JP2019100874A - 形状測定装置 - Google Patents

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敦 島岡
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Abstract

【課題】所望の分解能を簡単に実現できる接触式の形状測定装置を提供する。【解決手段】形状測定装置1は、ベース10と、ベース10に対して揺動可能なアーム30と、ベース10とアーム30とを連結し、ベース10とアーム30との間に弾性変形可能な変形領域を有する連結部材20と、変形領域に設置された歪み検出素子61と、を備える。形状測定装置1では、アーム30にスタイラス50を取り付け、このスタイラス50をワークWの表面に対して摺動させることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、ワークの表面形状を測定する形状測定装置に関する。
ワークの表面形状を測定するために、スタイラスをワーク表面に対して摺動させ、ワーク表面の変位を検出する接触式の形状測定装置が存在する。
例えば、特許文献1には、支点を中心として回転自在なアームと、アームの一端部に取り付けられたスタイラスと、アームの他端部の変位を検出する検出器とを有する形状測定装置が開示されている。この形状測定装置では、スタイラスがワークの表面に沿って変位するとき、アームが支点を中心として梃子式に回転し、アームの他端部が変位する。よって、測定器に検出されたアームの他端部の変位に基づいて、スタイラスの変位を検出し、これによりワークの表面形状を測定することができる。
特開2014−167435号公報
前述した特許文献1など、アームが梃子式に回転する従来の形状測定装置では、アームの他端部の変位を検出する検出器として、差動トランス方式が多く用いられる。この差動トランス方式では、スタイラスが変位するとき、アームの他端部に取り付けられた可動コアが、互いに連結された2つのコイルに対して移動する。このときのコイルの差動電圧を検出することによって、スタイラスの変位量を求めることができる。
しかし、このような差動トランス方式の検出器では、構成部品の僅かな配置ずれによって、検出感度が著しく変化する。このため、構成部品の位置決めが困難であり、所望の分解能や測定レンジを有する形状測定装置を構成するためには、多くの設計ノウハウが必要になる。
本発明の目的は、所望の分解能および測定レンジを簡単に実現可能である接触式の形状測定装置を提供することにある。
本発明の形状測定装置は、ベースと、前記ベースに対して揺動可能なアームと、前記ベースと前記アームとを連結しかつ前記ベースと前記アームとの間に弾性変形可能な変形領域を有する連結部材と、前記変形領域に設置された歪み検出素子と、を備えることを特徴とする。
このような構成では、アームに取り付けられたスタイラスをワーク表面に対して摺動させることができる。スタイラスがワーク表面に沿って変位するとき、アームが揺動し、連結部材には揺動するアームからの応力が加わり、連結部材の変形領域が弾性変形する。この変形領域の変形量は、スタイラスの変位量に対応している。
よって、本発明の形状測定装置では、歪み検出素子に検出される変形領域の変形量に基づいて、スタイラスの変位量を検出することができ、これによりワークの表面形状を測定することができる。
ここで、連結部材の変形領域の変形量は、ベースとアームとの連結方向における変形領域内の位置によって異なる。具体的には、連結部材の変形領域では、ベースとアームとの連結方向においてベースにより近い側に、より大きな応力が加わる。よって、変形領域は、ベースに近い部位であるほど大きく変形し、アームに近い部位であるほど小さく変形する。このため、変形領域内の歪み検出素子の配置は、スタイラスの変位の検出感度に影響を与える。
例えば、歪み検出素子が変形領域内のベースに近い部位に設置されている場合、スタイラスの僅かな変位であっても連結部材の変形として検出できるため、スタイラスの変位の検出感度が高くなる。よって、本発明の形状測定装置に高い分解能が実現される。
一方、歪み検出素子が変形領域内のアームに近い部位に設置されている場合、スタイラスの僅かな変位では連結部材の変形として検出し難いため、スタイラスの変位の検出感度が抑えられる。よって、本発明の形状測定装置は、スタイラスの変位について長ストローク検出が可能になり、測定レンジが広くなる。
したがって、本発明の形状測定装置の製造時や調整時等、連結部材の変形領域内における歪み検出素子の設置位置を調整することにより、所望の分解能および測定レンジを簡単に実現することができる。
本発明の形状測定装置において、前記連結部材は弾性材料から形成されており、前記ベースと前記アームとの間の距離を調整する距離調整機構をさらに備えることが好ましい。
このような構成では、連結部材が弾性材料から形成されているため、連結部材のうち、ベースとアームとの間に配置される部位が変形領域となり得る。そこで、距離調整機構を用いてベースとアームとの間の距離を調整することにより、ベースとアームとの連結方向における変形領域の長さが増減され、スタイラスの変位量に対する変形領域の変形量が変更される。よって、スタイラスの変位の検出感度を容易に調整することができる。
本発明の形状測定装置は、前記ベースと前記アームとの連結方向において前記変形領域内の前記歪み検出素子の位置を調整する配置調整機構をさらに備えてもよい。
この配置調整機構によれば、変形領域内の歪み検出素子の位置をベース側寄りに、または、アーム側寄りに調整することができる。よって、スタイラスの変位の検出感度を容易に調整することができる。
本発明の形状測定装置において、前記連結部材は弾性材料から形成されており、前記ベースと前記アームとの間の一部において、前記連結部材の弾性変形を制限する拘束部材をさらに備えることが好ましい。
このような構成では、連結部材が弾性材料から形成されているため、連結部材のうち、ベースとアームとの間に配置される部位が変形領域となり得る。一方、拘束部材によって変形を制限された部位は変形領域から除かれる。
よって、拘束部材を連結部材に取り付けることにより、連結部材の一部の変形が制限され、ベースとアームとの連結方向における変形領域の長さを短くすることができる。これにより、スタイラスの変位量に対する変形領域の変形量が増大され、スタイラスの変位の検出感度を容易に高めることができる。
このような拘束部材は、ベースとアームとの連結方向において、連結部材の弾性変形を制限する範囲を調整可能に構成されていてもよい。例えば、ベースとアームとの連結方向における長さが様々である複数の拘束部材を準備しておき、適当な拘束部材を選択して用いてもよい。または、拘束部材をースとアームとの連結方向に移動させてもよい。
本発明の形状測定装置において、前記連結部材は、中間部が前記変形領域とされた1枚以上の板ばねであることが好ましい。
このような構成によれば、連結部材の構成が簡易であるため、歪み検出素子の設置が容易になる。また、連結部材は、少なくとも1枚の板ばねによって構成可能であるが、板ばねの数を調整することで、連結部材を曲げるために要する力を変更することができる。
本発明の形状測定装置において、前記連結部材は、交差配置された一対以上の前記板ばねを含むことが好ましい。
このような構成では、板ばねのねじれ等が防止されるため、歪み検出素子は、板ばねの変形量をより高精度に検出することができる。
本発明の形状測定装置において、前記歪み検出素子は、前記板ばねの一対の面にそれぞれ設置された圧電素子であり、当該板ばねを挟む一対以上の対を構成していることが好ましい。
このような構成によれば、対を構成する圧電素子は、板ばねを介して接合されたバイモルフ型の歪み検出素子を構成するため、板ばねの変形量をより高精度に検出することができる。
本発明の形状測定装置は、前記変形領域に設置され、かつ、前記連結部材を変形駆動する駆動部をさらに備えることが好ましい。
このような構成では、駆動部が連結部材を変形駆動することにより、ワークに接触した状態のスタイラスをワークから退避させることができる。また、駆動部が連結部材を変形駆動することにより、スタイラスがワークに接触する時の測定力をコントロールすることができる。例えば、ワークが柔素材である場合や高精度な測定を行う場合、駆動部は測定力が低くなるように連結部材を変形駆動することが好ましい。一方、測定に高い応答性が求められる場合、駆動部は測定力が高くなるように連結部材を変形駆動することが好ましい。なお、このような駆動部としては、例えば圧電素子を利用することができる。
本発明によれば、所望の分解能および測定レンジを簡単に実現できる接触式の形状測定装置を提供できる。
本発明の第1実施形態の形状測定装置を示す模式図。 図1の形状測定装置をS1方向から見た模式図。 図2のS2線による矢視断面図であって、第1実施形態の要部を示す模式図。 本発明の第2実施形態の形状測定装置を示す模式図。 本発明の第3実施形態の形状測定装置を示す模式図。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図1から図3には、本発明の第1実施形態が示されている。
形状測定装置1は、ワークWに対して摺動可能なスタイラス50を用いて、ワークWの表面形状を測定するものである。
例えば、形状測定装置1は、XY平面(水平面)に平行に配置されたワークWの表面にスタイラス50を接触させた後、スタイラス50をワークWに対してXY平面に平行な方向に相対移動させる測定動作を行う。そして、この測定動作の間のスタイラス50のZ方向(鉛直方向)の変位を検出することにより、ワークWの表面形状を測定する。
形状測定装置1の全体的な構成について、図1および図2を参照して説明する。
形状測定装置1は、ベース10、連結部材20、アーム30、スタイラス50、および、歪み検出部60を備えている。また、形状測定装置1には、形状測定装置1の動作を制御可能な制御装置70が接続されている。
ベース10は、例えば、ワークWの載置台に隣接して設置された送り機構(図示省略)などに固定され、第1ベース部11、第2ベース部12、および、Z軸調整機構13を有する。
第1ベース部11は、YZ平面に平行かつスタイラス50側に面した縦支持面110を有する。縦支持面110には、後述する板ばね21の一端部211が、ねじ等の固定部材41によって固定されている。
第2ベース部12は、Z軸調整機構13を介して、第1ベース部11に連結されている。また、第2ベース部12は、第1ベース部11の縦支持面110よりも下側に、XY平面に平行かつ下側に面した横支持面120を有する。横支持面120には、後述する板ばね22の一端部221が、ねじ等の固定部材42によって固定されている。
Z軸調整機構13は、第1ベース部11に対する第2ベース部12のZ方向の配置を調整可能な機構である。Z軸調整機構13は、特に限定されないが、例えばガイドレール等を利用して構成可能である。なお、形状測定装置1の測定動作時には、Z軸調整機構13は、第1ベース部11に対する第2ベース部12の配置を固定可能である。
連結部材20は、いわゆる十字板ばねを構成するように交差配置された一対以上(本実施形態では二対)の板ばね21,22を有しており、ベース10とアーム30とを連結している。板ばね21,22は、弾性材料から形成されており、アーム30を揺動可能に支持する、いわゆる弾性ヒンジとして機能する。
板ばね21は、Z方向に沿って配置されており、YZ平面に略平行である湾曲可能な一対の面213,214を有している。また、板ばね21は、第1ベース部11と後述する第1アーム部31とを、Z方向に連結している。
一方、板ばね22は、X方向に沿って配置されており、XY平面に略平行である湾曲可能な一対の面223,224を有している。また、板ばね22は、第2ベース部12と後述する第2アーム部32とを、X方向に連結している。
本実施形態では、二対の板ばね21,22のうち、Y方向に沿って、板ばね22が内側に、板ばね21が外側に配置されている(図2参照)。
アーム30は、連結部材20に支持されており、Z方向に揺動自在である(図1中の矢印A参照)。また、アーム30は、第1アーム部31および第2アーム部32を含むブロック体33、および、棒状部34を有する。
第1アーム部31は、YZ平面に平行かつスタイラス50側とは反対側に面した縦支持面310を有するブロック状に構成されている。縦支持面310には、板ばね21の他端部212が、ねじ等の固定部材43によって固定されている。
第2アーム部32は、第1アーム部31の上側に突出するブロック状に構成されている。また、第2アーム部32は、第1アーム部31の縦支持面310よりも上側に、XY平面に平行かつ上側に面した横支持面320を有する。横支持面320には、板ばね22の他端部222が、ねじ等の固定部材44によって固定されている。
第1アーム部31および第2アーム部32を含むブロック体33は、一体形成されていてもよい。
棒状部34は、その一端部341が第1アーム部31に接続されており、第1アーム部31からX方向に延びている。棒状部34の他端部342にはスタイラス50が取り付けられている。
スタイラス50は、棒状部34の他端部342に取り付けられており、この他端部342からZ方向下向きに延びている。また、スタイラス50は、アーム30を介して連結部材20に支持されており、Z方向に揺動自在である。
歪み検出部60は、各板ばね21に設けられた歪み検出素子61を有する。歪み検出素子61は、例えば歪みゲージまたは圧電素子などであり、板ばね21の一方の面214における後述の変形領域R13(図3参照)に、接着剤等によって固定されている。また、歪み検出素子61は、板ばね21において歪み検出素子61が設置された部位の変形量を検出し、その検出結果を制御装置70に出力する。
ここで、板ばね21の変形量は、スタイラス50の変位量に対応している。すなわち、形状測定装置1では、測定動作の間のスタイラス50の変位を、板ばね21の変形として検出することができる。
制御装置70は、パーソナルコンピュータ等を利用して構成され、予め記録されたプログラムに基づいて形状測定装置1の動作を制御する。
また、制御装置70は、歪み検出部60から入力される各板ばね21の変形量に基づいて、スタイラス50の変位量を演算する。例えば、制御装置70は、歪み検出部60から各板ばね21の変形量を取得し、これら変形量の平均値に基づいて、スタイラス50の変位量を演算してもよい。そして、ワークWに対するスタイラス50の相対的な位置と、当該位置に関連付けられるスタイラス50の変位量とに基づいて、ワークWの測定目的に応じた各種演算を行う。
形状測定装置1の測定動作時、ワークWの表面に沿ってスタイラス50がZ方向に変位すると、アーム30は、連結部材20に支持される側を支点として揺動する。このとき、連結部材20がアーム30から応力を受けることにより、連結部材20を構成する各板ばね21,22は、スタイラス50の変位量に対応して弾性的に湾曲(弾性変形)する。
ここで、ワークWの表面がZ方向上側へ変位している場合、板ばね21は、面213が反り変形し、面214が曲げ変形するように弾性変形する。一方、板ばね22は、面223が曲げ変形し、面224が反り変形するように弾性変形する。
ワークWの表面がZ方向上側へ変位している場合、板ばね21,22の弾性変形が元の状態に戻る。
よって、形状測定装置1は、予め、スタイラス50がワークWの表面に押し付けられ、連結部材20が若干変形した状態から、測定動作を開始することが好ましい。
次に、連結部材20のより具体的な構成について、さらに図3を参照して説明する。
連結部材20を構成する各板ばね21は、第1ベース部11側で変形を制限された固定領域R11,R21と、第1アーム部31側で変形を制限された固定領域R12と、これら固定領域R11,R12の間に配置され、かつ、弾性変形可能である変形領域R13とに区分される。
同様に、連結部材20を構成する各板ばね22は、第2ベース部12側で変形を制限された固定領域R21と、第2アーム部32側で変形を制限された固定領域R22と、これら固定領域R21,R22の間に配置され、かつ、弾性変形可能である変形領域R23とに区分される。
なお、本実施形態において、固定領域R11,R12,R21,R22は、少なくとも形状測定装置1の測定動作時において、変形が制限される領域である。
例えば、板ばね21において、固定領域R11は、面214に密着する固定部材41(ワッシャ412)の配置によって定められ、固定領域R12は、面214に密着する第1アーム部31の配置によって定められる。
また、板ばね22において、固定領域R21は、面223に密着する第2ベース部12の配置よって定められ、固定領域R22は、面223に密着する固定部材44の配置によって定められる。
ここで、形状測定装置1の測定動作時における変形領域R13,R23の変形量は、変形領域R13,R23内のZ方向の位置によって異なる。具体的には、変形領域R13,R23では、板ばね21,22を支持するベース10により近い側に、より大きな応力が加わる。よって、変形領域R13,R23は、ベース10に近い部位であるほど大きく変形し、アーム30に近い部位であるほど小さく変形する。
よって、板ばね21の変形領域R13内の歪み検出素子61の配置は、スタイラス50の変位の検出感度に影響を及ぼす。
例えば、歪み検出素子61が、変形領域R13のうちのベース10に近い部位に設置されている場合、スタイラス50の僅かな変位であっても、板ばね21の変形として検出できるため、スタイラス50の変位の検出感度が高くなる。よって、形状測定装置1に高い分解能が実現される。
一方、歪み検出素子61が変形領域R13のうちのアーム30に近い部位に設置されている場合、スタイラス50の僅かな変位では板ばね21の変形を検出し難くなるため、スタイラス50の変位の検出感度が抑えられる。よって、形状測定装置1は、長ストローク検出が可能になり、測定レンジが広くなる。
本実施形態の形状測定装置1は、ベース10とアーム30との間の距離を調整可能である2つの距離調整機構81,82をさらに備えている。この距離調整機構81,82について説明する。
距離調整機構81は、板ばね21の一端部211に形成されたZ方向のスリット215と、固定部材41とを有している。固定部材41は、スリット215を挿通して第1ベース部11に螺合されるねじ411と、ねじ411の螺合力を受けて板ばね21の一端部211を第1ベース部11に押さえつけるワッシャ412とを有している。
距離調整機構81では、スリット215に対するねじ411のZ方向の挿通位置を調整することにより、第1ベース部11に対する板ばね21のZ方向の配置が調整される。
距離調整機構82は、距離調整機構81と同様の構成であり、板ばね21の他端部212に形成されたZ方向のスリット216と、固定部材43とを有している。固定部材43は、ねじ431およびワッシャ432を有している。
距離調整機構82では、スリット216に対するねじ431のZ方向の挿通位置を調整することにより、第1アーム部31に対する板ばね21のZ方向の配置が調整される。
距離調整機構81,82の少なくとも一方によれば、第1ベース部11または第1アーム部31に対して板ばね21をZ方向に移動させることで、第1ベース部11と第1アーム部31との間の距離が調整(変更)される。
ここで、板ばね21のうち、第1ベース部11と第1アーム部31との間に配置される部位は変形領域R13となり得る。よって、第1ベース部11と第1アーム部31との間の距離が調整されることにより、板ばね21における変形領域R13のZ方向の長さを増減させることができる。
この結果、スタイラス50の変位量に対する変形領域R13の変形量が調整され、スタイラス50の変位の検出感度を調整することができる。
例えば、変形領域R13のZ方向の長さを短くした場合、スタイラス50の変位量に対する変形領域R13の変形量が増大するため、スタイラス50の変位の検出感度が向上する。一方、変形領域R13のZ方向の長さを長くした場合、スタイラス50の変位量に対する変形領域R13の変形量が減少するため、スタイラス50の変位の検出感度が抑制される。
なお、本実施形態では、板ばね21が固定される第1ベース部11と第1アーム部31との距離を変更する場合、板ばね22が固定される第2ベース部12と第2アーム部32と間のZ方向の距離を一定に保つ必要がある。このため、Z軸調整機構13を用いて、第1ベース部11に対する第2ベース部12のZ方向位置を調整することが望ましい。
本実施形態では、2つの距離調整機構81,82が、本発明の配置調整機構を構成している。すなわち、2つの距離調整機構81,82を用いて、連結部材20をベース10およびアーム30の各々に対して同方向に移動させることで、変形領域R13のZ方向の長さを変えないまま、変形領域R13内の歪み検出素子61のZ方向(ベース10とアーム30との連結方向)における配置を変更することもできる。
例えば、ベース10およびアーム30の各々に対して連結部材20を上側に移動することで、変形領域R13内の歪み検出素子61の配置はベース10側に移動する。これにより、スタイラス50の変位の検出感度が向上する。一方、ベース10およびアーム30の各々に対して連結部材20を下側に移動することで、変形領域R13内の歪み検出素子61の配置はアーム30側に移動する。これにより、スタイラス50の変位の検出感度が抑制される。
〔第1実施形態の効果〕
本実施形態では、前述したように、板ばね21の変形領域R13内の歪み検出素子61の配置が、スタイラス50の変位の検出感度に影響を与える。このため、形状測定装置1の製造時や調整時等、板ばね21の変形領域R13内における歪み検出素子61の設置位置を調整することにより、所望の分解能や測定レンジを簡単に実現することができる。
また、本実施形態の距離調整機構81,82の少なくとも一方によれば、第1ベース部11と第2アーム部32との間の距離を調整することにより、板ばね21における変形領域R13のZ方向の長さを増減させることができる。これにより、スタイラス50の変位量に対する変形領域R13の変形量が変更される。よって、変形領域R13に歪み検出素子61が取り付けられた状態のまま、スタイラス50の変位の検出感度を容易に変更することができる。
また、本実施形態の2つの距離調整機構81,82は、Z方向において変形領域R13内の歪み検出素子61の位置を調整する配置調整機構を構成する。これら距離調整機構81,82によれば、変形領域R13内の歪み検出素子61の位置を、第1ベース部11側寄りに、または、第1アーム部31側寄りに調整することができる。よって、スタイラス50の変位の検出感度を容易に変更することができる。
また、本実施形態では、連結部材20は、中間部に変形領域R13,R23を含む1枚以上の板ばね21,22を有する。このため、板ばね21の一対の面213,214のうち少なくとも一方(本実施形態では面214)に、歪み検出素子61を容易に設置することができる。また、連結部材20を構成する板ばね21,22の数を調整することで、連結部材20を曲げるために要する力を変更することができる。
また、本実施形態の連結部材20は、交差配置された一対の板ばね21,22を含むため、一対の板ばね21,22のねじれ等が防止される。よって、歪み検出素子61は、板ばね21の変形領域R13の変形量をより高精度に検出することができる。
〔第2実施形態〕
図4には、本発明の第2実施形態の形状測定装置2が示されている。
形状測定装置2は、基本構造が前述した第1実施形態の形状測定装置1と同じである。このため、共通する部分については重複する説明を省略し、以下には相違部分について説明する。
本実施形態では、歪み検出部60Aは、各板ばね21の変形領域R13に設けられた一対以上(本実施形態では一対)の歪み検出素子62,63を有する。歪み検出素子62,63は、板ばね21の一対の面213,214の各々に設置された圧電素子であって、この板ばね21を挟む対を構成しており、板ばね21を介して互いに接合されたバイモルフ型の検出用圧電素子を構成する。
このような構成では、形状測定装置2の測定動作時、一方の歪み検出素子62が、板ばね21の面213の反り変形量を検出し、他方の歪み検出素子63が、板ばね21の面214の曲げ変形量を検出することができる。
よって、一対の歪み検出素子62,63における検出量の相違を利用することにより、スタイラス50の変位量をより精度よく検出することができる。
また、本実施形態の形状測定装置2は、連結部材20を変形駆動させるための駆動部90を有している。
駆動部90は、板ばね21の変形領域R13に設置された一対の駆動素子91,92を有する。一対の駆動素子91,92は、板ばね21の一対の面213,214の各々に設置されており、板ばね21を介して互いに接合されたバイモルフ型の駆動用圧電素子を構成する。
このような構成では、制御装置70が一対の駆動素子91,92に差動電圧を与えることにより、駆動素子91,92が板ばね21に曲げを生じさせるように動作する。これにより、連結部材20が変形駆動される。
なお、一対の駆動素子91,92は、板ばね21に曲げを生じさせる力の効率上、一対の歪み検出素子62,63よりも、ベース10に近い側(上側)に設置されていることが好ましい。
駆動部90が連結部材20を変形駆動することにより、例えば、ワークWに接触した状態のスタイラス50をワークWから退避させる動作を行うことができる。また、駆動部90が連結部材20を変形駆動することにより、スタイラス50がワークWに接触する時の測定力をコントロールすることができる。例えば、ワークWが柔素材である場合や高精度な測定を行う場合、駆動部90は測定力が低くなるように連結部材20を変形駆動することが好ましい。一方、測定に高い応答性が求められる場合、駆動部90は測定力が高くなるように連結部材20を変形駆動することが好ましい。
また、駆動部90は、バイモルフ型の駆動用圧電素子を構成するため、連結部材20を応答性良く駆動することができる。
〔第3実施形態〕
図5には、本発明の第3実施形態の形状測定装置3が示されている。
形状測定装置3は、基本構造が前述した第1実施形態の形状測定装置1と同じである。このため、共通する部分については重複する説明を省略し、以下には相違部分について説明する。
本実施形態において、連結部材20Aは、Z方向に沿って配置された1枚または複数枚の板ばね21を有している。ただし、連結部材20Aは、第1実施形態においてX方向に沿って配置された板ばね22(図1参照)を有しておらず、板ばね22が固定される第2ベース部12および第2アーム部32等が省略されている。
本実施形態の形状測定装置3は、第1実施形態の距離調整機構81,82(図3参照)の代わりに、ベース10に設けられたブロック状の拘束部材83を備えている。
拘束部材83は、YZ面に平行な面である縦支持面831を有しており、この縦支持面831は、板ばね21の面214に当接している。また、拘束部材83は、クランプまたはねじ等の固定手段(図示省略)によって、第1ベース部11の縦支持面110との間に板ばね21を挟んだ状態で固定されている。
拘束部材83は、縦支持面831の下端部832が第1ベース部11の縦支持面110よりも下側に位置するように配置されている。これにより、拘束部材83は、第1ベース部11と第1アーム部31との間の上側部分で、板ばね21の面214に当接し、板ばね21の弾性変形を制限している。
このような構成において、板ばね21は、拘束部材83によって変形を制限された固定領域R31と、第1アーム部31によって変形を制限された固定領域R32と、これら固定領域R31,R32の間に配置され、かつ、弾性変形可能である変形領域R33とに区分される。
特に、本実施形態では、拘束部材83が板ばね21に当接する範囲が変形領域R33から除かれるため、変形領域R33の上側の境界は、拘束部材83の下端部832によって定められる。
本実施形態では、拘束部材83を板ばね21に設けることにより、第1ベース部11と第1アーム部31との間における板ばね21のZ方向の一部の変形が制限され、板ばね21の変形領域R33のZ方向の長さを短くすることができる。これにより、スタイラス50の変位量に対する変形領域R33の変形量を増大でき、スタイラス50の変位の検出感度を容易に高めることができる。
また、拘束部材83は、板ばね21に対する付け替えや移動によって、連結部材20に対する配置をZ方向に調整可能に構成されていてもよい。
例えば、作業者は、Z方向の長さが様々である複数の拘束部材83を準備しておき、適当な拘束部材83を選んで、板ばね21に設置してもよい。または、作業者は、板ばね21に設置された拘束部材83をZ方向に移動させてもよい。
このような構成によれば、拘束部材83がZ方向に調整されることで、変形領域R33の上側の境界が変更され、ひいては板ばね21の変形領域R33のZ方向の長さが変更される。これにより、スタイラス50の変位の検出感度を容易に調整することができる。
〔変形例〕
本発明は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での変形等は本発明に含まれるものである。また、本発明には、前述の各実施形態を組み合わせたものも含まれる。
第1,第2実施形態では2つの距離調整機構81,82が連結部材20に設けられているが、これに限られず、距離調整機構81,82うち、いずれか一方のみが連結部材20に設けられてもよい。
また、第1,第2実施形態において、距離調整機構81,82は、第1ベース部11と第1アーム部31との間の距離を調整可能であるように構成されているが、これに限られない。例えば、板ばね22に歪み検出素子61が設置されている場合、第2ベース部12と第2アーム部32との間の距離を調整可能であるように構成されてもよい。
第3実施形態において、拘束部材83の代わりに、距離調整機構81,82が設けられてもよい。また、第1,第2実施形態において、距離調整機構81,82の代わりに、拘束部材83が設けられてもよい。
本発明の距離調整機構の具体的な構成は、第1,第2実施形態にて説明したものに限られない。例えば、本発明の距離調整機構は、ベースおよびアームの少なくとも一方に対する連結部材の相対位置を調整する構成であればよい。
本発明の配置調整機構の具体的な構成は、第1,第2実施形態にて説明したものに限られない。例えば、本発明の配置調整機構は、ベースおよびアームの両方に対して、連結部材の相対位置を調整する構成であればよい。
本発明の拘束部材は、ベース10とアーム30との間の一部において連結部材20の弾性変形を制限するものであればよく、その具体的な構成は、第3実施形態にて説明したものに限られない。
例えば、第3実施形態では、拘束部材83は、第1ベース部11との間に板ばね21を挟んで固定されているが、これに限られず、第2ベース部12との間に板ばね21を挟んで固定されてもよい。
本発明の連結部材は、第1実施形態および第2実施形態のように交差配置された一対以上のの板ばね21,22であることや、第3実施形態のようにZ方向に配置された板ばね21であることに限られない。
例えば、第1〜第3実施形態において、連結部材20,20Aは、X方向に配置された板ばね22のみによって構成されてもよい。
また、本発明の連結部材は、板ばね以外の弾性材料から形成されたものでもよいし、ベースとアームとの間の変形領域を成す一部が弾性材料から形成されたものでもよい。
第1,第3実施形態では、板ばね21の一方の面214に歪み検出素子61が設置されているが、これに限られず、他方の面213に設置されていてもよいし、第2実施形態のように両方の面213,214に設置されていてもよい。
第1,第2実施形態では、歪み検出素子61〜63が、Z方向に配置された板ばね21に設置されているが、これに限られず、X方向に配置された板ばね22に設置されてもよいし、各方向の板ばね21,22に設置されてもよい。
また、歪み検出素子61〜63は、互いに同じ方向に配置された複数の板ばね21(22)が存在する場合、複数の板ばね21(22)のうち、1枚に設置されてもよいし、それぞれに設定されてもよい。
第2実施形態では、各板ばね21に対して一対の歪み検出素子63が設置されているが、各板ばね21に対して二対以上の歪み検出素子63が設置されていてもよい。
第2実施形態において、駆動部90は、板ばね21の両側の面213,214に設置される一対のバイモルフ型圧電素子であることに限られず、板ばね21のいずれか一方の面213,214に設置される圧電素子であってもよい。
また、駆動部90は、Z方向に配置された板ばね21ではなく、X方向に配置された板ばね22に設置されていてもよいし、両方の板ばね21,22に設置されてもよい。
また、第2実施形態において、歪み検出部60および駆動部90は、それぞれ別個の圧電素子によって構成されているが、歪み検出部60および駆動部90が同一の圧電素子によって実現されてもよい。
本発明は、ワークの表面形状を測定する形状測定機に利用できる。
1〜3…形状測定装置、10…ベース、20,20A…連結部材、30…アーム、50…スタイラス、60,60A…歪み検出部、61〜63…歪み検出素子、70…制御装置、81,82…距離調整機構(配置調整機構)、83…拘束部材、90…駆動部、91…駆動素子、R11,R12,R21,R22,R31,R32…固定領域、R13,R23,R33…変形領域。

Claims (8)

  1. ベースと、
    前記ベースに対して揺動可能なアームと、
    前記ベースと前記アームとを連結しかつ前記ベースと前記アームとの間に弾性変形可能な変形領域を有する連結部材と、
    前記変形領域に設置された歪み検出素子と、を備えることを特徴とする形状測定装置。
  2. 請求項1に記載の形状測定装置であって、
    前記連結部材は弾性材料から形成されており、
    前記ベースと前記アームとの間の距離を調整する距離調整機構をさらに備えることを特徴とする形状測定装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の形状測定装置であって、
    前記ベースと前記アームとの連結方向において前記変形領域内の前記歪み検出素子の位置を調整する配置調整機構をさらに備えることを特徴とする形状測定装置。
  4. 請求項1に記載の形状測定装置であって、
    前記連結部材は弾性材料から形成されており、
    前記ベースと前記アームとの間の一部において前記連結部材の弾性変形を制限する拘束部材をさらに備えることを特徴とする形状測定装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の形状測定装置であって、
    前記連結部材は、中間部が前記変形領域とされた1枚以上の板ばねであることを特徴とする形状測定装置。
  6. 請求項5に記載の形状測定装置であって、
    前記連結部材は、交差配置された一対以上の前記板ばねを含むことを特徴とする形状測定装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載の形状測定装置であって、
    前記歪み検出素子は、前記板ばねの一対の面にそれぞれ設置された圧電素子であり、当該板ばねを挟む一対以上の対を構成していることを特徴とする形状測定装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の形状測定装置であって、
    前記変形領域に設置されかつ前記連結部材を変形駆動する駆動部をさらに備えることを特徴とする形状測定装置。
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