JP2019108286A - 油中水型乳化組成物 - Google Patents

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【課題】保存安定性に優れ、さらには肌へののび、みずみずしさにも優れ、ずるつき、べたつきのない良好な使用感を有する油中水型乳化組成物に関する。【解決手段】成分(A)ジポリヒドロキシステアリン酸PEG−30、成分(B)25℃において半固形状のエステル油、成分(C)ジグリセリン及び成分(D)水を含有し、かつ成分(D)の含有量が水相全量に対して重量比率で0.1〜0.5である油中水型乳化組成物が、保存安定性に優れ、さらには肌へののび、みずみずしさにも優れ、ずるつき、べたつきのない良好な使用感を有することを見出し、本願発明を完成させた。【選択図】なし

Description

本願発明は、保存安定性に優れ、さらには肌へののび、みずみずしさにも優れ、ずるつき、べたつきのない良好な使用感を有する油中水型乳化組成物に関する。
乳化組成物は大きく分けて外相が水である水中油型乳化組成物と外相が油である油中水型乳化組成物があり、求められる機能や使用感によって使い分けがなされている。水中油型乳化組成物がみずみずしい使用感を特徴とするのに対し、油中水型乳化組成物はエモリエント効果や保湿効果が高く、また耐水性を付与しやすいことから、主にファンデーションや化粧下地、日焼け止め化粧料に多用されている。
一般に、油中水型乳化組成物は水中油型乳化組成物に比べて保存安定性が問題となる場合が多い。例えば、油中水型乳化組成物は電荷を持たない為、乳化粒子同士の静電反発によって粒子の合一を防ぐことができず分離や沈殿が生じやすい。また連続相である油相が分離し、組成物の表面や空隙に油がたまるしみ出しの問題もある。特に酸化チタンや酸化亜鉛、酸化鉄等の金属酸化物を含む場合、使用感向上のため揮発性油剤を含む場合、また水相における水の比率が低い場合等は、保存安定性が著しく悪くなる傾向にある。
従来より、油中水型乳化組成物の保存安定性を向上させるために種々の検討がなされている。例えば、ワックス等の高融点の固形油を配合したり(特許文献1、2)、油ゲル化剤を配合する(特許文献3、4)等、油相を増粘する事により安定性を向上させる技術が開示されている。しかしながらこれらの技術は、塗布時ののびを重くしたり、塗布後にべたつきを与える等使用感が悪くなる傾向にあった。また良好な保存安定性とみずみずしくべたつかない使用感を両立させるために、水溶性高分子を用いる技術(特許文献5、6)も開示されている。しかしながら、水溶性高分子の種類や含有量によっては塗布時にずるつきを与え、また電解質の有無が保存安定性に大きく影響する等の問題があった。
特開2008−24630号公報 特開2002−255738号公報 特開2011−219425号公報 特開平5−70336号公報 特開2010−235469号公報 特開2002−348210号公報
本願発明は、保存安定性に優れ、さらには肌へののび、みずみずしさにも優れ、ずるつき、べたつきのない良好な使用感を有する油中水型乳化組成物を提供することを課題とする。
かかる事情に鑑み、本願発明者は鋭意研究の結果、成分(A)ジポリヒドロキシステアリン酸PEG−30、成分(B)25℃において半固形状のエステル油、成分(C)ジグリセリン及び成分(D)水を含有し、かつ成分(D)の含有量が水相全量に対して重量比率で0.1〜0.5である油中水型乳化組成物が、保存安定性に優れ、さらには肌へののび、みずみずしさにも優れ、ずるつき、べたつきのない良好な使用感を有することを見出し、本願発明を完成させた。
即ち本願発明は、次の成分(A)〜(D);
(A)ジポリヒドロキシステアリン酸PEG−30
(B)25℃において半固形状のエステル油
(C)ジグリセリン
(D)水
を含有し、かつ成分(D)の含有量が水相全量に対して重量比率で0.1〜0.5であることを特徴とする油中水型乳化組成物である。
さらに本願発明は、成分(E)糖アルコールを含有することを特徴とする油中水型乳化組成物である。
本願発明の油中水型乳化組成物は、保存安定性に優れ、さらには肌へののび、みずみずしさにも優れ、ずるつき、べたつきのない良好な使用感を有するものである。以下、各構成成分について詳細に説明する。
本願発明に用いられる成分(A)ジポリヒドロキシステアリン酸PEG−30は、ポリエチレングリコール(平均分子量1500)のポリ(12−ヒドロキシステアリン酸)のジエステルであり、その平均分子量は約5000である。具体的な市販品としては、クローダジャパン社製のシスロールDPHSが挙げられる。
成分(A)ジポリヒドロキシステアリン酸PEG−30の含有量は、特に限定されないが、組成物中0.1〜4.0重量%が好ましく、0.5〜2.0重量%がより好ましい。含有量が0.1重量%より少なくなると、保存安定性の低下が生じる場合があり、4.0重量%より多くなると、塗布後にべたつく等使用感の低下が生じる場合がある。
本願発明に用いられる成分(B)25℃において半固形状のエステル油は、融点が25〜70℃であり、かつこの範囲で完全に固化しない点で液状エステル油、固形状エステル油と区別される油である。例えば、ダイマー酸エステル、ペンタエリトリット脂肪酸エステル、コレステロール脂肪酸エステル、フィトステロール脂肪酸エステルが挙げられ、好ましくはダイマー酸エステル、より好ましくはダイマージリノール酸エステルである。ダイマージリノール酸エステルとは、主としてリノール酸を2〜3分子重合し得られたダイマー酸のエステルであり、例えば、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビス(ベヘニル/イソステアリル/フィトステリル)が挙げられる。具体的な市販品としては、日本精化社製のPLANDOOL−S、PLANDOOL−H、PLANDOOL−Gが挙げられる。
成分(B)25℃において半固形状のエステル油の含有量は、特に限定されないが、組成物中0.5〜5.0重量%が好ましく、1.0〜3.0重量%がより好ましい。含有量が0.5重量%より少なくなると、保存安定性の低下が生じる場合があり、5.0重量%より多くなると、塗布時ののびが重くなる等使用感の低下が生じる場合がある。
本願発明に用いられる成分(C)ジグリセリンは、通常化粧料に用いられるものであれば特に制限はなく、いずれのものも使用することができる。具体的な市販品としては、阪本薬品工業社製のジグリセリン801が挙げられる。
成分(C)ジグリセリンの含有量は、特に限定されないが、組成物中3.0〜12.0重量%が好ましく、5.0〜10.0重量%がより好ましい。含有量が3.0重量%より少なくなると、保存安定性の低下が生じる場合があり、12.0重量%より多くなると、塗布後にべたつく等使用感の低下が生じる場合がある。
本願発明に用いられる成分(D)水の含有量は、水相全量に対して重量比率で0.1〜0.5であり、0.2〜0.35がより好ましい。この範囲であれば保存安定性及び使用感ともに優れた効果を期待できる。
本願発明に用いられる成分(E)糖アルコールは、特に限定されないが、例えば、ソルビトール、マルチトール、マンニトール、キシリトール、エリスリトール等が挙げられ、好ましくはソルビトールである。具体的な市販品としては、三菱商事フードテック社製のソルビット D−70(ソルビトール70重量%水溶液)が挙げられる。
成分(E)糖アルコールの含有量は、特に限定されないが、組成物中0.5〜10.0重量%が好ましく、2.0〜7.0重量%がより好ましい。この範囲であれば保存安定性及び使用感ともに優れた効果を期待できる。
本願発明の油中水型乳化組成物には、本願発明の効果を損なわない範囲内で、必要に応じて通常化粧品や医薬品等の皮膚外用剤に用いられる前記成分以外の各種成分、例えば、紫外線吸収剤、pH調整剤、油剤、保湿剤、水性成分、界面活性剤、酸化防止剤、美容成分、防腐剤、水溶性高分子、皮膜形成剤、褪色防止剤、消泡剤、香料等を適宜含有することができる。
以下に実施例を挙げて、本願発明をさらに詳細に説明する。尚、本願発明は以下の実施例に限定されるものではない。また、以下の実施例等における含有量は、特に断らない限り重量%を示す。
実施例に先立ち、本願発明で用いた効果試験方法について述べる。
[保存安定性]
(1)乳化粒子
各例の油中水型乳化組成物をプラスチック容器に充填し、4℃及び40℃の恒温槽で3カ月間保存した。顕微鏡にて乳化粒子を観察し、下記の基準に従って判定した。
(評価基準)
◎:初期の状態から差異が認められない。
○:乳化粒子がわずかに大きくなっているが、乳化状態を保っている。
×:乳化粒子が明らかに大きくなっている。
(2)油のしみ出し
各例の油中水型乳化組成物をプラスチック容器に充填し、4℃及び40℃の恒温槽で3カ月間保存した。目視にて油のしみ出しを確認し、下記の基準に従って判定した。
(評価基準)
◎:油のしみ出しはなく、初期の状態から差異が認められない。
○:わずかに油のしみ出しが見られる。
×:多量の油のしみ出しが見られる。
[使用感]
(1)のびの良さ
専門パネル20名により、各例の油中水型乳化組成物について、肌に塗布する際ののびの良さについて使用テストを行ない、アンケートの結果から下記の基準に従って判定した。
(評価基準)
◎:20名中、15名以上がのびが良いと回答した。
○:20名中、10〜14名がのびが良いと回答した。
△:20名中、5〜9名がのびが良いと回答した。
×:20名中、4名以下がのびが良いと回答した。
(2)ずるつきのなさ
専門パネル20名により、各例の油中水型乳化組成物について、肌に塗布する際のずるつきのなさについて使用テストを行ない、アンケートの結果から下記の基準に従って判定した。
(評価基準)
◎:20名中、15名以上がずるつきがないと回答した。
○:20名中、10〜14名がずるつきがないと回答した。
△:20名中、5〜9名がずるつきがないと回答した。
×:20名中、4名以下がずるつきがないと回答した。
(3)みずみずしさ
専門パネル20名により、各例の油中水型乳化組成物について、肌に塗布した後のみずみずしさについて使用テストを行ない、アンケートの結果から下記の基準に従って判定した。
(評価基準)
◎:20名中、15名以上がみずみずしさを感じると回答した。
○:20名中、10〜14名がみずみずしさを感じると回答した。
△:20名中、5〜9名がみずみずしさを感じると回答した。
×:20名中、4名以下がみずみずしさを感じると回答した。
(4)べたつきのなさ
専門パネル20名により、各例の油中水型乳化組成物について、肌に塗布した後のべたつきのなさについて使用テストを行ない、アンケートの結果から下記の基準に従って判定した。
(評価基準)
◎:20名中、15名以上がべたつきがないと回答した。
○:20名中、10〜14名がべたつきがないと回答した。
△:20名中、5〜9名がべたつきがないと回答した。
×:20名中、4名以下がべたつきがないと回答した。
表1〜表3に示す処方の油中水型乳化組成物を調製し、保存安定性、使用感の評価を前記の基準に従って行った。
表1〜表3の処方により得られた油中水型乳化組成物は、以下に示す製造方法により調製した。
(実施例1〜23及び比較例1〜7、10、11)
油相a部を加熱混合した後、b部を加えて均一に分散した。均一に溶解した水相を油相に撹拌しながら徐々に添加し、常温にてホモミキサーを5000rpmで10分間運転することで乳化した。乳化後、脱泡して各例の油中水型乳化組成物を得た。
(比較例8及び9)
油相a部を加熱混合した後、b部を加えて均一に分散した。水相はキサンタンガム又はカルボキシビニルポリマーを水に分散した後、他の成分を加え混合した。水相を油相に撹拌しながら徐々に添加し、常温にてホモミキサーを5000rpmで10分間運転することで乳化した。乳化後、脱泡して各例の油中水型乳化組成物を得た。
表1に示す結果から、成分(A)ジポリヒドロキシステアリン酸PEG−30、成分(B)25℃において半固形状のエステル油、成分(C)ジグリセリン及び成分(D)水を含有し、かつ成分(D)の含有量が水相全量に対して重量比率で0.1〜0.5である油中水型乳化組成物(実施例1〜9)は、いずれも保存安定性に優れ、またすべての使用感評価項目においても良好であった。特に、成分(A)ジポリヒドロキシステアリン酸PEG−30を0.5〜2.0重量%、成分(B)ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)を1.0〜3.0重量%含有する油中水型乳化組成物(実施例2、3、6、7)は、すべての評価項目において格段に優れた評価結果であった。一方、成分(A)又は成分(B)を含有していない油中水型乳化組成物(比較例1、2)、成分(B)に代えて25℃において半固形状の炭化水素油や固形状の油を用いた油中水型乳化組成物(比較例3〜6)は、十分な保存安定性や満足な使用感が得られなかった。
表2に示す結果から、成分(A)ジポリヒドロキシステアリン酸PEG−30、成分(B)25℃において半固形状のエステル油、成分(C)ジグリセリン及び成分(D)水を含有し、かつ成分(D)の含有量が水相全量に対して重量比率で0.1〜0.5である油中水型乳化組成物(実施例10〜17)は、いずれも保存安定性に優れ、またすべての使用感評価項目においても良好であった。特に、成分(C)ジグリセリンを5.0〜10.0重量%、成分(D)の含有量が水相全量に対して重量比率で0.2〜0.35である油中水型乳化組成物(実施例11、12、15、16)は、すべての評価項目において格段に優れた評価結果であった。一方、成分(C)を含有していない油中水型乳化組成物(比較例7〜9)、成分(D)の含有量が水相全量に対して重量比率で0.1〜0.5でない油中水型乳化組成物(比較例10、11)は、十分な保存安定性や満足な使用感が得られなかった。
表3に示す結果から、成分(A)ジポリヒドロキシステアリン酸PEG−30、成分(B)25℃において半固形状のエステル油、成分(C)ジグリセリン、成分(D)水を含有し、かつ成分(D)の含有量が水相全量に対して重量比率で0.1〜0.5である油中水型乳化組成物(実施例18〜23)は、いずれも保存安定性に優れ、またすべての使用感評価項目においても良好であった。また成分(E)糖アルコールとしてソルビトールを2.0〜7.0重量%含有する油中水型乳化組成物(実施例19、20)は、すべての評価項目において格段に優れた評価結果であった。
以下に本願発明を、詳細に説明するため実施例を挙げて説明する。尚、実施例24及び25はいずれも保存安定性に優れ、またすべての使用感評価項目においても良好であった。
実施例24:化粧下地(油中水型)
含有成分 含有量(重量%)
油相
(1) ジポリヒドロキシステアリン酸PEG−30※1 1.00
(2) ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル
/セチル/ステアリル/ベヘニル)※2 2.00
(3) イソノナン酸イソトリデシル 7.00
(4) ジメチルポリシロキサン(10cs) 8.00
(5) メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 4.00
(6) PEG−9メチルエーテルジメチコン 1.00
(7) ラウリルPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 2.50
(8) トリメチルシロキシケイ酸 1.50
(9) 疎水化シリカ※14 2.00
(10)トコフェロール 0.05
(11)デカメチルテトラシロキサン※15 残量
(12)シリコーン処理微粒子酸化チタン※16 3.00
(13)シリコーン処理酸化チタン※8 5.00
(14)シリコーン処理ベンガラ※17 0.12
(15)シリコーン処理黄酸化鉄※18 0.36
(16)シリコーン処理黒酸化鉄※19 0.06
水相
(17)精製水 15.00
(18)1,3−ブチレングリコール 15.00
(19)グリセリン※20 7.00
(20)ジグリセリン※9 9.00
(21)硫酸マグネシウム 0.30
(22)パラオキシ安息香酸メチル 0.20
油相(1)〜(11)を加熱混合した後、(12)〜(16)を加えて均一に分散した。これに均一に溶解した水相(17)〜(22)を撹拌しながら徐々に添加し、常温にてホモミキサーを5000rpmで10分間運転することで実施例24の化粧下地を得た。
実施例25:ファンデーション(油中水型)
含有成分 含有量(重量%)
油相
(1) ジポリヒドロキシステアリン酸PEG−30※1 1.00
(2) ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル
/セチル/ステアリル/ベヘニル)※2 2.00
(3) ミリスチン酸オクチルドデシル 5.00
(4) メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 4.00
(5) PEG−9ジメチコン 1.00
(6) ラウリルPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 2.50
(7) トリメチルシロキシケイ酸 1.50
(8) ジステアルジモニウムヘクトライト 0.50
(9) 疎水化シリカ※14 2.00
(10)トコフェロール 0.05
(11)シクロペンタシロキサン 残量
(12)シリコーン処理微粒子酸化チタン※16 4.00
(13)シリコーン処理酸化チタン※8 10.00
(14)シリコーン処理ベンガラ※17 0.40
(15)シリコーン処理黄酸化鉄※18 1.60
(16)シリコーン処理黒酸化鉄※19 0.20
水相
(17)精製水 14.00
(18)1,3−ブチレングリコール 12.00
(19)グリセリン※20 5.00
(20)ソルビトール(70重量%水溶液)※10 5.00
(21)ジグリセリン※9 9.00
(22)硫酸マグネシウム 0.30
(23)キサンタンガム※11 0.05
(24)ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
(25)パラオキシ安息香酸メチル 0.20
油相(1)〜(11)を加熱混合した後、(12)〜(16)を加えて均一に分散した。水相(17)〜(25)は、(23)、(24)を(17)に分散した後、他の成分を加え混合した。水相を油相に撹拌しながら徐々に添加し、常温にてホモミキサーを5000rpmで10分間運転することで実施例25のファンデーションを得た。
※1:シスロールDPHS:クローダジャパン社製
※2:Plandool−H:日本精化社製
※3:コスモール 168ARV:日清オイリオグループ社製
※4:CROLATUM V:クローダジャパン社製
※5:BEES WAX−S:クローダジャパン社製
※6:Paraffin WAX 130:日本精蝋社製
※7:BEHENYL ALCOHOL:高級アルコール工業社製
※8:SA−チタンMP−1133(水酸化AL2.5重量%、ジメチコン2重量%処理)
:三好化成社製
※9:ジグリセリン801:阪本薬品工業社製
※10:ソルビット D−70(ソルビトール70重量%、水30重量%):三菱商事フードテ
ック社製
※11:エコーガム:DSP五経フード&ケミカル社製
※12:ハイビスワコー 104:和光純薬工業社製
※13:D−マンニトール:花王社製
※14:AEROSIL R976:日本アエロジル社製
※15:KF−96L−1.5cs:信越化学工業社製
※16:MTY−700BS(ハイドロゲンジメチコン2重量%処理):テイカ社製
※17:SAS−レッドR516−PS(100%)(ジメチコン3重量%、ハイドロゲ
ンジメチコン0.5重量%処理):三好化成社製
※18:SAS−イエローLL−100P(100%)(ジメチコン3重量%、ハイドロ
ゲンジメチコン0.5重量%処理):三好化成社製
※19:SAS−ブラックBL−100P(100%)(ジメチコン3重量%、ハイドロ
ゲンジメチコン0.5重量%処理):三好化成社製
※20:グリセリン RG・コ・P:日油社製
保存安定性に優れ、さらには肌へののび、みずみずしさにも優れ、ずるつき、べたつきのない良好な使用感を有する油中水型乳化組成物を提供することができる。

Claims (3)

  1. 次の成分(A)〜(D);
    (A)ジポリヒドロキシステアリン酸PEG−30
    (B)25℃において半固形状のエステル油
    (C)ジグリセリン
    (D)水
    を含有し、かつ成分(D)の含有量が水相全量に対して重量比率で0.1〜0.5であることを特徴とする油中水型乳化組成物。
  2. 成分(B)が、ダイマージリノール酸エステルであることを特徴とする請求項1記載の油中水型乳化組成物。
  3. 成分(E)として、糖アルコールを含有することを特徴とする請求項1又は2記載の油中水型乳化組成物。
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