JP2019105376A - 緩衝器 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の緩衝器はスプリングを備えている。スプリングは、ピストンロッドの外周側に配置されている。更に、スプリングは、ピストンとロッドガイドの間に配置され、一端側がロッドガイドに固定されている。
実施形態1の緩衝器は、図1に示すように、自動二輪車等の前輪を懸架するフロントフォークに利用されるものである。この緩衝器は、シリンダ10、ピストン20、ピストンロッド30、ロッドガイド40、伸び切りスプリング50、ブラケット60、インナーチューブ70、アウターチューブ75、キャップ80、メインスプリング55、及びセンサ90を備えている。
実施形態2の緩衝器は、図2に示すように、自動二輪車等の後輪を懸架するリアクッションユニットに利用されるものである。実施形態1と同様な構成は同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態1及び2に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施形態1及び2では、ロッドガイドに被検知物である磁石を組み込んでいるが、被検知物をシリンダに対して移動しないようにピストンロッドの周りに配置する構造を新たに設けてもよい。
(2)実施形態1及び2では、センサが磁歪効果による磁歪現象を応用した位置センサであるが、他の原理を利用した位置センサであってもよい。
(3)実施形態1及び2では、センサがピストンロッドに対するシリンダの移動範囲の全域でシリンダの位置を検知するが、センサがピストンロッドに対するシリンダの所定の位置を検知するようにしてもよい。
(4)実施形態1ではフロントフォークに利用されるものであり、実施形態2ではリアクッションユニットに利用されるものであるが、他に利用する緩衝器であってもよい。
(5)実施形態1では、伸び切りスプリングをピストンとロッドガイドとの間に配置しているが、伸び切りスプリングをアウターチューブとインナーチューブとの間に配置してもよい。
(7)実施形態1及び2では、メインスプリングを備えているが、メインスプリングを備えなくてもよい。
(8)実施形態1では、インナーチューブをブラケットに連結し、アウターチューブをキャップに連結しているが、図3に示すように、インナーチューブ170をキャップ80に連結し、アウターチューブ175をブラケット60に連結もしくは一体に形成してもよい(図3において、実施形態1と同様な構成は同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。)。
(9)実施形態1では、メインスプリングがばね受部材を介してキャップとロッドガイドとの間に挟み込まれているが、ばね受部材を介さずメインスプリングをキャップとロッドガイドとの間に挟み込んでもよい。
(10)実施形態1では、伸び切りスプリングの一端がロッドガイドに固定されているが、伸び切りスプリングの一端をロッドガイドに固定せず、他端をピストンに固定してもよい。また、伸び切りスプリングの両端ともロッドガイドやピストンに固定しなくてもよい。
(11)実施形態1では、キャップが円筒部と反対側に伸びる連結部を有しており、この連結部にピストンロッドの他端を挿入して連結しているが、連結部を平面部から円筒部内に凹ませた凹部で形成し、この凹部にピストンロッドの他端を挿入して連結してもよい。
(12)実施形態1では、センサプローブがピストン内に挿入されているが、センサプローブは、緩衝器が最も伸長した状態でロッドガイドに組み込まれた磁石(被検知物)のピストン側の端面以上の長さであり、かつピストンの先端面以下の(先端部がピストンの先端面から突出しない)長さであればよい。なお、ピストンロッドがピストンを貫通してピストンの先端面から突出している場合、センサプローブはピストンロッド以下の長さであればよい。
Claims (2)
- シリンダと、
前記シリンダ内に挿入され、前記シリンダ内をロッド側室とピストン側室に区画し、前記シリンダ内を軸方向に移動するピストンと、
前記ピストンに一端を連結し、前記シリンダから突出したピストンロッドと、
前記ピストンロッド内に配置され、前記ピストンロッドに対する前記シリンダの位置を検知するセンサと、
前記シリンダの開口端部に設けられており、前記ピストンロッドを軸方向に移動自在に挿通する貫通孔を有し、前記センサが検知する被検知物を組み込んだロッドガイドと、
前記ピストンロッドの外周側に配置されるスプリングと、
を備え、
前記被検知物は、前記貫通孔の内周面に設けられた凹部に組み込まれており、
前記スプリングは、前記ピストンと前記ロッドガイドの間に配置され、一端側が前記ロッドガイドに固定されていることを特徴とする緩衝器。 - 前記センサは前記ピストンロッドに対する前記シリンダの移動範囲の全域で前記シリンダの位置を検知する請求項1記載の緩衝器。
Priority Applications (1)
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JP2019021148A JP2019105376A (ja) | 2019-02-08 | 2019-02-08 | 緩衝器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019021148A JP2019105376A (ja) | 2019-02-08 | 2019-02-08 | 緩衝器 |
Related Parent Applications (1)
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JP2015040447A Division JP2016161048A (ja) | 2015-03-02 | 2015-03-02 | 緩衝器 |
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Family Applications (1)
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JP2019021148A Pending JP2019105376A (ja) | 2019-02-08 | 2019-02-08 | 緩衝器 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6764051B1 (ja) * | 2020-06-10 | 2020-09-30 | 株式会社ショーワ | 緩衝器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0510368A (ja) * | 1991-07-05 | 1993-01-19 | Yamaha Motor Co Ltd | 筒型減衰器のストローク検出装置 |
JP2011094749A (ja) * | 2009-10-30 | 2011-05-12 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 緩衝器 |
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2019
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Patent Citations (2)
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WO2021250795A1 (ja) * | 2020-06-10 | 2021-12-16 | 日立Astemo株式会社 | 緩衝器 |
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