JP2019110632A - ステータの測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コイル端子の位置ずれ量を適正に測定する。【解決手段】ステータのステータコアに巻回されるコイルの端部に取り付けられ穴が形成されているコイル端子の下方に配置される照明器具と、コイル端子を挟んで照明器具と対向して配置される撮像装置と、を備え、照明器具がコイル端子へ光を照射した状態で撮像装置により撮影されたコイル端子のシルエットにおける穴の位置と、予め用意されている基準の穴の位置と、を比較して、コイル端子の位置ずれ量を測定する。【選択図】図1

Description

本発明は、ステータの測定装置に関する。
従来、この種のステータの測定装置としては、回転機構部を有する測定治具を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。測定治具は、測定対象のステータコアを固定するケース(ハウジング)に位置決めして取り付けられる。回転機構部は、ケースを基準とした軸を中心として、ステータコアの中空部内を15度ずつ回転する。この装置では、回転機構部に取り付けた距離センサにより、ケースの軸中心からステータコアの内周面までの距離を所定回数計測することにより、計測したデータに基づいてケースの軸中心に対するステータコアの軸中心のずれ量を測定している。
特開2006−254519号公報
ところで、ステータのステータコアに巻回されるコイルには、コイル端子が接続されている。コイル端子は、モータを駆動する駆動回路の接続端子と接続される。ステータをケースに組み付ける際にコイル端子の位置がずれると、接続端子との接続に不良が生じることがあるため、ステータのケースへの組み付けが適正に行なわれているとは言いづらい。したがって、コイル端子の位置ずれ量を適正に測定し、ステータのケースへの組み付けを適正に行なうことが望まれている。
本発明のステータの測定装置は、コイル端子の位置ずれ量を適正に測定することを主目的とする。
本発明のステータの測定装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のステータの測定装置は、
ステータのステータコアに巻回されるコイルの端部に取り付けられ穴が形成されているコイル端子の下方に配置される照明器具と、
前記コイル端子を挟んで前記照明器具と対向して配置される撮像装置と、
を備え、
前記照明器具が前記コイル端子へ光を照射した状態で前記撮像装置により撮影された前記コイル端子のシルエットにおける前記穴の位置と、予め用意されている基準の前記穴の位置と、を比較して、前記コイル端子の位置ずれ量を測定する、
ことを要旨とする。
この本発明のステータの測定装置では、ステータのステータコアに巻回されるコイルの端部に取り付けられ穴が形成されているコイル端子の下方に照明器具を配置し、コイル端子を挟んで照明器具と対向して撮像装置を配置する。そして、照明器具がコイル端子へ光を照射した状態で撮像装置により撮影されたコイル端子のシルエットにおける穴の位置と、予め用意されている基準の穴の位置と、を比較して、コイル端子の位置ずれ量を演算する。コイル端子のシルエットにおける穴の位置と、予め用意されている基準の穴の位置と、を比較して、コイル端子の位置ずれ量を測定する。コイル端子のシルエットにおける穴の位置と、予め用意されている基準の穴の位置と、を比較して、コイル端子の位置ずれ量を測定することにより、コイル端子が光を照射されたときに乱反射が生じるような材料により形成されいているときでも、コイル端子の位置ずれ量を適正に測定することができる。
本発明の一実施例としての測定装置20の構成の概略を示す構成図である。 測定装置20の測定対象であるステータ30を図1におけるA方向から眺めたときの構成の概略を示す概略図である。 撮影されたシルエットの画像の一例を示す説明図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての測定装置20の構成の概略を示す構成図である。図2は、測定装置20の測定対象であるステータ30を図1におけるA方向から眺めたときの構成の概略を示す概略図である。ここでは、説明の便宜上、最初にステータ30の構成について説明し、次に、測定装置20の構成について説明する。
ステータ30は、図示しないロータと共にモータを構成し、図2に示すように、ステータコア32と、コイル体Cと、動力線36u,36v,36wと、中性線36nと、コイル端子38u,38v,38wと、を備える。
ステータコア32は、複数の薄板の鋼板が積層されて、全体として円筒状に形成されている。ステータコア32は、図2に示すように、径方向内側に突出した図示しない複数のティースにU相,V相,W相の各コイルからなるコイル体Cが組み付けられている。
動力線36u,36v,36wは、ステータコア32に組み付けられたコイル体Cの各相のコイルからステータコア32の図1における上面(図2における紙面の手前側の面)側からステータコア32の径方向外側に引き出されている。コイル端子38u,38v,38wに接続されている。
コイル端子38u,38v,38wは、ボルト穴40u,40v,40wが形成された丸形の圧着端子として構成されており、ステンレスにより形成されている。コイル端子38u,38v,38wは、ステータコア32の径方向外側に引き出された動力線36u,36v,36wの端部に固定されている。コイル端子38u,38v,38wには、ボルト穴40u,40v,40wが形成されている。コイル端子38u,38v,38wは、ボルト穴40u,40v,40wに挿入されるボルトにより、モータを駆動する駆動回路からのU相,V相,W相用の電力が入出力される接続端子に接続されている。
中性線36nは、モータの中性点を構成するコイルの結線部に接続されている。
こうして構成されたステータ30は、ケース50に組み付けられた状態で、図示しないロータと共にモータを構成する。動力線36u,36v,36wには、モータを駆動する駆動回路からのU相,V相,W相用の電力が入力されたり、動力線36u,36v,36wからU相,V相,W相用の電力が出力されたりする。
次に、測定装置20の構成について説明する。測定装置20は、図1に示すように、照明器具22と、撮像装置24と、コンピュータ26と、を備えている。
照明器具22は、LEDやハロゲンランプ,蛍光灯などの光源からの光を対象に照射する照明装置として構成されている。照明器具22は、コイル端子38u,38v,38wの図1における下方に配置されており、コイル端子38u,38v,38wに光を照射する。
撮像装置24は、CCDなどの撮像面に画像が記録される周知の撮像装置として構成されている。撮像装置24は、コイル端子38u,38v,38wを挟んで照明器具22と対向して配置されており、照明器具22とは反対方向からコイル端子38u,38v,38wを撮像する。撮像装置24は、コンピュータ26に制御されている。
コンピュータ26は、図示しないCPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されている。コンピュータ26は、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM,データを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートなどを備える。コンピュータ26には、撮像装置24からの画像データが入力ポートを介して入力されている。コンピュータ26からは、撮像装置24への制御信号が出力ポートを介して出力されている。
こうして構成された測定装置20やステータ30は、暗室内に置かれている。
次に、こうして構成された測定装置20のコイル端子38u,38v,38wのボルト穴40u,40v,40wの中心位置を測定する際の動作について説明する。
最初に、ステータ30のケース50を台座60に当接させてケース50を予め定めた基準位置に配置する。ケース50の配置は、ステータ30を測定装置20へ近づくように移動させることで行なってもよいし、測定装置20をステータ30へ近づくように移動させることで行なってもよい。照明器具22は、ケース50を予め定めた基準位置に配置したときに、コイル端子38u,38v,38wの下方に配置されるように予め位置決めされている。撮像装置24は、ケース50を予め定めた基準位置に配置したときに、コイル端子38u,38v,38wを挟んで照明器具22と対向するように予め位置決めされている。
続いて、照明器具22からコイル端子38u,38v,38wへ光を照射した状態で。撮像装置24によりコイル端子38u,38v,38wのシルエットを撮影する。撮像装置24は、撮影されたシルエットの画像を2値化してコンピュータ26へ出力する。図3は、撮影されたシルエットの画像の一例を示す説明図である。
2値化されたシルエットの画像を入力されたコンピュータ26は、2値化されたシルエットの画像において所定点を原点として。コイル端子38u,38v,38wのボルト穴40u,40v,40wの中心位置Pu,Pv,Pwの座標を演算する(測定する)。このようにシルエットの画像に基づいてボルト穴40u,40v,40wの中心位置Pu,Pv,Pwの座標を演算するから、コイル端子38u,38v,38wが、光を照射されたときに乱反射が生じるような材料により形成されいているときでも、コイル端子38u,38v,38wのボルト穴40u,40v,40wの位置を適正に測定することができる。
こうして中心位置Pu,Pv,Pwの座標を演算(測定)したら、ステータ30のケース50への組み付けが適正に行なわれたときのボルト穴40u,40v,40wの中心位置である基準位置Psu,Psv、Pswの座標と中心位置Pu,Pv,Pwの座標とを比較して、中心位置Pu,Pv,Pwの基準位置Psu,Psv,Pswから位置ずれ量(位置度)を演算する(測定する)。コイル端子38u,38v,38wのボルト穴40u,40v,40wの位置を適正に測定しているから、こうしたコイル端子38u,38v,38wの位置ずれ量を適正に演算する(測定する)ことができる。そして、位置ずれ量がある程度大きいときには、ステータ30のケース50への組み付けが不良であると判定して、ステータコア32をケース50へ組み付け直すことにより、ステータコア32のケース50への組み付けを適正に行なうことができる。
以上説明した実施例の測定装置20によれば、照明器具22がコイル端子38u,38v,38wへ光を照射した状態で撮像装置24により撮影されたコイル端子38u,38v,38wのシルエットにおけるコイル端子38u,38v,38wのボルト穴40u,40v,40wの中心位置Pu,Pv,Pwと基準位置Psu,Psv,Pswとを比較して、コイル端子38u,38v,38の位置ずれ量を演算することにより、コイル端子38u,38v,38wの位置ずれ量を適正に測定することができる。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、照明器具22が「照明器具」に相当し、撮像装置24が「撮像装置」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、ステータの測定装置の製造産業などに利用可能である。
20 測定装置、22 照明器具、24 撮像装置、26 コンピュータ、30 ステータ、32 ステータコア、36n 中性線、36u,36v,36w 動力線、38u,38v,38w コイル端子、40u,40v,40w ボルト穴、50 ケース、60 台座。

Claims (1)

  1. ステータのステータコアに巻回されるコイルの端部に取り付けられ穴が形成されているコイル端子の下方に配置される照明器具と、
    前記コイル端子を挟んで前記照明器具と対向して配置される撮像装置と、
    を備え、
    前記照明器具が前記コイル端子へ光を照射した状態で前記撮像装置により撮影された前記コイル端子のシルエットにおける前記穴の位置と、予め用意されている基準の前記穴の位置と、を比較して、前記コイル端子の位置ずれ量を測定する、
    ステータの測定装置。
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