JP2019109032A - 冷蔵庫およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】運搬把手を冷蔵庫本体に対して強固に組み込み、且つ外観意匠性が向上された冷蔵庫およびその製造方法を提供する。【解決手段】冷蔵庫は、前方に開口を有する断熱箱体11と、断熱箱体11の内部に形成された冷蔵室等と、開口を前方から塞ぐ断熱扉等と、を具備する。また、断熱箱体11は、外箱と、内箱と、外箱と前記内箱との間に充填された断熱材と、外箱を部分的に開口することで形成した把手用開口42と、把手用開口42に組み付けられた運搬用把手部40と、を有する。また、運搬用把手部40は、断熱箱体11の内側に向かって窪む凹状部45と、凹状部45を取り囲む位置に配置されて外箱に取り付けられる取付部と、を有する。更に、把手用開口42の周縁部には、断熱箱体11の内部に向かって突出し、運搬用把手部の取付部が取り付けられる被取付部が形成される。【選択図】図6

Description

本発明は、冷蔵庫およびその製造方法に関し、特に、運搬のための把手が断熱箱体後面に配設される冷蔵庫およびその製造方法に関する。
一般的な冷蔵庫は複数の貯蔵室を有し、例えば、上方から、冷蔵室、冷凍室および野菜室を有している。また、これらの貯蔵室は断熱箱体の内部に形成されている。
断熱箱体は、鋼板から構成される外箱と、外箱の内部に形成されて各貯蔵室を形成する樹脂板から成る内箱と、外箱と内箱との間に発泡充填される発泡充填剤とから構成される。このような断熱箱体から構成される冷蔵庫は重たいため、断熱箱体の後面などには、冷蔵庫を運搬するための把手が配設されている。冷蔵庫に把手が形成される構造は、例えば特許文献1に記載されている。
図12に、把手が形成された冷蔵庫100の一例を示す。図12(A)は冷蔵庫100の後方上端部を示す斜視図であり、図12(B)は当該部分の断面図である。
図12(A)を参照して、冷蔵庫100の後方上端部には運搬把手部105が嵌め込まれている。運搬把手部105は、冷蔵庫100の後方上端部をカバーする樹脂成形品であり、冷蔵庫100を運搬する作業者が手を掛けるための凹状部が形成されている。運搬把手部105は、ビス104を介して冷蔵庫100の断熱箱体101に取り付けられている。
図12(B)を参照して、運搬把手部105の上端部を断熱箱体101に固定するビス104は、断熱箱体101の上面を内側に向かって貫通している。また、運搬把手部105の下端部は、断熱箱体101の後面に、外側から当接している。
特開2001−66044号公報
しかしながら、上記した運搬把手部105の取付構造は、構造的な観点からも外観意匠の観点からも改善の余地があった。
具体的には、運搬把手部105の上端部を固定するビス104は、断熱箱体101に上面から挿入されている。即ち、ビス104は、断熱箱体101の上面を構成する外箱102およびその近傍の発泡樹脂103を貫通している。一方、発泡樹脂103の内部には、冷凍サイクルの冷媒が流通する冷媒配管が蛇行形成されている。よって、ビス104が冷媒配管に緩衝してしまう恐れがあった。
更に、運搬把手部105の下端は、外箱102の背面に外側から当接している。運搬把手部105の下端の断熱箱体101に対する接着が十分でない場合、運搬時等に於いて運搬把手部105の下端が、外箱102の背面から剥がれてしまう恐れがあった。
更に、運搬把手部105が断熱箱体101を外側から被覆することから、略直方体形状を呈する断熱箱体101の上端後方部から、運搬把手部105が突出してしまい、冷蔵庫100全体としての外観意匠性が低下してしまう恐れがあった。
また、運搬把手部105の組み込み構造および外観意匠が向上された冷蔵庫を製造することも簡単ではなかった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、運搬把手を冷蔵庫本体に対して強固に組み込み、且つ外観意匠性が向上された冷蔵庫およびその製造方法を提供することにある。
本発明の冷蔵庫は、前方に開口を有する断熱箱体と、前記断熱箱体の内部に形成された貯蔵室と、前記開口を前方から塞ぐ断熱扉と、を具備し、前記断熱箱体は、外箱と、内箱と、前記外箱と前記内箱との間に充填された断熱発泡材と、前記外箱を部分的に開口することで形成された把手用開口と、前記把手用開口に組み付けられた運搬用把手部と、を有し、前記運搬用把手部は、前記断熱箱体の内側に向かって窪む凹状部と、前記凹状部を取り囲む位置に配置されて前記外箱に取り付けられる取付部と、を有し、前記把手用開口の周縁部には、前記断熱箱体の内部に向かって突出し、前記運搬用把手部の前記取付部が取り付けられる被取付部が形成されることを特徴とする。
更に、本発明の冷蔵庫では、前記運搬用把手部は、一方向で対向する第1側辺部および第2側辺部と、他方向で対向する第3側辺部および第4側辺部と、を有し、前記第1側辺部には、前記外箱の前記被取付部と締結手段を介して取り付けられる第1取付部が形成され、前記第2側辺部、前記第3側辺部および前記第4側辺部には、前記外箱の前記被取付部に係合する第2取付部、第3取付部および第4取付部が形成されることを特徴とする。
更に、本発明の冷蔵庫では、前記運搬用把手部が取り付けられる前記把手用開口は、前記外箱の裏面部に形成されることを特徴とする。
更に、本発明の冷蔵庫では、前記運搬用把手部の前記取付部の近傍を開口することで取付開口を形成し、前記被取付部は、前記取付開口を挿通した状態で、前記取付部に取り付けられることを特徴とする。
更に、本発明の冷蔵庫では、前記把手用開口の周囲の前記外箱を曲折することで折返部を形成し、前記運搬用把手部の周辺部に形成した溝部に、前記折返部を嵌め込むことを特徴とする。
更に、本発明の冷蔵庫では、前記運搬用把手部の周縁部を平坦に形成することで周辺当接部を形成し、前記周辺当接部は前記外箱に内側から当接することを特徴とする。
更に、本発明の冷蔵庫の製造方法は、把手用開口が形成された外箱の裏面部を準備すると共に、凹状部と、前記凹状部を取り囲む位置に配置されて前記外箱に取り付けられる取付部と、を具備する運搬用把手部を準備する工程と、前記裏面部の前記把手用開口の周縁部に形成された被取付部に、前記運搬用把手部の前記取付部を取り付ける工程と、前記裏面部を前記外箱の側面部に組み付け、前記外箱と内箱とを組み立てることで、前記内箱と前記外箱との間に形成される内部空間に前記運搬用把手部を配置する工程と、前記内部空間で断熱材を発泡させる工程と、を具備することを特徴とする。
本発明の冷蔵庫は、前方に開口を有する断熱箱体と、前記断熱箱体の内部に形成された貯蔵室と、前記開口を前方から塞ぐ断熱扉と、を具備し、前記断熱箱体は、外箱と、内箱と、前記外箱と前記内箱との間に充填された断熱発泡材と、前記外箱を部分的に開口することで形成された把手用開口と、前記把手用開口に組み付けられた運搬用把手部と、を有し、前記運搬用把手部は、前記断熱箱体の内側に向かって窪む凹状部と、前記凹状部を取り囲む位置に配置されて前記外箱に取り付けられる取付部と、を有し、前記把手用開口の周縁部には、前記断熱箱体の内部に向かって突出し、前記運搬用把手部の前記取付部が取り付けられる被取付部が形成されることを特徴とする。従って、冷蔵庫の運搬に用いる運搬用把手を、外箱に対して内側から係合または螺合させているので、外箱の内部に於いて運搬用把手を容易に固定することができる。よって、運搬用把手を固定するために、断熱箱体の内部に向かって突出するビス等を用いないため、断熱箱体の内部に配設される冷媒配管等の他の部材に、ビス等が干渉してしまうことを防止することができる。また、運搬用把手を取り付けるための取付部および被取付部は、断熱箱体の内部に配置されるため、取付部および被取付部が外観に現れないことから、冷蔵庫全体の外観意匠性を向上することができる。
更に、本発明の冷蔵庫では、前記運搬用把手部は、一方向で対向する第1側辺部および第2側辺部と、他方向で対向する第3側辺部および第4側辺部と、を有し、前記第1側辺部には、前記外箱の前記被取付部と締結手段を介して取り付けられる第1取付部が形成され、前記第2側辺部、前記第3側辺部および前記第4側辺部には、前記外箱の前記被取付部に係合する第2取付部、第3取付部および第4取付部が形成されることを特徴とする。従って、運搬用把手を外箱に取り付ける際に、先ずは、運搬用把手の第2取付部、第3取付部および第4取付部を、外箱の把手用開口の周縁に形成された被取付部に係合させる。その後に、ビス等の締結手段を用いて運搬用把手の第1取付部を、外箱の被取付部に取り付ける。よって、運搬用把手を簡易に外箱に取り付けることができる。
更に、本発明の冷蔵庫では、前記運搬用把手部が取り付けられる前記把手用開口は、前記外箱の裏面部に形成されることを特徴とする。従って、裏面部の把手用開口に運搬用把手部を取り付けてから、裏面を外箱の側面部に取り付けることができる。よって、板状の裏面部に運搬用把手を取り付けることができることから、運搬用把手を取り付ける工程を更に簡易にすることができる。
更に、本発明の冷蔵庫では、前記運搬用把手部の前記取付部の近傍を開口することで取付開口を形成し、前記被取付部は、前記取付開口を挿通した状態で、前記取付部に取り付けられることを特徴とする。従って、外箱の被取付部が、取付開口を挿通した状態で運搬用把手部の取付部に取り付けられることで、被取付部を介して運搬用把手部を外箱に対して強固に固定することができる。
更に、本発明の冷蔵庫では、前記把手用開口の周囲の前記外箱を曲折することで折返部を形成し、前記運搬用把手部の周辺部に形成した溝部に、前記折返部を嵌め込むことを特徴とする。従って、把手用開口の周囲に形成した折返部を、運搬用把手部の溝部に嵌め込むことで、運搬用把手部をより正確な位置に取付け、更に、運搬用把手部を外箱に対して強固に取り付けることができる。
更に、本発明の冷蔵庫では、前記運搬用把手部の周縁部を平坦に形成することで周辺当接部を形成し、前記周辺当接部は前記外箱に内側から当接することを特徴とする。従って、運搬用把手部の周縁部に形成された周辺当接部を、外箱に内側から当接することで、運搬用把手部をより安定して外箱に組み込むことができる。よって、使用状況下に於いて、運搬用把手部を外側に引っ張るような力が作用したとしても、運搬用把手部が破損してしまうことを防止することができる。
更に、本発明の冷蔵庫の製造方法は、把手用開口が形成された外箱の裏面部を準備すると共に、凹状部と、前記凹状部を取り囲む位置に配置されて前記外箱に取り付けられる取付部と、を具備する運搬用把手部を準備する工程と、前記裏面部の前記把手用開口の周縁部に形成された被取付部に、前記運搬用把手部の前記取付部を取り付ける工程と、前記裏面部を前記外箱の側面部に組み付け、前記外箱と内箱とを組み立てることで、前記内箱と前記外箱との間に形成される内部空間に前記運搬用把手部を配置する工程と、前記内部空間で断熱材を発泡させる工程と、を具備することを特徴とする。従って、運搬用把手を外箱の裏面部に取り付けてから、裏面部を側面部に取り付けることで、外箱の内部に運搬用把手を配置させ、その後に外箱と内箱との間に断熱発泡材を充填させている。よって、製造工程の途中段階に於いて運搬用把手が裏面部から落下することを防止することができる。また、断熱発泡材を発泡する前に運搬用把手を外箱に固定することから、運搬用把手を固定するためのビス等を断熱発泡材で遮蔽できる。よって、運搬を固定するためのビス等が冷蔵庫の外観に現れないので、冷蔵庫の外観意匠性を向上することができる。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫の外観を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の内部構成を示す側方断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫を後方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す図であり、(A)は運搬用把手部が裏面部に取り付けられる構成を示す斜視図であり、(B)は裏面部を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す図であり、(A)(B)および(C)は、運搬用把手部を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す図であり、運搬用把手部が取り付けられる構成を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の製造方法を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の製造方法を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の製造方法を示す図であり、運搬用把手部を組み付ける状況を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の製造方法を示す図であり、(A)から(C)は裏面部に運搬用把手部を取り付ける工程を逐次的に示す断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の製造方法を示す斜視図である。 背景技術に係る冷蔵庫を示す図であり、(A)は運搬用把手部が組み込まれる部分を示す斜視図であり、(B)はその部分の断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る冷蔵庫10を図面に基づき詳細に説明する。以下の説明では、同一の部材には原則的に同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。更に以下の説明では、上下前後左右の各方向を適宜用いるが、左右とは冷蔵庫10を前方から見た場合の左右を示している。
図1は、本形態の冷蔵庫10の概略構造を示す正面外観図である。図1に示すように、冷蔵庫10は、本体としての断熱箱体11を備え、この断熱箱体11の内部に食品等を貯蔵する貯蔵室を形成している。この貯蔵室としては、最上段が冷蔵室15、その下段左側が製氷室16で右側が上段冷凍室18、更にその下段が下段冷凍室19である。また、最下段に野菜等が収納される野菜室20が形成されている。尚、製氷室16、上段冷凍室18および下段冷凍室19は、何れも冷凍温度域の貯蔵室であり、以下の説明ではこれらを冷凍室17と総称する場合もある。
断熱箱体11の前面は開口しており、前記各貯蔵室に対応した開口には、各々断熱扉21等が開閉自在に設けられている。断熱扉21は、冷蔵室15の前面を左右方向に分割して塞ぐもので、断熱扉21の幅方向における外側上下端部が断熱箱体11に回転自在に取り付けられている。また、断熱扉22、23、24、25は、各々収納容器と一体的に組み合わされ、冷蔵庫10の前方に引出自在に、断熱箱体11に支持されている。
図2は、冷蔵庫10の概略構造を示す側方断面図である。図2に示すように、冷蔵庫10の本体である断熱箱体11は、前面が開口する鋼板製の外箱12と、この外箱12内に間隙を持たせて配設され、前面が開口する合成樹脂製の内箱13とから構成されている。外箱12と内箱13との間隙には、発泡ポリウレタン製の断熱材14が充填発泡されている。尚、上記した各断熱扉21〜25も、断熱箱体11と同様の断熱構造を採用している。
冷蔵室15と、その下段に位置する冷凍室17とは、断熱仕切壁81によって仕切られている。冷凍室17の内部の製氷室16と上段冷凍室18との間は、ここでは図示しない仕切壁によって仕切られている。また、製氷室16及び上段冷凍室18と、その下段に設けられた下段冷凍室19との間は、冷却された空気である冷気が流通自在に連通している。そして、冷凍室17と野菜室20との間は、断熱仕切壁82によって仕切られている。
冷蔵室15の背面には、合成樹脂製の仕切体83で区画され、冷蔵室15へと冷気を供給する供給風路としての冷蔵室供給風路30が形成されている。冷蔵室供給風路30には、冷蔵室15に冷気を流す吹出口33が形成されている。
冷凍室17の奥側には、冷却器86で冷却された冷気を冷凍室17へと流す冷凍室供給風路31が形成されている。冷凍室供給風路31の更に奥側には、冷却室26が形成されており、その内部には、庫内を循環する空気を冷却するための蒸発器である冷却器86が配置されている。
冷却器86は、圧縮機88、図示しない放熱器、図示しない膨張手段であるキャピラリーチューブに冷媒配管を介して接続されており、蒸気圧縮式の冷凍サイクル回路を構成するものである。
冷却室26は、断熱箱体11の内部で、冷凍室供給風路31の奥側に設けられている。冷却室26と冷凍室17との間は、合成樹脂製の仕切体85によって仕切られている。
冷却室26の前方に形成される冷凍室供給風路31は、冷却室26とその前方に組み付けられる合成樹脂製の前面カバー84との間に形成された空間であり、冷却器86で冷却された冷気を流す風路となる。前面カバー84には、冷凍室17に冷気を吹き出す開口である吹出口34が形成されている。
冷却器86の下方には、冷却器86に付着した霜を融かして除去する除霜手段として、除霜ヒータ87が設けられている。除霜ヒータ87は、電気抵抗加熱式のヒータである。
冷却室26の上部には、各貯蔵室につながる開口である送風口27が形成されている。送風口27は、冷却器86で冷却された冷気を流す開口であり、冷却室26と、冷蔵室供給風路30および冷凍室供給風路31とを連通させる。送風口27には、冷凍室17等に向けて冷気を送り出す図示しない送風機が配設されている。
図3を参照して、冷蔵庫10の断熱箱体11の上面および左右後側面は外箱12から構成されている。また、外箱12は、上面および左右両側面を覆う側面部29と、後面を覆う裏面部28とから構成されている。側面部29および裏面部28は、それぞれ、一枚の鋼板を曲折加工することで形成されている。
裏面部28の上端部付近に2つの運搬用把手部40が配設されている。運搬用把手部40は、冷蔵庫10を運搬する際に、作業者が手を掛けための部位である。運搬用把手部40は、後述するように、裏面部28に対して内側から組み込まれている。よって、運搬用把手部40は裏面部28に強固に組み付けられており、且つ、運搬用把手部40の周囲の外観意匠性が向上されている。
図4を参照して、上記した運搬用把手部40が裏面部28に組み込まれる構成を説明する。図4(A)は運搬用把手部40が裏面部28に組み込まれる部分を示す斜視図であり、図4(B)は運搬用把手部40が組み込まれる部分の裏面部28を示す斜視図である。
これら図は、運搬用把手部40およびそれが組み込まれる箇所を前方上方からみた斜視図である。
図4(A)を参照して、運搬用把手部40は、裏面部28の上端左方側に、内側である前方から取り付けられている。このように、運搬用把手部40は、裏面部28に内側から取り付けられているので、運搬用把手部40が冷蔵庫10の外側に突出することがない。よって、冷蔵庫10を運搬する際に、運搬用把手部40が冷蔵庫10本体から剥がれてしまうことが防止されている。また、運搬用把手部40およびその近傍の外観意匠性を向上することができる。
図4(B)を参照して、上記した運搬用把手部40が配設される箇所には、裏面部28を略矩形状に開口した把手用開口42が形成されている。把手用開口42は、裏面部28の上端付近に於いて、左方端部および右方端部に形成されている。ここでは、左方側に形成される把手用開口42のみを示している。
把手用開口42の前面視での大きさは、上記した運搬用把手部40の前面視での大きさよりも若干小さい程度とされている。このようにすることで、後述するように、運搬用把手部40の周縁部を、把手用開口42の周辺の裏面部28に内側から当接させ、運搬用把手部40を強固に固定することができる。
把手用開口42の周縁付近には、運搬用把手部40を取り付けるための被取付部47が複数形成されている。被取付部47は、把手用開口42の周縁付近において、裏面部28を構成する鋼板片を前方に向かって略直角に曲折加工することで形成される。被取付部47は、把手用開口42の左右側辺および下側辺に形成される被係合部44と、把手用開口42の上側辺に形成される被螺合部43とから構成される。被係合部44は、後述する運搬用把手部40の第2取付部53等が係合する部位である。また、被螺合部43は、後述する運搬用把手部40の第1取付部52等が、ビス等を介して取り付けられる部位である。
把手用開口42の角部を除外した周縁付近のほぼ全域を前方に向かって曲折することで、折返部59が形成されている。折返部59は、後述する運搬用把手部40の前面に枠状且つ溝状に形成される溝部60に挿入される。かかる構成により、運搬用把手部40と把手用開口42との相対的な位置をより正確に規定することができる。換言すると、上記した被取付部47等は折返部59から更に前方に向かって突出する鋼板片である。
図5を参照して、運搬用把手部40の構成を詳述する。図5(A)は運搬用把手部40を前方上方から見た斜視図であり、図5(B)は運搬用把手部40を前方下方から見た斜視図であり、図5(C)は運搬用把手部40を後方上方から見た斜視図である。
図5(A)および図5(B)を参照して、運搬用把手部40は、射出成型された合成樹脂からなり、前方に向かって窪む凹状部45が中央部に形成された部材である。凹状部45の内部の大きさは、冷蔵庫10を運搬する運搬者が手を掛けることを可能とする程度とされている。
運搬用把手部40は、上下方向で対向する第1側辺部48および第2側辺部49と、左右方向で対向する第3側辺部50および第4側辺部51とを有する。第1側辺部48が上方側の側辺であり、第2側辺部49が下方側の側辺部であり、第3側辺部50が左方側の側辺部であり、第4側辺部51が右方側の側辺である。
第1側辺部48に沿って2つの第1取付部52が形成されている。第1取付部52は、前方に向かって突出する突出部であり、その上面に後述するビス57が螺合するビス穴が形成されている。
第2側辺部49の近傍に、前方に向かって突出する第2取付部53が形成されている。ここでは、第2側辺部49に沿って2つの第2取付部53が離間して配置されている。第2取付部53の下面には、係合爪が形成されている。第2取付部53は、図4(B)の把手用開口42の下側辺に形成された被係合部44に係合する。具体的には、被係合部44に形成された係合開口に、第2取付部53の係合爪が係合する。
第3側辺部50の近傍に、前方に向かって突出する第3取付部54が形成されている。第3取付部54の左方側面には、左方に向かって突出する係合爪が形成されている。第3取付部54は、図4(B)の把手用開口42の左側辺に形成された被係合部44に係合する。第3取付部54が係合する構成は、第2取付部53の場合と同様である。
第4側辺部51の近傍に、前方に向かって突出する第4取付部55が形成されている。第4取付部55の右方側面には、右方に向かって突出する係合爪が形成されている。第4取付部55は、図4(B)の把手用開口42の右側辺に形成された被係合部44に係合する。第4取付部55が係合する構成は、第2取付部53の場合と同様である。
更に、図5(B)を参照して、上記した取付部46が形成された領域の近傍に於いて、運搬用把手部40を開口している。具体的には、第1取付部52、第2取付部53、第3取付部54および第4取付部55の近傍に於いて、運搬用把手部40を開口することで取付開口61を形成している。取付開口61は、細長く形成されている。各取付開口61は取付部46の外側に形成されている。具体的には、第1取付部52の上方近傍に取付開口61が形成されており、第2取付部53の下方近傍に取付開口61が形成されている。また、図5(A)に示すように、第3取付部54の左方近傍に取付開口61が形成されている。更に、図5(B)に示すように、第4取付部55の右方近傍に取付開口61が形成されている。これらの取付開口61は、後に説明するように、裏面部28に形成される被取付部47を前方側に向かって挿通されるための開口である。
図5(C)を参照して、運搬用把手部40の周縁部近傍を、前方に向かって窪ませることで溝部60が形成されている。溝部60は、運搬用把手部40の第1側辺部48、第2側辺部49、第3側辺部50および第4側辺部51に沿って、略枠状に連続して形成されている。運搬用把手部40を裏面部28に取り付けると、図4(B)に示した裏面部28の折返部59が、運搬用把手部40の溝部60に填まり込む。よって、運搬用把手部40を裏面部28に対して更に強固に取り付けることができる。また、図5(C)の視点では、上述した取付開口61は、溝部60の奥側に形成されている。
更に、運搬用把手部40の最外周部を枠状且つ平坦に形成することで、周辺当接部58が形成されている。後述するように、周辺当接部58は裏面部28に内側から当接する部位である。
図6を参照して、上記した構成を有する運搬用把手部40が冷蔵庫10に取り付けられる構成を説明する。図6は、運搬用把手部40が取り付けられる部分を拡大して示す断面図である。
裏面部28の上端部は、冷蔵庫10の上面を構成する側面部29に接続している。運搬用把手部40は、裏面部28の上端側に形成された把手用開口42に取り付けられている。後述するように、運搬用把手部40は、冷蔵庫10の内側から、把手用開口42に取り付けられている。
把手用開口42の上方周縁部の鋼板片を内側に向かって曲折させることで、被螺合部43が形成されている。被螺合部43は、運搬用把手部40の取付開口61を前方に向かって貫通している。被螺合部43の開口および運搬用把手部40の第1取付部52には、締結手段であるビス57が挿通されている。ビス57は、第1取付部52の孔部に螺合することで、被螺合部43および第1取付部52を共締めしている。
把手用開口42の下方周縁部の鋼板片を内側に向かって曲折させることで、被係合部44が形成されている。被係合部44は、運搬用把手部40の取付開口61を前方に向かって貫通している。被係合部44の中間部を開口することで係合開口が形成されており、第2取付部53の下面を部分的に下方に向かって突出させた係合爪は、被係合部44の係合開口に係合する。このような係合構成は、図5(A)に示した第3取付部54、図5(B)に示した第4取付部55に関しても同様である。
また、運搬用把手部40の周辺部に枠状に形成された周辺当接部58は、把手用開口42の周辺部に於いて、裏面部28に前面側から当接している。このようにすることで、冷蔵庫10を運搬する際に、運搬する作業者が運搬用把手部40に手を掛けることで、運搬用把手部40を後方に引っ張るような外力が作用したとしても、把手用開口42の周辺当接部58が裏面部28に当接することで、その外力に対抗することができる。
上記のように、本実施形態に係る冷蔵庫10では、裏面部28の一部を内側に向かって突出させることで被取付部47を形成し、この被取付部47に運搬用把手部40の取付部46を取り付けている。よって、運搬用把手部40を取り付けるための取付部位が、冷蔵庫10の外側に露出しない。更に、運搬用把手部40の大部分は断熱箱体11の内部に収納されており、運搬用把手部40は外部に突出しない。このことから、冷蔵庫10の外観意匠性を向上することができる。
更にまた、図6に示したように、運搬用把手部40を裏面部28に固定するためにビス57を用いているが、ビス57の先端部は運搬用把手部40の内部に配置されている。従って、ビス57が冷蔵庫10の断熱箱体11の内部空間に突出しないので、断熱箱体11の内部空間に内蔵される冷媒配管に、ビス57が不用意に接触してしまうことを防止することができる。
また、運搬用把手部40は、螺合または係合する簡易な取付構造で裏面部28の把手用開口42に取り付けられることから、運搬用把手部40を裏面部28に取り付ける構成および工程を簡略化することができる。
図7以降の図を参照して、上記した各図も適宜参照しつつ、上記した構成を有する冷蔵庫10の製造方法を説明する。
図7を参照して、先ず、上記した断熱箱体11を構成する側面部29を準備する。側面部29は、鋼板に対して切断加工および切断加工を施すことで形成され、上記した断熱箱体11の左右側側面および上面を構成している。側面部29は、図2に示した外箱12を構成するものである。
また、側面部29の内面には、冷凍サイクルを構成する各機器を相互に接続する冷媒配管56が固定されている。
図8を参照して、次に、側面部29の内部に内箱13を収納させる。内箱13は、合成樹板から成り、前方に開口する複数の貯蔵室が形成されている。内箱13の内部に、上記した冷蔵室15および冷凍室17が形成される。
図9を参照して、次に、裏面部28の把手用開口42に運搬用把手部40を組み付ける。ここでは、裏面部28の上端近傍に2つの把手用開口42が形成されており、各把手用開口42に運搬用把手部40を前方から組み付ける。
図10を参照して、本工程を詳述する。図10の各図は裏面部28に運搬用把手部40を組み付ける工程を逐次的に示す断面図である。
図10(A)および図10(B)を参照して、運搬用把手部40を、裏面部28の把手用開口42が形成された部分に嵌め込む。そのようにすると、裏面部28の把手用開口42の周縁部に形成した被螺合部43および被係合部44が、運搬用把手部40の取付開口61に挿入される。
そのようにすることで、先ず、裏面部28の被係合部44に、運搬用把手部40の第2取付部53が係合する。同時に、図5(A)に示した運搬用把手部40の第3取付部54、図5(B)に示した第4取付部55も、第2取付部53と同様に、裏面部28の被係合部44に係合する。よって、運搬用把手部40が裏面部28の所定箇所に仮止めされる。この時、運搬用把手部40の最周辺に形成された平坦な周辺当接部58は、把手用開口42の周辺部に於いて、裏面部28の前面に面的に接触している。
上記と同時に、把手用開口42の上部に形成された被螺合部43は、運搬用把手部40の上部に形成された取付開口61を挿通して、第1取付部52の上面に配置される。
次に、図10(C)に示すように、裏面部28の被螺合部43および運搬用把手部40の第1取付部52をビス57で上方から共締めする。このようにすることで、運搬用把手部40を裏面部28に固定することができ、製造工程の途中で、運搬用把手部40が離脱してしまうことを防止できる。
図11を参照して、次に、側面部29の後方開口を裏面部28で塞ぐ。このようにすることで、側面部29および裏面部28から外箱12が構成され、外箱12と内箱13との間に内部空間が形成される。また、裏面部28の下面に取り付けられた運搬用把手部40を、外箱12の内部に配置することができる。
その後、外箱12と内箱13との間の内部空間に、開口41から液状の断熱発泡材を導入した後に発泡させることで、この内部空間に例えばウレタンから成る断熱発泡材を充填する。上記工程が終了した後は、図1を参照して、断熱箱体11に断熱扉21等を開閉可能に取付け、内箱13の前面開口を閉鎖する。
上記工程を経ることで、図1に示す構成を有する冷蔵庫10が製造される。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更実施が可能である。
10 冷蔵庫
11 断熱箱体
12 外箱
13 内箱
14 断熱材
15 冷蔵室
16 製氷室
17 冷凍室
18 上段冷凍室
19 下段冷凍室
20 野菜室
21 断熱扉
22 断熱扉
23 断熱扉
24 断熱扉
25 断熱扉
26 冷却室
27 送風口
28 裏面部
29 側面部
30 冷蔵室供給風路
31 冷凍室供給風路
33 吹出口
34 吹出口
40 運搬用把手部
41 開口
42 把手用開口
43 被螺合部
44 被係合部
45 凹状部
46 取付部
47 被取付部
48 第1側辺部
49 第2側辺部
50 第3側辺部
51 第4側辺部
52 第1取付部
53 第2取付部
54 第3取付部
55 第4取付部
56 冷媒配管
57 ビス
58 周辺当接部
59 折返部
60 溝部
61 取付開口
81 断熱仕切壁
82 断熱仕切壁
83 仕切体
84 前面カバー
85 仕切体
86 冷却器
87 除霜ヒータ
88 圧縮機
100 冷蔵庫
101 断熱箱体
102 外箱
103 発泡樹脂
104 ビス
105 運搬把手部

Claims (7)

  1. 前方に開口を有する断熱箱体と、前記断熱箱体の内部に形成された貯蔵室と、前記開口を前方から塞ぐ断熱扉と、を具備し、
    前記断熱箱体は、外箱と、内箱と、前記外箱と前記内箱との間に充填された断熱発泡材と、前記外箱を部分的に開口することで形成された把手用開口と、前記把手用開口に組み付けられた運搬用把手部と、を有し、
    前記運搬用把手部は、前記断熱箱体の内側に向かって窪む凹状部と、前記凹状部を取り囲む位置に配置されて前記外箱に取り付けられる取付部と、を有し、
    前記把手用開口の周縁部には、前記断熱箱体の内部に向かって突出し、前記運搬用把手部の前記取付部が取り付けられる被取付部が形成されることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記運搬用把手部は、一方向で対向する第1側辺部および第2側辺部と、他方向で対向する第3側辺部および第4側辺部と、を有し、
    前記第1側辺部には、前記外箱の前記被取付部と締結手段を介して取り付けられる第1取付部が形成され、
    前記第2側辺部、前記第3側辺部および前記第4側辺部には、前記外箱の前記被取付部に係合する第2取付部、第3取付部および第4取付部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記運搬用把手部が取り付けられる前記把手用開口は、前記外箱の裏面部に形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記運搬用把手部の前記取付部の近傍を開口することで取付開口を形成し、
    前記被取付部は、前記取付開口を挿通した状態で、前記取付部に取り付けられることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の冷蔵庫。
  5. 前記把手用開口の周囲の前記外箱を曲折することで折返部を形成し、
    前記運搬用把手部の周辺部に形成した溝部に、前記折返部を嵌め込むことを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の冷蔵庫。
  6. 前記運搬用把手部の周縁部を平坦に形成することで周辺当接部を形成し、
    前記周辺当接部は前記外箱に内側から当接することを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の冷蔵庫。
  7. 把手用開口が形成された外箱の裏面部を準備すると共に、凹状部と、前記凹状部を取り囲む位置に配置されて前記外箱に取り付けられる取付部と、を具備する運搬用把手部を準備する工程と、
    前記裏面部の前記把手用開口の周縁部に形成された被取付部に、前記運搬用把手部の前記取付部を取り付ける工程と、
    前記裏面部を前記外箱の側面部に組み付け、前記外箱と内箱とを組み立てることで、前記内箱と前記外箱との間に形成される内部空間に前記運搬用把手部を配置する工程と、
    前記内部空間で断熱材を発泡させる工程と、を具備することを特徴とする冷蔵庫の製造方法。
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