JP2019124866A - アダプタレンズ装置および撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、例えば、複数種類の機能を実現するのに有利なアダプタレンズ装置を提供することを目的とする。【解決手段】 カメラ装置とレンズ装置との間に着脱可能なアダプタレンズ装置であって、軸を有する固定筒と、前記軸の周りの回動が可能な第1操作部材と、前記軸の周りの回動が可能な第2操作部材と、第1光学部材を保持する第1保持部材と、第2光学部材を保持する第2保持部材と、を有し、前記第1保持部材および前記第2保持部材は、前記第1操作部材の前記回動により前記固定筒に対して前記軸に沿って移動するように構成され、前記第2保持部材は、前記第2操作部材の前記回動により前記第1保持部材に対して前記軸に沿って移動するように構成されている、ことを特徴とする。【選択図】 図3
Description
本発明は、アダプタレンズ装置および撮像装置に関するものである。
柔らかな映像表現を求めるユーザーがいる一方で、シャープな映像表現を求めるユーザーがいるというように、レンズ装置での映像表現には、そのユーザーにより好みが存在する。また、撮影の状況や分野によっても、様々な映像表現が求められる。そのため、所有しているレンズ装置を活用して多様な映像表現をできることが望まれている。
当該要望には、所有するレンズ装置にアダプタ装置(アダプタレンズ装置)を装着するのが有効である。
特許文献1は、調整するレンズ移動枠にテーパ穴を設け、そのテーパ穴にネジ部材を当接させ、そのねじ込み量でレンズの移動量(位置)を調節する装置(コリメート装置)を開示している。また、特許文献2は、アクチュエータを用いてレンズの移動(駆動)を行うアダプタレンズ装置を開示している。
特許文献2のアダプタレンズ装置は、可動のレンズユニットが1つしか存在せず、当該レンズユニットにより1つの機能(例えば映像表現)しか実現することができない。
本発明は、例えば、複数種類の機能を実現するのに有利なアダプタレンズ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のアダプタレンズ装置は、カメラ装置とレンズ装置との間に着脱可能なアダプタレンズ装置であって、軸を有する固定筒と、前記軸の周りの回動が可能な第1操作部材と、前記軸の周りの回動が可能な第2操作部材と、第1光学部材を保持する第1保持部材と、第2光学部材を保持する第2保持部材と、を有し、前記第1保持部材および前記第2保持部材は、前記第1操作部材の前記回動により前記固定筒に対して前記軸に沿って移動するように構成され、前記第2保持部材は、前記第2操作部材の前記回動により前記第1保持部材に対して前記軸に沿って移動するように構成されている、ことを特徴とする。
本発明によれば、例えば、複数種類の機能の実現に有利なアダプタレンズ装置を提供することができる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本実施例におけるアダプタレンズ装置30を、レンズ装置40およびカメラ装置50に装着した時の図である。図2は、本実施例1におけるアダプタレンズ装置の斜視図である。図3は、本実施例1におけるアダプタレンズ装置30の断面図である。図4は、本実施例1におけるアダプタレンズ装置30の、連結ピン12とフォーク(連結部)11の連結を表した図である。図5は、本実施例2におけるアダプタレンズ装置30の断面図である。図6は、本実施例3におけるアダプタレンズ装置30の斜視図である。図7は、本実施例4におけるアダプタレンズ装置30の斜視図である。図8は、本実施例4におけるアダプタレンズ装置30の断面図である。図9は、本実施例4におけるアダプタレンズ装置30の切換スイッチ19部の拡大図である。
図1は、本実施例におけるアダプタレンズ装置30を、レンズ装置40およびカメラ装置50に装着した時の図である。図2は、本実施例1におけるアダプタレンズ装置の斜視図である。図3は、本実施例1におけるアダプタレンズ装置30の断面図である。図4は、本実施例1におけるアダプタレンズ装置30の、連結ピン12とフォーク(連結部)11の連結を表した図である。図5は、本実施例2におけるアダプタレンズ装置30の断面図である。図6は、本実施例3におけるアダプタレンズ装置30の斜視図である。図7は、本実施例4におけるアダプタレンズ装置30の斜視図である。図8は、本実施例4におけるアダプタレンズ装置30の断面図である。図9は、本実施例4におけるアダプタレンズ装置30の切換スイッチ19部の拡大図である。
図1、2を参照して、アダプタレンズ装置について説明する。本実施例のアダプタレンズ装置30は、光軸100方向の前後に、レンズ装置側マウント13、撮像装置側マウント14が付設される。アダプタレンズ装置30はレンズ装置40と、レンズ装置40で形成された像を受ける撮像素子を有するカメラ装置50の間に着脱可能に装着され、第1操作環(第1操作部材)9、第2操作環(第2操作部材)10を回動することにより筐体内のレンズ群が光軸100方向に沿って移動し、映像表現を変化させることが可能となる。
図2、3、4を参照して、本実施例1におけるアダプタレンズ装置30について説明する。レンズ1(第1光学部材)、レンズ2(第2光学部材)、レンズ3(第3光学部材)は、それぞれ第1保持枠(第1保持部材)4、第2保持枠(第2保持部材)5、第3保持枠(第3保持部材)6に保持される。第3保持部材6は、固定筒8に固定される。第1保持枠4には、光軸100回りに複数のカムフォロワ15が付設される。第2保持枠5には、フォーク11が付設され、固定筒8に回動自在に嵌合された第2操作環10と連結ピン12を介して連結される。第1保持枠4、第2保持枠5にはそれぞれ光軸方向に軸方向を有する螺合部18が設けられており、互いに螺合する。カム筒7には、第1保持枠4の光軸100方向の軌跡を描いたカム溝25が光軸100回りに複数付設され、固定筒8の内側で光軸100回りに回動自在に付勢される。固定筒8には、第1保持枠4を光軸100方向に沿って摺動可能に案内する複数の案内溝(光軸方向に延在する直溝)26が光軸100回りの複数箇所に付設される。第1保持枠4に付設されたカムフォロワ15は、カム筒7に設けられたカム溝25と、固定筒8に設けられた案内溝26に係合する。第1操作環9は、光軸100回りに回動自在で固定筒8に嵌合し、押え環16、17によって固定筒8に付勢される。また第1操作環9は、不図示の連結ピンを介してカム筒7に連結される。第1操作環9を回動することによりカム筒7も回動し、第1保持枠4がカム溝25と案内溝26で直動され、光軸100方向に所定の軌跡に沿って前後移動する。その際、第2保持枠5は第1保持枠4に螺合しているため、第1操作環9の回動に連動して、第1保持枠4と共に光軸方向に沿って前後移動する。本実施例では、レンズ1とレンズ2が共に光軸100方向に移動することで、近接した被写体を撮影することが可能なマクロ効果を付与する。第2操作環10は、光軸100回りに回動自在で固定筒8に嵌合し、押え環17によって固定筒8に付勢される。第2操作環10を回動すると、連結ピン12とフォーク11の連結機構により、第2保持枠5のみが光軸100方向に沿って前後移動する。すなわち、連結ピン12とフォーク11は、光軸回りの回転方向の力を第2操作環10と第2保持枠5との間で伝達するが、光軸100方向の移動については、互いに相対移動が可能な構成となっている。本実施例では、レンズ1に対してレンズ2のみが光軸100方向に移動することにより収差を可変し、映像表現に変化を与える。以上のように、本実施例1によれば、簡易な構造で1つのアダプタレンズ装置に2種類の映像表現の変化を持たせることができる。本実施例では、映像表現の変化として、レンズ1、2を共に移動することで近接した被写体を撮影することが可能なマクロ効果を、レンズ2のみを移動することで収差可変の効果を持たせたが、それらに限るものではない。
図5を参照して、本実施例2におけるアダプタレンズ装置30について説明する。アダプタレンズ装置30は、図1に示されるように、レンズ装置40とカメラ装置50との間に装着される。そのため、カメラ装置50との距離が近く、かつ狭いスペースで操作しなければならない。そこで、誤操作しない優れた操作性が求められる。そこで本実施例2では、第1操作環9と第2操作環10の外径が異なるようにすることにより、目視せずとも操作環の識別を可能とし、誤操作を防止することができる。本実施例2では、操作環の径差を、直径22が直径23より小さいものとしたが、直径22が直径23よりも大きくてもよい。
図6を参照して、本実施例3におけるアダプタレンズ装置30について説明する。本実施例2で説明した誤操作防止として、本実施例3では、第1操作環9と第2操作環10の外面の表面形状(性状)を変えることとする。図6では、第1操作環9にギアを設けることにより、目視せずとも操作環の識別を可能にし、誤操作を防止することができる。本実施例3では、表面形状にギアを設けたが、表面形状はこれに限ったものではなく、触覚で操作環を識別可能とする表面形状であればよい。
図7、8、9を参照して、本実施例4におけるアダプタレンズ装置30について説明する。アダプタレンズ装置30の主な構成は、本実施例1と同様であるため、本実施例1と異なる構成について説明する。第1操作環9、第2操作環10には、ギアが付設される。共通操作環(第3操作部材)21は、光軸100回りに回動自在で固定筒8に嵌合され、第1操作環9、第2操作環10よりも外側に配置される。共通操作環21には切換スイッチ(切換部)19が設けられ、切換スイッチ19には切換ピン20が付設される。切換スイッチ19を矢印24方向にスライドし、切換ピン20が第1操作環9もしくは第2操作環10のどちらか一方のギアに選択的に係合することにより、第1操作環9、第2操作環10のどちらか一方の操作を選択するように切換えることができる。切換スイッチ19は不図示の付勢機構により、切換ピン20が第1操作環9のギアに係合する位置、第2操作環10のギアに係合する位置、どちらのギアにも係合しない位置の3箇所に付勢され切り換えを行うことができる。その際、切換ピン20が係合しないときにはレンズ操作環が回動しないようなロック機構を設けても良い。以上のように、本実施例4によれば、レンズ操作環を1つに共通化し、切換スイッチによって駆動するレンズを選択することで、誤操作を防止することができる。
以上、本発明に好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
1:第1レンズ(第1光学部材)
2:第2レンズ(第2光学部材)
4:第1保持枠(第1保持部材)
5:第2保持枠(第2保持部材)
7:カム環
8:固定筒
9:第1操作環(第1操作部材)
10:第2操作環(第2操作部材)
11:フォーク(連結部)
18:螺合部
2:第2レンズ(第2光学部材)
4:第1保持枠(第1保持部材)
5:第2保持枠(第2保持部材)
7:カム環
8:固定筒
9:第1操作環(第1操作部材)
10:第2操作環(第2操作部材)
11:フォーク(連結部)
18:螺合部
Claims (7)
- カメラ装置とレンズ装置との間に着脱可能なアダプタレンズ装置であって、
軸を有する固定筒と、前記軸の周りの回動が可能な第1操作部材と、前記軸の周りの回動が可能な第2操作部材と、第1光学部材を保持する第1保持部材と、第2光学部材を保持する第2保持部材と、を有し、
前記第1保持部材および前記第2保持部材は、前記第1操作部材の前記回動により前記固定筒に対して前記軸に沿って移動するように構成され、
前記第2保持部材は、前記第2操作部材の前記回動により前記第1保持部材に対して前記軸に沿って移動するように構成されている、
ことを特徴とするアダプタレンズ装置。 - 前記第1保持部材および前記第2保持部材は、互いに螺合していることを特徴とする請求項1に記載のアダプタレンズ装置。
- 前記第1操作部材の外径および前記第2操作部材の外径は、互いに異なっていることを特徴とする請求項1または2に記載のアダプタレンズ装置。
- 前記第1操作部材の外面の性状および前記第2操作部材の外面の性状は、互いに異なっていることを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載のアダプタレンズ装置。
- 前記軸の周りの回動が可能な第3操作部材を有し、
前記第3操作部材は、前記第1操作部材および前記第2操作部材のうちの一方に選択的に係合が可能に構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか1項に記載のアダプタレンズ装置。 - 前記第3操作部材は、前記第1操作部材および前記第2操作部材の外側に配置されていることを特徴とする請求項5に記載のアダプタレンズ装置。
- 請求項1ないし6のうちいずれか1項に記載のアダプタレンズ装置と、
前記アダプタレンズ装置を介して形成された像を受けるカメラ装置と、
を有することを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (1)
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JP2018006478A JP2019124866A (ja) | 2018-01-18 | 2018-01-18 | アダプタレンズ装置および撮像装置 |
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- 2018-01-18 JP JP2018006478A patent/JP2019124866A/ja active Pending
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