JP2019117227A - 車載装置および車両システム - Google Patents

Abstract

【課題】複数のサービスを提供する複数の車両が集まった場合に、所望のサービスを提供する車両を利用者に容易に把握させることができる車載装置を提供する。【解決手段】サービスを提供する車両に搭載される車載装置２０において、投影部１６は、サービスに関連する三次元映像のデータに基づいて、車両の上方の空中に三次元映像を投影する。【選択図】図２

Description

本発明は、車両に搭載される車載装置および車両システムに関する。

屋台に変形可能な車両が知られている（例えば、特許文献１参照）。

特開２００８−２６５４８７号公報

特許文献１に開示された車両が複数集まり、複数の車両がそれぞれ異なるサービスを提供する状況が想定される。この場合、利用者は、所望のサービスを提供する車両を探すことが困難である。

本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数のサービスを提供する複数の車両が集まった場合に、所望のサービスを提供する車両を利用者に容易に把握させることができる車載装置および車両システムを提供することにある。

上記課題を解決するために、本発明のある態様の車載装置は、サービスを提供する車両に搭載される車載装置であって、前記サービスに関連する三次元映像のデータに基づいて、前記車両の上方の空中に前記三次元映像を投影する投影部を備える。

この態様によると、車両の上方の空中に、車両が提供するサービスに関連する三次元映像を投影するので、車両から比較的離れた位置からも三次元映像を容易に視認させることができ、車両が提供するサービスを効果的に周囲に知らせることができる。したがって、複数のサービスを提供する複数の車両が集まった場合に、所望のサービスを提供する車両を利用者に容易に把握させることができる。

本発明の別の態様は、車両システムである。この車両システムは、第１の車両に搭載される第１の車載装置と、第２の車両に搭載される第２の車載装置と、を備える。前記第１の車載装置は、三次元映像の第１部分のデータに基づいて、前記第１の車両の外部の空中に前記三次元映像の前記第１部分を投影する第１の投影部を有する。前記第２の車載装置は、前記三次元映像の第２部分のデータに基づいて、前記第２の車両の外部の空中に前記三次元映像の前記第２部分を投影する第２の投影部を有する。

この態様によると、各投影部が投影する三次元映像の輝度と同程度の輝度で、各投影部が投影する三次元映像の大きさよりも大きな三次元映像を投影できる。したがって、より大きく、より鮮明な三次元映像を屋外で容易に投影できる。よって、複数のサービスを提供する複数の車両が集まった場合に、所望のサービスを提供する車両を利用者に容易に把握させることができる。

本発明のさらに別の態様もまた、車両システムである。この車両システムは、第１の車両に搭載される第１の車載装置と、第２の車両に搭載される第２の車載装置と、を備える。前記第１の車載装置は、第１データに基づいて、前記第１の車両の外部の空中に第１の三次元映像を投影する第１の投影部を有する。前記第２の車載装置は、第２データに基づいて、前記第１の三次元映像に重なるように第２の三次元映像を投影する第２の投影部を有する。

この態様によると、第１および第２の三次元映像のそれぞれの輝度より高い輝度の三次元映像を投影できる。したがって、より大きく、より鮮明な三次元映像を屋外で容易に投影できる。よって、複数のサービスを提供する複数の車両が集まった場合に、所望のサービスを提供する車両を利用者に容易に把握させることができる。

本発明によれば、複数のサービスを提供する複数の車両が集まった場合に、所望のサービスを提供する車両を利用者に容易に把握させることができる。

第１の実施の形態に係る車両および車両から投影された三次元映像を概略的に示す斜視図である。 図１の車両が備える車載装置のブロック図である。 第２の実施の形態に係る車両システムのブロック図である。 図３の車両の配置、および、車両により投影される三次元映像を概略的に示す側面図である。 図３の第１の車載装置のブロック図である。 図３の第２の車載装置と第３の車載装置のそれぞれのブロック図である。

（第１の実施の形態）
図１は、第１の実施の形態に係る車両１０および車両１０から投影された三次元映像１００を概略的に示す斜視図である。車両１０は、予め定められたサービスを提供する。サービスとしては、例えば、飲食サービス、商品販売サービス、金融サービス、医療サービス、エネルギー提供サービス、行政サービスなどが挙げられるが、特に限定されない。提供するサービスに応じて、車両１０に搭載される設備が設定される。ここでは、車両１０は、飲食サービス、具体的には喫茶サービスを提供し、喫茶店として構成されている一例について説明する。

車両１０は、ドア１２と、複数の表示パネル１４と、複数の投影部１６とを備える。ドア１２は、例えば、車両１０の少なくとも一方の側面に設けられ、スライドして開閉される。

表示パネル１４は、車両１０の前面、両側面、後面に設けられている。表示パネル１４は、ドア１２にも設けられている。表示パネル１４は、車両１０が提供するサービスに関連する二次元映像を表示する。図示する例では、表示パネル１４は、喫茶サービスに関連する「Ｃｏｆｆｅｅ」という文字とコーヒーカップの画像を表示する。

４つの投影部１６は、車両１０の上面の四隅に設けられている。投影部１６は、車両１０が提供するサービスに関連する三次元映像のデータに基づいて、車両１０の上方の空中に三次元映像１００を投影する投影装置である。図示する例では、投影部１６は、喫茶サービスに関連するコーヒーカップの三次元映像１００を投影する。三次元映像１００は、文字を含んでもよい。三次元映像１００は、静止画像を立体表示したものでもよいし、動画像を立体表示したものでもよい。投影部１６の数は特に限定されず、１台であってもよい。三次元映像１００を投影可能な位置であれば、投影部１６の位置も特に限定されない。

投影部１６による三次元映像１００の投影には、周知の技術を用いることができる。例えば、投影部１６は、赤外レーザービームを空中の所定位置に集光させ、その位置に存在する気体を局所的にプラズマ状態として閃光を発生させてもよい。この位置は、発光点として視認される。そして、投影部１６が赤外レーザービームを集光させる位置を三次元的に走査することで、空中に可視像を立体的に描くことができる。あるいは、ホログラフィ技術を用いて空中に三次元映像１００を投影してもよいし、水蒸気を発生させ、水蒸気に三次元映像１００を投影してもよい。

車両１０は、投影部１６を有する車載装置２０を備える。図２は、図１の車両１０が備える車載装置２０のブロック図である。車載装置２０は、記憶部２２と、処理部２４と、投影部１６とを備える。

記憶部２２は、サービスに関連する三次元映像１００のデータを記憶している。このデータは、サービスに応じて更新可能または選択可能である。三次元映像１００のデータは、三次元映像１００の各発光点を投影すべき三次元の座標を含む。この座標は、車両１０に対して設定された座標系の座標である。三次元映像１００のデータは、例えば、各座標の輝度や色のデータも含んでもよい。

処理部２４は、記憶部２２に記憶された三次元映像１００のデータを読み出し、読み出したデータを投影部１６に供給する。処理部２４は、読み出したデータに拡大縮小などの座標変換処理を行ってもよい。投影部１６は、処理部２４から供給されたデータにしたがって、三次元映像１００を投影する。

処理部２４の構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのＣＰＵ、メモリ、その他のＬＳＩで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。

次に、以上の構成による車両１０および車載装置２０の全体的な動作について説明する。車両１０は、広場などに停車し、利用者に喫茶サービスを提供する。具体的には、車両１０に乗車した乗員が、利用者に喫茶サービスを提供する。投影部１６は、車両１０の上方にコーヒーカップの三次元映像１００を投影する。三次元映像１００は、立体的に視認される。

複数のサービスを提供する複数の車両１０が集まることもできる。複数のサービスの組み合わせに応じて、複数の車両１０は、地域の祭り、町おこしイベント、観光地、ブランドユーザエクスペリエンス（ＵＸ）イベント、会社イベント、運動会、盆踊り大会、被災地の避難所などに配置されることがきる。複数のサービスの組み合わせに応じて、複数の車両１０は、複数の医療施設の集合、レストラン街、金融機関の集合などを構成することもできる。

このように本実施の形態によれば、サービスに関連する三次元映像１００のデータに基づいて、車両１０の上方の空中に三次元映像１００を投影するので、車両１０から比較的離れた位置からも三次元映像１００を容易に視認させることができ、車両１０が提供するサービスを効果的に周囲に知らせることができる。

また、複数のサービスを提供する複数の車両１０が集まった場合には、複数の車両１０は同形状であるため、形状からはそれぞれを区別しにくいが、三次元映像１００により、容易に区別することができる。したがって、所望のサービスを提供する車両を利用者に容易に把握させることができる。

（第２の実施の形態）
第２の実施の形態では、複数の車両１０の複数の投影部１６が三次元映像１００を投影する。以下では、第１の実施の形態との相違点を中心に説明する。

図３は、第２の実施の形態に係る車両システム１のブロック図である。車両システム１は、第１の車両１０ａに搭載される第１の車載装置２０ａと、第２の車両１０ｂに搭載される第２の車載装置２０ｂと、第３の車両１０ｃに搭載される第３の車載装置２０ｃとを備える。第１の車両１０ａ、第２の車両１０ｂ、第３の車両１０ｃを、車両１０と総称する。第１の車載装置２０ａ、第２の車載装置２０ｂ、第３の車載装置２０ｃを、車載装置２０と総称する。

車両１０は、映像サービスを提供する。車両１０の数、すなわち車載装置２０の数は、複数であればよく、投影される三次元映像のサイズなどに応じて適宜設定できる。

車載装置２０は、それぞれ無線通信を行う。無線通信の規格は特に限定されないが、例えば、無線ＬＡＮ、３Ｇ（第３世代移動通信システム）、４Ｇ（第４世代移動通信システム）または５Ｇ（第５世代移動通信システム）を含む。

図４は、図３の車両１０の配置、および、車両１０により投影される三次元映像１００を概略的に示す側面図である。第１の車両１０ａ、第２の車両１０ｂおよび第３の車両１０ｃは、第１の車両１０ａを中央に一列に配置されている。車両１０の配置および車両１０の配置の順序は特に限定されない。第１の車両１０ａ、第２の車両１０ｂおよび第３の車両１０ｃは、一列に配置されていなくてもよい。

第１の車両１０ａの投影部（第１投影部）１６は、空中に三次元映像１００の第１部分１１０ａを投影する。第２の車両１０ｂの投影部（第２投影部）１６は、空中に三次元映像１００の第２部分１１０ｂを投影する。第３の車両１０ｃの投影部（第３投影部）１６は、空中に三次元映像１００の第３部分１１０ｃを投影する。

第１部分１１０ａ、第２部分１１０ｂおよび第３部分１１０ｃにより、１つの三次元映像１００が構成される。つまり、三次元映像１００は、中央の第１部分１１０ａと、第２の車両１０ｂ側の第２部分１１０ｂと、第３の車両１０ｃ側の第３部分１１０ｃとを含む。三次元映像１００は、車両１０が提供する映像サービスに関連する映像である。

図５は、図３の第１の車載装置２０ａのブロック図である。第１の車載装置２０ａは、図２の構成に加え、通信部２６をさらに備える。処理部２４は、生成部３０を備える。

通信部２６は、図示しないサーバ装置などから三次元映像１００のデータを受信し、そのデータを処理部２４に出力する。三次元映像１００のデータは、スポーツの生中継の映像のデータであってもよいし、テレビ放送などのデータであってもよく、特に限定されない。図４の例では、三次元映像１００のデータは、ボクシング中継の映像のデータである。つまり、三次元映像１００は、動画像を立体表示したものである。三次元映像１００は、静止画像を立体表示したものでもよい。

生成部３０は、通信部２６から出力された三次元映像１００のデータに基づいて、三次元映像１００の第１部分１１０ａのデータ、三次元映像１００の第２部分１１０ｂのデータ、三次元映像１００の第３部分１１０ｃのデータを生成する。これらのデータは、第１の実施の形態と同様に、三次元映像１００の各発光点を投影すべき三次元の座標を含む。この座標は、例えば、第１の車両１０ａに対して設定された座標系の座標である。記憶部２２は、適宜データを記憶する。

通信部２６は、生成部３０で生成された第２部分１１０ｂのデータを第２の車載装置２０ｂに送信し、生成部３０で生成された第３部分１１０ｃのデータを第３の車載装置２０ｃに送信する。

投影部１６は、生成部３０で生成された第１部分１１０ａのデータに基づいて、第１の車両１０ａの外部の空中に三次元映像１００の第１部分１１０ａを投影する。

図６は、図３の第２の車載装置２０ｂと第３の車載装置２０ｃのそれぞれのブロック図である。第２の車載装置２０ｂと第３の車載装置２０ｃは、それぞれ、処理部２４が生成部３０を備えないことが第１の車載装置２０ａと異なる。

第２の車載装置２０ｂについて説明する。通信部２６は、第１の車載装置２０ａから送信された三次元映像１００の第２部分１１０ｂのデータを受信し、受信したデータを処理部２４に出力する。

処理部２４は、第１の車両１０ａに対する第２の車両１０ｂの位置と向きの情報に基づいて、通信部２６で受信された第２部分１１０ｂのデータに含まれる座標に三次元映像１００の各発光点が投影されるように、第２部分１１０ｂのデータを補正する。第１の車両１０ａに対する第２の車両１０ｂの位置と向きが予め定められた位置と向きになるように第２の車両１０ｂが停車される場合には、第１の車両１０ａに対する第２の車両１０ｂの位置と向きのデータは、予め定められていてもよい。また、第１の車両１０ａに対する第２の車両１０ｂの位置と向きのデータは、第２の車両１０ｂに設けられた図示しない各種センサなどにより取得されてもよい。処理部２４は、補正された第２部分１１０ｂのデータを、投影部１６に出力する。

投影部１６は、補正された三次元映像１００の第２部分１１０ｂのデータに基づいて、第２の車両１０ｂの外部の空中に三次元映像１００の第２部分１１０ｂを投影する。

第３の車載装置２０ｃについて説明する。第３の車載装置２０ｃも第２の車載装置２０ｂと同様に動作する。通信部２６は、第１の車載装置２０ａから送信された三次元映像１００の第３部分１１０ｃのデータを受信する。

処理部２４は、第１の車両１０ａに対する第３の車両１０ｃの位置と向きのデータに基づいて、通信部２６で受信された第３部分１１０ｃのデータに含まれる座標に三次元映像１００の各発光点が投影されるように、第３部分１１０ｃのデータを補正する。

投影部１６は、補正された三次元映像１００の第３部分１１０ｃのデータに基づいて、第３の車両１０ｃの外部の空中に三次元映像１００の第３部分１１０ｃを投影する。

次に、以上の構成による車両１０および車載装置２０の全体的な動作について説明する。車両１０は、予め定められた配置で広場などに停車される。サーバ装置などから第１の車両１０ａに三次元映像のデータが送信されると、車両１０の投影部１６は、三次元映像１００を投影する。視聴者からは、第１部分１１０ａ、第２部分１１０ｂ、第３部分１１０ｃが合わさった１つの三次元映像１００が視認される。車両１０は、例えば、パブリックビューイングを提供することができる。

このように本実施の形態によれば、第１の車載装置２０ａの投影部１６が三次元映像１００の第１部分１１０ａを投影し、第２の車載装置２０ｂの投影部１６が第２部分１１０ｂを投影し、第３の車載装置２０ｃの投影部１６が第３部分１１０ｃを投影する。そのため、各投影部１６が投影する三次元映像の輝度と同程度の輝度で、各投影部１６が投影する三次元映像の大きさよりも大きな三次元映像１００を投影できる。したがって、より大きく、より鮮明な三次元映像１００を屋外で容易に投影できる。よって、複数のサービスを提供する複数の車両１０が集まった場合に、所望のサービスを提供する車両１０を利用者に容易に把握させることができる。

（第３の実施の形態）
第３の実施の形態では、各車両１０の車載装置２０は、三次元映像１００を重ねて投影することが第２の実施の形態と異なる。以下では、第２の実施の形態との相違点を中心に説明する。

車両システム１、第２の車載装置２０ｂ、第３の車載装置２０ｃの構成、および、三次元映像１００を投影する車両１０の配置は、第２の実施の形態と同一であり、第１の車載装置２０ａの構成は、第２の実施の形態の第２の車載装置２０ｂと同一の構成であるため、図示は省略する。

第１の車載装置２０ａ、第２の車載装置２０ｂ、第３の車載装置２０ｃの通信部２６は、サーバ装置などから三次元映像のデータ（以下、第１データと呼ぶ）を受信する。

第１の車載装置２０ａにおいて、投影部１６は、第１データに基づいて、第１の車両１０ａの外部の空中に第１の三次元映像を投影する。

第２の車載装置２０ｂにおいて、処理部２４は、第１の車両１０ａに対する第２の車両１０ｂの位置と向きの情報に基づいて、通信部２６で受信された第１データに含まれる座標を補正する。処理部２４は、補正したデータを第２データとして投影部１６に出力する。投影部１６は、第２データに基づいて、第１の三次元映像に重なるように第２の三次元映像を投影する。第２の三次元映像は、第１の三次元映像と実質的に同じ映像である。

第３の車載装置２０ｃにおいて、処理部２４は、第１の車両１０ａに対する第３の車両１０ｃの位置と向きの情報に基づいて、通信部２６で受信された第１データに含まれる座標を補正する。処理部２４は、補正したデータを第３データとして投影部１６に出力する。投影部１６は、第３データに基づいて、第１の三次元映像に重なるように第３の三次元映像を投影する。第３の三次元映像は、第１の三次元映像と実質的に同じ映像である。

第１から第３の三次元映像が重なることにより、視聴者からは、１つの三次元映像１００が視認される。

このように本実施の形態によれば、第１の車載装置２０ａの投影部１６が第１の三次元映像を投影し、第２の車載装置２０ｂの投影部１６が第１の三次元映像に重なるように第２の三次元映像を投影し、第３の車載装置２０ｃの投影部１６が第１の三次元映像に重なるように第３の三次元映像を投影する。そのため、第１から第３の三次元映像のそれぞれの輝度より高い輝度の三次元映像１００を投影できる。したがって、より大きく、より鮮明な三次元映像１００を屋外で容易に投影できる。よって、複数のサービスを提供する複数の車両１０が集まった場合に、所望のサービスを提供する車両１０を利用者に容易に把握させることができる。

また、第２の実施の形態では、三次元映像の各部分のずれが視認される可能性があるが、本実施の形態では、そのような各部分のずれを抑制できる。

以上、実施の形態をもとに本発明を説明した。実施の形態はあくまでも例示であり、各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。

例えば、第２の実施の形態において、複数の車載装置２０は、それぞれ同一の構成であり、車両システム１はサーバ装置をさらに備えてもよい。この場合、サーバ装置は、第２の実施の形態の第１の車載装置２０ａの生成部３０の機能を有し、三次元映像１００の複数の部分のデータを生成する。サーバ装置は、三次元映像１００の各部分のデータを、対応する車載装置２０に送信する。この変形例では、車両システム１の構成の自由度を向上できる。

また、第２および第３の実施の形態において、三次元映像１００を投影する複数の車両１０は、飲食サービスなどの映像サービス以外のサービスを提供してもよい。この変形例でも、より大きく、より鮮明なサービスに関連する三次元映像１００により、所望のサービスを提供する車両１０を利用者に容易に把握させることができる。

また、車載装置２０は、車両１０の上方の照度を検出する照度センサを備えてもよい。投影部１６は、照度センサで検出された照度が高いほど、高い輝度で三次元映像１００を投影してもよい。これにより、昼には、夜よりも高い輝度で三次元映像１００を投影し、三次元映像１００の視認性を向上できる。

また、投影部１６は、ユーザの投影終了操作に応じて三次元映像１００の投影を終了してもよい。処理部２４は、車両１０の速度情報などに基づいて、車両１０が移動している場合には、投影終了操作の有無によらず投影部１６に三次元映像１００の投影を終了させてもよい。この変形例では、ユーザが投影終了操作を忘れて車両１０が走行した場合にも、三次元映像１００を消すことができる。

１…車両システム、１０…車両、１０ａ…第１の車両、１０ｂ…第２の車両、１０ｃ…第３の車両、１６…投影部、２０…車載装置、２０ａ…第１の車載装置、２０ｂ…第２の車載装置、２０ｃ…第３の車載装置、２２…記憶部、２４…処理部、２６…通信部、３０…生成部、１００…三次元映像。

Claims (3)

1. サービスを提供する車両に搭載される車載装置であって、
   前記サービスに関連する三次元映像のデータに基づいて、前記車両の上方の空中に前記三次元映像を投影する投影部を備えることを特徴とする車載装置。
2. 第１の車両に搭載される第１の車載装置と、
   第２の車両に搭載される第２の車載装置と、を備え、
   前記第１の車載装置は、
   三次元映像の第１部分のデータに基づいて、前記第１の車両の外部の空中に前記三次元映像の前記第１部分を投影する第１の投影部を有し、
   前記第２の車載装置は、
   前記三次元映像の第２部分のデータに基づいて、前記第２の車両の外部の空中に前記三次元映像の前記第２部分を投影する第２の投影部を有することを特徴とする車両システム。
3. 第１の車両に搭載される第１の車載装置と、
   第２の車両に搭載される第２の車載装置と、を備え、
   前記第１の車載装置は、
   第１データに基づいて、前記第１の車両の外部の空中に第１の三次元映像を投影する第１の投影部を有し、
   前記第２の車載装置は、
   第２データに基づいて、前記第１の三次元映像に重なるように第２の三次元映像を投影する第２の投影部を有することを特徴とする車両システム。

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