JP2019104553A - 給送装置、及び、画像形成装置 - Google Patents
給送装置、及び、画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019104553A JP2019104553A JP2017236278A JP2017236278A JP2019104553A JP 2019104553 A JP2019104553 A JP 2019104553A JP 2017236278 A JP2017236278 A JP 2017236278A JP 2017236278 A JP2017236278 A JP 2017236278A JP 2019104553 A JP2019104553 A JP 2019104553A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- feeding
- air
- placement
- placement unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims abstract description 24
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 14
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 8
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 22
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 21
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 21
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 11
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 230000008569 process Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 238000012840 feeding operation Methods 0.000 description 1
- 238000007667 floating Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
Description
そして、載置部に積載された複数のシートのうち、最上方のシートの端面に送風装置によって空気が吹き付けられながら、浮上した最上方のシートが吸引装置によって吸引されて、最上方のシートが搬送ベルトに吸着される。そして、搬送ベルトに吸着されたシートは、搬送ベルトの走行によって給送方向に給送される。
そして、このような不具合は、特許文献1に開示されたもののように、載置部(底板)に載置されたシートの幅方向両端部に、載置部の幅方向両端部に形成した開口部を介して下方から空気を吹き付けても、充分に解消することができない可能性があった。
図1において、1は画像形成装置としての複写機、2は原稿Dの画像情報を光学的に読み込む原稿読込部、3は原稿読込部2で読み込んだ画像情報に基いた露光光Lを感光体ドラム5上に照射する露光部、を示す。
また、4は感光体ドラム5上にトナー像(画像)を形成する作像部、7は転写搬送ベルト8を介して感光体ドラム5に当接して転写ニップを形成する転写ローラ、8は感光体ドラム5上に形成されたトナー像をシートPに転写して搬送する転写搬送ベルト、10はセットされた原稿Dを原稿読込部2に搬送する原稿搬送部(自動原稿搬送装置)、を示す。
また、12、13は用紙等のシートPが収納された給紙カセット(給送装置)、17は転写ニップに向けてシートPを搬送するレジストローラ(タイミングローラ)、を示す。
また、20はシートP上に担持されたトナー像(未定着画像)を定着する定着装置、21は定着装置20に設置された定着ローラ、22は定着装置20に設置された加圧ローラ、31は装置本体1から排紙されたシートPが積載される排紙トレイ、70は大容量のシートPが収納される給送装置(大容量給送装置)、100は装置における種々の情報が表示されたり操作をおこなうための操作ボタンが表示される操作パネル、を示す。
まず、原稿Dは、原稿搬送部10の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送(給送)されて、原稿読込部2上を通過する。このとき、原稿読込部2では、上方を通過する原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
そして、原稿読込部2で読み取られた光学的な画像情報は、電気信号に変換された後に、露光部3(書込部)に送信される。そして、露光部3からは、その電気信号の画像情報に基づいたレーザ光等の露光光Lが、作像部4の感光体ドラム5上に向けて発せられる。
その後、感光体ドラム5上に形成された画像は、転写ニップ(転写ローラ7が転写搬送ベルト8を介して感光体ドラム5に当接する位置である。)で、レジストローラ17により搬送されたシートP上に転写される。
まず、画像形成装置本体1の複数の給紙カセット12、13のうち、1つの給紙カセットが自動又は手動で選択される(例えば、最上段の給紙カセット12が選択されたものとする。)。そして、給紙カセット12に収納されたシートPの最上方の1枚が、給紙機構52(フィードローラ、ピックアップローラ、バックアップローラ、等で構成されている。)によって給送されて、搬送経路に向けて搬送される。その後、シートPは、複数の搬送ローラが配設された搬送経路を通過して、レジストローラ17の位置に達する。
なお、装置本体1の側方に設置された大容量の給送装置70(大容量給送装置)が選択された場合には、給送装置70の載置部72(図2参照)に積載された複数のシートPのうち最上方のシートPが、搬送装置90の搬送ベルト91(図2参照)によって、搬送ローラ55が設置された搬送経路に向けて給送されて、その後にレジストローラ17の位置に達することになる。
そして、転写工程後のシートPは、転写ニップの位置を通過した後に、転写搬送ベルト8によって搬送されて、定着装置20に達する。定着装置20に達したシートPは、定着ローラ21と加圧ローラ22との間に送入されて、定着ローラ21から受ける熱と双方の部材21、22から受ける圧力とによってトナー像が定着される(定着工程である)。トナー像が定着された定着工程後のシートPは、定着ローラ21と加圧ローラ22との間(定着ニップである。)から送出された後に、画像形成装置本体1から排出されて、出力画像として排紙トレイ31上に積載されることになる。
こうして、一連の画像形成プロセスが完了する。
図2〜図4等を参照して、給送装置70は、所定の給送方向(図2の矢印方向である。)にシートPを給送するためのものであって、シート収納部71、搬送装置90、送風装置76、79、などで構成されている。
シート収納部71は、載置部72(底板)、基準フェンス73、規制板80、エンドフェンス74、サイドフェンス75、などで構成されている。
搬送装置90は、2つのローラ部材(駆動ローラ93と従動ローラ92とである。)に張架・支持された搬送手段としての搬送ベルト91や、吸引装置95(ベルト吸引装置)などで構成されている。そして、シート収納部71に収容されたシートPが、搬送装置90によって図2、図3(D)の矢印で示す給送方向に搬送されることになる。
載置部72は、基準フェンス73に複数のシートPを当接させた状態で積載可能に形成されている。また、載置部72は、積載されるシートPの枚数に関わらず最上方のシートP1の高さ方向の位置が所定の高さ位置(図3(A)に示す位置であって、シート検知センサによって検知される位置である。)になるように昇降可能に構成されている。すなわち、載置部72は、複数のシートPを積載するためのものであって、積載されたシートPの高さ(積載枚数)に応じて、昇降機構によって基準フェンス73に沿って上下方向(図2の白両矢印方向である。)に昇降することになる。
制御部の制御によって昇降モータが正方向(時計方向)に回転駆動されると、その駆動がタイミングベルトを介してプーリに伝達されて、プーリによって定滑車に巻架されたワイヤが巻取部に巻取られて、載置部72が上昇することになる。
これに対して、制御部の制御によって昇降モータが逆方向(反時計方向)に回転駆動されると、その駆動がタイミングベルトを介してプーリに伝達されて、プーリによってワイヤの巻取りが開放されて、載置部72が下降することになる。
したがって、図2、図4を参照して、エンドフェンス74は、シートPの給送方向(図2の左右方向、図4の左右方向である。)のサイズに応じて、その給送方向の位置(基準フェンス73との間隔である。)が定められている。
同様に、図4を参照して、一対のサイドフェンス75は、シートPの幅方向(給送方向に直交する方向であって、図2の紙面垂直方向、図4の上下方向である。)のサイズに応じて、その幅方向の間隔が定められている。
ユーザーは、把持したシートP(シート束)を基準フェンス73に突き当てるように載置部72上の設置スペース(基準フェンス73、一対のサイドフェンス75、エンドフェンス74で四方が囲まれたスペースである。)に載置して、シート収納部71へのシートP(シート束)のセットが完了することになる。
規制板80は、基準フェンス73から上方に向けて起立するように設置されている。この規制板80は、送風装置76、79(第1送風ノズル76a、79aから送風された空気)によって浮上された最上方のシートP1以外の下方のシートP2に対して給送方向の動作を規制するものである。すなわち、規制板80は、搬送ベルト91による吸着・搬送を予定されていない下方のシートP2が、搬送ベルト91による吸着・搬送を予定されている最上方のシートP1とともに、給送(重送)されてしまう不具合を防止するためのものである。具体的に、下方のシートP2が重送されそうになると、そのシートP2が規制板80に干渉して、その搬送方向の動作(給送)が制限されることになる。
詳しくは、送風装置79は、送風ファン、送風ダクト、第1送風ノズル79a、第2送風ノズル79b、2つの送風ノズル79a、79bをそれぞれ別々に開閉するシャッタ、等で構成されている。そして、送風ファンから取り入れられた空気が送風ダクトを介して第1送風ノズル79aから噴出されて、その空気が最上方のシートP1(及び、その下方に重なるシートP2)に吹き付けられることで、空気の正圧によって最上方のシートP1が分離されて上方に浮上することになる。そして、上方では吸引装置95による吸引がおこなわれているため、最上方のシートP1は、搬送ベルト91に向けての吸着が促進されることになる。なお、送風装置79(第1送風ノズル79a)が最上方のシートP1に向けて空気を噴出するタイミングは、吸引装置95による吸引動作が開始されるのと同時のタイミングであるか、それよりも少し早いタイミングであることが好ましい。
具体的に、送風装置79には、第1送風ノズル79aを開閉する第1シャッタと、第2送風ノズル79bを開閉する第2シャッタと、が設置されている。そして、これらのシャッタの開閉動作を制御して、第1送風ノズル79aを開放して第2送風ノズル79bを閉鎖したときには、図3(B)に示すように、送風装置79は最上方のシートP1に向けて空気を吹き付けてシートP1を浮上させるように機能して、第1送風ノズル79aを閉鎖して第2送風ノズル79bを開放したときには、図3(C)に示すように、送風装置79は最上方のシートP1とその下方のシートP2との間に向けて空気を吹き付けて下方のシートP2を分離させるように機能することになる。
これに対して、第2送風装置76は、載置部72に載置されたシートPに向けて幅方向端部側から空気を吹き付けてシートPを浮上させるものである。本実施の形態において、第2送風装置76は、幅方向両端部にそれぞれ設置されている。また、図3等を参照して、第2送風装置76は、第1送風装置79と同様に、送風ファン、送風ダクト、第1送風ノズル76a、第2送風ノズル76b、2つの送風ノズル76a、76bをそれぞれ別々に開閉するシャッタ、等で構成されている。そして、第2送風装置76において、第1送風ノズル76aからの送風と、第2送風ノズル76bからの送風と、の切替は、第1送風装置79とほぼ同様におこなわれる。
詳しくは、吸引装置95は、吸引ファン、吸引ダクト、吸引チャンバ、等で構成されている。吸引チャンバは、搬送ベルト91の内部に設置されていて、その底部に形成された開口が搬送ベルト91に形成された複数の小径孔部を介して下方の空間に連通するように形成され、その幅方向一端側に形成された穴部が吸引ダクトを介して吸引ファンに接続されている。そして、吸引ファンが稼働することで、搬送ベルト91の底部から図2の白矢印方向に空気が吸引されることになる。
詳しくは、図2、図3等を参照して、搬送ベルト91は、シート収納部71の上方の給送方向最下流側であって、給送装置70の排出口に跨るように設置されている。搬送ベルト91は、2つのローラ部材92、93によって張架・支持されていて、駆動モータによって駆動ローラ93が回転駆動されることにより図2の時計方向に回転(走行)する。搬送ベルト91のベルト表面には、全域にわたって小径の孔部が複数形成されている。
ここでは、図3(A)に示すように、充分な枚数のシートP1、P2が載置部72(シート収納部71)にセットされているものとする。
ユーザーによって画像形成装置1のコピーボタンが押されると、まず、図3(B)に示すように、送風装置79(及び、第2送風装置76)の第1送風ノズル79a(及び、第1送風ノズル76a)から最上方のシートP1に向けて空気が吹き付けられて、その最上方のシートP1が搬送装置90に向けて浮上する。そして、これとほぼ同時に、吸引装置95による吸引が開始されて、図3(C)に示すように、最上方のシートP1が搬送ベルト91に吸着される。なお、図3(B)の状態のとき、下方のシートP2も僅かながら浮上した状態になる。
その後、図3(C)に示すように、送風装置79(及び、第2送風装置76)の第2送風ノズル79b(及び、第2送風ノズル76b)から、最上方のシートP1と下方のシートP2との間に向けて空気を吹き付けられて、その最上方のシートP1から下方のシートP2が分離されて、分離された下方のシートP2が載置部72に向けて落下することになる。
そして、図3(D)に示すように、搬送ベルト91の矢印方向の回転(走行)が開始されて、搬送ベルト91に吸着された状態のシートP1が、搬送ローラ55の位置に向けて搬送(給送)されることになる。このとき、下方のシートP2が重送しそうになっても、下方のシートP2は規制板80に規制されることになるため、不給送(ジャム)や重送などの給送不良が生じないことになる。
その後、最上方のシートP1が矢印方向に搬送されて、その後端部が吸引装置95の位置を通過した後に、次のシートP2(新たに最上方のシートとなったものである。)に対して、図3(B)〜(D)の動作が繰り返されることになる。
先に図2〜図4等を用いて説明したように、本実施の形態における給送装置70には、載置部72、送風装置(第1送風装置79、第2送風装置76)、吸引装置95、搬送装置90、などが設けられている。
載置部72(底板)は、複数のシートPを積載可能に形成されていて、昇降可能に形成されている。
送風装置76、79は、載置部72に載置されたシートPに向けて給送方向下流側や幅方向端部側から空気を吹き付けて、そのシートを浮上させるものである。
吸引装置95は、載置部72に対して上方に設置されていて、送風装置76、79によって浮上されたシートPを吸引するものである。
搬送装置90は、吸引装置95による吸引によってシートPを吸着した状態で、そのシートPを給送方向に搬送するものである。
この流路72a、72bは、載置部72が所定高さ(図5(B)に示す位置である。)を超えた位置まで上昇しているときに、送風装置76、79から送出された空気が流入口72a1、72b1から流入されて、流出口72a2、72b2から流出するためのものである。換言すると、流路72a、72bは、載置部72が所定高さを超えた位置まで上昇しているときに、複数の送風装置76、79のうち少なくとも1つの送風装置から送出された空気が流入されるものである。
第1流路72bは、第1送風装置79(第1送風ノズル79a)から送出された空気が基準フェンス73の開口73aを介して流入口72b1から流入され、その空気が2つの流出口72b2から流出されるものである。
第2流路72aは、第2送風装置76(第1送風ノズル76a)から送出された空気がサイドフェンス75の開口75aを介して流入口72a1から流入され、その空気が流出口72a2から流出されるものである。第2流路72aは、一対の第2送風装置76(サイドフェンス75)に対応して幅方向両端部にそれぞれ形成されている。
また、図4に示すように、流出口72a2、72b2は、幅方向(図4の上下方向である。)に複数並設されている。具体的に、第1流路72bにおける2つの流出口72b2は、幅方向中央部において幅方向に間隔をあけて並設されている。また、2つの第2流路72aの流出口72a2は、第1流路72bにおける2つの流出口72b2を挟むように、幅方向両端部にそれぞれ配置されている。
図5(A)に示すように、載置部72上に充分に多くのシートPが積載されているときには、載置部72が、上方に位置する送風装置76、79(開口73a、75a)に対して、下方に離れた位置にあるため、載置部72の流路72a、72bが送風装置76、79に繋がっていない状態である。このとき、載置部72に積載されたシート束のうち最上方のシートPが、先に図3を用いて説明した手順(送風装置76、79による浮上と、搬送装置90による吸引・搬送と、である。)によって給送されることになる。
これに対して、図5(B)に示すように、載置部72上に積載されたシートPが少なくなると(普通紙で2〜10枚程度である。)、載置部72が、送風装置76、79(開口73a、75a)の高さにまで上昇して、載置部72の流路72a、72bが送風装置76、79に繋がった状態になる。これにより、載置部72に載置された残り少ないシートPに対して、下方の流出口72a2、72b2から空気を吹き付けることが可能になる。
すなわち、図4を参照して、給送装置70を上方から投影してみたときに、吸引装置95によって空気が吸引される範囲内に、流出口72a2、72b2が配置されている。さらに換言すると、流出口72a2、72b2は、少なくともその1つが、載置部72における給送方向下流側であって、上方から見て吸引装置95と重なる位置に配置されている。
また、本実施の形態では、載置部72が所定高さまで上昇した状態を検知するセンサの設置や、流出口72a2、72b2から空気を吹き付けるための専用の送風装置の設置、が不要であるため、給送装置70を小型化・低コスト化することができる。
詳しくは、シートPの坪量を、操作パネル100に入力されたシートPに関する情報から検知して、その坪量が大きくなるほど、図5(B)の状態で送風装置76、79における単位時間当たりの風量が大きくなるように制御する。
このような制御をおこなうことで、シートPの坪量が大きくなって、シートPの1枚当たりの重量が大きくなっても、流出口72a2、72b2から吹き付ける空気量が増加して、シートPの先端部を良好に浮上させることができる。
なお、同じような理由で、載置部72に載置されたシートPの坪量が大きい場合に、シートPの坪量が小さい場合に比べて、図5(B)に示すように載置部72が所定高さを超えた位置まで上昇しているときにシートPを吸引する吸引装置95の単位時間当たりの吸引量を大きくするように制御することもできる。
図6は、変形例1としての給送装置70の要部を示す上面図であって、本実施の形態における図4に対応する図である。また、図7は、変形例1における給送装置70において、小サイズのシートPが積載されるときの要部を示す上面図である。
図6、図7に示すように、変形例1における給送装置70は、サイズの異なるシートPをセットできるように構成されている点が、本実施の形態のものと相違する。
詳しくは、エンドフェンス74は、シートPの給送方向のサイズに応じて、その給送方向の位置(基準フェンス73との間隔である。)を、手動(又は、自動)で可変できるように構成されている。エンドフェンス74は、載置部72に形成された切欠き72dの範囲内で、給送方向に移動することになる。
また、サイドフェンス75は、その一部(サイドフェンス可動部75b)が、シートPの幅方向のサイズに応じて、その幅方向の間隔を、手動(又は、自動)で可変できるように構成されている。サイドフェンス可動部75bは、載置部72に形成された切欠き72cの範囲内で、幅方向に移動することになる。本実施の形態では、一対のサイドフェンス可動部75bが連動して幅方向の間隔を増減するように構成されている。このような一対のサイドフェンス可動部75bを連動させる移動機構としては、一方のサイドフェンス可動部75bに直交して幅方向に延在するように一体的に形成されたラックギア部と、他方のサイドフェンス可動部75bに直交して幅方向に延在するように一体的に形成されたラックギア部と、双方のラックギア部の間に挟まれて噛合するピニオンギアと、からなるピニオン・ラック機構を用いることができる。
なお、載置部72において、切欠き72c、72dは、流路72a、72bや、後述するシャッタ85に干渉しない位置に形成されている。
ユーザーは、把持したシートP(シート束)を基準フェンス73に突き当てるように載置部72上に載置した後に、載置したシートPに突き当たるようにサイドフェンス可動部75bとエンドフェンス74とを移動操作して、シート収納部71へのシートP(シート束)のセットが完了することになる。
詳しくは、図6を参照して、給送装置70には、載置部72に載置されたシートPの幅方向のサイズを検知するサイズ検知手段としてのサイズ検知センサ130が設置されている。このサイズ検知センサ130は、CIS(コンタクト・イメージ・センサ)であって、載置部72に載置されたシートPの幅方向の位置を光学的に検知することにより、シートPの幅方向サイズを検知するものである。
また、載置部72の内部には、流出口72a2、72b2からの空気の流出を遮断可能に構成された遮断部材としてのシャッタ85が設けられている。シャッタ85は、制御部110による移動機構120の制御によって、給送方向に移動して第2流路72aの流入口72a1を開閉可能に構成されている。シャッタ85の移動機構120としては、例えば、ソレノイドを用いた機構を用いることができる。
このように構成・制御することで、シートPの下方に位置しない流出口72a2から送出された空気によって、シートPの下方に位置する流出口72b2から送出された空気によって浮上・分離されるシートPが、スムーズに浮上・分離しなくなる不具合が軽減されることになる。
なお、変形例1では、載置部72に載置されたシートPの幅方向のサイズを検知するサイズ検知手段として、載置部72に載置されたシートPの幅方向サイズを直接的に検知するサイズ検知センサ130を用いた。これに対して、ユーザーによって操作パネル100に入力されたシートPに関する情報に基づいて、載置部72に載置されたシートPの幅方向サイズを間接的に検知することもできる。さらには、サイドフェンス可動部75bの幅方向の位置を検知する位置検知センサ140(例えば、測距センサである。)の検知結果に基づいて、載置部72に載置されたシートPの幅方向サイズを間接的に検知することもできる。
図8は、変形例2としての給送装置70の要部を示す上面図であって、前記変形例1における図6、図7に対応する図である。また、図9は、その給送装置70におけるサイドフェンス75とシャッタ85との動作を示す図である。
図8、図9に示すように、変形例2における給送装置70は、サイズの異なるシートPがセットされたときのサイドフェンス75の移動操作に連動してシャッタ85が流出口を開閉する点が、前記変形例1のものと相違する。
図8(A)、(B)に示すように、変形例2における給送装置70は、サイドフェンス75が切欠き72cの範囲内で幅方向に移動可能に構成されていて、エンドフェンス74が切欠き72dの範囲内で移動可能に構成されている。変形例2における給送装置70は、前記変形例1のものとは異なり、載置部72に第2流路72aが形成されておらず、第1送風装置79から第1流路72bを介して4つの流出口72b2から空気が流出されるように構成されている。そのため、変形例2では、切欠き72cの範囲を大きく設定することができて、サイドフェンス75の全体を幅方向に移動できるようになっている。
そして、変形例2では、遮断部材としてのシャッタ85が、載置部72に載置されたシートPの幅方向のサイズに応じて幅方向に移動されるサイドフェンス75の動作に連動して、4つの流出口72b2のうち、載置部72に載置されたシートPの下方に位置しない流出口からの空気の流出を遮断するように幅方向に移動する。すなわち、載置部72上に載置されたシートPの枚数が少ない場合であって、図8(A)に示すように、大サイズのシートPがセットされているときにはシャッタ85が開放されて4つの流出口72b2のすべてからシートPに向けて空気が吹き付けられ、図8(B)に示すように、小サイズのシートPがセットされているときにはシャッタ85が閉鎖されて4つの流出口72b2のうち中央の2つの流出口72b2のみからシートPに向けて空気が吹き付けられる。
サイドフェンス75の移動に連動してシャッタ85を移動させる機構としては、図9に示すように、ピニオン・ラック機構を用いることができる。詳しくは、サイドフェンス75には、幅方向に延在するようにラックギア75b10が形成されたラックギア部75b1が一体的に設けられている。他方、シャッタ85にも、幅方向に延在するようにラックギア85a1が形成されたラックギア部85aが一体的に設けられている。そして、双方のラックギア部75b1、85aに挟まれて、ラックギア75b10、85a1に噛合するピニオンギア87が、載置部72に固定設置されている。なお、双方のラックギア75b10、85a1とピニオンギア87とは、載置部72が図5(B)の位置を超えて上昇している状態で噛合するように、高さ方向の位置が定められている。このような構成により、図9において、サイドフェンス75が図9の下方に移動すると、ラックギア75b10の移動によってピニオンギア87が時計方向に回転して、ラックギア部85a(ラックギア85a1)とともにシャッタ85が図9の上方に移動して流出口72b2を閉鎖することになる。これに対して、サイドフェンス75が図9の上方に移動すると、ラックギア75b10の移動によってピニオンギア87が反時計方向に回転して、ラックギア部85a(ラックギア85a1)とともにシャッタ85が図9の下方に移動して流出口72b2を開放することになる。
このように構成した場合であっても、前記変形例1のものと同様の効果を得ることができる。
これにより、載置部72に積載されたシートPの枚数が少なくなってきたときであっても、不給送や重送などの給送不良を生じにくくすることができる。
また、本実施の形態では、電子写真方式の画像形成装置1に設置される給送装置70に対して本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されることなく、その他の方式の画像形成装置(例えば、インクジェット方式の画像形成装置や、孔版印刷機などである。)に設置される給送装置に対しても本発明を適用することができる。さらに、画像形成装置以外の装置(例えば、プリプレグを搬送して検査するプリプレグ搬送検査装置などである。)に設置される給送装置に対しても本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、画像形成装置1における大容量の給送装置70に対して本発明を適用したが、給送装置としての給紙カセット12、13に対してもエア吸着方式のものであれば当然に本発明を適用することができるし、給送装置としての原稿搬送部10(自動原稿搬送装置)に対してもエア吸着方式のものであれば当然に本発明を適用することができる。
そして、それらのような場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、複数の送風装置76、79のすべてにそれぞれ対応する流路72a、72b(流出口72a2、72b2)を設けたが、複数の送風装置のうち一部の送風装置にのみ対応する流路(流出口)を設けることもできる。
また、本実施の形態では、載置部72に4つの流出口72a、72b2を幅方向に並設したが、流出口の数や配置はこれに限定されることはない。また、本実施の形態では、載置部72に設けた複数の流出口72a、72b2のすべてが吸引装置95の下方に配置されるように構成したが、載置部72に設けた複数の流出口のうち一部の流出口のみが吸引装置の下方に配置されるように構成することもできる。
そして、そのような場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
70 給送装置(大容量給送装置)、
72 載置部(底板)、
72a、72b 流路、
72a1、72b1 流入口、
72a2、72b2 流出口、
73 基準フェンス、
73a 開口、
75 サイドフェンス、
75a 開口、
76 送風装置、
79 送風装置、
85 シャッタ(遮断部材)、
90 搬送装置、
91 搬送ベルト、
95 吸引装置、
100 操作パネル、
130 サイズ検知センサ(サイズ検知手段)、
P、P1、P2 シート。
Claims (9)
- シートを所定の給送方向に給送する給送装置であって、
複数のシートを積載可能に形成されて、昇降可能に形成された載置部と、
前記載置部に載置されたシートに向けて給送方向下流側と幅方向端部側とのうち少なくとも一方から空気を吹き付けて当該シートを浮上させる送風装置と、
前記載置部に対して上方に設置されて、前記送風装置によって浮上された前記シートを吸引する吸引装置と、
前記吸引装置による吸引によって前記シートを吸着した状態で、当該シートを給送方向に搬送する搬送装置と、
を備え、
前記載置部は、
当該載置部が所定高さを超えた位置まで上昇しているときに、前記送風装置から送出された空気が流入される流路と、
前記流路に流入された空気を前記載置部に載置されたシートに向けて下方から吹き付けるための流出口と、
を具備し、
前記流出口は、前記載置部における給送方向下流側であって、前記吸引装置の下方に配置されたことを特徴とする給送装置。 - シートを所定の給送方向に給送する給送装置であって、
複数のシートを積載可能に形成されて、昇降可能に形成された載置部と、
前記載置部に載置されたシートに向けて給送方向下流側と幅方向端部側とのうち少なくとも一方から空気を吹き付けて当該シートを浮上させる送風装置と、
前記載置部に対して上方に設置されて、前記送風装置によって浮上された前記シートを吸引する吸引装置と、
前記吸引装置による吸引によって前記シートを吸着した状態で、当該シートを給送方向に搬送する搬送装置と、
を備え、
前記載置部は、
当該載置部が所定高さを超えた位置まで上昇しているときに、少なくとも1つの前記送風装置から送出された空気が流入される流路と、
前記流路に流入された空気を前記載置部に載置されたシートに向けて下方から吹き付けるための流出口と、
を具備し、
少なくとも1つの前記流出口は、前記載置部における給送方向下流側であって、上方から見て前記吸引装置に重なる位置に配置されたことを特徴とする給送装置。 - 前記流出口は、幅方向に複数並設されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の給送装置。
- 前記載置部が前記所定高さを超えた位置まで上昇しているときに、前記複数の流出口のうち、前記載置部に載置されたシートの幅方向のサイズに応じて当該シートの下方に位置しない流出口からの空気の流出が停止されることを特徴とする請求項3に記載の給送装置。
- 前記載置部に載置されたシートの幅方向のサイズを検知するサイズ検知手段と、
前記流出口からの空気の流出を遮断可能に構成された遮断部材と、
を備え、
前記載置部が前記所定高さを超えた位置まで上昇しているときに、前記サイズ検知手段の検知結果に基づいて、前記複数の流出口のうち、前記載置部に載置されたシートの下方に位置しない流出口からの空気の流出が停止されるように前記遮断部材が制御されることを特徴とする請求項4に記載の給送装置。 - 幅方向に移動可能に構成されて、前記載置部に載置されたシートの幅方向の位置を規制するサイドフェンスと、
前記載置部に載置されたシートの幅方向のサイズに応じて幅方向に移動される前記サイドフェンスの動作に連動して、前記複数の流出口のうち、前記載置部に載置されたシートの下方に位置しない流出口からの空気の流出を遮断するように移動する遮断部材と、
を備えたことを特徴とする請求項3に記載の給送装置。 - 前記載置部に載置されたシートのサイズ又は坪量が大きい場合に、サイズ又は坪量が小さい場合に比べて、当該載置部が所定高さを超えた位置まで上昇しているときに当該シートに向けて前記流出口を介して吹き付ける空気の単位時間当たりの風量を大きくすることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の給送装置。
- 前記載置部が前記所定高さに達したときは、前記載置部に積載されたシートの枚数が少ないときであることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の給送装置。
- 請求項1〜請求項8のいずれかに記載の給送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017236278A JP6972499B2 (ja) | 2017-12-08 | 2017-12-08 | 給送装置、及び、画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017236278A JP6972499B2 (ja) | 2017-12-08 | 2017-12-08 | 給送装置、及び、画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019104553A true JP2019104553A (ja) | 2019-06-27 |
JP6972499B2 JP6972499B2 (ja) | 2021-11-24 |
Family
ID=67060933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017236278A Active JP6972499B2 (ja) | 2017-12-08 | 2017-12-08 | 給送装置、及び、画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6972499B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112499348A (zh) * | 2019-09-16 | 2021-03-16 | 柯尼卡美能达办公系统研发(无锡)有限公司 | 供纸装置以及图像形成装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000318122A (ja) * | 1999-05-06 | 2000-11-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 枚葉印刷機のシートガイド |
JP2005162456A (ja) * | 2003-12-05 | 2005-06-23 | Canon Inc | シート給送装置及び画像形成装置 |
JP2011057309A (ja) * | 2009-09-07 | 2011-03-24 | Ricoh Co Ltd | シート搬送装置及び画像形成装置 |
-
2017
- 2017-12-08 JP JP2017236278A patent/JP6972499B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000318122A (ja) * | 1999-05-06 | 2000-11-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 枚葉印刷機のシートガイド |
JP2005162456A (ja) * | 2003-12-05 | 2005-06-23 | Canon Inc | シート給送装置及び画像形成装置 |
JP2011057309A (ja) * | 2009-09-07 | 2011-03-24 | Ricoh Co Ltd | シート搬送装置及び画像形成装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112499348A (zh) * | 2019-09-16 | 2021-03-16 | 柯尼卡美能达办公系统研发(无锡)有限公司 | 供纸装置以及图像形成装置 |
CN112499348B (zh) * | 2019-09-16 | 2022-10-04 | 柯尼卡美能达办公系统研发(无锡)有限公司 | 供纸装置以及图像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6972499B2 (ja) | 2021-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6413604B2 (ja) | シート分離装置、シート供給装置、および画像形成装置 | |
JP6663591B2 (ja) | 給紙装置、及び、画像形成装置 | |
JP4952524B2 (ja) | 給紙装置及び画像形成装置 | |
US7832720B2 (en) | Sheet feeding device and image forming apparatus | |
JP6624506B2 (ja) | 給紙装置、画像形成装置および画像形成システム | |
JP5272174B2 (ja) | 給紙装置及び画像形成装置 | |
JP5545526B2 (ja) | 給紙装置及び画像形成装置 | |
JP2014152023A (ja) | 給紙装置、及び、画像形成装置 | |
JP5494168B2 (ja) | 給紙装置及び画像形成装置 | |
JP2019119605A (ja) | シート給送装置、画像形成装置、画像形成システム、及びシート処理装置 | |
JP2019119558A (ja) | シート給送装置、画像形成装置、及び画像形成システム | |
JP5539761B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2019104553A (ja) | 給送装置、及び、画像形成装置 | |
JP2008068937A (ja) | シート給紙装置および画像形成システム | |
JP7417195B2 (ja) | 給送装置、及び、画像形成装置 | |
JP2019094212A (ja) | シート給送装置、画像形成装置及び画像形成システム | |
JP7066105B2 (ja) | 給送装置、及び、画像形成装置 | |
JP5581789B2 (ja) | 用紙給送装置、給紙装置、画像形成装置、画像形成システム | |
JP2011162354A (ja) | シート給送装置及び画像形成装置 | |
JP2010215350A (ja) | 給紙装置、給紙ユニット及び画像形成システム | |
JP4952523B2 (ja) | 給紙装置及び画像形成装置 | |
JP6972498B2 (ja) | 給送装置、及び、画像形成装置 | |
JP2019151473A (ja) | 給送装置、画像形成装置、及び、後処理装置 | |
JP6919840B2 (ja) | 給紙装置、及び、画像形成装置 | |
JP2009120284A (ja) | 給紙装置及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200916 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210728 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210802 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210916 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211004 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211017 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6972499 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |