JP2019118438A - 使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】吸収性コアが変形しても、外観上のフィット性が損なわれ難い、使い捨ておむつを提供すること。【解決手段】おむつ1は、表面シート2、裏面シート3、及びこれら両シート2,3間に介在された吸収体4を備えている。吸収体4は、吸収性コア40を含んでおり、該吸収性コア40は、股下部Cに、低積繊部からなり、長手方向Xに延びる中央折曲誘導部43と、低積繊部からなり、該中央折曲誘導部43の両側それぞれに位置し、長手方向Xに延びる一対の側部折曲誘導部44とを有している。裏面シート3は、中央折曲誘導部43と一対の側部折曲誘導部44それぞれとの間に位置し、長手方向Xに延びる一対の内側接合部13、及び一対の側部折曲誘導部44それぞれより幅方向Yの外方に位置し、長手方向Xに延びる一対の外側接合部14,14において、吸収性コア40の非肌対向面を被覆する被覆シートと接合されている。【選択図】図3

Description

本発明は、使い捨ておむつに関する。
使い捨ておむつとして、表面シートと、裏面シートと、これら両シート間に介在される吸収体を具備したものが汎用されている。吸収体は、吸収性能を有する吸収性コアと、該吸収性コアを被覆するコアラップシートとを含んで構成されることが一般的である。尿等の排泄物の漏れ防止効果や良好な着用感を得る観点から、吸収性コアを着用者の身体に沿って変形させる技術が知られている。
例えば、本出願人は、先に、股下部における幅方向中央部に高坪量部と、該高坪量部の両側に低坪量部とを有する吸収性コアを備え、該高坪量部に、吸収性コアの長手方向に延びるスリット、溝又は非積繊部からなる中央折曲誘導部を有し、低坪量部それぞれに、非積繊部からなる側部折曲誘導部を有しており、吸収性コアの長手方向の腹側部側においては、中央折曲誘導部が側部折曲誘導部の端部位置より延出し、該長手方向における背側部側においては、側部折曲誘導部が中央折曲誘導部の端部位置より延出している、使い捨ておむつを提案している(特許文献1参照)。
また、使い捨ておむつとして、尿との接触により呈色するインジケーターが塗工されたインジケーター塗工部を有するものが知られている。例えば、特許文献2には、バックシートの裏面等に、尿との接触により呈色するインジケーターが塗工されたインジケーター塗工部が形成されるとともに、インジケーター塗工部の形成面等に、吸収性物品の構成部材同士を接合する接着剤が塗工された接着剤塗工部が形成されており、インジケーター塗工部と接着剤塗工部とが非重畳的に配置されている吸収性物品が記載されている。特許文献2によれば、尿と接触する前にインジケーターが意図せず呈色してしまう不具合を防止することができる。
特開2012−16435号公報 特開2009−232987号公報
特許文献1に記載の使い捨ておむつは、股下部において吸収性コアの中央折曲誘導部が山部、側部折曲誘導部が谷部となるよう、幅方向断面形状がW字状になるように屈曲する。これと共に、腹側部側においては、中央折曲誘導部の端部を側部折曲誘導部の端部位置より延出させ、背側部側においては、側部折曲誘導部の端部を中央折曲誘導部の端部位置より延出させることで、優れた漏れ防止効果や着用感が得られる。
しかし、吸収性コアを幅方向断面形状がW字状になるように屈曲させると、吸収体自体は着用者の身体に沿ってフィットしているにも拘わらず、吸収性コアが立体的に屈曲することで使い捨ておむつが嵩張り、フィット性が悪くなった印象を与えることがある。特許文献1は、吸収性コアの屈曲によって、外観上のフィット性の低下を解消する技術を開示していない。特許文献2に記載の技術は、インジケーター塗工部と接着剤塗工部とを重ならないように形成することで、インジケーターの意図しない呈色を防止する技術であり、吸収性コアの変形については考慮されていない。
本発明の課題は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る使い捨ておむつを提供することにある。
本発明は、表面シート、裏面シート、及びこれら両シート間に介在された吸収体を備え、着用時に着用者の前後方向に一致する長手方向、及び該長手方向に直交する幅方向とを有し、着用者の腹側に配される腹側部、股間部に配される股下部及び背側に配される背側部を有する使い捨ておむつであって、前記吸収体は、吸収性コアを含んでおり、該吸収性コアは、前記股下部に、低積繊部からなり、前記長手方向に延びる中央折曲誘導部と、低積繊部からなり、該中央折曲誘導部の両側それぞれに位置し、前記長手方向に延びる一対の側部折曲誘導部とを有しており、前記裏面シートは、前記中央折曲誘導部と前記一対の側部折曲誘導部それぞれとの間に位置し、前記長手方向に延びる一対の内側接合部、及び前記一対の側部折曲誘導部それぞれより前記幅方向の外方に位置し、前記長手方向に延びる一対の外側接合部において、前記吸収性コアの非肌対向面を被覆する被覆シートと接合されている、使い捨ておむつを提供するものである。
本発明によれば、吸収性コアが変形しても、外観上のフィット性が損なわれ難い、使い捨ておむつが提供される。
図1は、本発明の一実施形態であるパンツ型使い捨ておむつを示す斜視図である。 図2は、図1に示すパンツ型使い捨ておむつの展開且つ伸長状態を肌対向面側から見た平面図である。パンツ型使い捨ておむつについての展開且つ伸長状態は、サイドシール部を引き剥がして、パンツ型使い捨ておむつを展開状態とし、その展開状態のおむつを、各部の弾性部材を伸長させて、設計寸法(弾性部材の影響を一切排除した状態で平面状に広げたときの寸法と同じ)となるまで拡げた状態をいう。 図3は、図2のI−I線断面図である。 図4は、図2に示す吸収性コアにおける中央折曲誘導部、側部折曲誘導部、一対の内側接合部及び一対の外側接合部の配置関係を示す平面図である。 図5(a)は、着用状態の図1に示すパンツ型使い捨ておむつの吸収体と裏面シートとの股下部における幅方向の断面を示す模式図であり、図5(b)は、本発明の構成を具備しないパンツ型使い捨ておむつの図5(a)相当図である。 図6(a)〜(c)、本発明に係る内側接合部及び外側接合部の配置パターンを示す平面図である。 図7は、おむつの非肌対向面の表記と内側接合部との好ましい配置を示す平面図である。 図8は、本発明の別の実施形態である使い捨ておむつの要部を示す幅方向模式断面図である。 図9は、図8に示すおむつの図4相当図である。
以下に、本発明の吸収性物品をその好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
本発明の一実施形態である使い捨ておむつ1について、図1〜図3を参照しつつ説明する。図1に示すように、本実施形態の使い捨ておむつ1(以下、おむつ1ともいう)は、パンツ型の使い捨ておむつであり、表面シート2、裏面シート3、及びこれら両シート2,3間に介在された吸収体4を備えた吸収性本体5を有している。また、おむつ1は、吸収性本体5に固定されている外装体10を具備している。また、おむつ1は、着用時に、着用者の腹側に配される腹側部A、股間部に配される股下部C及び背側に配される背側部Bを有しており、腹側部Aにおける幅方向Yの両端部と背側部Bにおける幅方向Yの両端部とが接合されて一対のサイドシール部S,Sが形成されている。また、この接合によって、ウエスト開口部7及び一対のレッグ開口部8,8が形成されている。
本実施形態のおむつ1における外装体10は、腹側部Aを形成する腹側シート部材10Aと、背側部Bを形成する背側シート部材10Bとを有しており、一対のサイドシール部S,Sにおいては、腹側シート部材10Aと背側シート部材10Bとが接合されている。吸収性本体5は、図2に示すように、腹側シート部材10Aの幅方向Yの中央部と背側シート部材10Bの幅方向Yの中央部とに架け渡されて固定されている。吸収性本体5は、腹側シート部材10A及び背側シート部材10Bのそれぞれと重なる部分が、接着剤等の公知の接合手段により、全面的又は部分的に、両シート部材10A,10Bと接合されている。
外装体10は、腹側又は背側シート部材における幅方向Yの両端に、腹側シート部材10Aと背側シート部材10Bとの間が接合されていない細幅の領域、例えば10mm以下の領域を有していても良く、その場合も、腹側部Aと背側部Bとが幅方向Yの両端部において接合されている場合に含まれる。
本実施形態のおむつ1は、図2に示すように、該おむつ1の長手方向Xに延びる長手方向中心線CLに対して左右対称に形成されている。したがって以下の説明では、左右対称な部分については、主として図2中の右側について説明するが、左側も、右側と左右対称である点を除いて同様の構成を有している。
なお、おむつ1の長手方向Xは、腹側部Aから股下部Cを介して背側部Bに延びる方向に対応している。より具体的には、着用者の腹側に配される部分から股間に配される部分を経て背側に配される部分に至る方向であり、通常、吸収性本体5の長手方向及び後述する吸収性コア40の長手方向と一致している。他方、幅方向Yは、図2に示すように、おむつ等の吸収性物品を展開して各弾性部材を引き伸ばした状態において、長手方向Xと直交する方向であり、また、図1に示すように、腹側部Aと背側部Bとが連結されて形成された筒状の胴回り部Dにおいては、その周方向と一致する。また、長手方向Xは、腹側部A及び背側部Bにおいて着用時の上下方向であるため、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおいて、ウエスト開口部7側を上方、股下部C側を下方ともいう。
本明細書において、「肌対向面」とは、吸収性本体5を構成する後述する表面シート2などの各部材の表裏両面のうち、着用時に着用者の肌側に配される面であり、「非肌対向面」とは、吸収性本体5を構成する後述する表面シート2などの各部材の表裏両面のうち、着用時に着用者の肌側とは反対側に向けられる面である。
本実施形態のおむつ1は、図2に示すように、外装体10を構成する腹側シート部材10A及び背側シート部材10Bが、それぞれ、おむつの外面をなす外層シート22と、外層シート22の内面側に配された内層シート23と、両シート22,23間に伸張状態で配された複数本の糸状の弾性部材71,91とを備えており、それぞれ、ウエスト伸縮部G1及び胴回り下部伸縮部G2を有している。図2おいて、符号71はウエスト伸縮部G1に配された弾性部材71であり、符号91は胴回り下部伸縮部G2に配された弾性部材71である。以下、ウエスト伸縮部G1及び胴回り下部伸縮部G2を纏めて、伸縮部Gともいう。本実施形態のおむつ1の外装体10において、おむつの外面をなすシート22が外層シートであり、外層シートよりも着用者の肌に近い側に配されるシートが内層シート23である。
ウエスト伸縮部G1は、おむつ1の長手方向Xにおいて、吸収性本体5の長手方向の両端5a,5bそれぞれの外方に形成されている。ウエスト伸縮部G1は、ウエスト開口部7の周縁部に形成されており、着用時に着用者のウエスト部に配される。胴回り下部伸縮部G2は、腹側シート部材10A及び背側シート部材10Bのそれぞれにおいて、ウエスト伸縮部G1より下方であってサイドシール部Sの下端より上方に形成されている。
本実施形態のウエスト伸縮部G1及び胴回り下部伸縮部G2においては、外層シート22と内層シート23との間が、長手方向X及び幅方向Yに間隔をあけて形成された複数の接合部(不図示)で接合されている。本実施形態における複数の接合部は、外層シート22と内層シート23とを部分的に融着することにより形成されている。
本実施形態の伸縮部Gにおいては、複数本の弾性部材71,91はそれぞれ、複数の接合部どうし間の隙間を通って、幅方向Yに延びるように配されている。弾性部材71,91は、接合部どうし間を通り、該接合部に固定されない状態で配されている。
本実施形態のおむつ1においては、図2に示すように、腹側シート部材10A及び背側シート部材10Bは、何れも、長手方向中心線CLの両側それぞれに、外層シート22と内層シート23との間が接着剤を介して接合された一対の外側固定領域27を有しており、また、吸収性本体5の側縁5cの位置の近傍に、外層シート22と内層シート23との間が接着剤を介して接合された本体側固定領域28を有している。一対の外側固定領域27は、腹側シート部材10A(腹側部A)及び背側シート部材10B(背側部B)のそれぞれに幅方向Yにおいて、本体側固定領域28から外側(サイドシール部側)に離間した部位に形成されており、より具体的には、幅方向Yの端部又はその近傍に形成されている。外側固定領域27は、サイドシール部Sと全体又は一部が重なることが好ましい。
ウエスト伸縮部G1には、複数本の弾性部材71が、一対の外側固定領域27間に亘って配されており、それらの弾性部材71は、一対の外側固定領域27のそれぞれにおいてシート22,23間に固定されている一方、外側固定領域27間においては、シート22,23の何れにも固定されていない。
他方、胴回り下部伸縮部G2には、複数本の弾性部材24が、外側固定領域27と本体側固定領域28との間に亘って配されており、それらの弾性部材24は、外側固定領域27と本体側固定領域28のそれぞれにおいてシート22,23間に固定されている一方、外側固定領域27と本体側固定領域28との間においては、シート22,23の何れにも固定されていない。また、胴回り下部伸縮部G2には、一対の本体側固定領域28間に、弾性部材91が配されていないか、弾性部材91が、切断等の弾性伸縮性を発現しないようにする処理を施された状態で配されている。
本体側固定領域28は、図2に示すように、その全体が吸収性本体5と重なるように形成されていても良いが、吸収性本体5の側縁5cの内外に亘るように形成されていても良い。また、本体側固定領域28は、吸収性本体5の側縁5cよりおむつ横方向の外方に形成されていても良い。なお、本体側固定領域28の全体が吸収性本体5と重なっている態様には、本体側固定領域28のおむつ横方向外側の端部の位置と吸収性本体5の側縁5cの位置とが一致する態様と、本体側固定領域28が、吸収性本体5の側縁5cとの間に所定の間隔を設けて形成されている態様との両者が含まれる。
伸縮部Gは、弾性部材71,91が幅方向Yに伸張状態で配されていることにより、幅方向Yに伸縮する。これにより伸縮部Gは、外層シート22、又は外層シート22及び内層シート23の両シート22,23が、おむつ1の厚み方向に膨らむように変形して、内部に中空部を有する襞が複数形成される(不図示)。襞は、幅方向Yに隣り合う接合部どうし間に形成される。
表面シート2は、吸収体4の肌対向面の全域を被覆するとともに、吸収体4の非肌対向面側に巻き下げられて、吸収体4の非肌対向面の一部を被覆している。吸収体4の非肌対向面側に配された表面シート2の一部を、下側表面シート2aともいう。下側表面シート2aは、吸収体4の非肌対向面側で、防漏カフ形成用シート60及び裏面シート3と重なっており、これら重なったシートどうしが、後述する内側接合部13及び外側接合部14においてヒートシール等の接着剤等の公知の接合手段により接合固定されている。
吸収性本体5は、長手方向Xに沿う両側に、肌対向面側に起立する防漏カフ6,6が形成されている。防漏カフ6は、吸収性本体5に接合された防漏カフ形成用シート60、防漏カフ形成用シート60の自由端近傍に伸長状態で固定された防漏カフ形成用の弾性部材61、及び防漏カフ6の固定端と自由端との間に伸長状態で固定された防漏カフ中間弾性部材62を備えている。図3に示す例では、防漏カフ形成用シート60として、所定幅の帯状の撥水性シートの1枚を、その長手方向に沿って二つ折りして、相対向する層間をホットメルト型接着剤又は部分的な熱シール若しくは超音波シール等で接合した2層構造のシートを用いており、前述した弾性部材61,62は、この2層構造シートの層間に伸長状態で固定されている。防漏カフ形成用シート60は、吸収体4の非肌対向面側に巻き下げられた2層構造の下側カフシート60aを有し、該下側カフシート60aは、おむつ1の厚み方向Zにおいて、吸収体4の非肌対向面側の表面シート2と裏面シート3との間に配されている。2層構造の下側カフシート60aは、その層間が接着剤17によって接合されている。
また、手触りを向上させる観点から、股下部Cにおける吸収性本体5の肌対向面側、即ち、裏面シート3の肌対向面側には、該肌対向面を被覆するシート25が配されている。
おむつ1において、吸収体4は、吸収性コア40と、該吸収性コア40の肌対向面及び非肌対向面を被覆するコアラップシート45とを含む。本実施形態のコアラップシートは、吸収性コア40の肌対向面の全域を被覆する上側コアラップシート45aと、吸収性コア40の非肌対向面の全域を被覆する下側コアラップシート45bとを有している。上側コアラップシート45aは、該吸収性コア40の非肌対向面側に巻き下げられ、その巻き下げられた部分が、下側コアラップシート45bの幅方向Yの外方側の一部と重なっている。吸収体4は、コアラップシート45を含んでいなくとも良い。
図4は、吸収性コア40における中央折曲誘導部43、側部折曲誘導部44、一対の内側接合部13,13及び一対の外側接合部14,14の配置関係を示す平面図である。吸収性コア40は、パルプ繊維等の繊維材料からなる繊維集合体又はこれに吸水性ポリマーの粒子等の機能性材料を保持させてなるものからなる。吸収性コア40は、図4に示すように、股下部Cに、中央折曲誘導部43と、該中央折曲誘導部43の両側それぞれに位置する一対の側部折曲誘導部44,44とを有している。中央折曲誘導部43及び一対の側部折曲誘導部44,44はそれぞれ、低積繊部からなる。本明細書において「低積繊部」は、吸収性コア40を形成する材料(コア形成材料)の坪量が50g/m2以下である部分を意味し、コア形成材料が存在しない部分である非積繊部も含む。中央折曲誘導部43及び側部折曲誘導部44の何れか一方が非積繊部であっても良く、双方が非積繊部であっても良い。また、一対の側部折曲誘導部44のうち何れか一方が非積繊部であっても良く、双方が非積繊部であっても良い。
非積繊部は、吸収性コア40を貫通する縦長矩形状の貫通孔であっても良く、スリットであっても良い。スリットとは、比較的に幅が狭い形状の貫通孔である。
中央折曲誘導部43及び一対の側部折曲誘導部44はそれぞれ、図4に示すとおり、長手方向Xに延びており、平面視形状が縦長矩形状である。中央折曲誘導部43は、吸収性コアの幅方向中央部に一対の側部折曲誘導部44間であって、該側部折曲誘導部44と間隔を空けて配されている。
裏面シート3は、中央折曲誘導部43と一対の側部折曲誘導部44,44それぞれとの間に位置する一対の内側接合部13,13、及び一対の側部折曲誘導部44,44それぞれより幅方向Yの外方に位置する一対の外側接合部14,14において、後述する被覆シートと接合されている。一対の内側接合部13,13及び一対の外側接合部14,14はそれぞれ、吸収性コア40と重なっている。一対の内側接合部13,13は、中央折曲誘導部43とも側部折曲誘導部44とも重なっていない。また、一対の外側接合部14,14は、側部折曲誘導部44と重なっていない。
幅方向Yにおいて、中央折曲誘導部43は一対の内側接合部13,13間に位置し、該一対の内側接合部13,13は一対の側部折曲誘導部44,44間に位置している(図4参照)。幅方向Yにおいて、一対の側部折曲誘導部44,44は、一対の外側接合部14,14間に位置している。即ち、吸収性本体5において、中央折曲誘導部43、一対の内側接合部13,13、一対の側部折曲誘導部44,44、及び一対の外側接合部14,14が、この順で幅方向Yの中央から外方に向かって配されている。内側接合部13及び外側接合部14はそれぞれ、長手方向Xに延びており、平面視形状が縦長矩形状である(図4参照)。
裏面シート3は、一対の内側接合部13及び一対の外側接合部14において、被覆シートと接合されている。被覆シートは、吸収性コア40の非肌対向面を被覆するシートであり、本実施形態においてはコアラップシート45である。吸収体4がコアラップシートを含まない場合、被覆シートは、吸収性コア40の非肌対向面の全域又は一部を被覆する他のシートであり、例えば、吸収性コア40の非肌対向面側に巻き下げられた、下側表面シート2aや下側カフシート60aが挙げられる。本明細書において、裏面シート3と被覆シートとが接合されている態様としては、裏面シート3と被覆シートとが直接接合されている態様と、裏面シート3と被覆シートとの間に他のシートが介在し、裏面シート3と被覆シートとが間接的に接合されている態様とが挙げられる。後者の態様は、裏面シート3と接合している部分の厚み方向Zにおいて、裏面シート3と被覆シートとの間に介在する他のシートが被覆シートと一体化している。ここで、裏面シート3と被覆シートとの間に介在する他のシートを介在シートともいう。また、「被覆シートと一体化している」とは、裏面シート3と介在シートとが接合した部分の厚み方向Zにおいて、被覆シートと、介在シートとが接合によって一体化していることを意味する。例えば、裏面シート3とコアラップシート45との間に下側表面シート2aが介在し、裏面シート3と下側表面シート2aとが接合した部分の厚み方向Zにおいて、コアラップシート45と下側表面シート2aとが直接接合している態様が挙げられる。また、裏面シート3とコアラップシート45との間に下側表面シート2a及び下側カフシート60aが介在し、裏面シート3と下側カフシート60aとが接合した部分の厚み方向Zにおいて、コアラップシート45と下側表面シート2aとが直接接合し、さらに下側表面シート2aと下側カフシート60aとが直接接合している態様が挙げられる。被覆シートと一体化する介在シートは、1枚でも良く、2枚以上の複数枚でも良い。
本実施形態の一対の内側接合部13,13と厚み方向Zにおいて重なる部分は、コアラップシート45と裏面シート3との間に、介在シートが存在しない。即ち、裏面シート3は、一対の内側接合部13,13において、前記被覆シートであるコアラップシート45と接合されている。
一方、本実施形態の一対の外側接合部14,14と厚み方向Zにおいて重なる部分は、コアラップシート45と裏面シート3との間に、介在シートが存在している。この場合の介在シートは、吸収体4の非肌対向面側に巻き下げられた、下側表面シート2a及び下側カフシート60aであり、厚み方向Zにおいて4枚のシート45,2a,60a,3間が接着剤17の接合により一体化されている(図3参照)。即ち、裏面シート3は、一対の外側接合部14,14において、被覆シートと介在シートと一体化している。
吸収性コア40は、股下部Cに中央折曲誘導部43及び一対の側部折曲誘導部44,44を有することにより、着用時に、股下部Cにおける吸収性コア40の幅方向Yに沿う断面形状が、中央折曲誘導部43が山部、一対の側部折曲誘導部44,44が谷部となるように、W字状に屈曲する〔図5(a)参照〕。このW字状に屈曲することにより、吸収性コア40が、着用者の脚Eより加えられる圧力に対して柔軟に変形する上、側部折曲誘導部44より幅方向Y外方の部分が起立してその端部が着用者の肌、好ましくは鼠蹊部に沿って位置すると共に、中央折曲誘導部43を有する部分が、着用者の排尿部に密着しやすくなるため、良好なフィット性が奏される。また、側部折曲誘導部44より幅方向Y外方の部分によって、横漏れが効果的に防止できる。さらに、山部となるよう屈曲した中央折曲誘導部43を有する部分から、尿が吸収性コア40内にスムーズに吸収される。
また、裏面シート3が、一対の内側接合部13,13において、吸収性コア40の非肌対向面を被覆している被覆シートと接合されていることにより、山部となるように屈曲した中央折曲誘導部43の部分やその周辺部において裏面シート3と吸収体4とが密着する〔図5(a)参照〕。さらに、裏面シート3が、一対の外側接合部14,14において、被覆シートと接合されていることにより、側部折曲誘導部44より幅方向Y外方の起立した部分において裏面シート3と吸収体4とが密着する〔図5(a)参照〕。このように、吸収性コア40がW字状に屈曲しても裏面シート3が吸収体4に密着することにより、着用時のおむつ1は、視覚的に着用者の股間部にフィットした印象を与えることができる。
一方、裏面シート3と吸収体4とが密着していないと、裏面シート3と吸収体4との間に隙間が生じることで、おむつ1が嵩張り、視覚的に着用者の身体へのフィット性が損なわれることがある〔図5(b)参照〕。特に、着用者が動くと、裏面シート3と吸収体4との間の隙間は大きくなるため、外観上のフィット性が損なわれ易い。
また、裏面シート3と吸収体4とを密着させても、吸収性コア40の屈曲により、裏面シート3に皺が生じて外観上のフィット性を損なうことがあるが、一対の内側接合部13,13は、中央折曲誘導部43と一対の側部折曲誘導部44それぞれとの間に位置し、一対の外側接合部14,14それぞれは、側部折曲誘導部44よりも幅方向外方に位置することにより、中央折曲誘導部43及び一対の側部折曲誘導部44,44の折り曲げによる皺の発生を抑制することができる〔図5(a)参照〕。
また、裏面シート3と吸収体4とを密着させるため、裏面シート3の全域と被覆シートの全域とを接合すると、おむつ1内に湿気がこもり易くなり、おむつ1内の通気性が低下するが、本発明に係る裏面シート3と被覆シートは、長手方向Xに延びる、一対の内側接合部13,13及び一対の外側接合部14,14を介して接合しているため、湿気を長手方向Xに沿っておむつ1の外に逃がし易く、良好な通気性を確保することができる。
図6(a)〜(c)、本発明に係る内側接合部及び外側接合部の配置パターンを示す平面図である。
中央折曲誘導部43及び片方の側部折曲誘導部44間に位置する内側接合部13は、図4及び図6(a)に示すように1本でも良く、図6(b)及び(c)に示すように、2本以上の複数本であっても良い。
片方の側部折曲誘導部より幅方向の外方に位置する外側接合部14は、図6(a)及び(b)に示すように1本でも良く、図6(c)に示すように、2本以上の複数本であっても良い。また、中央折曲誘導部43及び片方の側部折曲誘導部44間に位置する内側接合部13と、片方の側部折曲誘導部より幅方向の外方に位置する外側接合部14とがそれぞれ複数本存在しても良い。
内側接合部13の長手方向Xの長さL5は、図4に示すように、吸収性コア40の長手方向Xの全長Lよりも短くても良い。また、内側接合部13は、図6(c)に示すように該全長Lに亘っていても良い。
中央折曲誘導部43及び一対の側部折曲誘導部44,44の長手方向Xの外方部分における、裏面シート3と吸収体4との密着性を向上させ、外観上のフィット性を向上させる観点から、内側接合部13は、中央折曲誘導部43及び側部折曲誘導部44それぞれに比して、長手方向Xの長さが長いことが好ましい。中央折曲誘導部43及び片方の側部折曲誘導部44間に位置する内側接合部13が複数本ある場合、複数本あるうちの少なくとも1本が、中央折曲誘導部43及び側部折曲誘導部44それぞれに比して、長手方向Xの長さが長いことが好ましい。同様の観点から、内側接合部13の長手方向Xの両端部13a,13aは、中央折曲誘導部43の長手方向Xの端部43a,43a、及び側部折曲誘導部44の長手方向Xの端部44a,44aに比して、長手方向Xの外方に位置していることが好ましい。
内側接合部13の長手方向Xの長さL5は、吸収性コア40の長手方向の全長L(図4参照)に対して、好ましくは30%以上、より好ましくは40%以上であり、また好ましくは100%以下、より好ましくは95%以下であり、また好ましくは30%以上100%以下、より好ましくは40%以上95%以下である。
内側接合部13の長手方向Xの長さL5は、中央折曲誘導部43の長手方向Xの長さL1に対して、好ましくは110%以上、より好ましくは150%以上であり、また好ましくは220%以下、より好ましくは200%以下であり、また好ましくは110%以上220%以下、より好ましくは150%以上200%以下である。
内側接合部13の長手方向Xの長さL5は、側部折曲誘導部44の長手方向Xの長さL3に対して、好ましくは110%以上、より好ましくは150%以上であり、また好ましくは220%以下、より好ましくは200%以下であり、また好ましくは110%以上220%以下、より好ましくは150%以上200%以下である。
内側接合部13の長手方向Xの長さL5は、好ましくは130mm以上、より好ましくは150mm以上であり、また好ましくは450mm以下、より好ましくは450mm以下であり、また好ましくは130mm以上450mm以下、より好ましくは150mm以上450mm以下である。
なお、特に言及しない限り、本明細書に記載の距離や寸法は、吸収性物品を平面状に拡げた状態において測定する。
中央折曲誘導部43とその周辺部における裏面シート3と吸収体4との密着性を向上させる観点から、内側接合部13は、幅方向Yにおいて中央折曲誘導部43と側部折曲誘導部44との間隔を2等分する間隔中央線46より、該中央折曲誘導部43側に位置していることが好ましい。間隔中央線46は、幅方向Yにおける中央折曲誘導部43と側部折曲誘導部44との間の中点を通り、且つ長手方向Xに延びる線である。「間隔中央線46より、該中央折曲誘導部43側に配されている」とは、内側接合部13の一部が間隔中央線46よりも中央折曲誘導部43側に位置していれば良い。例えば、内側接合部13の全体が、間隔中央線46よりも中央折曲誘導部43側に偏在していても良く〔図6(a)参照〕、内側接合部13の一部が、間隔中央線46を越えて中央折曲誘導部43側に配されていても良い〔図4参照〕。また、中央折曲誘導部43と側部折曲誘導部44との間に配される内側接合部13が複数あり、そのうちの1本が間隔中央線46よりも中央折曲誘導部43側に位置していても良い〔図6(b)参照〕。
幅方向Yにおいて間隔中央線46より中央折曲誘導部43側に位置する内側接合部13について、該間隔中央線46から中央折曲誘導部43側の側縁13bまでを内寄り内側接合部13cともいう。幅方向Yにおける内寄り内側接合部13cの長さW13は、同方向Yにおける間隔中央線46と中央折曲誘導部43との間の距離D1(図4参照)に対して好ましくは15%以上、より好ましくは20%以上であり、また好ましくは100%以下、より好ましくは90%以下であり、また好ましくは15%以上100%以下、より好ましくは20%以上90%以下である。内側接合部13の全体が、間隔中央線46よりも中央折曲誘導部43側に偏在している場合、内寄り内側接合部13cの長さW13は、同方向Yにおける該内側接合部13の長さW3を意味する〔図6(a)参照〕。
腹側部A又は背側部Bにおいて、吸収体4の幅方向Yの中央部は、おむつ1の非肌対向面に印刷される絵柄や文字等の表記と重なることが多い。吸収性コア40の屈曲による、表記への皺の発生を抑制すると共に、裏面シート3と吸収体4との密着性を向上させる観点から、外側接合部14は、内側接合部13に比して、幅方向Yの長さが長いことが好ましい。同様の観点から、外側接合部14の幅方向Yの長さW7(図4参照)は、内側接合部13の幅方向Yの長さW5(図4参照)に対して好ましくは100%以上、より好ましくは120%以上であり、また好ましくは500%以下、より好ましくは400%以下であり、また好ましくは100%以上500%以下、より好ましくは120%以上400%以下である。
また、外側接合部14の幅方向Yの長さW7(図4参照)は、吸収性コア40の幅方向Yの長さW(図4参照)に対して好ましくは5%以上、より好ましくは7%以上であり、また好ましくは25%以下、より好ましくは20%以下であり、また好ましくは5%以上25%以下、より好ましくは7%以上20%以下である。
外側接合部14の幅方向Yの長さW7(図4参照)は、好ましくは12mm以上、より好ましくは12mm以上であり、また好ましくは25mm以下、より好ましくは23mm以下であり、また好ましくは12mm以上25mm以下、より好ましくは12mm以上23mm以下である。
内側接合部13の幅方向Yの長さW5(図4参照)は、好ましくは2mm以上、より好ましくは3mm以上であり、また好ましくは10mm以下、より好ましくは10mm以下であり、また好ましくは2mm以上10mm以下、より好ましくは3mm以上10mm以下である。
前述の表記への皺の発生をより抑制する観点から、おむつ1は、非肌対向面に腹側部A及び背側部Bの何れかを示す表記を有し、内側接合部13が、該表記と重ならない位置に配されていることが好ましい。例えば、図7に示すように、おむつ1が絵柄Pを腹側部A側に有している場合、一対の内側接合部13,13は、該絵柄Pと重ならないよう、背側部B側に偏在していることが好ましい。図7に示す態様では、中央折曲誘導部43及び一対の側部折曲誘導部44,44も絵柄Pと重なっていない。
外側接合部14の長手方向Xの長さは、吸収性コア40の長手方向Xの全長Lよりも短くても良い。製品としての外観上(側部を固定していることでシワ等が発生しにくいので)の観点から、外側接合部14は、図4に示すように該全長Lに亘っていることが好ましい。
裏面シート3と吸収体4との密着性、及びおむつ1の通気性を両立させる観点から、裏面シート3と被覆シートとの接合面積の合計が、吸収性コア40の面積に対して好ましくは10%以上、より好ましくは20%以上であり、また好ましくは60%以下、より好ましくは50%以下であり、また好ましくは10%以上60%以下、より好ましくは20%以上50%以下である。裏面シート3と被覆シートとの接合面積の合計は、一対の内側接合部13,13及び一対の外側接合部14,14の合計面積である。
一対の内側接合部13,13及び一対の側部折曲誘導部44,44はそれぞれ、ホットメルト接着剤等の公知の接着剤を裏面シート3に塗布することにより形成することができる。また、接着剤は、スパイラル、ストライプ、ドット(散点状)、ウェーブ(波線状)等のパターンで塗工することができる。スパイラルパターン等の、接着剤塗布部で囲まれた接着剤非塗布部を有する塗工の場合は、該接着剤非塗布部も接合面積に含むこととする。
おむつ1は、図4に示すように、水分と接触して変色するインジケーター18を備えていても良い。ここでいう「変色」は、ある色から他の色に変化する態様の他、無色状態から有色状態となるいわゆる「発色」、発色状態から無色状態となるいわゆる「消色」を含む。インジケーター18の変色は、おむつ1の交換時期の目安とすることができ、インジケーター18の変色後速やかにおむつ1を新品と交換することで、ムレや濡れに起因する着用者の肌トラブルを回避することが可能となる。インジケーター18としては、尿、汗等の水分を含む、身体からの排泄物と接触することにより変色する色材を含むものを用いることができ、従来この種の吸収性物品においてインジケーターとして使用されているものを適宜用いることができる。このインジケーター18を構成する色材としては、例えば、pH指示薬と酸化化合物との混合物等を用いることができる。
インジケーター18は、色材等を含むインジケーター組成物を、該インジケーター18の配置予定部位に塗布することによって形成されている。このインジケーター組成物としては、例えば、色材等の、インジケーター機能の発現に必要な材料を、公知のホットメルト接着剤に配合したものを用いることができる。
尿とインジケーター18とをより確実に接触させる観点から、裏面シート3と被覆シートとの間に、長手方向Xに延びるインジケーター18が、一対の内側接合部13間に配されていることが好ましい。また、前記インジケーター18が、一対の内側接合部13間に加え、内側接合部13と外側接合部14との間にも配されていることがより好ましい。一対の内側接合部13間に配されるインジケーター18の全体又は一部が、中央折曲誘導部43と重なっていても良く、重なっていなくとも良い。また、内側接合部13と外側接合部14との間に配されるインジケーター18の全体又は一部が、側部折曲誘導部44,44と重なっていても良く、重なっていなくとも良い。
インジケーター18の長手方向Xの長さL9(図4参照)は、中央折曲誘導部43の長手方向Xの長さL1に対して、好ましくは60%以上、より好ましくは80%以上であり、また好ましくは160%以下、より好ましくは140%以下であり、また好ましくは60%以上160%以下、より好ましくは80%以上140%以下である。
インジケーター18の幅方向Yの長さW9(図4参照)は、中央折曲誘導部43の幅方向Yの長さW1に対して、好ましくは30%以上、より好ましくは40%以上であり、また好ましくは100%以下、より好ましくは80%以下であり、また好ましくは30%以上100%以下、より好ましくは40%以上80%以下である。
本実施形態においては、裏面シート3と被覆シートとの間に、長手方向Xに延びるインジケーター18を複数本有していたが、1本のみ有していても良い。また、本実施形態においては、インジケーター18が長手方向Xに連続して延びていたが、長手方向Xに間欠的に延びていても良い。
吸収性コア40を容易に屈曲させる観点から、側部折曲誘導部44の外側縁と吸収性コア40の側縁との間の幅W12(図3参照)は、吸収性コア40の幅W(図3参照)の好ましくは10%以上、より好ましくは15%以上であり、また好ましくは25%以下、より好ましくは23%以下であり、また好ましくは10%以上25%以下、より好ましくは15%以上23%以下である。また、側部折曲誘導部44の内側縁と中央折曲誘導部43の外側縁との間の幅W15(図3参照)は、吸収性コア40の幅Wの好ましくは10%以上、より好ましくは15%以上であり、また好ましくは25%以下、より好ましくは23%以下であり、また好ましくは10%以上25%以下、より好ましくは15%以上23%以下である。また、中央折曲誘導部43の幅方向Yの長さW1(図3参照)は、側部折曲誘導部44の内側縁と中央折曲誘導部43の外側縁との間の幅W15の好ましくは20%以上であり、また好ましくは60%以下、より好ましくは50%以下であり、また好ましくは20%以上60%以下、より好ましくは30%以上50%以下である。中央折曲誘導部43の幅方向Yの長さW1は、好ましくは1mm以上20mm以下、より好ましくは2mm以上10mm以下である。中央折曲誘導部43の幅方向Yの長さW1が2mm未満の場合はスリットと把握することもできる。これらの各部の幅や相互間の関係は、それぞれ、少なくとも股下部Cにおいて満たしていることが好ましく、股下部Cの長手方向中央部を中心として、吸収性コアの長手方向の5cm以上の範囲に亘って満たしていることがより好ましい。
本実施形態のおむつ1における吸収性コア40は、図4に示すように、股下部Cにおける吸収性コア40に、中央折曲誘導部43と一対の側部折曲誘導部44,44とが長手方向Xに並列している領域R1(以下、並列領域R1ともいう)を有している。長手方向Xにおける並列領域R1の長さL1(図4参照)は、股下部Cの長手方向の長さLc(図4参照)に対して、好ましくは20%以上80%以下、より好ましくは20%以上60%以下、さらに好ましくは20%以上50%以下である。
長手方向Xの腹側部A側においては、中央折曲誘導部43の端部43aの位置と、側部折曲誘導部44それぞれの端部44a,44aの位置とが略一致している。長手方向Xの背側部B側においても、中央折曲誘導部43の端部43bの位置と、側部折曲誘導部44それぞれの端部44b,44bの位置とが略一致している。長手方向Xの腹側部A側において、中央折曲誘導部43及び側部折曲誘導部44の何れか一方の端部は、他方の端部よりも腹側部A側に延出していても良いが、特許文献1に記載のように、中央折曲誘導部43の端部43aが、側部折曲誘導部44の端部44bよりも腹側部A側に延出していることが好ましい。また、長手方向Xの背側部B側において、中央折曲誘導部43及び側部折曲誘導部44の何れか一方の端部は、他方の端部よりも背側部B側に延出していても良いが、特許文献1に記載のように、側部折曲誘導部44の端部44bが、中央折曲誘導部43の端部43bよりも背側部B側に延出していることが好ましい。
並列領域R1においては、図5(a)に示すように吸収性コア40の断面をW字状に変形させる観点から、例えば、弾性部材9及び弾性部材61,62のように、吸収性本体5の両側部や、一部が吸収性本体5の両側部と重なるように設けられた防漏カフ6等に、吸収性コア40の側部部分を引き上げるか又は押し上げ得るような作用を有する弾性部材を配置することが好ましい。
但し、吸収性コア40の長手方向に沿う弾性部材がなくても、おむつを装着する際におむつの腹側部Aの幅方向中央部を掴んで引き上げる力や、着用時に股下部Cの両側に加わる、着用者の大腿からの力により、吸収性コア40は、図5(a)に示すような形態に変形し得る。そのため、吸収性コア40の長手方向に沿う弾性部材が存在することは必須ではない。
おむつ1の形成材料について説明する。
おむつ1の各部の形成材料としては、従来の使い捨ておむつの当該部分に用いられる各種のものを特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート2としては、親水性且つ液透過性の不織布、樹脂フィルムに開孔を形成したもの等を用いることができ、裏面シート3としては、透湿性又は非透湿性の樹脂フィルムや該樹脂フィルムと不織布の積層体等を用いることができる。
吸収性コア40を構成する繊維集合体を構成する繊維としては、例えば、パルプ繊維、レーヨン繊維、コットン繊維、酢酸セルロース等の親水性繊維、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系繊維、ポリエステル、ポリアミド等の縮合系繊維等を用いることできる。繊維集合体は、空気流に載せて供給した繊維材料を、所定形状の凹部内に吸引して堆積させる積繊工程を経て得られるものが好ましい。繊維材料とともに機能性材料を混合積繊したものであっても良い。機能性材料の保持形態は、2枚の繊維集合体間に挟んで保持する形態や、混合積繊して繊維間に保持させた状態等が挙げられる。繊維及び吸水性ポリマー等の機能性材料は、それぞれ、一種又は二種以上を組み合わせて用いることができる。吸水性ポリマーとしては、例えば、ポリアクリル酸ナトリウム、(アクリル酸−ビニルアルコール)共重合体、ポリアクリル酸ナトリウム架橋体、(でんぷん−アクリル酸)グラフト共重合体、(イソブチレン−無水マレイン酸)共重合体及びそのケン化物、ポリアスパラギン酸等からなる粒子等が挙げられる。
防漏カフ形成用シート60としては、スパンボンド・メルトブローン・スパンボンド等からなる多層構造の複合不織布、スパンボンド不織布、ヒートボンド不織布、エアスルー不織布等を用いることができる。各部に配される弾性部材の形態は、糸状のもの(糸ゴム等)、所定幅の帯状のもの(平ゴム等)等が好ましく、特に糸状のものが好ましい。各部に配される弾性部材の素材としては、天然ゴム、スチレン−ブタジエン、ブタジエン、イソプレン、ネオプレン等の合成ゴム、EVA、伸縮性ポリオレフィン、ウレタン等を挙げることができる。
コアラップシートとしては、各種公知のものを用いることができ、例えばティッシュペーパのような薄紙や透水性の不織布等が好ましく用いられる。
次に、本発明の使い捨ておむつにおける第2実施形態を説明する。第2実施形態については、第1実施形態と異なる点を中心に説明し、特に説明しない点については第1実施形態についての説明が適宜適用される。
第2実施形態のおむつ1aの吸収性コア40aは、股下部Cの幅方向中央部に形成された高坪量部41と、該高坪量部41より低坪量の低坪量部42とを有している。おむつ1aにおいて、吸収性コア40aは単層構造であり、該吸収性コア40aの一部に設けた肉厚部分が高坪量部41となっている。
本実施形態の高坪量部41は、おむつ1の股下部Cのみに形成されている。高坪量部41は、腹側部Aの一部に延出していてもよく、背側部Bの一部に延出していてもよい。ただし、高坪量部41は、長手方向Xにおける吸収性コア40aの腹側部A側の端部まで達していないことが好ましく、また長手方向Xにおける背側部B側の端部まで達していないことが好ましい。吸収性コア40aは、高坪量部41の周囲に低坪量部42を有している。
本実施形態における一対の内側接合部13,13及びインジケーター18はそれぞれ、長手方向Xにおいて高坪量部41及び低坪量部42に亘って配されている。
高坪量部41は、長手方向Xに沿って延びており、且つ中央折曲誘導部43の周囲を囲んでいる。中央折曲誘導部43は、高坪量部41に配されており、該高坪量部41の幅方向Yの中央部に位置している。高坪量部41は、平面視略矩形状であり、一対の側部折曲誘導部44,44間に配されている。また、高坪量部41は、一対の側部折曲誘導部44,44よりも幅方向Yの内方に位置している。
本実施形態の低坪量部42は、一対の側部折曲誘導部44,44の長手方向Xの端部44a,44bそれぞれから、長手方向Xの外方に位置する一対の第1低坪量部42a,42a、並びに該一対の低坪量部42a,42a間に位置する第2低坪量部42b及び第3低坪量部42cから構成される。第2低坪量部42bは、側部折曲誘導部44よりも幅方向Yの外方に位置している。第3低坪量部42cは、側部折曲誘導部44と高坪量部41との間に位置している。第1低坪量部42aは、該第1低坪量部42aと長手方向Xに隣接する第2低坪量部42b及び第3低坪量部42cそれぞれと連続している。第3低坪量部42cは、図8に示すように、該第3低坪量部42cと幅方向Yに隣接する高坪量部41と連続している。
本実施形態の吸収体4は、高坪量部41及び低坪量部42を有する吸収性コア40aを、コアラップシート45で被覆したものである。
中央折曲誘導部43は、図8に示すように、高坪量部41を吸収性コア40aの厚み方向に貫通する縦長矩形状の貫通孔を形成してなる。
一対の側部折曲誘導部44,44は、図8に示すように、低坪量部42を吸収性コア40aの厚み方向に貫通する縦長矩形状の貫通孔を形成してなる。
おむつ1aにおいて、裏面シート3と被覆シートとの間に、長手方向Xに延びるインジケーター18が、一対の内側接合部13間に配されている(図8参照)。
吸収性コアがW字状に屈曲した際、山部となる幅方向中央部の吸収性能を向上させる観点から、上述のように吸収性コアの幅方向中央部に高坪量部41が設けられることが好ましい。一方、高坪量部41に尿が集中して吸収される反面、おむつ1aの交換時期が遅れると、高坪量部41で吸収し切れなかった尿が漏れる可能性がある。また、高坪量部41及び低坪量部42の厚み差が生じる部分、即ち、高坪量部41の周縁部分は、幅方向Yに
延びる皺が発生し易い。おむつ1aの交換時期の遅れによる尿の漏れ、及び高坪量部41の周縁部分における皺の発生を効果的に抑制する観点から、一対の内側接合部13,13及びインジケーター18はそれぞれ、長手方向Xにおいて高坪量部41及び低坪量部42に亘って配されていることが好ましい。即ち、一対の内側接合部13,13の長手方向Xの両端部、及びインジケーター18の長手方向Xの両端部はそれぞれ、高坪量部41の長手方向Xの両端部よりも長手方向Xの外方に位置していることが好ましい。
上記の効果をより確実に奏させる観点から、内側接合部13の長手方向Xの長さL5は、高坪量部41の長手方向Xの長さL11に対して好ましくは100%以上、より好ましくは120%以上であり、また好ましくは200%以下、より好ましくは180%以下であり、また好ましくは100%以上200%以下、より好ましくは120%以上180%以下である。
インジケーター18の長手方向Xの長さ2(図9参照)は、高坪量部41の長手方向Xの長さL11(図9参照)に対して好ましくは100%以上、より好ましくは110%以上であり、また好ましくは150%以下、より好ましくは140%以下であり、また好ましくは100%以上150%以下、より好ましくは110%以上140%以下である。
股下部の吸収容量の観点から、中央折曲誘導部43及び片方の側部折曲誘導部44間における高坪量部41の幅方向Yの長さW11は、側部折曲誘導部44の外側縁と吸収性コア40の側縁との間の幅W15に対して好ましくは70%以上、より好ましくは75%以上であり、また好ましくは100%以下、より好ましくは95%以下であり、また好ましくは70%以上100%以下、より好ましくは75%以上95%以下である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
例えば、本発明の使い捨ておむつは、外装体10が、着用者の背側に配される背側シート部材と腹側に配される腹側シート部材とに分割されており、吸収性本体が、背側シート部材と腹側シート部材との間に架け渡して固定されているタイプのパンツ型使い捨ておむつであったが、背側部にファスニングテープを有し、該ファスニングテープを腹側部の外面に設けたランディングテープに止着して装着する、いわゆる展開型の使い捨ておむつであっても良い。展開型の使い捨ておむつにおいては、両側縁に、脚廻りの形状に適合するように凹状の切り欠き部を形成した部分を股下部とし、その前後に位置する部分が背側部及び腹側部である。
また、上述した実施形態のおむつ1における弾性部材9を省略することもでき、防漏カフ6,6に配する弾性部材62や防漏カフ自体を省略することもできる。また、吸収性本体5に、吸収性コア40の長手方向の両側縁それぞれの外方に延出する一対の側部ギャザーを形成し、該側部ギャザーに配した弾性部材を、吸収性コア40の幅方向Yの外方の部分を立ち上げる弾性部材として利用しても良い。
また、第2実施形態における吸収性コアは、高坪量部が上部吸収層及び下部吸収層の2層で形成されていても良く、低坪量部が単層(例えば、下部吸収層)で形成されていても良い。また、中央折曲誘導部及び側部折曲誘導部それぞれは、連続線状のものに代えて、部分的に不連続な部分を有するものであっても良い。
1 使い捨ておむつ
13 内側接合部
14 外側接合部
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
40 吸収性コア
41 高坪量部
42 低坪量部
411 上部吸収層
412 下部吸収層
43 中央折曲誘導部
44 側部折曲誘導部
5 吸収性本体
6 防漏カフ
7 ウエスト開口部
8 レッグ開口部
10 外装体
A 腹側部
B 背側部
C 股下部
S サイドシール部

Claims (9)

  1. 表面シート、裏面シート、及びこれら両シート間に介在された吸収体を備え、着用者の腹側に配される腹側部、股間部に配される股下部及び背側に配される背側部を有すると共に、該腹側部から該股下部を介して該背側部に延びる長手方向、及び該長手方向に直交する幅方向とを有する、使い捨ておむつであって、
    前記吸収体は、吸収性コアを含んでおり、該吸収性コアは、前記股下部に、低積繊部からなり、前記長手方向に延びる中央折曲誘導部と、低積繊部からなり、該中央折曲誘導部の両側それぞれに位置し、前記長手方向に延びる一対の側部折曲誘導部とを有しており、
    前記裏面シートは、前記中央折曲誘導部と前記一対の側部折曲誘導部それぞれとの間に位置し、前記長手方向に延びる一対の内側接合部、及び前記一対の側部折曲誘導部それぞれより前記幅方向の外方に位置し、前記長手方向に延びる一対の外側接合部において、前記吸収性コアの非肌対向面を被覆する被覆シートと接合されている、使い捨ておむつ。
  2. 前記内側接合部は、前記中央折曲誘導部及び前記側部折曲誘導部それぞれに比して、前記長手方向の長さが長い、請求項1に記載の使い捨ておむつ。
  3. 前記内側接合部は、前記幅方向において前記中央折曲誘導部と前記側部折曲誘導部との間隔を2等分する間隔中央線より、該中央折曲誘導部側に位置している、請求項1又は2に記載の使い捨ておむつ。
  4. 前記外側接合部は、前記内側接合部に比して、前記幅方向の長さが長い、請求項1〜3の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
  5. 前記腹側部及び前記背側部の何れかを示す表記を有し、前記内側接合部が、該表記と重ならない位置に配されている、請求項1〜4の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
  6. 前記裏面シートと前記被覆シートとの接合面積の合計が、前記吸収性コアの面積に対して40%以下である、請求項1〜5の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
  7. 前記裏面シートと前記被覆シートとの間に、前記長手方向に延び、水分と接触して変色するインジケーターを有し、該インジケーターが、前記一対の内側接合部間に配されている、請求項1〜6の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
  8. 前記インジケーターが、前記内側接合部と前記外側接合部との間にも配されている、請求項7に記載の使い捨ておむつ。
  9. 前記裏面シートと前記被覆シートとの間に、前記長手方向に延び、水分と接触して変色するインジケーターを有しており、
    前記吸収性コアは、前記股下部の前記幅方向の中央部に形成された高坪量部と、該高坪量部より低坪量の低坪量部とを有しており、
    前記一対の内側接合部及び前記インジケーターはそれぞれ、前記長手方向において前記高坪量部及び前記低坪量部に亘って配されている、請求項1〜7の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
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