JP2019099088A - 車両用自転車搭載構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】自転車を安定して支持できるだけでなく利便性も向上させた車両用自転車搭載構造を提供することを目的とする。【解決手段】車室内後方の荷室に自転車を搭載する車両用自転車搭載構造(搭載構造100)において、荷室E1に車幅方向に差し渡されていて自転車102が載置されるサイクルキャリア104と、サイクルキャリア104の両端に取り付けられる一対のキャリアブラケット106と、荷室E1の車幅方向両側のサイドボディ152それぞれに固定され一対のキャリアブラケット106のそれぞれが接続される一対のボディブラケット108とを備えることを特徴とする。【選択図】図1
Description
本発明は、車両用自転車搭載構造に関するものである。
近年、サイクルスポーツの人気の高まりに伴って、車両に自転車を載せるための部材であるサイクルキャリアが普及している。サイクルキャリアは大きく分けて、ルーフや車両の後部などの車外に設けるタイプと、後列シートの後方の荷室などの車室内に設けるタイプが存在している。例えば、特許文献1に記載の自転車支持装置は、車室内に設けるタイプのサイクルキャリアに該当する。この自転車支持装置では、伸縮するレール機構1と、自転車のフォークを保持するフォーク保持機構2とを備えている。そして、レール機構1の両端に突当端部8が設けられていて、この突当端部8を室内の側壁110に突っ張らせて固定する構成になっている。
しかしながら、一般的な車両における荷室等の側壁は、樹脂製の内装トリムで覆われている。そのため、特許文献1の突当端部8で側壁110を押圧する構成とした場合、自転車の支持の安定性に内装トリムの強度が影響することになり、内装トリムの強度の如何によっては自転車が不安定になるおそれもある。また、自転車を搭載しないときは、レール機構1等は他の荷物の邪魔になりかねないため荷室から外すのが望ましい。しかし、上記の構成とした場合、付けたり外したりする手間や、外したレール機構1等の置き場所の確保などの制約も生じる。
本発明は、このような課題に鑑み、自転車を安定して支持できるだけでなく利便性も向上させた車両用自転車搭載構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両用自転車搭載構造の代表的な構成は、車室内後方の荷室に自転車を搭載する車両用自転車搭載構造において、荷室に車幅方向に差し渡されていて自転車が載置されるサイクルキャリアと、サイクルキャリアの両端に取り付けられる一対のキャリアブラケットと、荷室の車幅方向両側のサイドボディそれぞれに固定され一対のキャリアブラケットのそれぞれが接続される一対のボディブラケットとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、自転車を安定して支持できるだけでなく利便性も向上させた車両用自転車搭載構造を提供することが可能になる。
本発明の一実施の形態に係る車両用自転車搭載構造は、車室内後方の荷室に自転車を搭載する車両用自転車搭載構造において、荷室に車幅方向に差し渡されていて自転車が載置されるサイクルキャリアと、サイクルキャリアの両端に取り付けられる一対のキャリアブラケットと、荷室の車幅方向両側のサイドボディそれぞれに固定され一対のキャリアブラケットのそれぞれが接続される一対のボディブラケットとを備えることを特徴とする。
上記構成によれば、荷室内にてボディブラケットおよびキャリアブラケットを介してサイクルキャリアを設置することで、自転車をより安定して搭載することが可能になる。また、サイクルキャリアは、ボディブラケットを介してサイドボディに固定する構造であり、フロアや棚板部材等の上に置く場合に比べて、荷室内をより自由に効率よく利用することが可能になる。
当該車両用自転車搭載構造はさらに、サイドボディの車内側をボディブラケットごと覆う内装トリムを備え、キャリアブラケットは、内装トリム越しにボディブラケットに接続されてもよい。
上記構成によれば、内装トリムの強度に影響されることなく、サイクルキャリアを安定して荷室内に取り付けることが可能になる。また、内装トリムは、車外側のボディブラケットと車内側のキャリアブラケットとによって挟み込まれた状態となる。したがって、内装トリムを車内側から押圧するなど、内装トリムに一方向のみから力を加えることがなく、内装トリムの変形を防ぐことができる。
上記のキャリアブラケットは、ボディブラケットに車内側から対面してボディブラケットに接続される基部と、基部の上部から車内側に屈曲してサイクルキャリアと接続される天面部と、を有してもよい。
上記構成のキャリアブラケットによれば、基部がボディブラケットと対面したうえでこのボディブラケットに接続されるため、ボディブラケットへより効率よく荷重を受け渡すことが可能になる。したがって、サイクルキャリアおよび自転車もより安定した姿勢で支持することが可能になる。
当該車両用自転車搭載構造はさらに、荷室を上下方向に仕切る棚板部材を備え、棚板部材は、後方側に設けられるラゲッジボードと、ラゲッジボードの前方側に設けられる上下方向に開閉可能なスライドボードとを含んでいて、サイクルキャリアは、スライドボードの下方に設けられてもよい。
上記構成によれば、サイクルキャリアを使用するときはスライドボードを開け、使わないときはスライドボードを閉じておけばよいため、サイクルキャリアを使用するたびに付けたり外したりする必要がなくなり、サイクルキャリアを取り付けたままでも荷室を好適に利用することが可能になる。また、荷室のうちスライドボードよりも下方の空間を利用することで、なるべく荷室を広く使用してサイズの大きな自転車も搭載可能にし、他の荷物も好適に積むことが可能になる。
当該車両用自転車搭載構造はさらに、荷室のフロアに置かれるラゲッジボックスを備え、ラゲッジボックスの上部の前側には窪んだ段差部が形成されていて、サイクルキャリアは、ラゲッジボックスの段差部にはまるように設置されているとよい。
上記構成によれば、荷室内にサイクルキャリアやラゲッジボックスを効率よく配置し、荷室をより効率よく使用することが可能になる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。かかる実施例に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施例にかかる車両用自転車搭載構造(以下「搭載構造100」と略称する)の概要を示す図である。以下、図1その他の本願のすべての図面において、車両前後方向をそれぞれ矢印F(Forward)、B(Backward)、車幅方向の左右をそれぞれ矢印L(Leftward)、R(Rightward)、車両上下方向をそれぞれ矢印U(Upward)、D(Downward)で例示する。
搭載構造100は、車室内後方の荷室に自転車102を搭載するための構造である。搭載構造100には、主な部材として、自転車102を支えるサイクルキャリア104と、サイクルキャリア104の荷室E1(図2(a)等参照)への固定に使用するキャリアブラケット106およびボディブラケット108が含まれている。
サイクルキャリア104は、荷室E1(図2(a)等参照)に車幅方向に差し渡される板状の部材であり、上側に自転車102が載置される。サイクルキャリア104の上側には、自転車102のフロントフォーク110を固定するフォーク固定具112が複数設けられている。自転車102は、フォーク固定具112に接続され、後輪114からスプロケット116の付近にかけて防汚カバー118が取り付けられ、さらにハンドル120を所定のバンド等で動かないように固定した状態で車両に搭載される。
キャリアブラケット106は、サイクルキャリア104とボディブラケット108とを仲介する固定具であり、サイクルキャリア104の両端に一対取り付けられて(右側のキャリアブラケット106a、左側のキャリアブラケット106b)、サイクルキャリア104を支持する。キャリアブラケット106は、車幅方向の側方から見て、上に凸のT字形状を成している。
右側のキャリアブラケット106aを例に挙げて説明を行う。キャリアブラケット106aの基部122は、下側の車幅方向に長い領域であり、ボディブラケット108に車内側から対面する。基部122には、前後の2個所にボルト孔122a、122bが設けられていて、ボディブラケット108にボルトを利用して接続される。キャリアブラケット106aは、連続する同一平面である基部122上の2箇所のボルト孔122a、122bでボディブラケット108と接続することで、より安定した姿勢で車両に設けることが可能になっている。
キャリアブラケット106aの天面部124は、基部122のボルト孔122a、122bの間の上部から延び、さらに車内側に屈曲し、サイクルキャリア104と接続される。本実施形態では、天面部124はサイクルキャリア104の下側に所定のボルト126によって下方から接続され、キャリアブラケット106aはサイクルキャリア104を下方から支持する構成になっている。
ボディブラケット108は、サイクルキャリア104の両端側に一対設けられていて(右側のボディブラケット108a、左側のボディブラケット108b)、荷室E1(図2(a)等参照)の車幅方向両側のサイドボディ(図4(b)のサイドボディ152参照)それぞれに固定されたうえ、キャリアブラケット106a、106bのそれぞれが接続される。
左側のボディブラケット106bを例に挙げて説明を行う。ボディブラケット108bは、サイドボディ(図4(b)のサイドボディ152参照)に接地する接地面128と、接地面128から車内側に膨出した膨出面130を有している。膨出面130は、キャリアブラケット106bの基部(基部122参照)と対面する領域であり、基部122と同様に、連続する同一平面上の2箇所にボルト孔130a、130bが設けられている。この膨出面130は、基部122と広く面接触可能になっているものの、実際には後述する内装トリム144(図5(a)参照)を挟んで基部と対面した状態で接続される。
上述したように、キャリアブラケット106は、基部122がボディブラケット108の膨出面130と対面したうえでこのボディブラケット108に接続される。すなわち、キャリアブラケット106とボディブラケット108は、所定の面積で広く対面して接続される。そのため、キャリアブラケット106からボディブラケット108へより効率よく荷重を受け渡すことが可能になり、サイクルキャリア104および自転車102もより安定した姿勢で支持することが可能になっている。
図2は、図1の車両用自転車搭載構造(搭載構造100)を実施した荷室を示す図である。図2(a)は、使用前の搭載構造100を車幅方向の左側から見て示している。図2(a)に示すように、当該搭載構造100には、荷室E1を上下方向に仕切る棚板部材132を備えている。棚板部材132は、後方側に設けられるラゲッジボード134と、ラゲッジボード134の前方側に設けられるスライドボード136とが含まれている。また、ラゲッジボード134の下方のフロア135には、荷物を収納するラゲッジボックス138が置かれている。サイクルキャリア104は、スライドボード136の下方であって、ラゲッジボックス138の上部の前側に設置される。
図2(b)は、使用中の搭載構造100を車幅方向の左側から見て示している。図2(b)に示すように、スライドボード136は、車両前側にヒンジ140が設けられていて、上下方向に開閉可能になっている。また、ラゲッジボード134も、荷室E1の内装トリムのスリット148(図3(a)参照)を利用して、前方へ立てかけるようにして開けることが可能になっている。
搭載構造100を使用する際には、まず後列シート142を前方に倒し、スライドボード136を開ける。これによって、車室内に自転車102の搭載スペースが確保され、自転車102はサイクルキャリア104にアクセス可能になる。また、ラゲッジボード134も開けて立てかけることで、車室内を前側の自転車の搭載スペースと後側の荷物の収納スペースとに仕切ることができる。
このように、当該搭載構造100は、サイクルキャリア104を使用するときはスライドボード136を開け、使わないときはスライドボード136を閉じておけばよいため、サイクルキャリア104を使用するたびに付けたり外したりする必要がなくなっていて、サイクルキャリア104を取り付けたままでも荷室E1を好適に利用することが可能になっている。また、荷室E1のうちスライドボード136よりも下方の空間を利用することで、なるべく荷室E1を広く使用してサイズの大きな自転車も搭載可能にし、他の荷物も好適に積むことが可能になっている。
また、当該搭載構造100は、自転車を搭載した状態でもラゲッジボード134の開閉ができ、ラゲッジボックス138を十分に使用することが可能になっている。したがって、例えば、外した自転車の前輪をラゲッジボックス138に収納することなども可能になっている。
図3は、図2(a)の荷室E1のラゲッジボックス138付近を示した図である。図3(a)は、ラゲッジボックス138を車両前方の左側上方から示した斜視図である。図3(a)では、サイクルキャリア104を破線で透過させた状態で描いている。
図3(a)に示す内装トリム144は、サイドボディ152(図4(b))の車内側を覆う部材である。内装トリム144はサイドボディ152をボディブラケット108(図1参照)ごと覆っていて、ボディブラケット108はこの内装トリム144の車外側にてサイドボディ152に固定されている。すなわち、キャリアブラケット106(図1参照)は、内装トリム144越しにボディブラケット108に接続されている。
ラゲッジボックス138の上部の前側には、窪んだ段差部146が形成されている。サイクルキャリア104は、ラゲッジボックス138の段差部146にはまるように設置されている。この構成によって、荷室E1内にサイクルキャリア104とラゲッジボックス138とが効率よく配置され、荷室E1をより効率よく使用することが可能になっている。
内装トリム144には、サイクルキャリア104の後端付近に、スリット148が形成されている。スリット148は、前述したラゲッジボード134を立てかける際に使用する部位であり、上下方向に延びた範囲を車外側へ窪ませることで形成されている。
図3(b)は、図3(a)のラゲッジボックス138およびサイクルキャリア104を取り外した図である。図3(b)に示すように、キャリアブラケット106は、内装トリム144に形成されたボルト孔144a、144bを通じてボディブラケット108(図1参照)に締結される。また、内装トリム144には、サイクルキャリア104が設けられる位置に、車内側に膨出した棚面150が形成されている。サイクルキャリア104(図3(a)参照)は、この棚面150とキャリアブラケット106の天面部124、およびラゲッジボックス138の段差部146を利用して設置される。
図3(a)のサイクルキャリア104の取付け手順としては、まず、ラゲッジボックス138を取り出し、左右の内装トリム144のボルト孔144a、144bをそれぞれ露出させる。そして、キャリアブラケット106を、内装トリム144のボルト孔144a、144bを通じてボディブラケット108にボルトで締結する。そして、キャリアブラケット106の上からサイクルキャリア104を載せ、下方からボルトで締結する。そして、ラゲッジボックス138を、段差部146をサイクルキャリア104の下側に滑り込ませるようにして荷室E1に戻せば、取付作業は完了となる。
図4は、図3(b)の荷室E1のキャリアブラケット106が取り付けられる範囲を車内側から正対して示した図である。図4(a)は、内装トリム144を示している。前述したように、内装トリム144には、キャリアブラケット106(図1参照)のボルト孔106a、106bに対応して、2つのボルト孔144a、144bが車両前後方向に並んで設けられている。
図4(b)は、図4(a)の内装トリム144を取り外した図である。前述したように、内装トリム144の車外側では、ボディブラケット108が膨出面130およびボルト孔130a、130bを車内側に向けてサイドボディ152に設けられている。
図5は、図2(a)の車両用自転車搭載構造(搭載構造100)の各断面図である。図5(a)は、図2(a)の搭載構造100のA−A断面であり、図4(b)のボディブラケット108の後側のボルト孔130bを縦に切った断面に対応している。図5(a)に示すように、キャリアブラケット106は、内装トリム144越しに、ボディブラケット108にボルトによって接続される。これにより、内装トリム144は、ボルトによってキャリアブラケット106およびボディブラケット108と共締めされた状態となる。
図5(b)は、図2(a)の搭載構造100のB−B断面であり、図5(b)のボディブラケット108のボルト孔130a、130bの間の領域を縦に切った断面に対応している。図1を参照して説明したように、ボディブラケット108の膨出面130は、連続する同一平面の2箇所にボルト孔130a、130bが設けられた構成になっている。また、キャリアブラケット106の基部122も、連続する同一平面の2箇所にボルト孔122a、122bが設けられた構成になっている。したがって、図5(b)に示すように、ボルト孔130a、130bの間においても、内装トリム144は、キャリアブラケット106およびボディブラケット108に所定の面積で挟まれた状態となる。
これらのように、キャリアブラケット106は、内装トリム144越しにボディブラケット108に接続される構成となっている。この構成によって、内装トリム144の強度に影響されることなく、サイクルキャリア104を安定して荷室内に取り付けることが可能になっている。また、内装トリム144は、車外側のボディブラケット108と車内側のキャリアブラケット106とによって挟み込まれた状態となる。そのため、内装トリム144を車内側から押圧するなど、内装トリム144に一方向のみから力を加えることがなく、当該搭載構造100であれば内装トリム144の変形を防ぐことができる。
以上のように、当該搭載構造100によれば、荷室E1内にてボディブラケット108およびキャリアブラケット106を介してサイクルキャリア104を上下方向に支持して設置することで、自転車102(図1参照)をより安定して搭載することが可能になっている。また、当該搭載構造100は、サイクルキャリア104を、ボディブラケット108等を用いてサイドボディ152(図4(b)参照)に固定する構造になっているため、従来のサイクルキャリア104をフロア135や棚板部材132等の上に置く構造に比べて、荷室内をより自由に効率よく利用することが可能になっている。
なお、図1を参照して、キャリアブラケット106はサイクルキャリア104を下方から支持する構成であるとして説明した。しかしながら、他の形態として、キャリアブラケット106は上下反転した姿勢になることも可能である。その場合、キャリアブラケット106は、基部122の下部から天面部124が延びた姿勢となり、この天面部124をサイクルキャリア104の上側に接続させてサイクルキャリア104を懸垂する状態となる。この構成とした場合、サイクルキャリア104を荷室E1のより下方に設けることができるため、自転車102の搭載スペースをより広く確保し、より大きなサイズの自転車も搭載することが可能になる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両用自転車搭載構造に利用することができる。
E1…荷室、100…搭載構造、102…自転車、104…サイクルキャリア、106…キャリアブラケット、106a…右側のキャリアブラケット、106b…左側のキャリアブラケット、108…ボディブラケット、108a…右側のボディブラケット、108b…左側のボディブラケット、110…フロントフォーク、112…フォーク固定具、114…後輪、116…スプロケット、118…防汚カバー、120…ハンドル、122…基部、122a…基部の前側のボルト孔、122b…基部の後側のボルト孔、124…天面部、126…ボルト、128…接地面、130…膨出面、130a…膨出面の前側のボルト孔、130b…膨出面の後側のボルト孔、132…棚板部材、134…ラゲッジボード、135…フロア、136…スライドボード、138…ラゲッジボックス、140…ヒンジ、142…後列シート、144…内装トリム、144a…内装トリムの前側のボルト孔、144b…内装トリムの後側のボルト孔、146…段差部、148…スリット、150…棚面、152…サイドボディ
Claims (5)
- 車室内後方の荷室に自転車を搭載する車両用自転車搭載構造において、
前記荷室に車幅方向に差し渡されていて前記自転車が載置されるサイクルキャリアと、
前記サイクルキャリアの両端に取り付けられる一対のキャリアブラケットと、
前記荷室の車幅方向両側のサイドボディそれぞれに固定され前記一対のキャリアブラケットのそれぞれが接続される一対のボディブラケットとを備えることを特徴とする車両用自転車搭載構造。 - 当該車両用自転車搭載構造はさらに、
前記サイドボディの車内側を前記ボディブラケットごと覆う内装トリムを備え、
前記キャリアブラケットは、前記内装トリム越しに前記ボディブラケットに接続されることを特徴とする請求項1に記載の車両用自転車搭載構造。 - 前記キャリアブラケットは、
前記ボディブラケットに車内側から対面して該ボディブラケットに接続される基部と、
前記基部の上部から車内側に屈曲して前記サイクルキャリアと接続される天面部と、
を有することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用自転車搭載構造。 - 当該車両用自転車搭載構造はさらに、前記荷室を上下方向に仕切る棚板部材を備え、
前記棚板部材は、後方側に設けられるラゲッジボードと、該ラゲッジボードの前方側に設けられる上下方向に開閉可能なスライドボードとを含んでいて、
前記サイクルキャリアは、前記スライドボードの下方に設けられることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用自転車搭載構造。 - 当該車両用自転車搭載構造はさらに、前記荷室のフロアに置かれるラゲッジボックスを備え、
前記ラゲッジボックスの上部の前側には窪んだ段差部が形成されていて、
前記サイクルキャリアは、前記ラゲッジボックスの段差部にはまるように設置されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の車両用自転車搭載構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI717206B (zh) * | 2020-02-04 | 2021-01-21 | 元毅工業股份有限公司 | 用於自行車之駐車裝置 |
-
2017
- 2017-12-07 JP JP2017235325A patent/JP2019099088A/ja active Pending
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TWI717206B (zh) * | 2020-02-04 | 2021-01-21 | 元毅工業股份有限公司 | 用於自行車之駐車裝置 |
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