JP2021172130A - 車両の後部車体構造 - Google Patents
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Abstract
Description
この発明によれば、車両の後部車体構造は、ナット部材の大型化を抑制できるとともに、ナット部材の支持剛性を確保することができる。
これにより、車両の後部車体構造は、比較的小さい衝突荷重によるリヤバンパビームの変形を抑えるとともに、ナット部材の支持剛性を向上することができる。
このため、車両の後部車体構造は、リヤバンパビームが比較的小さい衝突荷重によって車両前方へ容易に変形することを、支持部材の第2取付片部によって確実に抑制することができる。
これにより、車両の後部車体構造は、比較的小さい衝突荷重によるリヤバンパビームの変形をより抑えるとともに、ナット部材の支持剛性をより向上することができる。
これにより、車両の後部車体構造は、比較的小さい衝突荷重によるリヤバンパビームの変形をより確実に抑えるとともに、ナット部材の支持剛性をさらに向上することができる。
これにより、車両の後部車体構造は、比較的小さい衝突荷重によるリヤバンパビームの変形をさらに抑えるとともに、ナット部材の支持剛性をより確実に向上することができる。
本実施形態の車両は、車両後部が、バックドア(リフトゲートともいう)により開閉可能に覆われた、所謂ハッチバック型の車両であって、牽引用または/およびタイダウン用のフック部材が車両後部に着脱自在に構成された車両である。このような車両の後部車体構造について、図1から図9を用いて説明する。
また、図3中において、図示を明確にするためにリヤバンパビーム5を二点鎖線で示している。
さらに、車両1の車両後部は、図1に示すように、左右一対のセットプレート4、リヤバンパビーム5、及びビーム補強部材6を、リヤエンド3の後面に備えている。
なお、左右のリヤサイドフレーム2の間には、図2示すように、車室床面をなすリヤフロアパネル8が配設されている。
一方、リヤエンドクロスメンバ32は、図4に示すように、車両前後方向に沿った縦断面における断面形状が、車両前方へ突出した断面略ハット状であって、リヤエンドパネル31のエンドパネル上部31bに車両前方側から接合されている。
連結部43は、図5に示すように、隅部41に対して車両後方に位置するとともに、車両上下方向に長い背面視略矩形の平板に形成されている。
さらに、リヤバンパビーム5は、図2に示すように、底面視において、車幅方向の両端に対して車幅方向略中央が車両後方へ突出するように湾曲した底面視略円弧状に形成されている。
なお、幅広部分53aは、挿通孔の間の部分が、後述する支持部材11の下方取付片部113を介して、セットプレート4の被接合部42に接合されている。
なお、幅広部分55aは、挿通孔の間の部分が、後述する支持部材11の上方取付片部112を介して、セットプレート4の被接合部42に接合されている。
この支持部材11は、図4、図5、及び図7に示すように、車両前後方向に厚みを有する略平板状の中間壁部111と、中間壁部111から延設した上方取付片部112、下方取付片部113、内方取付片部114、及び外方取付片部115とで一体形成されている。
具体的には、中間壁部111は、図4及び図7に示すように、セットプレート4とリヤバンパビーム5の後壁部51との間における車両前後方向略中央よりも僅かに車両後方の位置において、セットプレート4、及びリヤバンパビーム5の後壁部51に間隔を隔てて対面するように配設されている。
さらに、中間壁部111には、図7から図9に示すように、リヤバンパビーム5の挿通孔51aに対向する部分に、ナット部材10を挿通可能な挿通孔11aが開口形成されている。
これにより、車両1の後部車体構造は、比較的小さい衝突荷重によるリヤバンパビーム5の変形を抑えるとともに、ナット部材10の支持剛性を向上することができる。
このため、車両1の後部車体構造は、リヤバンパビーム5が比較的小さい衝突荷重によって車両前方へ容易に変形することを、支持部材11の第2取付片部(内方取付片部114、外方取付片部115)によって確実に抑制することができる。
これにより、車両1の後部車体構造は、比較的小さい衝突荷重によるリヤバンパビーム5の変形をより抑えるとともに、ナット部材10の支持剛性をより向上することができる。
これにより、車両1の後部車体構造は、比較的小さい衝突荷重によるリヤバンパビーム5の変形をより確実に抑えるとともに、ナット部材10の支持剛性をさらに向上することができる。
これにより、車両1の後部車体構造は、比較的小さい衝突荷重によるリヤバンパビーム5の変形をさらに抑えるとともに、ナット部材10の支持剛性をより確実に向上することができる。
この発明の第1取付片部は、実施形態の上方取付片部112、及び下方取付片部113に対応し、
以下同様に、
第2取付片部は、内方取付片部114、及び外方取付片部115に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
2…リヤサイドフレーム
4…セットプレート
5…リヤバンパビーム
6…ビーム補強部材
7…連結プレート
9…フック部材
10…ナット部材
11…支持部材
51…後壁部
52…下壁部
54…上壁部
111…中間壁部
112…上方取付片部
113…下方取付片部
114…内方取付片部
115…外方取付片部
Claims (5)
- 車両の後部車体構造であって、
車両後部を車両前後方向に延びる左右一対のリヤサイドフレームと、
前記車両後部を車幅方向に延びるとともに、車両前方が開口した開断面形状に形成され、車幅方向両端が左右の前記リヤサイドフレームの後端に締結されるリヤバンパビームと、
該リヤバンパビームの車幅方向両端にそれぞれ接合され、左右の前記リヤサイドフレームの後端に対して前記リヤバンパビームとともに締結される左右一対のセットプレートと、
牽引用またはタイダウン用のフック部材が螺合する車両前後方向に延びる略筒状のナット部材と、
前記セットプレートと前記リヤバンパビームとの間で前記ナット部材の前端近傍を支持する支持部材と、を備え、
前記リヤバンパビームは、
前記セットプレートに対して車両後方で対向するとともに、前記フック部材を挿通可能な状態で前記ナット部材の後端近傍が接合された後壁部を備え、
前記支持部材は、
前記リヤバンパビームの前記後壁部、及び前記セットプレートに対して車両前後方向に間隔を隔てて対面するとともに、前記ナット部材の前端近傍が接合された中間壁部と、
該中間壁部を前記セットプレートに取付ける第1取付片部と、
前記中間壁部を前記リヤバンパビームに取付ける第2取付片部とで一体形成された
車両の後部車体構造。 - 前記中間壁部は、
前記セットプレートと前記リヤバンパビームの前記後壁部との間における車両前後略中央よりも車両前方側に配設され、
前記第1取付片部は、
前記中間壁部の上端、及び下端からそれぞれ前記セットプレートへ向けて延設された上下一対で構成され、
前記第2取付片部は、
前記中間壁部における車幅方向両端からそれぞれ前記リヤバンパビームの前記後壁部へ向けて略平板状に延設された左右一対で構成された
請求項1に記載の車両の後部車体構造。 - 前記リヤバンパビームは、
前記後壁部の上端から車両前方へ延びる上壁部と、
前記後壁部の下端から車両前方へ延びる下壁部とを備え、
前記支持部材の前記第2取付片部は、
前記リヤバンパビームの前記後壁部、前記上壁部、及び前記下壁部に接合された
請求項1または請求項2に記載の車両の後部車体構造。 - 前記セットプレートに対向して配置された左右一対の前記支持部材と、
前記リヤバンパビームの前記後壁部、前記上壁部、及び前記下壁部を一体的に覆うとともに、前記支持部材の間を車幅方向に延びるビーム補強部材とを備えた
請求項3に記載の車両の後部車体構造。 - 前記リヤバンパビームは、
前記ビーム補強部材における車幅方向の端部近傍から前記ナット部材に向かうほど、車両前後方向長さが漸次長くなる形状に形成された
請求項4に記載の車両の後部車体構造。
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JP2003040141A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-13 | Nissan Motor Co Ltd | 車体前部構造 |
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JP2017074916A (ja) * | 2015-10-16 | 2017-04-20 | トヨタ自動車株式会社 | 車両端部の衝撃吸収構造 |
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2020
- 2020-04-20 JP JP2020074841A patent/JP7428063B2/ja active Active
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