JP2019101339A - 廃トナー収容器および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1を参照して、画像形成装置1の概略について説明する。
画像形成装置本体2は、給紙部3と、ドラムユニット4と、露光装置5と、複数の現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kと、転写ユニット7と、廃トナー収容器8と、定着器9とを収容する。画像形成装置本体2は、開口2Aを有する。開口2Aは、ドラムユニット4が内部位置に位置する状態で、ドラムユニット4に対して、定着器9の反対側に位置する。内部位置については、後で説明する。また、画像形成装置本体2は、カバー2Bを備える。カバー2Bは、開口2Aを閉鎖する閉位置(図1参照)と、開口2Aを開放する開位置(図2参照)との間を移動可能である。
給紙部3は、シートSを収容する。給紙部3は、感光ドラム11Yに向かってシートSを供給するように構成される。シートSは、例えば、印刷用紙である。感光ドラム11Yについては、後で説明する。
ドラムユニット4は、カバー2Bが開位置に位置する状態で、開口2Aを介して、内部位置(図1参照)と外部位置(図2参照)との間を移動可能である。内部位置は、ドラムユニット4が画像形成装置本体2の内にあるときの、ドラムユニット4の位置である。外部位置は、ドラムユニット4が画像形成装置本体2の外にあるときの、ドラムユニット4の位置である。ドラムユニット4が内部位置と外部位置との間を移動する方向を、移動方向と定義する。ドラムユニット4は、複数の感光ドラム11Y、11M、11C、11Kと、複数の帯電器12Y、12M、12C、12Kと、複数のドラムクリーニング部材13Y、13M、13C、13Kと、廃トナー搬送管17とを備える。すなわち、画像形成装置1は、感光ドラム11Yと、帯電器12Yと、ドラムクリーニング部材13Yとを備える。
露光装置5は、複数の感光ドラム11Y、11M、11C、11Kを露光するように構成される。露光装置5は、ドラムユニット4が内部位置に位置する状態で、ドラムユニット4に対して上方に位置する。露光装置5は、具体的には、レーザースキャンユニットである。
複数の現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kのそれぞれは、ドラムユニット4が外部位置(図2参照)に位置しているときに、ドラムユニット4に装着可能である。複数の現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kは、ドラムユニット4に装着された状態で、移動方向において、互いに間隔を隔てて並ぶ。
転写ユニット7は、画像形成装置本体2に対して装着可能である。転写ユニット7は、画像形成装置本体2に対して装着された状態で、ドラムユニット4が内部位置に位置するときに、複数の感光ドラム11Y、11M、11C、11Kの下方に位置する。転写ユニット7は、ベルト15を備える。すなわち、画像形成装置1は、ベルト15を備える。ベルト15は、転写ユニット7が画像形成装置本体2に対して装着された状態で、ドラムユニット4が内部位置に位置するときに、複数の感光ドラム11Y、11M、11C、11Kに接触する。ベルト15は、給紙部3から供給されたシートSを定着器9に向かって搬送する。転写ユニット7は、ベルト15によって搬送されるシートSが複数の感光ドラム11Y、11M、11C、11Kのそれぞれと接触するときに、複数の感光ドラム11Y、11M、11C、11Kのそれぞれのトナー像をシートSに転写する。
廃トナー収容器8は、画像形成装置本体2に対して装着可能である。廃トナー収容器8は、画像形成装置本体2に装着された状態で、複数のドラムクリーニング部材13Y、13M、13C、13Kのそれぞれによって回収された廃トナーを収容する。廃トナー収容器8は、画像形成装置本体2に装着された状態で、ドラムユニット4が内部位置に位置するときに、廃トナー搬送管17と接続する。廃トナー収容器8は、複数のドラムクリーニング部材13Y、13M、13C、13Kのそれぞれによって回収され、廃トナー搬送管17によって搬送された廃トナーを収容する。
定着器9は、トナー像が転写されたシートSを加熱および加圧して、シートSにトナー像を定着させるように構成される。定着器9を通過したシートSは、画像形成装置本体2の上面に排紙される。
次いで、図1、図3および図4Bを参照して廃トナー収容器8の詳細について説明する。
筐体21は、廃トナーを収容可能である。図1に示すように、筐体21は、廃トナー収容器8が画像形成装置本体2に装着された状態で、幅方向および移動方向に延びる。筐体21は、廃トナー収容器8が画像形成装置本体2に装着された状態で、移動方向において、第1端部E1と、第2端部E2とを有する。第2端部E2は、画像形成装置本体2に装着された状態で、第1端部E1に対して画像形成装置本体2の開口2Aの反対側に位置する。
図4Aに示すように、開口30は、軸線方向において、筐体21の一方側の側面に位置する。開口30は、第1収容部31(図3参照)と通じる。
図3に示すように、第1収容部31には、案内パイプ22からの廃トナーが、開口30(図4参照)を介して流入する。第1収容部31は、軸線方向において、案内パイプ22とガイド壁34との間に位置する。第1収容部31は、開口30を介して、案内パイプ22と通じる。
第2収容部32には、第1収容部31内の廃トナーが流入する。第2収容部32は、第1方向において、第1収容部31と並ぶ。第2収容部32は、第1収容部31と通じる。第2収容部32は、軸線方向と交差する方向において、検知部27と間隔を空けて並ぶ。これにより、第2収容部32内の廃トナーによって検知部27の動きが変動することを防止できる。具体的には、第2収容部32は、第1方向において、検知部27と間隔を空けて並ぶ。
第3収容部33には、第2収容部32内の廃トナーが流入する。第3収容部33は、第1方向において、第2収容部32と並ぶ。第3収容部33は、第2収容部32と通じる。第3収容部33は、軸線方向において、第1収容部31と間隔を空けて並ぶ。軸線方向において、第3収容部33と第1収容部31との間には、ガイド壁34が、位置する。第3収容部33は、複数の収容室33A、33B、33C、33D、33E、33F、33Gを有する。そのため、第2収容部32が満杯になる前に、廃トナーが第3収容部33に流入した場合に、すぐに第3収容部33が満杯になってしまうことを抑制できる。
ガイド壁34は、第1収容部31内の廃トナーが第3収容部33に流入することを防ぎ、第1収容部31内の廃トナーを第2収容部32に向かって案内する。ガイド壁34は、軸線方向において、第1収容部31と第3収容部33との間に位置する。すなわち、ガイド壁34は、スクリュー25が延びる方向において、第1収容部31と第3収容部33との間に位置する。ガイド壁34は、第1方向に延びる。
案内パイプ22は、廃トナーを筐体21内に案内する。詳しくは、案内パイプ22は、ドラムユニット4が内部位置に位置した状態で、廃トナー搬送管17からの廃トナーを筐体21内に案内する。図4Aに示すように、案内パイプ22は、第1パイプ22Aと、第2パイプ22Bと、バネ22Cとを備える。
バネ23は、第2位置(図4B参照)に位置する案内パイプ22を第1位置(図4A参照)に向かって押圧する。バネ23は、例えば、トーションバネである。バネ23の一端は、筐体21に接触する。バネ23の一端は、筐体21に対して固定される。バネ23の他端は、第1パイプ22Aに接触する。バネ23の他端は、第1パイプ22Aに対して固定される。
図4Aに示すように、シャッター24は、筐体21の一方側の側面に位置する。シャッター24は、筐体21の開口30の縁に設けられる。シャッター24は、筐体21の一方側の側面から突出し、第1パイプ22Aの内部空間内に位置する。シャッター24は、第2方向に延びる。シャッター24は、案内パイプ22が第1位置に位置した状態で、第1方向において、受入口22Dと開口30との間に位置する。これにより、シャッター24は、案内パイプ22が第1位置に位置した状態で、案内パイプ22の内部空間を遮断する。また、シャッター24は、図4Bに示すように、案内パイプ22が第2位置に位置した状態で、第2方向において、受入口22Dと開口30との間に位置しない。これにより、シャッター24は、案内パイプ22が第2位置に位置した状態で、案内パイプ22の内部空間を遮断しない。なお、シャッター24は、案内パイプ22が第2位置に位置した状態で、第1パイプ22Aの内面に沿う。
図3に示すように、スクリュー25は、第1収容部31および第3収容部33の内部に位置する。スクリュー25は、軸線方向に延びる。スクリュー25は、シャフト51と、第1フィン52と、第2フィン53と、第3フィン54とを有する。
搬送部材26は、第2収容部32内に位置する。搬送部材26は、軸線方向に沿って延びる。搬送部材26は、スクリュー25によって筐体21内に搬送された廃トナーを、軸線方向と交差する方向に搬送する。具体的には、搬送部材26は、スクリュー25によって第1収容部31内に搬送され、第1収容部31から第2収容部32に流入した廃トナーを、第1方向においてスクリュー25から離れる方向に搬送する。搬送部材26は、スクリュー25に近づくときに、上側に移動した後、下側に移動し、下側に移動する途中で、スクリュー25から離れる。搬送部材26は、スクリュー25から離れるときに、第1収容部31から第2収容部32に流入した廃トナーを、第1方向においてスクリュー25から離れる方向へ搬送する。
検知部27は、筐体21内の廃トナーが満杯であることを検知するために設けられる。詳しくは、画像形成装置本体2は、検知部27の動きを検知するセンサ60を備える。具体的には、センサ60は、検知部27に向かって光を出射する発光素子61と、検知部27を透過した光を受光する受光素子62とを有する。検知部27は、スクリュー25に連動するように構成される。検知部27は、スクリュー25に連動することにより、発光素子61から出射された光を周期的に遮る。ここで、検知部27の動きは、収容室33G内の廃トナーの量に応じて変動する。検知部27の動きが変動すると、検知部27が光を遮る周期が変動する。画像形成装置本体2は、受光素子62によって、検知部27が光を遮る周期の変動を検知し、筐体21内の廃トナーが満杯であるか否か、判断する。
次いで、図2と、図5から図10とを参照して、画像形成装置本体2からの廃トナー収容器8の離脱について説明する。
画像形成装置本体2に対して廃トナー収容器8を装着するには、作業者は、図10に示すように、開口2Aを介して、廃トナー収容器8を画像形成装置本体2に挿入する。このとき、廃トナー収容器8の第2端部E2は、画像形成装置本体2の一部と接触することにより、画像形成装置本体2に対して位置決めされる。
廃トナー収容器8では、図3に示すように、案内パイプ22から流入した廃トナーを第1収容部31内に搬送する第1フィン52と、第2収容部32から第3収容部33に流入した廃トナーを検知部27に向かって搬送する第2フィン53とが、1つのシャフト51に設けられる。
上記した実施形態では、案内パイプ22の第1パイプ22Aおよび第2パイプ22Bは、円筒形状であるが、案内パイプ22の形状は、廃トナーを筐体内に案内することができれば、特に限定されない。例えば、四角筒など、多角形の筒でもよい。また、受入口22Dは、漏斗状であってもよい。
2 画像形成装置本体
5 露光装置
8 廃トナー収容器
11Y 感光ドラム
12Y 帯電器
13Y ドラムクリーニング部材
15 ベルト
16 ベルトクリーニング部材
21 筐体
22 案内パイプ
22A 第1パイプ
22B 第2パイプ
22D 受入口
23 バネ
24 シャッター
25 スクリュー
26 搬送部材
27 検知部
31 第1収容部
32 第2収容部
33 第3収容部
33A〜33G 収容室
34 ガイド壁
41 溝
51 シャフト
52 第1フィン
53 第2フィン
60 センサ
E 縁
E1 第1端部
E2 第2端部
Claims (14)
- 廃トナーを収容可能な筐体と、
前記廃トナーを前記筐体内に案内するための案内パイプであって、前記廃トナーを受け入れ可能な受入口を有し、前記筐体に接続される案内パイプと、
前記案内パイプに受け入れられた前記廃トナーを前記筐体内に搬送するためのスクリューと、
前記筐体内の前記廃トナーが満杯であることを検知するための検知部と、
を備え、
前記筐体は、
前記案内パイプからの前記廃トナーが流入する第1収容部と、
前記第1収容部と通じ、前記第1収容部内の前記廃トナーが流入する第2収容部と、
前記第2収容部と通じ、前記第2収容部内の前記廃トナーが流入する第3収容部と、
前記第1収容部内の前記廃トナーが前記第3収容部に流入することを防ぎ、前記第1収容部内の前記廃トナーを前記第2収容部に向かって案内するガイド壁であって、前記スクリューが延びる方向において、前記第3収容部に対して前記検知部の反対側に位置し、かつ、前記第1収容部と前記第3収容部との間に位置するガイド壁と、
を有し、
前記スクリューは、
シャフトと、
前記案内パイプから流入した前記廃トナーを前記第1収容部内に搬送するための第1フィンであって、前記第1収容部内に位置し、前記シャフトの周りに設けられる螺旋形状の第1フィンと、
前記第2収容部から前記第3収容部に流入した前記廃トナーを前記検知部に向かって搬送するための第2フィンであって、前記第3収容部内に位置し、前記シャフトの周りに設けられる螺旋形状の第2フィンと
を有することを特徴とする、廃トナー収容器。 - 前記ガイド壁は、前記スクリューの回転軸線が延びる軸線方向において、前記検知部に対して、前記案内パイプの近くに位置することを特徴とする、請求項1に記載の廃トナー収容器。
- 前記第3収容部は、前記スクリューの回転軸線が延びる軸線方向において、前記ガイド壁と前記検知部との間に位置する複数の収容室を有することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の廃トナー収容器。
- 前記第2収容部は、前記スクリューの回転軸線が延びる軸線方向と交差する方向において、前記検知部と間隔を空けて並ぶことを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の廃トナー収容器。
- 画像形成装置本体に装着された状態で、感光ドラムに接触するベルトをクリーニングするためのベルトクリーニング部材を、さらに備えることを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の廃トナー収容器。
- 前記筐体は、第1端部と、画像形成装置本体に装着された状態で前記第1端部に対して前記画像形成装置本体の開口の反対側に位置する第2端部とを有し、
前記案内パイプは、前記筐体の前記第1端部と前記第2端部とを結ぶ第1方向に延びる第1位置と、前記第1方向と交差する第2方向に延びる第2位置との間を、前記筐体に対して回動可能であり、
前記案内パイプが前記第1位置に位置するときの、前記第2方向における前記案内パイプの長さは、前記案内パイプが前記第2位置に位置するときの、前記第2方向における前記案内パイプの長さよりも短いことを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の廃トナー収容器。 - 前記案内パイプが前記第1位置に位置した状態で、前記案内パイプの内部空間を遮断し、前記案内パイプが前記第2位置に位置した状態で、前記案内パイプの前記内部空間を遮断しないシャッターを、さらに有することを特徴とする、請求項6に記載の廃トナー収容器。
- 前記第2位置に位置する前記案内パイプを前記第1位置に向かって押圧するバネを、有することを特徴とする、請求項6または請求項7に記載の廃トナー収容器。
- 前記案内パイプは、前記案内パイプが延びる方向に伸縮可能であることを特徴とする、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の廃トナー収容器。
- 前記案内パイプは、
前記筐体に接続される第1パイプと、
前記受入口を有し、前記第1パイプが延びる方向において前記第1パイプに対してスライド可能な第2パイプと
を備え、
前記案内パイプは、前記第2パイプが前記第1パイプに対してスライドすることにより伸縮可能であることを特徴とする、請求項9に記載の廃トナー収容器。 - 前記第1パイプは、円筒形状を有し、
前記第2パイプは、円筒形状を有し、前記第1パイプが延びる方向において、前記第1パイプ内に位置する一端と、前記受入口を有する他端とを有し、
前記案内パイプは、前記第2パイプを、前記第1パイプが延びる方向において、前記第1パイプから突出する方向に向かって押圧するバネを、さらに備えることを特徴とする、請求項10に記載の廃トナー収容器。 - 前記スクリューの回転軸線が延びる軸線方向に沿って延び、前記スクリューによって前記筐体内に搬送された廃トナーを、前記軸線方向と交差する方向に搬送する搬送部材を、さらに備え、
前記搬送部材は、前記スクリューに近づくときに、上側に移動した後、下側に移動し、下側に移動する途中で、前記スクリューから離れることを特徴とする、請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の廃トナー収容器。 - 請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の廃トナー収容器と、
画像形成装置本体と、
感光ドラムと、
前記感光ドラムを帯電する帯電器と、
前記感光ドラムを露光する露光装置と、
前記感光ドラムに接触するベルトと、
前記感光ドラムをクリーニングするためのドラムクリーニング部材と、
前記ベルトをクリーニングするためのベルトクリーニング部材と
を備え、
前記廃トナー収容器は、前記画像形成装置本体に対して装着可能であり、前記画像形成装置本体に装着された状態で前記ドラムクリーニング部材によって回収された前記廃トナー、および、前記ベルトクリーニング部材によって回収された前記廃トナーを収容することを特徴とする、画像形成装置。 - 前記画像形成装置本体は、前記検知部の動きを検知するためのセンサを備えることを特徴とする、請求項13に記載の画像形成装置。
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