JP2019112808A - 引戸電気錠 - Google Patents

引戸電気錠 Download PDF

Info

Publication number
JP2019112808A
JP2019112808A JP2017246359A JP2017246359A JP2019112808A JP 2019112808 A JP2019112808 A JP 2019112808A JP 2017246359 A JP2017246359 A JP 2017246359A JP 2017246359 A JP2017246359 A JP 2017246359A JP 2019112808 A JP2019112808 A JP 2019112808A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
sliding door
holding member
electric lock
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017246359A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7059475B2 (ja
Inventor
山本 哲也
Tetsuya Yamamoto
哲也 山本
近藤 勉
Tsutomu Kondo
勉 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MinebeaShowa Co Ltd
Original Assignee
U Shin Showa Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by U Shin Showa Ltd filed Critical U Shin Showa Ltd
Priority to JP2017246359A priority Critical patent/JP7059475B2/ja
Publication of JP2019112808A publication Critical patent/JP2019112808A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7059475B2 publication Critical patent/JP7059475B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

【課題】操作性及び網戸等の設置性をよくする。【解決手段】本発明の引戸電気錠は、ストライクと、ストライクに係合する電気錠と、を備え、電気錠は、ストライクの押圧に応じて前後動するスライダーと、スライダーの後退に連動してストライクに係合する係合姿勢となるカマレバーと、カマレバーに嵌合し、カマレバーの係合姿勢の保持を可能とする姿勢保持部材と、カマレバーとの嵌合を解除する方向に姿勢保持部材を操作可能な操作部材と、姿勢保持部材をカマレバーとの嵌合を解除する方向に操作可能に操作部材を駆動可能なアクチュエータと、を備え、カマレバーは、姿勢保持部材が嵌合する嵌合段部を備え、姿勢保持部材は、カマレバーの嵌合段部に嵌合する嵌合部と、カマレバーの嵌合段部への嵌合部の嵌合を解除する方向に、操作部材によって押圧される当接部と、を備え、操作部材は、姿勢保持部材の当接部を押圧可能な操作部を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は引戸電気錠に関するものである。
住宅の玄関等に設けられた引戸には、引戸を閉める際のはね返り防止のため、ラッチ機能がついた錠が増えている(特許文献1参照)。
特開2002−213129号公報
ところで、引戸錠のラッチ機構によるラッチの解除のための操作ハンドルを引戸に窪み状に設けられた引手内に設けるようにすると、操作が行い難いという問題がある。
また、操作性をよくするために、引手内ではなく、ラッチの解除のための操作ハンドルを引戸から突出するように設けられる大型のものとすると、網戸の設置等の際の邪魔になるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、操作性及び網戸等の設置性をよくすることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために以下の構成によって把握される。
(1)本発明の引戸電気錠は、引戸を施錠するための引戸電気錠であって、前記引戸電気錠は、引戸枠の縦枠部に設けられ、引戸側に突出するストライクと、前記引戸に設けられ、前記ストライクに係合する電気錠と、を備え、前記電気錠は、前記ストライク側となる前方側に付勢され、前記ストライクの押圧に応じて前後動するスライダーと、前記スライダーの後退に連動して前記ストライクに係合する係合姿勢となるカマレバーと、前記カマレバーに嵌合し、前記カマレバーの前記係合姿勢の保持を可能とする姿勢保持部材と、前記カマレバーとの嵌合を解除する方向に前記姿勢保持部材を操作可能な操作部材と、前記姿勢保持部材を前記カマレバーとの嵌合を解除する方向に操作可能に前記操作部材を駆動可能なアクチュエータと、を備え、前記カマレバーは、前記姿勢保持部材が嵌合する嵌合段部を備え、前記姿勢保持部材は、前記カマレバーの前記嵌合段部に嵌合する嵌合部と、前記カマレバーの前記嵌合段部への前記嵌合部の嵌合を解除する方向に、前記操作部材によって押圧される当接部と、を備え、前記操作部材は、前記姿勢保持部材の前記当接部を押圧可能な操作部を備えている。
(2)上記(1)の構成において、前記姿勢保持部材は、前記操作部材の前記操作部によって、前記カマレバーとの嵌合を解除する方向への動きが規制される規制部を備え、
前記操作部材の前記操作部が、前記姿勢保持部材の前記カマレバーとの嵌合が解除される前に、前記姿勢保持部材の前記規制部に当接可能な施錠位置に位置することで施錠される。
(3)上記(2)の構成において、前記アクチュエータは、前記操作部材が前記施錠位置に位置するように、前記操作部材を駆動可能である。
(4)上記(2)又は(3)の構成において、前記操作部材を駆動可能なキーシリンダを備え、キー操作によっても前記施錠位置に位置するように前記操作部材を駆動させることが可能であるとともに、解錠位置に位置するように前記操作部材を駆動させることが可能である。
本発明によれば、操作性及び網戸等の設置性をよくすることができる。
本発明に係る第1実施形態の引戸電気錠を説明する断面図である。 本発明に係る第1実施形態の引戸電気錠の電気錠の平面図であり、(A)は電気錠の正面図であり、(B)は電気錠の側面図である。 本発明に係る第1実施形態のカマレバーがストライクに係合する係合姿勢になった状態を示す断面図である。 図3よりも、更にスライダーが後退した状態を示す断面図である。 本発明に係る第1実施形態の引戸電気錠が施錠されているときの状態を示す断面図である。 本発明に係る第1実施形態の操作部材の基本的な構造を説明するための図であり、(A)は操作部材を示す図であり、(B)は操作部材本体を示す図である。 本発明に係る第1実施形態の解除スイッチがONになった時の動作を説明するための図である。 本発明に係る第2実施形態の電気錠を示す断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と称する)について詳細に説明する。
なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号又は符号を付している。
(第1実施形態)
図1は本発明に係る第1実施形態の引戸電気錠1を説明する断面図であり、図2は本発明に係る第1実施形態の引戸電気錠1の電気錠1Bの平面図であり、図2(A)は電気錠1Bの正面図であり、図2(B)は電気錠1Bの側面図である。
また、図3は本発明に係る第1実施形態のカマレバー20がストライクA2に係合する係合姿勢になった状態を示す断面図であり、図4は図3よりも、更にスライダー10が後退した状態を示す断面図である。
さらに、図5は本発明に係る第1実施形態の引戸電気錠1が施錠されているときの状態を示す断面図である。
なお、図1、図3、図4及び図5は、住宅等に引戸電気錠1が設置された状態のときに、図2(A)のA−A線に対応する位置で切断したときの断面になっている。
また、その他の図においても、図1、図3、図4及び図5と同様の断面図になっている図は、図2(A)のA−A線に対応する位置で切断したときの断面になっており、各断面図においては、ユーザが手動で施錠及び解錠を行うためのキーシリンダ及びサムターンの図示を省略している。
図1に示すように、第1実施形態の引戸電気錠1は、引戸3の設置される引戸枠2の縦枠部2aに設けられ、縦枠部2aから引戸3側にストライクA2の一部が突出するように設置されるストライク板A1と、引戸3に設けられ、ストライクA2に係合する電気錠1Bと、を備えている。
ストライクA2は、引戸3側となる先端側に位置し、後述する電気錠1Bのスライダー10の前面壁部11に当接可能な板部A21と、板部A21の左右両端(紙面手前方向及び奥方向の端)に設けられ、ストライク板A1側に、ほぼ90度に折り曲げられた一対の脚部A22と、を備えており、脚部A22がストライク板A1に固定されている。
なお、ストライクA2は、ストライク板A1に一体成形したものであってもよい。
そして、一対の脚部A22の間の空間は、図3に示すように、電気錠1Bのカマレバー20の先端部21が挿入される挿入空間になっており、板部A21は、カマレバー20の先端部21が係合する係合部としての役目を果たす。
一方、電気錠1Bは、図1に示すように、スライダー10と、カマレバー20と、姿勢保持部材30と、操作部材40と、アクチュエータ50と、を備えており、それらが筐体CS内に収容されている。
また、電気錠1Bは、後ほど説明するように、姿勢保持部材30のカマレバー20への嵌合を解除するときの解除スイッチ(図示せず)を備えている。
以下、図1から図6を参照しながら、電気錠1Bの各部(スライダー10、カマレバー20、姿勢保持部材30、操作部材40、アクチュエータ50及び解除スイッチ等)について説明するが、そこでの説明の際に併せて説明する各部の動作は簡単なものに留め、各部の説明を終えた後に、より詳細な各部の連携した動作について説明する。
(スライダー10)
スライダー10は、左右(紙面手前側及び奥側)に位置する一対の側壁部12(図1では紙面手前側の側壁部12は見えていない。)と、スライダー10側となる前方側の側壁部12の端部間を繋ぐ前面壁部11と、後方側の側壁部12の端部間を繋ぐ後面壁部13と、を備えている。
そして、スライダー10は、一対の側壁部12、前面壁部11及び後面壁部13で周囲が囲まれた上下方向に貫通する断面長方形状の空間部SPを有するものになっている。
なお、本実施形態では、後面壁部13は、筐体CSの後方壁CS2に一端が当接し、スライダー10を前方側となるストライクA2側に付勢するスライダーバネS10の他端を受けるバネ受部13aが形成されたものになっているが、後面壁部13にバネ受部13a形成することに限らず、後面壁部13にバネ受部13aを取り付けるようにしてもよい。
そして、筐体CSの左右の側壁CS1(図1及び図2(B)参照)には、それぞれ、図2(B)に示すように、スライダー10に対応する位置に前後方向に延在する一対の長孔CS11が形成されている。
一方、スライダー10は、それぞれの側壁部12の外面に設けられた一対のガイド突起12aを備えており、そのガイド突起12aが、摺動可能に筐体CSの左右の側壁CS1の長孔CS11に挿入されており、ガタつくことなく、ストライクA2の押圧に応じて、スライダー10が前後動できるようになっている。
(カマレバー20)
カマレバー20は、図1に示すように、基部22と、基部22に一体成形された先端部21と、を備えたほぼL字形状の薄板の部材である。
基部22は、図1に示すように、一端側(図1では上側)がスライダー10の空間部SP内でスライダー10の一対の側壁部12の間に設けられる第1軸ピン15で回動可能に軸支されている。
そして、先端部21は、ストライクA2の板部A21が、後述するようにスライダー10の前面壁部11に当接する前の図1に示す状態のときに、基部22の他端側(図1では下側)から基部22に対して前方側にほぼ90度折れ曲がる方向に延在するように設けられている。
また、基部22には、基部22の長手方向に沿った長孔22aが形成されており、筐体CSの左右の側壁CS1の間に設けられる第1規制ピンCS12が挿通できるようになっている。
なお、長孔22aは、図3に示すように、カマレバー20がストライクA2に係合する係合姿勢となったときに、スライダー10の下側に位置し、スライダー10の前後動の方向と平行になるように設けられている。
さらに、基部22には、図1に示す状態からカマレバー20が回動(本例では時計回りに回動)し、図3に示すように、カマレバー20がストライクA2に係合する係合姿勢となったときに、姿勢保持部材30側となる側端部22bに姿勢保持部材30が嵌合できる嵌合段部22cが形成されている。
また、係合姿勢となったときには基部22が位置規制ピンCS13と当接し、カマレバー20のこれ以上の回動が阻止される。
なお、嵌合段部22cは、複数の段部を有し、具体的には、嵌合段部22cは、図3に示す係合姿勢のときに、後方側に位置する大きなほぼ三角山形状の第1段部と、その第1段部に隣接して前方側に設けられる小さなほぼ三角山形状の第2段部と、第2段部に隣接して前方側に設けられる第2段部と同じ大きさのほぼ三角山形状の第3段部と、を備えている。
また、後述するが、基部22には、図3に示す係合姿勢の状態からスライダー10が、図4に示すように、更に、後方側に後退したときに、筐体CSの左右の側壁CS1の間に設けられた位置規制ピンCS13が当接しないための受入凹部22dが形成されている。
なお、図4に示す状態では、引戸枠2の縦枠部2aのフロントプレート2bと引戸3のフロントプレート3aが当接しており、それ以上後方側にスライダー10が後退しないようになっている。
つまり、スライダー10が後退する限界位置では、受入凹部22dと位置規制ピンCS13は当接せず、また、長孔22aと第1規制ピンCS12も当接せず、これらの部品には引戸3を開閉する力がかからないようにされている。
(姿勢保持部材30)
姿勢保持部材30は、カマレバー20に嵌合し、カマレバー20のストライクA2に係合する係合姿勢の保持を可能とするための部材であり、図1に示すように、姿勢保持部材30はスライダー10の上側に位置し、カマレバー20の嵌合段部22cに嵌合する嵌合部31を備えている。
なお、図1に示すように、スライダー10の一対の側壁部12(図1参照)の上端は、図3及び図4に示す嵌合部31がカマレバー20の嵌合段部22cに嵌合するときに案内する前方下側に緩やかに傾斜する第1傾斜部14aと、第1傾斜部14aの先端から急角度で、更に下側に傾斜する第2傾斜部14bを有する上側に開口する切欠部14(図4参照)を有している。
そして、カマレバー20が、図3及び図4に示す係合姿勢のときには、カマレバー20の嵌合段部22cが、スライダー10の一対の側壁部12の上端に形成された上側に開口する切欠部14(図4参照)内で、スライダー10よりも僅かに上側に位置するように設定されており、嵌合段部22cに嵌合した嵌合部31は、直接、スライダー10に接触しないようになっている。
このため、スライダー10の押圧力は、姿勢保持部材30に伝わる前に、第1軸ピン15で受けられるため、スライダー10の押圧力で姿勢保持部材30のカマレバー20との嵌合が解除されることが防止される。
そして、図1に示すように、姿勢保持部材30は、筐体CSの左右の側壁CS1の間に設けられた第2軸ピンCS14に回動可能に軸支されている。
また、姿勢保持部材30は、筐体CSの前方壁CS3に一方のアームが当接し、コイル部に第2軸ピンCS14が挿通されることで支持されるトーションバネS30の他方のアームによって、嵌合部31がカマレバー20の嵌合段部22cに嵌合する側に回動する方向に付勢されている。
そして、姿勢保持部材30は、操作部材40の操作部41を間に位置させるように形成された第1アーム(当接部32ともいう。)と、第2アーム(規制部33ともいう。)と、を備えており、当接部32は、カマレバー20の嵌合段部22cへの嵌合部31の嵌合を解除するときに、解除する方向に操作部材40の操作部41で押圧される部分である。
一方、後ほど詳細に説明するが、規制部33は、図5に示す施錠状態のときに、操作部材40の操作部41によって、カマレバー20との嵌合を解除する方向への動きが規制される部分である。
(操作部材40)
操作部材40は、姿勢保持部材30をカマレバー20との嵌合を解除する方向に回動させるように操作可能な部材であり、姿勢保持部材30の当接部32を押圧可能な操作部41を備えている。
そして、操作部材40は、回動可能に電気錠1Bの筐体CS内に設けられており、後述するアクチュエータ50によって、図4に示す状態から時計回り方向に回動させられると、操作部41が姿勢保持部材30の当接部32を押圧し、姿勢保持部材30のカマレバー20への嵌合が解除されることになる。
一方、操作部41は、図5に示す施錠状態のときに、姿勢保持部材30がカマレバー20との嵌合を解除する方向に動こうとすると、姿勢保持部材30の規制部33の先端33aを受け入れて係止する凹部41aを有し、カマレバー20との嵌合を解除する方向への姿勢保持部材30の回動を規制する機能も果たす。
なお、後ほど説明するが、本実施形態の電気錠1Bは、キーシリンダのキー挿入口K(図2参照)が住宅の外側に位置するように設けられ、ユーザの所持するキーによる操作で操作部材40を回動させるキーシリンダを備えており、ユーザによるキー操作によっても、操作部材40を回動させることが可能である。
また、後ほど説明するが、本実施形態の電気錠1Bは、住宅の内側に位置するように設けられ、ユーザが手動で操作部材40を回動させるための、いわゆるサムターンを備えており、ユーザによるサムターンの操作によっても、操作部材40を回動させることが可能である。
(アクチュエータ50)
アクチュエータ50は、操作部材40を回動させる駆動部であり、モータと、そのモータの回転力を操作部材40に伝達するためのギア51(図1参照)を含む複数のギアと、を備えている。
そして、図1に示すように、操作部材40は、アクチュエータ50のギア51に接続されるギア42を備えており、アクチュエータ50によって回動できるようになっている。
なお、図1に示すように、本実施形態の電気錠1Bは、操作部材40の回動状態を検出する位置検出部61(図5及び図7参照)、アクチュエータ50のモータを制御し、操作部材40の回動状態を制御するプリント回路基板62(以下、制御部ともいう。)、プリント回路基板62に電気的に接続される電気配線63、及び、ユーザの所持するキーとの間で通信を行う通信部(無線通信部)等も備えている。
本実施形態では、位置検出部61は、図5及び図7に示すように、後述する操作部材40のギア42に設けられるマグネット61aと、そのマグネット61aを検出する一対のホール素子62b(磁気検出センサ)と、後述する操作部材40の操作部材本体43に対して回転摺動可能に装着されたギア42を所定量戻し駆動させるための戻し量検出レバー61cと、を備えている。
そして、ホール素子62bのうちの1つは、図5に示すように、後述する施錠位置に操作部材40の操作部41が位置するように、後述する操作部材40の操作部材本体43が回動したときにマグネット61aを検出するようにプリント回路基板62に搭載されている。
また、ホール素子62bのうちのもう一つは、図7に示すように、操作部材40の操作部41が姿勢保持部材30の当接部32を押圧し、姿勢保持部材30のカマレバー20への嵌合が解除される位置に位置するように、後述する操作部材40の操作部材本体43が回動したときにマグネット61aを検出するようにプリント回路基板62に搭載されている。
一方、後ほど説明するが、アクチュエータ50によって、後述する操作部材40の操作部材本体43を回動させたときには、次の操作が、キーによるキーシリンダの操作又はサムターンの操作である場合に、その操作を阻害しないために、後述する操作部材40のギア42を所定量戻すことが行われる。
具体的には、アクチュエータ50によって、後述する操作部材40の操作部材本体43を回動させたときには、戻し量検出レバー61cによる操作部材40のギア42の戻し量の検出に基づく制御部の制御に従って、アクチュエータ50は、操作部材40のギア42を所定の戻し量分、戻すように戻し駆動する。
ただし、位置検出部61は、上記構成に限らず、別の構成であってもよい。
そして、ユーザがキーの操作ボタンを操作して施錠又は解錠の信号をキーに送信させる操作を行うと、制御部は、電気錠1Bに登録されている正規のキーであるかの認証を行い、正規のキーであれば、そのキーから送信された施錠又は解錠の信号に従って、アクチュエータ50にアクチュエータ50を駆動させる信号を送信する。
ところで、先に触れたとおり、本実施形態の電気錠1Bは、キーシリンダ及びサムターンを備えており、その構成に関して簡単に説明し、その後、より詳細な各部の連携した動作についての説明を行いながら、更に電気錠1Bの構成について説明する。
図6は、操作部材40の基本的な構造を説明するための図であり、図6(A)は操作部材40を示す図であり、図6(B)は操作部材本体43を示す図である。
なお、図6では、操作部材本体43に設けられている操作部41及びギア42に取り付けられるマグネット61aの図示を省略している。
図6(A)に示すように、操作部材40は、操作部材本体43と、操作部材本体43に摺動可能に装着されたギア42と、を備えている。
そして、図6(B)に示すように、操作部材本体43は、外形円筒状の本体部43aと、本体部43aの中間位置に外側に突出するように形成されたリング状のフランジ部43bと、ギア42(図6(A)参照)が装着される側にフランジ部43bから本体部43aに沿って突出するように形成された接触部43baと、本体部43aの内周面に設けられ、本体部43aに沿って内周面から内側に突出するように形成された係止部43cと、を備えている。
なお、操作部材本体43の接触部43baは、図6(B)に示すように、一対設けられており、具体的には、一対の接触部43baは、フランジ部43bの周方向の位置で、ほぼ対向する位置に設けられている。
また、操作部材本体43の係止部43cも、図1及び図2(B)に示すように、一対設けられており、具体的には、一対の係止部43cは、本体部43aの内周面の対向する位置に設けられており、図6(B)に示すように、一対の係止部43cは、周方向で見て、操作部材本体43の接触部43baとオフセットした位置に位置する。
さらに、図6では図示していない操作部材本体43に設けられている操作部41は、フランジ部43bと一体に、フランジ部43bから外側に張り出すように形成されている。
一方、図6(A)に示すように、ギア42は、本体部43aに装着されたときに、フランジ部43bと対向することになるギア部42aの下面からフランジ部43b側に突出するように形成された一対の接触部42bを備えており、この接触部42bも、周方向で見て対向する位置に設けられている。
そして、図示しないキーシリンダ及びサムターンは、操作されたときに回動する部分が操作部材本体43の一対の係止部43cに係止可能に電気錠1Bに装着されるようになっており、直接的に、本体部43aを回動させられるようになっている。
一方、アクチュエータ50は、ギア51によってギア42を回動させ、ギア42の一対の接触部42bを操作部材本体43の接触部43baに当接させることで、ギア42を介して間接的に本体部43aを回動させられるようになっている。
なお、上述のように、係止部43cと接触部43baが、周方向で見て、オフセットしていることでキーシリンダまたはサムターンによる手動操作のときに、ギア42の回動を伴わずに操作部材本体43を時計回り及び反時計回りに回動できる回転方向のギア42の位置(以下、中立位置ともいう。)ができる。
そして、アクチュエータ50が操作部材本体43を図5に示す施錠状態に駆動した後、次の操作がアクチュエータ50ではなくキーシリンダまたはサムターンによる手動操作であった場合でも、アクチュエータ50のギア51の抵抗を受けない位置(中立位置)までギア51によってギア42を所定量だけ戻し駆動する。
このようにアクチュエータ50が戻し駆動することにより、アクチュエータ50のギア51の抵抗を受けないため、操作部材40を回動させることが可能である。
なお、このアクチュエータ50による戻し駆動は、先に述べた戻し量検出レバー61cによるギア42の戻し量の検出に基づく制御部の制御によって行われる。
同様に、図5に示す施錠状態からアクチュエータ50が操作部材本体43を後ほど説明する図3及び図4に示す基本位置に駆動した後で、次の操作がアクチュエータ50ではなくキーシリンダまたはサムターンによる手動操作であった場合でも、アクチュエータ50のギア51の抵抗を受けない位置(中立位置)までギア51によってギア42を所定量だけ戻し駆動する。
なお、このアクチュエータ50による戻し駆動も、先に述べた戻し量検出レバー61cによるギア42の戻し量の検出に基づく制御部の制御によって行われる。
このようにアクチュエータ50が戻し駆動することにより、アクチュエータ50のギア51の抵抗を受けないため、操作部材40を回動させることが可能であり、キーシリンダまたはサムターンによる手動操作で先に説明した図5に示す施錠状態にできるとともに、図7に示す姿勢保持部材30のカマレバー20への嵌合を解除する状態にすることもできる。
つまり、図3及び図4に示す位置に操作部材40の操作部41が位置する基本位置から、図示しないキーシリンダ及びサムターンを操作して操作部材40を反時計回りに回動させ、施錠状態となる図5に示す操作部材40の操作部41が位置する位置にすることが可能であるとともに、図示しないキーシリンダ及びサムターンを操作して操作部材40を時計回り方向に回動させ、姿勢保持部材30のカマレバー20への嵌合を解除する位置(図7参照)にすることが可能である。
なお、基本位置は、図3及び図4に示すように、姿勢保持部材30がカマレバー20に嵌合しているときには、カマレバー20がストライクA2に係合する係合姿勢になっているので引戸3を開けることができないものの、その嵌合さえ解除すれば、図1に示すように、引戸3が開いている状態にできる解錠位置である。
次に、以上のような構成からなる引戸電気錠1の動作を説明しつつ、更に、電気錠1Bの構成等について詳細に説明する。
図1に示すように、引戸3が開いている状態から引戸3に窪み状に設けられた引手に指を掛け引戸3を閉める方向に操作すると、スライダー10の前面壁部11がストライクA2の板部A21に当接し、ストライクA2の押圧に応じて、スライダー10は、前方側に付勢するスライダーバネS10の付勢力に抗して後退する(図3の矢印F1参照)。
このとき、カマレバー20は、図1を参照して説明したように、第1軸ピン15(図1参照)でスライダー10に回動可能に軸支されているため、スライダー10とともに後退しようとするが、カマレバー20は、筐体CSの左右の側壁CS1の間に設けられる第1規制ピンCS12が長孔22aに挿通されているため、そのまま後退することができず、スライダー10の後退に連動して、第1規制ピンCS12(図1参照)を中心として回転するように、スライダー10に対して第1軸ピン15を中心に回動することになり、図3に示すように、ストライクA2に係合する係合姿勢となる(図3の矢印F2参照)。
一方、図1を参照して説明したように、姿勢保持部材30がトーションバネS30で、カマレバー20と嵌合する側に付勢されているので、カマレバー20が回動し、姿勢保持部材30の嵌合部31がカマレバー20の嵌合段部22cに嵌合できる位置までカマレバー20が回動すると、姿勢保持部材30が第2軸ピンCS14を中心に嵌合方向に回動して、図3に示すように、姿勢保持部材30の嵌合部31がカマレバー20の嵌合段部22cに嵌合する。
なお、先に述べたように、スライダー10の上端は、嵌合部31が適切に嵌合段部22cに嵌合できるように案内する第1傾斜部14a(図3参照)を有しているため、嵌合部31はスムーズに嵌合段部22cに嵌合することができる。
そして、図3に示す状態になると、カマレバー20の係合姿勢を解除する方向にカマレバー20が回動(本例では反時計回りに回動)する軌跡上に、姿勢保持部材30が位置するため、カマレバー20の係合姿勢を解除する方向への回動が禁止された状態となる。
さらに、引戸3が引戸枠2の縦枠部2a側に近づくと、スライダー10及びカマレバー20が、更に後退するので、図4に示すように、カマレバー20の嵌合段部22cに設けられた複数の段部のうち前方側の第3段部と姿勢保持部材30の嵌合部31が嵌合した状態となる。
このように、引戸枠2の縦枠部2aと引戸3の間の隙間を小さくする隙間追従が行われ、図4に示す状態になると、引戸枠2の縦枠部2aのフロントプレート2bと引戸3のフロントプレート3aが当接し、スライダー10の後退が停止して、引戸3も停止する。
このように姿勢保持部材30の嵌合部31がカマレバー20の嵌合段部22c(第1段部〜第3段部のいずれか)と嵌合した状態で、ユーザがキーの操作ボタンを操作してアクチュエータ50を駆動させると、アクチュエータ50によって、操作部材40が回動(図5の矢印F3参照)して、図5に示す施錠位置に操作部材40の操作部41が位置するようになる。
この図5に示す施錠位置に操作部材40の操作部41が位置しているときには、仮に、操作部材40に対して姿勢保持部材30のカマレバー20との嵌合が解除させる方向への回動力が加わり、操作部材40が回動(図5の矢印F3と反対方向に回動)しようとしても、操作部材40の操作部41が、姿勢保持部材30のカマレバー20との嵌合が解除される前に、姿勢保持部材30の規制部33に当接可能な施錠位置に位置するため、嵌合が解除されることがなく、引戸3を開けることができない。
なお、先にも触れた通り、図4の状態から図5に示す施錠位置に操作部材40の操作部41を位置させる操作については、ユーザがキーをキーシリンダに差し込んで手動操作で行うことも可能であり、また、ユーザがサムターンを手動で操作して行うことも可能であり、この場合にはクリック感が得られるようになっている。
具体的には、電気錠1Bは、図4及び図5に示すように、筐体CSの左右の側壁CS1の間に設けられた第3軸ピンCS15で回動可能に軸支されたアクションバー60と、一端が筐体CSの側壁CS1に接続されるとともに、他端がアクションバー60に接続されたバネS60と、を備えており、操作部材40によって、図4及び図5を見比べるとわかるように、アクションバー60がバネS60の向きを変えるように動作するようになっており、このバネS60の向きが変わる瞬間がキー及びサムターンのクリック感を生み出すようになっている。
一方、引戸3を開けるときには、ユーザがキーの操作ボタンを操作してアクチュエータ50を駆動させることで、図5の矢印F3とは反対側に操作部材40を回動させるようにする。
そうすると、基本位置(解錠位置)である図3及び図4に示す位置に操作部材40の操作部41が位置するようになる。
なお、操作部材40の操作部41が図3及び図4に示す基本位置(解錠位置)に位置させる操作部材40の回動は、ユーザがキーをキーシリンダに差し込んで手動操作で行うことも可能であり、また、ユーザが手動でサムターンを操作することで行うことも可能である。
一方、操作部材40の操作部41が図3及び図4に示す基本位置(解錠位置)に位置していたとしても、図3及び図4に示すように、姿勢保持部材30の嵌合部31がカマレバー20の嵌合段部22cに嵌合している状態では、カマレバー20がストライクA2に係合する係合姿勢のままであるため、引戸3を開くことができない。
なお、施錠せずに引戸3を閉めただけの状態のときも図4に示す状態になっている。
そこで、本実施形態の電気錠1Bは、先に少し触れた姿勢保持部材30のカマレバー20への嵌合を解除するときの解除スイッチ(図示せず)を備えている。
具体的には、引戸3に窪み状に設けられた引手内であって、引戸3を開ける方向に操作するときに、指を掛ける側に解除スイッチとして機能する静電容量式のセンサが設置されている。
なお、解除スイッチは静電容量式のセンサに限らず、機械式スイッチ等であってもよい。
このため、図3または図4に示す状態(つまり、操作部材40の操作部41が図3及び図4に示す基本位置(解錠位置)に位置に位置する状態)から引戸3を開けるために、引戸3の引手内に指を掛ける動作が行われると、解除スイッチがONの状態となり、解除スイッチがONになった時の動作を説明するための図である図7に示すように、アクチュエータ50は、図4の状態から、更に操作部材40を回動(図7の矢印参照)させる。
そうすると、操作部材40の操作部41が姿勢保持部材30の当接部32を押圧し、姿勢保持部材30のカマレバー20への嵌合が解除され、それに伴って、カマレバー20は図1に示したストライクA2と係合しない係合解除姿勢に変わるため、引戸3を開けることができる。
このように、本実施形態の引戸電気錠1は、電気錠1Bに設けられたアクチュエータ50によって、姿勢保持部材30のカマレバー20への嵌合が解除されるため、操作性がよいとともに、姿勢保持部材30のカマレバー20への嵌合を解除させるための大型の操作ハンドルの設置も必要ないため、網戸等の設置性をよくすることができる。
なお、解除スイッチがONになった後、所定の時間が経過すると、アクチュエータ50は、図7に示す矢印の方向とは反対側に操作部材40を回動させ、基本位置(解錠位置)である図1に示す位置に、再び、操作部材40の操作部41を位置させるようになっている。
また、操作部材40の操作部41の基本位置(解錠位置)が、図4に示すように、姿勢保持部材30のカマレバー20への嵌合状態のときに、姿勢保持部材30の当接部32に近接する位置に設定されているため、少し操作部材40を図7の矢印の方向に回動させれば、姿勢保持部材30のカマレバー20への嵌合を解除することができる。
このため、解除スイッチがONになったら直ぐに、嵌合が解除され、引戸3を開ける操作がスムーズに行える。
一方、上記では、キーシリンダに差し込む形態のキーの場合について説明したが、キーの形態には様々なものがあり、必ずしも、キーシリンダに差し込む形態のキーである必要はない。
例えば、カード型のキーであってもよく、この場合、キーシリンダを省略する代わりに、カード型のキーを認識させるための認識部と、施錠及び解錠を行うためのスイッチと、を引戸3又は引戸3の近くに設けるようにすればよい。
なお、サムターン側も同様に、サムターンを省略する代わりに、カード型のキーを認識させるための認識部と、施錠及び解錠を行うためのスイッチと、を引戸3又は引戸3の近くに設けるようにしてもよい。
さらに、スマートフォン等の携帯端末がキーとして機能する形態としてもよく、この場合、携帯端末に施錠及び解錠のための操作ボタン(タッチ画面に設けられたアイコンとしてのボタンでもよい。)を設けるようにすればよい。
なお、携帯端末に施錠及び解錠のための操作ボタンに加え、姿勢保持部材30のカマレバー20への嵌合を解除する解除スイッチとしての操作ボタン(タッチ画面に設けられたアイコンとしてのボタンでもよい。)を設けるようにしてもよい。
また、姿勢保持部材30のカマレバー20への嵌合を解除するときの解除スイッチと、施錠及び解錠を行うためのスイッチとを1つのスイッチとすることもできる。
その場合は、施錠状態でスイッチをONすると姿勢保持部材30のカマレバー20への嵌合を解除する状態となるよう制御してもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態の電気錠1Bを示す図8を参照しながら、第2実施形態の電気錠1Bについて説明する。
なお、図8は図2(B)に対応する図になっている。
第1実施形態では、姿勢保持部材30のカマレバー20への嵌合を解除する解除スイッチが引戸3の引手内に設けられていたが、第2実施形態では、図8に示すように、キーシリンダのキー挿入口Kの近くに、押ボタン式の解除スイッチOPSWを設けるようにし、その他は、先に説明した第1実施形態と同様である。
このように、解除スイッチを設ける場所は引手内に限定される必要はなく、例えば、その他の例としては、引手の周囲等に解除スイッチOPSWを設けるようにしてもよい。
なお、第2実施形態の場合でもキーは、先に述べたように、カード型のキーであってもよく、スマートフォン等の携帯端末がキーとして機能する形態としてもよい。
1 引戸電気錠
A2 ストライク
1B 電気錠
10 スライダー
20 カマレバー
22c 嵌合段部
30 姿勢保持部材
31 嵌合部
32 当接部
40 操作部材
41 操作部
50 アクチュエータ

Claims (4)

  1. 引戸を施錠するための引戸電気錠であって、
    前記引戸電気錠は、
    引戸枠の縦枠部に設けられ、引戸側に突出するストライクと、
    前記引戸に設けられ、前記ストライクに係合する電気錠と、を備え、
    前記電気錠は、
    前記ストライク側となる前方側に付勢され、前記ストライクの押圧に応じて前後動するスライダーと、
    前記スライダーの後退に連動して前記ストライクに係合する係合姿勢となるカマレバーと、
    前記カマレバーに嵌合し、前記カマレバーの前記係合姿勢の保持を可能とする姿勢保持部材と、
    前記カマレバーとの嵌合を解除する方向に前記姿勢保持部材を操作可能な操作部材と、
    前記姿勢保持部材を前記カマレバーとの嵌合を解除する方向に操作可能に前記操作部材を駆動可能なアクチュエータと、を備え、
    前記カマレバーは、前記姿勢保持部材が嵌合する嵌合段部を備え、
    前記姿勢保持部材は、
    前記カマレバーの前記嵌合段部に嵌合する嵌合部と、
    前記カマレバーの前記嵌合段部への前記嵌合部の嵌合を解除する方向に、前記操作部材によって押圧される当接部と、を備え、
    前記操作部材は、前記姿勢保持部材の前記当接部を押圧可能な操作部を備えていることを特徴とする引戸電気錠。
  2. 前記姿勢保持部材は、前記操作部材の前記操作部によって、前記カマレバーとの嵌合を解除する方向への動きが規制される規制部を備え、
    前記操作部材の前記操作部が、前記姿勢保持部材の前記カマレバーとの嵌合が解除される前に、前記姿勢保持部材の前記規制部に当接可能な施錠位置に位置することで施錠されることを特徴とする請求項1に記載の引戸電気錠。
  3. 前記アクチュエータは、前記操作部材が前記施錠位置に位置するように、前記操作部材を駆動可能であることを特徴とする請求項2に記載の引戸電気錠。
  4. 前記操作部材を駆動可能なキーシリンダを備え、
    キー操作によっても前記施錠位置に位置するように前記操作部材を駆動させることが可能であるとともに、解錠位置に位置するように前記操作部材を駆動させることが可能であることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の引戸電気錠。
JP2017246359A 2017-12-22 2017-12-22 引戸電気錠 Active JP7059475B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017246359A JP7059475B2 (ja) 2017-12-22 2017-12-22 引戸電気錠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017246359A JP7059475B2 (ja) 2017-12-22 2017-12-22 引戸電気錠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019112808A true JP2019112808A (ja) 2019-07-11
JP7059475B2 JP7059475B2 (ja) 2022-04-26

Family

ID=67221279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017246359A Active JP7059475B2 (ja) 2017-12-22 2017-12-22 引戸電気錠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7059475B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61115364U (ja) * 1984-12-26 1986-07-21
JP2002030848A (ja) * 2000-07-18 2002-01-31 Miwa Lock Co Ltd 引戸錠の安全機構
JP2002089106A (ja) * 2000-09-13 2002-03-27 Miwa Lock Co Ltd 引戸錠の施錠機構

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61115364U (ja) * 1984-12-26 1986-07-21
JP2002030848A (ja) * 2000-07-18 2002-01-31 Miwa Lock Co Ltd 引戸錠の安全機構
JP2002089106A (ja) * 2000-09-13 2002-03-27 Miwa Lock Co Ltd 引戸錠の施錠機構

Also Published As

Publication number Publication date
JP7059475B2 (ja) 2022-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11643845B2 (en) Locking assembly with spring mechanism
KR101090379B1 (ko) 레버 일체형 디지로그 도어락
JP5205679B2 (ja) 車両用ドアラッチ装置
US20150368939A1 (en) Door lock device
EP2964857B1 (en) Lock core with recessed pop out knob
KR101086261B1 (ko) 디지털 도어록
JP2019112808A (ja) 引戸電気錠
JP7059474B2 (ja) 引戸錠
KR100576080B1 (ko) 도어 잠금장치
JP4987778B2 (ja) 車両のドアハンドル
KR200438979Y1 (ko) 디지털식 도어록
US20230125130A1 (en) Drive mechanism for electronic deadbolt
JP5198894B2 (ja) 錠装置
CN116710623A (zh) 手动电子插销
JP4516877B2 (ja) キー変換式錠
JP7108400B2 (ja) 車両のハンドル装置
KR101467284B1 (ko) 래치볼트 고정레버의 작동장치
JP4087748B2 (ja) 錠装置
JP6923906B2 (ja)
JP5479217B2 (ja) 物品収納什器における開閉体の施解錠装置
JP2006035838A (ja) 印鑑
KR102332677B1 (ko) 열림 상태에서 다이얼링의 회전을 방지할 수 있는 잠금장치
WO2023100456A1 (ja) 電子キー操作装置
KR102248016B1 (ko) 도어락 레버의 단속 장치
KR20120046650A (ko) 슬라이딩 도어 장착 차량의 아웃사이드 핸들

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210928

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220322

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7059475

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150