JP2019100201A - スクロール圧縮機 - Google Patents
スクロール圧縮機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019100201A JP2019100201A JP2017229348A JP2017229348A JP2019100201A JP 2019100201 A JP2019100201 A JP 2019100201A JP 2017229348 A JP2017229348 A JP 2017229348A JP 2017229348 A JP2017229348 A JP 2017229348A JP 2019100201 A JP2019100201 A JP 2019100201A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end plate
- passage
- compression
- scroll
- compression chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
- F04C18/0207—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
- F04C18/0215—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where only one member is moving
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
- F04C18/0207—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
- F04C18/0246—Details concerning the involute wraps or their base, e.g. geometry
- F04C18/0253—Details concerning the base
- F04C18/0261—Details of the ports, e.g. location, number, geometry
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/02—Lubrication; Lubricant separation
- F04C29/026—Lubricant separation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/02—Lubrication; Lubricant separation
- F04C29/028—Means for improving or restricting lubricant flow
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2240/00—Components
- F04C2240/30—Casings or housings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2240/00—Components
- F04C2240/50—Bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2240/00—Components
- F04C2240/60—Shafts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
Description
即ち、密閉型のケーシングと、前記ケーシング内に、軸線回りに回転可能な回転軸と、該回転軸に回転力を与える電動機と、該回転軸を回転可能に支持する軸受部と、該回転軸の自転運動を公転運動に変換する変換機構を介して該回転軸と接続されるとともに該回転軸の回転力により作動して流体を圧縮する圧縮部と、該圧縮部の外部に設けられ該圧縮部により圧縮されて該圧縮部の外部へと吐出された圧縮流体中に含有する潤滑油を分離する潤滑油分離部とを有しており、前記圧縮部は、壁体が渦巻状に立設される端板を有するとともに前記ハウジングに固定されて内設される固定スクロールと、前記壁体が渦巻状に立設される端板を有するとともに該壁体が前記固定スクロールの前記壁体と噛み合った状態で前記固定スクロールと正対して、公転旋回可能に前記ハウジング内に支持された旋回スクロールと、を備え、前記固定スクロールは、前記潤滑油分離部の内部で分離された潤滑油を前記圧縮部の内部へと供給する第一の通路を備え、前記旋回スクロールは、前記圧縮部の内部へと導入された潤滑油を前記圧縮部の外部へと排出する第二の通路を備えることを特徴とする。
また、この構成によれば、壁体の付近や壁体上にも潤滑油の移動経路が形成される。これにより、壁体同士の接触箇所における潤滑の促進およびシール性が向上される。
以下、本発明の第一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1に示す実施形態の圧縮機100は、例えば冷凍装置の冷媒回路に接続され、冷媒ガスを圧縮するのに用いられる。
メカ部5は、回転軸7と、軸受部8と、回転軸7の回転軸線O1回りの自転運動を公転運動に変換する変換機構9とからなる。メカ部5は、変換機構9によって圧縮機構30に接続されており、回転軸7の自転運動を変換機構9で公転運動に変換し圧縮機構30に伝達する。
電動機6は、軸受部8により回転軸線O1回りに自転可能に支持された回転軸7に対して、回転力を与える。電動機6は、ロータコア11とステータコア12から成る。ロータコア11は、回転軸7の中央部に回転方向(周方向)に取り囲むようにして固定され、回転軸線O1を同一の中心軸を持つ略円筒形をなしている。ステータコア12は、ロータコア11を外周側から周方向に取り囲むようにしてケーシング内壁面に固定されており、同じく回転軸線O1を中心軸に持つ略円筒形をなしている。電動機6は電源に接続されており、電力を回転力に変換することで、回転軸7を回転軸線O1回りに自転させる。
偏心部13は、回転軸7の圧縮機構30側の終端に固定された円柱形の部材である。偏心部13の中心軸の延伸方向は、回転軸7の回転軸線O1と平行であり、偏心軸線と回転軸線O1とは有限の距離が設けられているため、回転軸7の回転に伴い、偏心部13は回転軸線O1回りに回転する。
ドライブブッシュ14は、偏心部13を取り囲むように偏心部13に固定された略円柱形の部材であり、ドライブブッシュ14の中心軸線が偏心軸線O2である。ドライブブッシュ14は、偏心部13と一体となって回転軸線O1回りに回転する
上述の通り、電動機6が回転軸7に与える回転力は、ドライブブッシュ14の公転運動へと変換される。
圧縮機構30は、固定スクロール210Aと旋回スクロール210Bとを有している。
固定スクロール210Aは、固定端板220Aと固定ラップ230Aを有している。固定端板220Aは円盤状の金属板であり、固定端板220Aの一面に固定ラップ230Aが固定されて設けられている。固定ラップ230Aは、固定端板220Aから垂直に立てられた壁体であり、直立方向の高さが一定である。また、固定端板220Aの平面視にて、固定ラップ230Aは、渦巻き状となるように設けられている。一例としてこの渦巻き形状は、固定端板220Aの中心を中心とするインボリュート曲線をなしている。
旋回スクロール210Bは、固定端板220Aの固定ラップ230Aが立設された面と旋回端板220Bの旋回ラップ230Bが立設された側の面とを互いに正対しつつ、互いの壁体の頂部であるラップ歯先面を互いの端板220に接した状態、つまり噛み合った状態で固定スクロール210Aに対して公転可能に支持されている。このとき、旋回端板220Bは偏心軸線O2と中心軸を共有するように支持される。
ボス部24は、上記の変換機構9のうちドライブブッシュ14の中心軸線でもある偏心軸線O2と中心軸を共有する円筒形の部材であり、旋回端板220Bと一体となって、旋回端板220Bに対して垂直に立設されている。このボス部24にドライブブッシュ14が偏心軸線O2回りに相対的に回転可能であるように篏合することで、ドライブブッシュ14の公転運動が旋回端板220Bのボス部24に伝達されるため、旋回スクロール210Bは、固定スクロール210Aに対して公転する。ここで、旋回スクロール210Bは、オルダム継手部25により自転が禁止されている。
潤滑油排出通路50は、旋回スクロール210Bの圧縮室R0側から、旋回ラップ230Bが設けられていない側、すなわちメカ部5側に向かって旋回端板220Bを貫通して設けられている。潤滑油排出通路50の圧縮室R0側の開口(潤滑油排出口510)は、旋回ラップ根本付近の旋回端板220B上にある。潤滑油排出通路50の中途にも、導入される潤滑油に流路抵抗を与えるしぼり54が設けられている。ここで圧縮室R0に導入される潤滑油と排出される潤滑油ができるだけ同等となるよう各しぼりの流路抵抗を設定するのが好ましい。
図3から5に示すように、固定スクロール210Aの、旋回スクロール210B側からの平面視にて、三日月状の圧縮室Rは、作動時には軸中心周りに旋回転しつつ軸中心へと向かうことで容積を収縮しながら移動する。このときスクロール端板上に、この三日月状の圧縮室の軌跡の包絡線により構成される渦巻状領域Dとするとき、この渦巻状領域Dに対し、潤滑油供給口410と潤滑油排出口510の双方が開口している。 図2は、固定スクロールを例として、上記の渦巻状領域D(D1及びD2)を示している。なお冷媒ガスは、この渦巻状領域Dに沿って渦巻型の経路をたどって中心部に行くに従い圧縮される。本実施形態では、この領域の上流側(外方側)に潤滑油供給口410が、潤滑油供給口410よりも下流側(内方側)に潤滑油排出口510が設けられている。また、これらの開口同士の距離は、圧縮機構30の作動時に、潤滑油供給口410と潤滑油排出口510の双方が、同じ圧縮室R1に対して開口することが可能な距離となっている。
以下、簡単のため、図3から5では、図2中の固定スクロール外壁側渦巻状領域D1に対して開口する潤滑油供給口410及び潤滑油排出口510を例にとり、それらの位置関係と機能について詳述する。
上記のように、潤滑油供給口410及び潤滑油排出口510は、作動時に互いに対向するスクロールのラップ230により塞がれる場合がある位置に設けられてはいるもの、開口が継続する時間がより長くなるように配置されている。
また、上記のとおり、渦巻状領域Dの上流側に潤滑油供給口410が、下流側に潤滑油排出口510が設けられていることで、作動流体の流れに沿って潤滑油を誘導することとなるため、特段の手段を用いずとも潤滑油の供給と排出を円滑化できる。
加えて、本実施形態における圧縮機100はでは、潤滑油供給口410と潤滑油排出口510の双方が、同一の、ある圧縮室R1に対して開口することが可能な位置に設けられている。これにより、潤滑油の供給と排出が同時に行われる時間を確保することができるため、圧縮機構30内部での潤滑油量の過多及び過少を回避することができ、より信頼性の高い運転を行うことができる。
よって、本実施形態に係る圧縮機100は、以上のようにスクロール式圧縮機構30における潤滑性及びシール性を向上させた上で、メカ部5の潤滑性を高めることができるため、圧縮機の信頼性及び効率性を向上させることができる。
また圧縮機100では潤滑油供給口410が固定ラップ230A外方端部よりさらに外方の端板部分であって、固定ラップ230A壁面外方近傍に設けられており、かつ旋回ラップ230B外方端部が鉛直方向直下近傍に設けられている(図3〜6)。この場合、圧縮機100の停止時にオイルセパレータで分離された大量の潤滑油が圧縮室R内に供給された場合でも、潤滑油は重力により旋回ラップ230B外方端部から圧縮室外に流出しやすく、その後の再起動時に圧縮室が液封されたまま起動する、いわゆる液圧縮が発生しにくく、騒音や信頼性面でも利点が得られる。
次に第二実施形態について図6を参照して説明する。第二実施形態では第一実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
第二実施形態は、第一実施形態と比較して、固定スクロール211Aおよび旋回スクロール211Bの構成が異なっている。
本実施形態では、旋回スクロール端板221Bの中央部が、ラップ231が立設する方向に向かって台状に突出した突出部とされている。該突出部の頂部は端板221Bと平行の平面とされており、当該平行な面が端板突出領域Pである。端板221における端板突出領域Pと該領域外との境界には半円形状の段差部61Bが設けられている。
一方で固定スクロール210Aのラップ231Aの高さは段差71Aを境界として中央部が低く、外方部が高くなっている。固定スクロール210Aの固定端板220Aにおける中央部、外方部のラップ高さは、固定スクロール210Aと旋回スクロール210Bとを組み合わせた場合に旋回スクロール210Bの旋回端板220Bの厚さに適合するように設定されている。
よって、上記のように三次元的圧縮を可能としたスクロール式圧縮機構31においても、潤滑性及びシール性を向上させた上で、メカ部5の潤滑性を高めることができるため、圧縮機101の信頼性及び効率性を向上させることができる。
例えば、潤滑油供給口410及び潤滑油排出口510、511は、対応する渦巻状領域ごとにそれぞれ複数設けてもよいし、潤滑油供給通路40及び潤滑油供給通路50も同様に複数設けてもよい。
本実施形態では、潤滑油供給口410及び潤滑油排出口510、511を端板220上に設けたが、これに限られるものではなく、ラップ230の壁面にて開口してもよいし、ラップ230の歯先から開口してもよい。また、圧縮室Rから潤滑油排出通路50により導かれた潤滑油排出口は旋回スクロール210Bのボス部内に開口していてもよい。
また、上記の各実施形態では電動機6により駆動される圧縮機として詳述したが、駆動力については問わずたとえばエンジンから直接駆動力を得る圧縮機であってもよい。
さらに、オイルセパレータは遠心式以外の他の形式であってもよい。
1A ケーシング壁
1B ケーシング隔壁
2 駆動部
4 オイルセパレータ
5 メカ部
6 電動機
7 回転軸
8 軸受部
9 変換機構
11 ロータコア
12 ステータコア
13 偏心部
14 ドライブブッシュ
24 ボス部
25 オルダム継手部
26 くぼみ部
30、31 圧縮機構
40 潤滑油導入通路
50 潤滑油排出通路
44、54 しぼり
61 段差部
61B 旋回スクロール段差部
51 突出部
71 ラップ歯先段差部
71A 固定ラップ歯先段差部
81 段差面
100、101圧縮機
210A 固定スクロール
210B 旋回スクロール
220A 固定端板
220B 旋回端板
230A 固定ラップ
230B 旋回ラップ
410 潤滑油供給口
510 潤滑油排出口
D 渦巻状用域
D1 固定スクロール外壁側渦巻状領域
D2 固定スクロール内璧側渦巻状領域
O1 回転軸線
O2 偏心軸線
P 端板突出領域
R、R1 圧縮室
Claims (8)
- 密閉型のケーシングと、前記ケーシング内に、軸線回りに回転可能な回転軸と、該回転軸を回転可能に支持する軸受部と、該回転軸の自転運動を公転運動に変換する変換機構を介して該回転軸と接続されるとともに該回転軸の回転力により作動して流体を圧縮する圧縮部と、該圧縮部の後流に設けられ該圧縮部により圧縮されて該圧縮部の外部へと吐出された圧縮流体中に含有する潤滑油を分離する潤滑油分離部とを有しており、
前記圧縮部は、壁体が渦巻状に立設される端板を有するとともに前記ハウジングに固定されて内設される固定スクロールと、
壁体が渦巻状に立設される端板を有するとともに該壁体が前記固定スクロールの前記壁体と噛み合った状態で前記固定スクロールと正対して、公転旋回可能に前記ハウジング内に支持された旋回スクロールと、を備え、
前記固定スクロールは、前記潤滑油分離部の内部にある潤滑油を前記圧縮部の内部へと供給する第一の通路を備え、
前記旋回スクロールは、前記圧縮部の内部へと導入された潤滑油を前記圧縮部の外部へと排出する第二の通路を備えるスクロール圧縮機。 - 前記端板の平面視にて、前記壁体により挟まれて形成された圧縮室が前記圧縮部の作動時に前記壁体に沿って軸中心周りに旋回しつつ前記軸中心へと向かって移動するとき、
移動により前記圧縮室が描く軌跡の包絡線に囲まれた領域である渦巻状領域に対して、前記第一の通路と前記第二の通路の双方が開口している請求項1に記載のスクロール圧縮機。 - 前記圧縮部の作動時に前記軸中心周りに旋回しつつ前記軸中心へと向かって前記渦巻状領域内を移動する前記流体の移動を、上流側から下流側への流れとした際、
前記第一の通路の圧縮部内部側の開口が、前記第二の通路の圧縮部内部側の開口よりも前記流れの上流側に設けられている請求項2に記載のスクロール圧縮機。 - 前記第一の通路及び前記第二の通路の圧縮部内部側の開口のうちの一方又は双方が、前記端板上に設けられている請求項2に記載のスクロール圧縮機。
- 前記軌跡の内周側の境界線が前記圧縮室における前記固定スクロールの壁体の壁面によって描かれる場合は、その軌跡を描く前記圧縮室に開口する前記第一の通路の圧縮室側の開口が、前記固定スクロールの壁体の径方向外方側の壁面又は該壁面の付近の端板に設けられ、
前記軌跡の外周側の境界線が前記圧縮室における前記固定スクロールの壁体の壁面によって描かれる場合は、その軌跡を描く前記圧縮室に開口する前記第一の通路の圧縮室側の開口が、前記固定スクロールの壁体の径方向内方側の壁面又は該壁面の付近の端板に設けられている請求項2に記載のスクロール圧縮機。 - 前記軌跡の内周側の境界線が前記圧縮室における前記固定スクロールの壁体の壁面によって描かれる場合は、その軌跡を描く前記圧縮室に開口する前記第二の通路の圧縮室側の開口が、前記旋回スクロールの壁体の径方向内方側の壁面又は該壁面の付近の端板に設けられ、
前記軌跡の外周側の境界線が前記圧縮室における前記固定スクロールの壁体の壁面によって描かれる場合は、その軌跡を描く前記圧縮室に開口する前記第二の通路の圧縮室側の開口が、前記旋回スクロールの壁体の径方向外方側の壁面又は該壁面の付近の端板に設けられている請求項2に記載のスクロール圧縮機。 - 前記圧縮部の作動によって前記圧縮室が移動することにより、前記圧縮室のうちのある一つの圧縮室に対し、前記第一の通路と第二の通路の双方が同時に通じることが可能となる位置に、前記第一の通路と第二の通路の圧縮部内部側の開口が設けられている請求項2に記載のスクロール圧縮機。
- 前記端板における前記壁体が立設される側の面のうち、相対するもう一方の端板に向かって突出している領域である端板突出領域と、該端板突出領域の境界に沿って延在する段差部とを、前記端板上に有し、
前記第二の通路の圧縮部内部側の開口が、前記段差部の付近かつ前記端板突出領域の外に設けられている請求項5から請求項7に記載のスクロール圧縮機。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017229348A JP7000136B2 (ja) | 2017-11-29 | 2017-11-29 | スクロール圧縮機 |
DE112018006076.4T DE112018006076B4 (de) | 2017-11-29 | 2018-11-26 | Scrollkompressor |
CN201880069446.6A CN111373151B (zh) | 2017-11-29 | 2018-11-26 | 涡旋压缩机 |
PCT/JP2018/043372 WO2019107306A1 (ja) | 2017-11-29 | 2018-11-26 | スクロール圧縮機 |
US16/759,129 US11415130B2 (en) | 2017-11-29 | 2018-11-26 | Scroll compressor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017229348A JP7000136B2 (ja) | 2017-11-29 | 2017-11-29 | スクロール圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019100201A true JP2019100201A (ja) | 2019-06-24 |
JP7000136B2 JP7000136B2 (ja) | 2022-01-19 |
Family
ID=66664014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017229348A Active JP7000136B2 (ja) | 2017-11-29 | 2017-11-29 | スクロール圧縮機 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US11415130B2 (ja) |
JP (1) | JP7000136B2 (ja) |
CN (1) | CN111373151B (ja) |
DE (1) | DE112018006076B4 (ja) |
WO (1) | WO2019107306A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022029502A (ja) * | 2020-08-05 | 2022-02-18 | 株式会社石垣 | 固液分離機 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113833659A (zh) * | 2020-06-23 | 2021-12-24 | 艾默生环境优化技术(苏州)有限公司 | 涡旋压缩机构和涡旋压缩机 |
DE102021101627B4 (de) | 2021-01-26 | 2023-05-04 | Sanden International (Europe) GmbH | Spiralverdichter mit direkter Ölrückführung von einem Ölabscheider in einen Kompressionsabschnitt |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1130189A (ja) * | 1997-07-10 | 1999-02-02 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | スクロール型圧縮機 |
JP2011174453A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | スクロール圧縮機 |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58124083A (ja) * | 1982-01-18 | 1983-07-23 | Toyoda Autom Loom Works Ltd | スクロ−ル型圧縮機における潤滑油供給機構 |
JPS59185892A (ja) * | 1983-04-05 | 1984-10-22 | Toyoda Autom Loom Works Ltd | スクロ−ル型圧縮機 |
JPS6061493U (ja) * | 1983-10-05 | 1985-04-30 | 三菱重工業株式会社 | スクロ−ル型流体機械 |
JPH0617676B2 (ja) | 1985-02-15 | 1994-03-09 | 株式会社日立製作所 | ヘリウム用スクロ−ル圧縮機 |
US5249941A (en) * | 1991-06-13 | 1993-10-05 | Daikin Industries, Ltd. | Scroll type fluid machine having intermittent oil feed to working chamber |
JPH0617781A (ja) * | 1991-06-21 | 1994-01-25 | Hitachi Ltd | 横形スクロール圧縮機 |
JP3755693B2 (ja) | 1997-08-29 | 2006-03-15 | 株式会社デンソー | スクロール型圧縮機 |
JP2001073973A (ja) * | 1999-09-02 | 2001-03-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | スクロール圧縮機 |
JP2002285980A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-03 | Toyota Industries Corp | スクロール型圧縮機及びスクロール型圧縮機の潤滑方法 |
JP4256801B2 (ja) * | 2004-02-26 | 2009-04-22 | 三菱重工業株式会社 | 圧縮機および空気調和装置 |
JP4681322B2 (ja) * | 2005-02-28 | 2011-05-11 | 三菱重工業株式会社 | スクロール圧縮機 |
JP4848202B2 (ja) | 2006-04-14 | 2011-12-28 | 三菱重工業株式会社 | スクロール圧縮機 |
JP4699270B2 (ja) * | 2006-04-21 | 2011-06-08 | 三菱重工業株式会社 | スクロール圧縮機 |
KR100882481B1 (ko) | 2007-04-25 | 2009-02-06 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기의 오일 공급구조 |
JP2010190167A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Sanyo Electric Co Ltd | スクロール型圧縮機 |
CN104047849B (zh) * | 2014-07-03 | 2017-01-18 | 湖南联力精密机械有限公司 | 润滑油路内置的涡旋空气压缩机 |
JP6137166B2 (ja) * | 2014-12-26 | 2017-05-31 | ダイキン工業株式会社 | スクロール圧縮機および冷凍装置 |
-
2017
- 2017-11-29 JP JP2017229348A patent/JP7000136B2/ja active Active
-
2018
- 2018-11-26 WO PCT/JP2018/043372 patent/WO2019107306A1/ja active Application Filing
- 2018-11-26 DE DE112018006076.4T patent/DE112018006076B4/de active Active
- 2018-11-26 US US16/759,129 patent/US11415130B2/en active Active
- 2018-11-26 CN CN201880069446.6A patent/CN111373151B/zh active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1130189A (ja) * | 1997-07-10 | 1999-02-02 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | スクロール型圧縮機 |
JP2011174453A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | スクロール圧縮機 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022029502A (ja) * | 2020-08-05 | 2022-02-18 | 株式会社石垣 | 固液分離機 |
JP7406702B2 (ja) | 2020-08-05 | 2023-12-28 | 株式会社石垣 | 固液分離機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN111373151B (zh) | 2022-11-25 |
US11415130B2 (en) | 2022-08-16 |
CN111373151A (zh) | 2020-07-03 |
US20210180594A1 (en) | 2021-06-17 |
DE112018006076B4 (de) | 2024-04-18 |
WO2019107306A1 (ja) | 2019-06-06 |
JP7000136B2 (ja) | 2022-01-19 |
DE112018006076T5 (de) | 2020-09-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101974272B1 (ko) | 통합 유로 구조가 구비되는 압축기 | |
JP5083401B2 (ja) | スクロール型圧縮機 | |
KR20160017993A (ko) | 압축기 | |
KR20180091740A (ko) | 다중 압축 메커니즘을 갖는 동방향-회전 압축기 | |
WO2019107306A1 (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP6550645B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
KR20190129372A (ko) | 개선된 랩 구조를 구비한 압축기 | |
JP5914810B2 (ja) | スクロール型圧縮機 | |
JPH09126168A (ja) | 流体機械 | |
JPS6256356B2 (ja) | ||
JP2008121490A (ja) | 回転式圧縮機 | |
JP5540192B2 (ja) | スクロール液ポンプ | |
WO2018051750A1 (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP2020045845A (ja) | 密閉型電動圧縮機 | |
JP7206084B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP7223929B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP7468428B2 (ja) | スクロール型圧縮機 | |
CN216842199U (zh) | 涡旋压缩机轴系平衡结构、涡旋压缩机、空调器 | |
JPH09310689A (ja) | スクロール型圧縮機 | |
JP6617070B2 (ja) | スクロール型液ポンプ | |
JP4013992B2 (ja) | スクロール型流体機械 | |
JP2024091916A (ja) | スクロール圧縮機 | |
WO2018021058A1 (ja) | スクロール圧縮機 | |
CN110741163A (zh) | 涡旋式压缩机 | |
JPH09126164A (ja) | スクロール型流体装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20180627 |
|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20201125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210713 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20210913 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211110 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211207 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211223 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7000136 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |