JP2019101339A - 廃トナー収容器および画像形成装置 - Google Patents

廃トナー収容器および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】部品点数の低減を図ることができる廃トナー収容器および画像形成装置を提供する。【解決手段】廃トナー収容器8は、第1収容部31と、第2収容部32と、第3収容部33と、ガイド壁34とを有する。第1収容部31内の廃トナーは、第2収容部32に流入する。第2収容部32内の廃トナーは、第3収容部33に流入する。ガイド壁34は、第1収容部31内の廃トナーが第3収容部33に流入することを防ぎ、第1収容部31内の廃トナーを第2収容部32に向かって案内する。スクリュー25は、第1収容部31内に位置する第1フィン52と、第3収容部33内に位置する第2フィン53とを有する。第1フィン52および第2フィン53は、1つのシャフト51に設けられる。【選択図】図3

Description

本発明は、廃トナー収容器および画像形成装置に関する。
従来、筐体と、案内パイプと、第1スクリューと、第2スクリューとを備える廃トナー収容器が知られている。筐体は、廃トナーを収容可能である、案内パイプは、廃トナーを筐体内に案内する。第1スクリューは、案内パイプに受け入れられた廃トナーを筐体内に搬送する。第2スクリューは、筐体内の廃トナーを、第2スクリューが延びる方向に搬送する(下記特許文献1参照)。
特開2016−071214号公報
上記した特許文献1に記載されるような廃トナー収容器において、さらなる部品点数の低減が要求される場合がある。
そこで、本開示の目的は、部品点数の低減を図ることができる廃トナー収容器および画像形成装置を提供することにある。
本発明の廃トナー収容器は、筐体と、案内パイプと、スクリューと、検知部とを備える。筐体は、廃トナーを収容可能である。案内パイプは、廃トナーを筐体内に案内する。案内パイプは、筐体に接続される。筐体は、受入口を有する。受入口は、廃トナーを受け入れ可能である。スクリューは、案内パイプに受け入れられた廃トナーを筐体内に搬送する。検知部は、筐体内の廃トナーが満杯であることを検知するために設けられる。
筐体は、第1収容部と、第2収容部と、第3収容部と、ガイド壁とを有する。第1収容部には、案内パイプからの廃トナーが流入する。第2収容部は、第1収容部と通じる。第2収容部には、第1収容部内の廃トナーが流入する。第3収容部は、第2収容部と通じる。第3収容部には、第2収容部内の廃トナーが流入する。ガイド壁は、第1収容部内の廃トナーが第3収容部に流入することを防ぎ、第1収容部内の廃トナーを第2収容部に向かって案内する。ガイド壁は、スクリューが延びる方向において、第3収容部に対して検知部の反対側に位置し、かつ、第1収容部と第3収容部との間に位置する。
スクリューは、シャフトと、第1フィンと、第2フィンとを有する。第1フィンは、案内パイプから流入した廃トナーを第1収容部内に搬送する。第1フィンは、第1収容部内に位置し、シャフトの周りに設けられる。第1フィンは、螺旋形状である。第2フィンは、第2収容部から第3収容部に流入した廃トナーを検知部に向かって搬送する。第2フィンは、第3収容部内に位置し、シャフトの周りに設けられる。第2フィンは、螺旋形状である。
このような構成によれば、案内パイプから流入した廃トナーを第1収容部内に搬送する第1フィンと、第2収容部から第3収容部に流入した廃トナーを検知部に向かって搬送する第2フィンとが、1つのシャフトに設けられる。
そのため、第1フィンが設けられるシャフトと、第2フィンが設けられるシャフトとが独立している場合と比べて、部品点数の低減を図ることができる。
本発明の廃トナー収容器によれば、部品点数の低減を図ることができる。
図1は、画像形成装置の概略構成図である。 図2は、図1に示すドラムユニットが外部位置に位置した状態を示す。 図3は、廃トナー収容器の内部を示す平面図である。 図4Aは、図3のA−A線に相当する断面図であって、案内パイプが第1位置に位置した状態を示す。図4Bは、図3のA−A線に相当する断面図であって、案内パイプが第2位置に位置した状態を示す。 図5は、ドラムユニットが内部位置から外部位置へ移動するときの案内パイプの動きを説明する説明図であって、ドラムユニットが内部位置に位置し、廃トナー搬送管のシャッターが開位置に位置し、案内パイプが縮んでいる状態を示す。 図6は、図5に続いてドラムユニットが内部位置から外部位置へ移動するときの案内パイプの動きを説明する説明図であって、ドラムユニットが内部位置から外部位置に向かって移動し、廃トナー搬送管のシャッターが開位置から閉位置に向かって移動し、案内パイプが伸びた状態を示す。 図7は、図6に続いてドラムユニットが内部位置から外部位置へ移動するときの案内パイプの動きを説明する説明図であって、ドラムユニットがさらに外部位置に向かって移動し、廃トナー搬送管のシャッターが閉位置に位置し、案内パイプがさらに伸びた状態を示す。 図8は、画像形成装置本体からの廃トナー収容器の離脱について説明する説明図であって、廃トナー収容器が画像形成装置本体に装着され、案内パイプが第2位置に位置する状態を示す。 図9は、図8に続いて、画像形成装置本体からの廃トナー収容器の離脱について説明する説明図であって、廃トナー収容器の第1端部が上方へ持ち上げられ、案内パイプが第2位置から第1位置へ向かって移動する状態を示す。 図10は、図9に続いて、画像形成装置本体からの廃トナー収容器の離脱について説明する説明図であって、廃トナー収容器の第1端部がさらに上方へ持ち上げられ、案内パイプが第1位置に位置した状態を示す。
1.画像形成装置1の概略
図1を参照して、画像形成装置1の概略について説明する。
画像形成装置1は、画像形成装置本体2と、給紙部3と、ドラムユニット4と、露光装置5と、複数の現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kと、転写ユニット7と、廃トナー収容器8と、定着器9とを備える。
1.1 画像形成装置本体2
画像形成装置本体2は、給紙部3と、ドラムユニット4と、露光装置5と、複数の現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kと、転写ユニット7と、廃トナー収容器8と、定着器9とを収容する。画像形成装置本体2は、開口2Aを有する。開口2Aは、ドラムユニット4が内部位置に位置する状態で、ドラムユニット4に対して、定着器9の反対側に位置する。内部位置については、後で説明する。また、画像形成装置本体2は、カバー2Bを備える。カバー2Bは、開口2Aを閉鎖する閉位置(図1参照)と、開口2Aを開放する開位置(図2参照)との間を移動可能である。
1.2 給紙部3
給紙部3は、シートSを収容する。給紙部3は、感光ドラム11Yに向かってシートSを供給するように構成される。シートSは、例えば、印刷用紙である。感光ドラム11Yについては、後で説明する。
1.3 ドラムユニット4
ドラムユニット4は、カバー2Bが開位置に位置する状態で、開口2Aを介して、内部位置(図1参照)と外部位置(図2参照)との間を移動可能である。内部位置は、ドラムユニット4が画像形成装置本体2の内にあるときの、ドラムユニット4の位置である。外部位置は、ドラムユニット4が画像形成装置本体2の外にあるときの、ドラムユニット4の位置である。ドラムユニット4が内部位置と外部位置との間を移動する方向を、移動方向と定義する。ドラムユニット4は、複数の感光ドラム11Y、11M、11C、11Kと、複数の帯電器12Y、12M、12C、12Kと、複数のドラムクリーニング部材13Y、13M、13C、13Kと、廃トナー搬送管17とを備える。すなわち、画像形成装置1は、感光ドラム11Yと、帯電器12Yと、ドラムクリーニング部材13Yとを備える。
感光ドラム11Yは、円筒形状を有する。感光ドラム11Yは、幅方向に延びる。幅方向は、移動方向および上下方向と交差する方向である。感光ドラム11Yは、回転可能である。感光ドラム11Yの回転軸線は、幅方向に延びる。
帯電器12Yは、感光ドラム11Yを帯電する。帯電器12Yが感光ドラム11Yの周面を帯電した後、露光装置5が、帯電された感光ドラム11Yの周面を露光することにより、感光ドラム11Yの周面に静電潜像が形成される。帯電器12Yは、感光ドラム11Yの回転方向において、現像ローラ14Yに対して上流側に位置する。現像ローラ14Yについては、後述する。帯電器12Yは、具体的には、スコロトロン型の帯電器である。なお、帯電器12Yは、帯電ローラであってもよい。
ドラムクリーニング部材13Yは、感光ドラム11Yをクリーニングする。ドラムクリーニング部材13Yは、帯電器12Yが感光ドラム11Yの周面を帯電する前に、感光ドラム11Yをクリーニングする。ドラムクリーニング部材13Yは、感光ドラム11Yの回転方向において、帯電器12Yの上流側に位置する。ドラムクリーニング部材13Yは、感光ドラム11Yに接触する。ドラムクリーニング部材13Yは、感光ドラム11Yから廃トナーを除去する。
なお、感光ドラム11M、11C、11Kのそれぞれは、感光ドラム11Yと同じ構造を有し、感光ドラム11Yと同様に説明される。また、帯電器12M、12C、12Kのそれぞれは、帯電器12Yと同じ構造を有し、帯電器12Yと同様に説明される。また、ドラムクリーニング部材13M、13C、13Kのそれぞれは、ドラムクリーニング部材13Yと同じ構造を有し、ドラムクリーニング部材13Yと同様に説明される。そのため、感光ドラム11M、11C、11K、帯電器12M、12C、12K、および、ドラムクリーニング部材13M、13C、13Kについての説明は、省略される。
廃トナー搬送管17は、複数のドラムクリーニング部材13Y、13M、13C、13Kが除去した廃トナーを搬送する。廃トナー搬送管17は、廃トナー収容器8が画像形成装置本体2に装着され、ドラムユニット4が内部位置に位置した状態で、廃トナー収容器8の案内パイプ22に接続する。案内パイプ22については、後述する。廃トナー搬送管17は、移動方向に延びる。廃トナー搬送管17は、図5に示すように、排出口17Aと、シャッター17Bと、スクリュー17Cとを有する。排出口17Aは、廃トナー搬送管17内の廃トナーを排出可能である。シャッター17Bは、排出口17Aを開放する開位置(図8参照)と、排出口17Aを閉鎖する閉位置(図10参照)との間を、廃トナー搬送管17が延びる方向に移動可能である。なお、シャッター17Bは、図示しないバネにより、開位置から閉位置へ向かう方向に押圧されている。スクリュー17Cは、廃トナー搬送管17の内部に位置する。スクリュー17Cは、廃トナー搬送管17が延びる方向に延びる。スクリュー17Cは、廃トナー搬送管17内の廃トナーを排出口17Aに向けて搬送する。
1.4 露光装置5
露光装置5は、複数の感光ドラム11Y、11M、11C、11Kを露光するように構成される。露光装置5は、ドラムユニット4が内部位置に位置する状態で、ドラムユニット4に対して上方に位置する。露光装置5は、具体的には、レーザースキャンユニットである。
1.5 現像カートリッジ6Y、6M、6C、6K
複数の現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kのそれぞれは、ドラムユニット4が外部位置(図2参照)に位置しているときに、ドラムユニット4に装着可能である。複数の現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kは、ドラムユニット4に装着された状態で、移動方向において、互いに間隔を隔てて並ぶ。
現像カートリッジ6Yは、感光ドラム11Yに供給されるトナーを収容可能である。現像カートリッジ6Yは、現像ローラ14Yを備える。
現像ローラ14Yは、現像カートリッジ6Y内のトナーを感光ドラム11Yに供給するように構成される。静電潜像が形成された感光ドラム11Yに現像カートリッジ6Y内のトナーが供給されることにより、静電潜像が現像され、感光ドラム11Yの周面にトナー像が形成される。言い換えると、トナー像は、トナーが現像ローラ14Yから感光ドラム11Yに静電気的に移動することにより、感光ドラム11Yに形成された静電潜像が現像され、感光ドラム11Yの周面に形成される。現像ローラ14Yの一部は、現像カートリッジ6Yの内部に収容される。現像ローラ14Yは、現像カートリッジ6Yがドラムユニット4に装着された状態で、感光ドラム11Yの周面に接触する。
なお、現像カートリッジ6Mは、感光ドラム11Mに供給されるトナーを収容可能であり、現像ローラ14Mを備える。現像カートリッジ6Cは、感光ドラム11Cに供給されるトナーを収容可能であり、現像ローラ14Cを備える。現像カートリッジ6Kは、感光ドラム11Kに供給されるトナーを収容可能であり、現像ローラ14Kを備える。現像カートリッジ6M、6C、6Kのそれぞれは、現像カートリッジ6Yと同じ構造を有し、現像カートリッジ6Yと同様に説明される。そのため、現像カートリッジ6M、6C、6Kのそれぞれについての説明は、省略される。
1.6 転写ユニット7
転写ユニット7は、画像形成装置本体2に対して装着可能である。転写ユニット7は、画像形成装置本体2に対して装着された状態で、ドラムユニット4が内部位置に位置するときに、複数の感光ドラム11Y、11M、11C、11Kの下方に位置する。転写ユニット7は、ベルト15を備える。すなわち、画像形成装置1は、ベルト15を備える。ベルト15は、転写ユニット7が画像形成装置本体2に対して装着された状態で、ドラムユニット4が内部位置に位置するときに、複数の感光ドラム11Y、11M、11C、11Kに接触する。ベルト15は、給紙部3から供給されたシートSを定着器9に向かって搬送する。転写ユニット7は、ベルト15によって搬送されるシートSが複数の感光ドラム11Y、11M、11C、11Kのそれぞれと接触するときに、複数の感光ドラム11Y、11M、11C、11Kのそれぞれのトナー像をシートSに転写する。
1.7 廃トナー収容器8
廃トナー収容器8は、画像形成装置本体2に対して装着可能である。廃トナー収容器8は、画像形成装置本体2に装着された状態で、複数のドラムクリーニング部材13Y、13M、13C、13Kのそれぞれによって回収された廃トナーを収容する。廃トナー収容器8は、画像形成装置本体2に装着された状態で、ドラムユニット4が内部位置に位置するときに、廃トナー搬送管17と接続する。廃トナー収容器8は、複数のドラムクリーニング部材13Y、13M、13C、13Kのそれぞれによって回収され、廃トナー搬送管17によって搬送された廃トナーを収容する。
また、廃トナー収容器8は、ベルトクリーニング部材16を備える。すなわち、画像形成装置本体2は、ベルトクリーニング部材16を備える。ベルトクリーニング部材16は、画像形成装置本体2に装着された状態で、ベルト15をクリーニングする。ベルトクリーニング部材16は、転写ユニット7および廃トナー収容器8が画像形成装置本体2に装着された状態で、ベルト15と接触する。廃トナー収容器8は、画像形成装置本体2に装着された状態で、ベルトクリーニング部材16によって回収された廃トナーを収容する。
1.8 定着器9
定着器9は、トナー像が転写されたシートSを加熱および加圧して、シートSにトナー像を定着させるように構成される。定着器9を通過したシートSは、画像形成装置本体2の上面に排紙される。
2.廃トナー収容器8の詳細
次いで、図1、図3および図4Bを参照して廃トナー収容器8の詳細について説明する。
図3に示すように、廃トナー収容器8は、上記したベルトクリーニング部材16に加えて、筐体21と、案内パイプ22と、バネ23(図4A参照)と、シャッター24(図4A参照)と、スクリュー25と、搬送部材26と、検知部27とを備える。
2.1 筐体21
筐体21は、廃トナーを収容可能である。図1に示すように、筐体21は、廃トナー収容器8が画像形成装置本体2に装着された状態で、幅方向および移動方向に延びる。筐体21は、廃トナー収容器8が画像形成装置本体2に装着された状態で、移動方向において、第1端部E1と、第2端部E2とを有する。第2端部E2は、画像形成装置本体2に装着された状態で、第1端部E1に対して画像形成装置本体2の開口2Aの反対側に位置する。
なお、図3に示すように、以下の廃トナー収容器8の説明において、筐体21の第1端部E1と第2端部E2とを結ぶ方向を、第1方向と定義する。第1方向は、廃トナー収容器8が画像形成装置本体2に装着された状態で、移動方向と同じ方向である。また、スクリュー25の回転軸線が延びる方向を軸線方向と定義する。軸線方向は、廃トナー収容器8が画像形成装置本体2に装着された状態で、幅方向と同じ方向である。また、軸線方向および第1方向と交差する方向を第2方向(図4A参照)と定義する。第2方向は、廃トナー収容器8が画像形成装置本体2に装着された状態で、上下方向と同じ方向である。
筐体21は、開口30(図4A参照)と、第1収容部31と、第2収容部32と、第3収容部33と、ガイド壁34とを有する。
2.1.1 開口30
図4Aに示すように、開口30は、軸線方向において、筐体21の一方側の側面に位置する。開口30は、第1収容部31(図3参照)と通じる。
2.1.2 第1収容部31
図3に示すように、第1収容部31には、案内パイプ22からの廃トナーが、開口30(図4参照)を介して流入する。第1収容部31は、軸線方向において、案内パイプ22とガイド壁34との間に位置する。第1収容部31は、開口30を介して、案内パイプ22と通じる。
2.1.3 第2収容部32
第2収容部32には、第1収容部31内の廃トナーが流入する。第2収容部32は、第1方向において、第1収容部31と並ぶ。第2収容部32は、第1収容部31と通じる。第2収容部32は、軸線方向と交差する方向において、検知部27と間隔を空けて並ぶ。これにより、第2収容部32内の廃トナーによって検知部27の動きが変動することを防止できる。具体的には、第2収容部32は、第1方向において、検知部27と間隔を空けて並ぶ。
2.1.4 第3収容部33
第3収容部33には、第2収容部32内の廃トナーが流入する。第3収容部33は、第1方向において、第2収容部32と並ぶ。第3収容部33は、第2収容部32と通じる。第3収容部33は、軸線方向において、第1収容部31と間隔を空けて並ぶ。軸線方向において、第3収容部33と第1収容部31との間には、ガイド壁34が、位置する。第3収容部33は、複数の収容室33A、33B、33C、33D、33E、33F、33Gを有する。そのため、第2収容部32が満杯になる前に、廃トナーが第3収容部33に流入した場合に、すぐに第3収容部33が満杯になってしまうことを抑制できる。
複数の収容室33A、33B、33C、33D、33E、33F、33Gは、軸線方向に並ぶ。収容室33Aは、軸線方向において、収容室33Bとガイド壁34との間に位置する。収容室33Aには、第2収容部32内の廃トナーが流入する。収容室33Bは、軸線方向において、収容室33Cと収容室33Aとの間に位置する。収容室33Bには、収容室33A内の廃トナーが流入する。収容室33Cは、軸線方向において、収容室33Dと収容室33Bとの間に位置する。収容室33Cには、収容室33B内の廃トナーが流入する。収容室33Dは、軸線方向において、収容室33Eと収容室33Cとの間に位置する。収容室33Dには、収容室33C内の廃トナーが流入する。収容室33Eは、軸線方向において、収容室33Fと収容室33Dとの間に位置する。収容室33Eには、収容室33D内の廃トナーが流入する。収容室33Fは、軸線方向において、収容室33Gと収容室33Eとの間に位置する。収容室33Fには、収容室33E内の廃トナーが流入する。収容室33Gには、収容室33F内の廃トナーが流入する。
また、収容室33A、33B、33C、33D、33E、33Fは、軸線方向において、ガイド壁34と検知部27との間に位置する。すなわち、第3収容部33は、軸線方向において、ガイド壁34と検知部27との間に位置する。収容室33Gは、第1方向において、検知部27と第2収容部32との間に位置する。
2.1.5 ガイド壁34
ガイド壁34は、第1収容部31内の廃トナーが第3収容部33に流入することを防ぎ、第1収容部31内の廃トナーを第2収容部32に向かって案内する。ガイド壁34は、軸線方向において、第1収容部31と第3収容部33との間に位置する。すなわち、ガイド壁34は、スクリュー25が延びる方向において、第1収容部31と第3収容部33との間に位置する。ガイド壁34は、第1方向に延びる。
また、ガイド壁34は、軸線方向において、第3収容部33に対して検知部27の反対側に位置する。すなわち、ガイド壁34は、スクリュー25が延びる方向において、第3収容部33に対して検知部27の反対側に位置する。ガイド壁34は、軸線方向において、検知部27に対して、案内パイプ22の近くに位置する。そのため、軸線方向における第3収容部33の長さを確保できる。これにより、第2収容部32が満杯になる前に、廃トナーが第3収容部33に流入し、第3収容部33が満杯になってしまうことを抑制できる。
2.2 案内パイプ22
案内パイプ22は、廃トナーを筐体21内に案内する。詳しくは、案内パイプ22は、ドラムユニット4が内部位置に位置した状態で、廃トナー搬送管17からの廃トナーを筐体21内に案内する。図4Aに示すように、案内パイプ22は、第1パイプ22Aと、第2パイプ22Bと、バネ22Cとを備える。
第1パイプ22Aは、筐体21に接続される。第1パイプ22Aは、筐体21の一方側の側面に取り付けられる。これにより、案内パイプ22は、筐体21に接続される。第1パイプ22Aの内部空間は、筐体21の開口30を介して、第1収容部31に通じる。第1パイプ22Aは、円筒形状を有する。
第1パイプ22Aは、筐体21に対して回動可能である。これにより、案内パイプ22は、第1位置(図4A参照)と、第2位置(図4B参照)との間を、筐体21に対して回動可能である。第1パイプ22Aは、案内パイプ22が第1位置に位置する状態で、第1方向に延びる。すなわち、案内パイプ22は、第1位置に位置する状態で、第1方向に延びる。案内パイプ22が第1位置に位置するときの、第2方向における案内パイプ22の長さL1は、案内パイプ22が第2位置に位置するときの、第2方向における案内パイプ22の長さL2よりも短い。第1パイプ22Aの径は、第2方向における筐体21の長さよりも短い。そのため、案内パイプ22は、第1位置に位置する状態で、第2方向において筐体21よりも突出しない。また、第1パイプ22Aは、案内パイプ22が第2位置に位置する状態で、第2方向に延びる。すなわち、案内パイプ22は、第2位置に位置する状態で、第2方向に延びる。また、第1パイプ22Aが延びる方向における第1パイプ22Aの長さは、第2方向における筐体21の長さよりも長い。そのため、案内パイプ22は、第2位置に位置する状態で、第2方向において筐体21よりも突出する。
第2パイプ22Bは、第1パイプ22Aの径方向において、第1パイプ22A内に位置する。第2パイプ22Bは、第1パイプ22Aが延びる方向において、第1パイプ22Aから突出する。第2パイプ22Bは、円筒形状を有する。第1パイプ22Aおよび第2パイプ22Bが、内部空間に角を有さない円筒形状であることにより、第1パイプ22Aおよび第2パイプ22Bが、内部空間に角を有する多角形の筒形状である場合と比べて、廃トナーが詰まりにくい。また、第1パイプ22Aおよび第2パイプ22Bが円筒形状であることにより、バネ22Cとして、コイルばねを用い、第1パイプ22Aの周りに容易に配置することができる。第2パイプ22Bは、第1パイプ22Aが延びる方向において、第1パイプ22Aに対してスライド可能である。詳しくは、案内パイプ22は、第2パイプ22Bが第1パイプ22Aに対してスライドすることにより、案内パイプ22が延びる方向に伸縮可能である。なお、案内パイプ22が延びる方向は、第1パイプ22Aが延びる方向と同じ方向である。第2パイプ22Bは、受入口22Dを有する。すなわち、案内パイプ22は、受入口22Dを有する。
受入口22Dは、第1パイプ22Aが延びる方向において、第2パイプ22Bの端部に位置する。詳しくは、第2パイプ22Bは、第1パイプ22Aが延びる方向において、第1パイプ22A内に位置する一端と、第1パイプ22Aから突出する他端とを有する。受入口22Dは、第2パイプ22Bの他端に位置する。受入口22Dは、廃トナーを受け入れ可能である。受入口22Dは、廃トナー収容器8が画像形成装置本体2に装着され、ドラムユニット4が内部位置に位置する状態で、廃トナー搬送管17の排出口17A(図5参照)と通じる。
バネ22Cは、第2パイプ22Bを、第1パイプ22Aが延びる方向において、第1パイプ22Aから突出する方向に向かって押圧する。言い換えると、バネ22Cは、案内パイプ22を伸ばす方向に向かって、第2パイプ22Bを押圧する。つまり、バネ22Cは、廃トナー収容器8が画像形成装置本体に装着され、ドラムユニット4が内部位置に位置した状態で、第2パイプ22Bを、廃トナー搬送管17に向かって押圧する。これにより、ドラムユニット4を内部位置から外部位置に移動させるときに、第2パイプ22Bを廃トナー搬送管17の排出口17Aに押し付けるように、案内パイプ22を伸ばすことができ、廃トナーがこぼれることを抑制できる。バネ22Cは、コイルばねである。バネ22Cは、第1パイプ22Aの周りに位置する。バネ22Cは、第1パイプ22Aが延びる方向において、一端と他端とを有する。バネ22Cの一端は、第1パイプ22Aに接触する。バネ22Cの他端は、第2パイプ22Bに接触する。
2.3 バネ23
バネ23は、第2位置(図4B参照)に位置する案内パイプ22を第1位置(図4A参照)に向かって押圧する。バネ23は、例えば、トーションバネである。バネ23の一端は、筐体21に接触する。バネ23の一端は、筐体21に対して固定される。バネ23の他端は、第1パイプ22Aに接触する。バネ23の他端は、第1パイプ22Aに対して固定される。
案内パイプ22は、廃トナー収容器8が画像形成装置本体2から取り外されるときに、バネ23の押圧力により、第2位置から第1位置に回動する。
また、案内パイプ22は、廃トナー収容器8が画像形成装置本体2に装着されるときに、バネ23の押圧力に抗して、第1位置から第2位置に回動する。詳しくは、案内パイプ22は、廃トナー収容器8が画像形成装置本体2に装着された状態で、画像形成装置本体2内の溝41(図8参照)に嵌まる。すなわち、画像形成装置本体2は、廃トナー収容器8が装着されたときに第2位置に位置する案内パイプ22が嵌まる溝41を有する。案内パイプ22は、溝41に嵌まるときに、図9に示すように、溝41の縁Eに接触することにより、第1位置から第2位置に回動する。
2.4 シャッター24
図4Aに示すように、シャッター24は、筐体21の一方側の側面に位置する。シャッター24は、筐体21の開口30の縁に設けられる。シャッター24は、筐体21の一方側の側面から突出し、第1パイプ22Aの内部空間内に位置する。シャッター24は、第2方向に延びる。シャッター24は、案内パイプ22が第1位置に位置した状態で、第1方向において、受入口22Dと開口30との間に位置する。これにより、シャッター24は、案内パイプ22が第1位置に位置した状態で、案内パイプ22の内部空間を遮断する。また、シャッター24は、図4Bに示すように、案内パイプ22が第2位置に位置した状態で、第2方向において、受入口22Dと開口30との間に位置しない。これにより、シャッター24は、案内パイプ22が第2位置に位置した状態で、案内パイプ22の内部空間を遮断しない。なお、シャッター24は、案内パイプ22が第2位置に位置した状態で、第1パイプ22Aの内面に沿う。
2.5 スクリュー25
図3に示すように、スクリュー25は、第1収容部31および第3収容部33の内部に位置する。スクリュー25は、軸線方向に延びる。スクリュー25は、シャフト51と、第1フィン52と、第2フィン53と、第3フィン54とを有する。
シャフト51は、軸線方向に延びる。シャフト51は、第1収容部31および第3収容部33の内部に位置する。シャフト51は、円柱形状を有する。
第1フィン52は、案内パイプ22から流入した廃トナーを第1収容部31内に搬送する。すなわち、スクリュー25は、案内パイプ22に受け入れられた廃トナーを筐体21内に搬送する。第1フィン52は、案内パイプ22の第1パイプ22A(図4A参照)内、および、第1収容部31内に位置する。第1フィン52は、シャフト51の周りに設けられる。第1フィン52は、シャフト51の周面から突出する。第1フィン52は、シャフト51の周面に沿って延びる。第1フィン52は、螺旋形状を有する。
第2フィン53は、第2収容部32から第3収容部33に流入した廃トナーを検知部27に向かって搬送する。第2フィン53は、第3収容部33内に位置する。第2フィン53は、シャフト51の周りに設けられる。第2フィン53は、複数のフィン53A、53B、53C、53D、53E、53F、53Gを含む。複数のフィン53A、53B、53C、53D、53E、53F、53Gのそれぞれは、シャフト51の周面から突出し、シャフト51の周面に沿って延びる。複数のフィン53A、53B、53C、53D、53E、53F、53Gのそれぞれは、螺旋形状を有する。すなわち、第2フィン53は、螺旋形状を有する。フィン53Aは、収容室33A内に位置する。フィン53Aは、収容室33A内の廃トナーを収容室33Bに向かって搬送する。フィン53Bは、収容室33B内に位置する。フィン53Bは、収容室33B内の廃トナーを収容室33Cに向かって搬送する。フィン53Cは、収容室33C内に位置する。フィン53Cは、収容室33C内の廃トナーを収容室33Dに向かって搬送する。フィン53Dは、収容室33D内に位置する。フィン53Dは、収容室33D内の廃トナーを収容室33Eに向かって搬送する。フィン53Eは、収容室33E内に位置する。フィン53Eは、収容室33E内の廃トナーを収容室33Fに向かって搬送する。フィン53Fは、収容室33F内に位置する。フィン53Fは、収容室33F内の廃トナーを収容室33Gに向かって搬送する。フィン53Gは、収容室33G内に位置する。フィン53Gは、収容室33G内の廃トナーを収容室33Fから離れる方向に向かって搬送する。
第3フィン54は、軸線方向において、第1フィン52とガイド壁34との間に位置する。第3フィン54は、第1フィン52によって搬送された廃トナーがガイド壁34に向かって流れることを抑制する。第3フィン54は、第1フィン52が廃トナーを搬送する方向とは反対の方向に、廃トナーを搬送可能である。第3フィン54は、シャフト51の周面から突出する。第3フィン54は、シャフト51の周面に沿って延びる。第3フィン54は、螺旋形状を有する。
2.6搬送部材26
搬送部材26は、第2収容部32内に位置する。搬送部材26は、軸線方向に沿って延びる。搬送部材26は、スクリュー25によって筐体21内に搬送された廃トナーを、軸線方向と交差する方向に搬送する。具体的には、搬送部材26は、スクリュー25によって第1収容部31内に搬送され、第1収容部31から第2収容部32に流入した廃トナーを、第1方向においてスクリュー25から離れる方向に搬送する。搬送部材26は、スクリュー25に近づくときに、上側に移動した後、下側に移動し、下側に移動する途中で、スクリュー25から離れる。搬送部材26は、スクリュー25から離れるときに、第1収容部31から第2収容部32に流入した廃トナーを、第1方向においてスクリュー25から離れる方向へ搬送する。
2.7 検知部27
検知部27は、筐体21内の廃トナーが満杯であることを検知するために設けられる。詳しくは、画像形成装置本体2は、検知部27の動きを検知するセンサ60を備える。具体的には、センサ60は、検知部27に向かって光を出射する発光素子61と、検知部27を透過した光を受光する受光素子62とを有する。検知部27は、スクリュー25に連動するように構成される。検知部27は、スクリュー25に連動することにより、発光素子61から出射された光を周期的に遮る。ここで、検知部27の動きは、収容室33G内の廃トナーの量に応じて変動する。検知部27の動きが変動すると、検知部27が光を遮る周期が変動する。画像形成装置本体2は、受光素子62によって、検知部27が光を遮る周期の変動を検知し、筐体21内の廃トナーが満杯であるか否か、判断する。
3.画像形成装置本体2からの廃トナー収容器8の離脱
次いで、図2と、図5から図10とを参照して、画像形成装置本体2からの廃トナー収容器8の離脱について説明する。
廃トナー収容器8を画像形成装置本体2から取り外すには、作業者は、図2に示すように、ドラムユニット4を内部位置から外部位置に向かって移動させる。
このとき、ドラムユニット4は、廃トナー収容器8に対して、斜めに移動する。詳しくは、図5から図7に示すように、ドラムユニット4は、廃トナー収容器8から上方へ離れつつ、移動方向において画像形成装置本体2の開口2A(図2参照)に近づく。
すると、案内パイプ22の第2パイプ22Bは、ドラムユニット4が上方へ移動するに伴って、バネ22Cの押圧力により、第1パイプ22Aに対して上方へスライドする。すなわち、案内パイプ22は、ドラムユニット4が上方へ移動するに伴って、上方へ伸びる。これにより、案内パイプ22の第2パイプ22Bは、ドラムユニット4が上方へ移動する間、廃トナー搬送管17のシャッター17Bと、接触し続ける。
また、廃トナー搬送管17のシャッター17Bは、ドラムユニット4が移動方向において開口2Aに近づくにつれて、第2パイプ22Bと接触した状態で、図示しないバネの押圧力により、開位置から閉位置へ向かって移動する。これにより、ドラムユニット4が内部位置から外部位置に向かって移動するとき、シャッター17Bが閉位置に位置するまでの間、排出口17Aからの廃トナーは、第2パイプ22Bの受入口22Dに受け入れられるか、または、シャッター17Bによって受けられる。これにより、ドラムユニット4が内部位置から外部位置に向かって移動するときに、廃トナーがこぼれることを抑制できる。
次いで、作業者は、図8に示すように、ドラムユニット4が外部位置に位置した状態で、ドラムユニット4を画像形成装置本体2から取り外す。また、作業者は、ドラムユニット4を画像形成装置本体2から取り外した後、転写ユニット7を画像形成装置本体2から取り外す。
次いで、作業者は、図8から図10に示すように、廃トナー収容器8を画像形成装置本体2から取り外す。このとき、案内パイプ22は、溝41から外れるにつれて、バネ23(図4参照)の押圧力により、第2位置から第1位置へ移動する。
その後、作業者は、開口2Aを介して、廃トナー収容器8を画像形成装置本体2から引き出す。これにより、画像形成装置本体2からの廃トナー収容器8の離脱が完了する。
なお、廃トナー収容器8を画像形成装置本体2から引き出すとき、案内パイプ22が第1位置に位置しているので、案内パイプ22が第2位置に位置している場合と比べて、案内パイプ22の上下方向長さが短くなっている。そのため、作業者が廃トナー収容器8を画像形成装置本体2から引き出すときに、案内パイプ22が開口2Aの縁に当たることを抑制できる。
4.画像形成装置本体2に対する廃トナー収容器8の装着
画像形成装置本体2に対して廃トナー収容器8を装着するには、作業者は、図10に示すように、開口2Aを介して、廃トナー収容器8を画像形成装置本体2に挿入する。このとき、廃トナー収容器8の第2端部E2は、画像形成装置本体2の一部と接触することにより、画像形成装置本体2に対して位置決めされる。
次いで、作業者は、図9に示すように、廃トナー収容器8の第2端部E2を支点として、第1端部E1を下方へ押圧する。すると、廃トナー収容器8は、第1端部E1が下方へ向かうように回転し、案内パイプ22が溝41の縁Eに接触する。
作業者がさらに第1端部E1を下方へ押圧すると、案内パイプ22は、溝41の縁Eに接触した状態で、バネ23(図4A参照)の押圧力に抗して、第1位置から第2位置へ向かって移動する。
そして、画像形成装置本体2に対する廃トナー収容器8の装着が完了すると、案内パイプ22は、第2位置に位置する。
5.作用効果
廃トナー収容器8では、図3に示すように、案内パイプ22から流入した廃トナーを第1収容部31内に搬送する第1フィン52と、第2収容部32から第3収容部33に流入した廃トナーを検知部27に向かって搬送する第2フィン53とが、1つのシャフト51に設けられる。
そのため、第1フィン52が設けられるシャフトと、第2フィン53が設けられるシャフトとが独立している場合と比べて、部品点数の低減を図ることができる。
6.変形例
上記した実施形態では、案内パイプ22の第1パイプ22Aおよび第2パイプ22Bは、円筒形状であるが、案内パイプ22の形状は、廃トナーを筐体内に案内することができれば、特に限定されない。例えば、四角筒など、多角形の筒でもよい。また、受入口22Dは、漏斗状であってもよい。
1 画像形成装置
2 画像形成装置本体
5 露光装置
8 廃トナー収容器
11Y 感光ドラム
12Y 帯電器
13Y ドラムクリーニング部材
15 ベルト
16 ベルトクリーニング部材
21 筐体
22 案内パイプ
22A 第1パイプ
22B 第2パイプ
22D 受入口
23 バネ
24 シャッター
25 スクリュー
26 搬送部材
27 検知部
31 第1収容部
32 第2収容部
33 第3収容部
33A〜33G 収容室
34 ガイド壁
41 溝
51 シャフト
52 第1フィン
53 第2フィン
60 センサ
E 縁
E1 第1端部
E2 第2端部

Claims (14)

  1. 廃トナーを収容可能な筐体と、
    前記廃トナーを前記筐体内に案内するための案内パイプであって、前記廃トナーを受け入れ可能な受入口を有し、前記筐体に接続される案内パイプと、
    前記案内パイプに受け入れられた前記廃トナーを前記筐体内に搬送するためのスクリューと、
    前記筐体内の前記廃トナーが満杯であることを検知するための検知部と、
    を備え、
    前記筐体は、
    前記案内パイプからの前記廃トナーが流入する第1収容部と、
    前記第1収容部と通じ、前記第1収容部内の前記廃トナーが流入する第2収容部と、
    前記第2収容部と通じ、前記第2収容部内の前記廃トナーが流入する第3収容部と、
    前記第1収容部内の前記廃トナーが前記第3収容部に流入することを防ぎ、前記第1収容部内の前記廃トナーを前記第2収容部に向かって案内するガイド壁であって、前記スクリューが延びる方向において、前記第3収容部に対して前記検知部の反対側に位置し、かつ、前記第1収容部と前記第3収容部との間に位置するガイド壁と、
    を有し、
    前記スクリューは、
    シャフトと、
    前記案内パイプから流入した前記廃トナーを前記第1収容部内に搬送するための第1フィンであって、前記第1収容部内に位置し、前記シャフトの周りに設けられる螺旋形状の第1フィンと、
    前記第2収容部から前記第3収容部に流入した前記廃トナーを前記検知部に向かって搬送するための第2フィンであって、前記第3収容部内に位置し、前記シャフトの周りに設けられる螺旋形状の第2フィンと
    を有することを特徴とする、廃トナー収容器。
  2. 前記ガイド壁は、前記スクリューの回転軸線が延びる軸線方向において、前記検知部に対して、前記案内パイプの近くに位置することを特徴とする、請求項1に記載の廃トナー収容器。
  3. 前記第3収容部は、前記スクリューの回転軸線が延びる軸線方向において、前記ガイド壁と前記検知部との間に位置する複数の収容室を有することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の廃トナー収容器。
  4. 前記第2収容部は、前記スクリューの回転軸線が延びる軸線方向と交差する方向において、前記検知部と間隔を空けて並ぶことを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の廃トナー収容器。
  5. 画像形成装置本体に装着された状態で、感光ドラムに接触するベルトをクリーニングするためのベルトクリーニング部材を、さらに備えることを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の廃トナー収容器。
  6. 前記筐体は、第1端部と、画像形成装置本体に装着された状態で前記第1端部に対して前記画像形成装置本体の開口の反対側に位置する第2端部とを有し、
    前記案内パイプは、前記筐体の前記第1端部と前記第2端部とを結ぶ第1方向に延びる第1位置と、前記第1方向と交差する第2方向に延びる第2位置との間を、前記筐体に対して回動可能であり、
    前記案内パイプが前記第1位置に位置するときの、前記第2方向における前記案内パイプの長さは、前記案内パイプが前記第2位置に位置するときの、前記第2方向における前記案内パイプの長さよりも短いことを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の廃トナー収容器。
  7. 前記案内パイプが前記第1位置に位置した状態で、前記案内パイプの内部空間を遮断し、前記案内パイプが前記第2位置に位置した状態で、前記案内パイプの前記内部空間を遮断しないシャッターを、さらに有することを特徴とする、請求項6に記載の廃トナー収容器。
  8. 前記第2位置に位置する前記案内パイプを前記第1位置に向かって押圧するバネを、有することを特徴とする、請求項6または請求項7に記載の廃トナー収容器。
  9. 前記案内パイプは、前記案内パイプが延びる方向に伸縮可能であることを特徴とする、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の廃トナー収容器。
  10. 前記案内パイプは、
    前記筐体に接続される第1パイプと、
    前記受入口を有し、前記第1パイプが延びる方向において前記第1パイプに対してスライド可能な第2パイプと
    を備え、
    前記案内パイプは、前記第2パイプが前記第1パイプに対してスライドすることにより伸縮可能であることを特徴とする、請求項9に記載の廃トナー収容器。
  11. 前記第1パイプは、円筒形状を有し、
    前記第2パイプは、円筒形状を有し、前記第1パイプが延びる方向において、前記第1パイプ内に位置する一端と、前記受入口を有する他端とを有し、
    前記案内パイプは、前記第2パイプを、前記第1パイプが延びる方向において、前記第1パイプから突出する方向に向かって押圧するバネを、さらに備えることを特徴とする、請求項10に記載の廃トナー収容器。
  12. 前記スクリューの回転軸線が延びる軸線方向に沿って延び、前記スクリューによって前記筐体内に搬送された廃トナーを、前記軸線方向と交差する方向に搬送する搬送部材を、さらに備え、
    前記搬送部材は、前記スクリューに近づくときに、上側に移動した後、下側に移動し、下側に移動する途中で、前記スクリューから離れることを特徴とする、請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の廃トナー収容器。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の廃トナー収容器と、
    画像形成装置本体と、
    感光ドラムと、
    前記感光ドラムを帯電する帯電器と、
    前記感光ドラムを露光する露光装置と、
    前記感光ドラムに接触するベルトと、
    前記感光ドラムをクリーニングするためのドラムクリーニング部材と、
    前記ベルトをクリーニングするためのベルトクリーニング部材と
    を備え、
    前記廃トナー収容器は、前記画像形成装置本体に対して装着可能であり、前記画像形成装置本体に装着された状態で前記ドラムクリーニング部材によって回収された前記廃トナー、および、前記ベルトクリーニング部材によって回収された前記廃トナーを収容することを特徴とする、画像形成装置。
  14. 前記画像形成装置本体は、前記検知部の動きを検知するためのセンサを備えることを特徴とする、請求項13に記載の画像形成装置。
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