JP2019103561A - 焼灼用針装置および腫瘍の高周波焼灼治療システム - Google Patents
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Abstract
Description
原発性アルドステロン症の治療としては、アルドステロンの過剰分泌が片側の副腎から認められる場合には腫瘍のある副腎を摘出する。
一方、アルドステロンの過剰分泌が両側の副腎から認められる場合には、両側の副腎を摘出することができないため、患者は降圧剤を服用し続ける必要がある。
また、左副腎は膵臓や腸管に近いため、左副腎における腫瘍に対して背中からバイポーラRF針を穿刺する手技は解剖学的に困難である。
この焼灼用針装置によれば、注射針の基端部の先端領域における剛性を、螺旋状のスリットが形成されていることによってある程度低くして、柔軟な注射針とすることができるので、この注射針を副腎に至る血管形状に追従させることができて血管壁を傷つけることなどがなく、その先端部を副腎の腫瘍部位に到達させることができる。
従って、この焼灼用針装置を使用することによって、原発性アルドステロン症に対する新規な治療法である経静脈的な焼灼治療を確実に行うことができる。
このため、柔軟でかつ長い電極を備えた焼灼用針装置の提供が望まれる。
しかし、治療すべき臓器(副腎)のサイズに対して多量の冷却水を灌注する場合には、臓器の膨潤・膨張、腫瘍組織の拡散などのリスクが懸念される。
本発明の目的は、注射針の先端部により構成される電極の長さを長く設定しても、当該電極を含む注射針の可撓性(柔軟性)が損なわれることはなく、焼灼時において、冷却用液体を灌注する場合に生じるリスクを回避しながら当該電極を十分に冷却することができ、当該電極の長さ方向にバラツキの少ない冷却を行うことができる焼灼用針装置を提供することにある。
外表面が樹脂により絶縁被覆された基端部と、外表面が露出していることで電極を構成する先端部とからなる金属製の中空針と、
前記中空針の基端側に装着され、前記電極(中空針の先端部)を冷却するための液体を注入して前記中空針の内部に供給するための液体の注入ポートと、前記電極を冷却して前記中空針の内部から戻ってきた液体を排出するための液体の排出ポートとを有するハブと、
前記電極に高周波電流を通電するために、前記中空針に電気的に接続されている通電用コネクタと、
前記電極の周囲にある組織の温度を測定するために、前記中空針の内部に延在している熱電対と、
前記ハブの内部および前記中空針の内部に延在して各々の先端が前記中空針の前記先端部の内部に位置し、前記注入ポートから注入した液体を各々の先端開口から吐出する複数の冷却用液体導入管とを備えてなり、
前記中空針の前記基端部の少なくとも先端領域およびこれに続く前記先端部に螺旋状のスリットが形成されることにより、前記中空針に可撓性が付与されており、
少なくとも前記先端部における前記スリットの形成領域において前記中空針の内表面に防水処理が施されているとともに前記中空針の先端が閉塞されることにより、前記中空針の内部の液密性が確保されており、
前記複数の冷却用液体導入管の先端開口位置が前記中空針の先後方向に互いにずれていることを特徴とする。
前記第1冷却用液体導入管とともに前記ハブの内部および前記中空針の内部に延在して、その先端が前記中空針の前記先端部の内部に位置し、前記注入ポートから注入した液体を、その先端開口から吐出する第2冷却用液体導入管とを備え、
前記第1冷却用液体導入管の先端開口位置と前記第2冷却用液体導入管の先端開口位置とが前記中空針の先後方向に互いにずれていることが好ましい。
前記熱電対の測温接点が前記先端チップに埋設されていることが好ましい。
前記通電用コネクタに接続された高周波電源装置と、
前記高周波電源装置に接続された対極板と、
前記中空針の前記先端部を目的部位近傍に案内するためのガイディングカテーテルと、 前記焼灼用針装置の前記電極を冷却するために、前記ハブの前記注入ポートに冷却用液体を注入する冷却用液体の供給ポンプと、前記電極を冷却して前記中空針の内部から前記ハブの内部に戻ってきた液体を前記排出ポートから回収して再冷却する回収容器とを備えた冷却用液体循環機構と
を備えてなることを特徴とする。
また、焼灼時において、冷却用液体を灌注する場合に生じる上述のリスクを中空針内部の液密性を確保してインナークーリングすることにより完全に回避しながら、当該電極を十分に冷却することができる。
更に、電極の長さを長く設定しても、当該電極の長さ方向にバラツキの少ない効率的な冷却を行うことができる。
本発明の高周波焼灼治療システムによれば、腫瘍の高周波焼灼治療を確実に行うことができる。
この実施形態の焼灼用針装置100は、経静脈的に副腎に注射針(中空針)を導入して副腎腫瘍の高周波焼灼治療を行うための焼灼用針装置であって、樹脂16によって外表面が絶縁被覆された基端部12と、外表面が露出していることで電極を構成する先端部11とからなる金属製の中空針10と、中空針10の基端側に装着され、液体の流通ポート21(液体の注入ポートと液体の排出ポートを併有する1つのポート)と、通電用コネクタの接続ポート23と、ガイドワイヤポート25とを有するハブ(分岐ハブ)20と、電極に高周波電流を通電するために、中空針10に電気的に接続されている通電用コネクタ30と、電極の周囲にある組織の温度を測定するために通電用コネクタの接続ポート23からハブ20の内部に挿入され、ハブ20の内部および中空針10の内部に延在している熱電対40と、ハブ20の内部および中空針10の内部に延在して、その先端511が中空針10の先端部11の内部に位置し、流通ポート21からハブ20の内部に注入した冷却用液体をその先端開口から吐出する第1冷却用液体導入管51と、第1冷却用液体導入管51とともにハブ20の内部および中空針10の内部に延在して、その先端521が中空針10の先端部11の内部に位置し、流通ポート21からハブ20の内部に注入した冷却用液体をその先端開口から吐出する第2冷却用液体導入管52と、中空針10の内部に延在してガイドワイヤルーメンを形成するルーメンチューブ60とを備えてなり、中空針10の基端部12の先端領域12Aおよびそれに続く先端部11に螺旋状のスリット14が形成されることにより中空針10に可撓性が付与されており、中空針10の内表面に防水シール被膜18が形成されているとともに樹脂製の先端チップ15によって中空針10の先端が閉塞されることにより、中空針10の内部の液密性が確保され、熱電対40の測温接点(温度センサ)45が先端チップ15に埋設され、ルーメンチューブ60の先端部分は先端チップ15を貫通して開口を形成しており、第1冷却用液体導入管51の先端開口位置と、第2冷却用液体導入管52の先端開口位置とが中空針10の先後方向に互いにずれている。
中空針10(先端部11および基端部12)の内径は、例えば0.25〜2.8mmとされ、好ましくは0.6〜1.9mmとされる。
中空針10の長さは、例えば200〜2200mmとされ、好ましくは600〜1000mmとされる。
被覆樹脂16は、基端部12を内部に挿入した状態の熱収縮性樹脂チューブを加熱して縮径させることにより形成されている。
これにより、先端部11と対極板との間で高周波電流が流れることになり、先端部11が電極として機能する。
先端部11の長さが6mm以上であることにより、高周波電流による発熱領域(焼灼巣のサイズ)を大きくすることができ、副腎の全体を焼灼するような治療方法を行う場合であっても十分な治療効果を発揮することができる。
先端部11におけるスリット14は、電極を含む中空針10の可撓性(柔軟性)が確保できるのであれば、先端部11の全長にわたり形成されている必要はない。この実施形態においては、先端チップ15の装着部分を含む、先端から少なくとも3〜8mm程度の領域にはスリット14は形成されていない。
スリット14の幅としては、例えば0.01〜0.1mmとされ、好ましくは0.02〜0.04mmとされる。
防水シール被膜18は、中空針10の内部に挿入された状態の熱拡張性樹脂チューブを加熱して拡径させることにより形成されている。
図10および図11に示すように、ハブ20の内部に位置する第1延長チューブ71の先端開口には、後述する第1冷却用液体導入管51の基端部および第2冷却用液体導入管52の基端部が挿入されている。
第1延長チューブ71の基端にはコネクタ76(液体の注入用コネクタ)が装着されており、第1延長チューブ71は、このコネクタ76によって、冷却用液体循環機構を構成する冷却用液体の供給ポンプに連結される(これにより、流通ポート21は、液体の注入ポートを有することになる)。
第2延長チューブ72は、その先端がハブ20の内部おいて開口することにより、中空針10の内部と連通している。
第2延長チューブ72の基端にはコネクタ77(液体の排出用コネクタ)が装着されており、第2延長チューブ72は、このコネクタ77によって、冷却用液体循環機構を構成する液体の回収容器に連結される(これにより、流通ポート21は、液体の排出ポートを有することになる)。
図1〜図3、図9および図11に示すように、接続ポート23からは、第3延長チューブ73が延出している。通電用コネクタ30のリードおよび熱電対40は、第3延長チューブ73の内部を延在して接続ポート23に案内され、ハブ20の内部に挿入される。
図11に示すように、ハブ20の内部に位置する第4延長チューブ74の先端開口には、ガイドワイヤルーメンを形成するルーメンチューブ60の基端部が挿入されている。
第4延長チューブ74の基端には、ガイドワイヤを挿入するためのコネクタ79が装着されている。
通電用コネクタ30のリード(図示省略)は、第3延長チューブ73の内部を延在して接続ポート23からハブ20の内部に挿入される。通電用コネクタ30のリードの先端は、例えば、中空針10の基端部の内周面(防水シール被膜18を剥離して露出した金属面)に溶接により固定されており、これにより、通電用コネクタ30と中空針10とが電気的に接続される。
熱電対40の測温接点45が、熱伝導率の低い樹脂製の先端チップ15に埋設されていることにより、熱伝導の高い電極(中空針10の先端部11)の加熱・冷却に伴う温度変化の影響を受けにくくなり、電極の周囲にある組織の温度を正確に測定することができる。
図7に示すように、第1冷却用液体導入管51の先端511は、中空針10の先端部11の先端近傍の内部に位置している。
図8に示すように、第2冷却用液体導入管52の先端521は、中空針10の先端部11の略中間(第1冷却用液体導入管51の先端511より基端側)の内部に位置している。
第1冷却用液体導入管51のルーメンおよび第2冷却用液体導入管52のルーメンに、第1延長チューブ71を通して冷却用液体を供給する(流通ポート21から冷却用液体を注入する)ことにより、当該冷却用液体は、先端部11の先端近傍に位置する第1冷却用液体導入管51の先端開口から吐出されるとともに、先端部11の略中間に位置する第2冷却用液体導入管52の先端開口から吐出される。
ルーメンチューブ60の先端部分は樹脂製の先端チップ15を貫通し、当該先端チップ15の先端にガイドワイヤポートとなる開口を形成している。なお、このことによっても中空針10の内部の液密性は確保されている。
例えば、本発明の焼灼用針装置を構成するハブは、冷却用液体を注入して中空針の内部に供給するための注入ポートと、電極を冷却して中空針の内部から戻ってきた液体を排出するための排出ポートとを別々に有するものであってもよい。
図12に示す実施形態の高周波焼灼治療システム600は、上述した焼灼用針装置100と、この焼灼用針装置100の通電用コネクタ30に接続された高周波電源装置130と、この高周波電源装置130に接続された対極板150と、焼灼用針装置100の電極を患者Pの副腎AGに案内するためのガイディングカテーテル160と、焼灼用針装置100の電極を冷却するために、第1延長チューブ71を通してハブ20の流通ポート(注入ポート)に冷却用液体を注入する冷却用液体の供給ポンプ121と、電極を冷却して中空針10の内部からハブ20の内部に戻ってきた液体を、流通ポート(排出ポート)から第2延長チューブ72を通して回収し、再冷却する回収容器122とを備えた冷却用液体循環機構120とを備えてなる。同図において、170はガイドワイヤである。
これにより、焼灼用針装置100の中空針10の先端部(電極)と、対極板150との間に高周波電流を流す(副腎腫瘍の高周波焼灼治療を施す)ことが可能になる。
これにより、高周波焼灼治療を施している際に、供給ポンプ121からの冷却用液体を流通ポート(注入ポート)からハブ20の内部に注入して中空針10の内部に供給することができ、中空針10の先端部からなる電極を内部から冷却(インナークーリング)することができる。
これにより、電極を冷却して中空針10の内部からハブ20の内部に戻ってきた液体を流通ポート(排出ポート)からハブ20の外部に排出し、第2延長チューブ72を通して回収容器122に回収することができる。
なお、図13Aおよび図13Bに示すガイディングカテーテル160Rおよび160Lは、何れも複数の湾曲部を有している。
なお、図14Aおよび図14Bにおいて、RKは右腎、LKは左腎である。
ガイディングカテーテル160の内径は、例えば0.6〜3.1mmとされ、好ましくは0.75〜2.1mmとされる。
ガイディングカテーテル160の長さは、例えば350〜2100mmとされ、好ましくは550〜950mmとされる。
また、高周波焼灼治療を行っている際に、冷却用液体循環機構120の供給ポンプ121からの冷却用液体を、焼灼用針装置100の中空針10の先端部において第1冷却用液体導入管および第2冷却用液体導入管の先端開口から吐出させることにより、中空針10の先端部からなる電極を内部から冷却(インナークーリング)することができる。
10 中空針
11 中空針の先端部
12 中空針の基端部
12A 基端部の先端領域
14 スリット
15 先端チップ
16 被覆樹脂
18 防水シール被膜
20 ハブ(分岐ハブ)
21 液体の流通ポート
23 通電用コネクタの接続ポート
25 ガイドワイヤポート
30 通電用コネクタ
40 熱電対
45 熱電対の測温接点(温度センサ)
51 第1冷却用液体導入管
511 第1冷却用液体導入管の先端
52 第2冷却用液体導入管
521 第2冷却用液体導入管の先端
60 ルーメンチューブ
71〜74 延長チューブ
76,77,79 コネクタ
120 冷却用液体循環機構
121 冷却用液体の供給ポンプ
122 冷却後液体の回収容器
130 高周波電源装置
131 針装置接続コネクタ
132 対極板接続コネクタ
150 対極板
160(160R,160L) ガイディングカテーテル
170 ガイドワイヤ
600 高周波焼灼治療システム
Claims (12)
- 腫瘍の高周波焼灼治療を行うための焼灼用針装置であって、
外表面が樹脂により絶縁被覆された基端部と、外表面が露出していることで電極を構成する先端部とからなる金属製の中空針と、
前記中空針の基端側に装着され、前記電極を冷却するための液体を注入して前記中空針の内部に供給するための液体の注入ポートと、前記電極を冷却して前記中空針の内部から戻ってきた液体を排出するための液体の排出ポートとを有するハブと、
前記電極に高周波電流を通電するために、前記中空針に電気的に接続されている通電用コネクタと、
前記電極の周囲にある組織の温度を測定するために、前記中空針の内部に延在している熱電対と、
前記ハブの内部および前記中空針の内部に延在して各々の先端が前記中空針の前記先端部の内部に位置し、前記注入ポートから注入した液体を各々の先端開口から吐出する複数の冷却用液体導入管とを備えてなり、
前記中空針の前記基端部の少なくとも先端領域および前記先端部に螺旋状のスリットが形成されることにより、前記中空針に可撓性が付与されており、
少なくとも前記先端部における前記スリットの形成領域において前記中空針の内表面に防水処理が施されているとともに前記中空針の先端が閉塞されることにより、前記中空針の内部の液密性が確保されており、
前記複数の冷却用液体導入管の先端開口位置が前記中空針の先後方向に互いにずれていることを特徴とする焼灼用針装置。 - 前記ハブが、前記注入ポートと前記排出ポートとを併有する液体の流通ポートを有していることを特徴とする請求項1に記載の焼灼用針装置。
- 前記ハブの内部および前記中空針の内部に延在して、その先端が前記中空針の前記先端部の内部に位置し、前記注入ポートから注入した液体を、その先端開口から吐出する第1冷却用液体導入管と、
前記第1冷却用液体導入管とともに前記ハブの内部および前記中空針の内部に延在して、その先端が前記中空針の前記先端部の内部に位置し、前記注入ポートから注入した液体を、その先端開口から吐出する第2冷却用液体導入管とを備え、
前記第1冷却用液体導入管の先端開口位置と前記第2冷却用液体導入管の先端開口位置とが前記中空針の先後方向に互いにずれていることを特徴とする請求項1または2に記載の焼灼用針装置。 - 前記第1冷却用液体導入管の先端開口は、前記中空針の前記先端部の先端近傍の内部に位置し、前記第2冷却用液体導入管の先端開口は、前記中空針の前記先端部の中間または後端近傍の内部に位置していることを特徴とする請求項3に記載の焼灼用針装置。
- 前記中空針の先端は樹脂製の先端チップによって閉塞されており、
前記熱電対の測温接点が前記先端チップに埋設されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の焼灼用針装置。 - 前記中空針の内部にガイドワイヤルーメンを形成するルーメンチューブが延在していることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の焼灼用針装置。
- 前記中空針の前記先端部により構成される前記電極の長さが6〜30mmであることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の焼灼用針装置。
- 前記中空針に形成されたスリットのピッチが先端方向に向かって連続的または断続的に狭くなっていることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の焼灼用針装置。
- 少なくとも前記先端部における前記スリットの形成領域において、前記中空針の内表面に防水シール被膜が形成されることにより前記防水処理が施されていることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の焼灼用針装置。
- 前記防水シール被膜は、前記中空針の内部に挿入された状態の熱拡張性樹脂チューブを加熱して拡径させることにより形成されたものであることを特徴とする請求項9に記載の焼灼用針装置。
- 前記中空針を経静脈的に副腎に導入して副腎腫瘍の焼灼治療を行うための請求項1〜10の何れかに記載の焼灼用針装置。
- 請求項1〜10の何れかに記載の焼灼用針装置と、
前記通電用コネクタに接続された高周波電源装置と、
前記高周波電源装置に接続された対極板と、
前記中空針の前記先端部を目的部位近傍に案内するためのガイディングカテーテルと、 前記焼灼用針装置の前記電極を冷却するために、前記ハブの前記注入ポートに冷却用液体を注入する冷却用液体の供給ポンプと、前記電極を冷却して前記中空針の内部から前記ハブの内部に戻ってきた液体を前記排出ポートから回収して再冷却する回収容器とを備えた冷却用液体循環機構と
を備えてなる腫瘍の高周波焼灼治療システム。
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