JP2019111470A - 塗工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シムやダイの位置を簡単に調整できる塗工装置を提供する。【解決手段】水平なダイ14の下本体16と上本体18との間にシム28が挟持され、このシム28の前後方向の位置を、調整部64で前後方向に移動させることによって行う。【選択図】 図3

Description

本発明は、ウエブに塗工液を塗工する塗工装置に関するものである。
従来、ウエブを搬送するバックアップロールの側方にダイを設置し、ダイの前端部から塗工液を吐出してウエブに塗工を行う塗工装置が提案されている。
特公平5−23836号公報
上記塗工装置におけるダイは、下本体と上本体から構成され、下本体に液溜め部が左右方向に設けられている。ウエブへの塗工部分を位置決めするために、下本体と上本体の間にはシムが挟持されている。
しかし、このシムの前後方向の位置や、バックアップロールとダイの位置を、正確に設定するのに手数が掛かるという問題点があった。
そこで本発明は上記問題点に鑑み、シムやダイの位置を簡単に設定できる塗工装置を提供することを目的とする。
本発明は、ウエブが走行するバックアップロールと、前記バックアップロールの側方に水平に配されたダイと、を有する塗工装置において、前記ダイは、下本体と上本体とシムとを有し、前記下本体の上面に液溜め部が設けられ、前記シムは、前記液溜め部の後周辺部、左周辺部、右周辺部に対応した形状を有し、前記下本体の前記上面と前記上本体の下面とが、前記シムを介して固定され、前記下本体と前記上本体の間に挟持された前記シムの水平位置を調整するシム調整手段が設けられている、塗工装置である。
また、本発明は、ウエブが走行するバックアップロールと、前記バックアップロールの側方に水平に配されたダイと、を有する塗工装置において、前記ダイは、下本体と上本体とシムとを有し、前記下本体の上面に液溜め部が設けられ、前記シムは、前記液溜め部の後周辺部、左周辺部、右周辺部に対応した形状を有し、前記下本体の前記上面と前記上本体の下面とが、前記シムを介して固定され、前記上本体の前部の先端部に、前面が平面形状の上塗工突部が形成され、前記下本体の前部の先端部に、前面が平面形状の下塗工突部が形成され、前記上塗工突部と前記下塗工突部の間に吐出口が開口し、前記バックアップロールの回転軸からの水平線が、前記上塗工突部の上端部を通る、塗工装置である。
本発明によれば、シムやダイの位置を簡単に設定できる。
本発明の一実施形態を示す塗工装置の説明図である。 ダイの下面図である。 図2におけるA−A線断面図である。 図2におけるB−B線断面図である。 調整部とダイヤルゲージの前から見た拡大縦断面図である。 調整部とダイヤルゲージの横から見た拡大縦断面図であって、シムが前方に移動している状態である。 調整部とダイヤルゲージの横から見た拡大縦断面図であって、シムが後方に移動している状態である。 シムの前面図である。 ダイの前端部の拡大図である。
以下、本発明の一実施形態のウエブWの塗工装置10について図1〜図9を参照して説明する。長尺状のウエブWとしては、フィルム、金属板、メッシュ状の金属、紙、布などである。
(1)塗工装置10の全体の構成
塗工装置10の全体の構成について図1、図3、図4を参照して説明する。塗工装置10は、バックアップロール12とダイ14とを有する。
図1に示すように、バックアップロール12は、時計回りの方向に回転し、その左周面をウエブWが上下方向(図1における下から上)に走行する。
図1に示すように、ダイ14は、バックアップロール12の左側方に水平に設けられている。ダイ14は、水平な設置台50に載置されて水平に固定されている。設置台50は、不図示のフレームに水平に設けられている。ダイ14は、図3と図4に示すように、下本体16と上本体18とを有している。
下本体16は、図3と図4に示すように、左右方向に延びた直方体であり、上面の後部から直方体の基部20が上方に立設されている。下本体16の下面の前端部から上面の前端部に向かって下傾斜面22が形成されている。下本体16の前部の先端部には、左右方向に延び、前面が平面形状の直方体である下塗工突部54が形成されている。下本体16の上面は水平面であり、左右方向に液溜め部24が形成されている。
上本体18は、図3と図4に示すように、下本体16の上方、すなわち、基部20の前部に配されるものであって、左右方向に延びた直方体であり、前後方向の寸法が下本体16よりも小さく形成されている。上本体18の下面前端部から上面前端部に向かって上傾斜面26が形成されている。上本体18の前部の先端部には、左右方向に延び、前面が平面形状の直方体である上塗工突部52が形成されている。
板状のシム28が、図3と図4に示すように、下本体16の上面と上本体18の下面との間には挟持されている。図8に示すようにシム28は、図2に示す液溜め部24の左周辺部30、右周辺部32、後周辺部34から形成されている。
締結ボルト36,38が、図3と図4に示すように、下本体16と上本体18とシム28とを一体に固定している。複数本の締結ボルト38が、図8に示すシム28の後周辺部34を貫通しているが、シム28が前後方向に移動できるように締結ボルト38より多少大きく形成されている。また、上本体18と基部20との間には、空間44が形成されている。
下本体16の液溜め部24の左右方向における中央部には、図4に示すように塗工液の供給口46が開口し、不図示のポンプからのホース48が接続されている。
(2)ダイ14とバックアップロール12との位置関係
バックアップロール12とダイ14の位置関係について図1と図9を参照して説明する。下本体16と上本体18とを組み合わせた場合に、下傾斜面22と上傾斜面26とが、図3と図9に示すように三角状に形成され、その先端部分がバックアップロール12の左側方に位置する。また、液溜め部24の前方であって、下本体16と上本体18との間には、液通路40が形成されている。液通路40の前端部が、スリット状の塗工液の吐出口42であり、液通路40の左右部分は、図8に示すシム28の左周辺部30と右周辺部32によって閉塞されている。
図1に示すようにバックアップロール12の回転軸Oから水平線Sを延ばした場合に、その水平線Sは、図9に示すようにダイ14の上本体18の上塗工突部52の上面を通過する。これにより、上塗工突部52の前面がバックアップロール12の左周面と最も近接した位置となる。図9に示すように、吐出口42から吐出した塗工液は、時計回りに回転するバックアップロール12によってウエブWの表面に塗工される。そして、上塗工突部52とバックアップロール12を走行するウエブWまでの間隔が塗工隙間となる。
(3)塗工方法
塗工装置10がウエブWに塗工を行う方法について図1、図3、図9を参照して説明する。
まず、図3に示すように、バックアップロール12の左側方に配されたダイ14の液溜め部24には、不図示のポンプからホース48、供給口46を経て塗工液が供給される。
次に、図3に示すように、液溜め部24に供給された塗工液は液通路40から前方に流れ、吐出口42から吐出される。吐出された塗工液は、バックアップロール12の左周面を走行するウエブWの表面に塗工される。このときの状態についてさらに詳しく説明する。
図9に示すように、ダイ14の下傾斜面22と上傾斜面26とが、三角形に形成され、その前端部が上塗工突部52と下塗工突部54となっている。この上塗工突部52と下塗工突部54の部分が、あたかも唇が前方に突き出た状態のようになっているため、いわゆる「リップ型」となる。そして、そのリップ型のダイ14の前端部で塗工を行うことができる。しかし、ここで問題なのは、バックアップロール12の左周面は円弧であり、上塗工突部52の前面と下塗工突部54の前面は、平面形状であるので、たとえ同じ位置でも上塗工突部52の前面と下塗工突部54の前面の全てで同じ塗工圧、塗工厚で塗工を行うことができないことである。
そのため本実施形態では、図1と図3と図9に示すように、上塗工突部52の前面の上端を、回転軸Oからの水平線Sの位置と一致させている。このようにすると、上塗工突部52の前面の上端部とバックアップロール12の左周面との間隔が最も接近し、この接近した位置が最も塗工圧がかかることになる。そのため、この最も塗工圧の高い位置で塗工する。すなわち、図9に示すように、上塗工突部52の前面の上端部とバックアップロール12の左周面との間隔Dが、塗工間隔となり、塗工厚が決定される。特に、上塗工突部52の前面と下塗工突部54の前面を同じ位置に設定しているため、図9に示すように、ウエブWがスムーズに走行でき、かつ、下塗工突部54の前面の下端部とバックアップロール12の左周面との間隔をL1、下塗工突部54の前面の上端部と左周面との間隔をL2、上塗工突部52の前面の下端部と左周面との間隔をL3、下塗工突部54の前面の上端部と左周面との間隔をL4とすると、L1>L2>L3>L4となり、ウエブWにかかる塗工圧が次第に上昇し、L4の最も塗工圧が高い位置で塗工できる。
(4)シム28の前後方向の位置調整構造
次に、シム28の前後方向の位置調整構造について図2〜図7を参照して説明する。
図2に示すように、シム28の後周辺部34の後部は、上本体18から空間44の前部に露出している。このシム28の露出部分には、図3、図8に示すように、引っ掛け孔67が4箇所開口している。
また、図2、図3に示すように、下本体16の基部20には、貫通孔62が4箇所前後方向に設けられている。貫通孔62を設ける位置は、シム28の引っ掛け孔67に対応する位置であり、基部20の中央部の左右両側、左右両端部の位置である。図2、図3に示すように、棒体の調整部64が、貫通孔62に収納され、前後方向に移動自在に設けられ、調整部64の前部は空間44に露出している。調整部64の前端部は、引っ掛けネジ66が螺合するネジ孔65が開口している。一方、図3に示すように、調整部64の後端部は、貫通孔62の後方から露出していない。
図3の拡大図に示すように、引っ掛けネジ66は、この空間44に露出したシム28の後端部の引っ掛け孔67を通り調整部64のネジ孔65に固定されている。これにより、シム28が調整部64に引っ掛けられて、所定の前後方向の位置を維持できる。
図3に示すように、貫通孔62の後端部にある基部20の後面には、上下方向に調整板68が設けられている。調整板68の下端部は、図3に示すようにボルト70で基部20の後面に固定されている。一方、調整板68の上端部には押し出しボルト72が設けられ、その下方には引き込みボルト74が設けられている。押し出しボルト72は、基部20の後面に設けられたネジ孔76に螺合している。また、引き込みボルト74の先端は、基部20の後面に当接されている。これにより、調整板68の下端部は固定端となり、調整板68の上端部は押し出しボルト72と引き込みボルト74によって前後に移動する自由端となる。
図3に示すように、貫通孔62の位置に対応する調整板68には、固定ボルト78が後方から螺合され、その前端部は棒体の調整部64の後面に螺合し固定されている。
図5に示すように、貫通孔62の近傍には、屈曲された支持板80が設けられ、この支持板80には、ダイヤルゲージ82が設けられている。このダイヤルゲージ82の測定ピン84の前端部は、固定ボルト78の後面に当接されている。固定ボルト78の前後方向に移動する寸法は、固定ボルト78と共に測定ピン84が前後方向に移動して、ダイヤルゲージ82によって測定できる。
図4に示すように、空間44の左右方向における中心部には、基部20に固定ブロック86が載置され、ボルト88によって固定可能である。固定ブロック86の前端部は、シム28の後端部に当接する。これにより、基部20の前面に載置された固定ブロック86の前にシム28が載置された状態となり、シム28の位置を固定できる。
(5)シム28の前後方向の位置調整方法
次に、シム28の前後方向の位置調整方法について説明する。
第1に、下本体16と上本体18とを締結している締結ボルト36と締結ボルト38を多少緩め、シム28が前方自在になった状態で、初期値用固定ブロック86をシム28の後に設ける。この状態で、ダイヤルゲージ82の値が0、即ち初期値になるように設定する。そして、締結ボルト36、締結ボルト38を締めてウエブWへ塗工テストを行う。
第2に、ウエブWへ塗工テストを行った上、塗工に不具合があり、シム28の前後方向の位置調整が必要な場合には、固定ブロック86を外し、締結ボルト36、締結ボルト38を緩めてシム28を前後方向に移動自在にする。なお、締結ボルト38がシム28の後周辺部34を貫通しているため、シム28が下本体16と上本体18から外れることはない。
第3に、図6に示すように、シム28を前方(Eの位置)に移動させる場合には、ダイヤルゲージ82を見ながら、押し出しボルト72を締めて調整板68の下端部を前方に移動させる(Cの位置)。この場合に、4箇所ある調整部64を全て同じように移動させる。なお、塗工状態によっては局所的に一部の調整部64を移動させてもよい。これにより、シム28の左周辺部30と右周辺部32が前方に移動し、バックアップロール12との距離が近づき、吐出口42から吐出される塗工液の状態が変化する。一方、図7に示すように、シム28を後方(Fの位置)に移動させる場合には、ダイヤルゲージ82を見ながら、引き込みボルト74を締めて調整板68の上端部を後方に移動させる(Dの位置)。この場合に、4箇所ある調整部64を全て同じように移動させる。これにより、シム28の左周辺部30と右周辺部32が後方に移動し、バックアップロール12との距離が離れ、吐出口42から吐出される塗工液の状態が変化する。シム28の移動が終了した上、締結ボルト36、締結ボルト38を締結し、下本体16と上本体18を締結してシム28を固定する。
第4に、基部20とシム28の後端部との間に固定ブロック86を固定する。この場合の固定ブロック86の前後寸法は、前後方向の位置調整を行った寸法に合うものを設置する。すなわち、固定ブロック86に関しては、ダイヤルゲージ82の初期位置を決定する初期値用固定ブロック86以外に、前後方向の位置調整に合った固定ブロック86を複数準備しておく。
第5に、シム28の前後方向の位置調整が終了した後、図1に示すように、バックアップロール12を回転させてダイ14からウエブWに塗工液を塗工する。
(6)効果
前記実施形態によれば、押し出しボルト72と引き込みボルト74を調整することにより、シム28の前後方向の位置調整を簡単に行うことができる。
また、前後方向の位置調整を行う場合にダイヤルゲージ82を見ながら行うため、正確な寸法でシム28を前後方向に移動させることができる。
また、左右方向に複数の調整部64が設けられているため、シム28を左右方向において均一に前後方向に移動させることができる。
また、初期値用固定ブロック86を用いて、シム28の前後方向の初期位置を設定するため、ダイヤルゲージ82の初期設定を正確に行うことができる。
また、シム28の前後方向の位置を設定した上、固定ブロック86でシム28の前後方向の位置を固定するため、前後方向にずれたりしない。
また、上塗工突部52の前面の上端と回転軸Oからの水平線Sの位置とを、一致させるだけで、ウエブWにかかる塗工圧が最も高い位置で塗工液を塗工できる。
(7)変更例
前記実施形態では、シム28の左右方向において、調整部64を4箇所設けたが、これに限らず左側部と右側部にのみ設けてもよい。
また、前記実施形態ではシム28は、液溜め部24の左周辺部30と右周辺部32と後周辺部34だけ設けたが、ウエブWにストライプ塗工を行う場合には、左周辺部30と右周辺部32との間に複数の突片を設けて、シム28を櫛歯形にする。この場合にはこの突片の位置が未塗工部となる。この場合に、突片を設けた位置に調整部64を設けるのが好適である。
前記実施形態では調整部64を押し出しボルト72と引き込みボルト74の調整により行ったが、これに代えて他の方法で前後方向に移動させてもよく、例えばサーボモータなどによって前後方向に移動させてもよい。
また、前記実施形態では、シム28の引っ掛け孔67を4個以上、例えば、6個設けてもよい。そして、調整部64もこれに対応して6箇所設ける。
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10・・・塗工装置、12・・・バックアップロール、14・・・ダイ、16・・・下本体、18・・・上本体、20・・・基部、24・・・液溜め部、28・・・シム、30・・・左周辺部、32・・・右周辺部、34・・・後周辺部、44・・・空間、52・・・上塗工突部、54・・・下塗工突部、64・・・調整部、68・・・調整板、70・・・ボルト、72・・・押し出しボルト、74・・・引き込みボルト、78・・・固定ボルト、82・・・ダイヤルゲージ

Claims (11)

  1. ウエブが走行するバックアップロールと、
    前記バックアップロールの側方に水平に配されたダイと、
    を有する塗工装置において、
    前記ダイは、下本体と上本体とシムとを有し、
    前記下本体の上面に液溜め部が設けられ、
    前記シムは、前記液溜め部の後周辺部、左周辺部、右周辺部に対応した形状を有し、
    前記下本体の前記上面と前記上本体の下面とが、前記シムを介して固定され、
    前記下本体と前記上本体の間に挟持された前記シムの水平位置を調整するシム調整手段が設けられている、
    塗工装置。
  2. 前記下本体の後部から基部が立設され、
    前記基部と前記上本体との間には空間が形成され、
    前記シム調整手段が、前記空間と前記基部に設けられている、
    請求項1に記載の塗工装置。
  3. 前記シムの前記後周辺部の後部が、前記空間に露出し、
    前記シム調整手段は、調整部と、前記調整部を前後方向に移動させる移動手段とを有し、
    前記調整部の前部が、前記空間に露出した前記シムに固定され、
    前記移動手段が、前記基部に設けられている、
    請求項2に記載の塗工装置。
  4. 前記基部には前後方向に貫通孔が開口し、
    前記調整部は、前記基部を前後方向に移動自在に貫通し、
    前記移動手段は、調整板と固定ボルトと調整ボルトを有し、
    前記基部の後面であって、前記貫通孔を跨ぐように前記調整板が配され、
    前記調整板の一端部が固定端であり、他端部が自由端であり、
    前記調整板と前記調整部の下部とを前記固定ボルトで固定し、
    前記調整板の前記他端部を前後方向に移動させる前記調整ボルトが設けられている、
    請求項3に記載の塗工装置。
  5. 前記調整ボルトは、前記基部の後面に螺合した押し出しボルトと、前記基部の後面に前端部が当接した引き込みボルトからなる、
    請求項4に記載の塗工装置。
  6. ダイヤルゲージが前記基部の後面に設けられ、
    前記ダイヤルゲージから突出した測定ピンが、前記固定ボルトの下端に当接している、
    請求項5に記載の塗工装置。
  7. 前記調整部は、棒体である、
    請求項3に記載の塗工装置。
  8. 前記基部の前面と前記シムの後端部の間に固定ブロックが配されている、
    請求項3に記載の塗工装置。
  9. 前記固定ブロックの前後方向の寸法は、前記シムの前後方向の位置の初期位置に対応した寸法である、
    請求項8に記載の塗工装置。
  10. 前記シムは、前記左周辺部と前記右周辺部との間において一又は複数の突出片が前記下周辺部から突出し、櫛歯形である、
    請求項1乃至9のいずれか一項に記載の塗工装置。
  11. ウエブが走行するバックアップロールと、
    前記バックアップロールの側方に水平に配されたダイと、
    を有する塗工装置において、
    前記ダイは、下本体と上本体とシムとを有し、
    前記下本体の上面に液溜め部が設けられ、
    前記シムは、前記液溜め部の後周辺部、左周辺部、右周辺部に対応した形状を有し、
    前記下本体の前記上面と前記上本体の下面とが、前記シムを介して固定され、
    前記上本体の前部の先端部に、前面が平面形状の上塗工突部が形成され、
    前記下本体の前部の先端部に、前面が平面形状の下塗工突部が形成され、
    前記上塗工突部と前記下塗工突部の間に吐出口が開口し、
    前記バックアップロールの回転軸からの水平線が、前記上塗工突部の上端部を通る、
    塗工装置。
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