JP2017009485A - ストローク検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】アクチュエータの組付性に影響を及ぼすことなく、アクチュエータのストロークを連続的に検出可能とする。【解決手段】ストローク検出装置40は、シリンダチューブ10内に配置され、シリンダチューブ10に対するピストンロッド20の進退量に応じて荷重が変化するコイルスプリング41と、コイルスプリング41の荷重を検出するロードセル42と、ロードセル42により検出されるコイルスプリング41の荷重に基づいてシリンダ100のストロークを演算する演算装置45と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、ストローク検出装置に関するものである。
従来、油圧シリンダなどのアクチュエータのストロークを検出するためにストローク検出装置が用いられている。特許文献1には、磁気センサを用いることによって、アクチュエータのストロークを連続的に検出することが可能なストローク検出装置が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示されるストローク検出装置では、磁気センサが油圧シリンダの径方向外側に突出して設けられるため、油圧シリンダの外径が大きくなる。この結果、油圧シリンダの設置スペースが制限される場合には、外部部材との干渉によって、所定の位置に油圧シリンダを組付けることができないおそれがある。
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたものであり、アクチュエータの組付性に影響を及ぼすことなく、アクチュエータのストロークを連続的に検出することが可能なストローク検出装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、第1部材内に配置され、第1部材に対する第2部材の進退量に応じて荷重が変化する弾性部材と、弾性部材の荷重を検出する荷重検出器の検出値に基づいてアクチュエータのストロークを演算する演算部と、を備えることを特徴とする。
第1の発明では、アクチュエータの内部に設けられる弾性部材の荷重を検出し、検出された値に基づいて、アクチュエータのストロークが連続的に検出される。
第2の発明は、アクチュエータの振動を検出する振動検出器をさらに備え、演算部は、荷重検出器により検出される弾性部材の荷重に加えて、振動検出器により検出されるアクチュエータの振動に基づいてアクチュエータのストロークを演算することを特徴とする。
第2の発明では、振動検出器の検出値に基づいて、荷重検出器の検出値から振動に起因する成分が除去される。このため、正確なアクチュエータのストロークを演算することができる。
第3の発明は、振動検出器が、第2部材の進退方向の振動を検出することを特徴とする。
第3の発明では、荷重検出器の検出値から、荷重検出器が検出する荷重の方向と同じ方向の振動に起因する成分が除去される。このため、正確なアクチュエータのストロークを演算することができる。
第4の発明は、第2部材は、第1部材内に開口する中空部を有し、弾性部材の一部は、中空部内に収装されることを特徴とする。
第4の発明では、中空部内に弾性部材の一部が収装される。このため、アクチュエータが最も収縮する位置に到達することが弾性部材によって阻害されることはない。この結果、アクチュエータは、弾性部材が設けられない場合と同様に最収縮することができる。
第5の発明は、第1部材は有底円筒状であり、荷重検出器は、第1部材の底部の中央に設けられることを特徴とする。
第5の発明では、荷重検出器は、第1部材の外周よりも内側に配置される。このため、アクチュエータの設置スペースが制限される場合であっても、外部部材と干渉するおそれがないため、所定の位置にアクチュエータを組付けることができる。
本発明によれば、アクチュエータの組付性に影響を及ぼすことなく、アクチュエータのストロークを連続的に検出することが可能なストローク検出装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1を参照して、本発明の実施形態に係るストローク検出装置40について説明する。図1に示されるシリンダ100は、図示しない油圧ポンプから吐出される作動油によって動作する油圧シリンダである。ストローク検出装置40は、このシリンダ100に設けられる。
シリンダ100は、シリンダ100の本体である第1部材としてのシリンダチューブ10と、シリンダチューブ10に対して進退自在に設けられる第2部材としてのピストンロッド20と、を備える。つまり、シリンダ100は、シリンダチューブ10に対してピストンロッド20が進退運動するアクチュエータである。
シリンダチューブ10は筒部10aと底部10bとを有する有底円筒状であり、シリンダチューブ10の内部には軸方向に摺動自在であるピストン30が設けられる。また、シリンダチューブ10の端部には、ピストンロッド20が摺動自在に挿通するシリンダヘッド11が設けられる。シリンダチューブ10の内部は、ピストン30によって二つの油室12,13に区画される。
二つの油室12,13は、図示しない切換弁を通じて図示しない油圧ポンプ又はタンクに接続される。二つの油室12,13の一方が油圧ポンプに接続された場合には、他方がタンクに接続される。シリンダ100は、油圧ポンプから二つの油室12,13の何れかに作動油が導かれてピストンロッド20が軸方向に移動することによって伸縮作動する。シリンダ100は複動式のシリンダであるが、単動式であってもよい。また、シリンダ100は、油圧式に限定されず、空気式,水圧式または電動式等であってもよい。
ピストンロッド20は、基端部20aがピストン30に固定され、先端部20bがシリンダチューブ10から露出する円柱形部材である。基端部20a側には、端面20dに開口し、油室12に連通する中空部20cが設けられる。ピストンロッド20は、ピストン30に作用する油圧の力によって移動する。基端部20a側の端面20dは、シリンダ100が最も収縮した際に底部10bに当接し、ピストン30及びピストンロッド20の移動を規制するストッパとして機能する。なお、ストッパとしては、ピストンロッド20の端面20dに限定されず、底部10bに突出して設けられ、シリンダ100が最も収縮した際にピストン30またはピストンロッド20に当接する突起部であってもよい。
次に、シリンダ100に設けられるストローク検出装置40について説明する。
ストローク検出装置40は、シリンダチューブ10内に配置される弾性部材としてのコイルスプリング41と、コイルスプリング41の軸方向荷重を検出する荷重検出器としてのロードセル42と、コイルスプリング41とロードセル42との間に介装される伝達ピストン43と、シリンダ100の振動を検出する振動検出器としての加速度センサ44と、ロードセル42から出力される検出信号と加速度センサ44から出力される検出信号とが入力される演算部としての演算装置45と、を有する。ストローク検出装置40は、シリンダチューブ10に対するピストンロッド20のストローク量及びストローク位置を検出するために設けられる。
コイルスプリング41は、一端が伝達ピストン43に接触し、他端がピストンロッド20の中空部20cに収装された状態で、シリンダ100内に設けられる。コイルスプリング41は、シリンダ100が最も伸張しているときであっても、伝達ピストン43とピストンロッド20との間で圧縮された状態にある。つまり、コイルスプリング41の自然長は、シリンダ100が最も伸張しているときのコイルスプリング41の軸方向長さよりも長く設定される。このため、シリンダ100が伸縮する範囲において、コイルスプリング41が伝達ピストン43及びピストンロッド20から離れた状態となることはない。
ここで、比較的荷重が大きいコイルスプリング41を用いれば、コイルスプリング41はピストンロッド20の変位に追従することが可能となる。しかしながら、コイルスプリング41の荷重を大きくし過ぎると、シリンダ100を収縮させる速度が低下してしまう。このため、コイルスプリング41の荷重は、シリンダ100の伸縮動作に影響がないようにできるだけ小さく、且つピストンロッド20の変位に追従することが可能な大きさに設定される。
また、コイルスプリング41は、ピストンロッド20に設けられる中空部20cに収装されるため、シリンダ100が最も収縮する位置に到達することがコイルスプリング41によって阻害されることはない。つまり、シリンダ100は、コイルスプリング41が設けられない場合と同様に最収縮することが可能である。中空部20cの軸方向長さは、シリンダ100が最収縮したときに、コイルスプリング41の線材が密着した状態にならないように設定される。このように、シリンダ100が最も収縮したときであっても、コイルスプリング41がシリンダチューブ10内に配置される空間が確保される。
ロードセル42は、荷重の大きさを電気信号に変換する変換器である。ロードセル42は、伝達ピストン43を介して伝達されるコイルスプリング41の圧縮荷重を電気信号(電圧)に変換し、演算装置45へと出力する。ロードセル42は、コイルスプリング41に対向するようにシリンダチューブ10の底部10bの中央に配置される。このように、ロードセル42は、シリンダチューブ10の径方向外側に突出することなく、シリンダチューブ10の外周よりも内側に配置される。
伝達ピストン43は、ロードセル42に結合される円筒状部材である。伝達ピストン43は、コイルスプリング41の圧縮荷重をロードセル42へ伝達するとともに、コイルスプリング41のばね受けとしても機能する。また、伝達ピストン43の外径は、中空部20cの内径よりも小さく設定される。このため、シリンダ100が最も収縮する際、ピストンロッド20の端面20dは伝達ピストン43に衝突することなく、底部10bに当接する。このように、伝達ピストン43にピストンロッド20やピストン30が衝突することはないため、ロードセル42がピストンロッド20やピストン30によって破壊されることを防止することができる。
加速度センサ44は、シリンダ100の振動のうち特にコイルスプリング41の荷重方向の振動を検出する。具体的には、コイルスプリング41の荷重方向の加速度を検出し、加速度を電気信号(電圧)に変換し、演算装置45へと出力する。加速度センサ44は、ロードセル42に取り付けられる。加速度センサ44の取付位置は、これに限定されず、シリンダ100の振動を測定可能な位置であればどこでもよく、シリンダチューブ10内に埋め込まれてもよい。なお、後述のように、加速度センサ44の出力は、ロードセル42の出力を補償するために用いられるため、加速度センサ44は、ロードセル42に取り付けられることが好ましい。振動検出器としては、加速度センサ44に限定されず、速度を検出するセンサや変位を検出するセンサであってもよい。
演算装置45には、ロードセル42の検出信号と加速度センサ44の検出信号とが入力され、これらの検出信号に基づいて、後述のようにシリンダ100のストロークを演算する。演算装置45は、演算されたシリンダ100のストロークを外部へ出力することが可能である。演算装置45は、各油室12,13に供給される油量を制御する図示しない制御装置内に設けられてもよい。
このように、ストローク検出装置40のうちシリンダ100に設けられるものはすべてシリンダチューブ10の外周よりも内側に配置される。このため、シリンダ100の設置スペースが制限される場合であっても、外部部材と干渉するおそれがないため、所定の位置にシリンダ100を組付けることができる。
次に、図1及び図2を参照し、上記構成のストローク検出装置40によって、シリンダ100のストロークが検出される原理について説明する。
シリンダ100が最も収縮しているとき、コイルスプリング41は最も圧縮された状態となる。このため、図2に示されるように、コイルスプリング41の圧縮荷重が最大となり、ロードセル42の出力も最大となる。一方、シリンダ100が最も伸張しているとき、コイルスプリング41は最も伸びた状態となる。このため、コイルスプリング41の圧縮荷重が最小となり、ロードセル42の出力も最小となる。
このように、ロードセル42で検出されるコイルスプリング41の圧縮荷重は、コイルスプリング41の圧縮量、すなわちシリンダ100のストローク量に応じて直線的に変化する。このため、ロードセル42によって検出された値に基づいてシリンダ100のストローク量及びストローク位置を把握することが可能となる。ロードセル42の分解能が低い場合には、測定点間を補間することにより、ストローク量及びストローク位置を演算してもよい。
ここで、シリンダ100は、使用環境によって様々な振動、すなわち加速度を受ける。振動による加速度がコイルスプリング41の軸方向に作用すると、コイルスプリング41を軸方向に移動させようとする荷重が生じる。ロードセル42は、コイルスプリング41に生じる荷重を検出する構造であるため、コイルスプリング41の圧縮荷重だけではなく、振動に起因する上述の荷重も合せて検知する。つまり、ロードセル42の出力値には、振動に起因する荷重が付加されてしまう。
次に、ロードセル42の出力値から振動に起因する成分を除去する方法について説明する。
ピストンロッド20が通常変位する際の周波数は、シリンダ100の最高変位速度や最大変位加速度に応じて一義的に決まる。このため、ロードセル42の出力値から、ピストンロッド20が通常変位する際の周波数域を外れる周波数における成分を除去することによって、ある程度正確なシリンダ100のストロークを把握することができる。しかし、この方法では、ピストンロッド20が通常変位する際の周波数域の振動に起因する荷重を除去することはできない。そこで本実施形態では、シリンダ100の振動を検知する加速度センサ44が用いられる。
加速度センサ44では、特にコイルスプリング41の軸方向に作用する加速度、すなわち、ピストンロッド20が進退する方向の加速度が検出される。演算装置45では、加速度センサ44から出力された値の周波数と、ロードセル42から出力された値の周波数と、を比較し、一致する周波数の成分をロードセル42から出力された値から除去する処理が行われる。これにより、周波数域に関わらず振動に起因する荷重をロードセル42の出力値から除去することが可能となり、さらに正確なシリンダ100のストロークを把握することができる。
以上の実施形態によれば、以下に示すような効果を奏する。
ストローク検出装置40では、シリンダ100に設けられるものはすべてシリンダチューブ10の外周よりも内側に配置される。このため、シリンダ100の設置スペースが制限される場合であっても、外部部材と干渉するおそれがないため、所定の位置にシリンダ100を組付けることができる。また、ロードセル42で検出されるコイルスプリング41の圧縮荷重は、コイルスプリング41の圧縮量、すなわちシリンダ100のストローク量に応じて直線的に変化する。このため、ロードセル42によって検出された値に基づいてシリンダ100のストローク量及びストローク位置を連続的に把握することができる。
上記実施形態では、コイルスプリング41が圧縮コイルスプリングである場合について説明したが、コイルスプリング41は引張コイルスプリングであってもよい。この場合、コイルスプリング41は、シリンダ100が最も収縮しているときであっても、伝達ピストン43とピストンロッド20とにより引っ張られた状態にある。また、この場合、ロードセル42には、引張荷重を検出する形式のものが用いられ、ロードセル42は、伝達ピストン43を介して伝達されるコイルスプリング41の引張荷重を検出する。このため、ロードセル42の出力は、シリンダ100が最も収縮しているときに最小となり、シリンダ100が最も伸張しているときに最大となる。
以下、本発明の実施形態の構成、作用、及び効果をまとめて説明する。
ストローク検出装置40は、シリンダチューブ10内に配置され、シリンダチューブ10に対するピストンロッド20の進退量に応じて荷重が変化するコイルスプリング41と、コイルスプリング41の荷重を検出するロードセル42と、ロードセル42により検出されるコイルスプリング41の荷重に基づいてシリンダ100のストロークを演算する演算装置45と、を備えることを特徴とする。
この構成では、シリンダ100に設けられるストローク検出装置40は、すべてシリンダチューブ10の外周よりも内側に配置される。このため、シリンダ100の設置スペースが制限される場合であっても、外部部材と干渉するおそれがないため、所定の位置にシリンダ100を組付けることができる。また、ロードセル42で検出されるコイルスプリング41の圧縮荷重は、コイルスプリング41の圧縮量、すなわちシリンダ100のストローク量に応じて直線的に変化する。このため、ロードセル42によって検出された値に基づいてシリンダ100のストローク量及びストローク位置を連続的に把握することができる。
また、ストローク検出装置40は、シリンダ100の振動を検出する加速度センサ44をさらに備え、演算装置45は、ロードセル42により検出されるコイルスプリング41の荷重に加えて、加速度センサ44により検出されるシリンダ100の振動に基づいてシリンダ100のストロークを演算することを特徴とする。
この構成では、コイルスプリング41の荷重を検出するロードセル42の検出値とともに、シリンダ100の振動を検出する加速度センサ44の出力値もシリンダ100のストロークの演算に用いられる。このため、ロードセル42の出力値から振動に起因する成分を除去することが可能となり、正確なシリンダ100のストロークを演算することができる。
また、加速度センサ44は、ピストンロッド20の進退方向の振動を検出することを特徴とする。
この構成では、加速度センサ44によって、ロードセル42が検出する荷重の方向と同じ方向の振動が検出される。このため、ロードセル42の出力値から、ロードセル42が検出する荷重の方向と同じ方向の振動に起因する成分を除去することが可能となり、より正確なシリンダ100のストロークを演算することができる。
また、ピストンロッド20は、シリンダチューブ10内に開口する中空部20cを有し、コイルスプリング41の一部は、中空部20c内に収装されることを特徴とする。
この構成では、ピストンロッド20の中空部20c内にコイルスプリング41の一部が収装される。このため、シリンダ100が最も収縮する位置に到達することがコイルスプリング41によって阻害されることはない。つまり、シリンダ100は、コイルスプリング41が設けられない場合と同様に最収縮することが可能である。
また、シリンダチューブ10は有底円筒状であり、ロードセル42は、シリンダチューブ10の底部10bの中央に設けられることを特徴とする。
この構成では、ロードセル42は、シリンダチューブ10の外周よりも内側に配置される。このため、シリンダ100の設置スペースが制限される場合であっても、外部部材と干渉するおそれがないため、所定の位置にシリンダ100を組付けることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
100・・・シリンダ(アクチュエータ)、10・・・シリンダチューブ(第1部材)、10b・・・底部、20・・・ピストンロッド(第2部材)、20c・・・中空部、30・・・ピストン、40・・・ストローク検出装置、41・・・コイルスプリング(弾性部材)、42・・・ロードセル(荷重検出器)、43・・・伝達ピストン、44・・・加速度センサ(振動検出器)、45・・・演算装置(演算部)
Claims (5)
- 第1部材と、前記第1部材に対して進退自在に設けられる第2部材と、を有するアクチュエータのストロークを検出するストローク検出装置であって、
前記第1部材内に配置され、前記第1部材に対する前記第2部材の進退量に応じて荷重が変化する弾性部材と、
前記弾性部材の荷重を検出する荷重検出器と、
前記荷重検出器により検出される前記弾性部材の荷重に基づいて前記アクチュエータのストロークを演算する演算部と、
を備えることを特徴とするストローク検出装置。 - 前記アクチュエータの振動を検出する振動検出器をさらに備え、
前記演算部は、前記荷重検出器により検出される前記弾性部材の荷重に加えて、前記振動検出器により検出される前記アクチュエータの振動に基づいて前記アクチュエータのストロークを演算することを特徴とする請求項1に記載のストローク検出装置。 - 前記振動検出器は、前記第2部材の進退方向の振動を検出することを特徴とする請求項2に記載のストローク検出装置。
- 前記第2部材は、前記第1部材内に開口する中空部を有し、
前記弾性部材の少なくとも一部は、前記中空部内に収装されることを特徴とする請求項1から3の何れか一つに記載のストローク検出装置。 - 前記第1部材は有底円筒状であり、
前記荷重検出器は、前記第1部材の底部の中央に設けられることを特徴とする請求項1から4の何れか一つに記載のストローク検出装置。
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