JP2016161839A - シャッタ装置およびそれを備える撮像装置 - Google Patents

シャッタ装置およびそれを備える撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】シャッタ地板の軸の直角度を悪化させることなく、露光時間が安定したシャッタ装置および撮像装置を提供すること。【解決手段】開口および軸が形成されるシャッタ地板と、開口を開閉するシャッタ羽根と、軸に軸支され、シャッタ羽根を駆動する駆動部材と、軸との間に隙間が形成された状態で配置されるラチェット部材と、第1端が駆動部材に係止され、第2端がラチェット部材に係止され、駆動部材を付勢する駆動バネと、軸の先端に係合するとともに、ラチェット部材を保持する補助地板と、を有する。【選択図】図8

Description

本発明は、シャッタ装置および撮像装置に関する。
フォーカルプレーンシャッタは、撮影時にシャッタ羽根を設定した速度で走行させるために、シャッタ羽根と連結して作動する駆動部材を回転させる羽根駆動バネの付勢力を調整する必要がある。そこで、駆動部材と、駆動部材と同軸に配置されるラチェットとの間に羽根駆動バネを配置し、ラチェットを回転させて羽根駆動バネのラチェット爪との係合位置を変えることで、羽根駆動バネの付勢力を調整する。
特許文献1に開示されたシャッタ装置は、シャッタ地板に形成された軸に駆動部材とラチェットが軸支される。羽根駆動バネの一端は、ラチェットに形成されたスリットに係止される。また、ラチェットに形成されたラチェット歯は、補助地板に形成された係合爪部に係合される。この構成によると、補助地板の係合爪部がラチェットに与えられる羽根駆動バネの付勢力を受け、ラチェットを軸支するシャッタ地板の軸がその反力を受ける。
特開2012−113113号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、シャッタ地板の軸の直角度は悪化する。特に、曲げ強さは温度依存性を有しているため、温度によってその直角度は変化してしまう。このとき、シャッタ羽根を作動させる際の軸およびその台座と駆動部材との摺動摩擦が変わるため、シャッタ羽根を設定した速度で走行させることができなくなってしまう。これにより、露光時間が大きく変化してしまう。
このような課題に鑑みて、本発明は、シャッタ地板の軸の直角度を悪化させることなく、露光時間が安定したシャッタ装置および撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面としてのシャッタ装置は、開口および軸が形成されるシャッタ地板と、前記開口を開閉するシャッタ羽根と、前記軸に軸支され、前記シャッタ羽根を駆動する駆動部材と、前記軸との間に隙間が形成された状態で配置されるラチェット部材と、第1端が前記駆動部材に係止され、第2端が前記ラチェット部材に係止され、前記駆動部材を付勢する駆動バネと、前記軸の先端に係合するとともに、前記ラチェット部材を保持する補助地板と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、シャッタ地板の軸の直角度を悪化させることなく、露光時間が安定したフォーカルプレーンシャッタを提供することができる。
本発明の実施形態に係るシャッタ装置の一例であるフォーカルプレーンシャッタが搭載された撮像装置の斜視図である。 撮像装置のブロック図である。 フォーカルプレーンシャッタの分解斜視図である。 フォーカルプレーンシャッタの背面図である。 カムギアの正面図である。 羽根駆動部材の側面図である。 羽根駆動部材の分解斜視図である。 実施例1のシャッタ地板の軸の断面図である。 補助地板とラチェットを拡大した正面図である。 補助地板の斜視図である。 フォーカルプレーンシャッタの背面図である。 図11のA−A線断面図である。 フォーカルプレーンシャッタの一部を拡大した図である。 図13のA−A線断面図である。 緩衝部材をシャッタ地板に取り付ける直前の状態を示した斜視図である。 補助地板への取り付け方向から見た電磁石を示している図である。 羽根群の動作図である。 フォーカルプレーンシャッタおよび撮像素子の動作タイミングを示す図である。 実施例2のラチェットの斜視図である。 実施例2のシャッタ地板の軸の断面図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係るシャッタ装置の一例であるフォーカルプレーンシャッタが搭載された撮像装置100の斜視図である。撮像装置100の上面には、電源ボタン110、レリーズボタン130、ストロボ装置などの撮影アクセサリーを取り付けるアクセサリーシュー140が設けられている。レンズマウント150は、撮影用レンズ(不図示)の取り付け部である。撮像装置100はレフレックスミラーが廃止されたミラーレスタイプの撮像装置であるため、ライブビュー表示のため撮影待機の状態でシャッタ幕は開いている。そのため、図1に示されるように、撮影用レンズを取り外した状態において撮像素子3の撮像面は露出している。
図2は、撮像装置100のブロック図である。フォーカルプレーンシャッタ(シャッタ装置)2は、撮影光路上において被写体からの光を結像する撮像レンズ1とCMOSイメージセンサ等の撮像素子3との間に設けられ、撮像素子3の電子先幕動作と連動して撮像素子3を露光する時間を調節する。撮像素子3は、撮像レンズ1により結像された被写体像を光電変換する。撮像素子3から出力されたアナログ画像信号は、AFE(Analog Front End)4によりデジタル信号に変換される。AFE4から出力されたデジタル画像信号には、DSP(Disital Signal Processer)5によって各種画像処理や圧縮・伸張処理などが行われる。記録媒体6は、DSP5により処理された画像データを記録する。表示部7は、液晶ディスプレイ(LCD)等が使用され、撮影した画像や各種メニュー画面などを表示する。TG(Timing Generator)8は、撮像素子3に駆動信号を供給する。RAM10は、DSP5に接続され、画像データなどを一時的に記憶する。シャッタ駆動回路11は、フォーカルプレーンシャッタ2を駆動する。CPU9は、AFE4、DSP5、TG8、およびシャッタ駆動回路11の制御を行う。電圧検出手段91は、撮像装置100の電源電圧を検出する。温度検出手段92は、撮像装置100の温度を検出する。位相検出手段93は、フォーカルプレーンシャッタ2の内部に設けられ、羽根位相検出手段とカム位相検出手段から構成される。レンズ制御手段94は、撮像レンズ1の焦点距離、絞り径、瞳径、および瞳と撮像素子3の距離等のレンズ情報をCPU9に出力するとともに、CPU9による制御に応じて絞りやレンズ等を駆動する。各検出手段の検出結果は、CPU9に入力される。
図3は、フォーカルプレーンシャッタ2の分解斜視図である。図3(a)はフォーカルプレーンシャッタ2を撮像素子3が取り付けられる側(以下、背面という)から見た分解斜視図、図3(b)は撮影用レンズが取り付けられる側(以下、正面という)から見た分解斜視図である。図4は、フォーカルプレーンシャッタ2の背面図である。図面の見易さのために、補助地板205とカバー板206は省略している。シャッタ地板201は、撮像装置100の内部に固定されており、羽根群(シャッタ羽根)230の駆動機構を構成する各部品が取り付けられている。羽根駆動部材202、カムギア203およびチャージレバー260は、それぞれシャッタ地板201に回転自在に軸支されている。モータ220は、出力軸が撮影光軸と平行になるようにシャッタ地板201に取り付けられている。モータ220から減速ギア列を介して伝達される駆動力によって、カムギア203は回動する。本実施形態では、カムギア203に伝達された駆動力がチャージレバー260を介して羽根駆動部材202に伝わることでチャージ動作およびチャージ解除動作を行う。
補助地板205は、シャッタ地板201の軸201a,201b,201c,201d,201eの先端に係合することで、シャッタ地板201に取り付けられている。補助地板205には、保持電磁石250がビス(不図示)により固定されている。カバー板206は、補助地板205と同一側において、シャッタ地板201に固定されている。カバー板206の中央部には、組み立てた際にシャッタ地板201に形成された開口部201pと対応する位置に開口206aが形成されている。シャッタ地板201とカバー板206との間には、羽根駆動部材202に取り付けられた羽根群230を配置する羽根室が形成されている。
羽根群230は、それぞれ黒色塗料が塗布された金属板で作られた1番羽根231、2番羽根232、3番羽根233、4番羽根234を備える。1番羽根231の走行方向の先端(以下、開口形成端という)と開口部201pによって、開口領域が形成される。それぞれの羽根は、羽根アーム部材であるメインアーム(第1のアーム)235とサブアーム(第2のアーム)236に回転可能に軸支され、平行リンクを形成している。メインアーム235とサブアーム236は、羽根群230の走行方向において、順に開口形成端側から配置されている。サブアーム236は、シャッタ地板201に設けられた軸に回転可能に軸支されており、羽根群230が走行する方向へ付勢する羽根ガタ寄せバネ(不図示)が取り付けられている。
図5は、カムギア203の正面図である。図6は羽根駆動部材202の側面図、図7は羽根駆動部材202の分解斜視図である。カムトップ部203a、カム傾斜部203bおよびカム部203cは、カムギア203の回動に応じて、チャージレバー260に設けられたチャージコロ(第2のチャージコロ)204bに当接して、チャージレバー260を回動させる。チャージコロ204bは、オーバーチャージを調整し、オーバーチャージが所定の規格から外れたとき交換される。図4に示すように、チャージコロ204bは、カムギア203のフランジ部203dに重なり合っているため、外すことができない。この構成により、カムギア203を外すだけでチャージコロ204bを交換してオーバーチャージ量を調整することが可能である。そのため、部品点数を多くすることなく、組立が容易になる。チャージレバー260は、羽根駆動部材202を回動させる際に、羽根駆動部材202に設けられたチャージコロ(第1のチャージコロ)204aに当接して往復運動を行う。チャージレバー260には、チャージレバー260と羽根駆動部材202が離れるように付勢するチャージレバー戻しバネ(不図示)が取り付けられている。
チャージコロカバー214は、可撓性を有し、断面がコの字形状をしている。また、チャージコロカバー214には、第1の穴214aおよび第2の穴214bが形成されている。第1および第2の穴214a,214bは、中心軸が異なるように形成されている。羽根駆動部材202には、第1の突起部202eおよび第2の突起部202fが設けられている。第2の突起部202fは、第1の突起部202eの中心軸と平行な軸に沿って、第1の突起部202eの突出方向とは反対方向へ形成されている。第1および第2の突起部202e,202fの各中心軸間の距離は、羽根駆動部材202の嵌合部202dの中心軸と第1の突起部202eの中心軸との距離よりも短い。
羽根駆動部材202にチャージコロカバー214を取り付ける際、チャージコロ204aを第1の突起部202eに嵌めこんでおく。その状態で、第1および第2の穴214a,214bを、それぞれ第1および第2の突起部202e,202fに係合させる。そうすることで、チャージコロ204aは、チャージレバー260に当接するとともに、チャージコロカバー214に回転可能に保持される。チャージコロカバー214は、羽根駆動部材202に一度取り付けられると、回転することができなくなる。すなわち、チャージコロ204aは一意的に位置決めされるので、組立性が向上する。本実施形態では、羽根駆動バネ241とは関係なくチャージコロ204aを固定しているため、羽根走行動作の精度に影響を与えない。前述したように、チャージコロ204bがオーバーチャージを調整するため、チャージコロ204aは交換不要である。そのため、羽根駆動部材202のイナーシャを変化させることがなく、羽根群230の走行特性が安定する。
カムギアによって羽根駆動部材をチャージ動作およびチャージ解除動作を行う構成では、カムギアと羽根駆動部材の衝突を避けるために、カムギアを光軸から離れた位置に配置しなければならない。そのため、カムギアを大きくする必要がある。また、カムギアは1回転させる必要があるので、シャッタユニットが大型化してしまう。そこで、本実施形態では、チャージレバー260を羽根駆動部材202よりも光軸から離れた側に配置し、カムギア203を羽根駆動部材202よりも光軸に近い側に配置している。また、チャージレバー260は、往復運動することで、羽根駆動部材202をチャージしている。そのため、フォーカルプレーンシャッタ2を小型化することができる。
また、チャージレバー260の回転中心からチャージコロ204bとの当接部までの距離は、チャージレバー260の回転中心からチャージコロ204aとの当接部までの距離に比べて短い。これにより、カムギア203のチャージ量を増幅して羽根駆動部材202をチャージすることができる。そのため、チャージレバー260の往復運動範囲が小さくなるので、フォーカルプレーンシャッタ2を小型化することができる。
図8はシャッタ地板201の軸201aの断面図、図9は補助地板205とラチェット(ラチェット部材)240を拡大した正面図である。メインアーム235に形成された回転穴部235bは、羽根駆動部材202の嵌合部202dと嵌合する。メインアーム235と羽根駆動部材202は軸201aを中心に回動するため、個々に回転軸を設けた場合に比べてフォーカルプレーンシャッタ2を小型化可能である。図3(b)に示すように、羽根駆動部材202の先端部に形成された駆動ピン202aは、メインアーム235に形成された穴235aと連結し、シャッタ地板201に形成された長穴部201gを貫通する。羽根駆動部材202の回動に伴い駆動ピン202aが長穴部201gに沿って移動すると、メインアーム235は回転穴部235bを中心に回動する。メインアーム235の回動によって、羽根群230は、開口部201pが被写体光束を通過させる開口状態あるいは被写体光束を遮断する閉口状態との間を移動する。すなわち、羽根群230は、開口部201pを開閉するように移動する。羽根群230はメインアーム235に嵌合しているがメインアーム235および羽根駆動部材202と一体となって回転するため、羽根群230に発生する摺動摩擦は低減される。
ラチェット240は、中心軸が軸201aと同軸となるように配置されている。ラチェット240は、ラチェット歯240aが補助地板205の係合部205aに係合することで、把持されている。羽根駆動部材202とラチェット240との間には、ねじりコイルバネである羽根駆動バネ(弾性部材)241が配置されている。羽根駆動バネ241の第1端は羽根駆動部材202に係止され、羽根駆動バネ241の第2端はラチェット240に形成されたスリット240bに係止されている。そのため、羽根駆動バネ241は、羽根駆動部材202を図4において時計方向へ付勢する。また、羽根群230を設定速度で走行させるために、ラチェット240を回転させて、ラチェット爪205bと係合するラチェット歯240aの位置を変えることで羽根駆動バネ241の付勢力を調整する。
ラチェット240は、図9において反時計方向へ回転する力で付勢されている。ラチェット爪205bは、その回転する力を矢印Aに示されるように受けることで、ラチェット240の回転を止めている。補助地板205の係合部205aは、その反力を矢印Bに示されるようにラチェット240の係合部240cに係合することで受けている。係合部240は、軸201aの突出方向において、ラチェット歯240aよりも補助地板205側に形成されている。また、係合部240cは、ラチェット240の径方向において、ラチェット歯240aよりも外側に延出するように形成されている。本実施形態では、図8に示されるように、ラチェット240の内周部240dと軸201aとの間には、隙間が形成されている。そのため、羽根駆動バネ241による力は、軸201aには影響しない。軸201aの直角度は常に維持されるため、曲げ強さが特に下がる高温下でも直角度の変化は起きない。したがって、羽根駆動部材202と、軸201aおよびシャッタ地板201との摺動摩擦の関係は偏ることなく安定するため、羽根群230は温度に影響されずに設定速度で走行可能となる。
また、ラチェット爪205bは、弾性力を有し、ラチェット240を矢印Cに示す方向へ付勢する。補助地板205には、ラチェット240がラチェット爪205bによって付勢された際に当接する当接部205cが設けられている。そのため、当接部205cは、ラチェット240を把持可能となる。羽根駆動バネ241は、外周面にラチェット歯240aが形成されている第1の円筒部240eと、内周面に内周部240dが形成されている第2の円筒部240fとの間に配置されている。従来、羽根駆動バネ241を羽根駆動部材202に配置した状態の上からラチェット240を取り付け、その後、補助地板205をセットしていた。しかしながら、羽根駆動バネ241がいずれにも嵌合していないために不安定であり、ラチェット240および補助地板205をセットするのが困難であった。本実施形態では、羽根駆動バネ241はあらかじめラチェット240の内周部にセットし、ラチェット240が補助地板205に把持された状態となる。そして、それらの部品を羽根駆動部材202とシャッタ地板201にセットすることができるので、組立性が向上する。
第1の光学検出手段207aおよび第2の光学検出手段207bは、非接触式の位相検出手段であり、補助地板205に取り付けられている。本実施形態では、第1および第2の光学検出手段207a,207bとしてフォトインタラプタを使用している。羽根駆動部材202には被検出部202cが形成されており、第1の光学検出手段207aと被検出部202cによって、羽根位相検出手段を構成する。羽根位相検出手段は、第1の光学検出手段207aを遮光することで、羽根駆動部材202の回転位置を検出する。そうすることで、羽根群230の開口部201pでの位置を検出可能となる。本実施形態では、羽根駆動部材202のチャージ完了時に遮光するように構成されている。すなわち、羽根位相検出手段は、遮光時(チャージ完了時)はH、非遮光時(走行完了時)はLを検出する。
カムギア203には、カム面が形成された面とは反対側の面に被検出部203eが形成されている。第2の光学検出手段207bと被検出部203eによって、カム位相検出手段を構成する。カム位相検出手段は、カムトップおよびカムボトムの位相に合わせて第2の光学検出手段207bを遮光することで、カムギア203の回転位置を検出する。カム位相検出手段は、遮光時はH、非遮光時はLを検出する。
カム位相検出手段の構成について図10〜図12を用いて説明する。図10は、フレキシブル基板270が取り付けられた状態の補助地板205の斜視図である。図10(a)は正面図、図10(b)は背面図である。図11は、フレキシブル基板270が取り付けられた状態のフォーカルプレーンシャッタ2の背面図である。図12は、図11のA−A線断面図である。軸201cは、図12に示されるように、カムギア203の回転中心軸であり、補助地板205に係合している。補助地板205には、フレキシブル基板270が取り付けられている。フレキシブル基板270には、第2の光学検出手段207bが設けられている。そのため、被検出部203eの位置によって、第2の光学検出手段207bを設置する位置が変わると同時に、フレキシブル基板270の配線も変わる。被検出部203eは、図12に示されるように、軸201cの突出方向と平行な方向に沿って設けられているため、第2の光学検知手段207bは軸201cの近傍に配置可能となる。このとき、図10に示されるように、フレキシブル基板270の配線を簡略化にすることができるため、小型化することができる。
接触式の位相検出手段を用いてカムギア203の回転位置を検出する場合、位相検出手段をカム面に設ける必要がある。その場合、フレキシブル基板270の配線が複雑になってしまい、大型化してしまう。また、非接触式の位相検出手段を用いて検出する場合、接触式の位相検出手段とは異なりゴミや油などによる検出不良やチャタリング等によるフレキのパターン削れといった経年劣化が発生することがないため、信頼性が向上する。
カムギア203にカムトップおよびカムボトムそれぞれを検出するように2つの遮光部を設けても回転位置を検出できる。その場合、2つの遮光部を第2の光学検知手段207bに接触しないように配置する必要があり、カムギア203が大きくなってしまう。さらに、カムギア203は1回転するため、フォーカルプレーンシャッタ2は遮光部を配置するために大きくなった半径の2倍の大きさだけ大型化してしまう。本実施形態では、遮光部として被検出部203eをカムギア203に1つだけ形成している。被検出部203eはカム面およびギアより回転中心側に配置されているため、フォーカルプレーンシャッタ2を小型化することができる。
羽根駆動部材202は往復運動をするため、フォーカルプレーンシャッタ2は被検出部202cの走行軌跡分だけ大きくなる。また、被検出部202cは、回転運動をするカムギア203にもう1つの遮光部を設けるよりも設計の自由度がある。そのため、被検出部202cは、撮像装置100内のスペースに合わせて配置することができ、撮像装置100の小型化にも寄与する。
図13は、フォーカルプレーンシャッタ2の背面図の一部を拡大した図である。図14は、図13のA−A線断面であり、上方が羽根室外側、下方が羽根室内側である。図15は、緩衝部材242をシャッタ地板201に取り付ける直前の状態を示した羽根室内側から見た斜視図である。緩衝部材242は、長穴部201gの第1端に取り付けられ、ゴム等の材質にて形成されている。羽根駆動部材202が露光完了時において、駆動ピン202aが緩衝部材242に衝突することで、緩衝部材242は羽根駆動部材202の衝撃を吸収する。そのため、緩衝部材242は、羽根駆動部材202の耐久性を向上させるとともに、駆動完了時のバウンドを抑制することができる。長穴部201gには、円弧状の縁に沿って、羽根室外側には第1の凸部201h、一対の凹部(第2の凹部)201iが形成され、羽根室内側には一対の凹部(第1の凹部)201jが形成されている。また、緩衝部材242には、羽根室外側に凹部(第3の凹部)242hが形成され、羽根室内側に一対の凸部(第3の凸部)242iおよび一対の凸部(第2の凸部)242jが形成されている。
緩衝部材242を長穴部201gに取り付ける場合、まず、緩衝部材242の凹部242hをシャッタ地板201の凸部201hの下側に挿入する。このとき、緩衝部材242の一対の凸部242jがシャッタ地板201に形成された一対のテーパ面201k上に位置する。次に、緩衝部材242の一対の凸部242jがシャッタ地板201の一対の凹部201jに嵌まるように緩衝部材242を変形させて挿入する。取り付け後、緩衝部材242には原形に戻ろうとする力が働くため、緩衝部材の凹部242h、一対の凸部242i、一対の凸部242jはそれぞれシャッタ地板201の凸部201h、凹部201i、凹部201jと当接する。このとき、図14に示されるように、緩衝部材242は、シャッタ地板201の板厚内に配置されていてシャッタ地板201の羽根室外側には突き出ていない。そのため、シャッタ地板201に取り付けられている他の構成部材が干渉することもなく、設計上の制約を受けない。以上の構成により、上下方向の振動が加えられたとしても、緩衝部材242はシャッタ地板201の板厚内に配置される。
また、本実施形態では、緩衝部材242は、以下の条件を満足している。Lは、駆動ピン202aと緩衝部材242との当接部分であってシャッタ地板201に最も近い部分242mと第3の凸部201hの先端201mとの距離であり、Rは取り付け方向における駆動ピン202aの長さである。
L>R
上記条件を満たすことにより、緩衝部材242の強度をより強くすることができるため、羽根駆動部材202の耐久性を向上させることができる。
図16は、補助地板205への取り付け方向から電磁石250を見た図である。ヨーク251は、第1の脚部と第2の脚部を備えた略U字形状である。第1の脚部には、コイル253が巻回されたボビン252が設けられている。ボビン252には、コイル253の両端のそれぞれに接続された端子ピン254a,254bが形成されている。羽根駆動部材202には、図3(a)に示されるように、アマチャ支持部202bが設けられている。アマチャ支持部202bに形成された貫通孔部(不図示)には、アマチャ212の吸着面に対して略直交方向に延び、アマチャ212に対して一体的に取り付けられたアマチャ軸が係合している。アマチャ軸の外周には圧縮バネ(不図示)が配置されており、圧縮バネはアマチャ212およびアマチャ支持部202bを互いに引き離す方向へ付勢する。端子ピン254a,254bの間に電圧が加えられると、コイル253は磁束を発生する。このとき、第1の脚部の吸着面251aおよび第2の脚部の吸着面251bは、アマチャ212との吸着面として機能する。
本実施形態におけるヨーク251とアマチャ212で形成される磁気回路においては、アマチャ212の断面積が最も小さくなる。そのため、磁気回路に発生する磁束は、アマチャ212の断面における磁束密度が飽和する量によって決定される。本実施形態では、アマチャ212を羽根駆動部材202の慣性モーメントを小さくしつつ、剛性、強度等が弱くなり過ぎない程度の大きさに設計している。
通常、磁気回路中においては、空気中への漏洩磁束が存在する。吸着面251aはアマチャ212よりも磁束の発生源であるコイル253に近いため、吸着面251aに発生する磁束量ΦY1はアマチャ212の断面に発生する磁束量Φよりも多くなる。一方、吸着面251bはアマチャ212よりもコイル253から離れているため、吸着面251bに発生する磁束量ΦY2はアマチャ212の断面に発生する磁束量Φよりも少なくなる。
ヨーク251のそれぞれの吸着面に作用する磁気的な吸着力は、次式を用いて表すことができる。Fは吸着面に作用する吸着力、μは透磁率、Bは吸着面の磁束密度、Sは吸着面の面積、Φは磁束量である。
上述したように、吸着面251aと吸着面251bに発生する磁束量は、ΦY1>ΦY2である。そこで、本実施形態では、それぞれの面で発生する吸着力を等しくなるように、吸着面251bの面積を吸着面251aの面積よりも小さくしている。そのため、コイルへの通電を停止してから露光を開始する際、アマチャ212を吸着面251a,251bから同時に離反させることができる。そのため、羽根駆動部材202が駆動するまでの時間が一定となり、露光時間のバラつきを抑制することができる。なお、アマチャ212およびヨーク251のうち少なくとも一方は、パーマロイ合金で構成されている。
次に、本実施形態の撮像動作について、図17,18を用いて説明する。図17は、羽根群230の動作図であり、図面の見易さのために補助地板205とカバー板206は省略している。図17(a)は、羽根駆動部材202のオーバーチャージ状態、すなわち、撮像装置100が停止している状態およびライブビュー状態を示している。図17(b)は羽根群230の走行前待機状態、図17(c)は羽根群230の走行完了状態を示している。図17(d)は、図17(a)から図17(c)の状態に至る露光過程において、開口形成端231aが開口部201pの略半分を遮光した状態を示している。図18は、フォーカルプレーンシャッタ2および撮像素子3の各構成部品の動作タイミングを表した図である。図18の(1)〜(11)は、各動作状態に対応している。
図18(1)では、フォーカルプレーンシャッタ2は、図17(a)に示されるオーバーチャージ状態である。羽根群230は重畳しているため、被写体光束は開口部201pを通過する。撮像装置100では、ライブビュー撮像動作が行われ、撮像素子3に入射した被写体像が画像表示部(不図示)に表示される。このとき、羽根位相検出手段とカム位相検出手段はそれぞれ、Hとなっているか確認を行う。すなわち、羽根駆動部材202がチャージ完了状態であることとカムギア203がカムトップであることの確認を行う。もし、羽根位相検出手段とカム位相検出手段の少なくともいずれか一方がLである場合、どちらもHとなるようにモータ220を通電する。本実施形態では、一つのカム位相検出手段がカムギア203の回転位置を検出するため、カムトップとカムボトムのどちらもHとなる。その状態で羽根検出手段が羽根駆動部材202の回転位置を検出し、羽根駆動部材202がチャージ完了状態であることを確認する。
レリーズ動作の開始(図18(2))により、コイル253に通電し、ヨーク251に磁力を発生させる。そうすることで、ヨーク251とアマチャ212が吸着状態になる。ヨーク251とアマチャ212が吸着状態となった後、モータ220を通電し、カムギア203を反時計方向へ回転させる。チャージコロ204bはカムギア203のカムトップ部203aからカム傾斜部203bに移動し、カム位相検出手段はLを検出する。チャージコロ204bがカム傾斜部203bを摺動すると、チャージレバー260は徐々に退避してオーバーチャージ状態が解除される。カム位相検出手段はHを検出して、モータ220は停止する。フォーカルプレーンシャッタ2は、図17(b)に示される羽根群230の走行前待機状態となる(図18(3))。
撮像素子3の全画素をリセット状態にした後(図18(4))、電子先幕走査を開始する(図18(5))。電子先幕走査は、羽根群230の走行特性に合わせた走査パターンとなっている。設定されたシャッタ秒時に対応する時間が経過した後、コイル253の通電を切る(図18(6))。このとき、ヨーク251とアマチャ212との間に働いていた吸着力は消滅する。羽根駆動部材202は、羽根駆動バネ241に付勢され、時計方向へ回動し始める。その際、ヨーク251とアマチャ212の2つの吸着面に働いていた吸着力は等しいため、2つの吸着面は略同時に離反する。したがって、コイル253への通電が切られたときの羽根駆動部材202の駆動タイミングのばらつきが抑制される。
図17(a)の状態から図17(c)の状態に至る露光過程において、メインアーム235の駆動力被伝達部235cを介して、1番羽根231に駆動力が伝達される。駆動力被伝達部235cは1番羽根231の重心より露光方向において先行する位置に設けられているため、1番羽根231はメインアーム235により牽引されて走行する。羽根駆動部材202は駆動力被伝達部235cを介して一番羽根231を走行させるため、開口形成端231aは光軸方向にブレることなく安定して移動する。1番羽根231はサブアーム236を牽引して走行するので、サブアーム236はメインアーム235に牽引されながら動作する。2番羽根232、3番羽根233、4番羽根234も順次1番羽根231と同様に走行する。走行量は、1番羽根231、2番羽根232、3番羽根233、4番羽根234の順に少なくなる。
本実施形態では、メインアーム235に形成された穴235aは、メインアーム235の回転中心である軸201aと1番羽根231の軸支されている部分とを結んだ略直線上に形成されている。そのため、図17(d)に示される矢印のように、軸201aと1番羽根231が軸支されている部分とを結んだ直線の法線方向、すなわち羽根群230の走行方向と、駆動ピン202aの回動軌跡の中央における接戦方向が略同一となる。そのため、羽根駆動部材202の駆動力は、開口部201pを半分遮光した状態において、最も効率よく1番羽根231に伝達することができる。上記構成により、羽根群230の走行を開始する状態と走行を完了する状態の羽根駆動部材202の駆動力伝達効率は略同一となり、走行特性が安定する。また、メインアーム235と連節する羽根群230を牽引しているので、メインアーム235の光軸方向へのあおりを低減し、羽根駆動部材202の駆動力が効率よく伝達される。
なお、本実施形態では、羽根駆動部材202とメインアーム235を別部材としている。しかしながら、締結、熱溶着、インサート成形およびアウトサート成形等の一体成形等により部材一体化を行ってもよい。
羽根駆動部材202の走行が進むと、駆動ピン202aが当接部(第1の当接部)242aに当接する。その後、駆動ピン202aが緩衝部材242を圧縮させながらさらに走行すると、図14に示されるように、メインアーム235は、当接部(第2の当接部)242bに衝突し、衝撃部材242によって衝撃を吸収されて停止する。このようにして、羽根駆動部材202とメインアーム235はそれぞれ、当接部242a,242bによって効果的に衝撃を吸収される。そして、羽根群230の露光が完了し、シャッタ地板201の開口部201pは図17(c)に示されるように被写体光束を遮断された状態となる(図18(7))。
フォーカルプレーンシャッタ2の羽根群230の走行が終了し、撮像素子3が完全に遮光されると、静止画読出し走査が開始される。このとき、羽根位相検出手段とカム位相検出手段がそれぞれLとなっているか、チェックを行う。すなわち、羽根駆動部材202が走行完了状態であることとカムギア203がカムボトムであることの確認を行う。もし、羽根位相検出手段ともカム位相検出手段の少なくともいずれか一方がHである場合、羽根群230や羽根駆動部材202などの異常状態が疑われるため、撮像動作を中止し、表示部7にエラー表示を行う。電荷の読み出しが完了していない箇所は、被写体光束が遮断された状態にしておく必要がある。
撮像素子3の電荷の読み出し開始から所定時間が経過した後(図18(8))、モータ220に通電し、カムギア203を反時計方向へ回転させる。羽根駆動部材202は羽根駆動バネ241の付勢力に抗して時計方向へ回転し、カムギア203はチャージ動作を行う。羽根群230は徐々に重畳され、撮像素子3の画素1行目側から順次、開口部201pが開口状態となる。すなわち、撮像素子3の電荷の読み出しと並行して、羽根群230の開口動作が行われる。この際、開口部201pの開いた部分から漏れ込んだ光が静止画読み出し走査がまだ到達していない行の画素に入射しないように、すなわち、羽根群230が電荷の読み出し行を追い越さないように、チャージ開始の時間を調節する。
撮像素子3の電荷の読み出しが完了した(図18(9))後、羽根群230は重畳を完了する。そして、カム位相検出手段がHを検出して、モータ220が停止する(図18(10))。このとき、図17(a)に示されるように、羽根駆動部材202はオーバーチャージ状態となる。チャージ動作が終了すると、指定時間後に動画撮影あるいは電子ビューファインダー機能のためのライブビュー撮像動作を開始する。
本実施例について、図19および図20を参照して説明する。図19は、ラチェット340の斜視図であり、図20はシャッタ地板201の軸201aの断面図である。なお、実施例1と同様の部材には、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
ラチェット340は、軸201aの突出方向において、ラチェット歯304aよりも補助地板350側に形成された嵌合部340bを備える。嵌合部340bは、ラチェット340の径方向において、ラチェット歯340aよりも内側に円筒状に形成され、補助地板305の円形に形成された凹部305aの全周に嵌合する。ラチェット340は、中心軸が軸201aと同軸となるように配置されている。図20に示されるように、ラチェット340の内周部340cと軸201aとの間には、隙間が形成されている。これにより、ラチェット歯340aがラチェット爪(不図示)と係合して回転止めとして受けた力の反力は嵌合部340bと凹部305aの当接箇所で受けるため、軸201aには影響しない。一方、ラチェット爪のラチェット340への付勢力は、嵌合部340bと凹部305aの当接箇所で受けるため、ラチェット340は補助地板305に把持された状態で組み立てることができる。したがって、本実施例でも実施例1と同様の効果を得ることができる。さらに、嵌合部340bが凹部305aと全周で嵌合されているため、ラチェット340のガタつきや煽りが少なく、羽根群230の走行速度の調整を安定的に行うことができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
2 フォーカルプレーンシャッタ(シャッタ装置)
201 シャッタ地板
201a 軸
201p 開口
202 羽根駆動部材(駆動部材)
205 補助地板
230 シャッタ羽根
240 ラチェット(ラチェット部材)
241 羽根駆動バネ

Claims (9)

  1. 開口および軸が形成されるシャッタ地板と、
    前記開口を開閉するシャッタ羽根と、
    前記軸に軸支され、前記シャッタ羽根を駆動する駆動部材と、
    前記軸との間に隙間が形成された状態で配置されるラチェット部材と、
    第1端が前記駆動部材に係止され、第2端が前記ラチェット部材に係止され、前記駆動部材を付勢する駆動バネと、
    前記軸の先端に係合するとともに、前記ラチェット部材を保持する補助地板と、を有することを特徴とするシャッタ装置。
  2. 前記ラチェット部材は、外周に形成されたラチェット歯と、第1の係合部と、を備え、
    前記補助地板は、前記ラチェット歯に係合することで力を受けるラチェット爪と、前記力の反力を受けるように前記第1の係合部に係合する第2の係合部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のシャッタ装置。
  3. 前記補助地板は、前記第1の係合部に係合し、前記ラチェット爪が前記ラチェット歯を付勢する力を受ける第3の係合部を備えることを特徴とする請求項2に記載のシャッタ装置。
  4. 前記第1の係合部は、前記軸の突出方向において、前記ラチェット歯よりも前記補助地板側に形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載のシャッタ装置。
  5. 前記第1の係合部は、前記ラチェット部材の径方向において、前記ラチェット歯よりも外側に延出するように形成されていることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載のシャッタ装置。
  6. 前記第1の係合部は、前記ラチェット部材の径方向において、前記ラチェット歯よりも内側に形成されていることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載のシャッタ装置。
  7. 前記第1の係合部は、円筒状に形成され、
    前記第2の係合部は、前記第1の係合部の全周に係合するように形成されていることを特徴とする請求項6に記載のシャッタ装置。
  8. 前記ラチェット部材は、前記補助地板に保持される側とは反対側の面に第1の円筒部と、第2の円筒部を備え、
    前記駆動バネは、前記第1の円筒部と前記第2の円筒部との間に設けられていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のシャッタ装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載のシャッタ装置を有することを特徴とする撮像装置。
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