JP2000258108A - アクチュエータの位置検出装置 - Google Patents

アクチュエータの位置検出装置

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JP2000258108A
JP2000258108A JP11061023A JP6102399A JP2000258108A JP 2000258108 A JP2000258108 A JP 2000258108A JP 11061023 A JP11061023 A JP 11061023A JP 6102399 A JP6102399 A JP 6102399A JP 2000258108 A JP2000258108 A JP 2000258108A
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Kenji Hashiguchi
健二 橋口
Masaki Kobayashi
正樹 小林
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Koganei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号処理を行う演算回路を信頼性を損なうこ
となく簡単化することにより、回路構成を大幅に小型化
することのできる位置検出装置を提供する。 【解決手段】 位置検出用の磁気センサMR1,MR2
と、外部磁界検出用の磁気センサMR3と、それら磁気
センサMR1〜MR3から出力される信号を演算する演
算回路から構成され、これら演算回路のうち、デジタル
回路29以外の回路がアナログ回路によって構成されて
いる。外部磁界が磁気センサMR1,MR2をONまた
はOFFさせるように作用した場合に、磁気センサMR
3が外部磁界検出信号Kをデジタル回路29のゲートに
出力し、外部磁界が作用する直前状態の信号を保持して
出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクチュエータに
おける位置検出用の回路技術に関し、特に、位置検出用
回路の高集積化に適用して有効な技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】空気圧により動作するアクチュエータと
しては、シリンダ本体の中にピストンを直線方向に往復
動するように組み込んだものがあり、ピストンに取り付
けられたピストンロッドを往復動させることによって、
被駆動部材を移動させることができる。
【0003】このようなアクチュエータの位置検出技術
としては、位置検出装置を用いたものがある。この位置
検出装置は、磁界に感応する磁気抵抗素子と、その磁気
抵抗素子から出力された信号を検知する検出回路とから
なっており、磁気抵抗素子によってピストンに取り付け
られた永久磁石の磁界を検知し、ピストンが往復動端の
位置となったことを検出している。
【0004】また、本発明者が検討したところによれ
ば、アクチュエータの外部磁界による影響を防止する技
術として、永久磁石が取り付けられたピストンの位置を
検出する前述した位置検出用の2つの磁気抵抗素子の他
に、外部磁界検出用の1つの磁気抵抗素子を設けた構成
の位置検出装置などが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な位置検出装置では、次のような問題点があることが本
発明者により見い出された。
【0006】近年、空気圧アクチュエータの小型化が進
むに従って、位置検出装置の小形が望まれている。たと
えば、シリンダ本体にセンサ溝を形成し、そのセンサ溝
の中に位置検出装置を組み込む場合には、センサ溝の幅
寸法は数mm程度まで小さくする必要がある。
【0007】しかしながら、位置検出用の磁気抵抗素子
と、外部磁界検出用の磁気抵抗素子とが設けられた位置
検出装置の検出回路などでは、それぞれの磁気抵抗素子
から出力される信号を演算する演算回路が必要となり、
回路構成が大規模になってしまい、かつその演算回路が
デジタル論理回路によって構成されているために回路構
成が複雑になるので、位置検出装置それ自体の小型化が
困難となり、空気圧アクチュエータを小型化することが
できないという問題がある。
【0008】本発明の目的は、演算回路における回路素
子数および回路構成を簡単化することにより、大幅に小
型化することのできるアクチュエータの位置検出装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のアクチュエータ
の位置検出装置は、シリンダの摺動方向に互いに位置を
ずらして配置され、ピストンに取り付けられた磁石によ
り形成される磁界の磁束密度により電気抵抗が変化する
磁気抵抗素子を有する第1、第2の磁気センサと、該シ
リンダの摺動方向に第1、第2の磁気センサが磁石によ
る磁界を検出しているときに同時に検出しないように第
1、第2の磁気センサと位置をずらして配置され、外部
磁界のX軸方向、Y軸方向の磁束密度により電気抵抗が
変化する2つの磁気抵抗素子を有する第3の磁気センサ
と、該第3の磁気センサにより外部磁界のX軸方向、Y
軸方向の磁束密度を検知して出力される外部磁界検知信
号を入力として、この信号を演算して外部磁界による第
1、第2の磁気センサからの位置検出出力の変化を禁止
する外部磁界検出信号を出力する外部磁界検出制御手段
と、第1、第2の磁気センサにより磁石による磁界の磁
束密度を検知して出力される磁石磁界検知信号を入力と
して、この信号を演算して検出信号を出力する磁石磁界
検出制御部と、該磁石磁界検出制御部からの検出信号、
および外部磁界検出制御手段からの外部磁界検知信号を
入力として、外部磁界検知信号が入力されていないとき
には検出信号を論理演算して位置検出信号を出力し、外
部磁界検知信号が入力されているときには外部磁界が作
用する直前の状態の検出信号を論理演算した位置検出信
号を出力する位置検出出力部とよりなる磁界検出制御手
段とを備え、外部磁界検出制御手段、ならびに磁石磁界
検出制御部がアナログ回路よりなり、位置検出出力部が
デジタル回路よりなることを特徴とする。
【0010】また、本発明のアクチュエータの位置検出
装置は、前記外部磁界検出制御手段が、第3の磁気セン
サから出力された外部磁界検知信号を電流信号に変換す
る第1の変換部と、該第1の変換部に変換された電流信
号を絶対値信号に変換する第2の変換部と、該第2の変
換部に変換された絶対値信号を電圧信号に変換する第3
の変換部と、該第3の変換部に変換された電圧信号と基
準電圧とを比較し、その比較結果信号を出力する第1の
比較部とよりなり、前記磁石磁界検出制御部が、第1の
磁気センサから出力される磁石磁界検知信号を電流信号
に変換する第4の変換部と、該第4の変換部に変換され
た電流信号を絶対値信号に変換する第5の変換部と、第
2の磁気センサから出力される磁石磁界検知信号を電流
信号に変換する第6の変換部と、該第6の変換部に変換
された電流信号を絶対値信号に変換する第7の変換部
と、前記第5、第7の変換部に変換された絶対値信号の
うち、高い電流信号を出力する第1の最大値優先出力部
と、第4、第6の変換部に変換された電流信号のうち、
高い電流信号を出力する第2の最大値優先出力部と、第
1の最大値優先出力部から出力された電流信号を電圧信
号に変換する第8の変換部と、第2の最大値優先出力部
から出力された電流信号を電圧信号に変換する第9の変
換部と、第8の変換部に変換された電圧信号と基準電圧
とを比較し、その比較結果信号を出力する第2の比較部
と、第9の変換部に変換された電圧信号と基準電圧とを
比較し、その比較結果信号を出力する第3の比較部とよ
りなり、前記位置検出出力部が、第1の比較部の比較結
果がゲートに入力され、前記第2の比較部の比較結果が
一方の入力部に入力され、第2の比較部の比較結果が他
方の入力部に入力されるフリップフロップよりなること
を特徴とする。
【0011】さらに、本発明のアクチュエータの位置検
出装置は、電流制御信号に基づいて、第1、第3〜第
5、第8、第9の変換部、第1、第2の最大値優先出力
部、および第1〜第3の比較部にバイアス電流を可変し
て供給する可変バイアス電流供給回路を設けたことを特
徴とする。
【0012】また、本発明のアクチュエータの位置検出
装置は、入力される加速度信号の平方根を求めて振動解
析する3次元絶対値回路を設け、前記3次元絶対値回路
がアナログ回路よりなることを特徴とする。
【0013】さらに、本発明のアクチュエータの位置検
出装置は、シリンダの摺動方向に互いに位置をずらして
配置され、ピストンに取り付けられた磁石により形成さ
れる磁界の磁束密度により電気抵抗が変化する磁気抵抗
素子を有する第1、第2の磁気センサと、シリンダ移動
部材の先端部に取り付けられ、該シリンダ部材の加速度
を検出する加速度センサと、第1、第2の磁気センサに
より磁石による磁界の磁束密度を検知して出力される磁
石磁界検知信号を入力として、この信号を演算して検出
信号を出力する磁石磁界検出制御部と、該磁石磁界検出
制御部からの検出信号を入力として、検出信号を論理演
算して位置検出信号を出力する位置検出出力部と、加速
度センサから出力された加速度信号を加速度信号の平方
根を求めて振動解析する3次元絶対値回路とよりなる磁
界検出制御手段とを備え、該磁石磁界検出制御部、およ
び3次元絶対値回路がアナログ回路よりなり、位置検出
出力部がデジタル回路よりなるものである。
【0014】以上のことにより、第1〜第3の磁気セン
サにおける信号を演算する外部磁界検出制御手段、磁石
磁界検出制御部をアナログ回路により構成することによ
って、回路素子数が大幅に少なくなるので、回路規模が
小さくなり、かつ回路構成を簡単にでき、アクチュエー
タの位置検出装置を小型化することができる。
【0015】また、位置検出装置を小型化できるので、
空気圧アクチュエータそれ自体の小型化も実現すること
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施の形態による位置
検出装置とシリンダとの取り付け形態を示す概略断面
図、図2は、本発明の一実施の形態による位置検出装置
に設けられた磁気センサの説明図、図3は、本発明の一
実施の形態による位置検出装置のブロック図、図4は、
本発明の一実施の形態による位置検出装置に設けられた
3次元絶対値回路のブロック図、図5は、加速度センサ
が取り付けられる溶接ロボットの説明図、図6は、加速
度センサが設けられた位置検出装置の一例を示す説明
図、図7は、本発明の一実施の形態による位置検出装置
に設けられたセンサインタフェースの回路ブロック、お
よび外部端子配置構成の説明図、図8〜図10は、セン
サインタフェースにおけるブロック毎の回路図、図11
は、センサインタフェースに設けられたデジタル回路に
おける真理値の説明図である。
【0018】本実施の形態において、アクチュエータの
位置検出装置1は、位置検出用の磁気センサ(第1の磁
気センサ)MR1、磁気センサ(第2の磁気センサ)M
R2、外部磁界検出用の磁気センサ(第3の磁気セン
サ)MR3、センサインタフェース2、およびLED
3,4などから構成されている。
【0019】2つの磁気センサMR1,MR2は、ピス
トンPに取り付けられた永久磁石Jによって形成される
磁界のX軸方向の磁束密度により電気抵抗が変化する磁
気抵抗素子と、磁界のY軸方向の磁束密度によって電気
抵抗が変化する磁気抵抗素子とを有する電流磁気効果セ
ンサが用いられている。
【0020】これら磁気センサMR1,MR2における
出力信号の高レベルが磁界のX軸方向の磁束密度の検知
による出力となり、低レベル側が磁界のY軸方向の磁束
密度の検知による出力となる。
【0021】また、磁気センサMR3は、外部磁界検出
用として設けられ、外部磁界のX軸方向の磁束密度によ
り電気抵抗が変化する磁気抵抗素子と、外部磁界のY軸
方向の磁束密度によって電気抵抗が変化する磁気抵抗素
子とを有する電流磁気効果センサが用いられている。
【0022】この磁気センサMR3における出力信号の
高レベルが外部磁界のX軸方向の磁束密度の検知による
出力となり、低レベル側が外部磁界におけるY軸方向の
磁束密度の検知による出力となる。なお、磁気センサM
R3においても、磁気センサMR1,MR2と同様に、
ピストンPに取り付けられた永久磁石Jによる磁界の磁
束密度は検知されるが、位置検出に関係することはな
い。
【0023】磁気センサMR1,MR2は、シリンダS
内を摺動するピストンSの永久磁石Jの位置を検出する
ために、このシリンダSの摺動方向にずらして配置され
ており、磁気センサMR3は、外部磁界を検出するため
に、シリンダSの摺動方向に磁気センサMR1,MR2
が永久磁石Jによる磁界を検出しているときに、同時に
検出しないようにこれら磁気センサMR1,MR2とず
らして配置されている。
【0024】さらに、センサインタフェース2は、磁気
センサMR1〜MR3から出力されるセンサ信号を演算
し、その演算結果を外部端子を介してアクチュエータの
制御回路およびLED3,4を駆動する表示部に出力す
る。
【0025】LED3は、センサインタフェース2から
出力される信号に基づいて、シリンダS内のピストンP
における最適動作範囲が表示される。LED4は、セン
サインタフェース2から出力される信号に基づいて、ピ
ストンSにおける許容動作範囲が表示される。
【0026】また、位置検出装置1の構成としては、1
つのチップ5に形成された磁気センサMR1,MR2、
同じく1つのチップ6に形成された磁気センサMR3、
センサインタフェース2、ならびにLED3,4を1つ
の基板に搭載し、たとえば、合成樹脂のケースなどによ
って一体形成されることが考えられる。
【0027】さらに、磁気センサMR1における磁気抵
抗素子パターン7,8、および磁気センサMR2におけ
る磁気抵抗素子パターン9,10は、図2に示すよう
に、磁界のX軸方向、Y軸方向の磁束密度により電気抵
抗が変化するような形状となっている。
【0028】磁気センサMR3は、外部磁界検出用とし
て設けられており、この磁気センサMR3における磁気
抵抗素子パターン11,12も、図2に示すように、磁
界のX軸方向、Y軸方向の磁束密度により電気抵抗が変
化するような形状となっている。
【0029】また、センサインタフェース2は、1つの
半導体チップに半導体素子が形成されたIC(Inte
grated Circuit)として構成されてい
る。このセンサインタフェース2をIC化することによ
って温度特性を良好にし、プロセス依存性を少なくでき
る。
【0030】次に、センサインタフェース2の回路構成
について説明する。
【0031】センサインタフェース2は、図3に示すよ
うに、V/I変換部(第4の変換部)13、V/I変換
部(第6の変換部)14、V/I変換部(第1の変換
部)15、絶対値信号変換部(第5の変換部)16、絶
対値信号変換部(第7の変換部)17、絶対値信号変換
部(第2の変換部)18、最大値優先回路(第1の最大
値優先出力部)19、最大値優先回路(第1の最大値優
先出力部)20、I/V変換部(第8の変換部)21、
I/V変換部(第9の変換部)22、I/V変換部(第
3の変換部)23、電圧比較部(第2の比較部)24、
電圧比較部(第3の比較部)25、電圧比較部(第1の
比較部)26、3次元絶対値回路27、電流レギュレー
タ(可変バイアス電流供給回路)28、ならびにデジタ
ル回路(位置検出出力部)29によって構成されてい
る。
【0032】そして、これらV/I変換部15、絶対値
信号変換部18、I/V変換部23、および電圧比較部
(第1の比較部)26によって外部磁界検出制御手段が
構成されている。
【0033】また、V/I変換部13,14、絶対値信
号変換部16,17、最大値優先回路19,20、I/
V変換部21,22、電圧比較部24,25によって磁
石磁界検出制御部が構成され、この磁石磁界検出制御部
とデジタル回路29とによって磁界検出制御手段が構成
されている。
【0034】V/I変換部13,14には、外部端子を
介して磁気センサMR1,MR2の出力信号がそれぞれ
入力され、V/I変換部15には、磁気センサMR3の
出力信号が入力されるように接続されている。V/I変
換部13〜15は、磁気センサMR1〜MR3から出力
された電圧信号を電流信号に変換する。
【0035】V/I変換部13〜15の出力部には、絶
対値信号変換部16〜18がそれぞれ接続されている。
これら絶対値信号変換部16〜18は、V/I変換部1
3〜15から出力された電流信号を絶対値変換する。
【0036】これらV/I変換部13〜15は、差動増
幅回路によって構成されている。絶対値信号変換部16
〜18は、トランスリニア回路を用いた絶対値出力回路
によって構成されている。このトランスリニア回路を用
いたことにより、オペアンプなどを用いて構成するより
も回路素子数を大幅に低減することができる。
【0037】絶対値信号変換部16には、最大値優先回
路19,20の一方の入力部が接続されている。最大値
優先回路19,20は、絶対値信号変換部16,17か
ら出力された電流絶対値信号のうち、高い電流信号のみ
を出力する。
【0038】最大値優先回路19の一方の入力部には、
絶対値信号変換部16によって絶対値変換された電流絶
対値信号ABS01が入力され、最大値優先回路20の
一方の入力部には、V/I変換部13から出力された電
流信号P01が入力される。
【0039】絶対値信号変換部17には、最大値優先回
路19,20の他方の入力部が接続されている。最大値
優先回路19の他方の入力部には、絶対値信号変換部1
7によって絶対値変換された電流絶対値信号ABS02
が入力され、最大値優先回路20の他方の入力部には、
V/I変換部14から出力された電流信号P02が入力
される。
【0040】また、絶対値信号変換部18には、I/V
変換部23が接続されており、このI/V変換部23の
出力部には、電圧比較部26の入力部が接続されてい
る。電圧比較部26の出力部には、デジタル回路29の
ゲートGが接続されている。
【0041】最大値優先回路19,20の出力部には、
I/V変換部21,22の入力部がそれぞれ接続されて
おり、これらI/V変換部21,22の出力部には、電
圧比較部24,25の入力部が接続されている。
【0042】I/V変換部21,22は、最大値優先回
路19,20から出力された電流信号Z1,Z2を電圧
信号にそれぞれ変換する。I/V変換部23は、絶対値
信号変換部18が出力した絶対値変換された電流絶対値
信号ABS05を電圧信号に変換する。
【0043】電圧比較部24,25は、I/V変換部2
1,22から出力された電圧信号と基準電圧VEEとを
比較し、比較結果をローレベルまたはハイレベルの信号
として出力する。電圧比較部26は、I/V変換部23
から出力された電圧信号と基準電圧VEEとを比較し、
その比較結果をローレベルまたはハイレベルの信号とし
て出力する。
【0044】電圧比較部24の出力部には、デジタル回
路29の入力部D1が接続されており、電圧比較部25
の出力部には、デジタル回路29の入力部D2が接続さ
れている。デジタル回路29は、入力部D1,D2、お
よびゲートGに入力される信号に基づいて出力部Q1,
Q2から信号を出力する。これら出力部Q1,Q2から
出力される信号は、外部端子を介してアクチュエータの
制御回路およびLEDなどからなる表示部に出力され
る。
【0045】さらに、電流レギュレータ28は、バイア
ス電流をV/I変換部13〜15、最大値優先回路1
9,20、I/V変換部21〜23、および電圧比較部
24〜26に、それぞれ供給している。
【0046】この電流レギュレータ28は、センサイン
タフェース2の外部端子を介して入力される電流調整用
信号に応じて電流バイアスを可変することができ、これ
によって、V/I変換部13〜15などのバイアス調整
をすることができる。
【0047】また、3次元絶対値回路27の回路構成に
ついて図3、図4を用いて説明する。
【0048】3次元絶対値回路27の入力部には、前述
した絶対値信号変換部16〜18の電流絶対値信号AB
S01,ABS02,ABS05が入力されるように、
それぞれ接続されている。絶対値信号変換部16〜18
には、3つの加速度センサSVからの出力信号が入力さ
れる。
【0049】これら加速度センサSVは、図5に示すよ
うに、たとえば、溶接ロボットRなどのアーム先端部
(シリンダ移動部材)Aに取り付けられ、それぞれの加
速度センサSVによってアーム先端部AにおけるX軸方
向、Y軸方向、およびZ軸方向の加速度を検出する。
【0050】また、加速度センサSVは、図6に示すよ
うに、位置検出装置1内に、磁気センサMR1〜MR
3、センサインタフェース2などと合成樹脂のケースな
どによって一体形成されることが考えられる。
【0051】3次元絶対値回路27は、これら加速度セ
ンサSVから出力された3つの信号における平方和を解
析することによって、外部からの急激なショックを検出
して異常信号として出力する安全対策機能を有する回路
である。
【0052】この3次元絶対値回路27から出力された
信号は、I/V変換部23、電圧比較部26(図3)を
介して外部端子から出力され、異常信号として外部接続
された制御装置に入力される。
【0053】また、センサインタフェース2におけるV
/I変換部13〜15、絶対値信号変換部16〜18、
最大値優先回路19,20、I/V変換部21〜23、
電圧比較部24〜26、3次元絶対値回路27、ならび
に電流レギュレータ28は、アナログ回路により構成さ
れており、デジタル回路29だけがデジタル論理回路に
よって構成されている。
【0054】次に、センサインタフェース2をパッケー
ジ化した場合におけるピン配置構成について説明する。
【0055】センサインタフェース2は、図7に示すよ
うに、9つの回路ブロックB1〜B9によって構成され
ている。回路ブロックB1は、V/I変換部13,1
4、絶対値信号変換部16,17からなり、回路ブロッ
クB2は、最大値優先回路19,20から構成されてい
る。
【0056】また、回路ブロックB3は、I/V変換部
21,22からなり、回路ブロックB4は、V/I変換
部13、絶対値信号変換部18、I/V変換部23から
なり、回路ブロックB5は、電流レギュレータ28から
構成されている。
【0057】回路ブロックB6は、電圧比較部24,2
5からなり、回路ブロックB7は、電圧比較部26から
なり、回路ブロックB8は、3次元絶対値回路27から
なり、回路ブロックB9は、デジタル回路29によって
構成されている。
【0058】これらブロックB1〜B9は、センサイン
タフェース2内部で接続されずに、外部端子を介して接
続されるようになっており、これによって、あるブロッ
クに不具合が生じてもセンサインタフェース2すべての
動作に影響を与えないようにすることができる。
【0059】また、それぞれのブロックにおける詳細な
回路図を図8〜図10に示す。図8は、回路ブロックB
1〜B3の回路構成を示している。図9は、回路ブロッ
クB4〜B6の回路構成を示しており、この図9におけ
る回路ブロックB5(電流レギュレータ28)の入力端
子DPに前述した電流調整用信号を入力することによっ
て電流バイアスを可変する。図10は、回路ブロックB
7〜B9の回路構成を示している。
【0060】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。
【0061】位置検出装置11は、シリンダ本体1の所
定の位置に取り付けられており、シリンダ本体1内を摺
動するピストン3に取り付けられた永久磁石9の磁界を
磁気センサMR1,MR2で検知することにより、ピス
トンロッド8のストローク端の位置検出することができ
る。
【0062】たとえば、ピストン3が一方の方向から他
方の方向に摺動すると、ピストン3に取り付けられた永
久磁石9により形成される磁界を磁気センサMR1、磁
気センサMR2の順番で検知する。
【0063】磁気センサMR1,MR2によって検出さ
れた出力信号における高レベル側は、磁界のX軸方向の
磁束密度を検出しており、低レベル側がY軸方向の磁束
密度を検出している。
【0064】また、磁気センサMR3も同様に、磁気セ
ンサMR1,MR2が永久磁石9の磁界を検出する前
に、永久磁石9の磁界を検知するが、この磁気センサM
R3の出力信号は、ピストンロッド8のストローク端の
位置検出に使われることはない。磁気センサMR3の出
力信号は、高レベル側が磁界のX軸方向磁束密度を検出
しており、低レベル側がY軸方向の磁束密度を検出して
いる。
【0065】この磁気センサMR3の出力信号は、セン
サインタフェース2の外部端子を介してV/I変換部1
5に入力され、電流信号に変換される。その電流信号
は、絶対値信号変換部18によって絶対値信号に変換さ
れた後、再びI/V変換部23により電圧信号に変換さ
れる。
【0066】その電圧信号は、電圧比較部26によって
基準電圧VEEと比較され、I/V変換部23から出力
された電圧信号が基準電圧VEEよりも高い場合には、
ハイレベルの信号が出力され、低い場合には、ローレベ
ルの信号が出力される。
【0067】この電圧比較部26から出力される信号は
外部磁界検出信号Kとなり、外部磁界検出信号Kがハイ
レベルの場合には、デジタル回路29の出力は、固定状
態となる。また、磁気センサMR1,MR2が磁界を検
知する範囲などでは、外部磁界検出信号Kがローレベル
となり、デジタル回路29は、入力信号に応じて前の状
態の信号を出力する。
【0068】よって、磁気センサMR3の出力信号は、
V/I変換部15、絶対値信号変換部18、I/V変換
部23、電圧比較部26によってアナログ演算処理が行
われた後に、電圧比較部26によって再びデジタル信号
に変換されて、デジタル回路29に出力される。
【0069】さらに、磁気センサMR1,MR2の出力
信号は、センサインタフェース2の外部端子を介してV
/I変換部13,14にそれぞれ入力され、電流信号に
変換される。
【0070】それらの電流信号は、絶対値信号変換部1
6,17によって絶対値信号に変換された後、最大値優
先回路19に出力される。また、最大値優先回路20に
は、V/I変換部13,14から出力された信号がその
まま入力される。
【0071】そして、最大値優先回路19,20から
は、2入力の信号の最大値を選択した電流信号Z1,Z
2がそれぞれ出力される。これら電流信号Z1,Z2
は、I/V変換部21,22によって、電圧信号にそれ
ぞれ変換される。
【0072】電圧比較部24は、I/V変換部21から
出力された電圧信号と基準電圧VEEとを比較し、その
電圧信号が基準電圧VEEよりも高い場合には、ハイレ
ベルの信号を出力し、低い場合には、ローレベルの信号
を出力する。
【0073】同様に、電圧比較部25は、I/V変換部
22から出力された電圧信号と基準電圧VEEとを比較
し、その電圧信号が基準電圧VEEよりも高い場合に
は、ハイレベルの信号を出力し、低い場合には、ローレ
ベルの信号を出力する。
【0074】この場合も、磁気センサMR1,MR2の
出力信号は、V/I変換部13,14、絶対値信号変換
部16,17、最大値優先回路19,20、I/V変換
部21,22によるアナログ演算処理が行われた後に電
圧比較部24,25によって再びデジタル信号に変換さ
れる。
【0075】デジタル回路29は、図11に示す真理値
表に基づいて動作し、磁気センサMR1,MR2に永久
磁石9による磁界が作用している間は、電圧比較部26
の出力信号、すなわち、外部磁界検出信号Kがローレベ
ルになるので、デジタル回路29の出力は、入力部D
1,D2に新たに入力された前の状態の信号を出力す
る。
【0076】次に、ピストン3の永久磁石9による磁界
以外の直流磁界、あるいは交流磁界などの外部磁界が発
生した場合について説明する。
【0077】たとえば、磁気センサMR1,MR2がO
N時に、これをOFF側へ外部磁界が作用する場合、磁
気センサMR3の出力信号は、低レベル側の信号が大き
く出力される。この信号は、V/I変換15により電流
に変換され、絶対値信号変換部18が絶対値信号に変換
されるので、電圧比較部26の出力はハイレベルとな
る。
【0078】デジタル回路29のゲートGには、そのハ
イレベルの信号が入力されるのでデジタル回路29の信
号出力は、変化せずに固定状態となり、外部磁界による
誤動作を防止できる。
【0079】また、磁気センサMR1,MR2がOFF
時に、これをON側へ外部磁界が作用する場合について
も、磁気センサMR3の出力信号は高レベル側の信号が
大きく出力されるので、同様に、電圧比較部26の出力
がハイレベルとなるので、同様に、デジタル回路29の
信号出力は変化せずに固定状態となり、外部磁界による
誤動作を防止できる。
【0080】それにより、本実施の形態によれば、V/
I変換部13〜15、絶対値信号変換部16〜18、最
大値優先回路19,20、I/V変換部21〜23、電
圧比較部24〜26、3次元絶対値回路27、ならびに
電流レギュレータ28をアナログ回路で構成することに
より、外部磁界による誤動作を防止しながら、位置検出
用の磁気センサMR1,MR2、外部磁界検出用の磁気
センサMR3の3つの出力信号を処理する回路構成を簡
単にでき、かつ回路素子数を少なくして回路規模を小さ
くできるので、信頼性を損なうことなくセンサインタフ
ェース2を大幅に小型化することができる。
【0081】また、センサインタフェース2が小型化す
ることによって、位置検出装置11も小型化できるの
で、空気圧アクチュエータそれ自体をより小さくするこ
とができる。
【0082】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。
【0083】たとえば、前記実施の形態においては、位
置検出装置の磁気センサとして、2つの位置検出用の磁
気センサ、および1つの外部磁界検出用の磁気センサを
有した構成としたが、外部磁界検出用の磁気センサを設
けずに、1つ、または2つの位置検出装置の磁気センサ
と、シリンダ部材の加速度を検出する加速度センサとを
有する構成としてもよい。
【0084】たとえば、1つの位置検出用の磁気センサ
MR1、および加速度センサSVが備えられた場合に
は、図12に示すように、位置検出装置1が、磁気セン
サMR1、加速度センサSV、これら磁気センサMR
1、加速度センサSVから出力される信号を演算処理す
るセンサインタフェース2、ならびにシリンダS内のピ
ストンPにおける動作範囲を表示するLED3から構成
される。
【0085】
【発明の効果】1.本発明によれば、第1〜第3の磁気
センサの信号を演算する外部磁界検出制御手段、磁石磁
界検出制御部をアナログ回路により構成することによっ
て、回路素子数を大幅に少なくできるので、回路規模を
小さく、かつ回路構成を簡単にすることができる。
【0086】2.また、本発明では、位置検出用の第
1、第2の磁気センサ、外部磁界検出用の第3の磁気セ
ンサの3つを設け、それらの信号を処理する回路構成と
したことにより、外部磁界などによる誤動作を防止する
ことができる。
【0087】3.さらに、本発明においては、上記
(1)、(2)により、位置検出装置を小型化できるの
で、空気圧アクチュエータそれ自体を小型化しながら、
信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による位置検出装置とシ
リンダとの取り付け形態を示す概略断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態による位置検出装置に設
けられた磁気センサの説明図である。
【図3】本発明の一実施の形態による位置検出装置のブ
ロック図である。
【図4】本発明の一実施の形態による位置検出装置に設
けられた3次元絶対値回路のブロック図である。
【図5】加速度センサが取り付けられる溶接ロボットの
説明図である。
【図6】加速度センサが設けられた位置検出装置の一例
を示す説明図である。
【図7】本発明の一実施の形態による位置検出装置に設
けられたセンサインタフェースの回路ブロック、および
外部端子配置構成の説明図である。
【図8】センサインタフェースにおけるブロックB1〜
B3の回路図である。
【図9】センサインタフェースにおけるブロックB4〜
B6の回路図である。
【図10】センサインタフェースにおけるブロックB7
〜B9の回路図である。
【図11】センサインタフェースに設けられたデジタル
回路における真理値の説明図である。
【図12】本発明の他の実施の形態による位置検出装置
とシリンダとの取り付け形態を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 位置検出装置 2 センサインタフェース 3,4 LED 5,6 チップ 7〜12 磁気抵抗素子パターン 13 V/I変換部(第4の変換部) 14 V/I変換部(第6の変換部) 15 V/I変換部(第1の変換部) 16 絶対値信号変換部(第5の変換部) 17 絶対値信号変換部(第6の変換部) 18 絶対値信号変換部(第2の変換部) 19 最大値優先回路(第1の最大値優先出力部) 20 最大値優先回路(第2の最大値優先出力部) 21 I/V変換部(第8の変換部) 22 I/V変換部(第9の変換部) 23 I/V変換部(第3の変換部) 24 電圧比較部(第2の比較部) 25 電圧比較部(第3の比較部) 26 電圧比較部(第1の比較部) 27 3次元絶対値回路 28 電流レギュレータ(可変バイアス電流供給回路) 29 デジタル回路(位置検出出力部) MR1 磁気センサ(第1の磁気センサ) MR2 磁気センサ(第2の磁気センサ) MR3 磁気センサ(第3の磁気センサ) SV 加速度センサ P ピストン J 永久磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F063 AA02 AA50 BA05 BB05 BC02 BD15 CA34 DA01 DA04 DB04 DC08 DD04 GA52 GA71 LA17 LA23 3H081 AA02 BB03 CC23 FF01 GG06 GG15 GG22 HH01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダの摺動方向に互いに位置をずら
    して配置され、ピストンに取り付けられた磁石により形
    成される磁界の磁束密度により電気抵抗が変化する磁気
    抵抗素子を有する第1、第2の磁気センサと、 前記シリンダの摺動方向に前記第1、第2の磁気センサ
    が前記磁石による磁界を検出しているときに同時に検出
    しないように前記第1、第2の磁気センサと位置をずら
    して配置され、外部磁界のX軸方向、Y軸方向の磁束密
    度により電気抵抗が変化する2つの磁気抵抗素子を有す
    る第3の磁気センサと、 前記第3の磁気センサにより前記外部磁界のX軸方向、
    Y軸方向の磁束密度を検知して出力される外部磁界検知
    信号を入力として、この信号を演算して前記外部磁界に
    よる前記第1、第2の磁気センサからの位置検出出力の
    変化を禁止する外部磁界検出信号を出力する外部磁界検
    出制御手段と、 前記第1、第2の磁気センサにより前記磁石による磁界
    の磁束密度を検知して出力される磁石磁界検知信号を入
    力として、この信号を演算して検出信号を出力する磁石
    磁界検出制御部と、前記磁石磁界検出制御部からの検出
    信号、および前記外部磁界検出制御手段からの外部磁界
    検知信号を入力として、前記外部磁界検知信号が入力さ
    れていないときには前記検出信号を論理演算して位置検
    出信号を出力し、前記外部磁界検知信号が入力されてい
    るときには前記外部磁界が作用する直前の状態の前記検
    出信号を論理演算した位置検出信号を出力する位置検出
    出力部とよりなる磁界検出制御手段とを備え、 前記外部磁界検出制御手段、ならびに前記磁石磁界検出
    制御部がアナログ回路よりなり、前記位置検出出力部が
    デジタル回路よりなることを特徴とするアクチュエータ
    の位置検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアクチュエータの位置検
    出装置において、 前記外部磁界検出制御手段が、 前記第3の磁気センサから出力された外部磁界検知信号
    を電流信号に変換する第1の変換部と、前記第1の変換
    部に変換された電流信号を絶対値信号に変換する第2の
    変換部と、前記第2の変換部に変換された絶対値信号を
    電圧信号に変換する第3の変換部と、前記第3の変換部
    に変換された電圧信号と基準電圧とを比較し、その比較
    結果信号を出力する第1の比較部とよりなり、 前記磁石磁界検出制御部が、 前記第1の磁気センサから出力される磁石磁界検知信号
    を電流信号に変換する第4の変換部と、前記第4の変換
    部に変換された電流信号を絶対値信号に変換する第5の
    変換部と、前記第2の磁気センサから出力される磁石磁
    界検知信号を電流信号に変換する第6の変換部と、前記
    第6の変換部に変換された電流信号を絶対値信号に変換
    する第7の変換部と、前記第5、第7の変換部に変換さ
    れた絶対値信号のうち、高い電流信号を出力する第1の
    最大値優先出力部と、前記第4、第6の変換部に変換さ
    れた電流信号のうち、高い電流信号を出力する第2の最
    大値優先出力部と、前記第1の最大値優先出力部から出
    力された電流信号を電圧信号に変換する第8の変換部
    と、前記第2の最大値優先出力部から出力された電流信
    号を電圧信号に変換する第9の変換部と、前記第8の変
    換部に変換された電圧信号と基準電圧とを比較し、その
    比較結果信号を出力する第2の比較部と、前記第9の変
    換部に変換された電圧信号と基準電圧とを比較し、その
    比較結果信号を出力する第3の比較部とよりなり、 前記位置検出出力部が、 前記第1の比較部の比較結果がゲートに入力され、前記
    第2の比較部の比較結果が一方の入力部に入力され、前
    記第2の比較部の比較結果が他方の入力部に入力される
    フリップフロップよりなることを特徴とするアクチュエ
    ータの位置検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のアクチュエータ
    の位置検出装置において、電流制御信号に基づいて、前
    記第1、第3〜第5、第8、第9の変換部、前記第1、
    第2の最大値優先出力部、および前記第1〜第3の比較
    部にバイアス電流を可変して供給する可変バイアス電流
    供給回路を設けたことを特徴とするアクチュエータの位
    置検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のア
    クチュエータの位置検出装置において、入力される加速
    度信号の平方根を求めて振動解析する3次元絶対値回路
    を設け、前記3次元絶対値回路がアナログ回路よりなる
    ことを特徴とするアクチュエータの位置検出装置。
  5. 【請求項5】 シリンダの摺動方向に互いに位置をずら
    して配置され、ピストンに取り付けられた磁石により形
    成される磁界の磁束密度により電気抵抗が変化する磁気
    抵抗素子を有する第1、第2の磁気センサと、 シリンダ移動部材の先端部に取り付けられ、前記シリン
    ダ移動部材の加速度を検出する加速度センサと、 前記第1、第2の磁気センサにより前記磁石による磁界
    の磁束密度を検知して出力される磁石磁界検知信号を入
    力として、この信号を演算して検出信号を出力する磁石
    磁界検出制御部と、 前記磁石磁界検出制御部からの検出信号を入力として、
    前記検出信号を論理演算して位置検出信号を出力する位
    置検出出力部と、 前記加速度センサから出力された加速度信号を加速度信
    号の平方根を求めて振動解析する3次元絶対値回路とよ
    りなる磁界検出制御手段とを備え、 前記磁石磁界検出制御部、および3次元絶対値回路がア
    ナログ回路よりなり、前記位置検出出力部がデジタル回
    路よりなることを特徴とするアクチュエータの位置検出
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011038919A (ja) * 2009-08-12 2011-02-24 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 位置検出装置
JP2011505574A (ja) * 2007-12-03 2011-02-24 シーティーエス・コーポレーション リニアポジションセンサー
WO2016208398A1 (ja) * 2015-06-24 2016-12-29 Kyb株式会社 ストローク検出装置

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