JP2019107717A5 - - Google Patents

Description

本発明のある態様は、電動工具である。この電動工具は、
モータと、
前記モータによって回転する先端工具と、
前記先端工具の回転数を検出する回転検出手段と、
前記モータの回転を制御する制御部と、
前記モータの駆動、停止を切り替えるための操作部と、を備え、
前記制御部は、前記モータを停止するように前記操作部が操作された場合に、前記スイッチング素子をＰＷＭ制御することで前記モータに制動力を与えるブレーキ制御を実行するとともに、前記制動力を与え始めてから前記モータが停止するまでの過程における途中から前記ブレーキ制御にかかるデューティ比を徐々に小さくする。

前記モータは、ブラシレスモータであり、
前記モータに電流を供給する、複数のスイッチング素子を含むインバータ回路を備え、
前記制御部は、前記インバータ回路に含まれる前記スイッチング素子を制御することで前記モータに電気制動力を与え、前記デューティ比を制御することで前記電気制動力を制御してもよい。

前記モータの回転子の回転を減速する減速部と、
前記減速部に接続され、前記回転子の回転軸と略直交する方向に伸びるスピンドルと、を備え、
前記先端工具は、前記スピンドルに取り付けられてもよい。
前記制御部は、前記デューティ比を一定にして前記制動力を前記モータへ与えたあとに、前記デューティ比を徐々に小さくしてもよい。

Claims (6)

1. モータと、
   前記モータによって回転する先端工具と、
   前記先端工具の回転数を検出する回転検出手段と、
   前記モータの回転を制御する制御部と、
   前記モータの駆動、停止を切り替えるための操作部と、を備え、
   前記制御部は、前記モータを停止するように前記操作部が操作された場合に、前記スイッチング素子をＰＷＭ制御することで前記モータに制動力を与えるブレーキ制御を実行するとともに、前記制動力を与え始めてから前記モータが停止するまでの過程における途中から前記ブレーキ制御にかかるデューティ比を徐々に小さくする、電動工具。
2. 前記制御部は、制動力を与え始めてから前記先端工具が停止するまでの期間の少なくとも一部において、前記先端工具の回転数が時間の経過と共に直線的に低下するように前記制動力を制御する、請求項１に記載の電動工具。
3. 前記回転検出手段は、前記モータの回転子の回転位置を検出する位置センサを含む、請求項１又は２に記載の電動工具。
4. 前記モータは、ブラシレスモータであり、
   前記モータに電流を供給する、複数のスイッチング素子を含むインバータ回路を備え、
   前記制御部は、前記インバータ回路に含まれる前記スイッチング素子を制御することで前記モータに電気制動力を与え、前記デューティ比を制御することで前記電気制動力を制御する、請求項１から３のいずれか一項に記載の電動工具。
5. 前記モータの回転子の回転を減速する減速部と、
   前記減速部に接続され、前記回転子の回転軸と略直交する方向に伸びるスピンドルと、を備え、
   前記先端工具は、前記スピンドルに取り付けられる、請求項１から４のいずれか一項に記載の電動工具。
6. 前記制御部は、前記デューティ比を一定にして前記制動力を前記モータへ与えたあとに、前記デューティ比を徐々に小さくする、請求項１から５のいずれか一項に記載の電動工具。