JP2019118438A - 使い捨ておむつ - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、本出願人は、先に、股下部における幅方向中央部に高坪量部と、該高坪量部の両側に低坪量部とを有する吸収性コアを備え、該高坪量部に、吸収性コアの長手方向に延びるスリット、溝又は非積繊部からなる中央折曲誘導部を有し、低坪量部それぞれに、非積繊部からなる側部折曲誘導部を有しており、吸収性コアの長手方向の腹側部側においては、中央折曲誘導部が側部折曲誘導部の端部位置より延出し、該長手方向における背側部側においては、側部折曲誘導部が中央折曲誘導部の端部位置より延出している、使い捨ておむつを提案している(特許文献1参照)。
しかし、吸収性コアを幅方向断面形状がW字状になるように屈曲させると、吸収体自体は着用者の身体に沿ってフィットしているにも拘わらず、吸収性コアが立体的に屈曲することで使い捨ておむつが嵩張り、フィット性が悪くなった印象を与えることがある。特許文献1は、吸収性コアの屈曲によって、外観上のフィット性の低下を解消する技術を開示していない。特許文献2に記載の技術は、インジケーター塗工部と接着剤塗工部とを重ならないように形成することで、インジケーターの意図しない呈色を防止する技術であり、吸収性コアの変形については考慮されていない。
本発明の一実施形態である使い捨ておむつ1について、図1〜図3を参照しつつ説明する。図1に示すように、本実施形態の使い捨ておむつ1(以下、おむつ1ともいう)は、パンツ型の使い捨ておむつであり、表面シート2、裏面シート3、及びこれら両シート2,3間に介在された吸収体4を備えた吸収性本体5を有している。また、おむつ1は、吸収性本体5に固定されている外装体10を具備している。また、おむつ1は、着用時に、着用者の腹側に配される腹側部A、股間部に配される股下部C及び背側に配される背側部Bを有しており、腹側部Aにおける幅方向Yの両端部と背側部Bにおける幅方向Yの両端部とが接合されて一対のサイドシール部S,Sが形成されている。また、この接合によって、ウエスト開口部7及び一対のレッグ開口部8,8が形成されている。
外装体10は、腹側又は背側シート部材における幅方向Yの両端に、腹側シート部材10Aと背側シート部材10Bとの間が接合されていない細幅の領域、例えば10mm以下の領域を有していても良く、その場合も、腹側部Aと背側部Bとが幅方向Yの両端部において接合されている場合に含まれる。
なお、おむつ1の長手方向Xは、腹側部Aから股下部Cを介して背側部Bに延びる方向に対応している。より具体的には、着用者の腹側に配される部分から股間に配される部分を経て背側に配される部分に至る方向であり、通常、吸収性本体5の長手方向及び後述する吸収性コア40の長手方向と一致している。他方、幅方向Yは、図2に示すように、おむつ等の吸収性物品を展開して各弾性部材を引き伸ばした状態において、長手方向Xと直交する方向であり、また、図1に示すように、腹側部Aと背側部Bとが連結されて形成された筒状の胴回り部Dにおいては、その周方向と一致する。また、長手方向Xは、腹側部A及び背側部Bにおいて着用時の上下方向であるため、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおいて、ウエスト開口部7側を上方、股下部C側を下方ともいう。
本実施形態のウエスト伸縮部G1及び胴回り下部伸縮部G2においては、外層シート22と内層シート23との間が、長手方向X及び幅方向Yに間隔をあけて形成された複数の接合部(不図示)で接合されている。本実施形態における複数の接合部は、外層シート22と内層シート23とを部分的に融着することにより形成されている。
他方、胴回り下部伸縮部G2には、複数本の弾性部材24が、外側固定領域27と本体側固定領域28との間に亘って配されており、それらの弾性部材24は、外側固定領域27と本体側固定領域28のそれぞれにおいてシート22,23間に固定されている一方、外側固定領域27と本体側固定領域28との間においては、シート22,23の何れにも固定されていない。また、胴回り下部伸縮部G2には、一対の本体側固定領域28間に、弾性部材91が配されていないか、弾性部材91が、切断等の弾性伸縮性を発現しないようにする処理を施された状態で配されている。
また、手触りを向上させる観点から、股下部Cにおける吸収性本体5の肌対向面側、即ち、裏面シート3の肌対向面側には、該肌対向面を被覆するシート25が配されている。
非積繊部は、吸収性コア40を貫通する縦長矩形状の貫通孔であっても良く、スリットであっても良い。スリットとは、比較的に幅が狭い形状の貫通孔である。
幅方向Yにおいて、中央折曲誘導部43は一対の内側接合部13,13間に位置し、該一対の内側接合部13,13は一対の側部折曲誘導部44,44間に位置している(図4参照)。幅方向Yにおいて、一対の側部折曲誘導部44,44は、一対の外側接合部14,14間に位置している。即ち、吸収性本体5において、中央折曲誘導部43、一対の内側接合部13,13、一対の側部折曲誘導部44,44、及び一対の外側接合部14,14が、この順で幅方向Yの中央から外方に向かって配されている。内側接合部13及び外側接合部14はそれぞれ、長手方向Xに延びており、平面視形状が縦長矩形状である(図4参照)。
一方、本実施形態の一対の外側接合部14,14と厚み方向Zにおいて重なる部分は、コアラップシート45と裏面シート3との間に、介在シートが存在している。この場合の介在シートは、吸収体4の非肌対向面側に巻き下げられた、下側表面シート2a及び下側カフシート60aであり、厚み方向Zにおいて4枚のシート45,2a,60a,3間が接着剤17の接合により一体化されている(図3参照)。即ち、裏面シート3は、一対の外側接合部14,14において、被覆シートと介在シートと一体化している。
一方、裏面シート3と吸収体4とが密着していないと、裏面シート3と吸収体4との間に隙間が生じることで、おむつ1が嵩張り、視覚的に着用者の身体へのフィット性が損なわれることがある〔図5(b)参照〕。特に、着用者が動くと、裏面シート3と吸収体4との間の隙間は大きくなるため、外観上のフィット性が損なわれ易い。
中央折曲誘導部43及び片方の側部折曲誘導部44間に位置する内側接合部13は、図4及び図6(a)に示すように1本でも良く、図6(b)及び(c)に示すように、2本以上の複数本であっても良い。
片方の側部折曲誘導部より幅方向の外方に位置する外側接合部14は、図6(a)及び(b)に示すように1本でも良く、図6(c)に示すように、2本以上の複数本であっても良い。また、中央折曲誘導部43及び片方の側部折曲誘導部44間に位置する内側接合部13と、片方の側部折曲誘導部より幅方向の外方に位置する外側接合部14とがそれぞれ複数本存在しても良い。
中央折曲誘導部43及び一対の側部折曲誘導部44,44の長手方向Xの外方部分における、裏面シート3と吸収体4との密着性を向上させ、外観上のフィット性を向上させる観点から、内側接合部13は、中央折曲誘導部43及び側部折曲誘導部44それぞれに比して、長手方向Xの長さが長いことが好ましい。中央折曲誘導部43及び片方の側部折曲誘導部44間に位置する内側接合部13が複数本ある場合、複数本あるうちの少なくとも1本が、中央折曲誘導部43及び側部折曲誘導部44それぞれに比して、長手方向Xの長さが長いことが好ましい。同様の観点から、内側接合部13の長手方向Xの両端部13a,13aは、中央折曲誘導部43の長手方向Xの端部43a,43a、及び側部折曲誘導部44の長手方向Xの端部44a,44aに比して、長手方向Xの外方に位置していることが好ましい。
内側接合部13の長手方向Xの長さL5は、吸収性コア40の長手方向の全長L(図4参照)に対して、好ましくは30%以上、より好ましくは40%以上であり、また好ましくは100%以下、より好ましくは95%以下であり、また好ましくは30%以上100%以下、より好ましくは40%以上95%以下である。
内側接合部13の長手方向Xの長さL5は、中央折曲誘導部43の長手方向Xの長さL1に対して、好ましくは110%以上、より好ましくは150%以上であり、また好ましくは220%以下、より好ましくは200%以下であり、また好ましくは110%以上220%以下、より好ましくは150%以上200%以下である。
内側接合部13の長手方向Xの長さL5は、側部折曲誘導部44の長手方向Xの長さL3に対して、好ましくは110%以上、より好ましくは150%以上であり、また好ましくは220%以下、より好ましくは200%以下であり、また好ましくは110%以上220%以下、より好ましくは150%以上200%以下である。
内側接合部13の長手方向Xの長さL5は、好ましくは130mm以上、より好ましくは150mm以上であり、また好ましくは450mm以下、より好ましくは450mm以下であり、また好ましくは130mm以上450mm以下、より好ましくは150mm以上450mm以下である。
なお、特に言及しない限り、本明細書に記載の距離や寸法は、吸収性物品を平面状に拡げた状態において測定する。
幅方向Yにおいて間隔中央線46より中央折曲誘導部43側に位置する内側接合部13について、該間隔中央線46から中央折曲誘導部43側の側縁13bまでを内寄り内側接合部13cともいう。幅方向Yにおける内寄り内側接合部13cの長さW13は、同方向Yにおける間隔中央線46と中央折曲誘導部43との間の距離D1(図4参照)に対して好ましくは15%以上、より好ましくは20%以上であり、また好ましくは100%以下、より好ましくは90%以下であり、また好ましくは15%以上100%以下、より好ましくは20%以上90%以下である。内側接合部13の全体が、間隔中央線46よりも中央折曲誘導部43側に偏在している場合、内寄り内側接合部13cの長さW13は、同方向Yにおける該内側接合部13の長さW3を意味する〔図6(a)参照〕。
また、外側接合部14の幅方向Yの長さW7(図4参照)は、吸収性コア40の幅方向Yの長さW(図4参照)に対して好ましくは5%以上、より好ましくは7%以上であり、また好ましくは25%以下、より好ましくは20%以下であり、また好ましくは5%以上25%以下、より好ましくは7%以上20%以下である。
外側接合部14の幅方向Yの長さW7(図4参照)は、好ましくは12mm以上、より好ましくは12mm以上であり、また好ましくは25mm以下、より好ましくは23mm以下であり、また好ましくは12mm以上25mm以下、より好ましくは12mm以上23mm以下である。
内側接合部13の幅方向Yの長さW5(図4参照)は、好ましくは2mm以上、より好ましくは3mm以上であり、また好ましくは10mm以下、より好ましくは10mm以下であり、また好ましくは2mm以上10mm以下、より好ましくは3mm以上10mm以下である。
一対の内側接合部13,13及び一対の側部折曲誘導部44,44はそれぞれ、ホットメルト接着剤等の公知の接着剤を裏面シート3に塗布することにより形成することができる。また、接着剤は、スパイラル、ストライプ、ドット(散点状)、ウェーブ(波線状)等のパターンで塗工することができる。スパイラルパターン等の、接着剤塗布部で囲まれた接着剤非塗布部を有する塗工の場合は、該接着剤非塗布部も接合面積に含むこととする。
インジケーター18の長手方向Xの長さL9(図4参照)は、中央折曲誘導部43の長手方向Xの長さL1に対して、好ましくは60%以上、より好ましくは80%以上であり、また好ましくは160%以下、より好ましくは140%以下であり、また好ましくは60%以上160%以下、より好ましくは80%以上140%以下である。
インジケーター18の幅方向Yの長さW9(図4参照)は、中央折曲誘導部43の幅方向Yの長さW1に対して、好ましくは30%以上、より好ましくは40%以上であり、また好ましくは100%以下、より好ましくは80%以下であり、また好ましくは30%以上100%以下、より好ましくは40%以上80%以下である。
但し、吸収性コア40の長手方向に沿う弾性部材がなくても、おむつを装着する際におむつの腹側部Aの幅方向中央部を掴んで引き上げる力や、着用時に股下部Cの両側に加わる、着用者の大腿からの力により、吸収性コア40は、図5(a)に示すような形態に変形し得る。そのため、吸収性コア40の長手方向に沿う弾性部材が存在することは必須ではない。
おむつ1の各部の形成材料としては、従来の使い捨ておむつの当該部分に用いられる各種のものを特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート2としては、親水性且つ液透過性の不織布、樹脂フィルムに開孔を形成したもの等を用いることができ、裏面シート3としては、透湿性又は非透湿性の樹脂フィルムや該樹脂フィルムと不織布の積層体等を用いることができる。
吸収性コア40を構成する繊維集合体を構成する繊維としては、例えば、パルプ繊維、レーヨン繊維、コットン繊維、酢酸セルロース等の親水性繊維、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系繊維、ポリエステル、ポリアミド等の縮合系繊維等を用いることできる。繊維集合体は、空気流に載せて供給した繊維材料を、所定形状の凹部内に吸引して堆積させる積繊工程を経て得られるものが好ましい。繊維材料とともに機能性材料を混合積繊したものであっても良い。機能性材料の保持形態は、2枚の繊維集合体間に挟んで保持する形態や、混合積繊して繊維間に保持させた状態等が挙げられる。繊維及び吸水性ポリマー等の機能性材料は、それぞれ、一種又は二種以上を組み合わせて用いることができる。吸水性ポリマーとしては、例えば、ポリアクリル酸ナトリウム、(アクリル酸−ビニルアルコール)共重合体、ポリアクリル酸ナトリウム架橋体、(でんぷん−アクリル酸)グラフト共重合体、(イソブチレン−無水マレイン酸)共重合体及びそのケン化物、ポリアスパラギン酸等からなる粒子等が挙げられる。
コアラップシートとしては、各種公知のものを用いることができ、例えばティッシュペーパのような薄紙や透水性の不織布等が好ましく用いられる。
本実施形態の高坪量部41は、おむつ1の股下部Cのみに形成されている。高坪量部41は、腹側部Aの一部に延出していてもよく、背側部Bの一部に延出していてもよい。ただし、高坪量部41は、長手方向Xにおける吸収性コア40aの腹側部A側の端部まで達していないことが好ましく、また長手方向Xにおける背側部B側の端部まで達していないことが好ましい。吸収性コア40aは、高坪量部41の周囲に低坪量部42を有している。
本実施形態における一対の内側接合部13,13及びインジケーター18はそれぞれ、長手方向Xにおいて高坪量部41及び低坪量部42に亘って配されている。
本実施形態の低坪量部42は、一対の側部折曲誘導部44,44の長手方向Xの端部44a,44bそれぞれから、長手方向Xの外方に位置する一対の第1低坪量部42a,42a、並びに該一対の低坪量部42a,42a間に位置する第2低坪量部42b及び第3低坪量部42cから構成される。第2低坪量部42bは、側部折曲誘導部44よりも幅方向Yの外方に位置している。第3低坪量部42cは、側部折曲誘導部44と高坪量部41との間に位置している。第1低坪量部42aは、該第1低坪量部42aと長手方向Xに隣接する第2低坪量部42b及び第3低坪量部42cそれぞれと連続している。第3低坪量部42cは、図8に示すように、該第3低坪量部42cと幅方向Yに隣接する高坪量部41と連続している。
中央折曲誘導部43は、図8に示すように、高坪量部41を吸収性コア40aの厚み方向に貫通する縦長矩形状の貫通孔を形成してなる。
一対の側部折曲誘導部44,44は、図8に示すように、低坪量部42を吸収性コア40aの厚み方向に貫通する縦長矩形状の貫通孔を形成してなる。
延びる皺が発生し易い。おむつ1aの交換時期の遅れによる尿の漏れ、及び高坪量部41の周縁部分における皺の発生を効果的に抑制する観点から、一対の内側接合部13,13及びインジケーター18はそれぞれ、長手方向Xにおいて高坪量部41及び低坪量部42に亘って配されていることが好ましい。即ち、一対の内側接合部13,13の長手方向Xの両端部、及びインジケーター18の長手方向Xの両端部はそれぞれ、高坪量部41の長手方向Xの両端部よりも長手方向Xの外方に位置していることが好ましい。
上記の効果をより確実に奏させる観点から、内側接合部13の長手方向Xの長さL5は、高坪量部41の長手方向Xの長さL11に対して好ましくは100%以上、より好ましくは120%以上であり、また好ましくは200%以下、より好ましくは180%以下であり、また好ましくは100%以上200%以下、より好ましくは120%以上180%以下である。
インジケーター18の長手方向Xの長さ2(図9参照)は、高坪量部41の長手方向Xの長さL11(図9参照)に対して好ましくは100%以上、より好ましくは110%以上であり、また好ましくは150%以下、より好ましくは140%以下であり、また好ましくは100%以上150%以下、より好ましくは110%以上140%以下である。
例えば、本発明の使い捨ておむつは、外装体10が、着用者の背側に配される背側シート部材と腹側に配される腹側シート部材とに分割されており、吸収性本体が、背側シート部材と腹側シート部材との間に架け渡して固定されているタイプのパンツ型使い捨ておむつであったが、背側部にファスニングテープを有し、該ファスニングテープを腹側部の外面に設けたランディングテープに止着して装着する、いわゆる展開型の使い捨ておむつであっても良い。展開型の使い捨ておむつにおいては、両側縁に、脚廻りの形状に適合するように凹状の切り欠き部を形成した部分を股下部とし、その前後に位置する部分が背側部及び腹側部である。
また、第2実施形態における吸収性コアは、高坪量部が上部吸収層及び下部吸収層の2層で形成されていても良く、低坪量部が単層(例えば、下部吸収層)で形成されていても良い。また、中央折曲誘導部及び側部折曲誘導部それぞれは、連続線状のものに代えて、部分的に不連続な部分を有するものであっても良い。
13 内側接合部
14 外側接合部
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
40 吸収性コア
41 高坪量部
42 低坪量部
411 上部吸収層
412 下部吸収層
43 中央折曲誘導部
44 側部折曲誘導部
5 吸収性本体
6 防漏カフ
7 ウエスト開口部
8 レッグ開口部
10 外装体
A 腹側部
B 背側部
C 股下部
S サイドシール部
Claims (9)
- 表面シート、裏面シート、及びこれら両シート間に介在された吸収体を備え、着用者の腹側に配される腹側部、股間部に配される股下部及び背側に配される背側部を有すると共に、該腹側部から該股下部を介して該背側部に延びる長手方向、及び該長手方向に直交する幅方向とを有する、使い捨ておむつであって、
前記吸収体は、吸収性コアを含んでおり、該吸収性コアは、前記股下部に、低積繊部からなり、前記長手方向に延びる中央折曲誘導部と、低積繊部からなり、該中央折曲誘導部の両側それぞれに位置し、前記長手方向に延びる一対の側部折曲誘導部とを有しており、
前記裏面シートは、前記中央折曲誘導部と前記一対の側部折曲誘導部それぞれとの間に位置し、前記長手方向に延びる一対の内側接合部、及び前記一対の側部折曲誘導部それぞれより前記幅方向の外方に位置し、前記長手方向に延びる一対の外側接合部において、前記吸収性コアの非肌対向面を被覆する被覆シートと接合されている、使い捨ておむつ。 - 前記内側接合部は、前記中央折曲誘導部及び前記側部折曲誘導部それぞれに比して、前記長手方向の長さが長い、請求項1に記載の使い捨ておむつ。
- 前記内側接合部は、前記幅方向において前記中央折曲誘導部と前記側部折曲誘導部との間隔を2等分する間隔中央線より、該中央折曲誘導部側に位置している、請求項1又は2に記載の使い捨ておむつ。
- 前記外側接合部は、前記内側接合部に比して、前記幅方向の長さが長い、請求項1〜3の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
- 前記腹側部及び前記背側部の何れかを示す表記を有し、前記内側接合部が、該表記と重ならない位置に配されている、請求項1〜4の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
- 前記裏面シートと前記被覆シートとの接合面積の合計が、前記吸収性コアの面積に対して40%以下である、請求項1〜5の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
- 前記裏面シートと前記被覆シートとの間に、前記長手方向に延び、水分と接触して変色するインジケーターを有し、該インジケーターが、前記一対の内側接合部間に配されている、請求項1〜6の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
- 前記インジケーターが、前記内側接合部と前記外側接合部との間にも配されている、請求項7に記載の使い捨ておむつ。
- 前記裏面シートと前記被覆シートとの間に、前記長手方向に延び、水分と接触して変色するインジケーターを有しており、
前記吸収性コアは、前記股下部の前記幅方向の中央部に形成された高坪量部と、該高坪量部より低坪量の低坪量部とを有しており、
前記一対の内側接合部及び前記インジケーターはそれぞれ、前記長手方向において前記高坪量部及び前記低坪量部に亘って配されている、請求項1〜7の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
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