JP2019099748A5 - - Google Patents
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- 239000000976 ink Substances 0.000 claims 89
- 238000002835 absorbance Methods 0.000 claims 19
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- LLHKCFNBLRBOGN-UHFFFAOYSA-N Propylene glycol methyl ether acetate Chemical compound COCC(C)OC(C)=O LLHKCFNBLRBOGN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 2
- -1 acyl phosphine oxide Chemical compound 0.000 claims 2
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- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims 1
- YRHRIQCWCFGUEQ-UHFFFAOYSA-N thioxanthen-9-one Chemical compound C1=CC=C2C(=O)C3=CC=CC=C3SC2=C1 YRHRIQCWCFGUEQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
Claims (11)
- 基材上に塗布される第1のインクと、該第1のインク上に塗布される第2のインクと、を含み、該第2のインクが塗布された側から光線を照射することにより前記基材上に塗布されたインクが硬化する光線硬化型のインクセットであって、
前記第1のインク及び前記第2のインクには、活性エネルギー線重合性モノマーと、光重合開始剤と、必要に応じて色材と、が含まれ、
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートによって100倍に希釈され、前記色材を含まない前記第1のインク及び前記第2のインクの各クリアインクに光線を照射する吸光度測定において、該光線の350nmから420nmまでの波長に対する吸光度の関係が吸光度曲線によって表され、
前記吸光度測定における前記吸光度は以下の式により定義され、
Aλ=−log10(I/I0)
(式中、λは波長(単位はnm)、Aλは波長λのときの吸光度、I0は波長λのときの入射光強度、Iは波長λのときの透過光強度を意味する。)
前記第1のインク及び前記第2のインクの各クリアインクにおける前記吸光度曲線を描図するグラフにおいて、前記第2のインクにおけるクリアインクの前記吸光度よりも、前記第1のインクにおけるクリアインクの前記吸光度が大きくなる範囲の面積が0.5以上であるインクセット。 - 基材上に塗布される第1のインクと、該第1のインク上に塗布される第2のインクと、を含み、該第2のインクが塗布された側から光線を照射することにより前記基材上に塗布されたインクが硬化する光線硬化型のインクセットであって、
前記第1のインク及び前記第2のインクには、活性エネルギー線重合性モノマーと、光重合開始剤と、が含まれ、
前記第1のインク全量中における、前記第1のインクに含まれるアシルフォスフィンオキサイド系光重合開始剤の含有量であるX質量%と、
前記第2のインク全量中における、前記第2のインクに含まれるアシルフォスフィンオキサイド系光重合開始剤の含有量であるY質量%と、
の関係式であるY/X×100が0以上90以下であるインクセット。 - 前記第2のインクには、チオキサントン系光重合開始剤及び/又はアルキルフェノン系光重合開始剤が含まれる請求項2に記載のインクセット。
- インクジェット用インクとして用いられ、且つ、固定されたインクジェットヘッドに基材を1度通過させることにより該基材上に画像を形成するシングルパス方式により前記基材上にインクを塗布する請求項1から3のいずれかに記載のインクセット。
- 前記第1のインク又は前記第2のインクのうち、一方のインクはホワイトインクであり、他方のインクは所定の画像を形成する複数のインクのうちの一つであり、
前記第2のインクが塗布された側から光線を照射することにより、前記ホワイトインクの硬化膜の表面に前記複数のインクによる所定の画像の硬化膜を形成する請求項1から4のいずれかに記載のインクセット。 - 基材上に、請求項1から5のいずれかに記載のインクセットの硬化膜であるインク硬化膜層が形成された積層体。
- 請求項1から5のいずれかに記載のインクセットを使用して基材上に画像及び/又は凹凸像を形成する像形成方法。
- 請求項1から5のいずれかに記載のインクセットを使用して基材上に画像及び/又は凹凸像を形成する積層体の製造方法。
- 基材上に、活性エネルギー線重合性モノマーと、光重合開始剤と、必要に応じて色材と、が含まれた第1のインクを塗布する工程と、
前記第1のインク上に、活性エネルギー線重合性モノマーと、光重合開始剤と、必要に応じて色材と、が含まれた第2のインクを塗布する工程と、
前記第2のインクが塗布された側から光線を照射することにより前記基材上に塗布されたインクを硬化し、基材上に前記第1のインクの硬化膜と前記第2のインクの硬化膜とを形成する工程と、
を含み、
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートによって100倍に希釈され、前記色材を含まない前記第1のインク及び前記第2のインクの各クリアインクに光線を照射する吸光度測定において、該光線の350nmから420nmまでの波長に対する吸光度の関係が吸光度曲線によって表され、
前記吸光度測定における前記吸光度は以下の式により定義され、
Aλ=−log10(I/I0)
(式中、λは波長(単位はnm)、Aλは波長λのときの吸光度、I0は波長λのときの入射光強度、Iは波長λのときの透過光強度を意味する。)
前記第1のインク及び前記第2のインクの各クリアインクにおける前記吸光度曲線を描図するグラフにおいて、前記第2のインクにおけるクリアインクの前記吸光度よりも、前記第1のインクにおけるクリアインクの前記吸光度が大きくなる範囲の面積が0.5以上である前記第1のインク及び前記第2のインクを用いた積層体の製造方法。 - 基材上に、活性エネルギー線重合性モノマーと、光重合開始剤と、が含まれた第1のインクを塗布する工程と、
前記第1のインク上に、活性エネルギー線重合性モノマーと、光重合開始剤と、が含まれた第2のインクを塗布する工程と、
前記第2のインクが塗布された側から光線を照射することにより前記基材上に塗布されたインクを硬化し、基材上に第1のインクの硬化膜と第2のインクの硬化膜とを形成する工程と、
を含み、
前記第1のインク全量中における、前記第1のインクに含まれるアシルフォスフィンオキサイド系光重合開始剤の含有量であるX質量%と、
前記第2のインク全量中における、前記第2のインクに含まれるアシルフォスフィンオキサイド系光重合開始剤の含有量であるY質量%と、
の関係式であるY/X×100が0以上90以下である前記第1のインク及び前記第2のインクを用いた積層体の製造方法。 - 前記第1のインク又は前記第2のインクのうち、一方のインクはホワイトインクであり、他方のインクは所定の画像を形成する複数のインクのうちの一つであり、
前記硬化膜を形成する工程が前記第2のインクが塗布された側から光線を照射することにより、前記ホワイトインクの硬化膜の表面に前記複数のインクによる所定の画像の硬化膜を形成する工程である
請求項9又は10に記載の積層体の製造方法。
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