JP2019122070A - 通線ツール及び長尺ケーブルの通線方法 - Google Patents
通線ツール及び長尺ケーブルの通線方法 Download PDFInfo
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Abstract
Description
また、本発明は、大径化を抑制することで、ケーブルが硬質の場合には、螺旋線材を用いることなく、ケーブルを直接配管内に押し込んで通線する押込通線ができる通線ツールを得ることを目的とする。
主螺旋溝15aと副螺旋溝15bは、貫通穴14の表裏の開口端に連なる一対の螺旋溝を構成しており、直線溝15cは、棒状部材11の軸線と平行な溝である。
LANケーブル30は、2束の柔軟金属芯線31の一方を他端通線ツール10Yの直線溝15cに嵌め、主螺旋溝15aに巻き付けて先端部を貫通穴14(14R)に挿通し、他方を直線溝15c及び連通溝15eに嵌め、副螺旋溝15bに巻き付けて先端部を貫通穴14(14R)に他方とは反対側から挿通して一方と他方を合流させてもよい。
LANケーブル30は、全束の柔軟金属芯線31の先端部を他端通線ツール10Yの貫通穴14(14R)に挿通してシース側の束を主螺旋溝15aから直線溝15cに導き、貫通穴14(14R)に挿通した先端部側の束を副螺旋溝15bから連通溝15eに通して直線溝15cに合流させ、合流した2束の柔軟金属芯線31を結んでもよい。
第1の通線ツールユニット100は、ドロップケーブル20(金属製支持線22)のみによって、ドロップケーブル20自身の挿通を行うことができるので、挿通作業に他の部材が不要であり、作業効率がよい。
本実施形態では、長尺ケーブル(第1の長尺ケーブル)としてドロップケーブル20を図示したが、本発明は図示ドロップケーブル20に限らず、一定の硬さ、柔軟性を有する長尺ケーブル全般に適用可能である。また、以上の実施形態における棒状部材11に形成した主螺旋溝15aの幅と深さは、ドロップケーブル20の被覆を含む金属製支持線22(被覆径2mm)を全て収容できる2.5×2.0mmとしたが、同金属支持線22が棒状部材11から径方向に若干突出する寸法としても同様の効果を得ることができる。さらに、通線ツール10の具体的な寸法は例示であり、通線する長尺ケーブル(ドロップケーブル20)の具体的な寸法に応じて決定できる。
本実施形態では第2の長尺ケーブルとしてLANケーブル30を示したが、本発明はLANケーブル30に限らず、電話線など複数の芯線を有する長尺ケーブルや同軸ケーブルなど柔軟な芯線を有する長尺ケーブル全般に適用可能である。
10X :一端通線ツール
10Y :他端通線ツール
11 :棒状部材
12 :先端ガイド部材接続部(柔軟部材接続部)
12X :柔軟部材接続体
12a :溝
13 :薄肉部
14(14R) :貫通穴(掛止部)
14X :貫通溝
14Y :接続溝
15X :有溝部材
15Y :偏平部
15 :受入溝
15a :主螺旋溝(受入溝)
15b :副螺旋溝(受入溝)
15c :直線溝(受入溝、断面U字状溝)
15d :分離壁
15e :連通溝(受入溝)
16 : 先端ガイド部材
16a :フレキシブルワイヤ(柔軟部材、第1の柔軟部材)
16a’ :フレキシブルワイヤ(第2の柔軟部材)
16b :先端金具
16c :かしめリング
20 :ドロップケーブル(長尺ケーブル、第1の長尺ケーブル)
21 :光ファイバ心線
22 :金属製支持線
22a :先端部
22b :線状部
23 :テンションメンバ
24 :難燃性樹脂製シース
25 :ノッチ
30 :LANケーブル(第2の長尺ケーブル)
31 :金属芯線
31c :結線部
100 :第1の通線ツールユニット
200 :第2の通線ツールユニット
H :家屋
LC :LANケーブル
P :配管
P1 :第一の配管
P2 :第二の配管
Claims (10)
- 配管内に長尺ケーブルを通線するための通線ツールであって、
棒状部材に、
上記棒状部材とは別部材からなる柔軟部材を上記ツール本体に接続するための柔軟部材接続部と、
上記長尺ケーブルの端部を掛け止める掛止部と、
上記掛止部に掛け止められた上記長尺ケーブルを受け入れる、上記棒状部材の外面に形成した受入溝と、
が形成されていることを特徴とする通線ツール。 - 請求項1記載の通線ツールにおいて、上記掛止部は貫通穴であり、上記受入溝は上記貫通穴の表裏の開口端に連なる一対の螺旋溝を含んでいる通線ツール。
- 請求項2記載の通線ツールにおいて、上記一対の螺旋溝は非対称形状であり、一方の上記螺旋溝は上記棒状部材の上記柔軟部材接続部とは反対側の端部に向けて深さを深くしている通線ツール。
- 請求項3記載の通線ツールにおいて、上記一方の螺旋溝は、上記棒状部材の上記柔軟部材接続部とは反対側の端部側において上記棒状部材の軸線と平行な直線溝に連なっている通線ツール。
- 請求項3または4記載の通線ツールにおいて、上記一対の螺旋溝を隔てる隔壁には、該一対の螺旋溝を連通させる連通溝が形成されている通線ツール。
- 請求項1ないし5のいずれか1項記載の通線ツールにおいて、上記長尺ケーブルは、光ファイバ心線と金属製支持線とを有するドロップケーブルである通線ツール。
- 請求項1ないし6のいずれか1記載の通線ツールにおいて、上記柔軟部材接続部には、先端に先端金具を有する第1の柔軟部材が接続されている通線ツールユニット。
- 請求項1ないし6のいずれか1記載の一対の通線ツールの上記柔軟部材接続部が、第2の柔軟部材の両端部に接続されている通線ツールユニット。
- 請求項7項記載の第1の通線ツールユニットと請求項8記載の第2の通線ツールユニットを用いた長尺ケーブルの通線方法であって、
上記第1の通線ツールユニットの上記掛止部と上記受入溝に、上記長尺ケーブルとして、光ファイバ心線と金属製支持線とを有するドロップケーブルの上記金属製支持線を掛け止めるステップ;
上記第1の通線ツールユニット及びドロップケーブルを、上記先端金具を先端としてこの順番で第一の配管内にその一端開口部から挿通するステップ;
上記第一の配管の他端開口部から突出した上記第1の通線ツールユニットとドロップケーブルをさらに第一の配管とは独立した第二の配管内にその一端開口部から挿通するステップ;
上記第二の配管の他端開口部から突出した上記第1の通線ツールユニットから上記金属製支持線を外すステップ;
上記第2の通線ツールユニットの一対の通線ツールの一方に、上記第1の通線ツールから外した上記金属製支持線を掛け止めるステップ;
上記第2の通線ツールユニットの一対の通線ツールの他方の上記掛止部と上記受入溝に、第2の長尺ケーブルを掛け止めるステップ;
及び
上記第2の通線ツールユニットを介して結合された、上記金属製支持線を有するドロップケーブル、上記第2の通線ツールユニット及び上記第2の長尺ケーブルを上記第二の配管の上記他端開口部から上記第二の配管内に引き戻し、上記第二の配管の上記一端開口部から引き出して上記第二の配管内に上記第2の長尺ケーブルを通線するステップ;
を有することを特徴とする長尺ケーブルの通線方法。 - 請求項9記載の通線ツールにおいて、上記第2の長尺ケーブルは、LANケーブルである長尺ケーブルの通線方法。
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JP2008187762A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-14 | Daiden Co Ltd | 光ドロップケーブル通線具 |
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GB2500245B (en) | 2012-03-15 | 2014-05-14 | Toshiba Res Europ Ltd | Rate optimisation for scalable video transmission |
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