JP2019101204A - 干渉フィルタモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】偏光依存性や偏波モード分散が少なく波長選択特性にも優れた干渉フィルタモジュールをより安価に提供する。【解決手段】光軸60上に対向配置された一対の光ファイバコリメータ(3a、3b)と偶数個の干渉フィルタ(5a、5b)と、筒状の本体部21と干渉フィルタを保持して本体部に装着されるフィルタ保持部(4a、4b)とを含む筐体2を備え、干渉フィルタは前端からk番目に配置された干渉フィルタと後端からk番目に配置された干渉フィルタからなる二つの干渉フィルタをk番目の組とし、k番目の組の二つの前記干渉フィルタは、前後両端からk番目にある二つのフィルタ保持部に収納され、前後両端からk番目にある二つのフィルタ保持部は、前後方向に直交する方向に回転軸(46a、46b)を有して筐体に装着された状態で回転可能に構成されているとともに、互いの前記回転軸が直交している干渉フィルタモジュール1としている。【選択図】図1

Description

本発明は対向する光ファイバコリメータ間に干渉フィルタを配置して所定の波長帯域の光を選択的に透過させる干渉フィルタモジュールに関する。
光学素子としての干渉フィルタはガラスなどの基板上に誘電体などからなる薄膜を積層した構造を有し、特定の波長帯域の光を透過し、他の帯域の光を反射する。そして干渉フィルタモジュールは、対向する1対の光ファイバコリメータ間に形成される光軸上に干渉フィルタを配置した構成を基本としている。一般に、干渉フィルタモジュールでは、中空筒状の筐体内に干渉フィルタが位置合わせされた状態で保持され、その筐体の両端のそれぞれに光ファイバコリメータが接続された構造を有している。このような干渉フィルタモジュールは、例えば、光通信網における光信号伝送路となる光ファイバの延長途上に介在し、劣化した信号波形を整形したりノイズ光を除去したりするために用いられる。
ところで一つの干渉フィルタをコリメータ間に配置した基本的な干渉フィルタモジュールでは目的とする帯域の波長をより効率的に透過させることができない。そこで複数の干渉フィルタを直列に配置して目的とする波長帯域の波長を選択的に透過させる特性(以下、波長選択特性とも言う)を向上させることがある。また干渉フィルタモジュ−ルでは干渉フィルタの光入射面を光軸に対して傾けている。それによって一方の光ファイバから干渉フィルタに一方向に向かう光が入射された際、一部の光が正反射してその光ファイバへ再入射してしまう所謂「戻り光」を防止している。しかし干渉フィルタの光入射面を光軸に対して傾けると、互いに直交する方向に振動するP波とS波の光強度に差が生じる。すなわち挿入損失に偏光依存性が生じる。またP波とS波の伝搬速度に差が生じる偏波モード分散が生じる。そして波長選択特性の向上を目的として干渉フィルタを二つ用いた干渉フィルタモジュールでは、偏光依存性や偏波モード分散による影響がより大きくなる。そこで以下の特許文献1には二つの干渉フィルタを光入射面が互いに直交するとともに、光軸に対して傾斜するように配置して、一つ目の干渉フィルタを透過した際のP波とS波の関係を二つ目の干渉フィルタによって入れ替えることで波長選択特性を向上させつつ偏光依存性と偏波モード分散を低減させた干渉フィルタモジュールについて記載されている。
特開平9−178970号公報
上記特許文献1に記載の干渉フィルタモジュールは、二つの干渉フィルタを直列に配置しつつ光軸に対する光入射面の傾き方向を二つの干渉フィルタ間で直交させている。そして一方の干渉フィルタは筐体の内部形状に基づいて光入射面が光軸に対して所定の傾き角(以下、光入射角とも言う)をなすように保持され、他方の干渉フィルタは、筐体に回動自在に装着された円筒状のホルダに支持されている。
ところで、干渉フィルタの波長選択特性は干渉膜の膜厚と光軸に対する光入射面の傾き角によって左右される。しかし上記特許文献1に記載の発明では、一方の干渉フィルタの光入射角が固定されているため、干渉フィルタの干渉膜に誤差があると目的とする波長選択特性が得られなくなる。言い換えれば干渉フィルタには極めて高精度な膜厚制御を要する。もちろん筐体側にも干渉フィルタを高い精度で所定の光入射角となるように保持する構造が必要となる。したがって従来の干渉フィルタモジュールには、干渉フィルタや筐体の製造コストが増加し、安価に提供することが難しくなるという問題がある。
そこで本発明は偏光依存性や偏波モード分散が少なく波長選択特性にも優れた干渉フィルタモジュールをより安価に提供することを目的としている。
上記目的を達成するための本発明は、前後方向を光軸方向として、筐体の前後両端に互いに対向しつつ光軸上に配置された第1および第2の光ファイバコリメータと、nを自然数として前記筐体内に光軸上に配置された2n個の干渉フィルタとを備えた干渉フィルタモジュールであって、
前記筐体は、筒状の本体部と、それぞれが一つの前記干渉フィルタを保持して前記本体部に装着される2n個のフィルタ保持部とを含んで構成され、
前記干渉フィルタは基板上に干渉膜が積層されてなり、
kをn以下の自然数として、前記筐体の前端から後端に向かってk番目に配置された干渉フィルタと前記筐体の後端から前端に向かってk番目に配置された干渉フィルタとからなる二つの干渉フィルタを前記2n個の干渉フィルタにおけるk番目の組とし、
前記k番目の組の二つの前記干渉フィルタは、前記筐体の前後両端からk番目にある二つのフィルタ保持部に収納され、
前記筐体の前後両端からk番目にある前記二つのフィルタ保持部は、前後方向に直交する方向に回転軸を有して前記筐体に回転可能に保持されているとともに、互いの前記回転軸が直交している。
前記k番目の組の二つの前記干渉フィルタは、それぞれの干渉膜の膜面が互いに対向している干渉フィルタモジュールとすることもできる。そして前記干渉フィルタを二つ備え、当該二つの干渉フィルタのそれぞれの前記膜面が、前後で対向する前記第1と第2の光ファイバコリメータ間に形成される光路上のビームウエスト位置に対して等距離となるように配置されている干渉フィルタモジュールとすれば好適である。さらに前記二つの干渉フィルタは、互いが接触しないようにそれぞれの膜面が前記ビームウエスト位置に最も近接するように配置されている干渉フィルタモジュールとすればより好ましい。
本発明の干渉フィルタモジュールは、偏光依存性や偏波モード分散が少なく波長選択特性に優れており、かつ安価に提供することができる。
本発明の第1の実施例に係る波長選択フィルタの構造を示す斜視図である。 上記第1の実施例に係る選択波長フィルタの内部構造を示す断面図である。 上記第1の実施例に係る選択波長フィルタの偏光依存性を示すグラフである。 上記第1の実施例に係る選択波長フィルタの偏波モード分散を示すグラフである。 光ファイバコリメータの光学特性を示す図である。 干渉フィルタにおける波長選択特性の発散角依存性を示すグラフである。 干渉フィルタモジュールにおいて、干渉フィルタの構造と光ファイバコリメータの光学特性とに起因する問題点を説明するための図である。 本発明の第2の実施例に係る干渉フィルタモジュールの概略構造を示す図である。 上記第2の実施例に係る干渉フィルタモジュールにおいて干渉フィルタの膜面の位置合わせ方法の例を示す断面図である。
本発明の実施例について、以下に添付図面を参照しつつ説明する。なお以下の説明に用いた図面において、同一または類似の部分に同一の符号を付して重複する説明を省略することがある。ある図面において符号を付した部分について、不要であれば他の図面ではその部分に符号を付さない場合もある。
===第1の実施例===
本発明の実施例に係る干渉フィルタモジュールは、対向する光ファイバコリメータ間に偶数個の干渉フィルタを光軸上に直列配置してなり、さらに各干渉フィルタの光入出射面の法線方向が光軸に対して傾いている。より具体的には光軸方向を前後方向とするとともに、nを自然数として2n個の干渉フィルタを備えるとして、最も前方の1番目の干渉フィルタから後方に向かってk(kは自然数、k≦n)番目の干渉フィルタと、最も後方の1番目の干渉フィルタから前方に向かってk番目の干渉フィルタを1組として、各組の干渉フィルタの光入射面は前後方向に直交し、かつ各干渉フィルタは互いに直交する軸のまわりに回転可能に保持されている。以下では、2個の干渉フィルタを備えるとともに、各実施例に共通の基本構成を備えた最も単純な干渉フィルタモジュールを第1の実施例として挙げる。
図1は第1の実施例に係る干渉フィルタモジュール1を示す図である。図1(A)はその分解斜視図であり、図1(B)は組み立てられた状態の干渉フィルタモジュール1を示す斜視図である。図1(A)に示したように、第1の実施例に係る干渉フィルタモジュール1は、筐体2と、二つの干渉フィルタ(5a、5b)と、二つの光ファイバコリメータ(3a、3b)とから構成されている。筐体2は円筒状の筐体本体部(以下、本体部21とも言う)と、その本体部21に装着される二つのフィルタ保持部(4a、4b)とから構成されている。そして円筒状の本体部21の両端(22a、22b)のそれぞれに光ファイバコリメータ(3a、3b)が互いに対向するように接続される。各フィルタ保持部(4a、4b)にはそれぞれ一つの干渉フィルタ(5a、5b)が保持される。ここで便宜的に円筒状の本体部21の円筒軸6方向を前後方向とする。そして前後方向に平行となるようにz軸を取ってxyz3次元直交座標系を設定するとともに、x軸方向を左右方向、y軸方向を上下方向とする。また図1(A)を右上前方から見たときの斜視図として、図中に示したように、左右、上下、および前後の各方向を規定することとする。
つぎに図1(A)を参照しつつ第1の実施例に係る干渉フィルタモジュール1の構成について具体的に説明する。まず二つのフィルタ保持部(4a、4b)のうち前方のフィルタ保持部4aは干渉フィルタ5aをy軸まわりに回転可能にしつつ本体部21に固定するための構成であり、後方のフィルタ保持部4bは干渉フィルタ5bをx軸まわりに回転可能にしつつ本体部21に固定するための構成である。また各フィルタ保持部(4a、4b)は、円筒状の胴部41の端面に当該胴部41よりも拡径された円板状の頭部44が形成された形状となっている。
円筒状の胴部41の側面には干渉フィルタ(5a、5b)を収納するために、当該胴部41の円筒軸(46a、46b)と直交する方向に貫通する孔(以下、フィルタ収納部42とも言う)が形成されている。この例では、直方体状、あるいは矩形平板状の干渉フィルタ(5a、5b)の形状に合わせてフィルタ収納部42の開口43は矩形状となっている。干渉フィルタ(5a、5b)は、自身の光入出射面(51、52)がこのフィルタ収納部42における矩形の開口43から露出するようにそのフィルタ収納部42に挿入される。
本体部21は中空円筒状で、前後の両端面(22a、22b)には円形断面を有して前後方向に貫通する孔(以下、横孔23とも言う)が円筒軸6に一致する方向に形成されている。そして本体部21の前後両端面(22a、22b)には光ファイバコリメータ(3a、3b)が互いの光軸60が同軸となるように溶接などの方法によって接続される。それによって横孔23内に光軸60に沿う光路が形成される。なお以下では本体部21の円筒軸6と光軸60とが同軸となっているものとして説明を続ける。
本体部21には上下方向、および左右方向を深さ方向として開口する二つの円形の孔(以下、縦孔(24a、24b)とも言う)が形成され、縦孔(24a、24b)の内面には先の前後方向の横孔23が開口している。なおここに示した例では、縦孔(24a、24b)は有底であるが、貫通孔であってもよい。そしてこれらの縦孔(24a、24b)にはフィルタ保持部(4a、4b)の胴部41が挿入される。それぞれのフィルタ保持部(4a、4b)の胴部41を縦孔(24a、24b)に挿入すると、胴部41の側面が縦孔(24a、24b)の内面に摺動可能に接触する。それによってフィルタ保持部(4a、4b)を軸(46a、46b)まわりに円滑に回転させることができる。またこの第1の実施例に係る干渉フィルタモジュール1では、縦孔(24a、24b)の形成位置を中心とした前後の領域25が切り欠かれており、この切り欠いた領域25には平坦面26が形成されている。平坦面26の法線方向はその平坦面26に開口する縦孔(24a、24b)の軸、すなわちフィルタ保持部(4a、4b)における胴部41の円筒軸(46a、46b)の方向に一致している。それによってフィルタ保持部(4a、4b)の胴部41が縦孔(24a、24b)に挿入されると、図1(B)に示したように、フィルタ保持部(4a、4b)の頭部44における胴部41側の面(以下、裏面)が本体部21の平坦面26に当接し、フィルタ保持部(4a、4b)が本体部21に対して隙間無く装着される。
なおフィルタ保持部(4a、4b)には、胴部41を回転させるための構造として、頭部44のおもて面側に溝45が形成されている。フィルタ保持部(4a、4b)が本体部21に装着された状態でマイナスドライバなどの工具をこの溝45に当て、その頭部44を胴部41の円筒軸(46a、46b)まわりに回転させると、胴部41に装着されている干渉フィルタ(5a、5b)の光入出射面(51、52)を光軸60に対して任意の角度で傾けることができる。なお干渉フィルタ(5a、5b)をそのような状態で固定する場合は、フィルタ保持部(4a、4b)の頭部44をレーザー溶接などの方法によって本体部21の平坦面26に固定すればよい。なお第1の実施例に係る干渉フィルタモジュール1において、干渉フィルタ(4a、4b)の光軸60に対する傾きを可変調整するための機構やフィルタ保持部(4a、4b)による干渉フィルタ(5a、5b)の保持構造は図1に示した構成や構造に限定されない。
図2は組み立てられた状態の第1の実施例に係る干渉フィルタモジュール1の内部構造を示す概略図である。図2(A)は光軸60を含むzx面を示す縦断面図であり、図2(B)は光軸60を含むyz面を示す縦断面図である。図2に示したように、光ファイバコリメータ(3a、3b)は、中空円筒状のスリーブ32内に光ファイバ(31a、31b)を保持したフェルール33とコリメートレンズ(34a、34b)とがこのスリーブ32と同軸に保持された構造を有し、光ファイバ(31a、31b)は筐体2側に開口端(35a、35b)を有している。ここで前方の光ファイバ31aを伝播してきた光信号が当該光ファイバ31aの開口端35aから後方に向かう光ビームとして出射し、その光ビームが後方の光ファイバ31bの開口端35bに入射するものとする。そして以下では、前方の光ファイバコリメータ3aと当該光ファイバコリメータ3aを構成する光ファイバ31aおよびコリメートレンズ34aを、それぞれ入力側コリメータ3a、入力側ファイバ31a、および入力側レンズ34aと称することとする。後方の光ファイバコリメータ3b、光ファイバ31bおよびコリメートレンズ34bについてはそれぞれ出力側コリメータ3b、出力側ファイバ31b、および出力側レンズ34bと称することとする。そして入出力側の光ファイバ(31a、31b)の開口端同士(35a―35b)を結ぶ直線を光軸60としている。
組み立てられた状態の第1の実施例に係る干渉フィルタモジュール1は、前後のフィルタ保持部(4a、4b)のぞれぞれのフィルタ収納部42の開口43と縦孔(24a、24b)内における横孔23の開口とを対面させることで、光軸60に沿って前方から後方に進行する光ビームが干渉フィルタ(5a、5b)を透過する。またフィルタ保持部(4a、4b)において縦孔(24a、24b)に挿入された胴部41を円筒軸(46a、46b)まわりに回転させると、干渉フィルタ(5a、5b)における光入出射面(51、52)が光軸60に対して傾斜する。なおここでは光入出射面(51、52)の法線53と光軸60とのなす角を入射角度(θ、θ)とする。
つぎに第1の実施例に係る干渉フィルタモジュール1の偏光依存性と偏波モード分散について調べた。図3および図4に当該偏光依存性および偏波モード分散をグラフにして示した。なお図3(A)と図4(A)は、干渉フィルタを一つ用いた干渉フィルタモジュール(以下、比較例ともいう)についての偏光依存性と偏波モード分散を示しており、これら比較例の特性を示すグラフでは、干渉フィルタの光入射面の法線方向と光軸との交差角度(以下、入射角度θとも言う)をパラメータとしている。また図3(B)と図4(B)は第1実施例の偏光依存性と偏波モード分散を示しており、これら第1実施例の偏光依存性と偏波モード分散の特性グラフでは、図2に示した入射角(θ、θ)をパラメータとしている。そして比較例および第1の実施例に係る干渉フィルタモジュール1に用いた干渉フィルタは、1.4mmの石英基板上に、干渉膜として33μmの厚さのSiOと19μmの厚さのTaを順次積層したものである。以下、図2〜図4に基づいて第1の実施例に係る干渉フィルタモジュール1における偏光依存性と偏波モード分散の特性について説明する。
図3(A)および図4(A)に示したように、比較例では入射角度θを2.5゜、2.7゜および3.0゜としたとき、θが大きいほど偏光依存性および偏波モードの特性が劣化していることが分かる。一方、第1の実施例に係る干渉フィルタモジュール1では、図3(B)および図4(B)に示したように後方の干渉フィルタ5bの入射角θを、比較例において偏光依存性および偏波モード分散の特性が大きく劣化したときの入射角θと同じ3.0゜に設定した場合でも、前方の干渉フィルタ5aの入射角θを3.0゜に近づけていくことで、比較例に対して偏波依存性と偏波モード分散の特性を向上させることができる。もちろん二つの干渉フィルタ(5a、5b)の入射角度(θ、θ)が同じ(θ=θ)であれば、より特性が向上することは自明である。なお図3(B)、図4(B)に示した第1の実施例に係る干渉フィルタモジュール1における特性のグラフでは、縦軸の正負の符号が比較例のものとは異なっている。これは前方から後方に向かって光ビームが順次前方と後方の干渉フィルタ(5a、5b)を透過する際に、前方の干渉フィルタ5aの入射角θに対して後方の干渉フィルタ5bの入射角θの方が大きいため(θ<θ)、P波とS波の波長ごとの光透過強度や遅延の大小が比較例に対して逆転しているためである。いずれにしても第1の実施例に係る干渉フィルタモジュール1では、二つの干渉フィルタ(5a、5b)の入射角(θ、θ)を自在に調整できるようになっていることから、筐体2側に一方の干渉フィルタ(5aまたは5b)を精度良く固定するための構造が不要となる。また図3(B)と図4(B)に示したように、双方の入射角度(θ、θ)が完全に一致していなくても優れた偏光依存性や偏波モード分散特性が得られることから、双方の干渉フィルタ(5b、5a)において干渉膜の厚さにバラツキがあった場合には、双方の入射角度(θ、θ)を任意に調整することで目的とする波長選択特性が得られる。
===第2の実施例===
第1実施例では、二つの干渉フィルタの入射角を任意に設定でき、干渉フィルタにおける干渉膜の厚さを厳密に制御したり、極めて高い加工精度で筐体を製造したりする必要が無い。そのため優れた偏光依存特性と偏波モード分散特性を備えた干渉フィルタモジュールを安価に提供することができる。しかし複数の干渉フィルタを用いることの本来の目的は、波長選択特性の向上にある。したがって干渉フィルタモジュールには、この本来の目的をより高次元で達成させることも必要となる。しかしながら第1実施例を含む複数の干渉フィルタを用いた干渉フィルタモジュールでは、光ファイバコリメータによる光学特性と干渉フィルタの構造に起因してより高い波長選択特性を得ることが難しくなるという問題があることが判明した。
まず光ファイバコリメータの光学特性に起因する波長選択特性の限界について説明する。図5は光ファイバコリメータの光学特性を示す図であり、図6はその光ファイバコリメータの光学特性と干渉フィルタの波長選択特性との関係を示すグラフである。図5に示したように入力側ファイバ31aの開口端35aから出射した光ビームB1は所定の開口角φで後方に向かって出射し、入力側レンズ34aにより平行光B2に整形されて後方に向かう。平行光B2のビームスポット径は、入力側レンズ34aの主面位置P1における最大径ωから徐々に縮径してビームウエスト位置BWにて最小値ωとなり、その後は徐々に拡径して出力側コリメータ3bに至る。そして出力側レンズ34bに入射された平行光B2は収束光B3として出力側ファイバ31bの開口端35bに結合する。
ところで第1実施例では、二つの干渉フィルタがこのビームスポット径が徐々に変化する平行光B2の光路上のいずれかの前後位置に配置される。そのためそれぞれの干渉フィルタは自身が配置される前後位置によって入射光の発散角が異なることになる。例えば、図5において、コリメートレンズ(34a、34b)の焦点距離fが1.8mmで、入出力側それぞれの光ファイバコリメータ(31a、31b)におけるコリメートレンズ(34a、34b)の主面間(P1−P2)が距離L=30mmとなる光学系では、ビームウエスト位置BWから前後に5mm離れた位置での発散角は0.015゜であり、10mm離れた位置では発散角が0.03゜となる。このように干渉フィルタを前後に5mmずらすだけで発散角が2倍になる。
図6は一つの干渉フィルタについて、発散角をパラメータとしたときの波長選択特性を示している。この図6に示したように、干渉フィルタは発散角が大きくなるほど波長選択特性が劣化することがわかる。この発散角と波長選択特性との関係は干渉フィルタの構造によって顕在化する。具体的には、干渉フィルタは、より優れた波長選択特性を得るために発散角が理論上0゜となるビームウエスト位置の近傍に配置することが望ましい。しかし干渉フィルタは基板上に干渉膜を積層した構造であり、干渉膜に対して基板の厚さがかなり厚い。第1実施例では1.4mmの厚さの基板に対して干渉膜の厚さは52μmであった。そして基板は波長選択特性には全く関与しない。図7にこのような干渉フィルタの構造と光ファイバコリメータの光学特性とに起因する波長選択特性の劣化メカニズムを示した。ここでは第1の実施例に係る干渉フィルタモジュール1のyz面に対応する縦断面を簡略化して示した。また二つの干渉フィルタ(5a、5b)の基板(54a、54b)と干渉膜(55a、55b)とからなる積層構造を誇張して示した。この図7に示したように、二つの干渉フィルタ(5a、5b)を前後に直列配置したとき、例えば前方の干渉フィルタ5aについては干渉膜55aの位置(以下、膜位置Paとも言う)を発散角が小さなビームウエスト位置BWにほぼ一致させることができるものの、後方の干渉フィルタ5bについては、膜位置Pbが前方の干渉フィルタ5aの基板54aの厚さだけ隔てた位置よりも後方になり、発散角が大きな位置で光ビームB2を入射させることになる。すなわち基板(54a、54b)の厚さに起因して波長選択特性が劣化することになる。確かに基板を薄くすることも考えられるが、薄い基板を製造するには高度な技術が必要であり、干渉フィルタの製造コストが増加する。さらに基板の強度を確保するためにはある程度の厚さが必要であることから、現実的には第1実施例と同様に1mm程度の厚さが必要である。そしてフィルタ保持部の大きさも考慮すれば、少なくとも一方の干渉フィルタについては発散角がさらに大きくなる。
そこで第2の実施例として、基板を薄くしなくても発散角に起因する波長選択特性の劣化を抑えることができる干渉フィルタモジュールを挙げる。図8は第2の実施例に係る干渉フィルタモジュール100の概略図である。ここでもyz面に対応する縦断面を筐体などを含まない簡略化した図によって示した。図8に示したように第2の実施例に係る干渉フィルタモジュール100では、前後で直列配置される二つの干渉フィルタ(5a、5b)のうち、前方の干渉フィルタ5aについては干渉膜55aを後方に向け、後方の干渉フィルタ5bについては干渉膜55bを前方に向ける。すなわち互いの干渉膜(55a、55b)が対面するように二つの干渉フィルタ(5a、5b)を配置している。それによって二つの干渉フィルタ(5a、5b)のそれぞれの膜位置(Pa、Pb)を極めて近接させることができ、ほぼ同じ発散角で光ビームを入射させることができる。
なお第2の実施例に係る干渉フィルタモジュール100は、ビームウエスト位置BWに対して前後に等距離となる位置にそれぞれの干渉フィルタ(5a、5b)を配置すれば発散角が確実に同じになり、波長選択特性を対称にすることができる。すなわち確実に目的とする帯域の波長を極めて精度良く透過させることができ、好適である。さらに二つの干渉フィルタ(5a、5b)の膜位置(P1、P2)をビームウエスト位置BWに可能な限り近づけるようにすれば、波長選択特性に影響する発散角を最小限にすることができ、さらに好ましい。具体的にはビームウエスト位置BWを中心にして前後等距離に二つの干渉フィルタ(5a、5b)の干渉膜(55a、55b)を向かい合わせにしつつ、所定の入射角度(θ、θ)で保持したとき、互いの干渉膜(55a、55b)の膜面が接触しないように近接させればよい。
ところで干渉膜(55a、55b)は極めて薄いため、膜位置(Pa、Pb)は実質的に膜面57の位置となるが、第1の実施例に係る干渉フィルタモジュール1では、二つの干渉フィルタ(5a、5b)の干渉膜(55a、55b)をビームウエスト位置BWから同じ距離に配置しようとすると、筐体2の本体部21におけるフィルタ保持部(4a、4b)の装着位置やフィルタ保持部(4a、4b)に対する干渉フィルタ(5a、5b)の相対位置を基板(54a、54b)の厚さを考慮して設定する必要がある。しかも干渉フィルタ(5a、5b)の基板(54a、54b)は研磨などの後工程によって厚さが変わる可能性もあり、二つの干渉フィルタ(5a、5b)の相対的な配置を精度良く調整することが難しかった。一方第2の実施例に係る干渉フィルタモジュール100では、二つの干渉フィルタ(5a、5b)の膜面57同士を対面させているため、基板(54a、54b)の厚さを考慮せずに二つの干渉フィルタ(5a、5b)を配置することができる。
なお図1に示した第1の実施例に係る干渉フィルタモジュール1のように筒状のフィルタ保持部(4a、4b)の胴部41に干渉フィルタ(5a、5b)を収納する場合、フィルタ保持部(4a、4b)に対しても膜面57の相対位置を調整することになる。図9にフィルタ保持部(4a、4b)に対する膜面57の相対位置の調整方法や調整構造を示した。例えば、図9(A)はフィルタ保持部(4a、4b)を回転軸(46a、46b)に直交する面で切断したときの横断面図であり、この図に示したようにフィルタ収納部42における開口43の端面47に膜面57を一致させればよい。また図9(B)はフィルタ保持部(4a、4b)を回転軸(46a、46b)を含みつつフィルタ収納部42の開口43を2等分するように切断したときの縦断面図であり、この図に示したように、フィルタ収納部42を有底にしてその底部48に光路を通すための孔49を形成しておけばよい。そして膜面をこの底部48の内面50に当接させれば干渉フィルタ(5a、5b)の膜面57がフィルタ収納部42に対して所定の相対位置関係で配置される。いずれにしても薄い干渉膜(55a、55b)に対する基板(54a、54b)の厚さを考慮すれば、膜面同士(57−57)を対面させることが選択波長の発散角依存性を小さくすることができる最も有効な方策である。
===その他の実施例===
上記第1実施例では二つの干渉フィルタを用いていたが、上述したように、偶数であれば複数個の干渉フィルタを用い、前方および後方から数えて同じ順番の干渉フィルタについては、前後方向に直交しかつ互いに直交する二つの軸の一方と他方の軸のまわりに回転可能に保持されていればよい。もちろん互いに直交する軸はx軸とy軸でなくてもよく、前方および後方から数えて互いに異なる順番にある1対の干渉フィルタについてはその回転軸の方向が異なっていてもよい。例えば、4個の干渉フィルタを備えた干渉フィルタモジュールであれば、前端側と後端側の二つの干渉フィルタがx軸とy軸のまわりに回転可能に保持されていたとしたら、内側にある二つの干渉フィルタについてはz軸に直交しつつ互いに直交する二つの軸のまわりに回転可能で保持できれば、その回転軸の方向はx軸やy軸の方向になくてもよい。
1,100 干渉フィルタモジュール、2 筐体、3a,3b 光ファイバコリメータ、
4a,4b フィルタ保持部、5a,5b 干渉フィルタ、21 筐体の本体部、
23 縦孔、31a,31b 光ファイバ、34a,34b コリメートレンズ、
41 フィルタ保持部の胴部、42 フィルタ収納部、
46a,46b フィルタ保持部の回転軸、51,52 干渉フィルタの光入出射面、54a,54b 干渉フィルタの基板、55a,55b 干渉膜、60 光軸

Claims (4)

  1. 前後方向を光軸方向として、筐体の前後両端に互いに対向しつつ光軸上に配置された第1および第2の光ファイバコリメータと、nを自然数として前記筐体内に光軸上に配置された2n個の干渉フィルタとを備えた干渉フィルタモジュールであって、
    前記筐体は、筒状の本体部と、それぞれが一つの前記干渉フィルタを保持して前記本体部に装着される2n個のフィルタ保持部とを含んで構成され、
    前記干渉フィルタは基板上に干渉膜が積層されてなり、
    kをn以下の自然数として、前記筐体の前端から後端に向かってk番目に配置された干渉フィルタと前記筐体の後端から前端に向かってk番目に配置された干渉フィルタとからなる二つの干渉フィルタを前記2n個の干渉フィルタにおけるk番目の組とし、
    前記k番目の組の二つの前記干渉フィルタは、前記筐体の前後両端からk番目にある二つのフィルタ保持部に収納され、
    前記筐体の前後両端からk番目にある前記二つのフィルタ保持部は、前後方向に直交する方向に回転軸を有して前記筐体に回転可能に保持されているとともに、互いの前記回転軸が直交している、
    ことを特徴とする干渉フィルタモジュール
  2. 請求項1において、前記k番目の組の二つの前記干渉フィルタは、それぞれの干渉膜の膜面が互いに対向していることを特徴とする干渉フィルタモジュール。
  3. 請求項2において、前記干渉フィルタを二つ備え、当該二つの干渉フィルタのそれぞれの前記膜面が、前後で対向する前記第1と第2の光ファイバコリメータ間に形成される光路上のビームウエスト位置に対して等距離となるように配置されていることを特徴とする干渉フィルタモジュール。
  4. 請求項3において、前記二つの干渉フィルタは、互いが接触しないようにそれぞれの膜面が前記ビームウエスト位置に最も近接するように配置されていることを特徴とする干渉フィルタモジュール。
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