JP2019112806A - 駐車装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 床とトレーとの間の寸法を抑えることのできる駐車装置の提供。【解決手段】 横送り装置8は、トレーの長手方向の両側方に対となって配置される駆動機51、駆動機により回転される係合機構及びトレー側に設けられ、係合機構と係合可能な被係合機構を備え、係合機構は、トレーの移動方向に沿って配置され、駆動機により回転される駆動スプロケット53、駆動スプロケットと対となりトレーの移動方向に沿って配置される従動スプロケット54、駆動スプロケット及び従動スプロケットに無端状に巻き掛けられる索状体55、駆動スプロケットと従動スプロケット間にあって、その水平底面がスプロケット下端より下方となるように配置され、水平底面が索状体に摺接して張力を付与すると共に、索状体の軌道を略梯形とするガイド体56及び索状体に対となって取り付けられる噛合部57を備え、被係合機構は、トレーの長手方向両側端部に対となって配置され、噛合部と噛み合う被噛合部58を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、駐車車両をトレーに搭載して格納する駐車装置に関する。
駐車車両をトレーに搭載して格納する機械式の駐車装置の一方式として、駐車車両の幅方向に連結して配置されたトレーを横方向に移動させる横送り装置を備えたものがある。この種のものとして、特開2010?37885号公報(特許文献1)には、トレーの移動方向に沿って配置した横送り駆動スプロケット及び従動スプロケットと、横送り駆動スプロケット及び従動スプロケットに無端状に巻き回された横送りチェーンとを備え、横送りチェーンにはアタッチメントを備えるとともにトレーには移動方向の前側と後ろ側とにアタッチメントと掛合する掛合プレートを備え、且つ、トレーの下方に、トレーの長手方向を軸芯として駆動機により駆動され、両端部付近に駆動スプロケットが固着される駆動シャフトを設け、また、駆動スプロケットと横送り駆動スプロケットとの間に、駆動チェーンを無端状に巻き掛け、駆動部により駆動シャフトないし駆動スプロケットを回転させることで、横送り駆動スプロケットを回転駆動させるものが開示されている。
特開2010?37885号公報
しかしながら、前述した特許文献1に記載されるものでは、トレーの下方に駆動機及び駆動シャフトが配置されるため、床とトレーとの間の寸法を抑えることが難しいという課題があった。
本発明の目的は、床とトレーとの間の寸法を抑えることのできる駐車装置を提供することにある。
前記課題を解決し、本発明の目的を達成するために、駐車車両を搭載可能であり、互いに連結される複数のトレーと、前記トレーを前記駐車車両の幅方向に移動させる横送り装置とを備えた駐車装置において、前記横送り装置は、前記トレーの長手方向の両側方に対となって配置される駆動機と、前記駆動機により回転される係合機構と、前記トレー側に設けられ、前記係合機構と係合可能な被係合機構とを備え、前記係合機構は、前記トレーの移動方向に沿って配置され、前記駆動機により回転される駆動スプロケットと、前記駆動スプロケットと対となり前記トレーの移動方向に沿って配置される従動スプロケットと、前記駆動スプロケット及び前記従動スプロケットに無端状に巻き掛けられる索状体と、前記駆動スプロケットと前記従動スプロケット間にあって、その水平底面が前記スプロケット下端より下方となるように配置され、前記水平底面が前記索状体に摺接して張力を付与すると共に、前記索状体の軌道を略梯形とするガイド体と、前記索状体に対となって取り付けられる噛合部とを備え、前記被係合機構は、前記トレーの長手方向両側端部に対となって配置され、前記噛合部と噛み合う被噛合部を備え、前記水平底面の長手方向における両端部間の間隔寸法、対となる前記噛合部間の間隔寸法及び対となる前記被噛合部間の間隔寸法を略同一とし、前記水平底面の長手方向における両端部と前記噛合部が略対向位置となったとき、前記噛合部が前記被噛合部と噛み合う配置としたことを特徴とする。
本発明の駐車装置によれば、床とトレーとの間の寸法を抑えることができる。なお、前述した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施形態に係る駐車装置の正面図である。 本実施形態に係る駐車装置の上面図である。 本実施形態に係る横送り装置を示す正面図である。 本実施形態に係る横送り装置を示す拡大正面図である。 本実施形態に係る横送り装置の駆動機の構成を示す正面図である。 本実施形態に係る横送り装置の駆動機の構成を示す側面図である。 噛合部と被噛合部との噛み合い動作を説明する説明図である。 本発明の他の実施形態に係る横送り装置の駆動機の構成を示す側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一または類似の構成には同じ符号を付して繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る駐車装置の正面図である。図2は、本実施形態に係る駐車装置の上面図である。
駐車装置は、図1及び図2に示すように複数階床に駐車スペース1,2を有すると共に、駐車スペース1,2の一方の終端に隣接し、乗降口3と駐車スペース1,2との間で駐車車両4を移動するリフト装置5と、駐車スペース1,2の他方の終端に隣接し、駐車スペース1と駐車スペース2との間で駐車車両4を移動するリフト装置6と、駐車スペース1,2でトレー7を駐車車両4の幅方向に移動させる横送り装置8とを有している。
駐車スペース1,2は、横移送路11,12を有し、これらがリフト装置5,6を介して接続されトレー循環路を形成している。このトレー循環路には、空スペース13を除いて、複数のトレー7が配置されており、空スペース13に向けて順次トレー7を横送りして循環移動させ駐車車両4を収容する。また、駐車スペース1,2には、走行レール14が敷設されている。
リフト装置5は、所定間隔を隔てて立設される一対のガイドレール21と、駆動装置22を用いてガイドレール21に沿って昇降する昇降台23とを備え、この昇降台23にトレー7上に搭載した駐車車両4を載せ、所定の駐車階へと移動した後、トレー7と共に駐車車両4を所定のスペースへと横移動して格納したり、所定のスペースに格納されていた駐車車両4をトレー7と共に横移動して昇降台23に載せ、乗降口3へ移動したりするようにしている。
リフト装置6は、所定間隔を隔てて立設される一対のガイドレール31と、駆動装置32を用いてガイドレール31に沿って昇降する昇降台33とを備え、この昇降台33にトレー7上に搭載した駐車車両4を載せ、駐車スペース1と駐車スペース2との間で駐車車両4を移動するようにしている。
トレー7は、その下面にローラ41が枢着されており、このローラ41の転動によりトレー7は、走行レール14上を横方向に移動可能となっている。また、トレー7の短手方向両側端部には、略J字状の断面形状を有する連結器42Aと、略L字状の断面形状を有する連結器42Bが備えられ、トレー7が横移送路11,12上に位置するときは、隣り合うトレー7の連結器42A,42Bが係合して互いに連結され、いずれか1つのトレー7が横送りされると、これと共に同一の横移送路11,12上に位置するトレー7列が連動して移動するようになっている。
ここで、横送り装置の構成について説明する。図3は、本実施形態に係る横送り装置を示す正面図である。図4は、本実施形態に係る横送り装置を示す拡大正面図である。図5は、本実施形態に係る横送り装置の駆動機の構成を示す正面図である。図6は、本実施形態に係る横送り装置の駆動機の構成を示す側面図である。
横送り装置8は、支柱15により支持され、トレー7の長手方向の両側方に対となって配置される駆動機51と、駆動機51により回転される係合機構と、係合機構と係合可能な被係合機構とを備えている。
係合機構は、例えば、トレー7の移動方向に沿って配置される筐体52と、筐体52の一端に回転可能に軸支され、駆動機51により駆動される駆動スプロケット53と、筐体52の他端に回転可能に軸支され、駆動スプロケット53と対となる従動スプロケット54と、駆動スプロケット53及び従動スプロケット54に無端状に巻き掛けられる索状体55と、駆動スプロケット53と従動スプロケット54間にあって、その水平底面がスプロケット53,54下端より下方となるように配置され、水平底面が索状体55に摺接して張力を付与するとともに、索状体55の軌道を略梯形とするガイド体56と、索状体55に対となって取り付けられる噛合部57とを備えている。
被係合機構は、例えば、トレー7の長手方向両側端部に対となって配置され、噛合部57と噛み合う被噛合部58を備えている。
駆動機51は、駆動スプロケット53の上方に隣接して並列に配置されている。また、駆動機51の駆動機スプロケット51A及び駆動スプロケット53の駆動用スプロケット53Aに、無端状に駆動用索状体61が巻き掛けられており、駆動機51を駆動すると、駆動機スプロケット51A、駆動用索状体61及び駆動用スプロケット53Aを介して駆動スプロケット53が駆動される。
ガイド体56は、筐体52に固定されており、駆動スプロケット53と従動スプロケット54間にあって、その水平底面がスプロケット53,54下端より下方となるように配置されることで、下側に位置する索状体55をトレー7側に押し下げ、索状体55の軌道を略梯形とし、索状体55に取り付けられる噛合部57の被噛合部58への噛み合い動作が円滑に行われるよう工夫が施されている。また、ガイド体56にあっては、水平底面の長手方向における両端部56A,56B間の間隔寸法が、対となる噛合部57間の間隔寸法及び対となる被噛合部58間の間隔寸法を略同一となるように設定されている。これにより、駆動スプロケット53と従動スプロケット54間にあって、ガイド体56の水平底面が索状体55に摺接して張力を付与し、対となる噛合部57が索状体55の下列に位置するときにその間隔寸法が所定のものとなるようにし、被噛合部58への噛み合い動作が円滑に行われる。さらに、ガイド体56は、長手方向における両終端部56C,56Dが曲面となっており、索状体55の摺接及び離間が円滑に行われる。
噛合部57は、索状体55に取り付けられる噛合部57A,57B,57C,57Dからなっており、噛合部57A,57Bが対となるとともに、噛合部57C,57Dが対となり、2組みの噛合部57が索状体55に設けられている。噛合部57A,57Bの間隔寸法、噛合部57C,57Dの間隔寸法は、それぞれ
後述する被噛合部58A,58Bの間隔寸法と略同一に設定されており、図3,4中、下列の索状体55にある2つの噛合部57A,57Bが被噛合部58A,58Bに噛み合っているときに、上列の索状体55にある2つの噛合部57C,57Dが下列の索状体55にある2つの噛合部57A,57Bの略真上に位置する。また、噛合部57A,57Dまたは噛合部57B,57C間の距離は、隣り合うトレー7、例えばトレー7A,7Bに設けられる被噛合部58A,58C間の距離と略同一に設定されている。さらに、各噛合部57は、索状体55に固定される連結部57Eと、連結部57Eの先端に取り付けられ、後述する被噛合部58の球形凹部58Cに嵌合可能な球形凸部57Fとを備えている。
被噛合部58は、トレー7の一方の長手方向側端部に対となって配置される被噛合部58A,58Bを備えており、被噛合部58A,58B間の間隔寸法は、噛合部57A,57B及び噛合部57C,57D間の間隔寸法と略同一となっている。また、被噛合部58は、前述した噛合部57の球形凸部57Fが嵌合可能な球形凹部58Dと、球形凹部58Dから上方に向かって延在する幅広部59Eとを備えている。
このように、ガイド体56の水平底面の長手方向における両端部56A,56B間の間隔寸法、対となる噛合部57間の間隔寸法及び対となる被噛合部58間の間隔寸法を略同一とし、噛合部57とガイド体56の両端部56A,56Bが略対向位置となったとき、噛合部57が被噛合部58と噛み合う配置となっている。なお、駆動機51、筐体52、駆動スプロケット53、従動スプロケット54、索状体55、ガイド体56、噛合部57、及び被噛合部58は、横移送路11,12のそれぞれに一組配置されている。
以上の構成により、横移送路11,12でトレー7の横送りは次のように行われる。図3及び図4に示すような初期状態にあるときに、図示しない制御装置から横送り指令が出力され、例えば、横移送路11のトレー7列を空スペース13に向け図中右方向にトレー7一台分移動させる場合、駆動機51を駆動し、駆動機スプロケット51A、駆動用索状体61及び駆動用スプロケット53Aを介して駆動スプロケット53を回転させる。このようにしてトレー7の長手方向の両側方に対となって配置される駆動スプロケット53を同期させつつ回転させ、索状体55を反時計回りに循環移動させると、噛合部57A,57Bは、その球形凸部57Fにより被噛合部58A,58Bの球形凹部58Dから幅広部58Eへ摺動し、トレー7Aを右方向に押し出す。このとき、前述したようにトレー7列はそれぞれ連結器42A,42Bにより連結されているので、駆動機51により駆動力が伝達されたトレー7Aの移動に連なって、他のトレー7も右方向に横移動する。
次に、駆動スプロケット53がさらに回転すると、索状体55は図6に示すような状態となり、噛合部57Bは被噛合部58Bから外れ、噛合部57Dがトレー7Bの進行方向前側に設けられる被噛合部58Cに係合していく。このとき、噛合部57Bは、索状体55の軌道がガイド体56と駆動スプロケット53間にあって押し上げられていることから、球形凸部57Fは傾斜し、噛合部57Bは被噛合部58Bを効率的に押し出しつつ離間してゆく。一方、噛合部57Dの球形凸部57Fが被噛合部58Cの幅広部58Eから球形凹部58Dへ摺動して、トレー7Bを牽引する。また、噛合部57Aは、ガイド体56の水平底面の長手方向における両端部56A,56B間にあって案内される位置にあることから、噛合部57Bと被噛合部58Bとの係合解除の後も若干の時間、被噛合部58Aと噛み合った状態にあり、被噛合部58Aを右方向に押し出す。これにより、トレー7列が横移動を継続する。
次いで、駆動スプロケット53がさらに回転し、トレー7列がさらに移動すると、噛合部57Aは被噛合部58Aから外れるとともに、噛合部57Cがトレー7Bの進行方向後側に設けられる被噛合部58Fに係合してゆく。ここで、噛合部57Cが被噛合部58Fに係合する動作について説明する。図7は、噛合部と被噛合部との噛み合い動作を説明する説明図である。
図7の(a)に示すように、噛合部57Cが被噛合部58Fとの対向位置となると、球形凸部57Fは、(b)に示すように、まず被噛合部58Cの幅広部58Eに当接し、次に(c)に示すように、幅広部58Eから球形凹部58Dにかけて摺動する。このとき、索状体55の軌道がガイド体56により押し下げられていることから、噛合部57Cは傾斜し、幅広部58Eへの当接、幅広部58Eから球形凹部58Dにかけての摺動がスムーズに行われる。この後、(d)に示すように、球形凸部57Fは球形凹部58Dに嵌合する。これにより、噛合部57Dがトレー7Bの被噛合部58C、噛合部57Cが被噛合部58Fにそれぞれ係合し、初期状態となる。このとき、駆動スプロケット53と従動スプロケット54間にあって、索状体55は、ガイド体56の水平底面が摺接することで張力が付与され、対となる噛合部57C,57Dの間隔寸法が確実に所定のものとなるので、被噛合部58C,58Fへの噛み合わせが円滑に行われる。また、初期状態となった際、対となる噛合部57C,57Dはガイド体56の水平底面にそれぞれ位置することから、安定した停止状態を維持することができる。このようにして、横移送路11のトレー7列を空スペース13に向け図中右方向にトレー7一台分移動させる行程が終了する。
本実施形態によれば、駆動機51をトレー7の両側方にそれぞれ独立して配置することにより、トレー7の下方に駆動機51を配置することを要せず、且つ、従来のような駆動シャフトを省くことができ、これによって、床とトレー7との間の寸法を抑えることができ、ひいては駐車装置及び建屋の省スペース化を図ることができる。
また、係合機構を、トレー7の移動方向に沿って配置され、駆動機51により回転される駆動スプロケット53と、駆動スプロケット53と対となりトレー7の移動方向に沿って配置される従動スプロケット54と、駆動スプロケット53及び従動スプロケット54に無端状に巻き掛けられる索状体55と、索状体55に対となって取り付けられる噛合部57とから構成すると共に、被係合機構を、トレー7の長手方向両側端部に対となって配置され、噛合部57と噛み合う被噛合部58から構成することにより、横送り速度の向上を図ることができる。すなわち、ワンアクションでトレー7を横方向に比較的長い距離移動させることが可能となり、トレー7の横方向の移動を高速で行うことができる。
さらに、駆動スプロケット53と従動スプロケット54間にあって、その水平底面がスプロケット53,54下端より下方となるように配置され、水平底面が索状体55に摺接して張力を付与するとともに、索状体55の軌道を略梯形とするガイド体56を備え、ガイド体56の水平底面の長手方向における両端部56A,56B間の間隔寸法、対となる噛合部57間の間隔寸法及び対となる被噛合部58間の間隔寸法を略同一とし、水平底面の長手方向における両端部56A,56Bと対となる噛合部57とが略対向位置となったとき、噛合部57が被噛合部58と噛み合う配置としたことにより、噛合部57の被噛合部58への噛み合わせを円滑に行うと共に、効率的にトレー7を横送りすることができ、これによって、制振性及び静粛性に優れ、運転効率の良い横送り装置8を実現することができる。
さらにまた、舟形のガイド体56を筐体52の下部に取り付けるという簡易な構造で、索状体55の要部軌道を形成し、噛合部57の位置決めを行うことにより、部品員数を低減し、装置をより簡素化することができる。
また、ガイド体56は、長手方向における両終端部56C,56Dが曲面となっていることにより、索状体55の摺接及び離間を円滑に行うことができ、音振動の発生を抑制することができる。
また、駆動機51は、駆動スプロケット53の上方に隣接して並列に配置され、駆動機51の駆動機スプロケット51A及び駆動スプロケット53の駆動用スプロケット53Aに無端状に駆動用索状体61が巻き掛けられる構造としたことにより、駆動機51が支柱15より外側に出張ることを防ぎ、装置の幅寸法の低減を図ることができる。
ここで、本発明の他の実施形態に係る横送り装置8Aについて説明する。図8は、本発明の他の実施形態に係る横送り装置の駆動機の構成を示す側面図である。
他の実施形態に係る横送り装置8Aと前述した実施形態に係る横送り装置8との主な違いは駆動機71の配置である。本発明の他の実施形態に係る横送り装置8Aの駆動機71は、図8に示すように、駆動スプロケット53の横方向に隣接して配置され、その駆動軸71Aが駆動スプロケット53の軸53Bに直結されている。
他の実施形態にあっては、図示しない制御装置から横送り指令が出力され、駆動機71が駆動すると、駆動軸71Aが駆動スプロケット53の軸53Bを回転させ、索状体55を循環移動させる。
他の実施形態によれば、横送り装置8Aの駆動機71は、駆動軸71Aが駆動スプロケット53の軸53Bに直結されていることから、前述した実施形態の横送り装置8のように、駆動機スプロケット51A、駆動用スプロケット53A及び駆動用索状体61を要することがなく、装置の部品員数を低減でき、これによって、低コスト化を図ることができる。
以上、本発明の駐車装置の実施形態について、その作用効果も含めて説明した。しかしながら、本発明の駐車装置は、前述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
1,2 駐車スペース
3 乗降口
4 駐車車両
5,6 リフト装置
7 トレー
8、8A 横送り装置
11,12 横移送路
13 空きスペース
14 走行レール
21,31 ガイドレール
22,32 駆動装置
23,33 昇降台
41 ローラ
42A,42B 連結器
51,71 駆動機
51A 駆動機スプロケット
52 筐体
53 駆動スプロケット
53A 駆動用スプロケット
53B 軸
54 従動スプロケット
55 索状体
56 ガイド体
57 噛合部
58 被噛合部
61 駆動用索状体
71A 駆動軸

Claims (4)

  1. 駐車車両を搭載可能であり、互いに連結される複数のトレーと、前記トレーを前記駐車車両の幅方向に移動させる横送り装置とを備えた駐車装置において、
    前記横送り装置は、前記トレーの長手方向の両側方に対となって配置される駆動機と、前記駆動機により回転される係合機構と、前記トレー側に設けられ、前記係合機構と係合可能な被係合機構とを備え、
    前記係合機構は、前記トレーの移動方向に沿って配置され、前記駆動機により回転される駆動スプロケットと、前記駆動スプロケットと対となり前記トレーの移動方向に沿って配置される従動スプロケットと、前記駆動スプロケット及び前記従動スプロケットに無端状に巻き掛けられる索状体と、前記駆動スプロケットと前記従動スプロケット間にあって、その水平底面が前記スプロケット下端より下方となるように配置され、前記水平底面が前記索状体に摺接して張力を付与すると共に、前記索状体の軌道を略梯形とするガイド体と、前記索状体に対となって取り付けられる噛合部とを備え、
    前記被係合機構は、前記トレーの長手方向両側端部に対となって配置され、前記噛合部と噛み合う被噛合部を備え、
    前記水平底面の長手方向における両端部間の間隔寸法、対となる前記噛合部間の間隔寸法及び対となる前記被噛合部間の間隔寸法を略同一とし、前記水平底面の長手方向における両端部と前記噛合部が略対向位置となったとき、前記噛合部が前記被噛合部と噛み合う配置としたことを特徴とする駐車装置。
  2. 前記ガイド体は、長手方向における両終端部が曲面となっていることを特徴とする請求項1に記載の駐車装置。
  3. 前記駆動機は、前記駆動スプロケットの上方に隣接して並列に配置され、前記駆動機の駆動機スプロケット及び前記駆動スプロケットの駆動用スプロケットに無端状に駆動用索状体が巻き掛けられることを特徴とする請求項1に記載の駐車装置。
  4. 前記駆動機は、その駆動軸が前記駆動スプロケットの軸に直結されることを特徴とする請求項1に記載の駐車装置。
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