JP2019107828A - 包装体及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】マチ部のブロッキング現象の発生を防止しつつ、包装体自体の履歴管理情報をマチ部にレーザ印字した包装体及びその製造方法の提供。【解決手段】マチ部3を有する包装体を製造する方法であって、互いに離間して重ねて配置された2枚の帯状の軟質フィルムf1及びf2の間に、材料フィルムm1及びm2を二つ折にして挿入する挿入工程と、2枚の軟質フィルムf1及びf2の縁部と材料フィルムm1及びm2の縁部とをヒートシールするヒートシール工程とを含み、挿入工程前に、材料フィルムm1及びm2のうち、ヒートシール工程においてヒートシールされない非ヒートシール予定領域70に、マーキングパターン100をレーザ印字するレーザ印字工程を有する。【選択図】図7

Description

本発明は、包装体の製造方法及び包装体に係り、より詳細には、マチ(ガゼット)部を有し、包装体に関する情報をレーザ印字した包装体の製造方法及び包装体に関する。
近年、レトルト食品を収容したレトルトパウチのような軟質フィルム製の包装体が広く利用されている。さらに、包装体の内容量を増やすために、底部にマチ部を形成したスタンディングパウチや、側部にマチを設けた所謂ガゼットシール袋が広く利用されている。
ところで、種々の工業製品と同様に、包装体にも、ロット番号やコードのような包装体に関する情報を印字して、包装体自体の生産流通の履歴管理(トレーサビリティ)を行うことが望まれる。
しかし、衛生の観点から食品衛生法によって、レトルト食品用のパウチにインクジェットプリンタで印字することが禁止されているため、レトルト食品用のパウチには、履歴管理用の文字等をインクジェットプリンタで印字することができない。
一方、特許文献1には、レーザ光の照射によってパウチに関する情報を示す識別情報部を形成した詰替え用パウチが記載されている。この特許文献1に記載された技術を用いれば、インクジェットプリンタで印字することができないレトルト食品用パウチにも、パウチの製造ロット番号など、容器としてのパウチ自体の履歴管理用の情報をレーザ印字することが可能となる。
特開2008−189339号公報
レトルトパウチのような包装体の外面には、通常、包装体に収容される内容物を示す絵柄や文字が印刷される。例えば、スタンディングパウチには、その外周全面に絵柄等が印刷されている。このため、スタンディングパウチの外周に、容器自体の履歴管理用のコードを絵柄等に重ねて印字することは好ましくない。そこで、スタンディングパウチの外周ではなく、スタンディングパウチの底面に設けられたマチ部を構成する底材フィルムの外面に履歴管理用の文字等を印字することが考えられる。
しかし、スタンディングパウチの底材フィルムにレーザ印字を行ったところ、ブロッキング現象の発生という新たな課題が生じた。具体的には、スタンディングパウチの製造工程において、レーザ印字された底材フィルムを二つ折りにして2枚の帯状の軟質フィルムの間に挟み、底材フィルムの縁部を2枚のフィルムの縁部とヒートシールする際に、レーザ印字された部分を加熱すると、二つ折りされた底材フィルムの対向した面どうしが、レーザ印字された部分で溶着してしまい、二つ折りにされた底材フィルムが開かなくなることがある。
また、かかるブロッキング現象は、スタンディングパウチの底部のマチ部に限らず、種々の包装体のマチ部にレーザ印字した場合にも生じ得る。
本発明は、事情に鑑みてなされたものであり、マチ部のブロッキング現象の発生を防止しつつ、包装体自体の履歴管理情報をマチ部にレーザ印字した包装体及びその製造方法を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、本発明の包装体製造方法は、マチ部を有する包装体を製造する方法であって、互いに離間して重ねて配置された2枚の帯状の軟質フィルムの間に、前記マチ部用の材料フィルムを、当該材料フィルムの同一面が互いに対向するように折って挿入する挿入工程と、前記2枚の軟質フィルムの縁部と前記材料フィルムの縁部とをヒートシールするヒートシール工程とを含み、前記挿入工程前に、前記材料フィルムのうち、前記ヒートシール工程においてヒートシールされない非ヒートシール予定領域に、マーキングパターンをレーザ印字するレーザ印字工程を有することを特徴としている。
また、本発明の包装体は、軟質フィルムにより構成された2枚の主表面部と、
前記2枚の主表面部の間に設けられ、前記2枚の主表面部の各々の縁部にヒートシールされたマチ部とを備えた包装体であって、前記マチ部の非ヒートシール領域に、マーキングパターンがレーザ印字されていることを特徴としている。
このように、本発明の包装体及びその製造方法によれば、マチ部のブロッキング現象の発生を防止しつつ、包装体自体の履歴管理情報をマチ部にレーザ印字した包装体及びその製造方法を提供することができる。
本発明の実施形態による包装体の正面図である。 図1に示した包装体の底部に設けたマチ部の展開図である。 図2に示したマチ部を構成する底材フィルムの断面拡大図である。 本発明の実施形態による包装体の製造方法における製造工程の概略図である。 本発明の実施形態による包装体の製造方法のフローチャートである。 マーキングパターンをレーザ印字したマチ部用の材料フィルムの正面図である。 2枚の軟質フィルムの間に二つ折りにして挿入されたマチ部用の材料フィルムの断面図である。
以下、図面を参照して本発明の抽出包装体の実施形態を説明する。
図1に、本発明の実施形態による包装体の正面図を示す。同図に示すように、本実施形態の包装体10は、軟質フィルムにより構成された2枚の主表面部としての表側フィルム1と裏側フィルム2と、表側フィルム1と裏側フィルム2の間の底部に設けられ、表側フィルム1と裏側フィルム2の各々の縁部にヒートシールされたマチ部3を構成する底材フィルム30とから構成されたスタンディングパウチ10である。
表側フィルム1と裏側フィルム2の両側縁には、互いにヒートシールされたサイドシール部4が形成されている。また、マチ部3の周囲には、表側フィルム1及び裏側フィルム2の下縁部とヒートシールされたボトムシール部5が形成されている。さらに、スタンディングパウチ10のマチ部3が底側から見て紡錘形状を形成するように、図2の線C−Cに沿って二つ折りしたマチ部3の底材フィルム30の両側部どうしをヒートシールした半円形のヒートシール部6が形成されている。これらヒートシールされた部分4,5,6では、フィルムの表面どうしが熱で溶融して接着されている。
図2に、スタンディングパウチ10のマチ部3の展開図を示す。同図では、マチ部3を構成する底材フィルム30どうしをヒートシールしていたヒートシール部6を剥がし、二つ折りされた底材フィルム30を開いて示す。同図中の半円径部分6a及び6bは、ヒートシール部6を剥がした跡である。また、同図では、ボトムシール部5にハッチングを付して示す。
同図に示すように、底材フィルム30の非ヒートシール領域7に、マーキングパターン100がレーザ印字されている。マーキングパターン100は、例えば、スタンディングパウチ10に関する情報を表す、文字、符号及び記号の少なくとも一つを含むものである。かかる情報は、例えば、スタンディングパウチ10自体のロット番号や管理コードのように、容器としてのスタンディングパウチ10の生産流通の履歴管理(トレーサビリティ)を行うためのものであることが望ましい。
このように、スタンディングパウチ10の底部のマチ部3にマーキングパターン100をレーザ印字すれば、スタンディングパウチの外周に印刷された内容物を示す絵柄等に重なることなく、スタンディングパウチ10自体に関する情報を印字することができる。
さらに、本実施形態のスタンディングパウチ10では、図2に示すように、ヒートシールされない非ヒートシール領域7にマーキングパターン100をレーザ印字している。これにより、スタンディングパウチの製造方法の説明において後述するように、ブロッキング現象の発生が防止される。
図3に、マチ部3を構成する底材フィルム30の断面図を示す。同図に示すように、底材フィルム30は、容器の内側から、基材としての厚さ50μmのポリプロピレン層31、厚さ7μmのアルミニウム層32、厚さ15μmのナイロン層33、厚さ12μmのポリエチレンテレフタレート(Polyethylene terephthalate:PET)層34を順次に積層した構造を有する。
同図に示すように、軟質合成樹脂フィルムを積層した底材フィルム30のうち、マーキングパターン100がレーザ印字された部分では、最表層のPET層34が、レーザ光の照射による熱で部分的に溶解し、凹凸が形成されている。かかる凹凸により、マーキングパターン100を視認することが可能となる。
なお、底材フィルム30のマーキングパターン100がレーザ印字された部分では、図3に示すように、実質的に最表層のPET層34だけに凹凸が形成され、その下側のナイロン層33、アルミニウム層32及び基材としてのポリプロピレン層31は、レーザ光照射による影響を実質的に受けていない。このため、容器としての強度を低下させることなく、レーザ印字することができる。
また、本実施形態においては、表側フィルム1及び裏側フィルム2も、図3に示した底材フィルム30と同一の積層構造を有する。スタンディングパウチ10のサイドシール部4では、表側フィルム1と裏側フィルム2のポリプロピレン層どうしを向かい合わせてヒートシールしている。また、スタンディングパウチ10のボトムシール部5では、表側フィルム1又は裏側フィルム2のポリプロピレン層と、底材フィルム30のポリプロピレン層31とを向かい合わせてヒートシールしている。
次に、図4〜図7を参照して、上述したスタンディングパウチ10の製造方法を説明する。
図4に、スタンディングパウチの製造工程の概略図を示す。また、図5に、スタンディングパウチ10の製造方法のフローチャートを示す。
図4に示すように、主表面部用の原反ロールR0から巻き出された軟質フィルムf0は、中央線に沿って半裁され(S01)、表側フィルム1用の帯状の軟質フィルムf1と、裏側フィルム2用の帯状の軟質フィルムf2とが形成される(図5のS01:半裁工程)。
一方、マチ部3用の原反ロールR1から巻き出されたマチ部3の材料フィルムm0は、先ず、レーザマーカLによって、レーザ印字される(図5のS1:レーザ印字工程)。レーザマーカLは、最大出力20Wの炭酸ガスレーザを備え、マーキングパターン100(図6参照)をレーザ印字する。材料フィルムm0は、図3に示した底材フィルム30と同一の層構造を有している。最表層のPET層34のPETは、炭酸ガスレーザの発振波長1075cm−1の近くに吸収ピークを有するのに対し、PET層34の下側のナイロン層33のナイロンも、ポリプロピレン層31のポリプロピレンも、その付近に吸収ピークを有していない。また、アルミニウム層32はレーザ光線を反射する。このため、レーザ光線はPET層34に選択的に吸収される。
また、レーザマーカLの出力及びレーザ光線の走査速度は、例えば、軟質合成樹脂フィルムを積層した材料フィルムのうち、最表層のPET層34だけが溶融する出力及び走査速度に調整されるのがよい。
ここで、図6に、マーキングパターン100をレーザ印字した材料フィルムm0を示す。同図に示す材料フィルムm0は、後述する半裁工程において、半裁予定線D−Dに沿って半裁され、後述する切断工程において、裁断予定線E−Eに沿って切断されて、個々のマチ部3を形成する底材フィルムとなる。また、同図においては、後工程でヒートシールされてボトムシール部5となるボトムシール予定領域50にハッチングを付して示す。
本実施形態のスタンディングパウチ10では、図6に示すように、後工程でヒートシールされない非ヒートシール予定領域70にマーキングパターン100がレーザ印字されているため、ブロッキング現象の発生が防止される。レーザマーカLは、非ヒートシール予定領域70に選択的にマーキングパターン100がレーザ印字されるように、レーザ印字位置及びタイミングを調整するとよい。
さらに、図6に示すように、本実施形態では、半裁予定線D−Dを挟んで両側に、マーキングパターン100がレーザ印字される。これにより、1台のレーザマーカによる1回の発振タイミングで、マチ部3の2面分の2箇所のレーザ印字が可能となり、レーザ印字のコストの低減を図ることができる。
続いて、レーザ印字されたマチ部用の材料フィルムm0は、搬送方向に沿って半裁されて、2枚の材料フィルムm1及びm2が形成される(図5のS2:マチ半裁工程)。
続いて、2枚の材料フィルムm1及びm2はそれぞれ、ポリプロピレン層31が外側となるように、搬送方向に沿って二つ折りされる(図5のS3:マチ二つ折り工程)。
続いて、図7に示すように、互いに離間して重ねて配置された2枚の帯状の軟質フィルムf1及びf2の間に、2枚の帯状の軟質フィルムf1及びf2の両側から、それぞれ二つ折にされたマチ部3用の材料フィルムm1及びm2を挿入する(図5のS4:挿入工程)。
図7は、2枚の軟質フィルムf1及びf2の間に二つ折りにして挿入されたマチ部用の材料フィルムm1及びm2の断面図を示す。同図の断面図は、2枚の帯状の軟質フィルムf1及びf2の搬送方向に直交する切り口に沿ったものである。
2枚の帯状の軟質フィルムf1及びf2は、図3に示したマチ部3を構成する底材フィルム30と同一の層構造を有し、ポリプロピレン層31側の面どうしが向かい合うように互いに離間して重ねて配置されている。
また、材料フィルムm1は、当該材料フィルムm1の同一面(PET層34側の面)が互いに対向するように二つ折にされ、材料フィルムm2も、当該材料フィルムm2の同一面(PET層34側の面)が互いに対向するように二つ折にされている。すなわち、材料フィルムm1及びm2は、ポリプロピレン層31が外側になるように、二つ折にされている。
これにより、マチ部3用の材料フィルムm1及びm2のポリプロピレン層31と、2枚の軟質フィルムf1及びf2のポリプロピレン層31とが対向する。
マーキングパターン100(図7では図示せず)は、材料フィルムm1及びm2の二つ折りにされた谷側の表面に形成されている。
なお、後述する裁断工程で、2枚の軟質フィルムf1及びf2を半裁予定線B−Bに沿って切断することにより、軟質フィルムf1及びf2が表側フィルム1及び裏側フィルム2となり、材料フィルムm1及びm2が底材フィルム30となる。
次に、2枚の軟質フィルムf1及びf2の縁部と材料フィルムm1及びm2の縁部とが、ヒートシーラH1によってヒートシールされてボトムシール部5が形成される。続いて、2枚の軟質フィルムf1及びf2どうしがヒートシーラH2によってヒートシールされてサイドシール部4がされる(図5のS5:ヒートシール工程)。
ボトムシール部5を形成する際には、図7に示した2枚の軟質フィルムf1及びf2の縁部と、二つ折された材料フィルムm1又はm2の縁部とが4枚重ねとなっている部分を、ヒートシーラH1で上下方向から挟んで加熱する。ヒートシーラH1は、ボトムシール部5を、ポリプロピレンの融点以上、かつ、PETの融点未満の温度に加熱する。軟質フィルムf1及びf2の縁部と、二つ折りされた材料フィルムm1及びm2の縁部とは、ポリプロピレン層(図示せず)どうしが向かい合っているため、加熱によりポリプロピレン層が溶融して接着される。
一方、ボトムシール部5の加熱温度は、PETの融点未満であるため、二つ折された材料フィルムm1及びm2の谷側の表面のPET層34どうしは熱溶着しないはずである。
しかし、PET層34のレーザ印字された部分は、レーザ光照射による熱で変質して溶融しやすくなっている。このため、ボトムシール部5となる領域にマーキングパターン100がレーザ印字されていると、マチ部3用の材料フィルムm1及びm2をヒートシールしてボトムシール部5を形成する際に、マーキングパターン100の部分の凹凸部が熱で溶融してしまうことがある。その結果、二つ折りにした材料フィルムm1及びm2の対向する表面同士が接着するブロッキング現象が発生してしまうことがある。
これ対し、本実施形態のスタンディングパウチ10では、図6に示したように、ヒートシールされない非ヒートシール予定領域70にマーキングパターン100をレーザ印字しているので、ブロッキング現象の発生が防止される。
次に、ヒートシールされた軟質フィルムf1及びf2が、図7に示した半裁予定線B−B及び図6に示す裁断予定線E−Eの位置で切断され、スタンディングパウチ10が製袋される(図5のS6:切断工程)。このようにして、マチ部3にマーキングパターン100がレーザ印字された、図1及び図2に示したスタンディングパウチ10が製造される。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能である。上述した実施形態では、底部にマチ部を設けたスタンディングパウチの例を説明したが、本発明では、マチ部の位置は底部に限定されず、例えば、マチ部は、包装体の側部又は上部に設けられていてもよい。
また、上述した実施形態では、二つ折にしたマチ部3用の材料フィルムm1及びm2、及び底材フィルム30の例を説明したが、本発明では、マチ部は二つ折にしたものに限定されない。マチ部は、複数の折り目を有するものであってもよく、例えば、断面形状がW字状を有するものでもよい。
また、表側フィルム1、裏側フィルム2及び底材フィルム30には、熱融着可能であれば、種々の材料及び構成を採用することができる。例えば、ナイロン等のポリアミド類、直鎖状ポリエチレン、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン類、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル類等の熱可塑性樹脂を挙げることができる。また、表側フィルム1、裏側フィルム2及び底材フィルム30は、バリア性フィルムである蒸着フィルムや、アルミラミネートフィルムを挙げることができる。また、これらのプラスチックフィルムを単層で、或いは二種以上を積層して構成することができ、内容物に応じて適宜選択される。
また、上述した実施形態では、炭酸ガスレーザを照射してレーザ印字した例を説明したが、本発明では、レーザ光源は、これに限定されず、マチ部の材料に応じて、レーザ印字に好適な波長のレーザ光源を利用することができる。
1 表側フィルム(主表面部)
2 裏側フィルム(主表面部)
3 マチ部
4 サイドシール部
5 ボトムシール部
6 ヒートシール部
7 非ヒートシール領域
10 包装体、スタンディングパウチ
30 底材フィルム
50 ボトムシール予定領域
70 非ヒートシール予定領域
100 マーキングパターン
L レーザマーカ
R0 主表面部用の原反ロール
R1 マチ部用の原反ロール
f0,f1,f2 軟質フィルム
m0,m1,m2 材料フィルム
H1,H2 ヒートシーラ

Claims (6)

  1. マチ部を有する包装体を製造する方法であって、
    互いに離間して重ねて配置された2枚の帯状の軟質フィルムの間に、前記マチ部用の材料フィルムを、当該材料フィルムの同一面が互いに対向するように折って挿入する挿入工程と、
    前記2枚の帯状の軟質フィルムの縁部と前記材料フィルムの縁部とをヒートシールするヒートシール工程と、
    を含み、
    前記挿入工程前に、前記材料フィルムのうち、前記ヒートシール工程においてヒートシールされない非ヒートシール予定領域に、マーキングパターンをレーザ印字するレーザ印字工程を有する
    ことを特徴とする、包装体の製造方法。
  2. 前記レーザ印字工程において、レーザ光の照射により、前記マチ部用の前記材料フィルムの表面に凹凸部を形成する
    ことを特徴とする、請求項1記載の包装体の製造方法。
  3. 前記レーザ印字工程と前記挿入工程との間に、前記マチ部用の前記材料フィルムを半裁する半裁工程を含み、
    前記レーザ印字工程において、前記材料フィルムの半裁予定線の両側に、マーキングパターンをレーザ印字する
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の包装体の製造方法。
  4. 前記包装体は、スタンディングパウチであり、
    前記マチ部は、前記スタンディングパウチの底部である
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の包装体の製造方法。
  5. 前記マーキングパターンは、前記包装体に関する情報を表す文字、符号及び記号の少なくとも一つを含む
    ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の包装体の製造方法。
  6. 軟質フィルムにより構成された2枚の主表面部と、
    前記2枚の主表面部の間に設けられ、前記2枚の主表面部の各々の縁部にヒートシールされたマチ部とを備えた包装体であって、
    前記マチ部の非ヒートシール領域に、マーキングパターンがレーザ印字されている
    ことを特徴とする、包装体。
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