JP2019122325A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
Description
請求項2の発明は、請求項1に記載のコンバインであって、前記刈取部は、茎稈を分草する分草デバイダの後方にスペースを有し、前記回動軸及び前記検出軸は、機体前後方向に並ぶとともに、前記スペースの上方側に配置されることにより、前記回動軸及び前記検出軸の下方に、前記接地体の回動スペースが確保されることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のコンバインであって、前記検出軸は、機体前後方向において前記回動軸よりも後方に配置されることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンバインであって、前記接地体の先端部は、前記接地体の基端部に対して機体左右方向及び機体前後方向に退避回動可能に構成されることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、刈高さ検出装置をコンパクトに構成しつつ、接地体の回動スペースを確保できる。
請求項3の発明によれば、ポテンショメータの配線を後方に配索する場合に配線を短くできる。
請求項4の発明によれば、接地体を圃場に接地させた状態で機体を後進又は旋回させても、接地体の先端部が機体左右方向及び機体前後方向に退避回動するので、接地体の破損を防止できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1及び図2において、Cはコンバインであって、該コンバインCは、機体フレーム2が左右一対のクローラ式走行装置1によって支持された走行機体3と、オペレータが乗り込んで操向操作等を行うキャビン10と、走行機体3の前側に昇降駆動可能に連結された刈取部4と、を備えている。
分草デバイダ7は、支持体6から刈取部4の前端側まで延設された分草フレーム21と、該分草フレーム21の前端部に設けられる取付板22とを介して支持体6に支持されている。本実施形態の分草デバイダ7は、取付板22にボルト固定されて前方に突出された分草板24と、該分草板24の上面側に設けられたガイド体26と、該分草板24の左右両面側に取付けられた左右一対のガイド杆27と、分草板24の左右両面側に設けたガイド板28と、を備えて構成されるとともに、分草板24の後部に刈高さ検出装置14が取付けられている。
刈高さ検出装置14は、機体走行方向及び高さ方向に沿うように分草板24に取り付けられるプレート部材23と、該プレート部材23に上下回動可能に支持される接地体30と、該接地体30の上下回動位置を検出するポテンショメータ31と、を備え、圃場側に接地して上下回動する接地体30の上下回動位置をポテンショメータ31で検出することにより刈取部4の対地高さを検出するように構成されている。
前述したように、本実施形態の刈高さ検出装置14は、機体走行方向及び高さ方向に沿うように刈取部4の下部に取り付けられるプレート部材23と、プレート部材23の一面側(図示する例では左側)に上下回動自在に配置される接地体30と、プレート部材23の他面側(図示する例では右側)に固定状態で配置され、連係部50を介して接地体30の回動角を検出するポテンショメータ31と、プレート部材23を一面側から他面側に亘って貫通し、一端側(図示する例では左端側)に連結される接地体30を上下回動自在に支持する第1回動軸33と、を備える。
前述したように、刈高さ検出装置14は、第1回動軸33を支点として上下回動する接地体30と、第1回動軸33と平行な検出軸31aを有し、該検出軸31aを支点として回動するポテンショ側検出アーム51の回動角を検出するポテンショメータ31と、第1回動軸33に設けられ、ポテンショ側検出アーム51と係合することで、第1回動軸33の回動をポテンショメータ31に入力する接地側検出アーム32と、を備える。
図11に示すように、本実施形態の刈高さ検出装置14は、少なくとも、機体走行方向及び高さ方向に沿うプレート部材23と、プレート部材23の一面側に上下回動自在に配置される接地体30と、プレート部材23の他面側に配置されて接地体30の回動角を検出するポテンショメータ31と、を備えてユニット化されるとともに、プレート部材23の一面側が、分草板24に対して着脱可能に取り付けられる。具体的に説明すると、プレート部材23の前後両端部には一対の取付孔23fが形成される一方、分草板24の対応位置には孔又は溝からなる取付部24aが形成されており、取付孔23f及び取付部24aを貫通するボルト73を介して、プレート部材23の一面側が、分草板24に対して着脱可能に取り付けられる。
叙述の如く構成された本実施形態によれば、走行機体3の前部に昇降自在に連結される刈取部4と、刈取部4の下部に設けられ、地面に対する刈取部4の高さを検出する刈高さ検出装置14と、を備えるコンバインCであって、刈高さ検出装置14は、第1回動軸33を支点として上下回動する接地体30と、第1回動軸33と平行な検出軸31aを有し、該検出軸31aを支点として回動するポテンショ側検出アーム51の回動角を検出するポテンショメータ31と、第1回動軸33に設けられ、ポテンショ側検出アーム51と係合することで、第1回動軸33の回動をポテンショメータ31に入力する接地側検出アーム52と、を備え、接地側検出アーム52は、ポテンショ側検出アーム51よりも長く形成され、接地側検出アーム52とポテンショ側検出アーム51との係合位置は、第1回動軸33から見て検出軸31aよりも遠いので、接地体30の第1回動軸33とポテンショメータ31の検出軸31aとを近接配置しつつ、接地側検出アーム52の長さを長くでき、その結果、接地体30の角度検出精度を確保しながら刈高さ検出装置14をコンパクトに構成できる。
3 走行機体
4 刈取部
7 分草デバイダ
14 検出装置
30 接地体
31 ポテンショメータ
31a 検出軸
33 第1回動軸
34 検出部材
39 接地部材
51 ポテンショ側検出アーム
52 接地側検出アーム
Claims (4)
- 走行機体の前部に昇降自在に連結される刈取部と、
前記刈取部の下部に設けられ、地面に対する前記刈取部の高さを検出する刈高さ検出装置と、を備えるコンバインであって、
前記刈高さ検出装置は、
回動軸を支点として上下回動する接地体と、
前記回動軸と平行な検出軸を有し、該検出軸を支点として回動するポテンショ側検出アームの回動角を検出するポテンショメータと、
前記回動軸に設けられ、前記ポテンショ側検出アームと係合することで、前記回動軸の回動を前記ポテンショメータに入力する接地側検出アームと、を備え、
前記接地側検出アームは、前記ポテンショ側検出アームよりも長く形成され、
前記接地側検出アームと前記ポテンショ側検出アームとの係合位置は、前記回動軸から見て前記検出軸よりも遠いことを特徴とするコンバイン。 - 前記刈取部は、茎稈を分草する分草デバイダの後方にスペースを有し、
前記回動軸及び前記検出軸は、機体前後方向に並ぶとともに、前記スペースの上方側に配置されることにより、前記回動軸及び前記検出軸の下方に、前記接地体の回動スペースが確保されることを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。 - 前記検出軸は、機体前後方向において前記回動軸よりも後方に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンバイン。
- 前記接地体の先端部は、前記接地体の基端部に対して機体左右方向及び機体前後方向に退避回動可能に構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンバイン。
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JP2011120485A (ja) * | 2009-12-08 | 2011-06-23 | Yanmar Co Ltd | 作業機 |
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2018
- 2018-01-18 JP JP2018006170A patent/JP6985941B2/ja active Active
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