JP2019108276A - 口腔用組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】歯根面に対する美白効果及びその持続性を向上するとともに、金属味による使用感を改善し得る口腔用組成物を提供すること。【解決手段】(A)成分:ピロリドンカルボン酸又はその無機塩基塩と、(B)成分:酸化亜鉛と、を含有する口腔用組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、口腔用組成物に関する。
高齢化の進展に伴い、露出した歯根面の着色や黄変による審美性の低下が取り沙汰されており、露出歯根面に対する美白化技術が求められている。
例えば、根面象牙質に対する着色抑制として、飲食物由来のポリフェノール系着色に対するピロリドンカルボン酸による抑制技術が提案されている(特許文献1参照)。
また、歯のホワイトニング法として、亜鉛化合物及び研磨剤を含有する歯磨剤組成物が開発されている(特許文献2参照)。
国際公開第2013/047826号 特表2016−529300号公報
特許文献1の技術は、歯の着色抑制であり、歯自体の白さを向上させるものではない。また、特許文献2の歯磨剤組成物は、97%が無機質で構成されたエナメル質に対するホワイトニング効果を狙った技術であり、コラーゲンを多く含む露出した歯根象牙質に対するホワイトニング効果は十分でない。
本発明の課題は、歯根面に対する美白効果及びその持続性を向上するとともに、金属味による使用感を改善し得る口腔用組成物を提供することである。
本発明者は、上記課題について鋭意検討した結果、ピロリドンカルボン酸と酸化亜鉛を組み合わせることにより、歯根面が強力に美白化されるとともに、その持続性が向上することを見出し、本発明を完成するに至った。また、酸化亜鉛による金属味がピロリドンカルボン酸により緩和されることにより、使用感が向上するという予想外の効果も得られることを見出した。
即ち、本発明者らは、下記の〔1〕〜〔4〕を提供する。
〔1〕(A)成分:ピロリドンカルボン酸又はその無機塩基塩と、(B)成分:酸化亜鉛と、を含有する口腔用組成物。
〔2〕前記(A)成分の含有量が、0.1〜10質量%である上記〔1〕に記載の口腔用組成物。
〔3〕前記(B)成分の含有量が、0.01〜10質量%である上記〔1〕又は〔2〕に記載の口腔用組成物。
〔4〕前記(A)成分と前記(B)成分の質量比((A)成分/(B)成分)が、0.1〜50である上記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の口腔用組成物。
本発明によれば、歯根面に対する美白効果及びその持続性を向上するとともに、金属味による使用感を改善し得る口腔用組成物を提供することができる。
以下、本発明をその好適な実施形態に即して詳細に説明する。
なお、本明細書中、別途記載がない限り、各成分の含有量は、口腔用組成物の調製に用いる各成分の配合量である。
[1.口腔用組成物]
本発明の口腔用組成物は、ピロリドンカルボン酸又はその無機塩基塩である(A)成分と、酸化亜鉛である(B)成分と、を含有する。本発明の口腔用組成物は、(A)成分を含有するので、歯根面に対する美白効果の持続性を向上するとともに、使用感を改善し得る。また、本発明の口腔用組成物は、(B)成分を含有するので、歯根面に対する美白効果を向上し得る。以下、各成分の詳細を記す。
[1−1.(A)成分]
(A)成分は、ピロリドンカルボン酸又はその無機塩基塩である。ピロリドンカルボン酸の構造式を下記式(1)に示す。
Figure 2019108276
ピロリドンカルボン酸は、海草・小麦粉、サトウキビから抽出されたグルタミン酸を脱水することで生成され、上記式(1)で表される構造を有する。ピロリドンカルボン酸に、ナトリウムイオンを結合させたものをPCAソーダという。PCAソーダになることで酸化安定性が向上し、安定性が高くなる。また、皮膚角質層の水分保持物質であるNMF(天然保湿因子)の構成要素でもある。
ピロリドンカルボン酸の無機塩基塩としては、例えば、ピロリドンカルボン酸の1〜3価の無機塩基塩が挙げられる。1〜3価の無機塩基塩としては、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;カルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩;銅塩、亜鉛塩、アルミニウム塩等の金属塩が挙げられる。これらのうち、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、アルミニウム塩が好ましく、ナトリウム塩、カリウム塩がより好ましい。
ピロリドンカルボン酸又はその無機塩基塩の製法は、特に制限されない。ピロリドンカルボン酸の無機塩基塩の製法としては、例えば、海藻、サトウキビ等の生物から、又は小麦粉等の加工品から抽出されたグルタミン酸を脱水してピロリドンカルボン酸を得て、これに金属イオン(例えば、ナトリウムイオン)を結合させる方法が挙げられる。
ピロリドンカルボン酸又はその無機塩基塩は、市販品を用いてもよい。ピロリドンカルボン酸の市販品としては、味の素社製の「AJIDEW A−100(登録商標)」、ピロリドンカルボン酸の塩として、例えば、ピロリドンカルボン酸ナトリウムの市販品としては、味の素社製の「AJIDEW−N−50、PCAソーダ(AI=100%水溶液)」等が挙げられる。
本発明の口腔用組成物における(A)成分の含有量は、特に制限されない。(A)成分の含有量の下限値は、0.1質量%以上が好ましく、0.3質量%以上がより好ましい。また、その上限値は、10質量%以下が好ましく、5質量%以下がより好ましい。(A)成分の含有量が0.1質量%以上であると、歯根面に対する美白効果の持続性を向上するとともに、金属味による使用感を改善し得る。また、(A)成分の含有量が10質量%以下であると、歯根面に対する美白効果の低下を抑制し得る。
(A)成分の含有量の一実施態様としては、口腔用組成物全量に対して、0.1〜10質量%が好ましく、0.3〜5質量%がより好ましい。
[1−2.(B)成分]
(B)成分は、酸化亜鉛である。酸化亜鉛は、水不溶性の亜鉛塩である。そのため、口腔用組成物を調製した際に、(A)成分であるピロリドンカルボン酸又はその塩と反応してピロリドンカルボン酸の亜鉛塩を形成しない。従って、本発明の口腔用組成物は、(A)成分であるピロリドンカルボン酸の亜鉛塩のみでは奏し得ない、酸化亜鉛とピロリドンカルボン酸又はその無機塩基塩の併用による、歯根面に対する美白効果とその持続性を向上し、金属味による使用感を改善し得るという効果を奏する。
酸化亜鉛の平均粒子径は、特に制限されるものではないが、0.005〜5μmが好ましく、0.01〜1μmがより好ましい。平均粒子径が0.005μm以上である場合、光散乱効果が高く、特に白色効果に優れる。また、平均粒子径が5μm以下の場合、特に美白効果の持続性に優れる。
なお、上記平均粒子径はマイクロトラック(クルーズ社製)等の形状・粒子径分布測定装置による測定を行った際の、粉体全体積を100%として累積カーブを算出し、その累積カーブが50%となる点の粒子径である。
なお、酸化亜鉛は、市販品を用いてもよい。市販品としては、例えば、「超微粒子酸化亜鉛FINEXシリーズ」(堺化学工業社製)、「大酸化亜鉛LPZINCシリーズ」(境化学工業社製)、「微粒子酸化亜鉛」(テイカ社製)が挙げられる。
本発明の口腔用組成物における(B)成分の含有量は特に制限されない。(B)成分の含有量の下限値は、0.01質量%以上が好ましく、0.1質量%以上がより好ましい。また、その上限値は、10質量%以下が好ましく、3質量%以下がより好ましい。(B)成分の含有量が0.01質量%以上であると、歯根面に対する美白効果を向上し得る。また、(B)成分の含有量が10質量%以下であると、金属味による使用感の低下を抑制し得る。
(B)成分の含有量の一実施態様としては、口腔用組成物全量に対して、0.01〜10質量%が好ましく、0.1〜3質量%がより好ましい。
(A)成分と(B)成分の質量比((A)成分/(B)成分)は、特に制限されない。質量比((A)成分/(B)成分)の下限値は、0.1以上が好ましく、0.2以上がより好ましい。また、その上限値は、50以下が好ましく、30以下がより好ましい。質量比((A)成分/(B)成分)が0.1以上であると、歯根面に対する美白効果の持続性を向上するとともに、金属味による使用感を改善し得る。また、50以下であることにより、歯根面に対する美白効果とその持続時間を向上し得る。
(A)成分と(B)成分の質量比((A)成分/(B)成分)の一実施態様としては、0.1〜50が好ましく、0.2〜30がより好ましい。
[1−3.任意成分]
本発明の口腔用組成物は、上記(A)成分及び(B)成分に加えて、組成物に必要な任意成分を含有してもよい。任意成分としては、例えば、界面活性剤、粘結剤、研磨剤、粘稠剤、甘味剤、防腐剤、香料、薬用成分、水等の溶媒が挙げられる。任意成分の含有量は、(A)成分及び(B)成分の安定性、美白効果及びその持続性、金属味による使用感の緩和や練歯磨とした際の押し出し性等の使用性を損なわない範囲で配合し得る。
以下に任意成分を例示する。
[界面活性剤]
界面活性剤の種類としては、N−アシルアミノ酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、N−アシルスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、グリセリン脂肪酸エステルの硫酸塩等のアニオン界面活性剤;ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロック共重合体、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、グリセリンエステルのポリオキシエチレンエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、アルキロールアミド、グリセリン脂肪酸エステル等のノニオン界面活性剤;アルキルベタイン系界面活性剤、アミンオキサイド系界面活性剤、イミダゾリニウムベタイン系界面活性剤等の両性界面活性剤が挙げられる。
なお、界面活性剤は、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
アニオン界面活性剤としては、特に汎用性の点で、N−アシルアミノ酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩等が好適に用いられる。より好ましくは、発泡性・耐硬水性の点で、ラウロイルサルコシンナトリウム、アルキル鎖の炭素鎖長として炭素数が10〜16のα−オレフィンスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム等が挙げられる。
ノニオン界面活性剤としては、特に汎用性の点で、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、アルキロールアミド、ソルビタン脂肪酸エステル等が好適に用いられる。より好ましくは、アルキル鎖の炭素鎖長として炭素数が14〜18、エチレンオキサイド平均付加モル数が15〜30のポリオキシエチレンアルキルエーテル、エチレンオキサイド平均付加モル数が40〜100のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、アルキル鎖の炭素鎖長として炭素数が12〜14のアルキロールアミド、脂肪酸の炭素数が12〜18のソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸の炭素数が16〜18で、エチレンオキサイド平均付加モル数が10〜40のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、例えば、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン等の酢酸ベタイン型両性界面活性剤;N−脂肪酸アシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルエチレンジアミン塩等のイミダゾリン型両性界面活性剤が挙げられる。両性界面活性剤としては、ヤシ油脂肪酸アミドアルキルベタインが好適に用いられる。より好ましくは、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインが挙げられる。
口腔用組成物が界面活性剤を含有する場合、その含有量は、口腔用組成物の全量に対して、通常、10質量%以下であり、0.01〜5質量%が好ましい。
[粘結剤]
粘結剤としては、有機系粘結剤、無機系粘結剤が例示される。なお、粘結剤は、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
有機系粘結剤としては、例えば、プルラン、ゼラチン、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、キサンタンガム、アラビアガム、グアーガム、ローカストビーンガム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウム、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、メチルセルロース、アルギン酸プロピレングリコールエステル、カルボキシビニルポリマーが挙げられる。
無機系粘結剤としては、例えば、無水ケイ酸(以下、粘結剤としての無水ケイ酸を「増粘性シリカ」又は「無水ケイ酸(増粘性)」ともいう)、ベントナイトが挙げられる。中でも、増粘性シリカが好ましい。増粘性シリカシリカの吸液量は、2.1mL/g以上が好ましく、2.1〜5mL/gであることがより好ましい。
ここで、吸液量は、以下の方法により測定した値である。試料1gをガラス板上に量りとり、ビュレットを用いて42.5質量%グリセリン水溶液を滴下しながらヘラで液が均一になるように混合する。試料が1つの塊となり、ヘラでガラス板よりきれいにはがれるようになったときを終点とし、試料1.0gに対して要したグリセリン水溶液量を吸液量(mL/g)として表す。
有機系粘結剤、無機粘結剤は、各々、1種であってもよいし、2種以上の組み合わせであってもよい。また、粘結剤は、有機系粘結剤及び無機系粘結剤の組み合わせであってもよい。
口腔用組成物が粘結剤を含有する場合、その含有量は、口腔用組成物の全量に対して、通常、0.01〜10質量%である。
[研磨剤]
研磨剤としては、例えば、無水ケイ酸(以下、研磨剤としての無水ケイ酸を「研磨性シリカ」又は「無水ケイ酸(研磨性)」ともいう)、結晶性シリカ、非晶性シリカ、シリカゲル、アルミノシリケート等のシリカ系研磨剤、ゼオライト、リン酸水素カルシウム無水和物、リン酸水素カルシウム2水和物、ピロリン酸カルシウム、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、炭酸マグネシウム、第3リン酸マグネシウム、ケイ酸ジルコニウム、第3リン酸カルシウム、ハイドロキシアパタイト、第4リン酸カルシウム、合成樹脂系研磨剤が挙げられる。研磨性シリカの吸液量は、通常、0.5〜2.0mL/gであり、好ましくは0.7〜1.5mL/gである。
研磨剤は、1種単独で、又は2種以上を組み合わせて使用することができる。研磨剤を含有する場合、その含有量は、歯磨剤においては組成物全体の2〜40質量%が好ましく、5〜20質量%がより好ましい。
[粘稠剤]
粘稠剤としては、例えば、プロピレングリコール、ブチレングリコール、グリセリン、ソルビトール(ソルビット)、ポリエチレングリコール等が挙げられる。
粘稠剤は、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
口腔用組成物が粘稠剤を含有する場合、その含有量は、本発明の効果を妨げない範囲で定めることができる。例えば、口腔用組成物の全量に対して、通常、1〜60質量%である。
[甘味剤]
甘味剤としては、例えば、サッカリンナトリウム、ステビオサイド、ネオヘスペリジンヒドロカルコン、グリチルリチン、ペリラルチン、p−メトキシシンナミックアルデヒド、ソーマチン、マルチトールが挙げられる。
甘味剤は、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
口腔用組成物が甘味剤を含有する場合、その含有量は、本発明の効果を損なわない範囲で適宜定めることができる。
[防腐剤]
防腐剤としては、例えば、安息香酸ナトリウム、メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン等のパラオキシ安息香酸エステル、エチレンジアミン四酢酸塩、塩化ベンザルコニウムが挙げられる。
防腐剤は、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
口腔用組成物が防腐剤を含有する場合、その含有量は、本発明の効果を損なわない範囲で適宜定めることができる。
[香料]
香料としては、例えば、天然香料やその加工処理(前溜部カット、後溜部カット、分留、液液抽出、エッセンス化、粉末香料化等)した香料、合成香料(単品香料)、調合香料(油脂香料(油性香料)、粉末香料等)が挙げられる。香料は、前記香料のうち、1種単独で、又は2種以上を組み合わせた香料組成物としても使用することができる。
天然香料としては、例えば、ペパーミント油、スペアミント油、アニス油、ユーカリ油、ウィンターグリーン油、カシア油、クローブ油、タイム油、セージ油、レモン油、オレンジ油、ハッカ油、カルダモン油、コリアンダー油、マンダリン油、ライム油、ラベンダー油、ローズマリー油、ローレル油、カモミール油、キャラウェイ油、バジル油、マジョラム油、ベイ油、レモングラス油、オリガナム油、パインニードル油、ネロリ油、ローズ油、ジャスミン油、イリスコンクリート、アブソリュートペパーミント、アブソリュートローズ、オレンジフラワー油、イリス油、マスティック油、パセリ油、メントール油、シトラス油、ミックスフルーツ油、ストロベリー油、シナモン油、グレープ油、グレープフルーツ油、スウィーティー油、柚子油、マンゴーアブソリュート、オレンジフラワーアブソリュート、トウガラシ抽出物、ジンジャー抽出物、ペッパー抽出物、サンショウ抽出物、ジンジャーオレオレジン、ペッパーオレオレジン、カプシカムオレオレジン、バニラが挙げられる。
単品香料としては、マルトール、エチルマルトール、メントール、カルボン、アネトール、シネオール(1,8−シネオール等)、サリチル酸メチル、シンナミックアルデヒド、オイゲノール、3−1−メントキシプロパン−1,2−ジオール、チモール、リナロール、リナリールアセテート、リモネン、メントン、メンチルアセテート、N−置換−パラメンタン−3−カルボキサミド、ピネン、オクチルアルデヒド、シトラール、デカナール、プレゴン、カルビートアセテート、アニスアルデヒド、エチルアセテート、エチルブチレート、アリルシクロヘキサンプロピオネート、メチルアンスラニレート、エチルメチルアンスラニレート、エチルメチルフェニルグリシデート、バニリン、エチルバニリン、ヘキサラクトン(γ−ヘキサラクトン、δ−ヘキサラクトン等)、ノナラクトン(γ−ノナラクトン、δ−ノナラクトン等)、デカラクトン(γ−デカラクトン、δ−デカラクトン等)、ウンデカラクトン(γ−ウンデカラクトン、δ−ウンデカラクトン等)、ヘキサナール(シス−3−ヘキセナール、トランス−2−ヘキセナール等)、エチルアルコール、エチノンアルコール、プロピルアルコール、ブタノール、イソアミルアルコール、ヘキセノール(シス−3−ヘキセノール等)、ジメチルサルファイド、シクロテン、フルフラール、トリメチルピラジン、エチルラクテート、メチルラクテート、エチルチオアセテート、メンソフラン、リナロールオキサイド、バニリルブチルエーテル、イソプレゴール、フラネオール、エチルシクロペンテノロン、4,5−ジメチル−3−ヒドロキシ−2(5H)−フラノン、2−メチルブチリックアシッド、アセチックアシッド、プロピオニックアシッド、イソアミルアセテート、ベンズアルデヒド、ヘキシルアセテート、エチル−2−メチルブチレート、ベンジルアルコール、α−テルピネオール、フェニルエチルグリシデート、フェニルエチルアルコール、アリルヘキサノエート、オクタノール、メチルシンナメート、メチルへプチンカーボネート、ヨノン、エチルβ−メチルチオプロピオネート、シス−6−ノネノール、キャロン、7−メチル−2H−1,5−ベンゾジオキセピン−3(4H)−オン、メチルジャスモネート等が挙げられる。
単品香料は冷感剤であってもよい。冷感剤としては、N−エチル−p−メンタン−3−カルボキシアミド、N−(エトキシカルボニルメチル)−3−p−メンタンカルボキシアミド、N,2,3−トリメチル−2−イソプロピルブタンアミド、3−(L−メトキシ)プロパン−1,2−ジオール、乳酸メンチル(メンチルラクテート)、コハク酸モノメンチル、メントングリセリンアセタール、3−l−メントキシプロパン−1,2−ジオール、メントングリセリンエーテル、スピラントール、モノメンチルサクシネート、N−エチル−2−イソプロピル−5−メチルシクロヘキサンカルボキサミド、N−p−ベンゼンアセトニトリルメンタンカルボキサミド、N−(2−(ピリジル−2−イル)エチル)−3−p−メンタンカルボキサミド、メンチルグリセリルエーテル、メンチルサクシネート等が例示される。
調合香料とは、単品香料及び/又は天然香料を調合して作られる香料である。調合香料としては、例えば、メントールミクロン、ストロベリーフレーバー、アップルフレーバー、バナナフレーバー、パイナップルフレーバー、グレープフレーバー、マンゴーフレーバー、バターフレーバー、ミルクフレーバー、フルーツミックスフレーバー、ヨーグルトフレーバー、トロピカルフルーツフレーバー、ハーブミントフレーバーが挙げられる。
香料の形態は限定されず、精油、抽出物、固形物、及びこれらのいずれかを噴霧乾燥した粉体のいずれでも構わない。
口腔用組成物が香料を含有する場合、その含有量は、口腔用組成物全量に対して、0.000001〜1質量%が好ましい。また、上記香料を使用した賦香用香料を含有する場合、その含有量は、口腔用組成物全量に対して、0.1〜2.0質量%が好ましい。
[薬用成分]
薬用成分としては、例えば、フッ化物(例えば、フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化第一スズ)等のう蝕予防剤;クロロヘキシジン、グルコン酸亜鉛、クエン酸亜鉛等の殺菌又は抗菌剤;縮合リン酸塩、エタンヒドロキシジホスフォネート等の歯石予防剤;トラネキサム酸、グリチルリチン2カリウム塩、ε-アミノカプロン酸、オウバクエキス等の抗炎症剤;ヒドロキシエチルセルロースジメチルジアリルアンモニウムクロリド等のコーティング剤;アラントイン、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、ビタミンC、塩化リゾチーム、グリチルレチン酸及びその塩類、塩化ナトリウム等の収斂剤;塩化ストロンチウム、硝酸カリウム、乳酸アルミニウム等の知覚過敏抑制剤を挙げられる。
口腔用組成物が薬用成分を含有する場合、その含有量は、それぞれの薬用成分について薬剤学的に許容できる範囲で適宜設定すればよい。
[溶媒]
溶媒としては、例えば、水、アルコール(例えば、エタノール等の低級一価アルコール)が挙げられ、好ましくは水である。
口腔用組成物が水を含有する場合、その含有量は、組成物全量に対して、通常、60質量%以上である。口腔用組成物が低級一価アルコールを含有する場合、その含有量は、通常、30質量%以下であり、好ましくは20質量%以下である。
[1−4.剤形]
口腔用組成物の剤形及び形状は特に制限されない。例えば、液体(溶液、乳液、懸濁液、シロップ等)、半固体(ゲル、クリーム、ペースト等)、固体(錠剤、粒子状剤、カプセル剤、フィルム剤、混練物、溶融固体、ロウ状固体、弾性固体、ソフトカプセル剤等)が挙げられる。好ましくは、液体、半固体である。
固体の剤形の口腔用組成物としては、例えば、トローチ、グミ、ガム、歯磨粉が挙げられる。半固体の剤形の口腔用組成物としては、例えば、練歯磨剤、ジェル状歯磨剤が挙げられる。液体の剤形の口腔用組成物としては、例えば、洗口剤、液体歯磨剤、口中清涼剤(スプレー等)が挙げられる。これらのうち、有効性及び安定性の観点から、歯磨剤及び洗口剤が好ましい。
[pH]
口腔用組成物のpHは、通常、5〜9であり、6〜8が好ましい。これにより有効性及び安定性を保持し得る。
pHは、口腔用組成物を調製直後に、東亜電波工業社製のpHメーター(型番Hm−30S)を用いて、25℃、3分後に測定することができる。
pH調整の必要に応じて、口腔用組成物はpH調整剤を含有してもよい。pH調整剤としては、例えば、リン酸及びその塩(例えば、リン酸ナトリウム、リン酸水素ナトリウム)、クエン酸及びその塩(例えば、クエン酸ナトリウム)、リンゴ酸及びその塩、グルコン酸及びその塩、マレイン酸及びその塩、コハク酸及びその塩、グルタミン酸及びその塩、乳酸、塩酸、酢酸、硝酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムが挙げられる。
口腔用組成物がpH調整剤を含有する場合、その含有量は、必要に応じて(例えば本発明の効果を損なわない範囲で)適宜決定すればよい。
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。以下の実施例は、本発明を好適に説明するためのものであって、本発明を限定するものではない。なお、評価方法を下記に記す。
[美白効果の評価方法]
牛歯根をブロック状に切断し、表面研磨によりセメント質を除去した。セメント質を除去した部分の内、約3.5mm×3.5mmを脱灰ウィンドウ用とし、それ以外の部分をマニキュア被覆した。マニキュアを室温で乾燥後、水溶液0.1mol/Lの酢酸水溶液(pH4.5)中に50時間浸漬してウィンドウ部にコラーゲンを露出させた根面象牙質サンプルを調製した。
最初に初期値として、分光測色計(ミノルタ社製、「CM−2022」)を用いてサンプルの色差(L*0、a*0、b*0)を測定した。吐出唾液を遠心分離(10000g、20分、20℃)し、得られた上清液に根面象牙質サンプルを30分間、37℃で攪拌浸漬した。その後、サンプルを口腔用組成物の3倍水希釈液に3分間、室温で浸漬した。
測定ウィンドウを蒸留水で軽くすすぎ、余分な水分をろ紙で吸い取った。サンプルを乾燥した後、色差(L*1、a*1、b*1)測定を実施し、平均値(n=3)を算出した。美白効果は、下記式(1)より算出したΔE値を用いて、下記評価基準により評価した。
式(1):
ΔE値=((L*1−L*0)+(a*1−a*0)+(b*1−b*0)1/2
[美白効果の評価基準]
A: 10≦ΔE
B: 5≦ΔE<10
C: 3≦ΔE<5
D: ΔE<3
[美白の持続効果の評価方法]
上記の美白効果を評価した根面象牙質サンプルを、人工唾液中に3時間浸漬した。その後、上記と同様に、測定ウィンドウを蒸留水で軽くすすぎ、余分な水分をろ紙で吸い取った。サンプルを乾燥した後、色差(L*2、a*2、b*2)を3点測定した。美白の持続効果は、色差平均値から下記式を用いて算出し、下記評価基準により評価した。
式(2):
ΔE値=((L*2−L*1)+(a*2−a*1)+(b*2−b*1)1/2
[美白効果の持続性の評価基準]
A: ΔE≦1
B: 1<ΔE≦3
C: 3<ΔE≦6
D: 6<ΔE
[使用感の評価方法]
口腔用組成物(歯磨剤)を蒸留水で3倍希釈した処置液を口に含み、30秒間すすいだ。その後、金属味のなさについて判定士5名が判定した。5名の平均値を求め、下記評点基準に従って評価した。
[金属味のなさ評点基準]
4点:非常によい
3点:良い
2点:あまり良くない
1点:非常に良くない
[評価基準]
A:平均点3.5点以上
B:平均点3.0点以上3.5点未満
C:平均点2.0点以上3.0点未満
D:平均点2.0点未満
実施例及び比較例で用いた各成分の詳細を記す。
(A)成分:ピロリドンカルボン酸ナトリウム(AJIDEW(登録商標) N―50(味の素社製))
(B)成分:酸化亜鉛(和光純薬社製:平均粒子径 5μm以下)
その他の成分は化粧品原料基準規格品を用いた。
(歯磨剤組成物の調製方法)
精製水に、(A)成分:ピロリドンカルボン酸ナトリウム、(B)成分:酸化亜鉛、100質量%ソルビトール(ソルビットAI=100)、サッカリンナトリウムを溶解させた後、別途、プロピレングリコール、キサンタンガムを分散させた液を加え、攪拌した。その後、香料組成物A、無水ケイ酸を加え、更に減圧下(圧力4kPa)で攪拌し、口腔用組成物(歯磨剤組成物)を調製した。
なお、製造には、1.5Lニーダー(石山工作所社製)を用いた。調製した口腔用組成物について、上記手順に従って、美白効果及びその持続性の評価、並びに使用感の評価を行った。評価結果を表1及び2に併せて記す。
Figure 2019108276
Figure 2019108276
表1及び表2から次のことがわかる。(B)成分だけを含有する場合、美白効果の評価が「C」であり、象牙質に対する美白効果はわずかしかなかった(比較例1参照)。また、(A)成分だけを含有する場合、使用感は優れるものの、象牙質に対する美白効果は全く見られなかった(比較例2参照)。これに対し、(A)成分と(B)成分を含有する本発明の口腔用組成物は、象牙質に対する美白効果と持続時間が優れるものであるとともに、使用感も良好であった(実施例1〜12参照)。即ち、(A)成分と(B)成分を含有する本発明の口腔用組成物は、象牙質に対する美白効果やその持続時間が著しく向上していることがわかる。また、(B)成分の代わりに水溶性のクエン酸亜鉛を含有する場合、象牙質の美白効果は全く見られなかった(比較例3参照)。
なお、実施例1,3,7の香料組成物Aの代わりに香料組成物B〜Pを同量使用した口腔用組成物を調製したところ、香料組成物Aと同様の効果が得られた。香料組成物A〜Pの詳細を下記表3及び4に記し、香料組成物の調製に用いたフレーバーの詳細を表5〜11に記す。
Figure 2019108276
Figure 2019108276
Figure 2019108276
Figure 2019108276
Figure 2019108276
Figure 2019108276
Figure 2019108276
Figure 2019108276
Figure 2019108276
以下の通り剤形を変更した実施例13〜15を評価した。その結果、いずれの実施例においても美白効果、美白効果の持続性、使用感の評価はAであった。
(実施例13:洗口剤)
成分 %
(A)成分:ピロリドンカルボン酸ナトリウム(和光純薬工業社製) 3
(B)成分:酸化亜鉛 (和光純薬社製:粒子径5μm以下) 1
グリセリン 5
プロピレングリコール 5
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.5
クエン酸 0.05
クエン酸ナトリウム 0.3
香料組成物A 0.1
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残部
(実施例14:口中清涼剤)
成分 %
(A)成分:ピロリドンカルボン酸ナトリウム(和光純薬工業社製) 3
(B)成分:酸化亜鉛 (「LPZINC−2−KS」境化学工業社製:粒子径2μm) 1
グリセリン 13
エタノール 40
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 3
クエン酸ナトリウム 0.1
クエン酸 0.03
メントール 0.3
香料組成物A 0.4
精製水 残部
(実施例15:ジェル状歯磨剤)
成分 %
(A)成分:ピロリドンカルボン酸(和光純薬工業社製) 3
(B)成分:酸化亜鉛 (和光純薬社製:粒子径5μm以下) 1
増粘性シリカ 5
プロピレングリコール 3
ソルビット液 55
カラギーナン 0.5
キサンタンガム 1
サッカリンナトリウム 0.12
香料組成物A 0.4
精製水 残部

Claims (4)

  1. (A)成分:ピロリドンカルボン酸又はその無機塩基塩と、
    (B)成分:酸化亜鉛と、を含有する口腔用組成物。
  2. 前記(A)成分の含有量が、0.1〜10質量%である請求項1に記載の口腔用組成物。
  3. 前記(B)成分の含有量が、0.01〜10質量%である請求項1又は2に記載の口腔用組成物。
  4. 前記(A)成分と前記(B)成分の質量比((A)成分/(B)成分)が、0.1〜50である請求項1〜3のいずれか1項に記載の口腔用組成物。
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