JP2019113594A - シャッタ装置および撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】羽根群の戻り走行後に安定する時間を短くすること【解決手段】シャッタ装置は、露光用の開口201dを開閉する羽根群230と、該羽根群を前記開口の開放位置と閉鎖位置との間で移動させる羽根移動部材203と、前記羽根群および前記羽根移動部材の少なくとも一方を、前記開口の前記閉鎖位置から前記開放位置の方向に付勢する羽根駆動部材237と、前記羽根群が前記開口の前記閉鎖位置から前記開放位置へ移動する際に前記羽根移動部材と接触する羽根カム205と、を有する。【選択図】図10

Description

本発明は、シャッタ装置および撮像装置に関する。
フォーカルプレーンシャッタ等のシャッタ装置では、羽根群を係止した状態で羽根群を駆動するための駆動部材をチャージした後、羽根群と連結した羽根移動部材の係止解除を行うことで、羽根群が露光開口を閉じた状態から開いた状態へと移動する(戻り走行)。その後、駆動部材の解除を行い、所定のタイミングで電磁石への通電を切ることで駆動部材および羽根移動部材が一体となって、羽根群が露光開口を閉じる方向に走行する(本走行)。上述した2種類の走行を比較すると、特に戻り走行は、羽根群の走行完了時の押し付け力が本走行に比べて小さいため、羽根群の走行完了後、羽根群の動作が安定するのに時間がかかるという問題があった。
特許文献1は、羽根レバーの移動を規制する位置と規制を解除する位置との間を移動可能とするバウンドロックレバーを設けることで、戻り走行によるバウンドを素早く収束させるシャッタ装置を提案している。
特開2014−178569号公報
しかしながら、特許文献1で提案されているシャッタ装置では、戻り走行による羽根群のバウンドを抑制できるが、羽根群の戻り走行に伴う衝撃自体を軽減するものではなく、連写コマ速の向上には限界がある。
本発明の目的は、羽根群の戻り走行後に安定する時間を短くすることが可能なシャッタ装置および撮像装置を提供することである。
本発明の一側面としてのシャッタ装置は、露光用の開口を開閉する羽根群と、該羽根群を前記開口の開放位置と閉鎖位置との間で移動させる羽根移動部材と、前記羽根群および前記羽根移動部材の少なくとも一方を、前記開口の前記閉鎖位置から前記開放位置の方向に付勢する付勢部材と、前記羽根群が前記開口の前記閉鎖位置から前記開放位置へ移動する際に前記羽根移動部材と接触する羽根カム部材と、を有することを特徴とする。上記シャッタ装置を有する撮像装置も本発明の一側面を構成する。
本発明によれば、羽根群の戻り走行後に安定する時間を短くすることが可能なシャッタ装置および撮像装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るシャッタ装置の一例であるフォーカルプレーンシャッタが搭載された撮像装置の斜視図である。 図1に示す撮像装置のブロック図である。 図2に示すシャッタ装置の分解斜視図である。 図2に示すシャッタ装置の背面図である。 オーバーチャージ状態における各部の動作を説明するための平面図である。 羽根群の走行待機状態における各部の動作を説明するための平面図である。 羽根群の走行完了状態における各部の動作を説明するための平面図である。 駆動部材のチャージ動作直前における各部の動作を説明するための平面図である。 駆動部材のチャージ完了状態における各部の動作を説明するための平面図である。 戻り走行途中の状態における各部の動作を説明するための平面図である。 シャッタ装置および撮像素子の動作を表すタイミングチャートである。 図3に示すカムギアと羽根カムを示す平面図である。 図7におけるバウンドロック部材による羽根移動部材のロック状態を示す平面図である。 図5における羽根ロック部材による羽根移動部材のロック状態を示す平面図である。
図1は、本発明の実施形態に係るシャッタ装置の一例であるフォーカルプレーンシャッタが搭載された撮像装置100の斜視図である。撮像装置100には、電子シャッタ、連写機能が備わっている。撮像装置100の上面には、電源ボタン110、レリーズボタン130、ストロボ装置などの撮影アクセサリーを取り付けるアクセサリーシュー140が設けられている。レンズマウント150は、不図示の撮影用レンズ(交換レンズ)の取り付け部である。
撮像装置100はノンリフレックス型の撮像装置であるため、ライブビュー表示のため撮影待機の状態でシャッタ幕は開いている。そのため、図1に示されるように、撮影用レンズを取り外した状態において撮像素子3の撮像面は露出している。つまり、図1は、交換レンズ(レンズ装置)とカメラ本体(撮像装置)からなるカメラシステムにおけるカメラ本体を示している。なお、本発明は、レンズ一体型や一眼レフカメラにも適用可能である。交換レンズは、図2に示す撮像レンズ1とレンズ制御手段12を有している。
図2は、撮像装置100のブロック図である。シャッタ装置2は、撮影光路上において被写体からの光を結像する撮像レンズ1とCMOSイメージセンサ等の撮像素子3との間に設けられ、撮像素子3の電子先幕動作と連動して撮像素子3を露光する時間を調節する。
撮像レンズ1は、被写体の光学像(被写体像)を形成する撮影光学系として機能する。撮像素子3は、撮像レンズ1により結像された被写体像を光電変換する。撮像素子3から出力されたアナログ画像信号は、AFE(Analog Front End)4によりデジタル信号に変換される。AFE4から出力されたデジタル画像信号には、DSP(Disital Signal Processer)5によって各種画像処理や圧縮・伸張処理などが行われる。
記録媒体6は、DSP5により処理された画像データやプログラムを記録し、非一時的なコンピュータ可読媒体であってもよい。表示部7は、液晶ディスプレイ(LCD)等が使用され、撮影した画像や各種メニュー画面などを表示する表示手段である。TG(Timing Generator)8は、撮像素子3に駆動信号を供給する。RAM10は、DSP5に接続され、画像データなどを一時的に記憶する。シャッタ駆動回路11は、シャッタ装置2を駆動する。
CPU9(マイクロコンピュータ)は、AFE4、DSP5、TG8、およびシャッタ駆動回路11の制御を行うカメラ制御手段であり、不図示のメモリやクロック生成器などの計時手段を有する。メモリは、ROM、RAMを含み、本実施形態のシャッタ駆動プログラム、それに必要な情報を記憶している。シャッタ駆動プログラムは、コンピュータに本実施形態のシャッタ駆動方法を実行させるためのコンピュータプログラムである。計時手段は所定時間を計測する。
レンズ制御手段12は、撮像レンズ1の焦点距離、絞り径、瞳径、および瞳と撮像素子3の距離等のレンズ情報をCPU9に出力するとともに、CPU9による制御に応じて絞りやレンズ等を駆動する。
図3は、シャッタ装置2の分解斜視図である。図3(a)は、シャッタ装置2を撮像素子3側(以下、背面側という)から見た分解斜視図、図3(b)は、撮影用レンズが取り付けられる側(以下、正面側という)から見た分解斜視図である。図4は、シャッタ装置2の背面図である。図面の見易さのために、補助地板206は省略している。
シャッタ地板(第1のシャッタ基板)201は、撮像装置100の内部に固定されており、羽根群(シャッタ羽根)230の駆動機構を構成する各部品が取り付けられている。駆動部材202、羽根移動部材203、カムギア204、羽根カム205、羽根ロック部材243、およびバウンドロック部材245は、それぞれシャッタ地板201に回転自在に軸支されている。
駆動部材202と羽根移動部材203、カムギア204と羽根カム205は、それぞれ軸201aと軸201bに同軸に回転可能に支持されている。これにより、シャッタ装置全体を小型化できる。カムギア204および羽根カム205は、シャッタ駆動回路11によって駆動される不図示のモータから不図示の減速ギア列を介して伝達される駆動力によって一体となって回動する。シャッタ駆動回路11、モータ、減速ギア列等はカムギア204と羽根カム205を駆動する駆動手段を構成する。本実施形態では、カムギア204に伝達された駆動力が駆動部材202に伝わることでチャージ動作(羽根群が撮影待機状態に移行する動作)を行う。
補助地板206は、シャッタ地板201の軸201a,201b,201cの先端に係合することで、シャッタ地板201に取り付けられている。補助地板206には、電磁石250が固定されている。
カバー板207(第2のシャッタ基板)は、シャッタ地板201に固定され、シャッタ地板201よりも撮像素子側に配置される。カバー板207の中央部には、組み立てた際にシャッタ地板201に形成された露光用(撮影光束用)の開口201dと対応する位置に露光用(撮影光束用)の開口207aが形成されている。シャッタ地板201とカバー板207との間には、羽根移動部材203に取り付けられた羽根群230を配置する羽根室が形成されている。
羽根群230は、それぞれ黒色塗料が塗布された1番羽根231、2番羽根232、3番羽根233、4番羽根234を備え、開口201d、207aを開閉する。1番羽根231の走行方向の先端(以下、開口形成端という)と開口部207aによって、開口領域が形成される。それぞれの羽根は、羽根アーム部材であるメインアーム(第1のアーム)235とサブアーム(第2のアーム)236に回転可能に軸支され、平行リンクを形成している。
メインアーム235とサブアーム236は、羽根群230の走行方向において、順に開口形成端側から配置されている。メインアーム235は、シャッタ地板201の軸201aと同軸で反対側に設けられた軸201eに回転可能に軸支されている。サブアーム236は、シャッタ地板201に設けられた軸201fに回転可能に軸支されており、羽根群230が撮影時に走行する方向とは逆向きに付勢する戻り走行バネ237が取り付けられている。このように、戻り走行バネ237は、羽根移動部材203と同軸に軸支され、羽根群230及び羽根移動部材203の少なくとも一方(本実施形態では羽根移動部材203)を開口201d、207aの閉鎖位置から開放位置の方向に付勢する第1の付勢部材である。
カムギア204(駆動カム部材)は、羽根駆動バネ241の付勢力に抗し、駆動部材202を開口201d、207aの閉鎖位置から開放位置へ移動させる。図3(b)及び後述する図12(a)に示すように、カムギア204は、半円筒形状(断面は完全な半円ではなく扇形であってもよい)を有する。カムギア204は、半円筒形状の半円の弧に対応する(即ち、円筒面形状を有する)カムトップ部204aと、カムトップ部204から回転中心側に傾斜した平面形状のカム傾斜部204bと、カムボトムと、を有する。カムトップ部204a及びカム傾斜部204bは、カムギア204の回動に応じて、駆動部材202に設けられたチャージコロ208に当接して、駆動部材202を回動させる。カムトップ部204aにチャージコロ208が接触すると、カムギア204は駆動部材202を係止することができる。カム傾斜部204bにチャージコロ208が接触すると、カムギア204による駆動部材202を係止する力が弱まる。駆動部材202は、羽根移動部材203を開口201d、207aの開放位置から閉鎖位置へ一体となって移動させる。
羽根カム205(羽根カム部材)は、駆動カム部材204と同軸に軸支され、羽根移動部材203と接触する。より具体的には、羽根カム205は、羽根群230が開口201d、207aの閉鎖位置から開放位置へ移動する際に羽根移動部材203と接触する。羽根移動部材203は羽根カム205に接触してこれに沿って摺動するので、メカ端(戻し走行完位置)への急激な衝突を避け、バウンド時間(安定時間)を短縮することができる。
後述する図12(b)に示すように、羽根カム205は、羽根移動部材203と羽根ロック部材243をそれぞれ回動させる2つのカムを有する。羽根カム205に2つのカムの機能を持たせることによって小型化を図ることができる。
第1のカムは、半円筒形状(断面は完全な半円ではなく扇形であってもよい)を有する。第1のカムは、半円筒形状の半円の弧に対応する(即ち、円筒面形状を有する)カムトップ205a(第1の部分)と、半円筒形状の半円の直線に対応する(即ち、平面形状を有する)戻り走行カム205b(第2の部分)を有する。羽根群230が開口201d、207aの閉鎖位置から開放位置へ移動する際に、羽根移動部材203は、カムトップ205aから戻り走行カム205bに移動する。
第2のカムは、カムボトム205c(第3のカム部)、走行待機部205dおよびロック退避部205eを有する。
カムトップ205aおよび戻り走行カム205bは、羽根カム205の回動に応じて、羽根移動部材203のカムフォロア203dに当接して、羽根移動部材203を回動(回転移動)させる。カムボトム205c、走行待機部205dおよびロック退避部205eは、羽根カム205の回動に応じて、羽根ロック部材243のカム当接部243aに当接して、羽根ロック部材243を回動させる。なお、後述するように、羽根移動部材203の閉鎖位置から開放位置への移動が、カムギア204によって駆動部材202を係止した状態で行われる。
羽根移動部材203は、駆動部材202と一体的に、羽根群230を開口201d、207aの開放位置と閉鎖位置との間で移動させる。具体的には、図3(b)に示すように、羽根移動部材203の先端部に形成された羽根駆動ピン203aは、シャッタ地板201に形成された長穴部201gを貫通して、メインアーム235に形成された穴235aと連結する。羽根移動部材203の回動に伴い羽根駆動ピン203aが長穴部201gに沿って移動すると、メインアーム235はシャッタ地板201の軸201eを中心に回動する。メインアーム235の回動によって、羽根群230は開口201dが被写体光束を通過させる開状態、あるいは被写体光束を遮断する閉状態との間を移動する。すなわち、羽根群230は、開口201dを開閉するように移動する。
ラチェット240は、中心軸が軸201aと同軸となるように配置されている。ラチェット240は、ラチェット歯240aが補助地板206の係合部206aに係合することで、保持されている。駆動部材202とラチェット240との間には、羽根駆動バネ241が配置されている。羽根駆動バネ241の第1端は駆動部材202に係止され、羽根駆動バネ241の第2端はラチェット240に形成されたスリット240bに係止されている。そのため、羽根駆動バネ241は、駆動部材202を図4において時計方向へ、即ち、開口201d、207aの開放位置から閉鎖位置の方向に付勢する第2の付勢部材である。また、羽根群230を設定速度で走行させるために、ラチェット240を回転させて、係合部206aと係合するラチェット歯240aの位置を変えることで羽根駆動バネ241の付勢力を調整する。
羽根位相検出手段209(第2の検出手段)及びカム位相検出手段210(第1の検出手段)は、非接触の光学式位相検出手段であり、シャッタ地板201および不図示のギア地板に取り付けられ、それらの出力はCPU9に供給される。本実施形態では、羽根位相検出手段209及びカム位相検出手段210に、フォトインタラプタを使用している。なお、羽根位相検出手段209及びカム位相検出手段210の少なくとも一方が非接触の検出手段であってもよい。
メインアーム235には被検出部235bが形成されており、羽根位相検出手段209と被検出部235bによって、羽根位相を検出する。すなわち、羽根位相検出手段209を遮光することで、羽根移動部材203及び羽根群230の回転位置(回転位相)を検出する。本実施形態では、羽根移動部材203によって開口201dが開状態の時に遮光するように構成されている。すなわち、羽根位相検出手段209は、遮光時(開状態)はHigh(以下、H)、非遮光時(閉状態)はLow(以下、L)の信号を出力する。
カムギア204には、ギア連結によって同じ回転速度で回転するカム位相検知ギア211がアイドラギア214を介して連結されている。このカム位相検知ギア211と一体となって回転する位相板212には、被検出部212aが形成されている。カム位相検出手段210と被検出部212aによって、カム位相、すなわち、カムギア204の回転位置を検出する。カム位相検出手段210は、遮光時はH、非遮光時はLの信号を出力する。
本実施形態のように非接触式の位相検出手段を用いて検出する場合、接触式の位相検出手段とは異なりゴミや油などによる検出不良やチャタリング等によるフレキのパターン削れといった経年劣化が発生することが無いため、信頼性が向上する。
アマチャ213は駆動部材202に設けられており、電磁石250は補助地板206に設けられている。電磁石250は、ヨーク251と、ヨーク251の外周に設けられたコイル253で構成されている。コイル253に電圧を印加すると、ヨーク251に磁力が発生し、この磁力によってアマチャ213を吸着することができる。
羽根ロック部材243は、シャッタ地板201の軸201hに回転可能に軸支され、羽根ロック戻しバネ244によって、後述する図14の時計方向に、即ち、羽根カム205に近づくように付勢されている。羽根ロック部材243の羽根ロック部243cは、羽根移動部材203の羽根ロック係止部203gと当接することで、羽根移動部材203の回動を規制する。
バウンドロック部材245は、シャッタ地板201の軸201iに回転可能に軸支され、バウンドロック戻しバネ246によって、後述する図13の反時計方向に、即ち、羽根移動部材203に近づくように付勢されている。バウンドロック部材245の羽根ロック当接部245aは、羽根ロック部材243のバウンドロック当接部243bに当接して、間接的にバウンドロック部材245が羽根カム205によって回動される。
次に、本実施形態の撮像動作について、図5〜14を用いて説明する。なお、図5〜図10において、(a)は正面図、図5(b)は背面図を表しており、図面の見易さのために補助地板206、シャッタ地板201、カバー板207は省略されている。
図5は、駆動部材202のオーバーチャージ状態、すなわち、撮像装置100が停止している状態およびライブビュー状態における各部の動作を示している。図6は、羽根群230の走行待機状態における各部の動作を示している。図7は、羽根群230の走行完了状態における各部の動作を示している。図8は、駆動部材202のチャージ動作直前の羽根移動部材203の係止状態における各部の動作を示している。図9は、その後の駆動部材202のチャージ完了状態における各部の動作を示している。図10は、戻り走行の途中の状態における各部の動作を示している。
図11は、シャッタ装置2及び撮像素子3の動作を表すタイミングチャートである。図11の(1)〜(13)は、各動作状態に対応している。図12は図5におけるカムギア204と羽根カム205を背面図である。図13は図7におけるバウンドロック部材245のロック状態を示している。図14は図5における羽根ロック部材243のロック状態を示している。なお、図13及び図14は、図面の見易さのために、シャッタ地板201、補助地板206、羽根群230を省略している。
図11に示す(1)では、シャッタ装置2は、図5(a)に示すオーバーチャージ状態である。羽根群230は重畳しているため、被写体光束は開口201d、207aを通過する。撮像装置100では、ライブビュー撮像が行われ、撮像素子3に入射した被写体像が表示部7に表示される。羽根移動部材203は戻り走行バネ237の付勢力だけで駆動部材202と一体となって静止している。このため、例えば、撮像装置100へ過度な衝撃が加わると、羽根移動部材203と駆動部材202が分離し、羽根群230が撮影開口へ飛び出してしまい、動画撮影の際に不自然な写り込みが発生してしまう恐れがある。しかしながら、本実施形態においては、羽根ロック部材243が、図14に示すように、羽根移動部材203を係止するロック状態にあるため、この問題を回避できる。
このとき、CPU9は、羽根位相検出手段209の出力がH、カム位相検出手段210の出力がLとなっているか確認を行う。すなわち、CPU9は、羽根移動部材203(または羽根群230)が開状態であることと、カムギア204のカムトップ部204aがチャージコロ208に接触していることを確認する。もし、羽根位相検出手段209がLであったり、カム位相検出手段210がHであったりする場合、それぞれが正しい位相となるようにシャッタ駆動回路11を介して不図示のモータを通電する。これにより、羽根カム205を介して羽根移動部材203が駆動され、カムギア204を介して駆動部材202が駆動される。本シャッタ駆動方法によれば、カム位相検出手段210が、カムギア204が駆動部材202を係止する位置にあることを検出し、かつ、羽根位相検出手段209が、羽根群230が開放位置にあることを検出するように、シャッタ駆動回路11等を制御する。
レリーズ動作の開始(図11に示す(2))により、CPU9はコイル253に通電し、ヨーク251に磁力を発生させる。そうすることで、ヨーク251とアマチャ213が吸着状態になる。ヨーク251とアマチャ213が吸着状態となった後、CPU9は不図示のモータを通電し、カムギア204を図5(a)の反時計方向へ回転させる。チャージコロ208はカムギア204のカムトップ部204aからカム傾斜部204bに移動し、カム位相検出手段210の出力はHに続いてLを検出する。
チャージコロ208がカム傾斜部204bを摺動すると、駆動部材202は羽根移動部材203と一体となって徐々に回転してオーバーチャージ状態が解除される。これと同時に、羽根ロック部材243のカム当接部243aは羽根カム205のカムボトム205cから走行待機部205dに移動し、羽根移動部材203のロック状態が解除される。カム位相検出手段210の出力の二つ目のHを検出して、不図示のモータは停止する。
図6に示すように、羽根群230がセット位置へ移動し、走行待機状態となる(図11に示す(3))。なお、このとき、羽根群230が停止状態から走行待機状態になる場合、羽根移動部材203をできるだけゆっくりセット位置へ移動させた方が、羽根群230が素早く安定する。このため、CPU9は、カム位相検出手段210のLまたはHの信号を使って、シャッタ駆動回路11を介して不図示のモータの回転速度を部分的に低速に(例えば、最低速度に)制御する。
撮像素子3の全画素をリセット状態にした後(図11に示す(4))、電子先幕走査を開始する(図11に示す(5))。電子先幕走査は、羽根群230の走行特性に合わせた走査パターンとなっている。設定されたシャッタ秒時に対応する時間が経過した後、コイル253の通電を切る(図11に示す(6))。このとき、ヨーク251とアマチャ213との間に働いていた吸着力は消滅する。駆動部材202と羽根移動部材203は、羽根駆動バネ241に付勢され、図6(a)の反時計方向へ回動し始める。
駆動部材202と羽根移動部材203の走行が進むと、羽根移動部材203のバウンドロック当接部203cにバウンドロック部材245が当接し、羽根移動部材203の軌跡外へバウンドロック部材245を一度退避させる。さらに走行が進むと、バウンドロック戻しバネ246の付勢力によって、バウンドロック係止部203cへとバウンドロック部材245が侵入する。
その後、羽根駆動ピン203aが緩衝部材242によって衝撃を吸収されて停止する。このとき、羽根移動部材203は衝突による反発で図7(a)の時計方向に戻ろうとする。しかし、が、図13に示すように、バウンドロック部材245のロック部245bが羽根移動部材203のバウンドロック係止部203cに対してストッパーになり、羽根群230の開口形成端が再び開口にまで達することがない。そして、羽根群230の露光が完了し、シャッタ地板201の開口201dは、図7に示されるように、被写体光束を遮断された状態となる(図11に示す(7))。
羽根群230の走行が終了し、撮像素子3が完全に遮光されると、電荷の読出し走査が開始される。このとき、CPU9は、羽根位相検出手段209の出力がL、カム位相検出手段210の出力がHとなっているかを判定する。すなわち、羽根移動部材203が走行完了状態であることと、カムギア204のカムボトムにチャージコロ208が位置していることの確認を行う。もし、羽根位相検出手段209がH、カム位相検出手段210がLである場合、羽根群230や羽根移動部材203などの異常状態が疑われるため、CPU9は、撮像動作を中止し、表示部7にエラー表示を行う。電荷の読み出しが完了していない箇所は、被写体光束が遮断された状態にしておく必要がある。
羽根群230の走行完了から所定時間が経過した後(図11に示す(8))、CPU9は、シャッタ駆動回路11を介して不図示のモータに通電し、カムギア204および羽根カム205を図7(a)の反時計方向へ回転させることでチャージ動作を行う。
まず、図8に示すように、羽根カム205のカムトップ205aが羽根移動部材203の軌跡に侵入することで、カムフォロア203dが羽根カム205に係止され、羽根群230による遮光状態を維持できる状態となる。
続いて(図11に示す(9))、駆動部材202が羽根駆動バネ241の付勢力に抗して図8(a)の時計方向へ回転し、駆動部材202に取り付けられたアマチャ213がヨーク251と接触するオーバーチャージ状態となる。これと同時に、羽根ロック部材243を介してバウンドロック部材245が羽根カム205によって、羽根移動部材203のバウンドロック係止部203cから退避する(図11に示す(10))。このように、駆動部材202のチャージ動作を完了し、図9に示すように、撮像素子3の電荷の読み出し完了を待機する状態となる。
撮像素子3の電荷の読み出し開始から所定時間が経過した後(図11に示す(11))、CPU9は、シャッタ駆動回路11を介して再び不図示のモータに通電する。これにより、カムギア204及び羽根カム205を図10(a)の反時計方向へ回転させ、羽根群230を待機位置へと復帰させる戻り走行動作を行う。羽根カム205の回転によって、羽根移動部材203のカムフォロア203dがカムトップ205aから戻り走行カム205bへ移動すると、戻り走行バネ237の付勢力によって羽根群230は徐々に重畳され、開口201dが徐々に開いていく。
このとき、CPU9は、羽根移動部材203が羽根カム205と接触した後で、羽根カム205の回転速度を加速するようにシャッタ駆動回路11等を制御してもよい。これにより、次の撮影に速やかに移行することができ、連写駒速をより向上させることができる。CPU9は、羽根移動部材203が羽根カム205と接触したことを羽根位相検出手段209とカム位相検出手段210の出力と所定時間を計測する不図示の計時手段や接触を物理的に検出する不図示の検出手段から知ることができる。
また、羽根移動部材203は羽根群230が移動した後で羽根カム部材205から一度離れ、羽根群230が開口201dの中央を通過後に再び羽根カム部材205と接触する。羽根移動部材203と羽根群230の慣性が異なるので両者を別々に移動させた方が安定するまでの時間が短くなるからである。
羽根移動部材203がオーバーチャージ状態で待機している(係止されている)駆動部材202と駆動部材当接部203eにおいて接触することによって戻り走行動作が完了する。このとき、羽根移動部材203の回転速度に対して羽根カム205の回転速度が速過ぎると、戻り走行完了時の衝撃が大き過ぎて羽根群230の安定(揺れの減衰)に時間がかかり過ぎてしまう。
そこで、CPU9は、羽根位相検出手段209の出力(検出結果)のL、H、Lへの変化に基づいて、シャッタ駆動回路11を介して不図示のモータの回転速度を部分的に変化させる。例えば、CPU9は、羽根群230の開口形成端が開口201d、207aの大部分を通過する領域はできるだけ速い第1の速度で回動させ、駆動部材当接部203eが駆動部材202と衝突する直前で第2の速度に十分に減速させる。また、CPU9は、羽根移動部材203と駆動部材202が一体になり、羽根移動部材203が羽根カム205から離れた後は再び高速の第3の速度で回動させる。第2の速度は第1の速度、第3の速度よりも遅い。これにより、羽根群230の戻り走行による衝撃を必要十分に少なくさせつつ、次の撮影に速やかに移行することができ、連写駒速をより向上させることができるという利点がある。また、オーバーチャージ状態で接触しているアマチャ213とヨーク251に対する衝撃も軽減できるので、アマチャ213とヨーク251の間の摩耗を抑制し、耐久性についても向上させることができる。このように、CPU9は、羽根位相検出手段209及びカム位相検出手段210の検出結果に基づいて、羽根群230の開口201d、207aの閉鎖位置から開放位置への移動に際してカムギア204と羽根カム205によって速度制御を行う。そして、羽根移動部材203の閉鎖位置から開放位置への移動が、カムギア204によって駆動部材202を係止した状態で行われる。
一方、同じタイミングで羽根ロック部材243が羽根カム205のカムボトム205cへ移動し、羽根ロック戻しバネ244の付勢力によって、羽根ロック部243cが羽根移動部材203の羽根ロック当接部203fに当接する。羽根移動部材203の戻り走行が進むと、羽根移動部材203の羽根ロック当接部203fから羽根ロック係止部203gへと羽根ロック部材243が侵入して、図14に示す状態となる。
CPU9は、撮像素子3の電荷の読み出しと並行して、羽根群230の戻り走行動作を行う。この際、開口201dの開いた部分から漏れ込んだ光が、電荷の読み出し走査のまだ到達していない行の画素に入射しないように、すなわち、羽根群230が電荷の読み出し行を追い越さないように、撮影画像に影響が出ない範囲でチャージ開始の時間を前倒しする。これにより、シーケンス全体を短くすることができ、連写駒速をさらに向上させることができる。
撮像素子3の電荷の読み出しが完了した(図11に示す(12))後、羽根群230は重畳を完了する。そして、CPU9は、カム位相検出手段210のLの出力に基づいて、シャッタ駆動回路11を介して不図示のモータ220を停止する(図11に示す(13))。このとき、図5に示すように、羽根駆動部材202はオーバーチャージ状態となる。CPU9は、チャージ動作が終了すると、指定時間後に動画撮影あるいは電子ビューファインダー機能のためのライブビュー撮像動作を開始する。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
201d、207a…開口、203…羽根移動部材、204…カムギア(駆動カム部材)205…羽根カム(羽根カム部材)、230…羽根群、237…羽根付勢部材

Claims (15)

  1. 露光用の開口を開閉する羽根群と、
    該羽根群を前記開口の開放位置と閉鎖位置との間で移動させる羽根移動部材と、
    前記羽根群および前記羽根移動部材の少なくとも一方を、前記開口の前記閉鎖位置から前記開放位置の方向に付勢する付勢部材と、
    前記羽根群が前記開口の前記閉鎖位置から前記開放位置へ移動する際に前記羽根移動部材と接触する羽根カム部材と、
    を有することを特徴とするシャッタ装置。
  2. 前記羽根カム部材は第1のカムを有し、該第1のカムは、円筒面形状を有する第1の部分と、平面形状を有する第2の部分と、を有し、
    前記羽根群が前記開口の前記閉鎖位置から前記開放位置へ移動する際に、前記羽根移動部材は、前記第1のカムの前記第1の部分から前記第2の部分に移動することを特徴とする請求項1に記載のシャッタ装置。
  3. 前記羽根カム部材の移動を規制する羽根ロック部材を有し、
    前記羽根カム部材は、前記羽根群が前記開口の前記開放位置にあるときに、前記羽根ロック部材と係合して前記羽根移動部材の移動を規制する第2のカムを有することを特徴とする請求項2に記載のシャッタ装置。
  4. 前記羽根群が前記開口の前記閉鎖位置から前記開放位置へ移動する際に、前記羽根移動部材は前記羽根群が移動した後で前記羽根カム部材から離れ、前記羽根群が前記開口の中央を通過した後で再び前記羽根カム部材と接触することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載のシャッタ装置。
  5. 前記羽根移動部材を前記開口の前記開放位置から前記閉鎖位置へ駆動する駆動部材と、
    前記駆動部材を前記開口の前記閉鎖位置から前記開放位置へ移動させ、前記羽根群が前記開口の前記閉鎖位置から前記開放位置へ移動する際に、前記駆動部材を係止する駆動カム部材と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1項にシャッタ装置。
  6. 前記羽根群が前記開放位置へ移動する動作が完了することによって、前記羽根移動部材は前記駆動部材に接触することを特徴とする請求項5に記載のシャッタ装置。
  7. 前記駆動部材と前記羽根移動部材は同軸周りに回転可能に支持されていることを特徴とする請求項5又は6に記載のシャッタ装置。
  8. 前記駆動カム部材と前記羽根カム部材は同軸周りに回転可能に支持されていることを特徴とする請求項5乃至7のうちいずれか1項に記載のシャッタ装置。
  9. 請求項1乃至8のうちいずれか1項に記載のシャッタ装置と、
    前記シャッタ装置を介して被写体を撮像する撮像素子と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  10. 請求項5乃至8のうちいずれか1項に記載のシャッタ装置と、
    前記シャッタ装置を介して被写体を撮像する撮像素子と、
    前記駆動カム部材の位置を検出する第1の検出手段と、
    前記羽根群の位置を検出する第2の検出手段と、
    前記駆動カム部材および前記羽根カム部材を駆動する駆動手段と、
    前記撮像素子および前記駆動手段の駆動を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、ライブビュー状態において、前記第1の検出手段が、前記駆動カム部材が前記駆動部材を係止する位置にあることを検出し、かつ、前記第2の検出手段が、前記羽根群が前記開放位置にあることを検出するように、前記駆動手段を制御することを特徴とする撮像装置。
  11. 請求項5乃至8のうちいずれか1項に記載のシャッタ装置と、
    前記シャッタ装置を介して被写体を撮像する撮像素子と、
    前記駆動カム部材の位置を検出する第1の検出手段と、
    前記羽根群の位置を検出する第2の検出手段と、
    前記撮像素子の駆動を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記撮像素子による撮像を行う際に、前記第1の検出手段が、前記駆動カム部材が前記駆動部材を係止していない位置にあることを検出しない、または、前記第2の検出手段が、前記羽根群が前記閉鎖位置への移動が完了したことを検出しない場合には、前記撮像素子による撮像を中止することを特徴とする撮像装置。
  12. 請求項5乃至8のうちいずれか1項に記載のシャッタ装置と、
    前記シャッタ装置を介して被写体を撮像する撮像素子と、
    前記駆動カム部材の位置を検出する第1の検出手段と、
    前記羽根群の位置を検出する第2の検出手段と、
    前記駆動カム部材および前記羽根カム部材を駆動する駆動手段と、
    前記撮像素子および前記駆動手段の駆動を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記羽根群が前記開口の前記閉鎖位置から前記開放位置へ移動する際に、前記第1の検出手段および前記第2の検出手段の出力に基づいて、前記羽根移動部材が前記羽根カム部材と接触した後で、前記羽根カム部材の回転速度を加速するように前記駆動手段を制御することを特徴とする撮像装置。
  13. 前記第1の検出手段および前記第2の検出手段の少なくとも一方は非接触の検出手段であることを特徴とする請求項10乃至12のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  14. 請求項6に記載のシャッタ装置と、
    前記シャッタ装置を介して被写体を撮像する撮像素子と、
    前記羽根群の位置を検出する検出手段と、
    前記羽根カム部材を駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段の駆動を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記羽根群が前記開口の前記閉鎖位置から前記開放位置へ移動する際に、前記検出手段の検出結果に基づいて、前記羽根移動部材が前記駆動部材に接触する速度を前記羽根群が前記開口を通過するときの速度よりも遅くなるように、前記駆動手段を制御することを特徴とする撮像装置。
  15. 請求項6に記載のシャッタ装置と、
    前記シャッタ装置を介して被写体を撮像する撮像素子と、
    前記羽根群の位置を検出する検出手段と、
    前記羽根カム部材を駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段の駆動を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記羽根群が前記開口の前記閉鎖位置から前記開放位置へ移動する際に、前記検出手段の検出結果に基づいて、前記羽根移動部材が前記駆動部材に接触する速度を前記羽根移動部材が前記駆動部材に接触し、前記羽根カム部材から離れた後の速度よりも遅くなるように、前記駆動手段を制御することを特徴とする撮像装置。
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