JP2019103225A - 搬送装置、加工システム、および物品の製造方法 - Google Patents

搬送装置、加工システム、および物品の製造方法 Download PDF

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【課題】 搬送台車(移動部)と固定部との相対位置のずれを抑制し、高精度な位置決めを行なうことができる搬送装置を提供すること。【解決手段】 スケールおよびセンサによって、固定部にそって搬送方向に移動する移動部の位置を検出しながら、前記移動部を移動させる搬送装置において、移動部の第1部分の第2面にガイドブロックが取り付けられ、固定部の第1面にガイドレールが取り付けられ、移動部の第1部分の端部であって、前記ガイドブロックを挟んで反対側にスケールが取り付けられ、前記スケールに対向する位置に検出部を有するセンサが前記固定部に取り付けられていることを特徴とする。【選択図】 図4

Description

本発明は、ファクトリーオートメーション(FA)用搬送装置のスライダの駆動等に用いられる、リニアモータを用いた搬送装置、加工システム、および物品の製造方法に関する。
一般に工業製品を組み立てるためのファクトリーオートメーション化された生産ラインでは、ワークや部品等を搬送する搬送装置が用いられる。従来から、例えばカメラやプリンタカートリッジのような複雑な形状および構造を多数有する部品を流れ作業にて多量に組立する生産ラインがある。隣り合う組立装置を相互に搬送部で接続し、組立対象物であるワークを各装置に順に臨ませて連続的に処理を行なう。搬送部から移載されたワークは位置決め装置により位置決めされ、組立装置は精度良く位置決めされたワークの組立を行う。
このような位置決め精度が求められる装置に対しては、位置決め精度が高くバックラッシの無いリニアモータ搬送装置が使用される。特にムービングマグネット型リニアモータは、駆動用コイルと位置検出用センサヘッドといった電力を必要とする部品を固定部に配置することで、移動部に電力供給用の配線を配置する必要がない。走行軌道にはボール循環式の搬送台車とガイドレールが使用され、移動部は高精度に直線運動が可能である。
特許文献1では2本のリニアガイドを用いたムービングマグネット型リニアモータ制御装置が提案されている。搬送台車(移動部)に永久磁石を配置し、固定部にコイルとリニアガイドを配置したリニアモータと、搬送台車(移動部)にリニアスケールを固定し、固定部側にセンサヘッドを固定した検出手段より構成されている。また、コイルを固定部上の左右のガイドレールの間に挟み込むように固定部に固定する際、コイルの推力を発生する推力中心軸が左右のガイドレールの間の中心軸と略一致するように配置した構成としている。これにより、マグネットに働く磁気吸引力がリニアガイドに与圧としてかかるようになる。
特許文献2には、モータに発生する磁気吸引力を利用して構成されたムービングコイル型のリニアモータが提案されている。上下方向に永久磁石とコイルを配置して、永久磁石−コイル間に発生する磁気吸引力を利用することで搬送台車にかかる重力方向の負荷を軽減させることができる。
特開2005−269822号公報 特開2008−125285号公報
しかしながら、特許文献1では、2本配設したガイドレールの間に搬送台車の永久磁石を配置しており、ガイドレール間の中心軸にずれが生じると、吸引力による搬送台車の変形が懸念される。搬送台車に変形が生じると上に乗せたワークの位置がずれてしまう。変形を抑えるためには搬送台車の剛性を大きくする必要があるが、そのために搬送台車が重くなり更に推力が必要となる等の弊害が生じる。またガイドレールの乗り継ぎ部の調整が困難となることがある。2本配設したガイドレールの間に搬送台車の永久磁石を配置すると吸引力によりガイドブロックに逆向きのローリング方向の力がかかる。ローリング方向の力がかかるとガイドレールがねじれて乗り継ぎ時に段差が生じる。ガイドレールでは段差が大きいとガイドブロックの耐久性が低下することが知られている。耐久性を上げるには乗り継ぎ部での段差を減らす調整を精密に行う必要があるが、ガイドレールを2本使用した構成では、2本同時に調整を行わなければならず調整作業が困難となる。
また特許文献2では、固定部の第1面にガイドレールがあり、その下の固定部の第2面に永久磁石が配置され、更に永久磁石が搬送台車(移動部)に設けられたコイルと対向している。しかしガイドレールと、永久磁石およびコイルの配置が少しでもずれてしまうと、搬送台車には搬送方向に対してローリング方向の力がかかるため、搬送台車の寿命は短くなる。加えてずれた位置で吸引力が働けば搬送台車に変形が生じる。高精度なセンサでは、センサとスケール間で相対的な位置合わせが必要となる。センサとスケールのどちらか一方を台車ベースに他方を固定部に取り付けることで、固定部に対する搬送台車(移動部)の位置を知ることができる。しかし、台車ベースに変形が生じると、スケールとセンサとの相対位置がずれてしまうため高精度な位置決めを行なうことができない。
本発明の搬送装置は、スケールおよびセンサによって、固定部にそって搬送方向に移動する移動部の位置を検出しながら、前記移動部を移動させる搬送装置において、移動部は、第1部分、第2部分、および前記第1部分と前記第2部分とをつなぐ第3部分を有し、前記移動部の第1部分と前記移動部の第2部分との間に前記固定部が挿入され、前記固定部の第2面にコイルが取り付けられ、前記移動部の第2部分の第1面に磁石が取り付けられ、
前記移動部の第1部分の第2面にガイドブロックが取り付けられ、前記固定部の第1面にガイドレールが取り付けられ、前記移動部の第1部分の端部であって、前記第3部分とは前記ガイドブロックを挟んで反対側にスケールが取り付けられ、前記スケールに対向する位置に検出部を有するセンサが前記固定部に取り付けられていることを特徴とする。
本発明によれば、搬送台車(移動部)と固定部との相対位置のずれを抑制し、高精度な位置決めを行なうことができる搬送装置を提供することができる。
本発明の第一の実施形態による加工システムの全体構成を示す概略図である。 本発明の第一の実施形態による搬送装置の構成を示す概略図である。 本発明の第一の実施形態による搬送装置の構成を示す正面図である。 本発明の第一の実施形態による搬送装置の構成を示す断面図である。 本発明の第二の実施形態を示す図である。
本発明の実施形態に関して図面を参照して説明する。
まず、本実施形態による加工システムの全体構成について図1を用いて説明する。図1は、本実施形態による加工システムの全体構成を示す概略図であり、システム全体を第1面から見た図を概略的に表したものである。
図1に示すように、本実施形態による加工システム001は、搬送装置往路1と、搬送装置復路2と、台車移載装置3と、台車移載装置4と、ワーク投入装置5と、ワーク排出装置6と、加工装置7と、遮断装置8と、搬送台車10とを有している。本実施形態による加工システム001は、加工すべき加工対象であるワークWを搬送するとともに、搬送台車10上でワークWを位置決めする搬送システム01を含んでいる。搬送システム01は、固定部である搬送装置往路1と、搬送装置復路2と、台車移載装置3と、台車移載装置4と、遮断装置8とを有している。搬送装置往路1、搬送装置復路2、台車移載装置3及び台車移載装置4は、移動部である搬送台車10の搬送路を構成する。本実施形態において、搬送台車10を移動部、搬送台車10の搬送路を固定部と称する場合がある。そして、移動部10は、固定部10に対して搬送方向に移動可能となっている。搬送装置往路1および搬送装置復路2は、モジュール化されて構成されており、複数の搬送モジュール11を有している。
ここで、以下の説明において用いる直交座標系であるXYZ座標系のX軸、Y軸及びZ軸の各座標軸及び方向を定義する。まず、水平に搬送される搬送台車10の搬送方向に沿ってX軸をとる。また、水平に置かれた後述の架台02に対して垂直な軸、すなわち鉛直方向に沿った軸をZ軸とし、X軸及びZ軸と直交する軸をY軸とする。このように座標軸が定義されるXYZ座標系において、X軸に沿った方向をX方向とし、X方向のうち、搬送台車10の搬送方向と同方向を+X方向、+X方向とは逆方向を−X方向とする。また、Y軸に沿った方向をY方向とし、Y方向のうち、+X方向に対して右側から左側に向かう方向を+Y方向とし、+Y方向とは逆方向を−Y方向とする。また、Z軸に沿った方向をZ方向とし、Z方向のうち、搬送路側から搬送台車10側に向かう方向、すなわち鉛直上向き方向を+Z方向とし、搬送台車10側から搬送路側に向かう方向、すなわち鉛直下向き方向を−Z方向とする。
加工システム001においては、それぞれ搬送台車10を搬送する直線状の搬送路を構成する搬送装置往路1及び搬送装置復路2が互いに平行に設置されている。台車である搬送台車10は、搬送装置往路1及び搬送装置復路2に沿って搬送される。搬送装置往路1の最上流には、台車移載装置3が設置されている。また、搬送装置往路1の最下流には、台車移載装置4が設置されている。搬送装置往路1に沿って搬送された搬送台車10は、台車移載装置4により搬送装置復路2に移載される。また、搬送装置復路2に沿って搬送された搬送台車10は、台車移載装置3により搬送装置往路1に移載される。すなわち、搬送台車10は、搬送装置往路1及び搬送装置復路2に沿って循環搬送される。なお、搬送台車10は、1台だけ設置されていてもよいし、複数台設置されていてもよい。
搬送装置往路1の上流には、搬送台車10にワークWを供給して搭載するためのワーク供給装置であるワーク投入装置5が設置されている。搬送装置往路1の下流には、搬送台車10よりワークWを取り出して排出するためのワーク排出装置6が設置されている。
ワーク投入装置5とワーク排出装置6との間には、1台又は複数台の加工装置7が設置されている。複数台の加工装置7は、所定の間隔で設置されている。加工装置7は、搬送台車10上に固定されたワークWに対して、部品の組み立てや塗布等の所定の加工作業を施す。なお、加工装置7としては、特に限定されるものではなく、ワークWに対して種々の加工作業を施す加工装置を用いることができる。
搬送台車10は、搬送装置往路1に対して所定の間隔で設置されたワーク投入装置5、加工装置7及びワーク排出装置6の間を順次搬送される台車である。搬送台車10には、ワーク投入装置5にてワークWが供給されて投入される。次いで、搬送台車10上でのワークWの位置決め及び固定を経た後、搬送台車10上のワークWに対して、加工装置7により所定の加工作業が施される。加工装置7によるすべての加工作業が完了した後、ワーク排出装置6により、搬送台車10上からワークWが取り出され、物品が製造される。
遮断装置8は搬送装置往路1および搬送装置復路2の両端部に設けられており、台車移載装置3および台車移載装置4との連結部に設けられている。台車移載装置3および台車移載装置4の非連結時に搬送台車10が飛び出すのを防止する。
(第一の実施形態)
次に、搬送システム01における搬送装置往路1、搬送装置復路2、台車移載装置3、4及び搬送台車10の構成の第一の実施形態の概略について、図2〜図4を用いて説明する。
図2は、搬送装置往路1をY方向から見た図である。図3は、搬送台車10及び搬送路の一部である搬送モジュール11をY方向から見た図である。図4は、搬送台車10および搬送モジュール11の構成を示す断面図である。
搬送装置往路1は、モジュール化されて構成されており、複数の搬送モジュール11を有している。加工システム001は、複数の搬送モジュール11、台車移載装置3及び台車移載装置4にそれぞれ通信可能に接続された複数の下位コントローラ43を有している。下位コントローラ43は、接続先の搬送モジュール11又は台車移載装置3、4を制御する。
なお、図2では、説明を簡単にするため、2つの搬送モジュール11を示し、それぞれに接続された下位コントローラ43として、2つの下位コントローラ43a、43bを示している。また、台車移載装置3に接続された下位コントローラ43として、下位コントローラ43c、43dを示している。また、台車移載装置4に接続された下位コントローラ43として、下位コントローラ43e、43fを示している。説明では、特に区別する必要がないかぎり、下位コントローラを単に「下位コントローラ43」と表記する。複数の下位コントローラ43は、下位コントローラネットワーク42に接続されている。
加工システム001は、さらに、中位コントローラ41と、上位コントローラ40とを有している。複数の下位コントローラ43には、下位コントローラネットワーク42を介して、中位コントローラ41が通信可能に接続されている。中位コントローラ41は、複数の下位コントローラ43を制御する。さらに、中位コントローラ41には、中位コントローラ41に動作指令を送る上位コントローラ40が接続されている。
図2に示すように、搬送モジュール11は、架台02の水平な設置面上に設置されている。搬送モジュール11は、搬送モジュール筺体15と、エンコーダ12a、12b、12cと、台車駆動コイル13と、ガイドレール14とを有している。また、下位コントローラ43には、図示しない電源が接続されている。
台車駆動コイル13は、X方向に沿って搬送モジュール筺体15に取り付けられている。ガイドレール14は、X方向に沿って搬送モジュール筺体15の上に取り付けられている。
搬送台車10は、台車ベース30と、スケール32と、ガイドブロック35を有している。
次に、搬送台車10及び搬送モジュール11の構成について図3および図4を用いて説明する。図4(a)は、搬送モジュール(固定部)11および搬送台車(移動部)10の搬送方向(X方向)と垂直な方向(Y方向)と平行な方向の断面図を示す。図4(b)は、搬送モジュール11上の搬送台車10を動作させた時の断面図を示している。搬送モジュール11は、搬送モジュール11上に取り付けられ、ガイドブロック35を搬送方向に案内するガイドレール14が配されている。また、搬送モジュール11は、台車駆動コイル13を備えている。搬送台車10は、ガイドブロック35、永久磁石33を備えている。
固定部であって搬送路の一部である搬送モジュール11は、搬送モジュール筺体15を含む。移動部である搬送台車10は、台車ベース30を含む。また、搬送台車10上にはワーク取り付け部10aが設けられている。本実施形態においては、台車ベース30、搬送モジュール筐体15は、いずれも側面開放の凹形状を有している。つまり、台車ベース30は第1部分30a、第2部分30b、および移動部の第1部分30aと移動部の第2部分30bをつなぐ移動部の第3部分30cを有している。第1部分30aは、移動部の第1部分と称する場合がある。第2部分30bは、移動部の第2部分と称する場合がある。第3部分30cは、移動部の第3部分と称する場合がある。そして、移動部の第1部分30aと移動部の第2部分30bとの間の、移動部の第3部分30cと反対側が開口する、側面開放の凹形状となっている。また、搬送モジュール筐体15においても、第1部分15a、第2部分15b、および固定部の第1部分15aと固定部の第2部分15bをつなぐ固定部の第3部分15cを有している。第1部分15aは、固定部の第1部分と称する場合がある。第2部分15bは、固定部の第2部分と称する場合がある。そして、固定部の第1部分15aと固定部の第2部分15bとの間の、固定部の第3部分15cと反対側が開口する、側面開放の凹形状となっている。そして、移動部の第1部分30aと移動部の第2部分30bとの間に、固定部の第1部分15aが台車ベース30の開口部から挿入されている。これにより、移動部の第1部分30aの第2面30abと固定部の第1部分15aの第1面15aaが対向して配置される。また、固定部の第1部分15aの第2面15abと移動部の第2部分30bの第1面30baが対向して配置される。
そして、移動部の第1部分30aの第2面30abには、ガイドブロック35が取り付けられ、固定部の第1部分15aの第1面15aaにガイドレール14が取り付けられている。移動部の第1部分30aの第2面30abと固定部の第1部分15aの第1面15aaが対向して配置されているので、ガイドブロック35をガイドレール14上に配置することができる。そして、台車をガイドレール14に沿って移動させることが可能となる。そして、ガイドレール14が搬送方向に沿って配置された搬送モジュールを、複数個並べていくことで、複数の搬送モジュールを乗り継いで、搬送台車10の搬送が可能となる。
ガイドブロック35は、台車ベース30の搬送方向に直列に2個以上設置されている。1個であると台車の揺れが大きくなるため、2個以上あることが好ましいが、ガイドブロック35の長さが長ければ、1個であっても安定した搬送が可能である。例えば、ガイドブロック35の長さが、台車ベース30の搬送方向の長さの半分以上であれば1個であっても安定した搬送が可能である。
また、ガイドブロック35が取り付けられた移動部の第1部分30aの第2面30abの反対側の第1面30aaに、ワーク取り付け部10aが設置されている。この構成にすることにより、ガイドブロックに、より近い位置にワーク取り付け部を配置することができるため、ワーク取り付け部に置かれたワークへの振動を極力抑え、安定して搬送することができる。ワーク取り付け部10aは、ガイドブロック35の搬送方向(X方向)と垂直な方向(Y方向)の中心を通るX−Z仮想平面と交わるように取り付けられていることが好ましい。より好ましくは、ワーク取り付け部10aの搬送方向(X方向)と垂直な方向(Y方向)の中心を通るX−Z仮想平面とガイドブロック35の中心を通るX−Z仮想平面が重なるように取り付けられると、より搬送台車を安定して搬送することが可能となる。図4(b)では、それぞれのX−Z仮想平面が重なった状態を点線A−Aで示す。
さらに、ガイドブロック35の取り付け位置がずれないように、移動部の第1部分30aの第2面abには、搬送方向(X方向)に延びる段差部40aが形成されている。この段差部40aにガイドブロック35を押し付け、当接させてガイドブロック35を位置決めし、その状態を保持したままガイドブロック35を搬送台車10に取り付ける。これにより、簡単に正確にガイドブロック35を搬送台車10に取り付けることができる。段差部40aは、移動部の第1部分30aの第2面abに切削加工により段差を加工し段差部40aを形成しておけばよい。
ガイドレール14についても同じように、位置決め用の段差部40bを形成しておくことがより好ましい。つまり、固定部の第1部分15aの第1面15aaには、搬送方向(X方向)に延びる段差部40bが形成されている。この段差部40bにガイドレール14を押し付け、当接させてガイドレール14を位置決めし、その状態を保持したままガイドレール14を搬送モジュール筐体15に取り付ける。これにより、簡単に正確にガイドレール14を搬送モジュール筐体15に取り付けることができる。段差部40bは、固定部の第1部分15aの第1面15aaに切削加工により段差を加工し段差部40bを形成しておけばよい。本実施形態においては、移動部の第1部分30aの第2面30abにガイドブロック35が取り付けられ、固定部の第1部分15aの第1面15aaにガイドレール14が取り付けられている例を示した。しかし、これに限らず、移動部の第1部分30aの第2面30abに、ガイドレールが取り付けられ、固定部の第1部分15aの第1面15aaにガイドブロックが取り付けられていてもよい。固定部の第2部分15bの第2面15bbは架台02(図2参照)の第1面と接するように固定されている。架台02に限るものではなく、たとえば建物の床面に固定部の第2部分15bの第2面15bbが直接接するように設置されていてもよい。本明細書において固定部の第2部分15bの第2面15bbが直接接するように設置されている構造体をベースと称する。つまり、固定部の第2部分15bの第2面15bbには、ベースへの取り付け部11aが形成されている。
詳細は後述するが、複数の永久磁石33が、X方向に並ぶように、移動部の第2部分30bの第1面30baに取り付けられている。永久磁石33は、ヨーク33aを含むものであってもよい。また、永久磁石33は、永久磁石ブラケット34を介して取り付けられていてもよい。本明細書において、永久磁石ブラケット34と永久磁石33とをあわせて永久磁石と称する。また、永久磁石は単に磁石と称する場合がある。
また、台車駆動コイル13は、固定部の第1部分15aの第2面15abに取り付けられている。つまり、ガイドレール14と台車駆動コイル13は搬送モジュール筺体15の第1部分(固定部の第1部分)を介して背中合わせに配置されている。台車駆動コイル13は、例えば、巻き線内コア13aと背面コア13b、巻き線13cで構成される。台車ベース30に取り付けられた複数の永久磁石33と、搬送モジュール筺体15に取り付けられた台車駆動コイル13との間には、台車駆動コイル13に電流が印加されることにより、搬送台車10を駆動する電磁力が発生する。つまり前記固定部の前記永久磁石33に対向する面には前記磁石とともに磁気回路を形成する台車駆動コイル13が配されている。台車駆動コイルは、単にコイルと称する場合がある。搬送台車10は、複数の永久磁石33と台車駆動コイル13との間に発生する電磁力により駆動され、図1に示す搬送装置往路1上を+X方向に沿って搬送される。このように、本実施形態では、台車駆動コイル13は動かず、永久磁石33が移動する、ムービングマグネット(MM)型リニアモータによる搬送システム01が構成されている。
図4(c)は、図4(b)の一点鎖線p−p‘で示した下方からの断面透視図を示している。図4(c)に示すように、永久磁石33は搬送方向(X方向)にて台車駆動コイル13側から見てN極S極が交互になるように並べられる。台車駆動コイル13も同様に搬送方向に複数並べられている。
台車駆動コイル13と永久磁石33は垂直方向にて一定のギャップとなるように配置される。台車駆動コイル13の向きは搬送台車10を搬送させるために搬送方向からみて垂直方向に向けて取り付けられる。一般的に磁束密度の大きい永久磁石33を選択すればモータ推力を大きくできる。また巻き線13cの中心に高透磁率の巻き線内コア13aを配置することで磁束密度を大きくできる。一方で永久磁石33の周辺に高透磁率の部品があると永久磁石33と高透磁率の部品間に吸引力が発生する。
図4(b)の構成では永久磁石33の吸引力Fは近傍に配置される巻き線内コア13aに大きく作用する。例えば、永久磁石33の材料をネオジム磁石、大きさを50×40×5mmのヨーク33a付きとした場合、1mmのギャップで吸引力Fは数百ニュートンとなる。複数の永久磁石を使用すればこれに永久磁石の数を乗じた吸引力Fがかかるため、搬送台車10の台車ベース30、搬送モジュール11の搬送モジュール筐体15には大きな剛性が必要となる。剛性が不足すると、永久磁石、台車駆動コイル、ガイドブロック、ガイドレールの位置が少しでもずれると、ガイド吸引力Fが原因となり、ガイドレール14やガイドブロック35、搬送モジュール11や搬送台車10に変形が生じてしまうことがある。搬送装置ではガイドレール14をつなげて乗り継いでいく構成にすることが多い。特に図1に示したような搬送台車10を循環させる搬送では、固定している搬送モジュール11から台車移載装置4へ搬送台車10が移動、更に台車移載装置4が動作して台車移載装置4から別の搬送モジュール11へ搬送台車10が移動する。このように台車移載装置4は繰り返し移動するため、固定している搬送モジュール11との間で位置出しが難しい。ガイドレール14が変形すると、乗り継ぎ時に調整が不足して段差となりガイドブロック35の寿命が短くなる。特に台車移載装置4と固定されている搬送モジュール11間では、ガイドレール14の変形が生じると段差により搬送台車10の乗り継ぎ自体が行えないこともある。また、搬送台車10が変形すると搬送台車10上に設置したワークの位置がずれてしまうことや、搬送台車10の変形した部分が搬送モジュール11と擦れてしまうこともある。
図4(b)に示すように、本実施形態では、永久磁石33と巻き線内コア13a間に発生した吸引力Fが、搬送台車10を介してガイドレール14とガイドブロック35の搬送方向(X方向)からみて垂直方向(Z方向)に作用する構成としている。具体的には搬送台車10上のガイドブロック35、搬送モジュール11上のガイドレール14と台車駆動コイル13、搬送台車10上の永久磁石33が吸引力Fの働く方向で順番に並ぶように配置する。つまり、搬送方向(X方向)と垂直な断面(Y−Z断面)にてこれらの構成物の中心位置が重なるように配置する。ガイドレール14、ガイドブロック35、台車駆動コイル13、および永久磁石33の、それぞれの搬送方向(X方向)と垂直な方向(Y方向)の中心を通る、それぞれのX−Z仮想平面が重なるように配置することが好ましい。それぞれのX−Z仮想平面が重なった状態を図4(b)の点線A−Aで示す。点線A−Aで示すように重なった状態が好ましいが、ガイドブロック35、台車駆動コイル13、および永久磁石33の、それぞれのX−Z仮想平面が、ガイドレール14の幅の範囲内(E)に入るように取り付けてもよい。ガイドレール14の幅の範囲内(E)に入るように配置すれば、台車ベース30の変形は許容範囲内に抑えられる。ガイドレール14の中心位置からはずれればはずれるほど、ガイドレール14にローリング方向のモーメントがかかりガイドレール14の変形が大きくなる。なお一般的に、ローリングは搬送方向X方向の軸回り運動、ピッチングは搬送方向に対して垂直(左右)に交わるY方向の軸回り運動、ヨーイングは搬送方向に対して垂直(上下)に交わるZ方向の軸回り運動を示す。
これはガイドレール14とガイドブロック35を組み合わせて使用する場合、一般的にはガイドブロック35を取り付けた面に対して垂直方向への耐荷重が最も大きい。垂直方向に吸引力Fがかかる構成にすることでガイドレール14のローリング方向の変形が小さくできる。ガイドレール14の変形が小さくできることで搬送モジュール11間の乗り継ぎ調整が容易となる。ガイドレール14とブロックガイド13は、かかる荷重の方向により寿命が変わるため、許容荷重が大きい方向に吸引力Fがかかるように構成すれば寿命の観点からも有利となる。
本実施形態の構成では吸引力Fは搬送台車10にかかる構成であるため、剛性をあげて搬送台車10自体の変形量を小さくする。図4(b)に示すように、搬送モジュール11のガイドレール14を取り付けた面から水平に引いた線(点線B)が搬送台車10の第3部分30cの厚さ方向の中心を通る線(点線C)と垂直に交わるように構成する。このような構成にすることで、X−Z仮想平面がガイドレール14の幅の範囲内(E)に入るように並べたガイドブロック35、ガイドレール14、台車駆動コイル13、永久磁石33の位置が吸引力Fによりずれたり向きが変わったりすることが少なくなる。また、ガイドレール14及びガイドブロック35へかかるローリング方向の力を小さくできる。本実施形態では搬送台車10のガイドブロック35を取り付けた第1部分のガイドブロック35を取り付けた面の反対側の面にワーク取付け部10aを配置した。ワーク取付け部10aは、ワークや治具等を取り付けて周辺装置より搬送台車10上にて加工を行える場所である。搬送台車10の変形が小さくなることで搬送台車10に設置したワーク取付け部10aのずれや傾きも小さくなり、ワーク取付け部10aに取り付けたワークに対して精密な作業が行える。
また、スケールブラケット31を介してスケール32が、台車ベース30の第1部分30aの、第3部分30cとは反対側の端部であって、エンコーダ12が位置検出可能な位置に取り付けられている。スケール32とエンコーダ12は対向して取り付けられている。そしてスケール32は、搬送台車10の位置検出に用いられるパターンを有している。スケールブラケット31を介さず直接スケール32が台車ベース30の第1部分(移動部の第1部分)に取り付けられてもよく、本明細書においては、スケールブラケット31とスケール32とをあわせてスケールと称する場合がある。
そして、搬送モジュール筺体15の第3部分15cの外側の側面をエンコーダ取付面18とする。エンコーダ取付面18には、エンコーダブラケット(センサ取り付け部材)17を介してエンコーダ12が設置される。エンコーダ12はエンコーダブラケット(センサ取り付け部材)によってエンコーダのスケール読み取り部であるエンコーダ検出部102をスケールと対向して配置されるように調整されている。エンコーダ取付面18には、エンコーダブラケット17を介してエンコーダ12が設置される。本実施形態ではエンコーダを3個設置する例を示したが、これに限るものではない。エンコーダブラケット17を介さず直接エンコーダを取り付けてもよく、本明細書においては、エンコーダブラケット17とエンコーダ12とをあわせてエンコーダと称する場合がある。また、本実施形態に於いてはエンコーダとスケールを用いて移動部の位置を検出する形態について述べるがこれに限ることなく、固定部と移動部の位置を検出できる公知のセンサを用いることができる。本明細書においては、移動部に取り付けられる部材をスケール、固定部に取り付けられる部材をエンコーダまたはセンサと称する。
ただ精密な位置制御を行う場合には、分解能の高い光学式や磁気式のセンサを選択することが好ましい。分解能の高いセンサでは、スケール17とエンコーダ検出部102の相対的なずれを小さくする調整が必要となる。本実施形態では、台車ベース30の第1部分30aの、第3部分30cとはガイドブロック35を挟んで反対側に取り付ける。これは、台車ベース30の第2部分30bに取り付けられた永久磁石33の影響による変形がガイドブロック35によって抑えられるためである。台車ベース30の第1部分30aの第3部分30c側(例えば312)に取り付けると、永久磁石33の影響による台車ベース30の変形によりスケールにずれが生じ、位置決め精度が低下する。しかし、台車ベース30の第1部分30aの、第3部分30c側とはガイドブロック35を挟んで反対側は、剛性の高いガイドブロック35とガイドレール14によって拘束されるため変形の影響をほとんど受けない。よって、台車ベース30の第1部分30aの、第3部分30cとはガイドブロック35を挟んで反対側に取り付けることで、吸引力Fによる変形を抑え、位置検出のずれを小さくすることができる。
(第二の実施形態)
図5に第二の実施形態の搬送台車10および搬送モジュール11の構成を示す断面図を示す。図4と同じ構成の部材については同じ符号を付し説明を省略する。第一の実施形態において、ガイドブロック35、台車駆動コイル13、および永久磁石33の、それぞれのX−Z仮想平面が、ガイドレール14の幅の範囲内(E)に入るように取り付け、X−Z仮想平面のZ方向が重力方向を向いている例を示した。本実施形態では、同じように、ガイドブロック35、台車駆動コイル13、および永久磁石33の、それぞれの仮想平面が、ガイドレール14の幅の範囲内(E)に入るように取り付ける。しかし、仮想平面は、Z方向が重力方向である場合、第一の実施形態のように、X−Z仮想平面ではなく、重力方向ではない方向を向いている、X−Y平面である例を示す。
この構成の場合も、移動部である搬送台車10は、台車ベース30を含む。また、搬送台車10上にはワーク取付け部10aが設けられている。本実施形態においては、台車ベース30、は、側面開放のF字形状を有している。搬送モジュール筐体11はT字形状を有している。具体的には、台車ベース30は第1部分30a、第2部分30b、および移動部の第1部分30aと移動部の第2部分30bをつなぎ、第1部分30aよりも長く延びる移動部の第3部分30cを有している。第1部分30aは、移動部の第1部分と称する場合がある。第2部分30bは、移動部の第2部分と称する場合がある。第3部分30cは、移動部の第3部分と称する場合がある。そして、移動部の第1部分30aと移動部の第2部分30bとの間の、移動部の第3部分30cと反対側が開口する、側面開放のF字形状となっている。また、搬送モジュール筐体15は、T字形状の固定部を有している。そして、移動部の第1部分30aと移動部の第2部分30bとの間に、固定部が台車ベース30の開口部から挿入されている。これにより、移動部の第1部分30aの第2面30abと固定部の第1面15aaが対向して配置される。また、固定部の第2面15abと移動部の第2部分30bの第1面30baが対向して配置される。
そして、移動部の第1部分30aの第2面30abには、ガイドブロック35が取り付けられ、固定部の第1面15aaにガイドレール14が取り付けられている。移動部の第1部分30aの第2面30abと固定部の第1面15aaが対向して配置されているので、ガイドブロック35をガイドレール14上に配置することができる。そして、台車をガイドレール14に沿って移動させることが可能となる。そして、ガイドレール14が搬送方向に沿って配置された搬送モジュールを、複数個並べていくことで、複数の搬送モジュールを乗り継いで、搬送台車10の搬送が可能となる。
固定部には、たとえば建物の天井部分(ベースと称する)に固定部を取り付けるための取り付け部11aが形成されている。
本実施形態においては、搬送装置1を天井から吊るす例を示している。この構成とすれば搬送装置1の下方にスペースが確保できるため省スペース化が可能である。
001 加工システム
01 搬送システム
1 搬送装置往路
2 搬送装置復路
3 台車移載装置
4 台車移載装置
5 ワーク投入装置
6 ワーク排出装置
7 加工装置
8 遮断装置
10 搬送台車
11 搬送モジュール
12 エンコーダ
13 台車駆動コイル
14 ガイドレール
15 搬送モジュール筺体
102 エンコーダ検出部
30 台車ベース
31 スケールブラケット
32 スケール
33 永久磁石
35 ガイドブロック

Claims (8)

  1. 固定部と、該固定部に対して搬送方向に移動可能な移動部とからなり、
    前記移動部は互いに対向する第1部分と第2部分とを第3部分で連結され、前記第1部分と前記第2部分の間に前記固定部の一部が位置し、
    前記移動部の前記第1部分の前記固定部と対向する面にはガイドブロックが配され、
    前記固定部の前記ガイドブロックと対向する面には前記ガイドブロックを前記搬送方向に案内するガイドレールが配され、
    前記移動部の前記第2部分の前記固定部と対向する面には磁石が配され、
    前記固定部の前記磁石に対向する面には前記磁石とともに磁気回路を形成するコイルが配されていることを特徴とする搬送装置。
  2. 前記移動部の前記第3部分と前記ガイドブロックを挟んで反対側となる前記第1部分には位置検出用のスケールが取り付けられ、
    前記固定部の前記スケールに対向する位置には前記移動部の位置を検出する検出部が配されていることを特徴とする請求項1記載の搬送装置。
  3. 前記ガイドブロックは、前記移動部の取付面に形成された前記搬送方向に延びる段差に当接して取り付けられていることを特徴とする請求項1または2記載の搬送装置。
  4. 前記ガイドレールは、前記固定部の取付面に形成された前記搬送方向に延びる段差に当接して取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至3いずれか一項記載の搬送装置。
  5. 前記固定部は、前記移動部の前記第1部分と前記第2部分との間に位置する第1部分と、
    前記移動部の前記第2部分を挟んで反対側に位置する第2部分と、前記第1部分と前記第2部分を連結する第3部分を有し、前記第2部分がベースに取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至4いずれか一項記載の搬送装置。
  6. 前記固定部は、床あるいは天井に取り付け可能な取り付け部を有していることを特徴とする請求項1乃至5いずれか一項記載の搬送装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載された搬送装置と、前記移動部に搭載されたワークに対して加工作業を施す加工装置と、を有することを特徴とする加工システム。
  8. 請求項7に記載の加工システムを用いて物品を製造する物品の製造方法であって、
    前記台車により前記ワークを搬送する工程と、前記ワークに対して、前記加工装置により前記加工作業を施す工程と、を有することを特徴とする物品の製造方法。
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