JP2019120150A - 流体圧機器 - Google Patents
流体圧機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019120150A JP2019120150A JP2017253702A JP2017253702A JP2019120150A JP 2019120150 A JP2019120150 A JP 2019120150A JP 2017253702 A JP2017253702 A JP 2017253702A JP 2017253702 A JP2017253702 A JP 2017253702A JP 2019120150 A JP2019120150 A JP 2019120150A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protrusion
- seal
- seal groove
- length
- oil seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C15/00—Component parts, details or accessories of machines, pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C2/00 - F04C14/00
- F04C15/0003—Sealing arrangements in rotary-piston machines or pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2/00—Rotary-piston machines or pumps
- F04C2/08—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
- F04C2/12—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of other than internal-axis type
- F04C2/14—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of other than internal-axis type with toothed rotary pistons
- F04C2/18—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of other than internal-axis type with toothed rotary pistons with similar tooth forms
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
Abstract
【課題】シール溝に嵌め込みやすく、かつ、シール溝から外れにくいシール部材を備えた流体圧機器を提供する。【解決手段】ギヤポンプ1は、一対のギヤ2,3が収容されるボディ4と、ボディ4の開口部を閉塞し、ボディ4とで作動流体室を画成するハウジング5,6と、ボディ4とハウジング5,6との間に設けられ、作動流体室の作動流体をシールする弾性変形可能なオイルシール39と、を備え、ハウジング5,6には、オイルシール39が嵌め込まれるシール溝160が設けられ、オイルシール39は、高圧側と低圧側とを区画する環状の本体部131と、本体部131から高圧側に突出する複数の突出部132と、を有し、突出部132が形成される部位におけるオイルシール39の幅は、シール溝160の幅W0よりも大きく、突出部132における本体部131の周方向に沿う長さL1は、突出部132の突出長さW1よりも大きい。【選択図】図6
Description
本発明は、流体圧機器に関する。
特許文献1には、所定箇所に凸部が設けられたOリングが、ギヤポンプのカバーの溝に嵌め込まれることにより、Oリングが溝に保持される構造が開示されている。
しかしながら、特許文献1の構造では、凸部の長さ(Oリングの周方向に沿う長さ)が短く、凸部と溝の接触面積が小さい。したがって、特許文献1の構造では、Oリングが溝から脱落することを防止するために、凸部が形成される部位におけるOリングの幅と溝の幅との差である締め代を大きく取る必要がある。このため、特許文献1の構造では、Oリングを溝へ嵌め込む際、局所的に大きな力が必要となるので、溝に嵌め込みにくいという問題がある。また、溝の奥まで凸部が嵌め込まれていない場合、流体圧機器の製造過程において、凸部が溝から外れてしまうおそれもある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、シール溝に嵌め込みやすく、かつ、シール溝から外れにくいシール部材を備えた流体圧機器を提供することを目的とする。
第1の発明は、ケースとカバーとの間に設けられ、作動流体室の作動流体をシールする弾性変形可能なシール部材を備え、ケース及びカバーの一方には、シール部材が嵌め込まれるシール溝が設けられ、シール部材が、高圧側と低圧側とを区画する環状の本体部と、本体部から高圧側に突出する突出部と、を有し、突出部が形成される部位におけるシール部材の幅がシール溝の幅よりも大きく、突出部における本体部の周方向に沿う長さが突出部の突出長さよりも大きいことを特徴とする流体圧機器である。
第1の発明では、突出部における本体部の周方向に沿う長さが突出部の突出長さよりも大きいので、突出部とシール溝との接触面積が十分に確保される。このため、突出部が形成される部位におけるシール部材の幅とシール溝の幅との差である締め代を小さく設定できる。
第2の発明は、突出部とシール溝の底面との間、及び、突出部とケース及びカバーの他方との間のそれぞれに、作動流体が導入される空間が形成されることを特徴とする。
第2の発明では、突出部の両側に作動流体圧が作用するので、突出部を適正な位置に保ち、突出部をシール溝の側面に安定して当接させることができる。
第3の発明は、突出部が、突出部の周方向一端から周方向他端に亘って突出長さが均一となるように形成されることを特徴とする。
第4の発明は、突出部の先端面が、平坦な形状に形成されることを特徴とする。
第3及び第4の発明では、シール溝にシール部材をより安定して保持させることができる。
第5の発明は、本体部が、複数の湾曲部と、隣り合う湾曲部同士を接続する直線部と、を有し、突出部が、直線部に設けられることを特徴とする。
第5の発明では、湾曲部に突出部を設ける場合に比べて、シール部材を容易に製造することができるので、シール部材の製造コストの低減を図ることができる。
本発明によれば、シール溝に嵌め込みやすく、かつ、シール溝から外れにくいシール部材を備えた流体圧機器を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
本実施形態のギヤポンプ1は、一対のギヤが噛み合いながら回転して作動流体を吐出するものである。図1に示すように、ギヤポンプ1は、一対のギヤとしてのドライブギヤ2及びドリブンギヤ3が組み込まれるボディ4と、ボディ4を挟んで配置された一対のハウジング5,6とを備える。
ボディ4は、ドライブギヤ2及びドリブンギヤ3がそれぞれ組み込まれる一対のギヤ室7,8を有する。ボディ4は、一対のギヤ(作動部)が収容されるケースとして機能する。
ハウジング5は、ボディ4の一方の端面4aに接触して配置され、ギヤ室7,8の一方の開口部を閉塞する。ハウジング5は、支持部材(図示せず)に取り付けられて固定され、マウンティングフランジとして機能する。ハウジング5は、ボディ4と一体に形成するようにしてもよい。
ハウジング6は、ボディ4の他方の端面4bに接触して配置され、ギヤ室7,8の他方の開口部を閉塞する。ハウジング5,6は、ボディ4の開口部を閉塞し、ボディ4とで内部に作動流体室(空間)を画成するカバーとして機能する。
ドライブギヤ2の両端には、回転軸11,12が連結される。回転軸11,12は、それぞれ軸受13,14を介してハウジング5,6に回転自在に支持される。回転軸11は、ボディ4の外部へと延在し、動力源(図示せず)に連結される。このように、ドライブギヤ2は、外部の動力源によって、図5に矢印で示す回転方向に回転駆動される。ドリブンギヤ3の両端には、回転軸15,16が連結される。回転軸15,16は、それぞれ軸受17,18を介してハウジング5,6に回転自在に支持される。ドリブンギヤ3は、ドライブギヤ2と噛み合うことによって、ドライブギヤ2に従動し、図5に矢印で示す回転方向に回転する。
図2〜図4に示すように、ボディ4とハウジング5,6は、位置決めピン21a,21b,22a,22bによって位置決めされた状態で、締結部材としての4本のボルト31,32,33,34によって締結される。位置決めピン21a,21bは、ハウジング5に形成された位置決め穴5a,5bに挿入され、位置決めピン22a,22bは、ハウジング6に形成された位置決め穴6a,6bに挿入される。ボルト31〜34は、それぞれの軸力によって、ボディ4の両端面4a,4bにハウジング5,6を押し付ける。
図1に示すように、ドライブギヤ2及びドリブンギヤ3の両端面とハウジング5,6との間には、サイドプレート36,37が介装される。ボディ4の両端面4a,4bとハウジング5,6との間には、オイルシール39が介装され、オイルシール39によってギヤ室(作動流体室)7,8が密封される。つまり、オイルシール39は、ギヤ室(作動流体室)7,8の作動流体をシールするシール部材である。オイルシール39の構成の詳細については、後述する。
図2及び図5に示すように、ボディ4におけるギヤ室7,8の低圧側には低圧室41が形成され、ボディ4におけるギヤ室7,8の高圧側には高圧室42が形成される。低圧室41と高圧室42は、ドライブギヤ2とドリブンギヤ3のギヤ噛み合い部を挟んで形成される。
図4に示すように、ハウジング6には、作動流体を吸い込み低圧室41に導く低圧ポート43と、高圧室42の作動流体をギヤポンプ1の外部へと吐出する高圧ポート44とが形成される。このように、低圧ポート43は、作動流体をギヤ室7,8の低圧側に導き、高圧ポート44は、ギヤ室7,8の高圧側の作動流体を吐出する。
ギヤ室7,8にてドライブギヤ2とドリブンギヤ3が噛み合いながら回転することによって、低圧ポート43から吸い込まれた作動流体は、ギヤ室7,8のそれぞれの内周面に沿って運ばれ、高圧ポート44を通じて吐出される。作動流体としては、たとえば作動油が用いられる。
主に図6〜図9を参照して、オイルシール39について説明する。ボディ4とハウジング5との間に設けられるオイルシール39と、ボディ4とハウジング6との間に設けられるオイルシール39は、同一の構成である。
オイルシール39は、ゴム等の弾性変形可能な部材により形成される。図6に示すように、オイルシール39は、環状の外側環状部130と、外側環状部130の内側に設けられる環状の内側環状部140と、外側環状部130と内側環状部140とを連結する連結部150と、を有する。
オイルシール39は、ハウジング5,6に設けられた断面矩形状のシール溝160に嵌め込まれ、シール溝160の開口部はボディ4の端面4a,4bによって閉塞される(図9参照)。
図3及び図4に示すように、外側環状部130は、ギヤポンプ1の外部と、ギヤポンプ1の外部の圧力(大気圧)よりも高い圧力の高圧エリアHAと、を区画する。外側環状部130は、内側側面に外側側面よりも高い圧力が作用するので、外側側面がシール溝160の側面に押し付けられる。これにより、高圧エリアHAの作動油がシールされ、作動油が高圧エリアHAからギヤポンプ1の外部へ漏れることが防止される。
内側環状部140は、高圧エリアHAと、高圧エリアHAの圧力よりも低い圧力の低圧エリアLAと、を区画する。内側環状部140は、外側側面に内側側面よりも高い圧力が作用するので、内側側面がシール溝160の側面に押し付けられ、高圧エリアHAの作動油がシールされる。これにより、高圧エリアHAから低圧エリアLAへの作動油の流れが遮断され、高圧側から低圧側への圧抜けが防止される。高圧エリアHAには、高圧室42または高圧ポート44が連通され、高圧流体が導入される。一方、低圧エリアLAには、低圧室41または低圧ポート43が連通され、低圧流体が導入される。高圧エリアHA及び低圧エリアLAに導入される作動流体の圧力によって、サイドプレート36,37が、ドライブギヤ2及びドリブンギヤ3の側面に圧接される。これにより、サイドプレート36,37のギヤ側側面とギヤの側面との間の緊迫力が維持され、ドライブギヤ2及びドリブンギヤ3の歯溝がメタルシールされる。
図6に示すように、外側環状部130は、環状の本体部131と、本体部131から内側、すなわち高圧エリアHA側に突出する複数の突出部132と、を有する。突出部132は、オイルシール39がシール溝160に嵌め込まれたときに、弾性力によりオイルシール39を保持する部位である。突出部132は、環状の本体部131の周方向に沿って設けられる。図7及び図9に示すように、本体部131の断面形状は、円形状であり、その直径D1は、シール溝160の幅W0よりも小さい(D1<W0)。
図6に示すように、本体部131は、複数の湾曲部135と、隣り合う湾曲部135同士を接続する直線部136と、を有する。複数の湾曲部135には、図示左側に位置する第1湾曲部135aと、図示上側及び下側に位置する一対の第2湾曲部135bと、図示右側に位置する第3湾曲部135cと、第2湾曲部135bと第3湾曲部135cとの間に位置する一対の第4湾曲部135dと、がある。
第1湾曲部135a、第2湾曲部135b、第3湾曲部135cは、それぞれ外側に膨出するように湾曲する円弧状に形成され、第4湾曲部135dは、内側に膨出するように湾曲する円弧状に形成される。
図示するように、突出部132は、第1湾曲部135aと図示上側の第2湾曲部135bとを接続する直線部136、及び、第1湾曲部135aと図示下側の第2湾曲部135bとを接続する直線部136、のそれぞれ(計2箇所)に設けられる。直線部136に突出部132が設けられているので、湾曲部135に突出部132を設ける場合に比べてオイルシール39を容易に製造することができる。このため、オイルシール39の製造コストの低減を図ることができる。
一対の突出部132は、内側環状部140に設けられる略3の字状の3字状湾曲部141の円弧部141aに対向して配置される。なお、外側環状部130の第3湾曲部135cが連結部150を介して内側環状部140に連結されているので、3字状湾曲部141よりも第3湾曲部135c側に突出部132を設ける必要がない。
図7及び図8に示すように、突出部132は、略直方体形状であり、本体部131から側方に突出している。突出部132の先端面132aは、平坦な形状に形成される。突出部132の突出長さW1は、本体部131の直径D1よりも小さく、本体部131の半径(D1)/2よりも大きい((D1)/2<W1<D1)。
突出部132の高さ(厚み)H1は、本体部131の直径D1よりも小さく設定される(H1<D1)。突出部132は、突出部132の高さ方向の中心面と、本体部131の中心軸とが同一平面内に位置するように形成される。このため、図9に示すように、オイルシール39がシール溝160内に収容された状態では、突出部132とボディ4の端面4a,4bとの間、及び、突出部132とシール溝160の底面160aとの間のそれぞれに作動流体が導入される空間S1,S2が形成される。
突出部132は略直方体形状であるので、突出部132の図示上面の受圧面積と、突出部132の図示下面の受圧面積とは、同一となる。また、突出部132の空間S1の圧力と空間S2の圧力とは同圧となる。このため、突出部132には図示上下方向に均等に荷重が作用するので、突出部132は図示上下方向に傾くこと(変形すること)がなく、突出部132を適正な位置に保つことができる。したがって、突出部132をシール溝160の側面に安定して当接させることができる。
また、空間S1,S2が設けられているので、シール溝160内において、周方向に沿う作動油の流れが突出部132により阻害されることが防止される。このため、突出部132において局所的に圧力が高くなることにより、オイルシール39に引張力が発生することを防止することができる。つまり、ギヤポンプ1の作動中におけるオイルシール39の損傷を防止することができる。
図7に示すように、突出部132が形成される部位(以下、「幅広部位」と記す)における弾性変形前のオイルシール39の幅W2は、シール溝160の幅W0(図9参照)よりも大きい(W2>W0,W2=W1+D1)。このため、図9に示すように、幅広部位がシール溝160に嵌め込まれると、幅広部位は、シール溝160の幅方向に収縮した状態で、シール溝160の側面によって保持される。
図6に示すように、突出部132における本体部131の周方向に沿う長さ(以下、突出部132の長さと記す)L1は、シール溝160にオイルシール39を安定して保持できる長さに設定する必要がある。ここで、突出部132の長さL1とは、シール溝160にオイルシール39が嵌め込まれたときに、シール溝160の側面に接触する部位の長さである。
突出部132の長さL1が短すぎると、ギヤポンプ1の製造過程で、シール溝160からオイルシール39が脱落し、シール溝160からはみ出たオイルシール39の一部がハウジング5,6とボディ4との間に挟まれ、不具合が生じるおそれがある。
例えば、突出部を半球状に形成し、突出部の先端の一点をシール溝160に接触させる場合について説明する。この場合、オイルシールが装着されたシール溝160を下側に向けたときに、突出部から周方向両側に延びる部位がその自重により垂れ下がり、その自重が突出部に作用することにより、突出部がシール溝160から外れてしまうおそれがある。一の突出部がシール溝160から外れてしまうと、他の突出部のみでオイルシールを保持することができず、オイルシールはシール溝160から落下してしまう。この場合、オイルシールをシール溝160に付け直す作業が必要となるので、その分、組み立て作業に時間を要してしまう。また、ハウジング5,6をボディ4に重ねる直前にオイルシールがシール溝160から脱落してしまうと、オイルシールがハウジング5,6とボディ4との間に挟まれた状態で、ギヤポンプ1が組み立てられてしまうおそれもある。
このため、本実施形態では、突出部132の長さL1が、少なくとも突出部132の突出長さW1よりも大きく設定される(L1>W1)。なお、一対の突出部132間の周方向の長さは、突出部132の長さL1よりも長く設定される。外側環状部130に所定の間隔をあけて突出部132を設けることにより、外側環状部130の全体に突出部132を設ける場合に比べて、簡単に、オイルシール39をシール溝160に嵌め込むことができる。
突出部132の長さL1が突出部132の突出長さW1よりも大きいので、突出部132とシール溝160との接触面積が十分に確保される。このため、シール溝160によってオイルシール39を安定して保持することができる。
例えば、オイルシール39が装着されたシール溝160を下側に向けたときに、突出部132から周方向両側に延びる部位がその自重により垂れ下がってしまったとしても、その自重が突出部132の周方向一端側と他端側とに分散して作用することになる。このため、シール溝160を下側に向けたとしても、突出部132がシール溝160から外れることが防止される。また、仮に、突出部132の端部がシール溝160から外れたとしても、突出部132の全体がシール溝160から外れるわけではない。つまり、突出部132の一部分がシール溝160から外れたとしても、当該突出部132の残りの部分がシール溝160に接触しているので、保持力が維持される。このため、仮に、突出部132の端部がシール溝160から外れたとしても、シール溝160からオイルシール30が直ちに落下することが防止される。
このように、本実施形態では、突出部132がシール溝160に嵌め込まれることにより、突出部132の先端面132aとシール溝160の一方の側面との面圧、及び、先端面132aの反対側の本体部131の面とシール溝160の他方の側面との面圧を保持力として、オイルシール39の脱落を防止する。本実施形態では、突出部132の長さL1を突出部132の突出長さW1よりも大きくして、十分な接触面積が確保されているので、十分な保持力を発生させることができる。これにより、単位面積当たりの荷重(面圧)を小さくしても、オイルシール39の脱落を防止するための保持力を確保することができる。このため、本実施形態では、幅広部位における弾性変形前のオイルシール39の幅W2(図7参照)とシール溝160の幅W0(図9参照)との差(W2−W0)である締め代を小さく設定できる。
締め代を小さく設定することにより、幅広部位をシール溝160に嵌め込む際、図6に示す外側環状部130の周方向の単位長さ当たりに加える荷重を小さくできる。このため、作業者は、たとえば、手指等により、所定の突出部132の周方向一端をシール溝160に押し込んだ後、突出部132の周方向一端から周方向他端に向けて手指等をスライド移動させることにより、容易に、突出部132の全体をシール溝160の奥まで嵌め込むことができる。
なお、本実施形態では、突出部132の長さL1が、シール溝160の幅W0(図9参照)、及び、幅広部位における弾性変形前のオイルシール39の幅W2(図7参照)よりも大きく設定されており(L1>W2>W0)、長さL1を幅W0,W2よりも小さく設定する場合に比べて、締め代をさらに小さく設定できる。
突出部132は、突出部132の周方向一端から周方向他端に亘って突出長さL1が均一となるように形成され、その先端面132aが平坦である。このため、本実施形態では、突出部132の先端面が波状に形成されるなど、突出部132の周方向一端から周方向他端に亘って突出長さL1が不均一である場合に比べて、シール溝160にオイルシール39を安定して保持させることができる。
作業者が、ギヤポンプ1を組み立てる手順の一例について説明する。図1に示すように、ギヤポンプ1は、複数の部材が積層され、各部材が積層された状態でボルト31〜34により締結される。
まず、シール溝160が上側を向くようにハウジング5を配置する。次に、ハウジング5のシール溝160にオイルシール39及びバックアップリング(不図示)を嵌め込み、ボディ4をハウジング5に積層する。そして、ボディ4内に、サイドプレート36、ドライブギヤ2及びドリブンギヤ3、サイドプレート37の順に積層する。
次に、シール溝160が上側を向くようにハウジング6を配置する。ハウジング6のシール溝160にオイルシール39及びバックアップリング(不図示)を嵌め込む。そして、シール溝160が下側を向くようにハウジング6を180度回転させ、ハウジング6をボディ4に積層する。最後に、ボルト31〜34を取り付け、ギヤポンプ1が完成する。
上述した実施形態によれば、次の作用効果を奏する。
(1)突出部132の長さL1が突出部132の突出長さW2よりも大きいので、突出部132とシール溝160との接触面積が十分に確保される。これにより、十分な保持力を発生させることができるので、たとえば、ハウジング6のシール溝160にオイルシール39を嵌め込んだ後、ハウジング6を180度回転させたときにもオイルシール39がシール溝160から脱落することがない。また、ハウジング6をボディ4に当接させるときに衝撃が発生したとしてもオイルシール39がシール溝160から脱落することがない。このように、本実施形態によれば、オイルシール39がシール溝160から脱落することが防止され、オイルシール39の噛み込みに起因した作動油の漏れを防止することができる。
(2)突出部132の長さL1を突出部132の突出長さW2よりも大きく設定することにより、突出部132とシール溝160との接触面積が十分に確保されるので、幅広部位におけるオイルシール39の幅W2とシール溝160の幅W0との差(W2−W0)である締め代を小さく設定できる。締め代は、小さい程、幅広部位をシール溝160に嵌め込む際、外側環状部130の周方向の単位長さ当たりに加える荷重を小さくできる。したがって、本実施形態によれば、容易に、突出部132の全体をシール溝160の奥まで嵌め込むことができ、組立作業性が良い。
上記(1),(2)のとおり、本実施形態によれば、シール溝160に嵌め込みやすく、かつ、シール溝160から外れにくいオイルシール39を備えたギヤポンプ1を提供することができる。
次のような変形例も本発明の範囲内であり、変形例に示す構成と上述の実施形態で説明した構成を組み合わせたり、以下の異なる変形例で説明する構成同士を組み合わせたりすることも可能である。
(変形例1)
上記実施形態では、ハウジング5,6にシール溝160が設けられる例について説明したが、本発明はこれに限定されない。ハウジング5,6にシール溝160を設けることに代えて、ボディ4の端面4a,4bにオイルシール39が嵌め込まれるシール溝160を設けてもよい。
上記実施形態では、ハウジング5,6にシール溝160が設けられる例について説明したが、本発明はこれに限定されない。ハウジング5,6にシール溝160を設けることに代えて、ボディ4の端面4a,4bにオイルシール39が嵌め込まれるシール溝160を設けてもよい。
(変形例2)
上記実施形態では、直線部136に突出部132を設ける例について説明したが、本発明はこれに限定されない。直線部136に突出部132を設けることに代えて、湾曲部135に突出部132を設けてもよい。
上記実施形態では、直線部136に突出部132を設ける例について説明したが、本発明はこれに限定されない。直線部136に突出部132を設けることに代えて、湾曲部135に突出部132を設けてもよい。
(変形例3)
上記実施形態では、外側環状部130に突出部132を設ける例について説明したが、本発明はこれに限定されない。内側環状部140に突出部を設けてもよい。この場合、突出部は、内側環状部140の本体部から外側、すなわち高圧エリアHA側に突出するように設けられる。
上記実施形態では、外側環状部130に突出部132を設ける例について説明したが、本発明はこれに限定されない。内側環状部140に突出部を設けてもよい。この場合、突出部は、内側環状部140の本体部から外側、すなわち高圧エリアHA側に突出するように設けられる。
(変形例4)
上記実施形態では、外側環状部130と内側環状部140とが連結されたオイルシール39に本発明が適用される例について説明したが、本発明はこれに限定されず、種々の環状のオイルシールに本発明を適用することができる。たとえば、内側環状部140及び連結部150を備えていないオイルシールに本発明を適用してもよい。この場合、上下左右に配置される湾曲部135間を接続する直線部(計4箇所)のそれぞれに突出部132を設けることが好ましい。
上記実施形態では、外側環状部130と内側環状部140とが連結されたオイルシール39に本発明が適用される例について説明したが、本発明はこれに限定されず、種々の環状のオイルシールに本発明を適用することができる。たとえば、内側環状部140及び連結部150を備えていないオイルシールに本発明を適用してもよい。この場合、上下左右に配置される湾曲部135間を接続する直線部(計4箇所)のそれぞれに突出部132を設けることが好ましい。
(変形例5)
突出部132の形状は、上記実施形態に限定されない。図10に示すように、突出部132の端部を階段状に形成してもよいし、図11に示すように、突出部132の先端面132aを凹部と凸部とが交互に設けられる波状に形成してもよい。本変形例においても突出部132の長さ(シール溝160の側面に接触する部位の長さ)L1は、少なくとも突出長さW1よりも大きい。また、突出部132の長さL1は、シール溝160の幅W0及び幅広部位におけるオイルシール39の幅W2よりも大きく設定することが好ましい。なお、図11に示すように、突出部132の突出長さが不均一である場合、突出部132の長さL1は、少なくとも突出長さの最大値W1maxよりも大きく設定される。
突出部132の形状は、上記実施形態に限定されない。図10に示すように、突出部132の端部を階段状に形成してもよいし、図11に示すように、突出部132の先端面132aを凹部と凸部とが交互に設けられる波状に形成してもよい。本変形例においても突出部132の長さ(シール溝160の側面に接触する部位の長さ)L1は、少なくとも突出長さW1よりも大きい。また、突出部132の長さL1は、シール溝160の幅W0及び幅広部位におけるオイルシール39の幅W2よりも大きく設定することが好ましい。なお、図11に示すように、突出部132の突出長さが不均一である場合、突出部132の長さL1は、少なくとも突出長さの最大値W1maxよりも大きく設定される。
(変形例6)
上記実施形態では、作動油を用いた油圧機器としてのギヤポンプ1に本発明を適用する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。種々のポンプ、モータ、シリンダ等の油圧機器のシール構造に本発明を適用できる。さらに、作動油に代えて、水を作動流体として用いる流体圧機器のシール構造に本発明を適用することもできる。
上記実施形態では、作動油を用いた油圧機器としてのギヤポンプ1に本発明を適用する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。種々のポンプ、モータ、シリンダ等の油圧機器のシール構造に本発明を適用できる。さらに、作動油に代えて、水を作動流体として用いる流体圧機器のシール構造に本発明を適用することもできる。
以下、本発明の実施形態の構成、作用、及び効果をまとめて説明する。
ギヤポンプ1は、一対のギヤ(2,3)が収容されるボディ4と、ボディ4の開口部を閉塞し、ボディ4とで作動流体室(7,8)を画成するハウジング5,6と、ボディ4とハウジング5,6との間に設けられ、作動流体室(7,8)の作動油をシールする弾性変形可能なオイルシール39と、を備え、ボディ4及びハウジング5,6の一方には、オイルシール39が嵌め込まれるシール溝160が設けられ、オイルシール39は、高圧側と低圧側とを区画する環状の本体部131と、本体部131から高圧側に突出する突出部132と、を有し、突出部132が形成される部位におけるオイルシール39の幅W2は、シール溝160の幅W0よりも大きく、突出部132における本体部131の周方向に沿う長さL1は、突出部132の突出長さW1よりも大きい。
この構成では、突出部132における本体部131の周方向に沿う長さL1が突出部132の突出長さW1よりも大きいので、突出部132とシール溝160との接触面積が十分に確保される。このため、突出部132が形成される部位におけるオイルシール39の幅W2とシール溝160の幅W0との差(W2−W0)である締め代を小さく設定できる。その結果、シール溝160に嵌め込みやすく、かつ、シール溝160から外れにくいオイルシール39を備えたギヤポンプ1を提供することができる。
ギヤポンプ1は、突出部132における本体部131の周方向に沿う長さL1が、シール溝160の幅W0よりも大きい。
ギヤポンプ1は、突出部132における本体部131の周方向に沿う長さL1が、突出部132が形成される部位におけるオイルシール39の幅W2よりも大きい。
これらの構成では、突出部132とシール溝160との接触面積をより大きくできるので、締め代をさらに小さく設定できる。
ギヤポンプ1は、突出部132とシール溝160の底面160aとの間、及び、突出部132とボディ4及びハウジング5,6の他方との間のそれぞれに、作動油が導入される空間S1,S2が形成される。
この構成では、突出部132の両側に作動流体圧が作用するので、突出部132を適正な位置に保ち、突出部132をシール溝160の側面に安定して当接させることができる。
ギヤポンプ1は、突出部132が、突出部132の周方向一端から周方向他端に亘って突出長さW1が均一となるように形成される。
ギヤポンプ1は、突出部132の先端面が、平坦な形状に形成される。
これらの構成では、シール溝160にオイルシール39をより安定して保持させることができる。
ギヤポンプ1は、本体部131が、複数の湾曲部135と、隣り合う湾曲部135同士を接続する直線部136と、を有し、突出部132が、直線部136に設けられる。
この構成では、湾曲部135に突出部132を設ける場合に比べて、オイルシール39を容易に製造することができるので、オイルシール39の製造コストの低減を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
1・・・ギヤポンプ(流体圧機器)、2・・・ドライブギヤ(作動部)、3・・・ドリブンギヤ(作動部)、4・・・ボディ(ケース)、5,6・・・ハウジング(カバー)、7,8・・・ギヤ室(作動流体室)、39・・・オイルシール(シール部材)、131・・・本体部、132・・・突出部、132a・・・先端面、135・・・湾曲部、136・・・直線部、160・・・シール溝
Claims (5)
- 作動部が収容されるケースと、
前記ケースの開口部を閉塞し、前記ケースとで作動流体室を画成するカバーと、
前記ケースと前記カバーとの間に設けられ、前記作動流体室の作動流体をシールする弾性変形可能なシール部材と、を備え、
前記ケース及び前記カバーの一方には、前記シール部材が嵌め込まれるシール溝が設けられ、
前記シール部材は、
高圧側と低圧側とを区画する環状の本体部と、
前記本体部から前記高圧側に突出する突出部と、を有し、
前記突出部が形成される部位における前記シール部材の幅は、前記シール溝の幅よりも大きく、
前記突出部における前記本体部の周方向に沿う長さは、前記突出部の突出長さよりも大きい
ことを特徴とする流体圧機器。 - 請求項1に記載の流体圧機器において、
前記突出部と前記シール溝の底面との間、及び、前記突出部と前記ケース及び前記カバーの他方との間のそれぞれに、作動流体が導入される空間が形成される
ことを特徴とする流体圧機器。 - 請求項1または請求項2に記載の流体圧機器において、
前記突出部は、前記突出部の周方向一端から周方向他端に亘って前記突出長さが均一となるように形成される
ことを特徴とする流体圧機器。 - 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の流体圧機器において、
前記突出部の先端面は、平坦な形状に形成される
ことを特徴とする流体圧機器。 - 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の流体圧機器において、
前記本体部は、
複数の湾曲部と、
隣り合う前記湾曲部同士を接続する直線部と、を有し、
前記突出部は、前記直線部に設けられる
ことを特徴とする流体圧機器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017253702A JP2019120150A (ja) | 2017-12-28 | 2017-12-28 | 流体圧機器 |
CN201811620005.9A CN109973380B (zh) | 2017-12-28 | 2018-12-28 | 流体压设备 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017253702A JP2019120150A (ja) | 2017-12-28 | 2017-12-28 | 流体圧機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019120150A true JP2019120150A (ja) | 2019-07-22 |
Family
ID=67076495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017253702A Pending JP2019120150A (ja) | 2017-12-28 | 2017-12-28 | 流体圧機器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019120150A (ja) |
CN (1) | CN109973380B (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102019214751A1 (de) * | 2019-09-26 | 2021-04-01 | Mahle International Gmbh | Gehäuse |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4740192Y1 (ja) * | 1969-03-10 | 1972-12-05 | ||
JPS5593758U (ja) * | 1978-12-22 | 1980-06-28 | ||
JP2008298246A (ja) * | 2007-06-04 | 2008-12-11 | Kayaba Ind Co Ltd | 平面用シールリング |
JP2009250272A (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-29 | Yamada Seisakusho Co Ltd | パッキン材の取付構造 |
WO2010013354A1 (ja) * | 2008-07-31 | 2010-02-04 | カヤバ工業株式会社 | ギヤポンプ |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN2064832U (zh) * | 1990-04-13 | 1990-10-31 | 程安强 | 中部轴向补偿密封的齿轮泵 |
CN2172360Y (zh) * | 1993-05-27 | 1994-07-20 | 程安强 | 中部密封式齿轮泵 |
JP3570848B2 (ja) * | 1997-04-03 | 2004-09-29 | 株式会社クボタ | ギヤポンプ |
CN100449147C (zh) * | 2000-09-11 | 2009-01-07 | 济南液压泵有限责任公司 | 一种齿轮泵用具有双向轴向密封补偿作用的侧板 |
JP3758959B2 (ja) * | 2000-09-20 | 2006-03-22 | 株式会社クボタ | ギヤポンプ |
DE102005002757B4 (de) * | 2005-01-20 | 2018-04-26 | Trw Automotive Gmbh | Servolenksystem-Hydraulikpumpe |
-
2017
- 2017-12-28 JP JP2017253702A patent/JP2019120150A/ja active Pending
-
2018
- 2018-12-28 CN CN201811620005.9A patent/CN109973380B/zh active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4740192Y1 (ja) * | 1969-03-10 | 1972-12-05 | ||
JPS5593758U (ja) * | 1978-12-22 | 1980-06-28 | ||
JP2008298246A (ja) * | 2007-06-04 | 2008-12-11 | Kayaba Ind Co Ltd | 平面用シールリング |
JP2009250272A (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-29 | Yamada Seisakusho Co Ltd | パッキン材の取付構造 |
WO2010013354A1 (ja) * | 2008-07-31 | 2010-02-04 | カヤバ工業株式会社 | ギヤポンプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN109973380A (zh) | 2019-07-05 |
CN109973380B (zh) | 2021-03-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20210135537A1 (en) | Packing and Mounting Mechanism for Electric Motor in Small and Medium-Sized Appliances | |
JP2019120150A (ja) | 流体圧機器 | |
US20150337836A1 (en) | Gear Pump | |
US10808696B2 (en) | Gear pump or gear motor with shaft connecting member | |
JP6190293B2 (ja) | オイルフリースクリュ圧縮機 | |
JP6164570B2 (ja) | スクロール流体機械 | |
JP6252802B2 (ja) | 歯車ポンプ又はモータ | |
CN102635547A (zh) | 齿轮泵 | |
JP2016196842A (ja) | 歯車ポンプ又はモータ | |
JP2009150253A (ja) | 外接型ギヤポンプ | |
CN202510358U (zh) | 齿轮泵 | |
US10975863B2 (en) | Gear pump or motor with features for determining if assembled correctly | |
KR101880514B1 (ko) | 기본 실링력과 유압에 의한 가변 실링력이 작용되는 분리형 가변 실링부가 구비된 로터리 베인 모터 | |
JP5068370B2 (ja) | ギヤポンプ | |
JP2011033081A (ja) | リップシール装置およびそれを用いた流体機械 | |
KR101563725B1 (ko) | 스크롤 압축기 | |
KR200486890Y1 (ko) | 결합구조가 단순화된 내접기어펌프 | |
JP2019094785A (ja) | 歯車回転機 | |
JPH0925883A (ja) | 歯車ポンプまたはモータ | |
JP6473978B2 (ja) | スクロール流体機械 | |
JP6347478B2 (ja) | ポンプ装置 | |
JP2013167159A (ja) | 外接歯車ポンプ | |
KR100384157B1 (ko) | 자동변속기용 오일펌프 | |
JP2000249077A (ja) | 歯車ポンプ | |
JP2010106706A (ja) | 密閉型電動圧縮機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200319 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210202 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20210803 |