JP2019115276A - 型抜き海藻の量産製造方法および製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高価で複雑な構造の機械を使用することなく、短時間で大量に海藻の輪郭をきれいに型抜きできる型抜き海藻の量産製造方法および製造装置を提供する。【解決手段】基板定盤2と、基板定盤2上を回転して移動するローラ3と、を有し、基板定盤2の上に切抜き板4と、切抜き板4の上に海藻5と、海藻5の上に保護板6と、を有し、ローラ3を回転して移動することで、切抜き板4と海藻5と保護板6を、基板定盤2とローラ3の間に挟みこみながら海藻5の型抜きを行う型抜き海藻の量産製造方法および該型抜き海藻の製造装置1である。【選択図】図3
Description
本発明は、型抜き海藻の量産製造方法および製造装置に関し、特に、高価で複雑な構造の機械を使用することなく、短時間で大量に海藻の輪郭をきれいに型抜きできる型抜き海藻の量産製造方法および製造装置に関する。
従来から、板昆布、わかめ、板海苔等の海藻は、日本人に好んで食され、特に、海苔はビタミンC等のビタミン類、Ca等のミネラル類および食物繊維を含んでいるため、子供の健康食、女性の美容食として、食されている。
また、海苔は手軽に用いることができることから、いわゆる「のり弁」等としてよく用いられている。さらに、近年のいわゆる「キャラ弁」のブームにより、型抜きした海苔の需要が高まっている。
かかる技術としては、例えば、特許文献1には、干しのり、焼きのり、味付けのり等ののりに動物、花、テレビのキャラクター等の図形を切り抜き得る抜取線を設けたもの、又は上記のりから上記の如き図形を切り抜いたものを密封包装してなる切り抜きのりが、開示され、実用化されている。
また、型抜き海藻の製造方法や製造装置としては、特許文献2には、上部のプレートに突起した刃を設け、上部のプレートを受け台を設けた下部に押し当てる事により干し海苔を型抜きする干し海苔用型抜き器が、開示され、特許文献3には、焼海苔の広面に、プレス剪断切線で形成された、プレス剪断切線模様が、周囲とは1か所の連結部で連結された状態で、打抜き形成されて一体に保持され、該プレス剪断切線模様全体が、前記1か所の連結部の部分から、折返し可能に形成され、折返したときにその部位に同形の孔模様が表現可能に形成されている焼海苔が、開示され、特許文献4には、架台に下型を固定し、上記架台に各ガイド支柱を立設し、この各ガイド支柱に上枠を昇降自在に設け、上記下型の直上の上記上枠に上型をばねで降下するように付勢すると共に上記下型と共同してワークを打ち抜くように設けられたプレス装置において、上記上型にワークを吸着するように穿設された吸気孔と、この吸気孔に連通孔及び連通管を通して連結された自動切換弁装置と、この自動切換弁装置に弁切換時に圧縮空気を噴射するように接続された噴射管と、この噴射管の先端部に上記ワークの近傍へ噴射するように付設された噴射ノズルとを具備したことを特徴とする型抜き海藻の取出し装置が、開示されている。また、特許文献5には、板海苔の表面に炭酸ガスレーザビームが照射されて焦げ跡を付け、変色した焦げ跡で模様が表示され、当該焦げ跡がメッシュ状である模様付き板海苔が、開示されている。
一方、ローラを用いた技術としては、例えば、特許文献6には、(1)本体にローラと幅広ベルト並びにドラムローラーを取り付け、(2)モーター、足踏スイッチ、排出板を取り付け、滑車にゴムベルト9を掛ける、構成の昆布しわ伸ばし機が、開示され、特許文献7には、被挟体(B)の移送路(A1)に、この被挟体(B)を挟むように送り手段(1)とシワ伸し手段(2)を設け、これら送り手段(1)及びシワ伸し手段(2)の作動により、該被挟体(B)を移送しながらそのシワを伸ばすシワ伸し装置において、前記送り手段(1)の送りローラと前記シワ伸し手段(2)の螺旋ローラを、前記移送路(A1)の幅方向へ同軸上に配設し、この移送路(A1)の幅方向略中央位置に上記送りローラを配置してそのローラ表面(1a)を前記被挟体(B)の表裏両面に夫々圧接させると共に、該送りローラの幅方向両側に上記螺旋ローラを配置してそのローラ表面(2a)を前記被挟体(B)の表裏両面に夫々摺接させたシワ伸し装置が、開示されている。
しかしながら、特許文献1記載の技術は、単に型抜きした海苔に関する技術で製造方法については全く考慮されていない。また、特許文献2記載の技術は、刃を有するプレートで挟み込んで型抜きするものであるため、刃に十分な力を加えることができず、そのため、何枚もの海苔を型抜きすることができず、しかも海苔の輪郭をきれいに型抜きできないという問題点があった。さらに、特許文献3〜4の技術は、機械でプレスする装置のため、装置自体が高価で複雑な構造の機械であり、しかもプレスの圧の調整が難しく、海藻の輪郭をきれいに型抜きできないという問題点があった。さらにまた、特許文献5の技術は、海藻の輪郭をきれいに型抜きできるものの、レーザービームを使用した装置であるため、装置自体が高価で複雑な構造の機械であり、誰もが簡単に用いることができる技術ではないという問題点があった。
一方、特許文献6〜7の技術は、ローラを使用した技術ではあるが、しわ伸ばしを目的とするものであり、ローラを用いて、海藻の型を抜くという発想はまったくないものであった。
そこで本発明の目的は、前記の従来技術の問題を解決し、高価で複雑な構造の機械を使用することなく、短時間で大量に海藻の輪郭をきれいに型抜きできる型抜き海藻の量産製造方法および製造装置を提供することにある。
本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、ローラを使用して圧をかけることによって、前記目的を達成し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の型抜き海藻の量産製造方法は、基板定盤と、前記基板定盤上を回転して移動するローラと、を有し、
さらに、前記基板定盤の上に切抜き板と、前記切抜き板の上に海藻と、前記海藻の上に保護板と、を有し、
前記ローラを回転して移動することで、前記切抜き板と前記海藻と前記保護板を、前記基板定盤と前記ローラの間に挟みこみながら前記海藻の型抜きを行うことを特徴とするものである。
さらに、前記基板定盤の上に切抜き板と、前記切抜き板の上に海藻と、前記海藻の上に保護板と、を有し、
前記ローラを回転して移動することで、前記切抜き板と前記海藻と前記保護板を、前記基板定盤と前記ローラの間に挟みこみながら前記海藻の型抜きを行うことを特徴とするものである。
また、本発明の型抜き海藻の製造装置は、
基板定盤と、
前記基板定盤の上に海藻を切抜くための切抜き板と、
前記切抜き板の上に前記海藻と、
前記海藻の上に保護板と、を有し、
前記基板定盤上を回転して移動することで、前記切抜き板と前記海藻と前記保護板を、前記基板定盤と前記ローラの間に挟みこみながら前記海藻の型を抜くローラと、
を有することを特徴とするものである。
基板定盤と、
前記基板定盤の上に海藻を切抜くための切抜き板と、
前記切抜き板の上に前記海藻と、
前記海藻の上に保護板と、を有し、
前記基板定盤上を回転して移動することで、前記切抜き板と前記海藻と前記保護板を、前記基板定盤と前記ローラの間に挟みこみながら前記海藻の型を抜くローラと、
を有することを特徴とするものである。
さらに、本発明において、前記切抜き板が、前記海藻の方向に向けて凸形状の刃を有することが好ましい。
また、本発明において、前記基板定盤が磁石素材を有し、前記切抜き板が金属であり、前記切抜き板が前記基板定盤に固定されていることが、好ましい。
本発明によると、高価で複雑な構造の機械を使用することなく、短時間で大量に海藻の輪郭をきれいに型抜きできる型抜き海藻の量産製造方法および製造装置を提供することができる。
以下、本発明の型抜き海藻の量産製造方法および製造装置について具体的に説明する。
図1および図2は、本発明の型抜き海藻の製造装置の基板定盤とローラの一例を示す斜視図であり、図3は、本発明の型抜き海藻の製造装置の移動の一例を示す側面図である。本発明の型抜き海藻の製造装置1は、基板定盤2とローラ3とを有している。また、図1〜3に示すように、ハンドル9を回転させると、ローラ3に連動している歯車が基板定盤2の端に設置された噛合部91とかみあって、ローラ3が基板定盤2上を回転して図3の矢印aの方向に移動し、図1の位置から図2の位置へと移動する。なお、図1および図2では、ハンドル9を回転することで、ローラ3を回転させながら基板定盤2上を移動させているが、手動だけでなく、モーター等を取りつけて電動式でもよい。また、図1〜3では、歯車と噛合部91を使用して移動させているが、ローラ3を回転して移動することで、切抜き板4と海藻5と保護板6を、基板定盤2とローラ3の間に挟みこみながら海藻5の型抜きをできるものであれば、他の移動方法を使用することもできる。
図1および図2は、本発明の型抜き海藻の製造装置の基板定盤とローラの一例を示す斜視図であり、図3は、本発明の型抜き海藻の製造装置の移動の一例を示す側面図である。本発明の型抜き海藻の製造装置1は、基板定盤2とローラ3とを有している。また、図1〜3に示すように、ハンドル9を回転させると、ローラ3に連動している歯車が基板定盤2の端に設置された噛合部91とかみあって、ローラ3が基板定盤2上を回転して図3の矢印aの方向に移動し、図1の位置から図2の位置へと移動する。なお、図1および図2では、ハンドル9を回転することで、ローラ3を回転させながら基板定盤2上を移動させているが、手動だけでなく、モーター等を取りつけて電動式でもよい。また、図1〜3では、歯車と噛合部91を使用して移動させているが、ローラ3を回転して移動することで、切抜き板4と海藻5と保護板6を、基板定盤2とローラ3の間に挟みこみながら海藻5の型抜きをできるものであれば、他の移動方法を使用することもできる。
図4は、本発明の型抜き海藻の製造装置の基板定盤と切抜き板の位置関係を示す斜視図である。本発明の型抜き海藻の製造装置1は、基板定盤2の上に切抜き板4を有している。また、図5は、本発明の型抜き海藻の製造装置の基板定盤、切抜き板および海藻の位置関係を示す斜視図である。切抜き板4の上に海藻5を有している。さらに、本発明の型抜き海藻の製造装置の海藻と保護板の位置関係を示す斜視図である。海藻5の上に保護板6を有している。
本発明において、基板定盤2とローラ3の間に、下から切抜き板4、海藻5、保護板6を有し、ローラ3を回転して移動することで、切抜き板4と海藻5と保護板6を、基板定盤2とローラ3の間に挟みこみことで、切抜き板4の型の形状にあわせて、高価で複雑な構造の機械を使用することなく、短時間で大量に海藻5の輪郭をきれいに型抜きすることができる。
図7は、本発明における切抜き板の刃の一例を示す断面図であり、図7(a)は、1個の刃を拡大した断面図であり、図7(b)は、複数個の刃を拡大した断面図である。切抜き板4が、海藻5の方向に向けて凸(尖頭)形状の刃42を有している。刃42を凸(尖頭)形状とすることで、刃を有していない場合と比較して、輪郭をよりきれいに型抜きすることができる。
図8および図9は、本発明における海藻の型抜きの一例を示す断面図である。図8(a)に示すように、切抜き板4の上に海藻5を置くことで、凸(尖頭)形状の刃42の先端が海藻5にあたっている。さらに、図8(b)に示すように、海藻5の上に保護板6を置くことで、切抜き板4と保護板6で海藻5を挟み込んで、海藻5のズレを防止して安定化している。また、図8(c)、図9(d)および図9(e)に示すように、ローラ3を回転させながら保護板6上を移動することで、凸(尖頭)形状の刃42の先端がしっかりと海藻5に作用して切抜くことができ、短時間で大量に海藻5の輪郭をきれいに型抜きすることができる。さらに、図9(f)に示すように、切抜き板4を上げることで、輪郭をきれいに切抜かれた海藻51を得ることができる。
図10は、本発明における切抜き板の一例を示す上面図である。図10に示すように、切抜き板4には、切抜きたい形の型41が形成され、これにより、海藻5を切抜きたい形に切抜くことができる。図11は、本発明における切抜き板の型の一例を示す上面図であり、図12は、本発明における切抜かれた海藻の一例を示す上面図である。図11では、切抜き板4では型41は象の模様になっていて、図12に示すように、海藻5を象の形状で輪郭をきれいに切抜かれた海藻51を製造することができる。なお、図11では象の形状の型を例に示したが、切抜き板4には、その他の任意の模様の型を設けることができ、同じ模様の型でも複数の他の模様の型を設けてもよい。
また、本発明において、切抜き板4としては、本発明の効果が得られれば特に限定されないが、金属であることが好ましい。切抜き板4として金属を使用し、基板定盤2に磁石素材を用いることで、切抜き板4を基板定盤2に固定することができる。かかる金属としては、例えば、鉄(Fe)、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)ネオジム(Nd)等からなるものを使用することができ、鉄にクロムを10.5%以上混ぜたフェライト系ステンレスやマルテンサイト系ステンレス(JIS400番台)等も使用できる。
さらに、本発明において、基板定盤2およびローラ3としては、本発明の効果が得られれば特に限定されないが、金属製のものを使用することができる。また、基板定盤2は、一部または全体に磁石素材を有していることが好ましく、基板定盤2の磁石素材は、切抜き板4を基板定盤2上に固定できれば、材料、磁力、基板定盤2中の磁石素材の位置や大きさ等は、特に限定されない。基板定盤2が磁石素材を有することで切抜き板4を基板定盤2上に固定でき、海藻5と切抜き板4をより固定できるため、輪郭をさらにきれいに切抜くことができる。
さらにまた、本発明において、切抜き板4の厚さとしては、本発明の効果が得られれば特に限定されないが、例えば、0.5〜2.0mmの厚さのものを用いることができる。また、図7(a)中の刃42のbの高さとしては、例えば、0.6〜1.0mmのもの、刃42のcの高さとしては、例えば、0.1〜0.3mmのものを用いることができる。
また、本発明において、海藻5としては、本発明の効果が得られれば特に限定されないが、例えば、板昆布、わかめ、板海苔等のシート状の乾燥物を挙げることができ、中でも、板海苔が特に好ましく、一般的なタテ21cm×ヨコ19cmの大きさのものを使用することができる。また、板海苔等の厚さを考慮して、1枚だけでなく、複数枚、例えば、4〜6枚を同時に型抜きすることができる。
さらに、本発明において、保護板6としては、本発明の効果が得られれば特に限定されないが、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレン等を用いることができる。中でも海藻5の型抜きの効果、刃42による損傷の少なさ等を考慮するとポリエチレンテレフタレートが好ましい。かかるポリエチレンテレフタレートとしては、例えば、進栄化成株式会社製のA−PETシート(KA−30)(商品名)等を使用することができる。また、保護板6の厚さとしては、本発明の効果が得られれば特に限定されないが、例えば、0.08〜1.0mmの厚さのものを用いることができる。
以下、本発明について、実施例を用いてさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
基板定盤2と、基板定盤2上を回転して移動するローラ3とを有し、基板定盤2とローラ3の間に、基板定盤2の上に切抜き板4と、切抜き板4の上に海藻5と、海藻5の上に保護板6と、を有する型抜き海藻の製造装置1を用いた。切抜き板4の材質は、冷間圧延ステンレス鋼及び鋼帯加工品(JIS G 4305)で、切抜き板4の厚さは1.2mmであり、刃42のbの高さとしては0.75mm、刃42のcの高さとしては0.2mmのものを用い、切抜き板4の型41は象の模様を使用した。また、保護板6として、進栄化成株式会社製のA−PETシート(KA−30)(商品名)を使用した。海藻5として、市販の板海苔を5枚使用した。ローラ3を回転して移動して、切抜き板4と海藻5と保護板6を、基板定盤2とローラ3の間に挟みこみながら海藻の型抜き行った。図12に示すような象の形状で輪郭をきれいに切抜かれた海藻51を製造することができた。
基板定盤2と、基板定盤2上を回転して移動するローラ3とを有し、基板定盤2とローラ3の間に、基板定盤2の上に切抜き板4と、切抜き板4の上に海藻5と、海藻5の上に保護板6と、を有する型抜き海藻の製造装置1を用いた。切抜き板4の材質は、冷間圧延ステンレス鋼及び鋼帯加工品(JIS G 4305)で、切抜き板4の厚さは1.2mmであり、刃42のbの高さとしては0.75mm、刃42のcの高さとしては0.2mmのものを用い、切抜き板4の型41は象の模様を使用した。また、保護板6として、進栄化成株式会社製のA−PETシート(KA−30)(商品名)を使用した。海藻5として、市販の板海苔を5枚使用した。ローラ3を回転して移動して、切抜き板4と海藻5と保護板6を、基板定盤2とローラ3の間に挟みこみながら海藻の型抜き行った。図12に示すような象の形状で輪郭をきれいに切抜かれた海藻51を製造することができた。
(実施例2)
基板定盤2と、基板定盤2上を回転して移動するローラ3とを有し、基板定盤2とローラ3の間に、基板定盤2の上に切抜き板4と、切抜き板4の上に海藻5と、海藻5の上に保護板6と、を有する型抜き海藻の製造装置1を用いた。切抜き板4の材質は、冷間圧延ステンレス鋼及び鋼帯加工品(JIS G 4305)で、切抜き板4の厚さは1.2mmであり、刃42のbの高さとしては0.80mm、刃42のcの高さとしては0.2mmのものを用い、切抜き板4の型41は象の模様を使用した。また、保護板6として、進栄化成株式会社製のA−PETシート(KA−30)(商品名)を使用した。海藻5として、市販の板海苔を6枚使用した。ローラ3を回転して移動して、切抜き板4と海藻5と保護板6を、基板定盤2とローラ3の間に挟みこみながら海藻の型抜き行った。図12に示すような象の形状で輪郭をきれいに切抜かれた海藻51を製造することができた。
基板定盤2と、基板定盤2上を回転して移動するローラ3とを有し、基板定盤2とローラ3の間に、基板定盤2の上に切抜き板4と、切抜き板4の上に海藻5と、海藻5の上に保護板6と、を有する型抜き海藻の製造装置1を用いた。切抜き板4の材質は、冷間圧延ステンレス鋼及び鋼帯加工品(JIS G 4305)で、切抜き板4の厚さは1.2mmであり、刃42のbの高さとしては0.80mm、刃42のcの高さとしては0.2mmのものを用い、切抜き板4の型41は象の模様を使用した。また、保護板6として、進栄化成株式会社製のA−PETシート(KA−30)(商品名)を使用した。海藻5として、市販の板海苔を6枚使用した。ローラ3を回転して移動して、切抜き板4と海藻5と保護板6を、基板定盤2とローラ3の間に挟みこみながら海藻の型抜き行った。図12に示すような象の形状で輪郭をきれいに切抜かれた海藻51を製造することができた。
1 型抜き海藻の製造装置
2 基板定盤
3 ローラ
4 切抜き板
41 切抜き板の型
42 凸(尖頭)形状の刃
5 海藻
51 切抜かれた海藻
6 保護板
9 ハンドル
91 噛合部
2 基板定盤
3 ローラ
4 切抜き板
41 切抜き板の型
42 凸(尖頭)形状の刃
5 海藻
51 切抜かれた海藻
6 保護板
9 ハンドル
91 噛合部
Claims (6)
- 基板定盤と、前記基板定盤上を回転して移動するローラと、を有し、
さらに、前記基板定盤の上に切抜き板と、前記切抜き板の上に海藻と、前記海藻の上に保護板と、を有し、
前記ローラを回転して移動することで、前記切抜き板と前記海藻と前記保護板を、前記基板定盤と前記ローラの間に挟みこみながら前記海藻の型抜きを行うことを特徴とする型抜き海藻の量産製造方法。 - 前記切抜き板が、前記海藻の方向に向けて凸形状の刃を有する請求項1記載の型抜き海藻の量産製造方法。
- 前記基板定盤が磁石素材を有し、前記切抜き板が金属であり、前記切抜き板が前記基板定盤に固定されている請求項1または2記載の型抜き海藻の量産製造方法。
- 基板定盤と、
前記基板定盤の上に海藻を切抜くための切抜き板と、
前記切抜き板の上に前記海藻と、
前記海藻の上に保護板と、を有し、
前記基板定盤上を回転して移動することで、前記切抜き板と前記海藻と前記保護板を、前記基板定盤と前記ローラの間に挟みこみながら前記海藻の型を抜くローラと、
を有することを特徴とする型抜き海藻の製造装置。 - 前記切抜き板が、前記海藻の方向に向けて凸形状の刃を有する請求項4記載の型抜き海藻の製造装置。
- 前記基板定盤が磁石素材を有し、前記切抜き板が金属であり、前記切抜き板が前記基板定盤に固定されている請求項4または5記載の型抜き海藻の製造装置。
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