JP2019110803A - 焼成食品の焼成型 - Google Patents
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Abstract
【課題】 生地内に具材を包容した焼成食品を焼成する際に、具材から生じる蒸気を確実に排出できるようにする。【解決手段】 一方型Ka及び他方型Kbからなる型本体KHを備え、型本体KHの一方型Ka及び他方型Kbで形成される焼成空間Eに生地W内に具材Gを包容した焼成食品Sを収容して焼成するもので、焼成食品Sの焼成中に焼成空間E内で生じる蒸気を排出する蒸気排出手段20を備え、この蒸気排出手段20を、型本体KHに設けられ焼成空間Eの焼成食品Sの具材Gのある部位に露出する露出面22を有したロッド21と、焼成空間Eの蒸気の入口31がロッド21の露出面22に開口し出口32が外部に開口する蒸気通路30とを備えて構成した。【選択図】 図4
Description
本発明は、焼成食品を焼成する焼成型に係り、特に、焼成食品の焼成中に生じる蒸気を排出する機能を備えた焼成食品の焼成型に関する。
従来、この種の焼成食品の焼成型としては、例えば、一方型及び他方型を備え、この一方型及び他方型により焼成食品を収容してこれを焼成する焼成空間を形成したものがある。一方型及び他方型の型面には、蒸気が通る溝や孔で形成される蒸気通路が形成されており、焼成食品の焼成中に焼成食品から生じる蒸気をこの蒸気通路から排出するようにしている(例えば、特許第4951634号公報,特表2015−511123号公報など参照)。
ところで、上記従来のような焼成型を用い、一方型及び他方型で形成される焼成空間に生地内に具材を包容した焼成食品を収容して焼成しようとする場合、焼成食品から生じる蒸気を蒸気通路を通してある程度排出させることができるものの、具材内で発生する蒸気は、具材が生地によって塞がれるので生地の外に逃げにくくなり、そのため、焼成食品を焼成型から取出した際に蒸気圧により生地を破損したり、蒸気が冷えて生じる水分により味を損ねるなどの支障が生じることがある。
本発明は上記の点に鑑みて為されたもので、生地内に具材を包容した焼成食品を焼成する際に、具材から生じる蒸気を確実に排出できるようにした焼成食品の焼成型を提供することを目的とする。
本発明は上記の点に鑑みて為されたもので、生地内に具材を包容した焼成食品を焼成する際に、具材から生じる蒸気を確実に排出できるようにした焼成食品の焼成型を提供することを目的とする。
このような目的を達成するための本発明の焼成食品の焼成型は、一方型及び他方型からなる型本体を備え該型本体の一方型及び他方型で形成される焼成空間に生地内に具材を包容した焼成食品を収容して焼成する焼成食品の焼成型において、
上記焼成食品の焼成中に上記焼成空間内で生じる蒸気を排出する蒸気排出手段を備え、該蒸気排出手段を、上記型本体に設けられ上記焼成空間の上記焼成食品の具材のある部位に露出する露出面を有したロッドと、上記焼成空間の蒸気の入口が上記ロッドの露出面に開口し出口が外部に開口する蒸気通路とを備えて構成している。ロッドは、一方型や他方型と一体に設けても良く、また、別体のもので構成しても良い。
上記焼成食品の焼成中に上記焼成空間内で生じる蒸気を排出する蒸気排出手段を備え、該蒸気排出手段を、上記型本体に設けられ上記焼成空間の上記焼成食品の具材のある部位に露出する露出面を有したロッドと、上記焼成空間の蒸気の入口が上記ロッドの露出面に開口し出口が外部に開口する蒸気通路とを備えて構成している。ロッドは、一方型や他方型と一体に設けても良く、また、別体のもので構成しても良い。
これにより、生地内に具材を包容した焼成食品を焼成するときは、型本体の一方型及び他方型で形成される焼成空間に、蒸気排出手段のロッドの露出面が焼成食品の具材のある部位に露出するようにして焼成食品を収容し、焼成する。この焼成中においては、具材から蒸気が生じるが、蒸気排出手段のロッドの露出面は、焼成空間の焼成食品の具材のある部位に露出しており、この露出面に蒸気通路の入口が開口しているので、蒸気はこの入口から流入して蒸気通路を通り外部の開口から流出していく。また、生地から出てくる蒸気も、具材を通して蒸気通路の入口から流入して蒸気通路を通り外部の開口から流出していく。そのため、特に具材からの蒸気が良く排出されていき、焼成食品を焼成型から取出した際に蒸気圧により生地を破損したり、蒸気が冷えて生じる水分により味を損ねるなどの事態を防止することができる。
そして、必要に応じ、上記蒸気通路を、上記出口を構成する開口を有した主孔と、該主孔から分枝し上記入口を構成する開口を有した複数の副孔とを備えて構成している。副孔が複数あるので、具材で生じる蒸気が蒸気通路に流入し易くなり、確実に蒸気を排出させることができる。
また、必要に応じ、上記蒸気通路の入口のある露出面を上記ロッドの一端側に設け、上記蒸気通路の出口を上記ロッドの他端側に設け、該ロッドを、上記焼成食品の焼成前に上記型本体に装着可能且つ上記焼成食品の焼成後に上記型本体から取外し可能にした構成としている。これにより、焼成食品の焼成前にロッドを型本体に装着し、焼成食品の焼成後にロッドを型本体から取外すことができる。そのため、焼成食品の型本体に対する収容や取出し時に、ロッドが邪魔になることがなく、型本体の操作性を向上させることができる。
この構成においては、必要に応じ、上記型本体に、上記ロッドの露出面がある一端側が挿抜可能な挿通孔を形成した構成としている。これにより、ロッドを装着するときは、例えば、型本体の焼成空間に焼成食品を収容し、それから、ロッドを挿通孔から挿通して、焼成食品に差し込み、ロッドの露出面を焼成食品の具材のある部位に露出させる。この場合、ロッドを挿通孔から差し込むだけでロッドを装着できるので、作業性が向上させられる。この状態で、焼成食品を焼成する。この焼成中においては、具材や生地から蒸気が生じるが、蒸気排出手段のロッドの露出面は、焼成空間の焼成食品の具材のある部位に露出しており、この露出面に蒸気通路の入口が開口しているので、蒸気はこの入口から流入して蒸気通路を通り外部の開口から流出していく。特に具材からの蒸気が良く排出されていく。焼成が終わったならば、ロッドを挿通孔から抜き取る。この場合、ロッドを抜き取るだけで取外しできるので、作業性が向上させられる。その後、型本体から焼成食品を取出す。取出された焼成食品においては、ロッドを抜き取ることにより、その表面に具材に至る孔が形成されるので、焼成後においても蒸気を排出することができる。この結果、焼成食品を焼成型から取出した際に蒸気圧により生地を破損したり、蒸気が冷えて生じる水分により味を損ねるなどの事態を防止することができる。焼成食品に形成された孔は、そのままでも良いが、別の食材で塞ぐこともできる。
この構成において、必要に応じ、上記一方型及び他方型の少なくともいずれか一方に、上記挿通孔を形成し、上記ロッドの一端側をその外周面に上記露出面を有し上記挿通孔に挿抜可能な小径部で構成し、上記ロッドの他端部を上記小径部の一端に連設され該小径部の上記挿通孔への挿通時に該挿通孔が設けられた一方の型の外側面に当接する大径部で構成している。ロッドを挿通孔から型本体に挿入した際に、ロッドの大径部を型本体の外側面に当接させれば、ロッドを位置決めすることができ、ロッドの小径部の露出面を焼成食品の具材のある部位に確実に露出させることができる。また、ロッドの露出面は小径部の外周面に形成され、この露出面に蒸気通路の入口があるので、先端には入口がないことから、挿通時に入口が詰まる事態が防止される。
この場合、上記挿通孔が設けられた一方の型に対する他方の型に、上記挿通孔と同軸で上記ロッドの小径部が挿抜可能な挿入穴を形成し、上記ロッドの小径部を、その一端部が上記挿入穴に挿入可能になる長さに形成したことが有効である。ロッドを型本体に装着した際、ロッドの小径部の一端部側が挿入穴に保持され、他端部側が挿通孔に保持されるので、即ち、ロッドが一方型と他方型の型間に架設支持されるので、ぐらつくことがなく、ロッドの支持を強固にすることができる。また、焼成食品の焼成後に、ロッドを焼成食品から抜くと、焼成食品の両面に具材に至る孔が形成されるので、焼成後において、より一層蒸気の排出効率を向上させることができる。
また、この場合、上記ロッドの小径部の一端部を、先端先細りに尖らせたことが有効である。ロッドを焼成食品に挿通し易くなる。
そしてまた、必要に応じ、上記焼成食品は、具材を包容した盤状の本体と該本体の外周に一体形成され該本体よりも薄い耳部とを備えて構成され、上記一方型及び他方型を、夫々、互いに対峙して本体を成形する本体成形部と、該本体成形部の外周に連設され該一方型及び他方型の対峙時に互いに生地を押圧して耳部を圧延成形する平面状の耳部成形部とを備えて構成している。
これにより、一方型及び他方型を対峙させて、焼成空間に生地内に具材を包容した原材料を収容して成形する。この場合、本体成形部により具材を包容した盤状の本体が成形されるとともに、耳部成形部により生地が押圧されて耳部が成形される。この状態で、原材料を焼成すると、具材を包容した盤状の本体と本体の外周に一体形成された薄い耳部とを備えた焼成食品が製造される。この焼成食品においては、耳部を備えるので、本体の外周部の剛性が高いものになり、そのため、具材がばらけて生地からはみ出す事態を阻止することができる。
また、必要に応じ、上記一方型の耳部成形部及び他方型の耳部成形部の少なくともいずれか一方に、上記一方型及び他方型の対峙時に該一方型の耳部成形部と他方型の耳部成形部との間隔を規定するピンを突設した構成としている。ピンによって一方型の耳部成形部と他方型の耳部成形部との間隔を規定することができるので、焼成食品の耳部の厚さが均一になり、この点でも、具材がばらけて生地からはみ出す事態を確実に阻止することができる。
更に、必要に応じ、上記一方型及び他方型の何れか一方の耳部成形部に、周方向に沿う凹条を形成し、上記一方型及び他方型の何れか他方の耳部成形部に、周方向に沿い上記凹条に対応して突出し耳部となる生地を該凹条内に押し込む凸条を形成した構成としている。これにより、焼成食品の耳部に凹部及び凸部からなる謂わばリブが形成されることになるので、耳部の剛性が高くなることから、より一層、本体の外周部の剛性を高いものにして、具材がばらけて生地からはみ出す事態を確実に阻止することができる。
本発明によれば、焼成食品の焼成時に、具材から蒸気が生じるが、蒸気排出手段のロッドの露出面は、焼成空間の焼成食品の具材のある部位に露出しており、この露出面に蒸気通路の入口が開口しているので、蒸気はこの入口から流入して蒸気通路を通り外部の開口から流出していく。また、生地から出てくる蒸気も、具材を通して蒸気通路の入口から流入して蒸気通路を通り外部の開口から流出していく。そのため、特に具材からの蒸気が良く排出されていき、焼成食品を焼成型から取出した際に蒸気圧により生地を破損したり、蒸気が冷えて生じる水分により味を損ねるなどの事態を防止することができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係る焼成食品の焼成型について詳細に説明する。
図1乃至図8に示すように、本発明の実施の形態に係る焼成食品の焼成型Kは、焼成食品Sを一個一個作成する手動操作タイプのもので、一方型Ka及び他方型Kbからなる型本体KHを備え、この型本体KHの一方型Ka及び他方型Kbで形成される焼成空間Eに、生地W内に具材Gを包容した焼成食品Sを収容して、この焼成食品Sを成形するとともに焼成する。
図1乃至図8に示すように、本発明の実施の形態に係る焼成食品の焼成型Kは、焼成食品Sを一個一個作成する手動操作タイプのもので、一方型Ka及び他方型Kbからなる型本体KHを備え、この型本体KHの一方型Ka及び他方型Kbで形成される焼成空間Eに、生地W内に具材Gを包容した焼成食品Sを収容して、この焼成食品Sを成形するとともに焼成する。
焼成食品Sは、煎餅食品であり、図2,図4及び図6に示すように、盤状(実施の形態では円盤状)の本体1と、本体1の外周に一体形成され本体1よりも薄い耳部2とを備えている。耳部2はリング状に形成されて本体1を囲繞している。そして、この焼成食品Sは、本体1を形成する生地W内に軟質の具材Gを包容して焼成され、具材Gが生地Wの焼成により硬質となった外側の主材3内に封入されている。図7及び図8に示すように、所要量の生地Wを平板状に延展した延展生地Wa,Wbが一対用意され、一方の延展生地Waと他方の延展生地Wbとの間に具材Gを包容して合わせ、その後、焼成型Kにより成形しながら焼成されて、本体1及び耳部2が形成される。
詳しくは、本体1は、一方型Kaにより膨出成形される一方部1aと、他方型Kbにより一方部1aの外形と対称に且つ同形状に膨出形成される他方部1bとを備えて構成されている。耳部2は、一方型Kaに接して偏平状に成形される一方耳部2aと、他方型Kbに接して偏平状に成形され一方耳部2aに接合される他方耳部2aとを備え、本体1の一方部1aと他方部1bとの外周の境界から放射方向に延びる鍔状に成形されている。尚、耳部2の外周縁部2c(図6)は、成形後そのままでも良いが、後加工により取り除いて、真円状に整形してよい。
また、上記一方部1aの外形は、平面状の天面4と、天面4の外周縁に連続し他方部1b側に向けて末広がりに傾斜した側面5とを備えて構成され、他方部1bの外形は、一方部1aの天面4と平行な平面状の天面4と、この天面4の外周縁に連続し一方部1a側に向けて末広がりに傾斜した側面5とを備えて構成されている。実施の形態では、本体1は、例えば、側面5の基端の直径が70〜90mm、厚さが9〜16mmに形成され、耳部2は、例えば、その半径方向の幅が8〜12mm、厚さが1〜4mm程度に形成される。大きさはこれに限定されるものではない。
更に、耳部2の一方面6a及び他方面6bの何れか一方(実施の形態では他方面6b)に、周方向に沿い型成形される凹部7が形成され、耳部2の一方面6a及び他方面6bの何れか他方(実施の形態では一方面6a)に、周方向に沿い凹部7とともに型成形され凹部7に対応した凸部8が形成されている。
更にまた、焼成食品Sは、表面に金箔の小片Pを多数付着させた構成としている。特に、耳部2の表面のみ(実施の形態では他方面6bのみ)に金箔の小片Pを多数付着させている。
更にまた、焼成食品Sは、表面に金箔の小片Pを多数付着させた構成としている。特に、耳部2の表面のみ(実施の形態では他方面6bのみ)に金箔の小片Pを多数付着させている。
また、生地Wは、麦粉,米粉,そば粉などの穀類を主原料とし、図7に示すように、生地作成工程で作成され、混捏の際、酒の諸味若しくは酒粕を混合して熟成させて作成されている。そして、1つの焼成食品Sあたり、図7及び図8に示すように、所要量の生地Wが平板状に延展された延展生地Wa,Wbが一対用意される。
また、具材Gは、少なくとも肉の加工品若しくは魚介類の加工品を含む。実施の形態では、肉の加工品であって、図7に示すように、特に、牛タンの調理品が用いられ、具材作成工程で作成される。牛タンの調理品は、生の牛タンを酒の諸味若しくは酒粕に漬け込んで熟成され、熟成後に、加熱調理され、即ち、煮られて味付けがなされる。更に、加熱調理の前後において、牛タンは例えば厚さが3〜6mmにスライスされ、シート状に形成される。
実施の形態に係る焼成型Kは、図1,図3乃至図8に示すように、一方型Ka及び他方型Kbからなる型本体KHを備え、一方型Ka及び他方型Kbは、夫々、互いに対峙して本体1を成形する本体成形部10と、本体成形部10の外周に連設され互いに生地Wを押圧して耳部2を圧延成形する平面状の耳部成形部11とを備えて構成されている。一方型Ka及び他方型Kbは、その一端が互いにヒンジ12を介して開閉可能に接続されており、他端に把持可能な柄13を備えている。
また、一方型Ka及び他方型Kbの何れか一方(実施の形態では一方型Ka)の耳部成形部11に、周方向に沿う凹条14が形成され、一方型Ka及び他方型Kbの何れか他方(実施の形態では他方型Kb)の耳部成形部11に、周方向に沿い凹条14に対応して突出し耳部2となる生地Wを凹条14内に押し込む凸条15が形成されている。
更に、図1及び図5に示すように、一方型Kaの耳部成形部11及び他方型Kbの耳部成形部11の少なくともいずれか一方(実施の形態では一方型Ka)に、一方型Ka及び他方型Kbの対峙時に一方型Kaの耳部成形部11と他方型Kbの耳部成形部11との間隔を規定する一対のピン16が、夫々、対称位置に突設されている。
また、図1,図3,図4,図6乃至図8に示すように、本焼成型Kには、型本体KHによる焼成食品Sの焼成中に焼成空間E内で生じる蒸気を排出する蒸気排出手段20が備えられている。蒸気排出手段20は、型本体KHに設けられ焼成空間Eの焼成食品Sの具材Gのある部位に露出する露出面22を有したロッド21と、焼成空間Eの蒸気の入口31がロッド21の露出面22に開口し出口32が外部に開口する蒸気通路30とを備えて構成されている。
ロッド21は、焼成食品Sの焼成前に型本体KHに装着可能且つ焼成食品Sの焼成後に型本体KHから取外し可能に形成されている。詳しくは、一方型Ka及び他方型Kbの少なくともいずれか一方(実施の形態では他方型Kb)に、ロッド21の一端側が挿抜可能な挿通孔23が形成されており、この挿通孔23が設けられた一方の型(実施の形態では他方型Kb)に対する他方の型(実施の形態では一方型Ka)に、ロッド21の一端側が挿抜可能な挿入穴24が形成されている。挿入穴24は、挿通孔23と同軸で同径に形成されている。
そして、ロッド21の一端側は、外周に露出面22を有し挿通孔23に挿抜可能な円柱状の小径部25で構成され、他端部は、小径部25の一端に連設され小径部25の挿通孔23への挿通時に挿通孔23が設けられた他方型Kbの外側面に当接する円柱状の大径部26で構成されている。ロッド21の小径部25は、その一端部25a側が挿入穴24に挿入可能になる長さに形成されている。また、ロッド21の小径部25の一端部25aは、先端先細りに尖らせた円錐状に形成され、挿入穴24から突出する。
蒸気通路30は、入口31が小径部25の露出面22に形成され、出口32が大径部26の端面に設けられている。また、蒸気通路30は、図3に示すように、出口32を構成する開口を有しロッド21の軸線と同軸で露出面22側に延びる主孔33と、主孔33から分枝し入口31を構成する開口を有した複数の副孔34とを備えて構成されている。実施の形態では、副孔34は、ロッド21の軸線に直交する軸線を有し、等角度(90°)間隔に4つ設けられている。
従って、本発明の実施の形態に係る焼成型Kを用いて焼成食品Sを焼成するときは、図7に示すように、成形,焼成工程で以下のようにする。
先ず、型本体KHからロッド21を外した状態にし、図8(a)に示すように、一方型Kaに一方の延展生地Waを載せ、図8(b)に示すように、この一方の延展生地Waに具材Gを載せる。次に、図8(c)に示すように、この具材Gを包容するように他方の延展生地Wbを一方の延展生地Waに載せる。この場合、具材Gである、牛タンは、スライスしたものを用いているので、円盤状の本体1に封入し易くなる。また、耳部2の他方面6bに相応する面に金箔の小片Pを降りかけて多数付着させる。この場合、本体1側に降りかからないように、本体1を円筒部材で覆うようにすると良い。
先ず、型本体KHからロッド21を外した状態にし、図8(a)に示すように、一方型Kaに一方の延展生地Waを載せ、図8(b)に示すように、この一方の延展生地Waに具材Gを載せる。次に、図8(c)に示すように、この具材Gを包容するように他方の延展生地Wbを一方の延展生地Waに載せる。この場合、具材Gである、牛タンは、スライスしたものを用いているので、円盤状の本体1に封入し易くなる。また、耳部2の他方面6bに相応する面に金箔の小片Pを降りかけて多数付着させる。この場合、本体1側に降りかからないように、本体1を円筒部材で覆うようにすると良い。
それから、図8(d)に示すように、他方型Kbを一方型Kaに対峙させて一方の延展生地Waと他方の延展生地Wbとを具材Gを包容して合わせ、その後、他方型Kbを相対的に一方型Ka側に押圧する。この場合、ロッド21が外されているので、ロッド21が邪魔になることがなく、他方型Kbを押圧させ易く、型本体KHの操作性を向上させることができる。また、この場合、一対の延展生地Wa,Wbの耳部2に対応する部位(一方耳部2a及び他方耳部2b)が焼成型Kの耳部成形部11によって押圧されて接合していく。この際、凸条15が耳部2となる生地Wを凹条14内に押し込むので、それだけ、接合が強固になる。また、図5に示すように、ピン16によって一方型Kaの耳部成形部11と他方型Kbの耳部成形部11との間隔を規定することができるので、焼成食品Sの耳部の厚さが均一になる。更に、この工程では、延展生地Wa,Wbを一対用意して、この延展生地Wa,Wb間に具材Gを入れて成形するので、具材Gを封入し易くなり、製造効率が向上させられる。
次に、図8(d)に示すように、型本体KHにロッド21を装着する。即ち、図4に示すように、ロッド21を挿通孔23から挿通して、焼成食品Sに差し込み、ロッド21の大径部26を型本体KHの外側面に当接させる。これにより、ロッド21の小径部25の一端部25a側が挿入穴24に挿入されるとともに、ロッド21の露出面22が焼成食品Sの具材Gのある部位に露出させられる。この場合、ロッド21の露出面22は小径部25の外周面に形成され、この露出面22に蒸気通路30の入口31があるので、先端には入口31がないことから、挿通時に入口31が詰まる事態が防止される。
また、ロッド21の小径部25の一端部25aが尖っているので、ロッド21を焼成食品Sに挿通し易くなる。更にまた、ロッド21を挿通孔23から差し込むだけでロッド21を装着できるので、作業性が向上させられる。また、ロッド21の大径部26を型本体KHの外側面に当接させることにより、ロッド21を位置決めすることができ、ロッド21の小径部25の露出面22を焼成食品Sの具材Gのある部位に確実に露出させることができる。また、ロッド21を型本体KHに装着した際、ロッド21の小径部25の一端部25a側が挿入穴24に保持され、他端部側が挿通孔23に保持されるので、即ち、ロッド21が一方型Kaと他方型Kbの型間に架設支持されるので、ぐらつくことがなく、ロッド21の支持を強固にすることができる。
この状態で、焼成食品Sを焼成する。この焼成中においては、具材Gや生地Wから蒸気が生じるが、蒸気排出手段20のロッド21の露出面22は、焼成空間Eの焼成食品Sの具材Gのある部位に露出しており、この露出面22に蒸気通路30の入口31が開口しているので、蒸気はこの入口31から流入して蒸気通路30を通り外部の出口32から流出していく。特に具材Gからの蒸気が良く排出されていく。この場合、蒸気通路30においては、副孔34が複数あるので、具材Gで生じる蒸気が蒸気通路30に流入し易くなり、確実に蒸気を排出させることができる。
図6に示すように、所要時間焼成したならば、ロッド21を挿通孔23から抜き取る。この場合、ロッド21を抜き取るだけで取外しできるので、作業性が向上させられる。その後、他方型Kbを一方型Kaから離間させ、型本体KHから焼成食品Sを取出す。この場合、ロッド21が外されているので、ロッド21が邪魔になることがなく、他方型Kbを一方型Kaから離間させ易く、型本体KHの操作性を向上させることができる。
取出された焼成食品Sにおいては、焼成中において具材Gや生地Wから生じる蒸気が排出され、また、ロッド21を抜き取ることにより、焼成食品Sの両面に具材Gに至る孔Saが形成されるので、焼成後においても、蒸気が排出され、蒸気の排出効率を向上させることができる。この結果、焼成食品Sを焼成型Kから取出した際に、蒸気圧により生地Wを破損したり、蒸気が冷えて生じる水分により味を損ねるなどの事態を防止することができる。焼成食品Sに形成された孔Saは、そのままでも良いが、別の食材で塞ぐこともできる。例えば、生地と同じ材料の食材を少量用いて孔Saを埋め、その後、焼きコテで表面に熱を加えて焼成する。焼きコテは孔Saよりやや大きく形成し、模様や商品マークを刻印するよう構成することができる。これに限らず、孔Saを埋める食材は、適宜に定めて良い。尚、耳部2の外周縁部2c(図6)は、成形後そのままでも良いが、後加工により取り除いて、真円状に整形してよい。
この焼成食品Sにおいては、本体1を形成する生地W内に軟質の具材Gが包容されて焼成されるので、具材Gが本体1の生地Wが焼成された主材3と一体化するとともに、主材3内に封入されることから、常態時において具材Gがばらけてはみ出してくる事態を防止することができる。また、これを食するときも具材Gがはみ出しにくくなり、極めて食し易くなる。特に、本体1の外周には耳部2が形成されているので、本体1の外周部の剛性が高いものになっており、具材Gがばらけてはみ出す事態を確実に阻止することができる。更に、耳部2に凹部7及び凸部8からなる謂わばリブが形成されることになるので、耳部2の剛性が高くなることから、より一層、本体1の外周部の剛性を高いものにして、具材Gがばらけてはみ出す事態を確実に阻止することができる。
また、煎餅の食感と具材Gの食感とが相まって斬新な食感を呈することができるとともに、具材Gの選択により味も斬新なものにすることができる。即ち、具材Gは、肉の加工品として、牛タンの調理品なので、煎餅の食感と具材Gの食感とが相まって斬新な食感を呈することができるとともに、味も斬新なものにすることができる。特に、牛タンと煎餅の組み合わせなので、食するものに驚きがあり、且つ、楽しめるようになる。そのため、商品価値の向上を図ることができる。
更に、この場合、牛タンの調理品は、生の牛タンを酒の諸味若しくは酒粕に漬け込んで熟成する工程を含んで調理されているので、牛タンの味が、まろやかになるとともに、風味豊かになり、より一層、斬新な味にすることができる。更にまた、生地Wは、酒の諸味若しくは酒粕を混合して熟成する工程を含んで作成されているので、生地Wを焼成した主材3の味が、まろやかになるとともに、風味豊かになり、より一層、斬新な味にすることができる。
そしてまた、焼成食品Sの形状が、旧来からある耳付きの煎餅と同様に耳付きであり、その耳付きの煎餅内に具材Gが封じ込められているので、食するものに驚きがあり、且つ、楽しめるようになる。また、本体1の一方部1aと他方部1bとが対称に且つ同形状に膨出形成され、しかも、その境界から耳部2が突出しているので、形状が安定し、また、所謂UFOの円盤の如くも見え、この点でも、驚きがあり、且つ、楽しめるようになる。更に、一方部1a及び他方部1bの各天面4を平面状としたので、扁平であり、そのため、食し易くなるとともに、取り扱いも容易になる。更に、耳部2の表面のみ(実施の形態では他方面6bのみ)に金箔の小片Pを多数付着させているので、耳部2はリング状になって本体1を囲繞していることから、本体1がリング状の金色に囲まれるようになり、そのため、高級感を創出することができ、食べてみたくなる等の興味を引くことができる。この結果、商品価値の向上を図ることができる。また、軟質の具材Gが硬質の主材3に封じ込められるので、衛生上も好ましく、お土産品などとして応用範囲も広くなり、より一層商品価値を高めることができる。
図9には、蒸気排出手段20において、ロッド21の別の態様を示している。図9(a)に示すロッド21は、軸方向に通孔(図示せず)を有したパイプ状部材を用いて構成され、蒸気通路30の入口31のある露出面22をロッド21の一端側に設け、蒸気通路30の出口32をロッド21の他端側に設け、焼成食品Sの焼成前に型本体KHに装着可能且つ焼成食品Sの焼成後に型本体KHから取外し可能にしてある。具体的には、パイプ状部材の軸方向の通孔を出口32を構成する開口を有した主孔33として構成し、一端側に主孔33から分枝し入口31を構成する開口を有した複数の副孔34を設けて構成している。また、一方型Kaの耳部成形部11と他方型Kbの耳部成形部11との対面部に、夫々、ロッド21を包持する溝40を形成している。そして、ロッド21を装着するときは、例えば、一方の延展生地Waを載せた後に、溝40に対応する部位にロッド21を載置し、それから、具材G及び他方の延展生地Wbを載せ、その後、他方型Kbを一方型Kaに対峙させる。あるいは、一方の延展生地Wa,具材G及び他方の延展生地Wbを載せて他方型Kbを一方型Kaに対峙させた後、溝40にロッド21を挿通して、焼成食品Sに差し込む。これによっても、上記と同様の作用,効果を奏する。
図9(b)に示すロッド21は、他方型Kbに一体に設けられている。先端は円錐状に尖って形成され、他方型Kbを一方型Kaに対峙させた状態では、先端は一方型Kaに当接する。そして、ロッド21の一端側の外周面を蒸気通路30の入口31のある露出面22とし、蒸気通路30の出口32を他方型Kbの外面に開口させている。具体的には、出口32を構成する開口を有した主孔33を他方型Kbの外面からロッド21側に向けて設け、ロッド21に主孔33から分枝し入口31を構成する開口を有した複数の副孔34を設けている。そして、ロッド21は、一方の延展生地Wa,具材G及び他方の延展生地Wbを載せて他方型Kbを一方型Kaに対峙させる際に、他方型Kbとともに移動して焼成食品Sに差し込まれる。これによっても、上記と同様の作用,効果を奏する。
尚、上記の実施の形態において、蒸気排出手段20のロッド21の構成は上述したものに限定されるものではなく、適宜変更して差支えない。また、ロッド21及び挿通孔23の数も複数設けてよい。尚また、上記実施の形態においては、焼成型Kに他方の延展生地Wbを入れる際に、これを具材Gを包容するように一方の延展生地Waに載せたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、他方型Kbに他方の延展生地Wbを載せ、それから、他方型Kbを一方型Kaに対峙させて一方の延展生地Waと他方の延展生地Wbとを具材Gを包容して合わせても良く、また、予め、具材Gを一方の延展生地Waと他方の延展生地Wbとの間に挟んだものを焼成型Kに入れるようにしても良く、適宜変更して差支えない。
更に、上記実施の形態では、焼成型Kを、焼成食品Sを一個一個作成する手動タイプのもので構成したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、一方型Kaを複数連続形成したブロック状の下型と、他方型Kbを複数連続形成し下型に対して自動開閉可能なブロック状の上型等を備えた規模の大きい装置で構成しても良く、適宜変更して差支えない。
更にまた、上記実施の形態において、耳部2の他方面6bのみに金箔の小片Pを多数付着させたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、一方面6aにも付着させ、あるいは、本体1にも付着させ、あるいは、本体1のみに付着させるなど、適宜変更して差支えない。また、具材Gは、上記の牛タンのスライスに限らず、ミンチ状にしたものや、他の具材Gと混合して調理したものなど、どのようなものでも良い。また、牛タンに限らず、どのような材料を用いて具材Gを構成してもよい。更に、生地Wの成分も上述したものに限定されるものではなく、煎餅の生地Wであればどのようなものでも良い。また、生地W内に、南部煎餅のようなゴマやピーナツなどを入れるなど、種々の材料を混合して良いことは勿論である。また、本体1の形状も偏平円盤状に限定されるものではなく、三角形,矩形,六角形など、また、球状に膨出形成するなど、どのような形状でも良いことは勿論である。
また、本発明は、焼成食品Sとして上記の煎餅食品に限らず、生地Wに具材Gを入れる焼成食品Sであれば、どのような食品を焼成する焼成型Kに適用できることは勿論である。要するに、当業者は、本発明の新規な教示及び効果から実質的に離れることなく、これら例示である実施の形態に多くの変更を加えることが容易であり、これらの多くの変更は本発明の範囲に含まれる。
K 焼成型
KH 型本体
Ka 一方型
Kb 他方型
E 焼成空間
S 焼成食品
Sa 孔
W 生地
Wa 一方の延展生地
Wb 他方の延展生地
G 具材
1 本体
1a 一方部
1b 他方部
2 耳部
2a 一方耳部
2b 他方耳部
2c 外周縁部
3 主材
4 天面
5 側面
6a 一方面
6b 他方面
7 凹部
8 凸部
P 金箔の小片
10 本体成形部
11 耳部成形部
12 ヒンジ
13 柄
14 凹条
15 凸条
16 ピン
20 蒸気排出手段
21 ロッド
22 露出面
23 挿通孔
24 挿入穴
25 小径部
25a 一端部
26 大径部
30 蒸気通路
31 入口
32 出口
33 主孔
34 副孔
40 溝
KH 型本体
Ka 一方型
Kb 他方型
E 焼成空間
S 焼成食品
Sa 孔
W 生地
Wa 一方の延展生地
Wb 他方の延展生地
G 具材
1 本体
1a 一方部
1b 他方部
2 耳部
2a 一方耳部
2b 他方耳部
2c 外周縁部
3 主材
4 天面
5 側面
6a 一方面
6b 他方面
7 凹部
8 凸部
P 金箔の小片
10 本体成形部
11 耳部成形部
12 ヒンジ
13 柄
14 凹条
15 凸条
16 ピン
20 蒸気排出手段
21 ロッド
22 露出面
23 挿通孔
24 挿入穴
25 小径部
25a 一端部
26 大径部
30 蒸気通路
31 入口
32 出口
33 主孔
34 副孔
40 溝
Claims (10)
- 一方型及び他方型からなる型本体を備え該型本体の一方型及び他方型で形成される焼成空間に生地内に具材を包容した焼成食品を収容して焼成する焼成食品の焼成型において、
上記焼成食品の焼成中に上記焼成空間内で生じる蒸気を排出する蒸気排出手段を備え、該蒸気排出手段を、上記型本体に設けられ上記焼成空間の上記焼成食品の具材のある部位に露出する露出面を有したロッドと、上記焼成空間の蒸気の入口が上記ロッドの露出面に開口し出口が外部に開口する蒸気通路とを備えて構成したことを特徴とする焼成食品の焼成型。 - 上記蒸気通路を、上記出口を構成する開口を有した主孔と、該主孔から分枝し上記入口を構成する開口を有した複数の副孔とを備えて構成したことを特徴とする請求項1記載の焼成食品の焼成型。
- 上記蒸気通路の入口のある露出面を上記ロッドの一端側に設け、上記蒸気通路の出口を上記ロッドの他端側に設け、該ロッドを、上記焼成食品の焼成前に上記型本体に装着可能且つ上記焼成食品の焼成後に上記型本体から取外し可能にしたことを特徴とする請求項1または2記載の焼成食品の焼成型。
- 上記型本体に、上記ロッドの露出面がある一端側が挿抜可能な挿通孔を形成したことを特徴とする請求項3記載の焼成食品の焼成型。
- 上記一方型及び他方型の少なくともいずれか一方に、上記挿通孔を形成し、上記ロッドの一端側をその外周面に上記露出面を有し上記挿通孔に挿抜可能な小径部で構成し、上記ロッドの他端部を上記小径部の一端に連設され該小径部の上記挿通孔への挿通時に該挿通孔が設けられた一方の型の外側面に当接する大径部で構成したことを特徴とする請求項4記載の焼成食品の焼成型。
- 上記挿通孔が設けられた一方の型に対する他方の型に、上記挿通孔と同軸で上記ロッドの小径部が挿抜可能な挿入穴を形成し、上記ロッドの小径部を、その一端部が上記挿入穴に挿入可能になる長さに形成したことを特徴とする請求項5記載の焼成食品の焼成型。
- 上記ロッドの小径部の一端部を、先端先細りに尖らせたことを特徴とする請求項6記載の焼成食品の焼成型。
- 上記焼成食品は、具材を包容した盤状の本体と該本体の外周に一体形成され該本体よりも薄い耳部とを備えて構成され、上記一方型及び他方型を、夫々、互いに対峙して本体を成形する本体成形部と、該本体成形部の外周に連設され該一方型及び他方型の対峙時に互いに生地を押圧して耳部を圧延成形する平面状の耳部成形部とを備えて構成したことを特徴とする請求項1乃至7何れかに記載の焼成食品の焼成型。
- 上記一方型の耳部成形部及び他方型の耳部成形部の少なくともいずれか一方に、上記一方型及び他方型の対峙時に該一方型の耳部成形部と他方型の耳部成形部との間隔を規定するピンを突設したことを特徴とする請求項8記載の焼成食品の焼成型。
- 上記一方型及び他方型の何れか一方の耳部成形部に、周方向に沿う凹条を形成し、上記一方型及び他方型の何れか他方の耳部成形部に、周方向に沿い上記凹条に対応して突出し耳部となる生地を該凹条内に押し込む凸条を形成したことを特徴とする請求項8または9記載の焼成食品の焼成型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017246344A JP2019110803A (ja) | 2017-12-22 | 2017-12-22 | 焼成食品の焼成型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017246344A JP2019110803A (ja) | 2017-12-22 | 2017-12-22 | 焼成食品の焼成型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019110803A true JP2019110803A (ja) | 2019-07-11 |
Family
ID=67220919
Family Applications (1)
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JP2017246344A Pending JP2019110803A (ja) | 2017-12-22 | 2017-12-22 | 焼成食品の焼成型 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019110803A (ja) |
-
2017
- 2017-12-22 JP JP2017246344A patent/JP2019110803A/ja active Pending
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