JP2019112808A - 引戸電気錠 - Google Patents
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Abstract
Description
また、操作性をよくするために、引手内ではなく、ラッチの解除のための操作ハンドルを引戸から突出するように設けられる大型のものとすると、網戸の設置等の際の邪魔になるという問題がある。
(1)本発明の引戸電気錠は、引戸を施錠するための引戸電気錠であって、前記引戸電気錠は、引戸枠の縦枠部に設けられ、引戸側に突出するストライクと、前記引戸に設けられ、前記ストライクに係合する電気錠と、を備え、前記電気錠は、前記ストライク側となる前方側に付勢され、前記ストライクの押圧に応じて前後動するスライダーと、前記スライダーの後退に連動して前記ストライクに係合する係合姿勢となるカマレバーと、前記カマレバーに嵌合し、前記カマレバーの前記係合姿勢の保持を可能とする姿勢保持部材と、前記カマレバーとの嵌合を解除する方向に前記姿勢保持部材を操作可能な操作部材と、前記姿勢保持部材を前記カマレバーとの嵌合を解除する方向に操作可能に前記操作部材を駆動可能なアクチュエータと、を備え、前記カマレバーは、前記姿勢保持部材が嵌合する嵌合段部を備え、前記姿勢保持部材は、前記カマレバーの前記嵌合段部に嵌合する嵌合部と、前記カマレバーの前記嵌合段部への前記嵌合部の嵌合を解除する方向に、前記操作部材によって押圧される当接部と、を備え、前記操作部材は、前記姿勢保持部材の前記当接部を押圧可能な操作部を備えている。
前記操作部材の前記操作部が、前記姿勢保持部材の前記カマレバーとの嵌合が解除される前に、前記姿勢保持部材の前記規制部に当接可能な施錠位置に位置することで施錠される。
なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号又は符号を付している。
図1は本発明に係る第1実施形態の引戸電気錠1を説明する断面図であり、図2は本発明に係る第1実施形態の引戸電気錠1の電気錠1Bの平面図であり、図2(A)は電気錠1Bの正面図であり、図2(B)は電気錠1Bの側面図である。
さらに、図5は本発明に係る第1実施形態の引戸電気錠1が施錠されているときの状態を示す断面図である。
また、その他の図においても、図1、図3、図4及び図5と同様の断面図になっている図は、図2(A)のA−A線に対応する位置で切断したときの断面になっており、各断面図においては、ユーザが手動で施錠及び解錠を行うためのキーシリンダ及びサムターンの図示を省略している。
なお、ストライクA2は、ストライク板A1に一体成形したものであってもよい。
また、電気錠1Bは、後ほど説明するように、姿勢保持部材30のカマレバー20への嵌合を解除するときの解除スイッチ(図示せず)を備えている。
スライダー10は、左右(紙面手前側及び奥側)に位置する一対の側壁部12(図1では紙面手前側の側壁部12は見えていない。)と、スライダー10側となる前方側の側壁部12の端部間を繋ぐ前面壁部11と、後方側の側壁部12の端部間を繋ぐ後面壁部13と、を備えている。
カマレバー20は、図1に示すように、基部22と、基部22に一体成形された先端部21と、を備えたほぼL字形状の薄板の部材である。
基部22は、図1に示すように、一端側(図1では上側)がスライダー10の空間部SP内でスライダー10の一対の側壁部12の間に設けられる第1軸ピン15で回動可能に軸支されている。
また、係合姿勢となったときには基部22が位置規制ピンCS13と当接し、カマレバー20のこれ以上の回動が阻止される。
なお、図4に示す状態では、引戸枠2の縦枠部2aのフロントプレート2bと引戸3のフロントプレート3aが当接しており、それ以上後方側にスライダー10が後退しないようになっている。
つまり、スライダー10が後退する限界位置では、受入凹部22dと位置規制ピンCS13は当接せず、また、長孔22aと第1規制ピンCS12も当接せず、これらの部品には引戸3を開閉する力がかからないようにされている。
姿勢保持部材30は、カマレバー20に嵌合し、カマレバー20のストライクA2に係合する係合姿勢の保持を可能とするための部材であり、図1に示すように、姿勢保持部材30はスライダー10の上側に位置し、カマレバー20の嵌合段部22cに嵌合する嵌合部31を備えている。
操作部材40は、姿勢保持部材30をカマレバー20との嵌合を解除する方向に回動させるように操作可能な部材であり、姿勢保持部材30の当接部32を押圧可能な操作部41を備えている。
アクチュエータ50は、操作部材40を回動させる駆動部であり、モータと、そのモータの回転力を操作部材40に伝達するためのギア51(図1参照)を含む複数のギアと、を備えている。
ただし、位置検出部61は、上記構成に限らず、別の構成であってもよい。
なお、図6では、操作部材本体43に設けられている操作部41及びギア42に取り付けられるマグネット61aの図示を省略している。
このようにアクチュエータ50が戻し駆動することにより、アクチュエータ50のギア51の抵抗を受けないため、操作部材40を回動させることが可能である。
なお、このアクチュエータ50による戻し駆動は、先に述べた戻し量検出レバー61cによるギア42の戻し量の検出に基づく制御部の制御によって行われる。
なお、このアクチュエータ50による戻し駆動も、先に述べた戻し量検出レバー61cによるギア42の戻し量の検出に基づく制御部の制御によって行われる。
なお、操作部材40の操作部41が図3及び図4に示す基本位置(解錠位置)に位置させる操作部材40の回動は、ユーザがキーをキーシリンダに差し込んで手動操作で行うことも可能であり、また、ユーザが手動でサムターンを操作することで行うことも可能である。
なお、施錠せずに引戸3を閉めただけの状態のときも図4に示す状態になっている。
具体的には、引戸3に窪み状に設けられた引手内であって、引戸3を開ける方向に操作するときに、指を掛ける側に解除スイッチとして機能する静電容量式のセンサが設置されている。
なお、解除スイッチは静電容量式のセンサに限らず、機械式スイッチ等であってもよい。
このため、解除スイッチがONになったら直ぐに、嵌合が解除され、引戸3を開ける操作がスムーズに行える。
なお、サムターン側も同様に、サムターンを省略する代わりに、カード型のキーを認識させるための認識部と、施錠及び解錠を行うためのスイッチと、を引戸3又は引戸3の近くに設けるようにしてもよい。
その場合は、施錠状態でスイッチをONすると姿勢保持部材30のカマレバー20への嵌合を解除する状態となるよう制御してもよい。
次に、本発明に係る第2実施形態の電気錠1Bを示す図8を参照しながら、第2実施形態の電気錠1Bについて説明する。
なお、図8は図2(B)に対応する図になっている。
なお、第2実施形態の場合でもキーは、先に述べたように、カード型のキーであってもよく、スマートフォン等の携帯端末がキーとして機能する形態としてもよい。
A2 ストライク
1B 電気錠
10 スライダー
20 カマレバー
22c 嵌合段部
30 姿勢保持部材
31 嵌合部
32 当接部
40 操作部材
41 操作部
50 アクチュエータ
Claims (4)
- 引戸を施錠するための引戸電気錠であって、
前記引戸電気錠は、
引戸枠の縦枠部に設けられ、引戸側に突出するストライクと、
前記引戸に設けられ、前記ストライクに係合する電気錠と、を備え、
前記電気錠は、
前記ストライク側となる前方側に付勢され、前記ストライクの押圧に応じて前後動するスライダーと、
前記スライダーの後退に連動して前記ストライクに係合する係合姿勢となるカマレバーと、
前記カマレバーに嵌合し、前記カマレバーの前記係合姿勢の保持を可能とする姿勢保持部材と、
前記カマレバーとの嵌合を解除する方向に前記姿勢保持部材を操作可能な操作部材と、
前記姿勢保持部材を前記カマレバーとの嵌合を解除する方向に操作可能に前記操作部材を駆動可能なアクチュエータと、を備え、
前記カマレバーは、前記姿勢保持部材が嵌合する嵌合段部を備え、
前記姿勢保持部材は、
前記カマレバーの前記嵌合段部に嵌合する嵌合部と、
前記カマレバーの前記嵌合段部への前記嵌合部の嵌合を解除する方向に、前記操作部材によって押圧される当接部と、を備え、
前記操作部材は、前記姿勢保持部材の前記当接部を押圧可能な操作部を備えていることを特徴とする引戸電気錠。 - 前記姿勢保持部材は、前記操作部材の前記操作部によって、前記カマレバーとの嵌合を解除する方向への動きが規制される規制部を備え、
前記操作部材の前記操作部が、前記姿勢保持部材の前記カマレバーとの嵌合が解除される前に、前記姿勢保持部材の前記規制部に当接可能な施錠位置に位置することで施錠されることを特徴とする請求項1に記載の引戸電気錠。 - 前記アクチュエータは、前記操作部材が前記施錠位置に位置するように、前記操作部材を駆動可能であることを特徴とする請求項2に記載の引戸電気錠。
- 前記操作部材を駆動可能なキーシリンダを備え、
キー操作によっても前記施錠位置に位置するように前記操作部材を駆動させることが可能であるとともに、解錠位置に位置するように前記操作部材を駆動させることが可能であることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の引戸電気錠。
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JP2002030848A (ja) * | 2000-07-18 | 2002-01-31 | Miwa Lock Co Ltd | 引戸錠の安全機構 |
JP2002089106A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-03-27 | Miwa Lock Co Ltd | 引戸錠の施錠機構 |
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