JP2019105376A - 緩衝器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピストンロッドに対するシリンダの位置を正確に検知するセンサを備えた緩衝器を提供する。【解決手段】緩衝器は、シリンダ10、ピストン20、ピストンロッド30、センサ90、ロッドガイド40、及び伸び切りスプリング50を備えている。ピストン20は、シリンダ10内に挿入され、シリンダ10内をロッド側室11とピストン側室13とに区画する。また、このピストン20はシリンダ10内を軸方向に移動する。ピストンロッド30は、ピストン20に一端を連結し、シリンダ10から突出している。センサ90はピストンロッド30内に配置されている。このセンサ90はピストンロッド30に対するシリンダ10の位置を検知する。ロッドガイド40は、センサ90が検知する被検知物を組み込んでいる。伸び切りスプリング50は、ピストンロッド30の外周側であって、ピストン20とロッドガイド40の間に配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は緩衝器に関するものである。
特許文献1は従来の緩衝器を開示している。この緩衝器はシリンダ、ピストン、ピストンロッド、及びストロークセンサを備えている。ピストンは、シリンダ内に挿入され、シリンダ内を軸方向に移動する。このピストンはシリンダ内をロッド側室とピストン側室とに区画している。ピストンロッドは、一端をピストンに連結し、シリンダの中心軸上を伸びてシリンダから突出している。このピストンロッドは、円筒状であり、中心軸上を中心孔が貫通している。ピストンはピストンロッドの中心孔に同軸の貫通孔が設けられている。ストロークセンサは本体部とロッド部とを有している。このストロークセンサは本体部がシリンダの端部(ピストンロッドが突出している端部とは反対側の端部)に固定されている。また、このストロークセンサはロッド部がシリンダ内を中心軸上に伸びてピストンの貫通孔及びピストンロッドの中心孔に摺動自在に挿入されている。このストロークセンサはピストンの貫通孔及びピストンロッドの中心孔に挿入されたロッド部の長さを検出することができる。
このように、この緩衝器は、ストロークセンサを組み込んでいるため、他の機器に取り付ける際に取り付けスペースを余分に必要としない。また、この緩衝器は、ストロークセンサによって伸縮量を検出し、減衰力の調整等を行うために、伸縮量に応じたフィードバック制御等を実行することができる。
特開2010−12835号公報
しかし、特許文献1の緩衝器はストロークセンサのロッド部がシリンダ内を伸びてピストンの貫通孔及びピストンロッドの中心孔に挿入されている。このため、緩衝器が伸縮する際、ストロークセンサのロッド部が伸びている方向に対してピストン及びピストンロッドの移動方向がずれると、ロッド部がピストンの貫通孔及びピストンロッドの中心孔に衝突し、ロッド部が曲がる等、破損するおそれがある。ストロークセンサのロッド部が破損すると、この緩衝器は正確に伸縮量を検知することができなくなる。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、ピストンロッドに対するシリンダの位置を正確に検知するセンサを備えた緩衝器を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の緩衝器は、シリンダ、ピストン、ピストンロッド、及びセンサを備えている。ピストンは、シリンダ内に挿入され、シリンダ内をロッド側室とピストン側室とに区画する。また、このピストンはシリンダ内を軸方向に移動する。ピストンロッドは、ピストンに一端を連結し、シリンダから突出している。センサはピストンロッド内に配置されている。このセンサはピストンロッドに対するシリンダの位置を検知する。
緩衝器のピストンロッドは強度部材であるため、この緩衝器は内部に配置されたセンサを保護し、緩衝器が伸縮した際等にセンサの破損を防止することができる。
したがって、本発明の緩衝器はピストンロッドに対するシリンダの位置を正確に検知するセンサを備えている。
本発明の緩衝器はロッドガイドを備えている。ロッドガイドは、シリンダの開口端部に設けられており、ピストンロッドを軸方向に移動自在に挿通する貫通孔を有している。また、このロッドガイドはセンサが検知する被検知物を組み込んでいる。この場合、この緩衝器は、必須な構成物であるロッドガイドに被検知物を組み込んでいるため、被検知物を配置するために特別な構造を追加する必要がなく、簡易な構造にすることができ、大型化を防ぐことができる。また、被検知物は、貫通孔の内周面に設けられた凹部に組み込まれている。
本発明の緩衝器はスプリングを備えている。スプリングは、ピストンロッドの外周側に配置されている。更に、スプリングは、ピストンとロッドガイドの間に配置され、一端側がロッドガイドに固定されている。
本発明の緩衝器のセンサはピストンロッドに対するシリンダの移動範囲の全域でシリンダの位置を検知する。この場合、緩衝器の伸縮状況を連続的に把握することができるため、その状況に応じた緩衝器の減衰力の調整等を行うために、フィードバック制御等を実行することができる。
実施形態1の緩衝器を示す概略断面図である。 実施形態2の緩衝器を示す概略断面図である。 他の実施形態の緩衝器を示す概略断面図である。
本発明の緩衝器を具体化した実施形態1及び2について、図面を参照しつつ説明する。
<実施形態1>
実施形態1の緩衝器は、図1に示すように、自動二輪車等の前輪を懸架するフロントフォークに利用されるものである。この緩衝器は、シリンダ10、ピストン20、ピストンロッド30、ロッドガイド40、伸び切りスプリング50、ブラケット60、インナーチューブ70、アウターチューブ75、キャップ80、メインスプリング55、及びセンサ90を備えている。
シリンダ10は円筒状である。シリンダ10は一端(図1においてシリンダ10の下端)が後述するブラケット60に連結されている。ピストン20は円柱状である。ピストン20はシリンダ10内に挿入されている。ピストン20はシリンダ10内をロッド側室11とピストン側室13とに区画している。ピストン20は、シリンダ10の内周面に摺接してシリンダ10の軸方向に移動する。ロッド側室11及びピストン側室13は作動流体が充填されている。ロッド側室11とピストン側室13とは図示しない流路で連通されている。緩衝器は流路を通過する作動流体に抵抗を与えることによって減衰力を発生する。
ピストンロッド30は円筒状である。ピストンロッド30は強度部材である。ピストンロッド30は一端(図1においてピストンロッド30の下端)をピストン20に連結している。ピストンロッド30はシリンダ10の中心軸上を伸びてシリンダ10の他端(図1においてシリンダ10の上端)から突出している。ピストンロッド30は他端(図1においてピストンロッド30の上端)を後述するキャップ80の連結部85に挿入した状態でキャップ80に連結されている。
ロッドガイド40はシリンダ10の他端である開口端部(図1においてシリンダ10の上端)に連結されている。ロッドガイド40は円環状である。ロッドガイド40は中央の貫通孔にピストンロッド30を軸方向に移動自在に挿通している。ロッドガイド40は貫通孔の内周面を一周する凹部が設けられている。ロッドガイド40は凹部に被検知物である円環状の磁石41を組み込んでいる。磁石41の貫通孔の内径寸法はロッドガイド40の貫通孔の内径寸法と略同じである。
伸び切りスプリング50は圧縮コイルばねである。伸び切りスプリング50は、ピストンロッド30の外周側であって、ピストン20とロッドガイド40の間に配置されている。伸び切りスプリング50は、一端側がロッドガイド40に固定されている。伸び切りスプリング50は、ピストンロッド30がシリンダ10から退出する方向に移動して緩衝器が所定量伸張したとき、ピストン20とロッドガイド40との間で弾性力を生じ、衝撃を吸収する。
ブラケット60は軸部材に取り付けるための取付孔61が設けられている。ブラケット60は上述したようにシリンダ10の一端側に連結されている。また、ブラケット60は後述するインナーチューブ70の一端側(図1においてインナーチューブ70の下端)に連結されている。
インナーチューブ70は円筒状である。インナーチューブ70はシリンダ10と同軸にブラケット60に連結されており、シリンダ10及びロッドガイド40を覆うように伸びている。緩衝器が伸縮する際、インナーチューブ70はシリンダ10と一緒に移動する。
アウターチューブ75は、円筒状であり、インナーチューブ70よりも径が大きい。アウターチューブ75とインナーチューブ70とは、緩衝器が最も伸張したときでも、アウターチューブ75の一端(図1においてインナーチューブ70の下端)がインナーチューブ70の外側に位置する。つまり、アウターチューブ75の一端部とインナーチューブの他端部とが常に重なって伸縮する。アウターチューブ75は他端(図1においてアウターチューブ75の上端)がキャップ80の外周面を覆うように当接してキャップ80に連結されている。緩衝器が伸縮する際、アウターチューブ75は、キャップ80、ピストンロッド30、及びピストン20と一緒に移動する。
キャップ80は、円筒部81と、円筒部81の一端(図1において円筒部の下端)から内側に広がり、中央に貫通孔が形成された平面部83と、貫通孔に同軸であり、円筒部81と反対側に伸びる円筒状の連結部85とを有している。円筒部81は外径寸法がアウターチューブ75の内径寸法とほぼ同じである。連結部85は内径寸法がピストンロッド30の外径寸法とほぼ同じである。
メインスプリング55は圧縮コイルバネである。メインスプリング55は、ピストンロッド30の周りに配置され、キャップ80の平面部83とロッドガイド40との間にばね受部材55Aを介して挟み込まれている。メインスプリング55は、緩衝器が縮小するとき、キャップ80とロッドガイド40との間で弾性力を生じ、衝撃を吸収する。
センサ90は、センサ本体91と、センサ本体91から伸びるセンサプローブ93とを有している。センサ本体91はキャップ80内に配置され固定されている。センサプローブ93は、ピストンロッド30内に沿ってピストンロッド30内を挿通し、先端部がピストン20の先端面(図1における下側の端面)から突出しないようにピストン20内に挿入されている。このセンサ90は磁歪効果による磁歪現象を応用した位置センサである。つまり、緩衝器が伸縮した際にピストンロッド30に沿って移動するロッドガイド40に組み込まれた磁石41によってセンサプローブ93上の磁場に歪みが発生する。このセンサ90は、発生した歪みの伝播時間をセンサ本体91で測定し、磁石41の位置(ロッドガイド40の位置)を検知する。このセンサ90は、ピストンロッド30の全長に亘ってセンサプローブ93が伸びているため、ピストンロッド30に対するシリンダ10の移動範囲の全域でシリンダ10の位置を検知することができる。つまり、このピストンロッド30は緩衝器の伸縮状況を連続的に把握することができる。
このように、この緩衝器は、シリンダ10、ピストン20、ピストンロッド30、及びセンサ90を備えている。ピストン20は、シリンダ10内に挿入され、シリンダ10内をロッド側室11とピストン側室13とに区画する。また、このピストン20はシリンダ10の軸方向に移動する。ピストンロッド30は、ピストン20に一端を連結し、シリンダ10から突出している。センサ90はセンサプローブ93をピストンロッド30内に配置している。このセンサ90はピストンロッド30に対するシリンダ10の位置を検知する。
緩衝器のピストンロッド30は強度部材であるため、この緩衝器は内部に配置されたセンサ90のセンサプローブ93を保護し、緩衝器が伸縮した際等にセンサ90の破損を防止することができる。
したがって、実施形態1の緩衝器はピストンロッド30に対するシリンダ10の位置を正確に検知するセンサ90を備えている。
また、実施形態1の緩衝器はロッドガイド40を備えている。ロッドガイド40は、シリンダ10の端部に設けられており、ピストンロッド30を軸方向に移動自在に挿通する貫通孔を有している。また、このロッドガイド40はセンサ90が検知する被検知物である磁石41を組み込んでいる。このように、この緩衝器は、必須な構成物であるロッドガイド40に磁石41を組み込んでいるため、磁石41を配置するために特別な構造を追加する必要がなく、簡易な構造にすることができ、大型化を防ぐことができる。
また、実施形態1の緩衝器のセンサ90はピストンロッド30に対するシリンダ10の移動範囲の全域でシリンダ10の位置を検知する。このため、緩衝器の伸縮状況を連続的に把握することができるため、その状況に応じた緩衝器の減衰力の調整等を行うために、フィードバック制御等を実行することができる。
<実施形態2>
実施形態2の緩衝器は、図2に示すように、自動二輪車等の後輪を懸架するリアクッションユニットに利用されるものである。実施形態1と同様な構成は同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
この緩衝器は、シリンダ110、ピストン20、ピストンロッド30、ロッドガイド40、伸び切りスプリング50、ブラケット160、メインスプリング155、及びセンサ90を備えている。シリンダ110は円筒状である。シリンダ110は一端(図2においてシリンダ110の下端)が封鎖されている。シリンダ110は封鎖された一端に軸部材に取り付けられるための取付孔111が設けられている。シリンダ110は外周面に後述するメインスプリング155の一端(図2においてメインスプリング155の下端)を当接する鍔部113が固定されている。鍔部113は、シリンダ110の外周面に固定する円筒部113Aと、円筒部113Aの一端(図2において円筒部の下端)から外側に広がり、メインスプリング155の一端が当接する円環状の当接部113Bとを有している。
ピストンロッド30は他端(図2においてピストンロッド30の上端)を後述するブラケット160の連結部165に挿入した状態でブラケット160に連結されている。ブラケット160は、センサ本体91を収納する収納部161、収納部161の外周面から外側に広がる円環状の鍔部163、収納部161から一方(図2において下方)に伸びる円筒状の連結部165、及び収納部161から他方(図2において上方)に伸びる取付部167を有している。収納部161は、円筒部161Aと、円筒部161Aの一端(図2において円筒部の下端)から内側に広がり、中央に貫通孔が形成された平面部161Bとを有している。連結部165は収納部161の平面部161Bに形成された貫通穴と同軸上に伸びている。取付部167は軸部材に取り付けられるための取付孔167Aが設けられている。
メインスプリング155は圧縮コイルバネである。メインスプリング155は、ピストンロッド30が突出している側のシリンダ110及びピストンロッド30の周りに配置され、シリンダ110の鍔部113とブラケット160の鍔部163との間に挟み込まれている。メインスプリング155は、緩衝器が縮小するとき、キャップ80とロッドガイド40との間で弾性力を生じ、衝撃を吸収する。
センサ90は、センサ本体91がブラケット160の収納部161に収納され、センサプローブ93はピストンロッド30内に沿ってピストンロッド30の全長に亘って伸びて配置されている。このセンサ90も、磁歪効果による磁歪現象を応用した位置センサであり、ピストンロッド30の全長に亘ってセンサプローブ93が伸びているため、ピストンロッド30に対するシリンダ110の移動範囲の全域でシリンダ110の位置を検知することができる。つまり、このピストンロッド30は緩衝器の伸縮状況を連続的に把握することができる。
このように、この緩衝器は、シリンダ110、ピストン20、ピストンロッド30、及びセンサ90を備えている。ピストン20は、シリンダ110内に挿入され、シリンダ110内をロッド側室11とピストン側室13とに区画する。また、このピストン20はシリンダ110の軸方向に移動する。ピストンロッド30は、ピストン20に一端を連結し、シリンダ110から突出している。センサ90はセンサプローブ93をピストンロッド30内に配置している。このセンサ90はピストンロッド30に対するシリンダ110の位置を検知する。
緩衝器のピストンロッド30は強度部材であるため、この緩衝器は内部に配置されたセンサ90のセンサプローブ93を保護し、緩衝器が伸縮した際等にセンサ90の破損を防止することができる。
したがって、実施形態2の緩衝器はピストンロッド30に対するシリンダ110の位置を正確に検知するセンサ90を備えている。
また、実施形態2の緩衝器はロッドガイド40を備えている。ロッドガイド40は、シリンダ110の端部に設けられており、ピストンロッド30を軸方向に移動自在に挿通する貫通孔を有している。また、このロッドガイド40はセンサ90が検知する被検知物である磁石41を組み込んでいる。このように、この緩衝器は、必須な構成物であるロッドガイド40に磁石41を組み込んでいるため、磁石41を配置するために特別な構造を追加する必要がなく、簡易な構造にすることができ、大型化を防ぐことができる。
また、実施形態2の緩衝器のセンサ90はピストンロッド30に対するシリンダ110の移動範囲の全域でシリンダ110の位置を検知する。このため、緩衝器の伸縮状況を連続的に把握することができるため、その状況に応じた緩衝器の減衰力の調整等を行うために、フィードバック制御等を実行することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態1及び2に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施形態1及び2では、ロッドガイドに被検知物である磁石を組み込んでいるが、被検知物をシリンダに対して移動しないようにピストンロッドの周りに配置する構造を新たに設けてもよい。
(2)実施形態1及び2では、センサが磁歪効果による磁歪現象を応用した位置センサであるが、他の原理を利用した位置センサであってもよい。
(3)実施形態1及び2では、センサがピストンロッドに対するシリンダの移動範囲の全域でシリンダの位置を検知するが、センサがピストンロッドに対するシリンダの所定の位置を検知するようにしてもよい。
(4)実施形態1ではフロントフォークに利用されるものであり、実施形態2ではリアクッションユニットに利用されるものであるが、他に利用する緩衝器であってもよい。
(5)実施形態1では、伸び切りスプリングをピストンとロッドガイドとの間に配置しているが、伸び切りスプリングをアウターチューブとインナーチューブとの間に配置してもよい。
(6)実施形態1及び2では、伸び切りスプリングを備えているが、伸び切りスプリングを備えなくてもよい。
(7)実施形態1及び2では、メインスプリングを備えているが、メインスプリングを備えなくてもよい。
(8)実施形態1では、インナーチューブをブラケットに連結し、アウターチューブをキャップに連結しているが、図3に示すように、インナーチューブ170をキャップ80に連結し、アウターチューブ175をブラケット60に連結もしくは一体に形成してもよい(図3において、実施形態1と同様な構成は同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。)。
(9)実施形態1では、メインスプリングがばね受部材を介してキャップとロッドガイドとの間に挟み込まれているが、ばね受部材を介さずメインスプリングをキャップとロッドガイドとの間に挟み込んでもよい。
(10)実施形態1では、伸び切りスプリングの一端がロッドガイドに固定されているが、伸び切りスプリングの一端をロッドガイドに固定せず、他端をピストンに固定してもよい。また、伸び切りスプリングの両端ともロッドガイドやピストンに固定しなくてもよい。
(11)実施形態1では、キャップが円筒部と反対側に伸びる連結部を有しており、この連結部にピストンロッドの他端を挿入して連結しているが、連結部を平面部から円筒部内に凹ませた凹部で形成し、この凹部にピストンロッドの他端を挿入して連結してもよい。
(12)実施形態1では、センサプローブがピストン内に挿入されているが、センサプローブは、緩衝器が最も伸長した状態でロッドガイドに組み込まれた磁石(被検知物)のピストン側の端面以上の長さであり、かつピストンの先端面以下の(先端部がピストンの先端面から突出しない)長さであればよい。なお、ピストンロッドがピストンを貫通してピストンの先端面から突出している場合、センサプローブはピストンロッド以下の長さであればよい。
10,110…シリンダ、11…ロッド側室、13…ピストン側室、20…ピストン、30…ピストンロッド、40…ロッドガイド、41…磁石(被検知物)、90…センサ

Claims (2)

  1. シリンダと、
    前記シリンダ内に挿入され、前記シリンダ内をロッド側室とピストン側室に区画し、前記シリンダ内を軸方向に移動するピストンと、
    前記ピストンに一端を連結し、前記シリンダから突出したピストンロッドと、
    前記ピストンロッド内に配置され、前記ピストンロッドに対する前記シリンダの位置を検知するセンサと、
    前記シリンダの開口端部に設けられており、前記ピストンロッドを軸方向に移動自在に挿通する貫通孔を有し、前記センサが検知する被検知物を組み込んだロッドガイドと、
    前記ピストンロッドの外周側に配置されるスプリングと、
    を備え、
    前記被検知物は、前記貫通孔の内周面に設けられた凹部に組み込まれており、
    前記スプリングは、前記ピストンと前記ロッドガイドの間に配置され、一端側が前記ロッドガイドに固定されていることを特徴とする緩衝器。
  2. 前記センサは前記ピストンロッドに対する前記シリンダの移動範囲の全域で前記シリンダの位置を検知する請求項1記載の緩衝器。
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