JP5068370B2 - ギヤポンプ - Google Patents
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Description
ギヤポンプのボディ内は、吐出側が高圧、吸込側が低圧となるため、ギヤポンプは、ギヤが吸込側に押し付けられた状態で運転される(特開昭55−119990号公報及び特開平11−236883号公報参照)。
このため、ギヤポンプは、上記のようにギヤが吸込側に押し付けられた状態で運転されるが、高負荷運転となった場合には、ボディ内の流体圧力によって一方のハウジングにおける回転軸を支持する部位の変形量が他方のハウジングの変形量と比較して大きくなり、回転軸が傾いてしまう。高負荷運転時における回転軸の傾きは、ボディ内の流体のリーク量が増加する原因となる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、高負荷運転時におけるギヤの回転軸の傾きを防止するギヤポンプを提供することを目的とする。
本発明は、一対のギヤが噛み合いながら回転して流体を吐出するギヤポンプであって、前記一対のギヤがそれぞれ組み込まれる一対のギヤ室を有するボディと、前記ボディを挟んで配置され、前記一対のギヤの回転軸を回転自在に支持する一対のハウジングと、前記一対のハウジングを前記ボディに対して位置決めするための位置決めピンと、を備え、前記一対のハウジングの一方には、流体を吸い込み前記ギヤ室の低圧側に導く低圧ポートが形成され、前記一方のハウジングは、支持する前記ギヤの回転軸の中心と当該ギヤが組み込まれる前記ギヤ室の中心とが一致する中立位置から前記ギヤ室の高圧側にオフセットして位置決めされて配置されることを特徴とする。
本発明によれば、一方のハウジングは、中立位置からギヤ室の高圧側にオフセットして配置されるため、一方のハウジングに支持された回転軸は、初期状態として高圧側に傾いて配置される。ギヤポンプが高負荷運転となり、一方のハウジングにおける回転軸を支持する部位の変形量が他方のハウジングの変形量と比較して大きくなった場合には、一方のハウジングに支持された回転軸は低圧側に傾くため、回転軸の傾きは結果的に相殺される。したがって、高負荷運転時におけるギヤの回転軸の傾きを防止することができる。
図2は、図1の矢印D方向から見たギヤポンプの正面図である。
図3は、図1のA−A線に沿う断面図である。
図4は、図1のB−B線に沿う断面図である。
図5は、図1のC−C線に沿う断面図である。
図6は、一対のギヤの断面を示す断面図である。
図7は、図2のX−X線に沿う断面図である。
本実施の形態のギヤポンプ1は、一対のギヤが噛み合いながら回転して流体を吐出するものである。
図1に示すように、ギヤポンプ1は、一対のギヤとしてのドライブギヤ2及びドリブンギヤ3が組み込まれるボディ4と、ボディ4を挟んで配置された一対のハウジング5,6とを備える。
ボディ4は、ドライブギヤ2及びドリブンギヤ3がそれぞれ組み込まれる一対のギヤ室7,8を有する。
ハウジング5は、ボディ4の一方の端面4aに接触して配置され、ギヤ室7,8の一方の開口部を閉塞する。ハウジング5は、支持部材(図示せず)に取り付けられて固定され、マウンティングフランジとして機能する。ハウジング5は、ボディ4と一体に形成するようにしてもよい。
ハウジング6は、ボディ4の他方の端面4bに接触して配置され、ギヤ室7,8の他方の開口部を閉塞する。ハウジング6は、ボディ4とハウジング5によって形成された空間を閉塞するカバーとして機能する。
ドライブギヤ2の両端には、回転軸11、12が連結される。回転軸11、12は、それぞれ軸受13,14を介してハウジング5,6に回転自在に支持される。回転軸11は、ボディ4の外部へと延在し、動力源(図示せず)に連結される。このように、ドライブギヤ2は、外部の動力源によって、図6に矢印で示す回転方向に回転駆動される。
ドリブンギヤ3の両端には、回転軸15,16が連結される。回転軸15,16は、それぞれ軸受17,18を介してハウジング5,6に回転自在に支持される。ドリブンギヤ3は、ドライブギヤ2と噛み合うことによって、ドライブギヤ2に従動し、図6に矢印で示す回転方向に回転する。
図3及び図5に示すように、ボディ4の端面4aには、ハウジング5をボディ4に対して位置決めするための位置決めピン21a,21bが設けられる。位置決めピン21a,21bは、それぞれハウジング5に形成された位置決め穴5a,5bに挿入される。
具体的には、位置決めピン21a,21bは、ドライブギヤ2の回転軸11の中心と、ドライブギヤ2が組み込まれるギヤ室7の中心とが一致するように、かつドリブンギヤ3の回転軸15の中心と、ドリブンギヤ3が組み込まれるギヤ室8の中心とが一致するように、ハウジング5をボディ4に対して位置決めするものである。
また、図4に示すように、ボディ4の端面4bには、ハウジング6をボディ4に対して位置決めするための位置決めピン22a,22bが設けられる。位置決めピン22a,22bは、それぞれハウジング6に形成された位置決め穴6a,6bに挿入される。位置決めピン22a,22bについては、後に詳しく説明する。
ここで、ハウジング5,6が支持する回転軸11,12,15,16の中心とギヤ室7,8の中心とが一致するボディ4に対するハウジング5,6の位置を中立位置と定義する。
位置決めピン21a,21b,22a,22bを用いてハウジング5,6の双方をボディ4に対して中立位置に位置決めすれば、ドライブギヤ2の回転軸11,12は、ドライブギヤ2が組み込まれるギヤ室7の中心線に対して傾くことなく、かつドリブンギヤ3の回転軸15,16は、ドリブンギヤ3が組み込まれるギヤ室8の中心線に対して傾くことなく位置決めされることになる。
位置決めピンは、ボディ4とハウジング5,6との相対回転を防止するため、ボディ4の両端面4a,4bのそれぞれに少なくとも2つ設けられる。本実施の形態では、両端面4a,4bのそれぞれに2つ設けられる。
ボディ4とハウジング5,6は、位置決めピン21a,21b,22a,22bによって位置決めされた状態で、図2〜4に示すように、締結部材としての4本のボルト31〜34によって締結される。ボルト31〜34は、それぞれの軸力によって、ボディ4の両端面4a,4bにハウジング5,6を押し付ける。
図1に示すように、ドライブギヤ2及びドリブンギヤ3の両端面とハウジング5,6との間には、サイドプレート36,37が介装される。また、ボディ4の両端面4a,4bとハウジング5,6との間にはシール39が介装され、シール39によってギヤ室7,8が密封される。
図5及び図6に示すように、ボディ4におけるギヤ室7,8の低圧側には低圧室41が形成され、ボディ4におけるギヤ室7,8の高圧側には高圧室42が形成される。低圧室41と高圧室42は、ドライブギヤ2とドリブンギヤ3のギヤ噛み合い部を挟んで形成される。
図2及び図4に示すように、ハウジング6には、流体を吸い込み低圧室41に導く低圧ポート43と、高圧室42の流体をギヤポンプ1の外部へと吐出する高圧ポート44とが形成される。このように、低圧ポート43は、流体をギヤ室7,8の低圧側に導き、高圧ポート44は、ギヤ室7,8の高圧側の流体を吐出するものである。
ギヤ室7,8にてドライブギヤ2とドリブンギヤ3が噛み合いながら回転することによって、低圧ポート43から吸い込まれた流体は、ギヤ室7,8のそれぞれの内周面に沿って運ばれ、高圧ポート44を通じて吐出される。流体としては、例えば作動油が用いられる。
ギヤポンプ1の運転中、ギヤ室7,8の高圧側と低圧側との圧力差によって、ギヤ室7,8内には、図6及び図7に矢印で示すように、ドライブギヤ2及びドリブンギヤ3をギヤ室7,8の低圧側の内周面に押し付ける油圧力が作用する。このように、ギヤポンプ1は、ドライブギヤ2及びドリブンギヤ3が低圧室41側に押し付けられた状態で運転される。
これにより、ギヤ室7,8の低圧側の内周面には、ドライブギヤ2及びドリブンギヤ3の歯先にて削られることによってギヤ痕跡が形成される。図6に示す低圧範囲が、ギヤ痕跡が形成される範囲となる。
ここで、ハウジング6では、低圧ポート43の流路面積を確保するために、回転軸12,16周りの肉厚、特には、回転軸12,16と低圧ポート43との間の部位50(図7参照)の肉厚を大きくとなることができない。したがって、ハウジング6における回転軸12,16周りの剛性は、ハウジング5における回転軸11,15周りの剛性と比較して小さい。
ギヤポンプ1は、ドライブギヤ2及びドリブンギヤ3が低圧室41側に押し付けられた状態で運転され、ギヤポンプ1の高負荷運転時には、ドライブギヤ2及びドリブンギヤ3を押し付ける力は大きくなる。そのため、ギヤポンプ1の高負荷運転時には、ハウジング5とハウジング6の回転軸周りの剛性の違いによって、ハウジング6における回転軸12,16を支持する部位50の変形量が、ハウジング5の変形量と比較して大きくなる。これにより、ハウジング6に支持された回転軸12,16が低圧側に傾き、これに伴いギヤ室7,8の低圧側の内周面に形成されるギヤ痕跡もハウジング6側が深く形成される。結果的に、ドライブギヤ2及びドリブンギヤ3自体が傾いてしまう。
ドライブギヤ2及びドリブンギヤ3が傾いてしまうと、ギヤ噛み合い部におけるシール性が損なわれ、ギヤ室7,8の低圧側と高圧側との間で流体が漏れてしまう。
以下では、高負荷運転時における回転軸12,16の傾きを防止するためのギヤポンプ1の構成について説明する。
ハウジング5をボディ4に対して位置決めする位置決めピン21a,21bは、ハウジング5をボディ4に対して中立位置に位置決めする正規位置に設けられる。
これに対して、低圧ポート43が形成されたハウジング6をボディ4に対して位置決めする位置決めピン22a,22bは、ハウジング5をボディ4に対して中立位置に位置決めする正規位置からギヤ室7,8の高圧側にオフセットして設けられる。
これにより、ハウジング5は中立位置に配置されるのに対して、ハウジング6は、ギヤポンプ1の組立段階で、中立位置からギヤ室7,8の高圧側にオフセットして位置決めされて配置されることになる。このため、ハウジング6に支持された回転軸12,16は、初期状態として高圧側に傾いて配置される。
ギヤポンプ1の高負荷運転時には、上述ように回転軸12,16は低圧側に傾いてしまうが、回転軸12,16は初期状態として高圧側に傾いて配置されているため、回転軸12,16の傾きは相殺される。したがって、ギヤポンプ1の高負荷運転時において、回転軸12,16の傾きの発生が防止され、ドライブギヤ2及びドリブンギヤ3の傾きが防止される。
ギヤポンプ1の高負荷運転時では、ギヤ室7,8の高圧側と低圧側との圧力差が大きくなるため、ギヤ室7,8の低圧側と高圧側との間で流体が漏れ易くなる。しかし、高負荷運転時における回転軸12,16の傾きの発生が防止されるため、ドライブギヤ2とドリブンギヤ3のギヤ噛み合い部のシール性が確保され、流体の漏れが防止される。
初期状態での回転軸12,16の傾きは、ギヤポンプ1の低負荷運転時に、ギヤ室7,8の低圧側と高圧側との間で流体の漏れが生じない程度の傾きに調整される。
位置決めピン21a,21b,22a,22bの位置について詳しく説明する。
図5に示すように、ボディ4の端面4aに設けられる位置決めピン21aと21bは、ギヤ噛み合い部を中心として対象位置に配置される。位置決めピン21aは、ギヤ室7とギヤ室8の中心を通る中心線Cを境にして高圧側に配置され、位置決めピン21bは、中心線Cを境にして低圧側に配置される。具体的には、位置決めピン21aは、中心線Cから寸法W1の正規位置に配置され、位置決めピン21bは、中心線Cから寸法W2の正規位置に配置される。
図4に示すように、ボディ4の端面4bに設けられる位置決めピン22aと22bは、ギヤ噛み合い部を中心として対象位置に配置される。位置決めピン22aは、中心線Cを境にして高圧側に配置され、位置決めピン22bは、中心線Cを境にして低圧側に配置される。位置決めピン22a,22bの正規位置、つまり、ハウジング6をボディ4に対して中立位置に位置決めする正規位置は、ボディ4を挟んで位置決めピン21a,21bの正規位置と対称である。しかし、位置決めピン22aと22bが実際に配置される位置は、ハウジング6を中立位置から高圧側にオフセットして位置決めするべく、それぞれ中心線Cから寸法W1+αの位置、中心線Cから寸法W2−αの位置である。つまり、位置決めピン22aと22bは、正規位置から高圧側にαだけオフセットして配置される。αは、例えば0.02mm程度に設定される。
このように、位置決めピン22aと22bを正規位置から高圧側にαだけオフセットして配置することによって、ハウジング6も中立位置から高圧側にαだけオフセットして配置されることになる。
以下に、本実施の形態の他の形態について説明する。
以上では、ボディ4の端面4bに設けられる位置決めピン22a,22bを正規位置から高圧側にオフセットして配置すると説明した。しかし、位置決めピン22a,22bは正規位置に配置し、位置決めピン22a,22bが挿入されるハウジング6の位置決め穴6a,6bを正規位置から低圧側にオフセットして設けるようにしてもよい。具体的には、位置決めピン22aが挿入される位置決め穴6aを中心線Cから寸法W1−αの位置に配置し、位置決めピン22bが挿入される位置決め穴6bを中心線Cから寸法W2+αの位置に配置する。このように、位置決めピン22a,22bは正規位置に配置すると共に、位置決め穴6a,6bを正規位置から低圧側にオフセットして配置しても、ハウジング6を中立位置から高圧側にオフセットして配置させることができる。
また、以上では、位置決めピン21a,21bの正規位置と位置決めピン22a,22bの正規位置とがボディ4を挟んで対称であると説明した。しかし、両者の正規位置は、ボディ4を挟んで非対称であってもよい。
以上の実施の形態によれば、以下に示す効果を奏する。
低圧ポート43が形成されたハウジング6は、中立位置からギヤ室7,8の高圧側にオフセットして配置されるため、ハウジング6に支持された回転軸12,16は、初期状態として高圧側に傾いて配置される。ギヤポンプ1が高負荷運転となり、ハウジング6における回転軸12,16を支持する部位50の変形量が、ハウジング5の変形量と比較して大きくなった場合には、ハウジング6に支持された回転軸12,16は低圧側に傾くため、回転軸12,16の傾きは結果的に相殺される。これにより、高負荷運転時における回転軸12,16の傾きの発生を防止することができ、ドライブギヤ2とドリブンギヤ3のギヤ噛み合い部のシール性が確保され、流体の漏れが防止される。したがって、ギヤポンプ1の高負荷時においても、安定した運転が可能となる。
Claims (3)
- 一対のギヤが噛み合いながら回転して流体を吐出するギヤポンプであって、
前記一対のギヤがそれぞれ組み込まれる一対のギヤ室を有するボディと、
前記ボディを挟んで配置され、前記一対のギヤの回転軸を回転自在に支持する一対のハウジングと、
前記一対のハウジングを前記ボディに対して位置決めするための位置決めピンと、を備え、
前記一対のハウジングの一方には、流体を吸い込み前記ギヤ室の低圧側に導く低圧ポートが形成され、
前記一方のハウジングは、支持する前記ギヤの回転軸の中心と当該ギヤが組み込まれる前記ギヤ室の中心とが一致する中立位置から前記ギヤ室の高圧側にオフセットして位置決めされて配置されることを特徴とするギヤポンプ。 - 前記位置決めピンは、前記一対のハウジングが接触する前記ボディの両端面のそれぞれに少なくとも2つ設けられ、
他方のハウジングを前記ボディに対して位置決めする位置決めピンは、当該他方のハウジングを前記中立位置に位置決めする正規位置に設けられ、
前記一方のハウジングを前記ボディに対して位置決めする位置決めピンは、当該一方のハウジングを前記中立位置に位置決めする正規位置から前記ギヤ室の高圧側にオフセットして設けられることを特徴とする請求項1に記載のギヤポンプ。 - 前記他方のハウジングを前記ボディに対して位置決めする位置決めピンの前記正規位置と、前記一方のハウジングを前記ボディに対して位置決めする位置決めピンの前記正規位置とが前記ボディを挟んで対称であることを特徴とする請求項2に記載のギヤポンプ。
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