JP2019102547A - 板状物の分割方法及び分割装置 - Google Patents

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良彰 淀
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Kinen Cho
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Abstract

【課題】未分割の領域を抑制することができること。【解決手段】板状物の分割方法は、複数の分割予定ラインに沿った改質層を板状物に形成する分割起点形成ステップST2と、分割起点形成ステップST2を実施する前にエキスパンドシートに板状物を貼着するエキスパンドシート貼着ステップST1と、エキスパンドシートが貼着されて改質層が形成された板状物のエキスパンドシートを拡張し、改質層に沿って板状物を分割する拡張ステップST3と、拡張ステップST3を実施した後、板状物の未分割の領域を検出する未分割領域検出ステップST4と、未分割領域検出ステップST4で検出された未分割の領域に対してエキスパンドシートを介して超音波振動を付与して分割する超音波振動付与ステップST5と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、複数の分割予定ラインが設定された板状物の分割方法及び分割装置に関する。
ウエーハ等の複数の分割予定ラインが設定された板状物を個々のデバイスに分割する方法として、分割予定ラインに沿って板状物の内部に改質層を形成した後、分割予定ラインに沿って板状物を分割する加工方法が実施されている(例えば、特許文献1、特許文献2及び特許文献3参照)。
特開2010−206136号公報 特開2014−143297号公報 特開2012−146744号公報
しかしながら、例えば、デバイスの大きさが1mm角以下と小さい場合には、特許文献1及び特許文献2の加工方法は、エキスパンドシートを拡張しても板状物に未分割の領域が発生することがある。そこで、特許文献3の加工方法は、スキージを用いて板状物を分割するが、依然未分割の領域が発生することがあり、改善が切望されている。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、未分割の領域を抑制することができる板状物の分割方法及び分割装置を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の板状物の分割方法は、複数の分割予定ラインが設定された板状物の分割方法であって、複数の該分割予定ラインに沿った分割起点を板状物に形成する分割起点形成ステップと、該分割起点形成ステップを実施する前または後にエキスパンドシートに板状物を貼着するエキスパンドシート貼着ステップと、該エキスパンドシートが貼着されて分割起点が形成された板状物の該エキスパンドシートを拡張し、該分割起点に沿って板状物を分割する拡張ステップと、該拡張ステップを実施した後、板状物の未分割の領域を検出する未分割領域検出ステップと、該未分割領域検出ステップで検出された未分割の領域に対して該エキスパンドシートを介して超音波振動を付与して分割する超音波振動付与ステップと、を備えたことを特徴とする。
前記板状物の分割方法において、該超音波振動付与ステップは、板状物に熱応力を付与しつつ実施されても良い。
本発明の分割装置は、複数の分割予定ラインに沿って分割起点が形成されるとともにエキスパンドシート上に貼着された板状物を分割する分割装置であって、板状物が貼着されたエキスパンドシートを拡張する拡張手段と、板状物の未分割の領域を検出する未分割領域検出手段と、該エキスパンドシートを介して板状物に超音波振動を付与する超音波振動付与手段と、該超音波振動付与手段を該未分割の領域に位置づける位置づけ手段と、を備え、該超音波振動付与手段は、該分割予定ラインの伸長方向に伸長したライン状の振動伝達部材を有することを特徴とする。
前記分割装置において、板状物に熱応力を付与する熱応力付与手段を更に備えても良い。
本発明は、未分割の領域が発生することを抑制することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態1に係る板状物の分割方法及び分割装置の加工対象の板状物の一例を示す斜視図である。 図2は、実施形態1に係る板状物の分割方法の流れを示すフローチャートである。 図3は、図2に示された板状物の分割方法のエキスパンドシート貼着ステップ後の板状物を示す斜視図である。 図4は、図2に示された板状物の分割方法の分割起点形成ステップを示す側断面図である。 図5は、図2に示された板状物の分割方法の拡張ステップ等で用いられる分割装置の構成例を示す斜視図である。 図6は、図5に示された分割装置の超音波振動付与ユニットの構成例を示す斜視図である。 図7は、図2に示された板状物の分割方法の拡張ステップにおいて板状物を分割装置に保持した状態の側断面図である。 図8は、図2に示された板状物の分割方法の拡張ステップにおいて板状物に貼着されたエキスパンドシートを拡張した状態を示す側断面図である。 図9は、図2に示された板状物の分割方法の未分割領域検出ステップにおける分割装置の側断面図である。 図10は、図2に示された板状物の分割方法の超音波振動付与ステップにおける分割装置の側断面図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
〔実施形態1〕
本発明の実施形態1に係る板状物の分割方法及び分割装置を図面に基づいて説明する。図1は、実施形態1に係る板状物の分割方法及び分割装置の加工対象の板状物の一例を示す斜視図である。図2は、実施形態1に係る板状物の分割方法の流れを示すフローチャートである。
実施形態1に係る板状物の分割方法は、図1に示す板状物1の分割方法である。実施形態1では、板状物1は、シリコン、サファイア、ガリウムヒ素又はSiC(炭化ケイ素)などを基板2とする円板状の半導体ウエーハや光デバイスウエーハである。板状物1は、図1に示すように、互いに交差する複数の直線状の分割予定ライン3が設定されている。板状物1は、複数の分割予定ライン3で区画された各領域にそれぞれデバイス4が形成された表面5を有する。また、本発明では、板状物1は、半導体ウエーハや光デバイスウエーハ等の各種の加工が施される被加工物に限らず、例えば、ガラス板やセラミック板等の板状の物であれば如何なるものであっても良い。また、実施形態1では、デバイス4は、一辺が0.1mm角以上でかつ1mm角以下に形成されているが、本発明では、デバイス4の大きさは、これに限定されない。また、本発明は、一辺が1mm角以下、特に、一辺が0.1mm角以上でかつ0.5mm角以下のデバイス4に板状物1を分割する際に好適である。
実施形態1に係る板状物の分割方法は、板状物1を分割予定ライン3に沿って分割して、個々のデバイス4に分割する方法である。板状物の分割方法は、図2に示すように、エキスパンドシート貼着ステップST1と、分割起点形成ステップST2と、拡張ステップST3と、未分割領域検出ステップST4と、超音波振動付与ステップST5とを備える。
(エキスパンドシート貼着ステップ)
図3は、図2に示された板状物の分割方法のエキスパンドシート貼着ステップ後の板状物を示す斜視図である。エキスパンドシート貼着ステップST1は、分割起点形成ステップST2を実施する前に、エキスパンドシート10に板状物1を貼着するステップである。
エキスパンドシート10は、伸縮性を有する合成樹脂で構成されている。実施形態1において、エキスパンドシート貼着ステップST1では、図3に示すように、外周縁に環状フレーム11が貼着されたエキスパンドシート10を板状物1の表面5の裏側の裏面6に貼着する。エキスパンドシート貼着ステップST1では、エキスパンドシート10を板状物1の裏面6に貼着すると、分割起点形成ステップST2に進む。
(分割起点形成ステップ)
図4は、図2に示された板状物の分割方法の分割起点形成ステップを示す側断面図である。分割起点形成ステップST2は、複数の分割予定ライン3に沿った分割起点である改質層7を板状物1の内部に形成するステップである。なお、改質層7とは、密度、屈折率、機械的強度やその他の物理的特性が周囲のそれとは異なる状態になった領域のことを意味し、溶融処理領域、クラック領域、絶縁破壊領域、屈折率変化領域、及びこれらの領域が混在した領域等を例示できる。実施形態1では、改質層7は、機械的な強度が基板2の他の部分よりも低い。
分割起点形成ステップST2では、オペレータ等が、板状物1に対して透過性を有する波長のレーザー光線20を照射するレーザー加工装置21のチャックテーブル22のポーラス状の保持面23上に、図4に示すように、板状物1の表面5を載置する。実施形態1において、分割起点形成ステップST2では、板状物1の表面5が直接チャックテーブル22の保持面23と接触して損傷する事を防ぐため、オペレータ等が、チャックテーブル22のポーラス状の保持面23と板状物1との間に樹脂製のポーラスシートを介在させても良い。なお、図4は、樹脂製のポーラスシートを省略している。
次に、分割起点形成ステップST2では、レーザー加工装置21が、図示しない真空吸引経路を介してチャックテーブル22に接続された真空吸引源により、保持面23を吸引して、板状物1をチャックテーブル22の保持面23で吸引保持する。また、分割起点形成ステップST2では、レーザー加工装置21が、チャックテーブル22の周囲でかつ保持面23よりも低い位置に設けられたクランプ部24を図示しないエアーアクチュエータにより駆動して、クランプ部24で環状フレーム11を挟み込んで固定する。
そして、分割起点形成ステップST2では、レーザー加工装置21が、図示しない赤外線カメラを有した撮像ユニットが取得した画像に基づいて、板状物1のアライメントを遂行する。その後、分割起点形成ステップST2では、レーザー加工装置21が、チャックテーブル22とレーザー光線照射ユニット25とを相対的に移動させながら、図4に示すように、板状物1に対して透過性を有する波長のレーザー光線20を板状物1の内部に集光点を合わせて裏面6側からエキスパンドシート10越しに分割予定ライン3に沿って照射する。これにより、レーザー加工装置21が、分割予定ライン3に沿った改質層7を板状物1の内部に形成する。分割起点形成ステップST2では、全ての分割予定ライン3に沿って板状物1の内部に改質層7を形成すると、拡張ステップST3に進む。
(拡張ステップ)
図5は、図2に示された板状物の分割方法の拡張ステップ等で用いられる分割装置の構成例を示す斜視図である。図6は、図5に示された分割装置の超音波振動付与ユニットの構成例を示す斜視図である。図7は、図2に示された板状物の分割方法の拡張ステップにおいて板状物を分割装置に保持した状態の側断面図である。図8は、図2に示された板状物の分割方法の拡張ステップにおいて板状物に貼着されたエキスパンドシートを拡張した状態を示す側断面図である。
拡張ステップST3は、図5に示す分割装置30を用いて、エキスパンドシート10が貼着されて改質層7が形成された板状物1のエキスパンドシート10を拡張し、改質層7に沿って板状物1を分割するステップである。分割装置30は、拡張ステップST3、未分割領域検出ステップST4及び超音波振動付与ステップST5において用いられている。
分割装置30は、複数の分割予定ライン3に沿って改質層7が形成されるとともにエキスパンドシート10上に貼着された板状物1を分割する装置である。分割装置30は、図5に示すように、円盤状の装置本体31と、拡張手段である拡張ユニット32と、未分割領域検出手段である未分割領域検出ユニット33と、超音波振動付与手段である超音波振動付与ユニット34と、を備える。
拡張ユニット32は、板状物1が貼着されたエキスパンドシート10を拡張する手段である。拡張ユニット32は、リング状のフレーム載置プレート35と、複数のクランプ部36と、昇降用シリンダ37と、拡張ドラム38とを備える。フレーム載置プレート35は、内外径が環状フレーム11の内外径と略等しく形成され、上面351が水平方向と平行に平坦に形成されている。フレーム載置プレート35は、上面351に環状フレーム11が載置される。
複数のクランプ部36は、フレーム載置プレート35の周方向に等間隔に配置され、フレーム載置プレート35の外周面に取り付けられている。クランプ部36は、フレーム載置プレート35の上面351に載置された環状フレーム11をクランプする。
昇降用シリンダ37は、フレーム載置プレート35の周方向に等間隔に配置され、シリンダ371が装置本体31に取り付けられ、シリンダ371から伸縮自在なピストンロッド372がフレーム載置プレート35に取り付けられている。昇降用シリンダ37は、シリンダ371からピストンロッド372が伸縮されることで、フレーム載置プレート35を鉛直方向に沿って昇降させる。
拡張ドラム38は、円筒状に形成され、外径がフレーム載置プレート35の上面351に載置される環状フレーム11の内径よりも小さく、内径がエキスパンドシート10に貼着される板状物1の外径よりも大きく形成されている。拡張ドラム38は、装置本体31上に固定され、フレーム載置プレート35と同軸となる位置に配置されて、上端381がフレーム載置プレート35の上面351に載置された環状フレーム11に貼着されたエキスパンドシート10に接触可能な位置に配置されている。拡張ドラム38の上端381は、昇降用シリンダ37のピストンロッド372が伸張して、上死点に位置するフレーム載置プレート35の上面351と同一平面上に配置され、昇降用シリンダ37のピストンロッド372が縮小して、下死点に位置するフレーム載置プレート35の上面351よりも上方に配置されている。
拡張ユニット32は、昇降用シリンダ37のピストンロッド372が伸張して上死点に位置するフレーム載置プレート35の上面351に載置された環状フレーム11をクランプ部36でクランプする。拡張ユニット32は、昇降用シリンダ37のピストンロッド372を縮小して、拡張ドラム38の上端381をエキスパンドシート10に当接させて、エキスパンドシート10を面方向に拡張して、板状物1を改質層7に沿って個々のデバイス4へと分割する。
未分割領域検出ユニット33は、拡張ユニット32により改質層7に沿って分割された板状物1の分割予定ライン3のうちの未分割の領域8(図8、図9及び図10に示す)を検出する手段である。未分割領域検出ユニット33は、発光ユニット39と、撮像ユニット40と、制御ユニット41とを備える。
発光ユニット39は、図示しない移動ユニットにより拡張ドラム38内で水平方向に沿って移動自在に配置され、拡張ユニット32により拡張されたエキスパンドシート10に光を照射する。撮像ユニット40は、拡張ユニット32により拡張されたエキスパンドシート10に貼着された板状物1の上方に配置され、拡張ユニット32により拡張されたエキスパンドシート10に貼着された板状物1を撮像するものである。撮像ユニット50は、拡張ユニット32により拡張されたエキスパンドシート10に貼着された板状物1を撮像するCCD(Charge Coupled Device)カメラやラインセンサカメラ等により構成される。撮像ユニット40は、撮像した画像を制御ユニット41に出力する。
未分割領域検出ユニット33は、拡張ユニット32の昇降用シリンダ37のピストンロッド372が縮小して、エキスパンドシート10が拡張された状態で、発光ユニット39が拡張されたエキスパンドシート10に光を照射し、撮像ユニット40が拡張されたエキスパンドシート10に貼着された板状物1を撮像して、撮像して得た画像を制御ユニット41に出力する。なお、撮像ユニット40が撮像した画像では、板状物1の複数の分割予定ライン3のうち改質層7に沿って分割された領域では発光ユニット39が照射した光が隣接するデバイス4間の間隙を通過して明るく撮像され、板状物1の複数の分割予定ライン3のうち未分割の領域8では発光ユニット39が照射した光が通過せずに暗く撮像される。制御ユニット41は、撮像ユニット40が撮像して得た画像から板状物1の複数の分割予定ライン3のうち発光ユニット39が照射した光が通過せずに暗い領域を、未分割の領域8として抽出して、分割予定ライン3の未分割の領域8の位置を記憶する。
また、制御ユニット41は、分割装置30の各構成要素をそれぞれ制御して、拡張ステップST3と、未分割領域検出ステップST4と、超音波振動付与ステップST5とを分割装置30に実施させるものである。なお、制御ユニット41は、CPU(central processing unit)のようなマイクロプロセッサを有する演算処理装置と、ROM(read only memory)又はRAM(random access memory)のようなメモリを有する記憶装置と、入出力インターフェース装置とを有するコンピュータである。制御ユニット41の演算処理装置は、記憶装置に記憶されているコンピュータプログラムに従って演算処理を実施して、分割装置30を制御するための制御信号を、入出力インターフェース装置を介して分割装置30の各構成要素に出力する。
制御ユニット41は、加工動作の状態や画像などを表示する液晶表示装置などにより構成される図示しない表示ユニットと、オペレータが加工内容情報などを登録する際に用いる図示しない入力ユニットと、図示しない報知ユニットとが接続されている。入力ユニットは、表示ユニットに設けられたタッチパネルと、キーボード等の外部入力装置とのうち少なくとも一つにより構成される。
超音波振動付与ユニット34は、エキスパンドシート10を介して板状物1の分割予定ライン3の未分割の領域8に対して超音波振動を付与する手段である。超音波振動付与ユニット34は、図5に示すように、拡張ドラム38内に配置されている。超音波振動付与ユニット34は、図6に示すように、昇降用シリンダ42と、超音波振動部43とを備える。昇降用シリンダ42は、シリンダ421と、シリンダ421から伸縮自在なピストンロッド422とを備える。シリンダ421は、鉛直方向の下方に配置され、ピストンロッド422は、シリンダ421から伸張すると上端が鉛直方向に沿って上昇するように配置されている。
超音波振動部43は、昇降用シリンダ42のピストンロッド422の上端に取り付けられている。超音波振動部43は、昇降用シリンダ42のピストンロッド422の上端に取り付けられたロッド固定部材431と、絶縁材ボンド432,433と、電極板434,435と、超音波振動子436と、伝達部材437と、振動伝達部材438とを有する。
絶縁材ボンド432,433は、絶縁性を有する合成樹脂で構成されている。電極板434,435は、導電性を有する金属等で構成されている。超音波振動子436は、圧電効果を利用して、電圧を力に変換する圧電素子である。超音波振動子436は、チタン酸バリウム(BaTiO)、チタン酸ジルコン酸鉛(Pb(Zi,Ti)O)、リチウムナイオベート(LiNbO)、リチウムタンタレート(LiTaO)、ニオブ酸カリウム(KNbO)、又はニオブ酸ナトリウム(NaNbO)等で構成される。
ロッド固定部材431と、絶縁材ボンド432,433と、電極板434,435と、超音波振動子436と、伝達部材437とは、外径が等しい円板又は円柱状に形成されている。実施形態1において、超音波振動部43は、ロッド固定部材431と一方の絶縁材ボンド432と一方の電極板434と超音波振動子436と他方の電極板435と他方の絶縁材ボンド433と伝達部材437とが下方から上方に向かって順に積層されている。振動伝達部材438は、伝達部材437の上面に配置され、直線状即ち分割予定ライン3の伸張方向に沿って伸張したライン状に形成されている。また、振動伝達部材438の伝達部材437の上面からの突出量(即ち、振動伝達部材438の幅)は、振動伝達部材438の全長に亘って一定である。
また、一方の電極板434は、アースに接続され、他方の電極板435は、電圧調整手段441を有する増幅器44と、周波数調整手段45とを介して交流電源46に接続されている。交流電源46は、周波数調整手段45と増幅器44とを介して、他方の電極板435に交流電力を印加する。周波数調整手段45は、交流電源46が他方の電極板435に印加する交流電力の周波数を調整する。増幅器44は、交流電源46が他方の電極板435に印加する交流電力を増幅するとともに、電圧調整手段441が交流電源46が他方の電極板435に印加する交流電力の電圧値を調整する。
超音波振動部43は、交流電源46からの交流電力を周波数調整手段45及び増幅器44を介して他方の電極板435に印加することにより、他方の電極板435に印加される交流電力の周波数に応じた周波数で振動伝達部材438を鉛直方向に沿って振動(以下、超音波振動と記す)させるとともに、他方の電極板435に印加される交流電力の電圧値に応じた振幅で振動伝達部材438を鉛直方向に沿って超音波振動させる。
また、分割装置30は、図6に示すように、位置づけ手段である位置づけユニット47を備える。位置づけユニット47は、超音波振動付与ユニット34の振動伝達部材438を分割予定ライン3の未分割の領域8の直下に位置づける手段である。位置づけユニット47は、昇降用シリンダ42のシリンダ421に取り付けられたシリンダ取付部材471と、シリンダ取付部材471をX軸方向とY軸方向とに沿って移動させるとともにZ軸方向と平行な軸心回りに回転させる移動ユニット472とを備える。なお、X軸方向とY軸方向との双方は、水平方向と平行であるとともに、互いに直交している。Z軸方向は、X軸方向とY軸方向との双方と直交して、鉛直方向と平行である。
位置づけユニット47は、制御ユニット41により移動ユニット472が制御されて、拡張ユニット32により拡張されたエキスパンドシート10に貼着された板状物1の複数の分割予定ライン3のうちの未分割の領域8の直下に超音波振動付与ユニット34の振動伝達部材438を位置付ける。超音波振動付与ユニット34は、制御ユニット41により昇降用シリンダ42のピストンロッド422が伸張されて、振動伝達部材438がエキスパンドシート10を介して未分割の領域8に接触された後、交流電源46からの交流電力が他方の電極板435に印加される。超音波振動付与ユニット34は、超音波振動子436の振動を振動伝達部材438を介して未分割の領域8に付与して、改質層7により強度が低下された未分割の領域8を分割予定ライン3に沿って分割する。
また、分割装置30は、図5に示すように、熱応力付与手段である熱応力付与ユニット48を備える。熱応力付与ユニット48は、分割予定ライン3の未分割の領域8を加熱して、未分割の領域8に熱応力を付与する手段である。熱応力付与ユニット48は、図示しない移動ユニットによりX軸方向とY軸方向とに沿って移動自在に設けられ、移動ユニットが制御ユニットに制御されることにより超音波振動付与ユニット34が未分割の領域8に超音波振動を付与する際に、超音波振動付与ユニット34が超音波振動を付与する未分割の領域8の直上に配置される。熱応力付与ユニット48は、加熱された気体(例えば、70℃の温風)を吹きつける、又は未分割の領域8の周りの雰囲気を加熱するヒータ又はランプにより構成されている。熱応力付与ユニット48は、超音波振動付与ユニット34が超音波振動を付与する未分割の領域8を加熱して、板状物1の内部に熱応力を付与する。
拡張ステップST3では、オペレータ等が、改質層7が分割予定ライン3に沿って形成された板状物1を図5に示す分割装置30に搬送し、図7に示すように、環状フレーム11を分割装置30のピストンロッド372が伸張した昇降用シリンダ37により上死点に位置するフレーム載置プレート35に載置する。拡張ステップST3では、分割装置30の制御ユニット41は、クランプ部36に環状フレーム11をクランプさせて、環状フレーム11を介して板状物1を固定する。このとき、図7に示すように、分割装置30の円筒状の拡張ドラム38の上端381がエキスパンドシート10に当接する。
拡張ステップST3では、図8に示すように、分割装置30の制御ユニット41が、昇降用シリンダ37のピストンロッド372を縮小させて、フレーム載置プレート35とクランプ部36とを下降させる。すると、エキスパンドシート10が拡張ドラム38の上端381に当接しているために、エキスパンドシート10が面方向に拡張される。拡張ステップST3では、エキスパンドシート10の拡張の結果、エキスパンドシート10に放射状に引張力が作用する。このように板状物1の裏面6に貼着されたエキスパンドシート10に放射状に引張力が作用すると、板状物1は、分割予定ライン3に沿って改質層7が形成されているので、分割予定ライン3に沿って形成された改質層7を基点として、分割予定ライン3に沿って分割されるとともに、デバイス4間が広がり、デバイス4間に間隔が形成される。
拡張ステップST3では、分割装置30の制御ユニット41は、エキスパンドシート10を一定時間拡張すると、未分割領域検出ステップST4に進む。また、拡張ステップST3では、改質層7の強度のばらつき等によって、エキスパンドシート10の引張力が全ての改質層7に均等に作用せずに、複数の分割予定ライン3のうち改質層7に沿って分割されない未分割の領域8が生じることがある。なお、実施形態では、未分割の領域8は、図8中の左から三つ目の分割予定ライン3で生じている。
(未分割領域検出ステップ)
図9は、図2に示された板状物の分割方法の未分割領域検出ステップにおける分割装置の側断面図である。未分割領域検出ステップST4は、拡張ステップST3を実施した後、板状物1の分割予定ライン3のうちの未分割の領域8を検出するステップである。
未分割領域検出ステップST4では、図9に示すように、分割装置30の制御ユニット41は、フレーム載置プレート35とクランプ部36とを下降させた状態で、発光ユニット39を拡張ドラム38の中央に配置して、発光ユニット39を点灯させて、撮像ユニット40で分割装置30に保持された板状物1を撮像する。未分割領域検出ステップST4では、分割装置30の制御ユニット41は、撮像ユニット40が撮像して得た画像から分割予定ライン3の位置を検出するとともに、分割予定ライン3のうち光量が予め設定された所定値よりも低い即ち暗く撮像された未分割の領域8を検出して、未分割の領域8の位置を記憶する。
未分割領域検出ステップST4では、分割装置30の制御ユニット41は、撮像ユニット40が撮像して得た画像から未分割の領域8を検出する動作を完了すると、超音波振動付与ステップST5に進む。また、実施形態1に係る板状物の分割方法では、分割装置30の制御ユニット41は、未分割領域検出ステップST4において、未分割の領域8を検出しなかった場合、超音波振動付与ステップST5を実施することなく、板状物の分割方法を終了する。
(超音波振動付与ステップ)
図10は、図2に示された板状物の分割方法の超音波振動付与ステップにおける分割装置の側断面図である。超音波振動付与ステップST5は、未分割領域検出ステップST4で未分割の領域8を検出した場合に、検出された未分割の領域8に対してエキスパンドシート10を介して超音波振動を付与して分割するステップである。
超音波振動付与ステップST5では、分割装置30の制御ユニット41は、図10に示すように、図示しない移動ユニットに未分割の領域8の直上に熱応力付与ユニット48を位置付け、かつ位置づけユニット47に超音波振動付与ユニット34の振動伝達部材438を未分割の領域8の直下に位置づけるとともに、振動伝達部材438を未分割の領域8と平行に位置づける。超音波振動付与ステップST5では、分割装置30の制御ユニット41は、昇降用シリンダ42のピストンロッド422を伸張させて、振動伝達部材438をエキスパンドシート10を介して未分割の領域8に接触させる。超音波振動付与ステップST5では、分割装置30の制御ユニット41は、熱応力付与ユニット48に未分割の領域8を加熱させて、板状物1に熱応力を付与しつつ実施する。
超音波振動付与ステップST5では、分割装置30の制御ユニット41は、超音波振動付与ユニット34の他方の電極板435に交流電源46からの交流電力を印加して、超音波振動子436を超音波振動させ、超音波振動子436の超音波振動を振動伝達部材438を介して未分割の領域8に付与する。未分割の領域8に超音波振動を付与すると、未分割の領域8が改質層7に沿って分割する。超音波振動付与ステップST5では、分割装置30の制御ユニット41は、前述した工程を繰り返して、未分割領域検出ステップST4において検出された未分割の領域8に順に超音波振動を付与する。超音波振動付与ステップST5では、分割装置30の制御ユニット41は、未分割領域検出ステップST4において検出された未分割の領域8の全てに超音波振動を付与すると、板状物の分割方法を終了する。なお、個々に分割されたデバイス4は、ピックアップ装置によりエキスパンドシート10から取り外される。
以上説明したように、実施形態1に係る板状物の分割方法及び分割装置30は、拡張ステップST3を実施した後に超音波振動付与ステップST5において、未分割の領域8に超音波振動を付与するので、板状物1を各分割予定ライン3に沿って分割することができる。その結果、板状物の分割方法及び分割装置30は、板状物1の未分割の領域8を抑制することができる。
また、板状物の分割方法及び分割装置30は、拡張ステップST3を実施した後に、未分割領域検出ステップST4で未分割の領域8を検出した場合に、超音波振動付与ステップST5において未分割の領域8に超音波振動を付与する。その結果、板状物の分割方法及び分割装置30は、全ての分割予定ライン3に超音波振動を付与することのみによって分割予定ライン3に沿って分割する場合よりも超音波振動を付与する時間を抑制でき、効率的に板状物1を分割予定ライン3に沿って分割することができる。
また、板状物の分割方法及び分割装置30は、超音波振動付与ユニット34の振動伝達部材438が分割予定ライン3の伸張方向に沿って伸張したライン状に形成されている。また、板状物の分割方法及び分割装置30は、超音波振動付与ステップST5において、振動伝達部材438を未分割の領域8の直下に位置づけるとともに、振動伝達部材438を未分割の領域8と平行に位置づけて、振動伝達部材438をエキスパンドシート10を介して未分割の領域8に接触させる。このために、板状物の分割方法及び分割装置30は、円形の部材の表面を板状物1の裏面6等に接触させて超音波振動を付与する場合よりも、未分割の領域8に直接、効率的に超音波振動を付与することができ、未分割の領域8をより確実に分割することができる。その結果、板状物の分割方法及び分割装置30は、板状物1が例えばサファイア又はSiC等の硬質な材料で構成されていても、板状物1を分割予定ライン3に沿って分割することができるとともに、例えば1mm角以下のデバイス4に分割する場合等の板状物1を例えば、1mm以下毎に分割する場合にも、板状物1を分割予定ライン3に沿って分割することができる。
また、分割装置30は、板状物1の未分割の領域8を加熱する熱応力付与ユニット48を備えて、板状物の分割方法は、超音波振動付与ステップST5において、超音波振動を付与することに加え、板状物1の内部に熱応力を付与しつつ実施するので、未分割の領域8を確実に分割することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、実施形態1では、エキスパンドシート貼着ステップST1は、分割起点形成ステップST2を実施する前に実施されるが、本発明では、分割起点形成ステップST2を実施した後に実施されても良い。
また、実施形態1では、分割起点形成ステップST2において、分割起点である改質層7を板状物1の内部に形成したが、本発明では、板状物1の表面5側に切削加工を施して、表面5から凹の切削溝を分割起点として分割予定ライン3に沿って形成しても良い。また、本発明では、板状物1の表面5側にレーザーアブレーション加工を施して、表面5から凹のレーザー加工溝を分割起点として分割予定ライン3に沿って形成しても良い。
また、本発明では、エキスパンドシート10越しではなく板状物1の表面5側にレーザー光線を照射して、分割起点である改質層7を分割予定ライン3に沿って板状物1の内部に形成しても良い。また、本発明では、超音波振動付与ステップST5を実施した後、再度、未分割領域検出ステップST4を実施し、未分割領域検出ステップST4において未分割の領域8を検出しなくなるまで、未分割領域検出ステップST4と超音波振動付与ステップST5とを繰り返し実施しても良い。
1 板状物
3 分割予定ライン
7 改質層(分割起点)
8 未分割の領域
10 エキスパンドシート
30 分割装置
32 拡張ユニット(拡張手段)
33 未分割領域検出ユニット(未分割領域手段)
34 超音波振動付与ユニット(超音波振動付与手段)
47 位置づけユニット(位置づけ手段)
48 熱応力付与ユニット(熱応力付与手段)
438 振動伝達部材
ST1 エキスパンドシート貼着ステップ
ST2 分割起点形成ステップ
ST3 拡張ステップ
ST4 未分割領域検出ステップ
ST5 超音波振動付与ステップ

Claims (4)

  1. 複数の分割予定ラインが設定された板状物の分割方法であって、
    複数の該分割予定ラインに沿った分割起点を板状物に形成する分割起点形成ステップと、
    該分割起点形成ステップを実施する前または後にエキスパンドシートに板状物を貼着するエキスパンドシート貼着ステップと、
    該エキスパンドシートが貼着されて分割起点が形成された板状物の該エキスパンドシートを拡張し、該分割起点に沿って板状物を分割する拡張ステップと、
    該拡張ステップを実施した後、板状物の未分割の領域を検出する未分割領域検出ステップと、
    該未分割領域検出ステップで検出された未分割の領域に対して該エキスパンドシートを介して超音波振動を付与して分割する超音波振動付与ステップと、を備えた板状物の分割方法。
  2. 該超音波振動付与ステップは、板状物に熱応力を付与しつつ実施される、請求項1に記載の分割方法。
  3. 複数の分割予定ラインに沿って分割起点が形成されるとともにエキスパンドシート上に貼着された板状物を分割する分割装置であって、
    板状物が貼着されたエキスパンドシートを拡張する拡張手段と、
    板状物の未分割の領域を検出する未分割領域検出手段と、
    該エキスパンドシートを介して板状物に超音波振動を付与する超音波振動付与手段と、
    該超音波振動付与手段を該未分割の領域に位置づける位置づけ手段と、を備え、
    該超音波振動付与手段は、該分割予定ラインの伸長方向に伸長したライン状の振動伝達部材を有する、分割装置。
  4. 板状物に熱応力を付与する熱応力付与手段を更に備えた、請求項3に記載の分割装置。
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