JP6985941B2 - コンバイン - Google Patents
コンバイン Download PDFInfo
- Publication number
- JP6985941B2 JP6985941B2 JP2018006170A JP2018006170A JP6985941B2 JP 6985941 B2 JP6985941 B2 JP 6985941B2 JP 2018006170 A JP2018006170 A JP 2018006170A JP 2018006170 A JP2018006170 A JP 2018006170A JP 6985941 B2 JP6985941 B2 JP 6985941B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detection
- potentiometer
- shaft
- grounding
- rotation shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Description
請求項2の発明は、請求項1に記載のコンバインであって、前記刈取部は、茎稈を分草する分草デバイダの後方にスペースを有し、前記回動軸及び前記検出軸は、機体前後方向に並ぶとともに、前記スペースの上方側に配置されることにより、前記回動軸及び前記検出軸の下方に、前記接地体の回動スペースが確保されることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のコンバインであって、前記検出軸は、機体前後方向において前記回動軸よりも後方に配置されることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンバインであって、前記接地体の先端部は、前記接地体の基端部に対して機体左右方向及び機体前後方向に退避回動可能に構成されることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、刈高さ検出装置をコンパクトに構成しつつ、接地体の回動スペースを確保できる。
請求項3の発明によれば、ポテンショメータの配線を後方に配索する場合に配線を短くできる。
請求項4の発明によれば、接地体を圃場に接地させた状態で機体を後進又は旋回させても、接地体の先端部が機体左右方向及び機体前後方向に退避回動するので、接地体の破損を防止できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1及び図2において、Cはコンバインであって、該コンバインCは、機体フレーム2が左右一対のクローラ式走行装置1によって支持された走行機体3と、オペレータが乗り込んで操向操作等を行うキャビン10と、走行機体3の前側に昇降駆動可能に連結された刈取部4と、を備えている。
分草デバイダ7は、支持体6から刈取部4の前端側まで延設された分草フレーム21と、該分草フレーム21の前端部に設けられる取付板22とを介して支持体6に支持されている。本実施形態の分草デバイダ7は、取付板22にボルト固定されて前方に突出された分草板24と、該分草板24の上面側に設けられたガイド体26と、該分草板24の左右両面側に取付けられた左右一対のガイド杆27と、分草板24の左右両面側に設けたガイド板28と、を備えて構成されるとともに、分草板24の後部に刈高さ検出装置14が取付けられている。
刈高さ検出装置14は、機体走行方向及び高さ方向に沿うように分草板24に取り付けられるプレート部材23と、該プレート部材23に上下回動可能に支持される接地体30と、該接地体30の上下回動位置を検出するポテンショメータ31と、を備え、圃場側に接地して上下回動する接地体30の上下回動位置をポテンショメータ31で検出することにより刈取部4の対地高さを検出するように構成されている。
前述したように、本実施形態の刈高さ検出装置14は、機体走行方向及び高さ方向に沿うように刈取部4の下部に取り付けられるプレート部材23と、プレート部材23の一面側(図示する例では左側)に上下回動自在に配置される接地体30と、プレート部材23の他面側(図示する例では右側)に固定状態で配置され、連係部50を介して接地体30の回動角を検出するポテンショメータ31と、プレート部材23を一面側から他面側に亘って貫通し、一端側(図示する例では左端側)に連結される接地体30を上下回動自在に支持する第1回動軸33と、を備える。
そして図13、15に示されるように、接地側検出アーム52及びポテンショ側検出アーム51は後述するように先端部52b、51b同士が係合されることで折り返し状に連結された構成になっている。
前述したように、刈高さ検出装置14は、第1回動軸33を支点として上下回動する接地体30と、第1回動軸33と平行な検出軸31aを有し、該検出軸31aを支点として回動するポテンショ側検出アーム51の回動角を検出するポテンショメータ31と、第1回動軸33に設けられ、ポテンショ側検出アーム51と係合することで、第1回動軸33の回動をポテンショメータ31に入力する接地側検出アーム32と、を備える。
これに対しポテンショ側検出アーム51は、前述したように基端部51aがポテンショメータ31の検出軸31aに連結されたものであり、そしてこれら両検出アーム51、52の先端部51b、52bは、係合部材50aを介して係合することで連携される係合部同士となっている。本実施形態の刈高さ検出装置14では、接地側検出アーム52とポテンショ側検出アーム51との先端部52b、51a同士を係合させるにあたり、接地側検出アーム52がポテンショ側検出アーム51よりも長く形成されるとともに、接地側検出アーム52とポテンショ側検出アーム51との係合位置が第1回動軸33から見て検出軸31aよりも遠くなるように構成されている。つまり、ポテンショ側検出アーム51は、先端部51bから基端部51aまでの長さが接地側検出アーム52の先端部52bから折曲部52cに至るまでの長さよりも短くなる、換言すれば延出部52dの先端部52bからの長さの範囲に納まっていて、折曲部52cにまでには至らない長さになるよう形成されたものとなっている。
図11に示すように、本実施形態の刈高さ検出装置14は、少なくとも、機体走行方向及び高さ方向に沿うプレート部材23と、プレート部材23の一面側に上下回動自在に配置される接地体30と、プレート部材23の他面側に配置されて接地体30の回動角を検出するポテンショメータ31と、を備えてユニット化されるとともに、プレート部材23の一面側が、分草板24に対して着脱可能に取り付けられる。具体的に説明すると、プレート部材23の前後両端部には一対の取付孔23fが形成される一方、分草板24の対応位置には孔又は溝からなる取付部24aが形成されており、取付孔23f及び取付部24aを貫通するボルト73を介して、プレート部材23の一面側が、分草板24に対して着脱可能に取り付けられる。
叙述の如く構成された本実施形態によれば、走行機体3の前部に昇降自在に連結される刈取部4と、刈取部4の下部に設けられ、地面に対する刈取部4の高さを検出する刈高さ検出装置14と、を備えるコンバインCであって、刈高さ検出装置14は、第1回動軸33を支点として上下回動する接地体30と、第1回動軸33と平行な検出軸31aを有し、該検出軸31aを支点として回動するポテンショ側検出アーム51の回動角を検出するポテンショメータ31と、第1回動軸33に設けられ、ポテンショ側検出アーム51と係合することで、第1回動軸33の回動をポテンショメータ31に入力する接地側検出アーム52と、を備え、接地側検出アーム52は、ポテンショ側検出アーム51よりも長く形成され、接地側検出アーム52とポテンショ側検出アーム51との係合位置は、第1回動軸33から見て検出軸31aよりも遠いので、接地体30の第1回動軸33とポテンショメータ31の検出軸31aとを近接配置しつつ、接地側検出アーム52の長さを長くでき、その結果、接地体30の角度検出精度を確保しながら刈高さ検出装置14をコンパクトに構成できる。
3 走行機体
4 刈取部
7 分草デバイダ
14 検出装置
30 接地体
31 ポテンショメータ
31a 検出軸
33 第1回動軸
34 検出部材
39 接地部材
51 ポテンショ側検出アーム
52 接地側検出アーム
Claims (4)
- 走行機体の前部に昇降自在に連結される刈取部と、
前記刈取部の下部に設けられ、地面に対する前記刈取部の高さを検出する刈高さ検出装置と、を備えるコンバインであって、
前記刈高さ検出装置は、
機体走行方向および高さ方向に沿うように前記刈取部の下部に取り付けられるプレート部材と、
該プレート部材を左右に貫通する回動軸と、
プレート部材の左右方向一面側で回動軸に連結されて上下回動する接地体と、
プレート部材の左右方向他面側に配され、前記回動軸と平行な検出軸を有したポテンショメータと、
プレート部材とポテンショメータとのあいだに配される状態で回動軸と検出軸とに連結され、接地体の上下動に連動する回動軸の回動を検出軸に伝達する連係部と、を備えて構成され、
前記連係部は、基端部が回動軸に連結されるプレート部材側の接地側検出アームと、基端部が検出軸に連結されるポテンショメータ側のポテンショ側検出アームとを備え、両検出アームの先端部同士が係合部となって係合されることで折り返し状に連係されたものであって、
さらに前記プレート部材は、左右方向他面側が一面側に入り込んだ凹部が形成され、
接地側検出アームは、基端部から凹部側に向けて折曲された折曲部と、前記折曲部の先端から凹部の左右方向他面に沿うよう折曲され、少なくとも一部が凹部に入り込む状態で先端部に至るよう延出する延出部とを備えて構成され、
ポテンショ側検出アームは、先端部から基端部までの長さが接地側検出アームの先端部から折曲部までの長さよりも短く形成され、
検出軸は、接地側検出アームの折曲部にまでは至らない延出部の左右方向他面側部位に配されていることを特徴とするコンバイン。 - 前記刈取部は、茎稈を分草する分草デバイダの後方にスペースを有し、
前記回動軸及び前記検出軸は、機体前後方向に並ぶとともに、前記スペースの上方側に配置されることにより、前記回動軸及び前記検出軸の下方に、前記接地体の回動スペースが確保されることを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。 - 前記検出軸は、機体前後方向において前記回動軸よりも後方に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンバイン。
- 前記接地体の先端部は、前記接地体の基端部に対して機体左右方向及び機体前後方向に退避回動可能に構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンバイン。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018006170A JP6985941B2 (ja) | 2018-01-18 | 2018-01-18 | コンバイン |
KR1020190003155A KR20190088411A (ko) | 2018-01-18 | 2019-01-10 | 콤바인 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018006170A JP6985941B2 (ja) | 2018-01-18 | 2018-01-18 | コンバイン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019122325A JP2019122325A (ja) | 2019-07-25 |
JP6985941B2 true JP6985941B2 (ja) | 2021-12-22 |
Family
ID=67397068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018006170A Active JP6985941B2 (ja) | 2018-01-18 | 2018-01-18 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6985941B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6112176Y2 (ja) * | 1981-02-26 | 1986-04-16 | ||
JP4457022B2 (ja) * | 2005-01-26 | 2010-04-28 | 株式会社クボタ | コンバインの刈高さ検出装置 |
US7222474B2 (en) * | 2005-04-29 | 2007-05-29 | Cnh America Llc | Ground sensing apparatus for a header of an agricultural harvesting machine |
JP2011120485A (ja) * | 2009-12-08 | 2011-06-23 | Yanmar Co Ltd | 作業機 |
-
2018
- 2018-01-18 JP JP2018006170A patent/JP6985941B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019122325A (ja) | 2019-07-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11533851B2 (en) | Reel assembly for an agricultural header | |
US20150101300A1 (en) | Header Height Sensor | |
JP6985941B2 (ja) | コンバイン | |
JP6436884B2 (ja) | 収穫機 | |
JP6979887B2 (ja) | コンバイン | |
JP4787096B2 (ja) | コンバインのサイドデバイダ | |
JP6927741B2 (ja) | コンバイン | |
JP2019122324A (ja) | コンバイン | |
JP2013243941A (ja) | 汎用コンバインの梯子構造 | |
JP6961474B2 (ja) | コンバイン | |
JP2007117015A (ja) | コンバインの分草装置 | |
JP5857987B2 (ja) | コンバイン | |
JP6224477B2 (ja) | コンバイン | |
KR20190088411A (ko) | 콤바인 | |
JP5672293B2 (ja) | コンバイン | |
JP2017029018A (ja) | コンバインの刈高さ検出装置 | |
JP2018186756A (ja) | コンバイン | |
JP2008136379A (ja) | 収穫機 | |
JP2019103403A (ja) | コンバイン | |
KR20230133219A (ko) | 콤바인 | |
JP2010004844A (ja) | コンバインのナローガイド | |
JP6910275B2 (ja) | コンバイン | |
JP5884712B2 (ja) | コンバイン | |
JP2023132351A (ja) | コンバイン | |
JP2023132350A (ja) | コンバイン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200930 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210730 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210826 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211011 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211118 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211126 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6985941 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |