JP2019110790A - コンバイン制御システム - Google Patents
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Description
穀粒を貯留する穀粒タンクを有するコンバインを制御するコンバイン制御システムであって、
前記穀粒タンクにおける穀粒の貯留重量が上限値に達したことを検知する検知部と、
前記コンバインの旋回精度を示す情報である旋回精度情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記旋回精度情報に基づいて、前記コンバインの旋回精度が低下したか否かを判定する判定部と、
前記判定部により前記コンバインの旋回精度が低下したと判定された場合に前記上限値を減少させる上限値減少部と、を備えることにある。
前記取得部は、1つの旋回経路における前記コンバインによるリトライの回数である第1リトライ回数を取得するように構成されており、
前記判定部は、前記穀粒タンクにおける穀粒の貯留重量が所定重量以上である状態において、前記第1リトライ回数が所定の第1回数に達した場合、前記コンバインの旋回精度が低下したと判定すると好適である。
前記取得部は、前記コンバインによる旋回動作におけるリトライの累積回数である第2リトライ回数を取得するように構成されており、
前記判定部は、前記穀粒タンクにおける穀粒の貯留重量が所定重量以上である状態において、前記第2リトライ回数が所定の第2回数に達した場合、前記コンバインの旋回精度が低下したと判定すると好適である。
前記取得部は、前記コンバインによる旋回動作のうち、リトライが行われた旋回動作の回数であるリトライ旋回回数を取得するように構成されており、
前記判定部は、前記穀粒タンクにおける穀粒の貯留重量が所定重量以上である状態において、前記リトライ旋回回数が所定の第3回数に達した場合、前記コンバインの旋回精度が低下したと判定すると好適である。
前記取得部は、前記コンバインの目標旋回半径と、前記コンバインの実旋回半径と、を取得するように構成されており、
前記判定部は、前記穀粒タンクにおける穀粒の貯留重量が所定重量以上である状態において、前記目標旋回半径と前記実旋回半径との差が所定値以上である場合、前記コンバインの旋回精度が低下したと判定すると好適である。
前記判定部により前記コンバインの旋回精度が低下したと判定された場合、前記上限値減少部は、前記上限値を、前記判定部により前記コンバインの旋回精度が低下したと判定された時点での前記穀粒タンクにおける穀粒の貯留重量に変更すると好適である。
前記判定部により前記コンバインの旋回精度が低下したと判定された場合に穀粒排出動作を開始させる排出制御部を備えると好適である。
図1に示すように、普通型のコンバイン1は、クローラ式の走行装置11、運転部12、脱穀装置13、穀粒タンク14、収穫装置H、搬送装置16、穀粒排出装置18、衛星測位モジュール80を備えている。
図2に示すように、コンバイン制御システムAは、衛星測位モジュール80と、制御部20と、重量センサ14Sと、を備えている。尚、制御部20及び重量センサ14Sは、コンバイン1に備えられている。また、上述の通り、衛星測位モジュール80も、コンバイン1に備えられている。
以下では、コンバイン制御システムAを利用した収穫作業の例として、コンバイン1が、図3に示す圃場で収穫作業を行う場合の流れについて説明する。
ところで、コンバイン1がUターン経路LUに沿った旋回動作を行う場合、コンバイン1がUターン経路LUを逸脱することがある。コンバイン1がUターン経路LUを逸脱した場合、走行制御部23は、図8に示すように、コンバイン1がリトライを行うように、コンバイン1を制御する。尚、リトライとは、旋回中に停車し、後進してから、改めて旋回を行うことである。
(1)走行装置11は、ホイール式であっても良いし、セミクローラ式であっても良い。
14 穀粒タンク
25 検知部
26 取得部
27 判定部
28 排出制御部
30 上限値減少部
A コンバイン制御システム
AR 実旋回半径
LU Uターン経路(旋回経路)
TR 目標旋回半径
Claims (7)
- 穀粒を貯留する穀粒タンクを有するコンバインを制御するコンバイン制御システムであって、
前記穀粒タンクにおける穀粒の貯留重量が上限値に達したことを検知する検知部と、
前記コンバインの旋回精度を示す情報である旋回精度情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記旋回精度情報に基づいて、前記コンバインの旋回精度が低下したか否かを判定する判定部と、
前記判定部により前記コンバインの旋回精度が低下したと判定された場合に前記上限値を減少させる上限値減少部と、を備えるコンバイン制御システム。 - 前記取得部は、1つの旋回経路における前記コンバインによるリトライの回数である第1リトライ回数を取得するように構成されており、
前記判定部は、前記穀粒タンクにおける穀粒の貯留重量が所定重量以上である状態において、前記第1リトライ回数が所定の第1回数に達した場合、前記コンバインの旋回精度が低下したと判定する請求項1に記載のコンバイン制御システム。 - 前記取得部は、前記コンバインによる旋回動作におけるリトライの累積回数である第2リトライ回数を取得するように構成されており、
前記判定部は、前記穀粒タンクにおける穀粒の貯留重量が所定重量以上である状態において、前記第2リトライ回数が所定の第2回数に達した場合、前記コンバインの旋回精度が低下したと判定する請求項1または2に記載のコンバイン制御システム。 - 前記取得部は、前記コンバインによる旋回動作のうち、リトライが行われた旋回動作の回数であるリトライ旋回回数を取得するように構成されており、
前記判定部は、前記穀粒タンクにおける穀粒の貯留重量が所定重量以上である状態において、前記リトライ旋回回数が所定の第3回数に達した場合、前記コンバインの旋回精度が低下したと判定する請求項1から3の何れか一項に記載のコンバイン制御システム。 - 前記取得部は、前記コンバインの目標旋回半径と、前記コンバインの実旋回半径と、を取得するように構成されており、
前記判定部は、前記穀粒タンクにおける穀粒の貯留重量が所定重量以上である状態において、前記目標旋回半径と前記実旋回半径との差が所定値以上である場合、前記コンバインの旋回精度が低下したと判定する請求項1から4の何れか一項に記載のコンバイン制御システム。 - 前記判定部により前記コンバインの旋回精度が低下したと判定された場合、前記上限値減少部は、前記上限値を、前記判定部により前記コンバインの旋回精度が低下したと判定された時点での前記穀粒タンクにおける穀粒の貯留重量に変更する請求項1から5の何れか一項に記載のコンバイン制御システム。
- 前記判定部により前記コンバインの旋回精度が低下したと判定された場合に穀粒排出動作を開始させる排出制御部を備える請求項1から6の何れか一項に記載のコンバイン制御システム。
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