JP2019107780A - 液体噴射ヘッドチップ、液体噴射ヘッドおよび液体噴射記録装置 - Google Patents
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Abstract
Description
1.実施の形態(カバープレート側共通電極がカバープレート側個別電極と同じ面のみに設けられ、4つの対向部分につき1つの並進部分を有するようにした例)
2.変形例
変形例1(カバープレート側共通電極が2つの対向部分につき1つの並進部分を有するようにした例)
変形例2(2つの対向部分につき1つの並進部分を有するカバープレート側共通電極が複数並ぶようにした例)
変形例3(クランク形状のカバープレート側共通電極が複数並ぶようにした例)
変形例4(カバープレート側共通電極が対向部分と並進部分とを同数ずつ有すると共に、複数の対向部分および複数の並進部分が一の連結部分により連結されるようにした例)
変形例5(クランク形状のカバープレート側共通電極が複数並ぶようにした他の例)
3.その他の変形例
[プリンタ1の全体構成]
図1は、本開示の一実施の形態に係る液体噴射記録装置としてのプリンタ1の概略構成例を、模式的に斜視図にて表したものである。このプリンタ1は、インクを利用して、被記録媒体としての記録紙Pに対して、画像や文字等の記録(印刷)を行うインクジェットプリンタである。
インクタンク3は、インクを内部に収容するタンクである。このインクタンク3としては、この例では図1に示したように、イエロー(Y),マゼンダ(M),シアン(C),ブラック(B)の4色のインクを個別に収容する、4種類のタンクが設けられている。すなわち、イエローのインクを収容するインクタンク3Yと、マゼンダのインクを収容するインクタンク3Mと、シアンのインクを収容するインクタンク3Cと、ブラックのインクを収容するインクタンク3Bとが設けられている。これらのインクタンク3Y,3M,3C,3Bは、筺体10内において、X軸方向に沿って並んで配置されている。
インクジェットヘッド4は、後述する複数のノズル78から記録紙Pに対して液滴状のインクを噴射(吐出)して、画像や文字等の記録を行うヘッドである。このインクジェットヘッド4としても、この例では図1に示したように、上記したインクタンク3Y,3M,3C,3Bにそれぞれ収容されている4色のインクを個別に噴射する、4種類のヘッドが設けられている。すなわち、イエローのインクを噴射するインクジェットヘッド4Yと、マゼンダのインクを噴射するインクジェットヘッド4Mと、シアンのインクを噴射するインクジェットヘッド4Cと、ブラックのインクを噴射するインクジェットヘッド4Bとが設けられている。これらのインクジェットヘッド4Y,4M,4C,4Bは、筺体10内において、Y軸方向に沿って並んで配置されている。
走査機構6は、記録紙Pの幅方向(Y軸方向)に沿って、インクジェットヘッド4を走査させる機構である。この走査機構6は、図1に示したように、Y軸方向に沿って延設された一対のガイドレール31,32と、これらのガイドレール31,32に移動可能に支持されたキャリッジ33と、このキャリッジ33をY軸方向に沿って移動させる駆動機構34と、を有している。また、駆動機構34は、ガイドレール31,32の間に配置された一対のプーリ35,36と、これらのプーリ35,36間に巻回された無端ベルト37と、プーリ35を回転駆動させる駆動モータ38と、を有している。
図2は、インク循環機構8の概略構成例を表した模式図である。インク循環機構8は、インクタンク3とインクジェットヘッド4との間でインクを循環させる機構であり、インク供給管81およびインク排出管82により構成される循環流路83と、インク供給管81に設けられた加圧ポンプ84と、インク排出管82に設けられた吸引ポンプ85とを備える。インク供給管81およびインク排出管82は、例えば、インクジェットヘッド4を支持する走査機構6の動作に追従可能な程度に可撓性を有するフレキシブルホースにより構成されている。
次に、図1に加えて図3〜図8を参照して、インクジェットヘッド4の詳細構成例について説明する。図3は、インクジェットヘッド4の詳細構成例を、斜視図で表したものである。
一対のヘッドチップ40A,40Bは互いに実質的に同一の構成を有しており、Y軸方向において流路プレート41を挟んで実質的に対称の姿勢をなすように実質的に対称の位置に設けられている。以下では、特に区別が必要のない場合は、一対のヘッドチップ40A,40Bをヘッドチップ40と総称して説明する。なお、ヘッドチップ40は本開示における「液体噴射ヘッドチップ」の一具体例に対する。ヘッドチップ40は、アクチュエータプレート51と、カバープレート52とを備える。
アクチュエータプレート51は、X軸方向を長手方向とすると共にZ軸方向を短手方向とする、XZ面に沿って広がる板状部材である。アクチュエータプレート51は、厚さ方向(Y軸方向)において互いに異なる分極方向を有する2枚の圧電基板を積層した、いわゆるシェブロンタイプの積層基板である(後出の図6参照)。それらの圧電基板は、例えばPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)等の圧電材料からなるセラミックス基板が好適に用いられる。
カバープレート52は、X軸方向を長手方向とすると共にZ軸方向を短手方向とする、XZ面に沿って広がる板状部材である。カバープレート52は、アクチュエータプレート51の対向面51f1と対向する対向面52f1を有し、カバープレート側共通電極65(以下、CP側共通電極65という。)と、カバープレート側個別電極69(以下、CP側個別電極69という。)と、を有する。
図3に示したように、一対のヘッドチップ40A,40Bは、各々の対向面52f2同士をY方向で対向させた状態で、Y軸方向に流路プレート41を挟んで配置されている。
流路プレート41は、Y軸方向においてヘッドチップ40Aとヘッドチップ40Bとの間に挟持されている。流路プレート41は、同一の部材により一体に形成されているとよい。図3に示したように、流路プレート41は、X軸方向を長手方向としY軸方向を短手方向とする矩形板状をなしている。Y軸方向から見て、流路プレート41の外形は、カバープレート52の外形と実質的に同じである。
図3に示したように、入口マニホールド42は、ヘッドチップ40A,40Bおよび流路プレート41のX軸方向の一端面に接合されている。入口マニホールド42には、一対の入口流路74に連通する供給路77が形成されている。供給路77における流路プレート41と反対側の端部はインク供給管81(図1参照)に接続されている。
帰還プレート43は、X軸方向を長手方向としY軸方向を短手方向とする矩形板状をなしている。帰還プレート43は、ヘッドチップ40A,40Bの下端面511,521および流路プレート41の下端面411にまとめて接合されている。すなわち、帰還プレート43は、ヘッドチップ40Aおよびヘッドチップ40Bにおける吐出チャネル54の開口54K側に配設されている。帰還プレート43は、ヘッドチップ40Aとヘッドチップ40Bとにおける吐出チャネル54の開口54Kと、ノズルプレート44の上面との間に介在するスペーサプレートである。帰還プレート43には、ヘッドチップ40A,40Bの吐出チャネル54と出口流路75との間を接続する複数の循環路76が形成されている。複数の循環路76は、第1循環路76aおよび第2循環路76bを含んでいる。複数の循環路76は、帰還プレート43をZ軸方向に貫通している。
図3に示したように、ノズルプレート44の外形は、X軸方向を長手方向としY軸方向を短手方向とする矩形板状をなしている。ノズルプレート44は、帰還プレート43の下端面に接合されている。ノズルプレート44には、ノズルプレート44をZ軸方向に貫通する複数のノズル78(噴射孔)が配列されている。複数のノズル78は、第1ノズル78aおよび第2ノズル78bを含む。複数のノズル78は、ノズルプレート44をZ軸方向に貫通している。
78aは、第1循環路76aと同ピッチで、X軸方向に間隔をあけて一直線上に配列されている。第1ノズル78aは、第1循環路76aにおけるY軸方向の外端部で第1循環路76a内に連通している。これにより、各第1ノズル78aは、第1循環路76aを介してヘッドチップ40Aの対応する吐出チャネル54にそれぞれ連通している。
次に、図1〜図8に加えて図9〜図13を参照して、インクジェットヘッド4の製造方法について説明する。本実施形態のインクジェットヘッド4の製造方法は、ヘッドチップ作製工程と、流路プレート作製工程と、プレート接合工程と、帰還プレート等接合工程と、を含む。なお、ヘッドチップ作製工程は、ヘッドチップ40Aとヘッドチップ40Bとで同様の方法により行うことが可能である。したがって、以下の説明ではヘッドチップ40Aにおけるヘッドチップ作製工程について説明する。
本実施の形態のインクジェットヘッド4の製造方法におけるヘッドチップ作製工程は、アクチュエータプレート側の工程と、カバープレート側の工程とに分けることができる。そのうちアクチュエータプレート側の工程として、例えばウエハ準備工程、マスクパターン形成工程、チャネル形成工程および電極形成工程を含む。
本実施の形態のインクジェットヘッド4の製造方法における流路プレート作製工程は、流路形成工程および個片化工程を含むものである。
図13は、プレート接合工程を表す断面図である。図13に示したように、プレート接合工程では、ヘッドチップ40Aのカバープレート52およびヘッドチップ40Bのカバープレート52のそれぞれと流路プレート41とを接合する。具体的に、流路プレート41の主面41f1をヘッドチップ40Aの対向面52f2に貼り付けると共に、流路プレート41の主面41f2をヘッドチップ40Bの対向面52f2に貼り付ける。 これにより、プレート接合体5Aを作製する。なお、すべてのプレートをウエハ状態で貼り合わせてからのチップ分割(個片化)を行ってもよい。
次いで、プレート接合体5Aに対して帰還プレート43およびノズルプレート44を接合する。その後、上端部52bに対して外部配線45(図4,図5参照)を実装する。
(A.プリンタ1の基本動作)
このプリンタ1では、以下のようにして、記録紙Pに対する画像や文字等の記録動作(印刷動作)が行われる。なお、初期状態として、図1に示した4種類のインクタンク3(3Y,3M,3C,3B)にはそれぞれ、対応する色(4色)のインクが十分に封入されているものとする。また、インクタンク3内のインクがインク循環機構8を介してインクジェットヘッド4内に充填された状態となっている。より具体的には、所定量のインクが、インク供給管81および流路プレート41を介してヘッドチップ40に供給され、液体供給路70を経て吐出チャネル54内に充填された状態となっている。
続いて、図1〜図8を参照して、インクジェットヘッド4における詳細動作(インクの噴射動作)について説明する。すなわち、本実施の形態のインクジェットヘッド4(エッジシュートタイプ)では、以下のようにして、せん断(シェア)モードを用いたインクの噴射動作が行われる。なお、以下の噴射動作はインクジェットヘッド4に搭載された駆動回路(図示せず)により実行される。
次に、本実施の形態のヘッドチップ40、インクジェットヘッド4およびプリンタ1における作用および効果について詳細に説明する。
続いて、上記実施の形態の変形例(変形例1〜5)について説明する。なお、実施の形態における構成要素と同一のものには同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図14は、変形例1に係るヘッドチップにおける要部を拡大して模式的に表す平面図である。上記実施の形態では、4つの対向部分651につき1つの並進部分652を設けるようにしたが、本開示はこれに限定されるものではない。例えば、図14の変形例1に係るCP側共通電極65Aのように、4つの対向部分651につき1つの並進部分652を設けるようにしてもよい。CP側共通電極65AにおけるX軸方向での抵抗のばらつきをより低減でき、よりいっそう安定性に優れた液体噴射動作が実現できる。
図15は、変形例2に係るヘッドチップにおける要部を拡大して模式的に表す平面図である。上記実施の形態では、4つの対向部分651につき1つの並進部分652を設けるようにしたが、本開示はこれに限定されるものではない。例えば、図15の変形例2に係るヘッドチップのように、2つの対向部分651につき1つの並進部分652と1つの連結部分653とを有する複数のCP側共通電極65Bが、互いに分離されてX軸方向に並ぶものであってもよい。
図16は、変形例3に係るヘッドチップにおける要部を拡大して模式的に表す平面図である。変形例3は、1つの対向部分651と1つの並進部分652とが1つの連結部分653によって連結されてなる複数のCP側共通電極65Cが、互いに分離されてX軸方向に並ぶようにしたものである。但し、となりあすCP側共通電極65C同士における、対向部分651に対する並進部分652のシフト方向は逆方向である。
図17は、変形例4に係るヘッドチップにおける要部を拡大して模式的に表す平面図である。変形例4は、複数の対向部分651と複数の並進部分652とを同数ずつ含み、1つの連結部分653によってそれら複数の対向部分651と複数の並進部分652とを連結して一体化してなる一のCP側共通電極65Dを有するようにしたものである。
図18は、変形例5に係るヘッドチップにおける要部を拡大して模式的に表す平面図である。変形例5は、1つの対向部分651と1つの並進部分652とが1つの連結部分653によって連結されてなる複数のCP側共通電極65Eが、互いに分離されてX軸方向に並ぶようにしたものである。但し、いずれのCP側共通電極65Eにおいても、対向部分651に対する並進部分652のシフト方向は同一である。
以上、実施の形態および変形例をいくつか挙げて本開示を説明したが、本開示はこれらの実施の形態等に限定されず、種々の変形が可能である。
(1)
表面と、互いに離間して隣り合うように設けられた吐出溝および非吐出溝と、前記吐出溝の内面と前記表面のうち前記吐出溝の端部の周辺部分とを覆う第1の共通電極と、前記非吐出溝の内面と前記表面のうち前記非吐出溝の端部の周辺部分とを覆うと共に前記第1の共通電極と絶縁された第1の個別電極と、を有するアクチュエータプレートと、
前記アクチュエータプレートと対向するように配置され、前記第1の共通電極と当接する第2の共通電極と、前記第1の個別電極と当接する第2の個別電極と、を有するカバープレートと
を備え、
前記第2の共通電極は、前記吐出溝および前記非吐出溝の延在方向において前記第2の個別電極と対向する対向部分と、前記吐出溝と前記非吐出溝との並び方向において前記第2の個別電極と並ぶと共に前記第2の個別電極に沿って延在する並進部分と、前記対向部分と前記並進部分とを繋ぐ連結部分とを含み、
前記並び方向における前記並進部分の中心位置は、前記並び方向における前記対向部分の中心位置に対して前記並び方向へシフトした位置にある
液体噴射ヘッドチップ。
(2)
前記並び方向における前記第2の個別電極の中心位置は、前記並び方向における前記対向部分の中心位置に対して前記並進部分から離れる方向へシフトした位置にある
上記(1)記載の液体噴射ヘッドチップ。
(3)
前記並び方向において隣り合う複数の前記第2の共通電極における複数の前記並進部分が一体化されている
上記(1)または(2)に記載の液体噴射ヘッドチップ。
(4)
前記アクチュエータプレートは、前記並進部分とそれぞれ対向する位置において前記並進部分から離間して設けられると共に前記延在方向に沿って延在する並進溝、をさらに有する
上記(1)から(3)のいずれか1つに記載の液体噴射ヘッドチップ。
(5)
前記並進溝を挟んで隣り合う位置にある複数の前記第2の個別電極同士の第1の間隔は、前記並進溝を挟まずに隣り合う位置にある複数の前記第2の個別電極同士の第2の間隔よりも大きい
上記(4)記載の液体噴射ヘッドチップ。
(6)
前記アクチュエータプレートは、前記第1の共通電極と前記第1の個別電極との間において前記連結部分から離間して設けられた横断溝をさらに有する
上記(1)から(5)のいずれか1つに記載の液体噴射ヘッドチップ。
(7)
複数の前記連結部分は互いに接続されている
上記(1)から(6)のいずれか1つに記載の液体噴射ヘッドチップ。
(8)
第1の端部と、前記第1の端部と反対側の第2の端部とをさらに備え、
前記吐出溝は、前記第1の端部に露出した開口を含み、
前記第2の共通電極および前記第2の個別電極は、それぞれ、前記第2の端部に至るまで延在している
上記(1)から(7)のいずれか1つに記載の液体噴射ヘッドチップ。
(9)
前記カバープレートは、
前記アクチュエータプレートと対向する対向面と、
前記対向面と反対側に位置する背面と、
前記吐出溝と対応する位置に設けられ、前記背面から前記対向面に至る貫通孔と
をさらに有する
上記(1)から(8)のいずれか1つに記載の液体噴射ヘッドチップ。
(10)
上記(1)から上記(9)のいずれか1つに記載の液体噴射ヘッドチップを備えた液体噴射ヘッド。
(11)
上記(10)に記載の液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドが取り付けられるキャリッジと
を備えた液体噴射記録装置。
Claims (11)
- 表面と、互いに離間して隣り合うように設けられた吐出溝および非吐出溝と、前記吐出溝の内面と前記表面のうち前記吐出溝の端部の周辺部分とを覆う第1の共通電極と、前記非吐出溝の内面と前記表面のうち前記非吐出溝の端部の周辺部分とを覆うと共に前記第1の共通電極と絶縁された第1の個別電極と、を有するアクチュエータプレートと、
前記アクチュエータプレートと対向するように配置され、前記第1の共通電極と当接する第2の共通電極と、前記第1の個別電極と当接する第2の個別電極と、を有するカバープレートと
を備え、
前記第2の共通電極は、前記吐出溝および前記非吐出溝の延在方向において前記第2の個別電極と対向する対向部分と、前記吐出溝と前記非吐出溝との並び方向において前記第2の個別電極と並ぶと共に前記第2の個別電極に沿って延在する並進部分と、前記対向部分と前記並進部分とを繋ぐ連結部分とを含み、
前記並び方向における前記並進部分の中心位置は、前記並び方向における前記対向部分の中心位置に対して前記並び方向へシフトした位置にある
液体噴射ヘッドチップ。 - 前記並び方向における前記第2の個別電極の中心位置は、前記並び方向における前記対向部分の中心位置に対して前記並進部分から離れる方向へシフトした位置にある
請求項1記載の液体噴射ヘッドチップ。 - 前記並び方向において隣り合う複数の前記第2の共通電極における複数の前記並進部分が一体化されている
請求項1または請求項2に記載の液体噴射ヘッドチップ。 - 前記アクチュエータプレートは、前記並進部分とそれぞれ対向する位置において前記並進部分から離間して設けられると共に前記延在方向に沿って延在する並進溝、をさらに有する
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の液体噴射ヘッドチップ。 - 前記並進溝を挟んで隣り合う位置にある複数の前記第2の個別電極同士の第1の間隔は、前記並進溝を挟まずに隣り合う位置にある複数の前記第2の個別電極同士の第2の間隔よりも大きい
請求項4記載の液体噴射ヘッドチップ。 - 前記アクチュエータプレートは、前記第1の共通電極と前記第1の個別電極との間において前記連結部分から離間して設けられた横断溝をさらに有する
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の液体噴射ヘッドチップ。 - 複数の前記連結部分は互いに接続されている
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の液体噴射ヘッドチップ。 - 第1の端部と、前記第1の端部と反対側の第2の端部とをさらに備え、
前記吐出溝は、前記第1の端部に露出した開口を含み、
前記第2の共通電極および前記第2の個別電極は、それぞれ、前記第2の端部に至るまで延在している
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の液体噴射ヘッドチップ。 - 前記カバープレートは、
前記アクチュエータプレートと対向する対向面と、
前記対向面と反対側に位置する背面と、
前記吐出溝と対応する位置に設けられ、前記背面から前記対向面に至る貫通孔と
をさらに有する
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の液体噴射ヘッドチップ。 - 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の液体噴射ヘッドチップを備えた液体噴射ヘッド。
- 請求項10に記載の液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドが取り付けられるキャリッジと
を備えた液体噴射記録装置。
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