JP2019116708A - 簡便帯 - Google Patents
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Abstract
【課題】様々な体形の着用者に対して、着用者の胴サイズに適した密着感、フィット感が得られるとともに、着付け工程をさらに大幅に短縮し、着用を簡便化させた簡便帯を提供すること。【解決手段】作り帯と胴巻き用の帯本体とを備える簡便帯であって、前記作り帯は、予め帯結びが形成されて前記帯本体の巻終側に取付けられ、前記帯本体は、巻終側の上端部に折返し部が設けられ、前記折返し部の内側、前記帯本体の内側、及び、前記帯本体の巻始側の端部の外側に連結具を備え、前記帯本体の内側の前記連結具と前記帯本体の巻始側の端部の外側の前記連結具とを連結し、かつ、前記折返し部の前記連結具と前記帯本体の内側の前記連結具とを連結することによって、帯本体を胴に巻きつけて腰部に係止出来ることを特徴とする簡便帯である。【選択図】 図1
Description
本発明は、作り帯部と帯本体とを備える、着物や浴衣に合わせて誰でも簡単に着用することができる帯に関する。
簡単に着用できる帯として、予め形作られた結び目と帯本体とを一組とする、いわゆる軽装帯がある。このような軽装帯としては、例えば、胴巻部用の帯板部とお太鼓部とが一体化され、帯板部の一方端部及び帯板部の巻始側の他方端部に相互に着脱自在な一対の面ファスナーが設けられ、巻始側のテープと帯板部との間に伸縮可能な弾性部材を介装してなる軽装帯がある(特許文献1)。この軽装帯は、面ファスナーによって簡易に着脱ができ、かつ、巻始側面ファスナーと帯板部との間に介装されている弾性部材によって、着用者の胴のサイズに対する適応性、密着性や適当な締め付け強さを得ることが可能である。
また、帯本体と帯姿が一体化され、背中部に長さ調整部並びに硬くて弾性のあるパネルを設けるとともに、同背中部と帯本体側端に補助バンド及び連結具を取付け、帯本体巻終部内側と帯本体外側とに一対の粘着テープを設けてなる簡易型帯がある(特許文献2)。この簡易型帯は、連結具を介して両補助バンドを連結させ、次いで、帯本体を巻終部まで巻きつけ、帯本体巻終部内側と帯本体外側とに設けられている一対の粘着テープを介して帯本体を固定することによって着用する。
他例として、帯本体と作り帯が一体となり、帯側端部と内側とに弾性の補助バンドを有するとともに、両補助バンドの先端及び帯の側端部と内側とに各々一対となる連結具を設けてなる浴衣帯がある(特許文献3)。この浴衣帯は、連結具を介して補助バンドを連結させて帯を腰部に一時的に係止し、次いで帯本体に設けられた一対の連結具を固着させることで、帯を着用することが出来る。
しかしながら、面ファスナーと弾性部材とを併用した軽装帯は、フィット感及び装着の簡便さがある程度改善されているものの、帯を装着した際の、腰部の屈み、曲げ等の動作時の追随性に乏しく、位置ズレやずり落ちが生じる、或いはフィット感が低下するなど不十分であった。
この点、長さ調整部並びに硬くて弾性のあるパネルと補助バンドを併用した簡易型帯は、着用の手軽さや帯姿の安定性に優れ、着用者の胴回り寸法に対する適応性もある程度の改善が図られ、動作時の追随性がある程度向上している。また、補助バンドを用いて帯本体を腰部に一時的に係止することを可能にするなど、着用の利便性をある程度向上させることに成功している。一方で、補助バンドは両手でもって連結する必要がある他、調節部の調整作業などが別途必要となっており、不都合を有している。
帯本体の内側に帯状となる連結具を設けた簡易着用帯においては、調整作業を要せず任意の締付け感で腰部に係止を可能としており着用の簡易さを改善しているものの、補助バンドの連結時の帯本体巻終部の垂れ下がりや着用工程の煩雑さなどに不都合を有し簡便性は不十分であった。
この点、長さ調整部並びに硬くて弾性のあるパネルと補助バンドを併用した簡易型帯は、着用の手軽さや帯姿の安定性に優れ、着用者の胴回り寸法に対する適応性もある程度の改善が図られ、動作時の追随性がある程度向上している。また、補助バンドを用いて帯本体を腰部に一時的に係止することを可能にするなど、着用の利便性をある程度向上させることに成功している。一方で、補助バンドは両手でもって連結する必要がある他、調節部の調整作業などが別途必要となっており、不都合を有している。
帯本体の内側に帯状となる連結具を設けた簡易着用帯においては、調整作業を要せず任意の締付け感で腰部に係止を可能としており着用の簡易さを改善しているものの、補助バンドの連結時の帯本体巻終部の垂れ下がりや着用工程の煩雑さなどに不都合を有し簡便性は不十分であった。
上記の状況に鑑み本発明は、様々な体形の着用者に対して、着用者の胴サイズに適した密着感、フィット感が得られるとともに、着付け工程をさらに大幅に短縮し、着用を簡便化させた簡便帯を提供することを課題とする。
本発明者は前記課題を検討し、従来の簡便帯はいずれも、帯に対して弾性部材や補助バンド等の長さ調節が可能な部材を付加するという発想であった点に着目し、この点から脱却して、長さ調節部材を用いることなく帯を構成できれば、着用のさらなる簡便化を実現できると考え、面ファスナーのみで帯を留める構造について検討した。そして、面ファスナーを特定の配置ないし大きさにすることによって、多様な胴サイズに対応するとともに、胴サイズに関わらず確実に帯の密着感、フィット感が得られ、かつ着用が極めて簡単である帯を得られることを見出し、本発明に至った。
すなわち本発明は、以下の構成を有する。
[1]作り帯と胴巻き用の帯本体とを備える簡便帯であって、
前記作り帯は、予め帯結びが形成されて前記帯本体の巻終側に取付けられ、
前記帯本体は、巻終側の上端部に折返し部が設けられ、
前記折返し部の内側、前記帯本体の内側、及び、前記帯本体の巻始側の端部の外側に、伸縮性を有さない面ファスナーである連結具を備え、
前記帯本体の内側の前記連結具と前記帯本体の巻始側の端部の外側の前記連結具とを連結し、かつ、前記折返し部の前記連結具と前記帯本体の内側の前記連結具とを連結することによって、帯本体を胴に巻きつけて腰部に係止出来ることを特徴とする簡便帯。
[1]作り帯と胴巻き用の帯本体とを備える簡便帯であって、
前記作り帯は、予め帯結びが形成されて前記帯本体の巻終側に取付けられ、
前記帯本体は、巻終側の上端部に折返し部が設けられ、
前記折返し部の内側、前記帯本体の内側、及び、前記帯本体の巻始側の端部の外側に、伸縮性を有さない面ファスナーである連結具を備え、
前記帯本体の内側の前記連結具と前記帯本体の巻始側の端部の外側の前記連結具とを連結し、かつ、前記折返し部の前記連結具と前記帯本体の内側の前記連結具とを連結することによって、帯本体を胴に巻きつけて腰部に係止出来ることを特徴とする簡便帯。
[2]前記帯本体の内側に備えられた連結具、及び、前記帯本体の巻始側の端部の外側に備えられた連結具は、それぞれ、前記帯本体の上下に互いに離間して2箇所ずつ設けられており、上側の連結具同士、下側の連結具同士がそれぞれ係合するようになっている、前記[1]に記載の簡便帯。
[3]前記折返し部の前記連結具と連結する前記帯本体の内側の前記連結具と、前記帯本体の巻始側の端部の外側に備えられた連結具と連結する前記帯本体の内側の前記連結具とが、前記帯本体の内側の上辺に沿って延在する1本の帯状の面ファスナー部材として備えられている、前記[1]又は[2]に記載の簡便帯。
[4]前記帯本体の上下に互いに離間して2箇所設けられた連結具において、上側の連結具よりも、下側の連結具の方が幅広である、前記[2]又は[3]に記載の簡便帯。
[5]前記帯本体の上下に互いに離間して2箇所設けられた連結具において、下側の連結具の長手方向の長さが30〜55cmである、前記[4]に記載の簡便帯。
[3]前記折返し部の前記連結具と連結する前記帯本体の内側の前記連結具と、前記帯本体の巻始側の端部の外側に備えられた連結具と連結する前記帯本体の内側の前記連結具とが、前記帯本体の内側の上辺に沿って延在する1本の帯状の面ファスナー部材として備えられている、前記[1]又は[2]に記載の簡便帯。
[4]前記帯本体の上下に互いに離間して2箇所設けられた連結具において、上側の連結具よりも、下側の連結具の方が幅広である、前記[2]又は[3]に記載の簡便帯。
[5]前記帯本体の上下に互いに離間して2箇所設けられた連結具において、下側の連結具の長手方向の長さが30〜55cmである、前記[4]に記載の簡便帯。
[6]前記作り帯には、前記帯本体に取付けるための差込部が形成され、上記帯本体には、前記差込部を収容固定する差込ポケットが設けられてなる、前記[1]〜[5]のいずれか1項に記載の簡便帯。
[7]前記作り帯を前記帯本体に縫着のみにて取り付けてなる、前記[1]〜[6]のいずれか1項に記載の簡便帯。
[7]前記作り帯を前記帯本体に縫着のみにて取り付けてなる、前記[1]〜[6]のいずれか1項に記載の簡便帯。
上記のとおり、本発明者は、簡便帯において、帯本体の内側に設けた連結具と巻始側端部外側に設けた連結具とを係合させ、さらに、巻終側折返し部の連結具を帯本体内側の連結具に固着することで着用工程を簡便化でき、かかる構成は、作り帯を一体とした和装帯に好適であることを見出した。さらに、作り帯の取り付け位置を帯本体巻終側とすることで、着用の効率性が著しく向上することを見出し、本発明に至った。
本発明の簡便帯は、予め形成された作り帯が巻終部に位置し、帯本体内側及び巻始側端部並びに折返し部に連結具を有しており、帯本体内側及び巻始側端部の対となる連結具を介して着用者の胴サイズへの適応性を確保出来る。
さらに、折返し部及び帯本体内側の上部に設けた連結具を介して巻終側端部を固着出来、適度な締付けと密着性が得られる。
一連の着用工程は、作り帯部を保持しながら着用者の胴回りを巻始部から一巻きにて実施出来、帯を簡便に着用することが出来る。
以下、添付図面に基づいて、本発明に係る簡便帯について説明する。
図1は本発明に係る簡便帯の内側(上図)、外側(下図)を各々示す。内側図においては左方が巻終側、右方が巻始側を表し、外側図においては左方が巻始側、右方が巻終側をそれぞれ表している。また、図1では、理解容易のため、各図の裏側の構成を一部、点線で示している。
図1の簡便帯は、胴巻き用の帯本体1と作り帯2とを備える。
図1の簡便帯は、胴巻き用の帯本体1と作り帯2とを備える。
帯本体1はいわゆる半幅帯を模したものであり、女性用の浴衣帯の場合、幅12〜35cm程度であるが、これ以外の幅としてもよい。男性用の浴衣帯であれば、幅5〜15cmとすることができる。帯本体1は、巻始側は端部まで等幅である一方、巻終側の端部は斜辺によって先端に向かって幅が狭くなっている。幅狭部の長さL2は、特に制限されるものではないが、約8〜15cmとすることができる。
幅狭部を除いた帯本体の長さL1は、女性用の浴衣であれば例えば110〜200cm程度、男性用の浴衣帯であれば例えば110〜200cm程度とすることができる。長さL1は、着用者の胴周りに1周以上する長さであればよい。すなわち、本発明の簡便帯は、帯の長さを最低限にまで短くするものであり、取り扱いが簡単であるとともに、必要な生地量が少なく製造コストの点でも有利である。
作り帯2は、予め形成された帯結び部21と、作り帯2を帯本体1に取付けるための差込部22とを備える。帯結び部21は、例えば蝶々結び、文庫結びやそれらのアレンジ等、形状は特に制限されない。差込部22は、略U字形や櫛型の樹脂被覆ワイヤーやプラスチック成形体等、任意の公知の構成とすることができ、形態は特に制限されない。帯本体1と作り帯2の各々は別体として製造され、作り帯2の差込部22を帯本体1に差し込み、必要に応じて縫着することによって一体化される。また、別の実施態様として、帯本体1と作り帯2とを一体化するのではなく、帯本体1と作り帯2とを一組のセットとして、まず帯本体を着用者の腰部に留め、次いで、着用者自身が作り帯を帯本体に差し込む構成にしてもよい。
帯本体1の巻終側に、差し込みポケット3が形成されている。差込ポケット3に作り帯2の差込部22を差込むことによって、作り帯2が帯本体1に組み合わされる。作り2と帯本体1とは、縫着等の手段によって固定されていてもよい。帯本体1及び作り帯2は別々の図柄、素材であってもよいが、一本の和装帯に見えることが望ましいため、同一の図柄、素材を用いることが望ましい。また、本発明の構造は性別を問わず角帯や浴衣帯などで共通に用いることができるが、角帯などは作り帯部が軽量であることから帯本体に直接縫着するなどしてもよい。
帯本体1には、帯本体内側に2箇所の連結具4a、5aが取り付けられ、帯本体外側巻始部に2箇所の連結具4b、5bを取り付けている。連結具4a、5a、また、連結具4b、5bは、それぞれ帯本体1の上下に互いに離間して平行に設けられている。具体的には、上側の連結具4a、4bは、その上端辺が帯本体1の上端辺から0.5cm〜1.5cm程度となる位置に設ければよく、下側の連結具5a、5bは、その下端辺が帯本体1の下端辺から1.5cm〜2.5cm程度となる位置に設けることができる。連結具は、例えばマジックテープ(登録商標)である面ファスナーであり、4aと4b、また、5aと5bとが、それぞれ着脱自在な一組の面ファスナーである。連結具4a及び4b、5a及び5bの大きさ、形状は同一でも相異なっていても良いが、連結具4b及び5bは帯締め時に帯本体に覆い隠される形状であることが望ましい。連結具4aと4bの幅(上下方向の幅)は、連結具5a、5bの幅よりも狭いことが好ましい。具体的には例えば、連結具4a、4bとして幅2.2cm〜2.6cm程度の面ファスナーを、また、連結具5a、5bとして幅4.8〜5.2cm程度の面ファスナーを用いることが好ましい。
連結具4aの長手方向の長さは約90〜170cmである。連結具4aは、その巻終側近傍で4bと、その巻始側近傍で4cと連結されるようになっており、4bと連結する連結具、および、4cと連結する連結具の2つの連結具に分けて構成してもよいし、図2に表されるように、連続する一体の帯状の連結部4aとして構成してもよい。
連結具4bの長手方向の長さは約5〜7cmである。連結具5aの長さが、実質的に胴回りの調整幅となり、この長さが25cm程度あれば、着用者の大多数に適合するものとなるため好ましい。
連結具4bの長手方向の長さは約5〜7cmである。連結具5aの長さが、実質的に胴回りの調整幅となり、この長さが25cm程度あれば、着用者の大多数に適合するものとなるため好ましい。
また、帯本体1の巻終側の上端部に折返部6が設けられている。折返部6は、3〜10cm程度の四角形の部分であり、帯本体1や作り帯2と同じ生地であっても異なる生地であってもよいが、外観の自然さ、目立たないという点から帯本体1と同じ生地であることが好ましい。折返部6の内側には、連結具4cが取り付けられている。連結具4cは面ファスナーであることが好ましく、連結具4aと着脱自在となっている。折返部6を、作り帯2の結び目21に重なる位置に設けることによって、折返部6が外から見えなくなるため好ましい。
着用時には、帯本体1の巻始部を腰部に押し付けて保持し、帯本体1を巻きつけながら任意の締め付け感が得られる箇所で連結具4a及び4b、5a及び5bを連結する。すなわち、細身の着用者であれば、連結具5aの中央寄りの位置で連結具5aと5bとを連結し、同位置で連結具4aと4bとを連結する。太身の着用者の場合は、帯本体1の末端近く、すなわち、連結具5aの端部寄りの位置で連結具5aと5bとを連結し、同位置で連結具4aと4bとを連結する。言い換えると、連結具5aの長さがサイズ対応範囲になる。連結部を帯の上下2箇所に設け、さらに下側の連結具を、上側の連結具よりも幅広にすることによって、帯の密着感、フィット感に優れるとともに、極めて簡単に帯を巻くことができる。
次いで、折返部6を折返して帯本体1の内側に差込み、連結具4a、4cを介して帯本体1の巻終側を固定することができる。連結具4cの連結具4aへの固定位置は、4a,4b及び5a、5bの取り付け位置に従っておおむね規定されるが、連結具4aに対する連結具4cの固定位置を調整することで、帯の締付け感を簡便に調整できる。図1の例では、連結具4aよりも4cが小さい。なお、図示された実施例では、連結具4aを1本の帯状の面ファスナー部材としているが、連結具4aを2つの部材からなるもとしてもよい。すなわち例えば、連結具5aに対応する位置と、巻いた時に連結具4cに対応する位置との2箇所に、連結具4aを配置することもできる。
図2は、本発明の簡便帯を巻いた状態を示す全体斜視図である。帯本体1の巻始部の外側にある連結具4b、5bが、帯本体1の内側にある連結具4a、5aとそれぞれ重なり、固定されている。また、帯本体1の巻終部は、折返部6が折り返されて、連結具4aと連結具4cとが連結されることによって、固定されている。
図3は、本発明の簡便帯を着用する手順を示す。まず、巻始側が身体の前にくるように、背側から腹側に左手側から帯本体1を巻く(矢印)。次いで、右手側から帯本体1を巻き、連結具4b、5bと、帯本体1の内側に設けられた連結具4a、5aとを連結する。続いて帯本体を巻終側まで巻き、折返部6を内側に折り返して、連結具4aと連結する。その後、作り帯2が背中の中心に位置するように全体を回し、整える。
図1の簡便帯は、連結具4a及び4b並びに4c、連結具5a及び5bの係止により簡便に着用出来、動作時の追随において柔軟性を得るとともに、着用者の胴サイズに適した密着感、フィット感が得られる。
1 帯本体
2 作り帯
21 結び目部
22 差し込み部
3 差込ポケット
4a 連結具(帯状)
4b 連結具
4c 連結具
5a 連結具(帯状)
5b 連結具
6 折返部
2 作り帯
21 結び目部
22 差し込み部
3 差込ポケット
4a 連結具(帯状)
4b 連結具
4c 連結具
5a 連結具(帯状)
5b 連結具
6 折返部
Claims (7)
- 作り帯と胴巻き用の帯本体とを備える簡便帯であって、
前記作り帯は、予め帯結びが形成されて前記帯本体の巻終側に取付けられ、
前記帯本体は、巻終側の上端部に折返し部が設けられ、
前記折返し部の内側、前記帯本体の内側、及び、前記帯本体の巻始側の端部の外側に、伸縮性を有さない面ファスナーである連結具を備え、
前記帯本体の内側の前記連結具と前記帯本体の巻始側の端部の外側の前記連結具とを連結し、かつ、前記折返し部の前記連結具と前記帯本体の内側の前記連結具とを連結することによって、帯本体を胴に巻きつけて腰部に係止出来ることを特徴とする簡便帯。 - 前記帯本体の内側に備えられた連結具、及び、前記帯本体の巻始側の端部の外側に備えられた連結具は、それぞれ、前記帯本体の上下に互いに離間して2箇所ずつ設けられており、上側の連結具同士、下側の連結具同士がそれぞれ係合するようになっている、請求項1に記載の簡便帯。
- 前記折返し部の前記連結具と連結する前記帯本体の内側の前記連結具と、前記帯本体の巻始側の端部の外側に備えられた連結具と連結する前記帯本体の内側の前記連結具とが、前記帯本体の内側の上辺に沿って延在する1本の帯状の面ファスナー部材として備えられている、請求項1又は2に記載の簡便帯。
- 前記帯本体の上下に互いに離間して2箇所設けられた連結具において、上側の連結具よりも、下側の連結具の方が幅広である、請求項2又は3に記載の簡便帯。
- 前記帯本体の上下に互いに離間して2箇所設けられた連結具において、下側の連結具の長さ方向の長さが30cm〜55cmである、請求項4に記載の簡便帯。
- 前記作り帯には、前記帯本体に取付けるための差込部が形成され、上記帯本体には、前記差込部を収容固定する差込ポケットが設けられてなる、請求項1〜5のいずれか1項に記載の簡便帯。
- 前記作り帯を前記帯本体に縫着のみにて取り付けてなる、請求項1〜6のいずれか1項に記載の簡便帯。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017251374 | 2017-12-27 |
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---|---|
JP2019116708A true JP2019116708A (ja) | 2019-07-18 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018052035A Pending JP2019116708A (ja) | 2017-12-27 | 2018-03-20 | 簡便帯 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2019116708A (ja) |
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2018
- 2018-03-20 JP JP2018052035A patent/JP2019116708A/ja active Pending
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