訳書部の明細レコードを作成する。
なお、上述のようにユーザの手入力により見積書ファイルを作成する以外に、システム1は、ユーザの操作に従って、上記特許文献2に記載されている積算書ファイルからデータを読み込んで、見積書ファイルを自動作成することも可能である。具体的には、積算書ファイルから項目、単位、数量、単価、金額(代価)、摘要等を読み込んで見積書ファイルの該当フィールドに埋め込む。単価及び金額(代価)は、必要に応じて修正することとなる。
また、ユーザが例えば米ドルによる単価を単価欄27bに入力すると、システム1は、記憶している換算率に基づいてその単価を標準通貨である円に換算して、単価欄27dに入力(すなわち、表示)する。そして、システム1は、単価欄27bの単価に数量欄26の数量を乗じて米ドルによる代価を算出して、金額欄28bに入力し、単価欄27dの単価に数量欄26の数量を乗じて標準通貨による代価を算出して、金額欄28dに入力する。標準通貨による代価とは、標準通貨換算した代価を言い、上述のように標準通貨に換算された単価から求めてもよいし、標準通貨に換算しない単価により代価を求めておいて(例えば米ドルで単価が入力されればその単価により米ドルによる代価を求めておいて)、その代価を標準通貨に換算してもよい。
代価行の場合には、単価欄27への単価の入力は、以下に説明するように代価表を用いて行われる。内訳表20の第8行は代価行であるので、ユーザがその代価マーク30をクリックすると、システム1は、図6に示すような代価表35を有する代価表画面を、表示部15に表示する(S04)。代価表35とは、代価行の項目欄24に記載された作業内容に対する代価を算出するための表であり、その作業内容に必要な材料、労務等に対する代価を求め、それらの代価を集計することより、その作業内容に対する代価を算出する。システム1は、代価表名を、例えば作成順に1号代価表、2号代価表、…と定める。
代価表画面の見出し項目欄41には、対応する代価行の項目欄24の内容が転記され、見出し単位欄38には単位欄25の内容が転記されている。ユーザは、見出し数量欄37に代価の算出単位とする数量を入力し、代価表画面にも表示される属性選択部23から行の属性を選択しつつ、代価表35に行を追加する操作を行う。そして、追加された行に、見出し項目欄41に記載された作業を見出し数量欄37に記載された数量分行うのに必要な各要素(材料、労務等)について、項目欄42にその名称や規格を、単位欄43に単位を、数量欄44に数量を入力する。なお、上述したように積算書ファイルから見積書ファイルを自動作成した場合には、代価表の項目欄42、単位欄43、数量欄44には積算書ファイルの代価表データから読み込まれた内容が転記されている。
また、図6に示す代価表画面は、「選択通貨のみ表示」が無効の状態であるので、単価欄45として、それぞれ円、米ドル、ユーロでの単価が入力される単価欄45a、45b、45cが表示されており、ユーザは、入力しようとする単価の通貨単位に応じた単価欄45に単価を入力し、費目欄47に費目を入力する。図6に示すような「選択通貨のみ表示」が無効の状態の代価表画面は、各作業を見積対象としたときの第1の画面に相当する。
なお、単価の入力は、ユーザによる手入力以外に、ユーザの選択操作によりシステム1が単価マスターから単価データを選択して転記したり、システム1が項目欄41の名称及び規格により単価マスターを検索し、該当する単価データを転記したりすることによっても可能である。単価マスターから単価データを転記したときは、費目についても単価マスター内の費目データが転記される。
図6の例では、特殊作業員及び普通作業員は米ドルで、アスファルト混合物はユーロで、それら以外は円で単価が入力されている。また、代価表35の第6〜8行は、単価行であり、単価マーク49をクリックすることにより、代価表35と同様の単価表を有する単価表画面(図示せず)が表示され、その単価表により算出された単価が、システム1により代価表35の単価欄45に入力される。
システム1は、単価欄45a、45b、45cに入力された単価に、数量欄44に入力された数量をそれぞれ乗じることにより見積通貨別の代価を算出して、金額欄46a、46b、46cに入力する。また、単価欄45a、45b、45cに入力された単価と記憶している換算率とに基づいて、標準通貨に換算した単価を単価欄45dに入力し、単価欄45dの単価に数量欄44の数量を乗じることにより、標準通貨換算した代価を金額欄46dに入力する。
さらに、システム1は、各要素の代価を通貨別に合計(集計)したものを合計行48に表示する。すなわち、金額欄46a、46b、46cに表示されている見積用通貨別の代価の合計(集計結果)を、それぞれ、合計行48の金額欄48a、48b、48cに表示し、金額欄46dに表示されている標準通貨換算した代価の合計を、金額欄48dに表示する。また、標準通貨換算した代価の合計は、合計金額欄40にも表示し、その額を単位(図6の例では1m2)当りに換算した金額を、単位当り金額欄39に表示する(S05)。
なお、代価表35は、用いる通貨を明細行毎に変更可能に構成されている。詳しくは、ユーザが代価表35の明細行において右クリック等所定の操作を行うと、システム1は図8に示すようなメニュー部58を表示し、ユーザがメニュー部58で「通貨変更」を選択すると、システム1は見積用通貨をリストで表示する。そして、ユーザがそのリストから通貨を選択すると、システム1は、その行の単価欄45a、45b、45cに表示されている単価を、記憶している換算率に基づいて、選択された通貨に換算してその通貨用の単価欄45に表示する。図8の例では、代価表35の第2行においてメニュー部58が表示されており、ユーザがこのメニュー部58の「通貨変更」で円(JPY)を選択すると、単価欄45bのUS$161.73が円に換算されて単価欄45aに表示される。すなわち、単価の表示を米ドルから円に変更する。システム1は、同じ行の金額欄46a、46b、46cに表示されている代価、及び、後述する集計表部50が表示されているときは集計表部50の同じ行に表示されている代価についても同様の処理を行う。
システム1は、ユーザの所定の操作により、代価表35の右側部に図9に示すような集計表部50を表示する。集計表部50は、上位見出し53と上位見出し53の下位に表示される下位見出し54とを有している。上位見出し53と下位見出し54は、一方が費目を他方は通貨(すなわち、見積用通貨及び標準通貨)を内容としている。システム1は、集計表部50に、各要素の代価を費目別かつ通貨別に分類して表示する。
図9の集計表部50は、各要素の代価を、まず費目で分類してから通貨で分類しており、上位見出し53は費目、下位見出し54は通貨を内容としている。なお、下位見出し53の「JPY要素金額」は円、「USD要素金額」は米ドル、「EUR要素金額」はユーロ、「要素金額」は標準通貨による代価であることを示している。そして、例えば第1行の「土木一般世話役」の費目は労務費であり通貨は円であるので、「労務費」の「JPY要素金額」の欄に代価J\2,150を、「要素金額」の欄に標準通貨換算した代価J\2,150を表示し、第2行の「特殊作業員」の費目は労務費であり通貨は米ドルであるので、「労務費」の「USD要素金額」の欄に代価US$48.51を、「要素金額」の欄に標準通貨換算した代価J\5,579を表示している。さらに、システム1は、各要素の代価を費目別かつ通貨別に合計したものを合計行52に表示する。
集計表部50は、各列をドラッグ・アンド・ドロップ操作により移動可能に構成されており、移動の結果隣接することとなった2つの列において、下位見出し54の内容が一致すると、それらの2つの列の下位見出し54の内容と上位見出し53の内容を入れ替える。
かかる見出し入替処理について、図3に基づいて説明すると、システム1は、代価表画面で集計表部50を表示した状態で(S101)、ユーザの操作にしたがって、集計表部50の列を移動する(S102)。集計表部50の列の移動があると、システム1は、隣接した2つの列の下位見出し54の内容が一致するか否かを調べ(S103)、一致する場合には、それらの2つの列の下位見出し54の内容と上位見出し53の内容を入れ替えて、代価表画面を表示する(S104)。なお、システム1は、2つの列において、左側の列の右端の線と右側の列の左端の線との間隔が所定の範囲内になったとき、それらの2つの列は隣接したと判断する。
例えば、図9の例で、ユーザがドラッグ・アンド・ドロップ操作により労務費のJPY要素金額の列(図9の1点鎖線で囲んだ部分)を移動して、材料費のJPY要素金額の列(図9の2点鎖線で囲んだ部分)に隣接させると、それら隣接した2つの列で下位見出し54の内容「JPY要素金額」が一致する。したがって、システム1は、それら隣接する2つの列の下位見出し54の内容と上位見出し53の内容とを入れ替えて、図10に示すように、それら2つの列の上位見出し53を「JPY要素金額」、下位見出し54を「材料費」及び「労務費」とする。なお、システム1は合計行52の該当欄も移動する。かかる列の移動を繰り返すことにより、各費目のJPY要素金額同士、USD要素金額同士、EUR要素金額同士、標準通貨による要素金額同士を隣接させた結果を、図11に示す。
ユーザが代価表画面で必要な情報を入力することによりシステム1に代価表35を作成させて、所定の確定操作を行うと、システム1は、入力された情報に基づいて、見積書ファイルの該当する号数の代価表部を作成し、代価表画面を閉じて内訳書画面に制御を戻す。
システム1は、作成した代価表35は内訳表20の第8行に対するものであるので、図12に示すように、内訳表20の第8行の単価欄27dに、代価表35の単位当り金額欄39の金額(すなわち、標準通貨換算した単価)を転記し、その金額に同じ行の数量欄26の数量を乗じた金額(すなわち、標準通貨換算した代価)を、同じ行の金額欄28dに表示する(図2のS06)。また、同じ行の単価欄27a、27b、27cには、代価表35の金額欄48a、48b、48cに表示されている円、米ドル、ユーロによる代価を単位(ここでは1m2)当りに換算した単価を表示し、金額欄28a、28b、28cには、それぞれ、単価欄27a、27b、27cの単価に数量欄26の数量を乗じた金額を表示する。すなわち、金額欄28a、28b、28cには、見積用通貨別の代価が表示される。また、図12には図示されていないが、同じ行の摘要欄29(図13参照)には、対応する代価表35の代価表名を表示する。
そして、システム1は、図12に示すように、内訳表20の第8行の上位の集計行である第5行の金額欄28a、28b、28c、28dに、その下位の行(その集計行に集計される行を言い、ここでは、第6〜9行)の金額欄28a、28b、28c、28dに表示された金額の合計を表示する。また、合計行22の金額欄22a、22b、22cには、それぞれ、集計行の金額欄28a、28b、28cに表示された金額の合計(すなわち、見積用通貨別の代価の合計)を表示し、合計行22の金額欄22dには、集計行の金額欄28dに表示された金額の合計(すなわち、標準通貨換算した代価の合計)を表示する。標準通貨換算した代価の合計は、直接工事費欄32にも表示する。
以上、「選択通貨のみ表示」を無効とした場合について説明したが、以下、「選択通貨のみ表示」を有効とした場合について説明する。「選択通貨のみ表示」が有効の場合、画面上の通貨選択部31において、見積用通貨である円、米ドル、ユーロ、及び、「All Combined」のいずれかが選択可能となる。「All Combined」とは、標準通貨換算した単価や代価を選択することを示す。システム1は、通貨選択部31で見積用通貨のうちのいずれかが選択された場合、選択された通貨を選択通貨として記憶部13に記憶する。
図12の画面で「選択通貨のみ表示」を有効とし「All Combined」を選択すると、システム1は、図12から図13に示すような内訳書画面に表示を切り替える。詳しくは、システム1は、図13に示すように、内訳表20の各行に、単価欄27、金額欄28をそれぞれ1つだけ設け、単価欄27には、図12の単価欄27dに表示されていた標準通貨換算した単価を転記し、金額欄28には、図12の金額欄28dに表示されていた標準通貨換算した代価を転記する。すなわち、図12の単価欄27a、27b、27c、金額欄28a、28b、28cを非表示とし、単価欄27d、金額欄28dだけを残した状態とする。また、図13の合計行22には、図12の金額欄22dに表示されていた標準通貨換算した代価の合計のみを転記する。なお、数量欄26等その他の欄は、図13においても図12と同様に設けて、図12で表示されていた内容を転記する。
また、図6の画面で「選択通貨のみ表示」を有効とし「All Combined」を選択すると、システム1は、図6から図14に示すような代価表画面に表示を切り替える。詳しくは、システム1は、図14の代価表35の各行に、単価欄45、金額欄46をそれぞれ1つだけ設け、単価欄45には、図6の単価欄45dに表示されていた標準通貨換算した単価を転記し、金額欄46には、図6の金額欄46dに表示されていた標準通貨換算した代価を転記する。すなわち、図6の単価欄45a、45b、45c、金額欄46a、46b、46cを非表示とし、単価欄45d、金額欄46dだけを残した状態とする。また、図14の合計行48には、図6の金額欄48dに表示されていた標準通貨換算した代価の合計のみを転記し、その額を図14の合計金額欄40に表示するとともに、その額を単位当りに換算したものを単位当り金額欄39に表示する。なお、数量欄44等その他の欄は、図14においても図6と同様に設けて、図6で表示されていた内容を転記する。
また、図12の画面で「選択通貨のみ表示」を有効とし円を選択すると、システム1は、図12から図15に示すような内訳書画面に表示を切り替える。詳しくは、システム1は、図15に示すように、内訳表20の各行に、単価欄27、金額欄28をそれぞれ1つだけ設け、単価欄27には、図12の単価欄27aに表示されていた円で入力された単価を転記し、金額欄28には、図12の金額欄28aに表示されていた円による代価を転記する。すなわち、図12の単価欄27b、27c、27d、金額欄28b、28c、28dを非表示とし、単価欄27a、金額欄28aだけを残した状態とする。また、図15の合計行22には、図12の金額欄22aに表示されていた円による代価の合計のみを転記する。なお、数量欄26等その他の欄は、図15においても図12と同様に設けて、図12で表示されていた内容を転記する。
また、図6の画面で「選択通貨のみ表示」を有効とし円を選択すると、システム1は、図6から図16に示すような代価表画面に表示を切り替える。詳しくは、システム1は、図16の代価表35の各行に、単価欄45、金額欄46をそれぞれ1つだけ設け、単価欄45には、図6の単価欄45aに表示されていた円で入力された単価を転記し、金額欄46には、図6の金額欄46aに表示されていた円による代価を転記する。すなわち、図6の単価欄45b、45c、45d、金額欄46b、46c、46dを非表示とし、単価欄45a、金額欄46aだけを残した状態とする。なお、図6において円以外の通貨で単価が入力され、代価が算出されていた要素については、入力は済んでいるが非表示であることを示すため、図16では単価欄45及び金額欄46に「xxxxxxx」と表示される。また、図16の合計行48には、図6の金額欄48aに表示されていた円による代価の合計のみを表示し、その額を図16の合計金額欄40に表示するとともに、その額を単位当りに換算したものを単位当り金額欄39に表示する。なお、数量欄44等その他の欄は、図16においても図6と同様に設けて、図6で表示されていた内容を転記する。
また、図12の画面で「選択通貨のみ表示」を有効とし米ドルを選択すると、システム1は、図12から図17に示すような内訳書画面に表示を切り替える。この画面については、図15の説明における円を米ドルに置き換えた場合と同様であるので、詳説しない。なお、集計行の金額欄28における「xxxxxxx」の表示は、その集計行の下位の行の入力が済んでいることを示している。
また、図6の画面で「選択通貨のみ表示」を有効とし米ドルを選択すると、システム1は、図6から図18に示すような代価表画面に表示を切り替える。この画面については、図16の説明における円を米ドルに置き換えた場合と同様であるので、詳説しない。
以上説明した図15、図17は、図12を第1の画面としたときの第2の画面に相当し、図16、図18は、図6を第1の画面としたときの第2の画面に相当する。
すなわち、図12に示す内訳書画面は、図5の画面において内訳表20の第8行に情報が入力されたものであり、図5の説明において上述したように、見積対象を工事としたときの第1の画面に相当する。図15に示す内訳書画面は、見積対象を工事としたとき、その各要素である各作業について数量及び単価を入力可能であるが、選択通貨である円で単価を入力可能な単価欄27のみを有して、円でのみ単価を入力可能であるため、第2の画面に相当する。同様に、図17に示す内訳書画面は、選択通貨である米ドルでのみ単価を入力可能なため、第2の画面に相当する。
また、図6に示す代価表画面は、上述したように、見積対象を作業としたときの第1の画面に相当する。図16に示す代価表画面は、見積対象を作業としたとき、その各要素である材料、労務等について数量及び単価を入力可能であるが、選択通貨である円で単価を入力可能な単価欄45のみを有して、円でのみ単価を入力可能であるため、第2の画面に相当する。同様に、図18に示す内訳書画面は、選択通貨である米ドルでのみ単価を入力可能なため、第2の画面に相当する。
このように、システム1は、「選択通貨のみ表示」が無効の状態では第1の画面を表示し、「選択通貨のみ表示」が有効で見積用通貨が選択された状態では第2の画面を表示する。そして、システム1は、第1の画面では、見積対象の各要素について、非標準通貨で単価が入力されたとしても、例えば図12の金額欄28dや図6の金額欄46dに示すように、標準通貨による代価を算出して表示する。さらに、各要素の標準通貨による代価を集計して、その集計結果を、例えば図12の金額欄22dや図6の金額欄48dに示すように表示する。
このように、第1の画面によれば、見積対象の各要素について複数の見積用通貨のうちの任意の通貨により単価を入力でき、代価は標準通貨に換算表示されて、各代価の集計結果も標準通貨で表示されるので、単価を標準通貨に換算してから入力する等の面倒な作業が不要で、複数通貨を簡易に扱うことができる。
また、システム1は、例えば図12から図15や図17、図6から図16や図18というように、第1の画面から第2の画面に表示が切り替えられたとき、第1の画面で入力された数量を第2の画面に転記し、さらに、第1の画面で入力された単価のうち選択通貨で入力された単価のみ、第1の画面に表示された見積用通貨別の代価のうち選択通貨による代価のみ、及び、第1の画面に表示された見積用通貨別の代価の集計結果のうち選択通貨による代価の集計結果のみを、第2の画面に転記する。なお、上記実施形態では、全ての要素について数量を第1の画面から第2の画面に転記しているが、数量の転記は、少なくとも、選択通貨で単価が入力された要素について行えばよい。
なお、第2の画面では、転記された単価や数量の変更(すなわち再入力)を、任意に行うことができる。但し、単価は選択通貨でしか入力できない。第2の画面で単価や数量が変更された場合には、変更後の単価と数量とに基づいて、選択通貨による代価及びその集計結果を算出し更新表示する。
このように、ユーザは第1の画面では見積用通貨のうちの任意の通貨で単価を入力可能であり、選択通貨で入力された単価、選択通貨による代価、及び、選択通貨による代価の集計結果のみが、システム1により第1の画面から第2の画面に転記されるので、複数通貨を用いて見積もりを行った場合でも見積全体のうちの任意の見積通貨の部分だけを容易に抽出可能であり、複数通貨の扱いがさらに容易となる。
また、「選択通貨のみ表示」を有効とし「All Combined」を選択した場合には、非標準通貨で入力されたものも含めて標準通貨換算された単価や代価のみが表示されるので、標準通貨換算した結果だけを見たいときに便利である。
また、第1の画面に相当する代価表画面は、図6に示すように、各要素に対して種類(本実施形態では、費目)を入力可能に構成されるとともに、図9に示すように、各要素について種類別かつ見積用通貨別の代価を表示する集計表部50を表示可能に構成され、集計表部50は、上位見出し53と下位見出し54とを有して、上位見出し53と下位見出し54は、一方が種類を他方は見積用通貨を内容としている。そして、ユーザの操作により集計表部50の1の下位見出し54を有する列が移動されて他の下位見出し54を有する列に隣接したときに、隣接した列の下位見出し54同士で内容が一致すると、図10に示すように、それら隣接する2つの列の下位見出し54の内容と上位見出し53の内容とを入れ替える。
このように集計表部50は上位見出し53と下位見出し54との内容を入替可能なので、各要素の代価を、費目等の種類で大別してから各通貨に分けて表示したり、逆に、通貨で大別してから各種類に分けて表示したりすることが、簡易な操作で行え、複数通貨の扱いが更に容易となる。なお、種類は費目以外のものでもよい。
なお、本実施形態では、システム1を単数のコンピュータから構成したが、複数のコンピュータから構成してもよく、さらに、システム1を、サーバであるコンピュータとクライアントであるコンピュータとが互いに接続されたサーバ・クライアント型として構成してもよい。かかる構成例としては、例えば、クライアントに見積プログラムをインストールして、クライアントにおいて見積に必要な入力を行うが、見積書ファイルはサーバの記憶部に作成し、他のクライアントからでも閲覧可能とする等の形態がある。かかる場合には、単価マスター等共有可能なファイルは、サーバの記憶部に格納してもよい。
また、見積対象は工事以外の事業等でもよく、製品の製造コストや販売コスト等であってもよい。例えば、複数の工程を経て製造される製品の製造コストを見積もる場合には、各工程に必要な材料、労務等に対して単価及び数量を入力して各工程の代価を算出し、それらの代価を集計して見積を出せばよい。また、見積対象をどのような要素に分けるかはユーザの任意である。
本発明の一実施形態に係る見積システムのブロック構成図である。 見積書作成処理のフローチャートである。 見出し入替処理のフローチャートである。 見積書ファイルの概略構成図である。 「選択通貨のみ表示」が無効の内訳書画面の一例である。 「選択通貨のみ表示」が無効の代価表画面の一例である。 通貨設定部の一例である。 図6の画面で通貨変更のためのリストを表示した状態の図である。 図6の画面の集計表部を示す図である 図9の画面で列を移動した結果を示す図である。 図9の画面で列の移動を繰り返した結果を示す図である。 図5の画面で8行目に単価と金額が表示された状態の図である。 図12の画面で「選択通貨のみ表示」を有効とし「All Combined」を選択した場合の図である。 図6の画面で「選択通貨のみ表示」を有効とし「All Combined」を選択した場合の図である。 図12の画面で「選択通貨のみ表示」を有効とし円を選択した場合の図である。 図6の画面で「選択通貨のみ表示」を有効とし円を選択した場合の図である。 図12の画面で「選択通貨のみ表示」を有効とし米ドルを選択した場合の図である。 図6の画面で「選択通貨のみ表示」を有効とし米ドルを選択した状態の図である。
符号の説明
1…見積システム
13…記憶部
15…表示部
50…集計表部
53…上位見出し
54…下位見出し

Claims (2)

  1. 記憶部と表示部とを備え、見積対象の各要素に対して代価を算出し、各代価を集計することにより前記見積対象に対する見積額を算出する見積システムであって、
    入力された通貨情報に基づいて、1の標準通貨と1以上の非標準通貨とを見積用通貨として前記記憶部に記憶するとともに、前記標準通貨と前記非標準通貨との換算率を前記記憶部に記憶する通貨設定手段と、
    前記各要素について前記見積用通貨のうちの任意の通貨による単価を入力可能であるとともに数量を入力可能な第1の画面を、前記表示部に表示する第1の画面表示手段と、
    前記第1の画面で単価及び数量が入力された前記要素について、該入力された単価及び数量と前記換算率とに基づいて前記標準通貨による代価を算出し、前記第1の画面に表示する代価表示手段と、
    前記標準通貨による代価を集計して、該集計結果を前記第1の画面に表示する集計結果表示手段と、
    前記見積用通貨のうちユーザによって選択された1の通貨を、選択通貨として前記記憶部に記憶する選択通貨設定手段と、
    前記各要素について前記選択通貨でのみ単価を入力可能であるとともに数量を入力可能な第2の画面を、前記表示部に表示する第2の画面表示手段と、
    を有し、
    前記代価表示手段が、前記第1の画面で単価及び数量が入力された前記要素について、該入力された単価及び数量に基づいて、前記見積用通貨別の代価を算出して、前記第1の画面に表示し、
    前記集計結果表示手段が、前記見積用通貨別の代価を集計して、該集計結果を前記第1の画面に表示し、
    ユーザの操作により前記第1の画面から前記第2の画面に表示が切り替えられたとき、少なくとも前記第1の画面において前記選択通貨で単価が入力された前記要素については、前記第1の画面で入力された数量を前記第2の画面に転記し、さらに、前記第1の画面で入力された単価のうち前記選択通貨で入力された単価のみ、前記第1の画面に表示された前記見積用通貨別の代価のうち前記選択通貨による代価のみ、及び、前記第1の画面に表示された前記見積用通貨別の代価の集計結果のうち前記選択通貨による代価の集計結果のみを、前記第2の画面に転記する
    ことを特徴とする見積システム。
  2. 記憶部と表示部とを備えたコンピュータに、見積対象の各要素に対して代価を算出させ、各代価を集計することにより前記見積対象に対する見積額を算出させるための見積プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    入力された通貨情報に基づいて、1の標準通貨と1以上の非標準通貨とを見積用通貨として前記記憶部に記憶するとともに、前記標準通貨と前記非標準通貨との換算率を前記記憶部に記憶する通貨設定機能と、
    前記各要素について前記見積用通貨のうちの任意の通貨による単価を入力可能であるとともに数量を入力可能な第1の画面を、前記表示部に表示する第1の画面表示機能と、
    前記第1の画面で単価と数量とが入力された前記要素について、該入力された単価と数量と前記換算率とに基づいて前記標準通貨による代価を算出し、前記第1の画面に表示する代価表示機能と、
    前記標準通貨による代価を集計して、該集計結果を前記第1の画面に表示する集計結果表示機能と、
    前記見積用通貨のうちユーザによって選択された1の通貨を、選択通貨として前記記憶部に記憶する選択通貨設定機能と、
    前記各要素について前記選択通貨でのみ単価を入力可能であるとともに数量を入力可能な第2の画面を、前記表示部に表示する第2の画面表示機能と、
    前記第1の画面で単価及び数量が入力された前記要素について、該入力された単価及び数量に基づいて、前記見積用通貨別の代価を算出して、前記第1の画面に表示する前記代価表示機能と、
    前記見積用通貨別の代価を集計して、該集計結果を前記第1の画面に表示する前記集計結果表示機能と、
    ユーザの操作により前記第1の画面から前記第2の画面に表示が切り替えられたとき、少なくとも前記第1の画面において前記選択通貨で単価が入力された要素については、前記第1の画面で入力された数量を前記第2の画面に転記し、さらに、前記第1の画面で入力された単価のうち前記選択通貨で入力された単価のみ、前記第1の画面に表示された前記見積用通貨別の代価のうち前記選択通貨による代価のみ、及び、前記第1の画面に表示された前記見積用通貨別の代価の集計結果のうち前記選択通貨による代価の集計結果のみを、前記第2の画面に転記する転記機能と、
    を実現させるための見積プログラム。
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