JP2019120891A - 虚像表示装置、およびヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

虚像表示装置、およびヘッドアップディスプレイ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】安定して複数の投影距離に対応した虚像を表示させることができる虚像表示装置を提供する。【解決手段】複数の表示画素を有する描画デバイス21と、表示画素のそれぞれに対応して配置されたセル41〜44であって、異なる厚みを有する複数のセル41〜44の集合である単位領域400を複数有する光学素子31と、それぞれの単位領域400における同じ厚みの複数のセル41〜44に対応した複数の表示画素に画像を表示させる表示制御部50と、セル41〜44の厚みに応じた虚像距離で、描画デバイス21が描画した画像に基づいた虚像を形成する虚像投影光学系22と、を備える虚像表示装置20とする。【選択図】図3

Description

本発明は、虚像表示装置、およびヘッドアップディスプレイ装置に関する。
従来のヘッドアップディスプレイ(以下、単に「HUD」ともいう)は、虚像を運転者からある一定の距離だけ離れた位置に生成するのが一般的であり、HUDによる表示内容は、車速、カーナビゲーション情報等に限られていた。そもそもHUDを車両に搭載する目的は、運転者の視線移動を最小限に抑えることで、より安全な運転を支援するものであるが、安全運転支援という意味においては、車速等の表示内容だけでは不十分である。例えば前方の車、歩行者、障害物等をカメラやセンサーで検知し、HUDを通じて運転者に事前に危険を察知させて事故を未然に防ぐようなシステムの方がより好ましい。こういったシステムを実現するには、例えば車、人、障害物等の危険を察知させる対象となるシースルー像に対して虚像としての危険信号を重畳させて表示させることが考えられる。
このような虚像を表示させる際に、危険を察知させる対象となる物との距離は一定ではない。例えば50m先の危険に対して2m先に見える虚像に危険信号を表示して重畳させると焦点位置の違いが生じるため、人間の目には、違和感が生じるという課題がある。このような問題を解決する手法としては、実物に対して虚像を奥行き方向も含めて重畳させることが考えられる。このように、虚像に奥行きを持たせる手法として、下記特許文献1に開示された方法がある。この特許文献1では、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ミラーのような走査型の像形成手段、拡散スクリーン、投影手段、および拡散スクリーン位置を変える可動手段を備え、拡散スクリーン位置を変化させることで虚像の位置を変化させている。特許文献1の主たる目的としては、車の速度に伴って人間が注視する距離が変わることを鑑み、虚像位置を近づけたり遠ざけたりして、運転者の視線移動を少なくしている。
特開2009−150947号公報
しかしながら、特許文献1のように運転時の速度に伴って、虚像位置を一律に遠ざけたり近づけたりした場合には、運転者が顔を横方向に動かして目の位置をずらした場合に実物の位置と危険信号等の虚像の位置がずれてしまい、運転者が危険信号を誤認してしまうという課題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、安定して複数の投影距離に対応した虚像を表示させることができる虚像表示装置を提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)複数の表示画素を有する描画デバイスと、
前記表示画素のそれぞれに対応した配置されたセルであって、異なる厚みを有する複数のセルの集合である単位領域を複数有する光学素子と、
それぞれの前記単位領域における同じ厚みの複数の前記セルに対応した複数の前記表示画素に画像を表示させる表示制御部と、
前記セルの厚みに応じた虚像距離で、前記描画デバイスが描画した画像に基づいた虚像を形成する虚像投影光学系と、
を備える虚像表示装置。
(2)前記光学素子は、光軸方向に厚みが異なる、光軸方向に延在する柱状の構造体であり、前記セルの前記虚像投影光学系側の表面に前記描画デバイスが描画した像を投影する、上記(1)に記載の虚像表示装置。
(3)前記単位領域のそれぞれは、光軸に垂直な平面において縦n×横mの前記セルで構成される、上記(1)または上記(2)に記載の虚像表示装置。
(ただし、n、mはセルの数を示す正の整数であり、少なくとも一方は2以上である)
(4)前記光学素子は、前記描画デバイスの表示領域と同等のサイズを有し、かつ、1つの前記セルのサイズは、前記描画デバイスの1つの画素のサイズと同等である、上記(1)から上記(3)のいずれか1つに記載の虚像表示装置。
(5)前記光学素子には、さらに、前記セルのそれぞれに1体1で対応した複数のレンズで構成されるレンズアレイが含まれる、上記(4)に記載の虚像表示装置。
(6)前記表示制御部は、それぞれの前記単位領域における同じ厚みの複数の前記セルに対応した複数の前記表示画素を1つのグループとし、複数の前記グループにそれぞれ別々の画像を表示させる、上記(1)から上記(5)のいずれか1つに記載の虚像表示装置。
(7)前記表示制御部は、同時に、または時分割で順次に複数の前記グループに別々の画像を表示させる、上記(6)に記載の虚像表示装置。
(8)上記(1)から上記(7)のいずれか1つに記載の虚像表示装置と、
検出領域内に存在するオブジェクトを検出するとともに、前記オブジェクトまでの距離を判定するオブジェクト検出部と、
オブジェクト検出部が判定した前記オブジェクトまでの距離に対応した投影距離で、前記虚像表示装置に虚像を形成させる、主制御部と、
を備えたヘッドアップディスプレイ装置。
本発明に係る虚像形成装置によれば、描画デバイスの表示画素のそれぞれに対応したセルであって、異なる厚みを有する複数のセルの集合である単位領域を複数有する光学素子と、それぞれの前記単位領域における同じ厚みの複数の前記セルに対応した複数の前記表示画素に画像を表示させる表示制御部と、前記セルの厚みに応じた虚像距離で、前記描画デバイスが描画した画像に基づいた虚像を形成する虚像投影光学系と、を備える。このような虚像表示装置にすることで、複数の投影距離に安定して虚像を表示させることができる。
ヘッドアップディスプレイ装置を車両に搭載した状態を示す側方断面図である。 ヘッドアップディスプレイ装置を搭載した車両を内側から見た概略図である。 第1の実施形態に係る虚像表示装置の構成を示す模式図である。 図4(a)は導光路素子の全体構成を示す斜視図であり、図4(b)は、1つの単位領域を示す斜視図であり、図4(c)は全体構成を示す模式図である。 図5(a)は導光路素子の全体構成を示す図であり、図5(b)は、図5(a)に対応する各画素のグループを説明するための模式図である。 ヘッドアップディスプレイ装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 具体的な表示状態を示す斜視図である。 変形例における導光路素子を示す図であり、図8(a)は導光路素子の全体構成を示す斜視図であり、図8(b)は、1つの単位領域を示す斜視図であり、図8(c)は全体構成を示す模式図である。 図9(a)は導光路素子の全体構成を示す図であり、図9(b)は、図9(a)に対応する各画素のグループを説明するための模式図である。 第2の実施形態に係る虚像表示装置の構成を示す模式図である。 第3の実施形態に係る虚像表示装置の構成を示す模式図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。また図面においては、上下方向をY方向、虚像表示装置を車両に搭載した状態において、車両の進行方向に平行な方向をZ方向、これらのY、Z方向に直交する方向をX方向とする。またZ方向は光軸方向に、X、Y方向は、表示素子の横、縦方向にそれぞれ対応している。
(第1の実施形態)
図1、図2は、第1の実施形態に係る虚像表示装置20、およびこれを含むヘッドアップディスプレイ装置10を車両800の車体811内に搭載した使用状態を説明する模式図である。ユーザー(運転者)900は、ハンドル813を握りながら運転席816に座っている。図1、図2に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置10の虚像表示装置20は、後述する表示素子21(描画デバイス)に表示されている画像情報を、表示スクリーン224を介してユーザー(運転者)900に向けて虚像fとして表示する。
虚像表示装置20の表示スクリーン224以外の構成は、車体811のダッシュボード814内にカーナビゲーション等のディスプレイ815の背後に埋め込むように設置されている。虚像表示装置20は、運転関連情報等を含む虚像に対応する表示光D1を表示スクリーン224に向けて光軸AXに沿って射出する。表示スクリーン224は、半透過性を有する凹面鏡、または平面鏡である。表示スクリーン224は、コンバイナーまたはウィンドシールドとして機能してもよく、両方の機能を兼ね備えてもよい。また、これらの機能を備える部材を別々に設けてもよい。表示スクリーン224は、下端の支持によってダッシュボード814上に立設され、虚像表示装置20からの表示光D1を車体811の後方側(Z方向)に向けて反射する。すなわち、図示の場合、表示スクリーン224は、フロントウィンドウ812とは別体で設置される独立型のものとなっている。表示スクリーン224で反射された表示光D1は、運転席816に座ったユーザー900の瞳910、およびその周辺位置に対応するEyebox(アイボックス)(図示せず)に導かれる。Eyeboxは、ヘッドアップディスプレイ装置10が車両800に搭載された状態で、運転席816に座ったユーザー900の瞳910の位置(高さ)に対応するように設定される。ユーザー900は、表示スクリーン224で反射された表示光D1、つまり、あたかも車体811の前方にあるように、所定距離(虚像距離)離れた表示像としての虚像fを観察することができる。一方、ユーザー900は、表示スクリーン224を透過した外界光、つまり前方景色、自動車等の実像を観察することができる。結果的に、ユーザー900は、表示スクリーン224を透過した背後の外界像、すなわちシースルー像に重ねて、表示スクリーン224での表示光D1の反射によって形成される運転関連情報等を含む虚像fを観察できる。
図3は、第1の実施形態に係る虚像表示装置20の構成を示す模式図である。図3に示すように、虚像表示装置20は、表示素子21、虚像投影光学系22、ハウジング23、および表示制御部50を備える。ハウジング23内には、表示スクリーン224以外の虚像表示装置20の各構成要素が収納される。
表示素子21は、2次元的な表示面21aを有する。表示面21aに形成された像i(i1〜in)は、虚像投影光学系22で拡大されてEyeboxへ虚像fとして変換して投影される。この際、2次元表示が可能な表示素子21を用いることで、像iの表示内容の切り換えを比較的高速で行える。描画デバイスとして機能する表示素子21は、液晶等の透過型の素子が好ましいが、DMD(Digital Micromirror Device)やLCOS(Liquid Crystal On Silicon)等の反射型の素子であってもよい。特に、表示素子21としてDMDを用いると、明るさを維持しつつ画像を高速で切り替えることが容易になり、虚像距離(投影距離)を変化させる表示に有利である。なお、表示素子21は、30fps以上、好ましくは90fpsのフレームレートで動作する。
虚像投影光学系22は、導光路素子31、レンズ群222、ミラー223、および表示スクリーン224を有する。光学素子としての導光路素子31は、表示素子21の表示面21aに密着して配置、または表示面21aの近傍に配置される。また導光路素子31は全体として、XY平面において、表示素子21の表示領域と同等のサイズを備え、表示素子21の画素(表示画素)に対応した光軸方向の厚み(高さ)が異なる多数のセルを備える。そしてセルのレンズ群222側の表面に表示素子21の各画素の画像(RGBのドット)を投影する。導光路素子31の構成についての詳細は後述する。
レンズ群222は、固定焦点のレンズ系であり、図示を省略するが、複数のレンズを有する。レンズ群222は、導光路素子31の各セルの表面に形成された像i(i1〜in)を適当な倍率で拡大投影する。なお、レンズ群222に、Fナンバーの設定や調整のために絞りを設けても良い。
表示制御部50は、表示素子21を制御する。これにより後述するように、複数の単位領域のそれぞれ含まれる同じ厚みのセルに対応する複数の画素を1つのグループとし、複数のグループにそれぞれに別々の画像を表示させることで、複数の虚像距離の虚像fを実質的に同時に表示する。
(導光路素子31)
図4は、導光路素子31を示す図である。図4(a)は全体構成を示す斜視図であり、図4(b)は、1つの単位領域400を示す斜視図であり、図4(c)は全体構成を示す模式図である。図4(a)〜図4(c)に示すように、導光路素子31は、光軸方向に延在する柱状の構造体であり、複数の単位領域400で構成される。各単位領域400には、複数のセル41〜44が含まれ、それぞれのセル41〜44は厚み(光軸方向の長さ)が異なる。図4(b)に示すようにセル42は厚みt2を有する。この導光路素子31は、図4(a)において背面側、すなわち表示素子21の表示面21aに対向する側は平らな面であり、各セルにおいて手前側への突出する高さが異なる。各セル41〜44の表面は光軸AXに略垂直であり、光軸AXから視て、各セル41〜43のサイズは同一である。また、各セルのサイズは、数十ミクロンオーダーであり、表示素子21の画素のサイズに対応している。
導光路素子31の位置調整により、セル41〜43のXY平面における座標は画素に位置合わせしている。例えば、表示素子21の1画素のサイズと、セル41〜44のサイズは同じであり、1対1で対応している。また図4(b)に示すように各セル41〜44の光軸方向の厚みは異なり、セル41、セル42、セル43、セル44の順で、厚みが大きい。すなわち、光軸AX上において、ミラー223に対して、セル41の表面が最も近く、セル44の表面が最も遠い。また、各セル41〜43の表面は、拡散機能を有する。
(表示制御部50)
図5(a)は導光路素子31の全体構成を示す図であり、図5(b)は、図5(a)に対応する各画素のグループを説明するための模式図である。図5(a)は、図4(c)に対応する図であり、光軸AXから視た各セルの配置を示している。図5(b)において、1つの四角枠は、表示素子21における1つの画素(表示画素)を示しており、各画素のサイズおよび位置は、各セルに1対1で対応している。属するグループの番号を数字で示している。各グループは、同じ厚みの複数のセルに対応した複数の画素である。第1グループには全てのセル41が含まれる。同様に第2〜第4グループには、それぞれ全てのセル42、43、44が含まれる。このグループ分けは導光路素子31の構成に応じて、予め設定されるものである。
表示制御部50は、グループの数に対応した枚数の画像を用いて、表示素子21の各グループに対してそれぞれの画像を表示させる。具体的には、図5(a)のセル41に対応する図5(b)の画素は第1グループである(ともに、グレー色の枠で示す)。表示制御部50は、XY方向において、1つ飛びにある第1グループの各画素に対して1枚の画像を出力する。同様に第2〜第4グループの各画素に対してもそれぞれ別の画像を出力する。第1〜第4グループへの画像の出力は、時分割、例えば、数十msec毎に順次、第1〜第4グループの画素への画像の出力を行う。なお、図5に示す例では、各グループに対応する1枚の画像の画素数(解像度)は、表示素子21の全体画素数に対して1/4となる。また、時分割ではなく、同時に第1〜第4グループの画素の出力を行ってもよい。その場合は、各グループの別々の画像を合成し1枚の画像にして出力する。これにより、第1〜第4グループの画素それぞれに、別々の画像が同時に出力されることになる。
表示制御部50は、4枚の別々の画像を、第1〜第4グループの各画素で形成することで、以下に示す効果が得られる。第1グループに形成した1枚の画像は、導光路素子31の内部を通り、第1グループに対応するセル41の表面に導かれ投影される。このときに表示される虚像f1の虚像距離は最も近い第1の距離である。第1の距離は、セル41の厚みに対応する。同様に第2〜第4グループに形成した各画像は、対応するセル42〜44の表面にそれぞれ投影される。このときに表示される虚像f2〜f4の虚像距離は、各セルの厚みに応じた第2〜第4の距離となる。すなわち、厚みの大きい順でセル41>セル42>セル43>セル44であり、これに対応して虚像距離は長い順に、第4グループ>第3グループ>第2グループ>第1グループの画像となる。
このように第1の実施形態では、表示素子21の表示画素のそれぞれに対応したセルであって、異なる厚みを有する複数のセル41〜43の集合である単位領域400を複数有する導光路素子31を用い、表示制御部50により、同じ厚みのセルに対応した複数の表示画素に画像を表示させることで、複数の第1〜第4の虚像距離の虚像f1〜f4を安定して表示させることが可能となる。
なお、光軸方向から視たセル41〜44のサイズは同一に設定しているがこれに限られない。例えばセル44のように厚みが小さく、その周囲の厚みが大きいセルに囲まれる場合には、セル44の表面の画像は、周囲のセルの側面によって蹴られるために、光量が少なくなる虞がある。そのため、蹴られによる光量の減衰を考慮し、セルのサイズを他のセルとの位置関係に応じて増減するようにしてもよい。また、第1の実施形態においては、セル41〜セル44の各セル間の厚みは等差間隔に設定しているが、これに限られず、適宜設定してもよい。
(ヘッドアップディスプレイ装置10)
図6は、ヘッドアップディスプレイ装置10のハードウェア構成を説明するブロック図である。ヘッドアップディスプレイ装置10は、上述した虚像表示装置20の他に、運転者検出部71、環境監視部72、および主制御部60を備える。主制御部60は、ヘッドアップディスプレイ装置10全体を制御することで、対向車両、通行者等のオブジェクトに対応させた虚像を3次元的に表示する。虚像の表示例については後述する。
運転者検出部71は、車両800内のユーザー900の存在や視点位置を検出する部分であり、運転席816に向けた内部用カメラ71a、運転席用画像処理部71b、および判断部71cを備える。内部用カメラ71aは、車体811内のダッシュボード814に、運転席816に対向して設置されており(図2参照)、運転席816に座るユーザー900の頭部、およびその周辺の画像を撮影する。運転席用画像処理部71bは、内部用カメラ71aで撮影した画像に対して明るさ補正等の各種画像処理を行い、判断部71cでの処理を容易にする。判断部71cは、運転席用画像処理部71bで処理した運転席画像からオブジェクトの抽出、または切り出しを行うことによってユーザー900の頭部や目(瞳910)を検出するとともに、運転席画像に付随する奥行情報から車体811内におけるユーザー900の頭部の存否とともにユーザー900の目の空間的な位置(結果的に視線の方向)を算出する。
環境監視部72は、オブジェクト検出部として機能する。環境監視部72は、前方に近接する自動車、自転車、歩行者等のオブジェクトを識別するとともに、オブジェクトまでの距離を判定する。環境監視部72は、外部用カメラ72a、外部用画像処理部72b、および判断部72cを備える。外部用カメラ72aは車体811内外の適所に設置されており、ユーザー900または車両800の前方、側方等の外部画像を撮影する。外部用画像処理部72bは、外部用カメラ72aで撮影した画像に対して明るさ補正等の各種画像処理を行い、判断部72cでの処理を容易にする。判断部72cは、外部用画像処理部72bで処理した外部画像からオブジェクトの抽出、または切り出しを行うことによって自動車、自転車、歩行者等のオブジェクトの存否を検出するとともに、外部画像に付随する奥行情報から車両800前方におけるオブジェクトの空間的な位置を算出する。
なお、内部用カメラ71aや外部用カメラ72aは、例えば複眼型の3次元カメラを含む。つまり、両カメラ71a、72aは、結像用のレンズと、CMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)、その他の撮像素子とを一組とするカメラ素子をマトリックス状に配列したものであり、撮像素子用の駆動回路をそれぞれ有する。各カメラ71a、72aを構成する複数のカメラ素子は、例えば奥行方向の異なる位置にピントを合わせるようになっており、或いは相対的な視差を検出できるようになっており、各カメラ素子から得た画像の状態(フォーカス状態、オブジェクトの位置等)を解析することで、画像内の各領域、またはオブジェクトまでの距離を判定する。
なお、上述したような複眼型のカメラ71a、72aに代えて、またはこれとともに、2次元カメラと赤外距離センサーとを組み合わせたものを用いてもよい。これにより、撮影した画面内の各部に関して奥行方向の距離情報を得ることができる。また、複眼型のカメラ71a、72aに代えて、2つの2次元カメラを分離配置したステレオカメラによって、撮影した画面内の各部(領域、またはオブジェクト)に関して奥行方向の距離情報を得ることができる。その他、単一の2次元カメラにおいて、焦点距離を高速で変化させながら撮像を行うことによっても、撮影した画面内の各部に関して奥行方向の距離情報を得てもよい。
さらに、複眼型の外部用カメラ72aに代えて、LIDAR(Light Detection And Ranging)技術を用いてもよい。これにより検出領域内の各部(領域、またはオブジェクト)に関して奥行方向の距離情報を得ることができる。LIDAR技術により、パルス状のレーザー照射に対する散乱光を測定し、遠距離にあるオブジェクトまでの距離や拡がり計測して視野内のオブジェクトまでの距離情報やオブジェクトの拡がりに関する情報を取得できる。このLIDAR技術のようなレーダーセンシング技術と画像情報からオブジェクトの距離等を検出する技術とを組み合わせることによって、オブジェクトの検出精度を高めることができる。
表示制御部50は、主制御部60の制御下で虚像表示装置20を動作させて、表示スクリーン243の背後に虚像距離(投影距離ともいう)が変化する3次元的な虚像fを表示させる。表示制御部50は、主制御部60を介して環境監視部72から受信した表示形状や表示距離を含む表示情報から、虚像表示装置20に表示させる虚像fを生成する。虚像fは、例えば表示スクリーン243の背後に存在する自動車、自転車、歩行者その他のオブジェクトOB(後述の図9参照)に対してその奥行き位置方向に関して周辺に位置するフレームF(図9参照)のような標識になる。
表示制御部50は、主制御部60を介して運転者検出部71からユーザー900の存在や目の位置に関する検出出力を受け取る。これにより、虚像表示装置20による虚像fの投影の自動的な開始や停止が可能になる。また、ユーザー900の視線の方向のみに虚像fの投影を行うこともできる。さらに、ユーザー900の視線の方向の虚像fのみを明るくする、点滅する等の強調を行った投影を行うこともできる。
図7は、具体的な表示状態を説明する斜視図である。運転者(観察者)であるユーザー900の前方は観察視野に相当する検出領域DFとなっている。検出領域DF内、つまり道路、およびその周辺に、歩行者等である人のオブジェクトOB1、OB3、OB4や、自動車等である移動体のオブジェクトOB2が存在する。この場合、ヘッドアップディスプレイ装置10の主制御部60は、虚像表示装置20によって3次元的な虚像f(f1〜f4)を投影させ、各オブジェクトOB1〜OB4に対して関連情報像としてのフレームF1、F2、F3、F4を付加する。この際、ユーザー900から各オブジェクトOB1〜OB4までの距離が異なるので、フレームF(F1〜F4)を表示させる虚像f1、f2、f3、f4までの投影距離は、環境監視部72が判定したユーザー900または車両800から各オブジェクトOB1〜OB4までの距離に相当させている。
近距離(第1の距離)の虚像f1は、図4、図5で示したように厚みが最も大きいセル41に対応する第1グループに1枚の画像を表示する。同様に、遠距離(第4の距離)の虚像f4は、厚みが最も小さいセル44に対応する第4グループに1枚の画像を表示する。中距離(第2、第3の距離)の虚像f2、f3は、それぞれセル42、セル43に対応する第2、第3グループにそれぞれ1枚の画像を表示する。なお、虚像f1〜f4の投影距離は、セルの厚みに対応して離散的であり、オブジェクトOB1〜OB4までの現実の距離に対して正確に一致しない場合がある。しかしながら、虚像f1、f2、f3、f4の投影距離と、オブジェクトOB1、OB2、OB3、OB4までの現実の距離との差が大きくなければ、ユーザー900の視点が(X方向で)動いても視差が生じにくく、オブジェクトOB1、OB2、OB3、OB4とフレームF1、F2、F3、F4との配置関係を略維持できる。
以上で説明した第1実施形態に係る虚像表示装置20、およびこれを備えたヘッドアップディスプレイ装置10によれば、表示制御部50は、同じ厚みセルに対応する各グループに別々の画像を表示することで、虚像を複数距離において離散的に表示できる。これにより、危険警告信号その他の虚像(例えばフレームF)を奥行き方向も含めて、透視されるオブジェクトOBつまり実物、またはシースルー像に重畳させることが可能となる。結果的に、遠方から近傍まで目の位置が変わっても虚像と実物との間のズレ発生を抑制でき、かかる虚像表示装置20をヘッドアップディスプレイ装置10のような運転支援システムに適用した場合、システムの安全性をより高めることができる。
また、本実施形態では、表示制御部50が、複数の単位領域のそれぞれ含まれる同じ厚みのセルに対応する複数の画素を1つのグループとし、複数のグループにそれぞれに別々の画像を表示させるよう表示素子21を制御することのみで、複数の虚像距離の虚像fを実質的に同時に表示することが可能となる。すなわち、本実施形態においては、上述の特許文献1のスクリーンの位置を可変とする可動機構のような、何ら機械的な機構を要さずに、表示素子21の表示画像を制御することのみによって、虚像距離を変更することが可能となる。そのため、機械的な機構の作動にともなう発生音や作動による耐久性の問題が生じない。また、特にヘッドアップディスプレイ装置10を車載した場合に、運行時の振動に対して影響を受けにくく、安定して虚像を表示できる。
(変形例)
導光路素子31の単位領域400は、Y方向を縦、X方向を横とした場合に縦n×横mのセルで構成される(ただし、n、mは正の整数であり、少なくとも一方は2以上である)。図4、図5等に示した第1の実施形態においては、n、mがともに2の例を示した。しかしながら、n、mは、少なくとも一方が2以上であれば、2には限られず、他の数に設定してもよい。
図8、図9は、変形例における導光路素子31を示す図である。図8(a)全体構成を示す斜視図であり、図8(b)は、1つの単位領域400を示す斜視図である。図9(a)は、全体構成を示す図であり、図9(b)は、図9(a)に対応する各画素のグループを説明するための模式図である。
図8に示すように、変形例における導光路素子31は、nが1、mが3の例である。このような導光路素子31を用いる場合には、表示制御部50は、図9に示すように、表示素子21の画素のうち、複数のセル41に対応する第1グループ、セル42に対応する第2グループ、セル43に対応する第3グループの画素に対して、3枚の別々の画像を表示させることができる。このような変形例においても第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態においては、表示素子21の表示面21aに対して、導光路素子31は、密着または近接して配置されていた。しかしながら、密着または近接して配置できない場合がある。例えば、表示素子21としてDMD、LCOS等の反射型の素子を用いた場合である。以下に示す第2の実施形態に係る虚像表示装置20は、そのような場合に好適な実施形態である。
図10は、第2の実施形態に係る虚像表示装置20の構成を示す模式図である。図3の一部の構成に相当する。図10に示す構成以外は第1の実施形態と同じであることから説明を省略する。
図10に示すように第2の実施形態では、光学素子として、導光路素子31に加えて、さらに、オンチップレンズ32を含む。オンチップレンズ32は、複数のマイクロレンズを格子状に配置したレンズアレイであり、各マイクロレンズは、導光路素子31の各セルに1体1に対応している。表示素子21の表示面21aに密着して配置される。各マイクロレンズの口径は、表示素子21の画素サイズまたは、セルのサイズと略同等である。マイクロレンズを通った光は、各セルの表面に集光される。マイクロレンズの焦点距離は、セルとの位置、すなわち対向するセルの厚みに応じて異なる値となるように設定することが好ましい。
このように、第2の実施形態においては、第1の実施形態と同様の効果が得られる。また第2の実施形態においては、表示素子21の表示面21aに導光路素子31を密着または近接して配置できない場合であっても、オンチップレンズ32を設けることにより、表示素子21と導光路素子31との間で光が拡散することを防止することができる。これにより、ボケの少ない解像度の高い虚像を表示することが可能となる。また光量を増加させることもできるので、表示精度の向上を図ることができる。
(第3の実施形態)
図11は、第3の実施形態に係る虚像表示装置20の構成を示す模式図である。図3の一部の構成に相当する。図11に示す構成以外は第1の実施形態と同じであることから説明を省略する。
第3の実施形態は、中間スクリーン225を用いたものである。中間スクリーン225は表示素子21に表示した画像が投影される。中間スクリーン225は、拡散機能を有し、例えば摺りガラス、レンズ拡散板、等を用いることができる。また、光軸方向において、中間スクリーン225と表示素子21との間にレンズ群221を設けている。このレンズ群221は、レンズ群222と同様に、複数のレンズを有する固定焦点のレンズ系である。
第3の実施形態においては、中間スクリーン225に密着してオンチップレンズ32が配置される。
このように第3の実施形態においても、導光路素子31の手前側にオンチップレンズ32を設けることにより、中間スクリーン225と導光路素子31との間で光が拡散することを防止することができる。これにより、第2の実施形態と同様にボケの少ない解像度の高い虚像を表示することが可能となる。
(他の変形例)
以上に説明した虚像表示装置、およびこれを備えたヘッドアップディスプレイ装置の構成は、上記の実施形態の特徴を説明するにあたって主要構成を説明したのであって、上記の構成に限られず、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。また、一般的な虚像表示装置、またはヘッドアップディスプレイ装置が備える構成を排除するものではない。
例えば導光路素子31の各セルは、表示素子21の画素に1対1で対応する例を示したが、これに限られず、例えば1つのセルに表示素子21の2画素、または4画素(2×2)が対応するように構成してもよい。
10 ヘッドアップディスプレイ装置
20 虚像表示装置
21 表示素子
21a 表示面
22 虚像投影光学系
31 導光路素子(光学素子)
221、222 レンズ群
223 ミラー
224 表示スクリーン
225 中間スクリーン
23 ハウジング
31 導光路素子(光学素子)
41、42、43、44 セル
400 単位領域
32 レンズアレイ
50 表示制御部
60 主制御部
71 運転者検出部
72 環境監視部
800 車両
900 ユーザー
910 瞳
AX 光軸
D1 表示光
DF 検出領域
F、F1、F2、F3、F4 フレーム
f、f1、f2、f3、fn 虚像
i1、i2、in 像

Claims (8)

  1. 複数の表示画素を有する描画デバイスと、
    前記表示画素のそれぞれに対応した配置されたセルであって、異なる厚みを有する複数のセルの集合である単位領域を複数有する光学素子と、
    それぞれの前記単位領域における同じ厚みの複数の前記セルに対応した複数の前記表示画素に画像を表示させる表示制御部と、
    前記セルの厚みに応じた虚像距離で、前記描画デバイスが描画した画像に基づいた虚像を形成する虚像投影光学系と、
    を備える虚像表示装置。
  2. 前記光学素子は、光軸方向に厚みが異なる、光軸方向に延在する柱状の構造体であり、前記セルの前記虚像投影光学系側の表面に前記描画デバイスが描画した像を投影する、請求項1に記載の虚像表示装置。
  3. 前記単位領域のそれぞれは、光軸に垂直な平面において縦n×横mの前記セルで構成される、請求項1または請求項2に記載の虚像表示装置。
    (ただし、n、mはセルの数を示す正の整数であり、少なくとも一方は2以上である)
  4. 前記光学素子は、前記描画デバイスの表示領域と同等のサイズを有し、かつ、1つの前記セルのサイズは、前記描画デバイスの1つの画素のサイズと同等である、請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の虚像表示装置。
  5. 前記光学素子には、さらに、前記セルのそれぞれに1体1で対応した複数のレンズで構成されるレンズアレイが含まれる、請求項4に記載の虚像表示装置。
  6. 前記表示制御部は、それぞれの前記単位領域における同じ厚みの複数の前記セルに対応した複数の前記表示画素を1つのグループとし、複数の前記グループにそれぞれ別々の画像を表示させる、請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の虚像表示装置。
  7. 前記表示制御部は、同時に、または時分割で順次に複数の前記グループに別々の画像を表示させる、請求項6に記載の虚像表示装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1つに記載の虚像表示装置と、
    検出領域内に存在するオブジェクトを検出するとともに、前記オブジェクトまでの距離を判定するオブジェクト検出部と、
    オブジェクト検出部が判定した前記オブジェクトまでの距離に対応した投影距離で、前記虚像表示装置に虚像を形成させる、主制御部と、
    を備えたヘッドアップディスプレイ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114290989A (zh) * 2021-12-21 2022-04-08 东软睿驰汽车技术(沈阳)有限公司 提示方法、车辆、计算机可读存储介质

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