JP2019098826A - 4輪駆動車及び4輪駆動車の制御方法 - Google Patents

4輪駆動車及び4輪駆動車の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】副駆動輪に駆動力を大きな伝達することが必要となる可能性が低い状況である場合に速やかに定常走行状態であることの判定を確定し、燃費性能と走行安定性の両立を図ることが可能な4輪駆動車及びその制御方法を提供する。【解決手段】4輪駆動車1は、走行状態に応じて左右後輪191,192に伝達される駆動力を制御する制御装置6と、走行状態を検出する複数のセンサ101〜106と、先行車両9との通信を行う通信装置72とを備える。制御装置6は、所定の判定条件により自車両が定常走行状態であると判定する定常走行状態判定手段611と、左右後輪191,192に伝達すべき駆動力の指令値を演算し、自車両が定常走行状態であると判定されたとき、この指令値を低減する駆動力制御手段612と、通信装置71によって得られた情報が先行車両9の定常走行状態を示すとき、判定条件を緩和する判定条件変更手段613とを有する。【選択図】図3

Description

本発明は、前輪及び後輪のうち一方を主駆動輪とし他方を副駆動輪とする4輪駆動車、及びその制御方法に関する。
従来、前輪及び後輪のうち一方を主駆動輪とし他方を副駆動輪とする4輪駆動車には、主駆動輪である前輪には駆動源の駆動力が常に伝達され、副駆動輪である後輪には駆動源の駆動力が摩擦クラッチを介して調節可能に伝達されるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の4輪駆動車は、スロットル開度が閾値未満、前後輪の差動回転速度が閾値未満、かつ横加速度が閾値未満のとき、定常走行状態であると判定し、前後輪の駆動力配分を4輪駆動傾向から2輪駆動傾向とする。駆動力配分を2輪駆動傾向とすることにより、後輪に駆動力を伝達する駆動力伝達部材の摩擦等による動力損失が抑制され、燃費性能が向上する。
特開2003−312296号公報(段落[0045]等参照)
燃費の改善のためには、定常走行状態と判定するための条件を緩め、駆動力配分を2輪駆動傾向として走行する距離を長くすることが望ましい。しかし、この条件を単に緩めると、加速時や旋回時等において副駆動輪に十分な駆動力が配分されず、4輪駆動車としての走行安定性を十分に発揮することができなくなるおそれがある。
そこで、本発明は、副駆動輪に大きな駆動力が必要となる可能性が低い状況である場合に速やかに定常走行状態であることの判定を確定し、燃費性能と走行安定性の両立を図ることが可能な4輪駆動車及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記の目的を達成するため、前輪及び後輪のうち一方を主駆動輪とし他方を副駆動輪とする4輪駆動車であって、自車両の走行状態に応じて前記副駆動輪を駆動する駆動力を制御可能な制御装置と、自車両の走行状態を検出する複数のセンサと、自車両の進行方向前方を走行する先行車両の走行状態に関する情報を取得可能な通信装置とを備え、前記制御装置は、前記複数のセンサによって検出された自車両の走行状態が所定の判定条件を満たすとき、自車両が定常走行状態であると判定する定常走行状態判定手段と、自車両の前記走行状態に応じて前記副駆動輪を駆動する駆動力の指令値を演算し、前記定常走行状態判定手段により自車両が定常走行状態であると判定されたとき、前記指令値を低減する駆動力制御手段と、前記通信装置によって得られた情報が、前記先行車両が定常走行状態であることを示すとき、前記判定条件を緩和する判定条件変更手段と、を有する4輪駆動車を提供する。
また、本発明は、上記の目的を達成するため、主駆動輪及び副駆動輪と、自車両の走行状態に応じて前記副駆動輪を駆動する駆動力を制御可能な制御装置と、自車両の走行状態を検出する複数のセンサと、自車両の進行方向前方を走行する先行車両の走行状態に関する情報を取得可能な通信装置とを備えた4輪駆動車の制御方法であって、前記複数のセンサによって検出された自車両の走行状態が所定の判定条件を満たすとき、自車両が定常走行状態であると判定して前記副駆動輪を駆動する駆動力を低減し、前記通信装置によって得られた情報が前記先行車両が定常走行状態であることを示すとき、前記判定条件を緩和する、4輪駆動車の制御方法を提供する。
本発明に係る4輪駆動車及びその制御方法によれば、自車両の進行方向前方を走行する先行車両の走行状態に関する情報から副駆動輪に大きな駆動力が必要となる可能性が高い状況であるか低い状況であるかを推定することができ、低い状況である場合に速やかに定常走行状態であることの判定を確定し、燃費性能と走行安定性の両立を図ることが可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係る4輪駆動車の概略構成図である。 自車両と先行車両との位置関係を示す模式図である。 制御装置の機能構成例を示すブロック図である。 制御部が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る4輪駆動車の概略構成図である。 本発明の第3の実施の形態に係る4輪駆動車の概略構成図である。
[第1実施の形態]
本発明の実施の形態について、図1乃至図4を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する上での好適な具体例として示すものであり、技術的に好ましい種々の技術的事項を具体的に例示している部分もあるが、本発明の技術的範囲は、この具体的態様に限定されるものではない。
(4輪駆動車の全体構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る4輪駆動車の概略の構成例を示す構成図である。図2は、自車両(図1に示す4輪駆動車1)と、自車両の前方を走行する先行車両9との位置関係を示す模式図である。
図1に示すように、4輪駆動車1は、走行用のトルクを発生する駆動源としてのエンジン11と、エンジン11の出力を変速するトランスミッション12と、トランスミッション12で変速されたエンジン11の駆動力が常に伝達される左右一対の主駆動輪としての左右前輪181,182と、走行状態に応じてエンジン11の駆動力が伝達される左右一対の副駆動輪としての左右後輪191,192とを備えている。
また、4輪駆動車1は、フロントディファレンシャル13と、プロペラシャフト14と、リヤディファレンシャル15と、左右の前輪側のドライブシャフト161,162と、左右の後輪側のドライブシャフト171,172と、プロペラシャフト14とリヤディファレンシャル15との間に配置された駆動力伝達装置2と、駆動力伝達装置2を制御する制御装置6と、先行車両9との通信を行う通信装置71と、先行車両9との車間距離を車速に応じて適切な距離に保ちながら先行車両9に追従走行するための追従走行制御装置72とを備えている。
制御装置6は、左右前輪181,182及び左右後輪191,192の回転速度を検出する回転速センサ101〜104、アクセルペダル110の踏み込み量であるスロットル開度を検出するためのアクセルペダルセンサ105、及び車幅方向の加速度である横加速度を検出する横加速度センサ106の検出値を含む各種の走行状態に関する情報を取得可能である。回転速センサ101〜104、アクセルペダルセンサ105、及び横加速度センサ106は、走行状態を検出する複数のセンサの具体例である。以下、これらの各センサを総称して、走行状態センサ101〜106という場合がある。
制御装置6は、走行状態センサ101〜106によって検出される4輪駆動車1の走行状態に応じて駆動力伝達装置2に電流を供給する。駆動力伝達装置2は、制御装置6から供給される電流に応じて、左右後輪191,192に伝達される駆動力、すなわち左右後輪191,192を駆動する駆動力を増減させる。
駆動力伝達装置2は、有底筒状のハウジング21と、ハウジング21と同軸上で相対回転可能に支持された軸状のインナシャフト22と、ハウジング21とインナシャフト22との間で駆動力を伝達するメインクラッチ23と、メインクラッチ23を押圧する押圧力を発生させるカム機構24と、ハウジング21の回転力を受けてカム機構24を作動させる電磁クラッチ25と、電磁クラッチ25を作動させる磁力を発生する電磁コイル26とを有して構成されている。
電磁クラッチ25は、例えば軟磁性体からなる複数のクラッチプレートが電磁コイル26の磁力を受けて動作するアーマチャによって摩擦接触するように構成されている。電磁コイル26に電流が供給されると、供給された電流量に応じて電磁クラッチ25を介してハウジング21の回転力がカム機構24に伝達され、カム機構24が軸方向の押圧力を発生させる。メインクラッチ23は、この押圧力によって複数の摩擦板の間に摩擦力が発生し、ハウジング21からインナシャフト22に駆動力が伝達される。
制御装置6は、4輪駆動車1の走行状態に応じて駆動力伝達装置2の電磁コイル26に供給する電流を調節することにより、左右後輪191,192に伝達される駆動力を制御可能である。なお、駆動力伝達装置2としては、左右後輪191,192側に伝達される駆動力を連続的に増減させることが可能なものであればよく、例えば電動モータのトルクをカム機構等によって軸方向の押圧力に変換し、複数の摩擦板を押接させる構成のものであってもよい。
左右前輪181,182には、エンジン11の駆動力が、トランスミッション12、フロントディファレンシャル13、及び左右の前輪側のドライブシャフト161,162を介して伝達される。フロントディファレンシャル13は、左右の前輪側のドライブシャフト161,162にそれぞれ相対回転不能に連結された一対のサイドギヤ131,131と、一対のサイドギヤ131,131にギヤ軸を直交させて噛合する一対のピニオンギヤ132,132と、一対のピニオンギヤ132,132を支持するピニオンピン133と、これらを収容するフロントデフケース134とを有している。
フロントデフケース134にはリングギヤ135が固定されており、このリングギヤ135がプロペラシャフト14の車両前方側の端部に設けられたピニオンギヤ141に噛み合っている。プロペラシャフト14の車両後方側の端部は、駆動力伝達装置2のハウジング21に連結されている。この構成により、フロントデフケース134の回転力がプロペラシャフト14を介して駆動力伝達装置2のハウジング21に伝達される。
リヤディファレンシャル15は、左右の後輪側のドライブシャフト171,172にそれぞれ相対回転不能に連結された一対のサイドギヤ151,151と、一対のサイドギヤ151,151にギヤ軸を直交させて噛合する一対のピニオンギヤ152,152と、一対のピニオンギヤ152,152を支持するピニオンピン153と、これらを収容するリヤデフケース154と、リヤデフケース154に固定されたリングギヤ155とを有している。リングギヤ155には、駆動力伝達装置2のインナシャフト22に相対回転不能に連結されたピニオンギヤシャフト150が噛み合っている。
通信装置71は、所定の周波数帯の電波により車車間通信を行うことが可能である。本実施の形態では、通信装置71と先行車両9の通信装置91との無線通信により、通信装置71が先行車両9の走行状態に関する情報を取得可能である。
追従走行制御装置72は、ミリ波レーダーにより先行車両9との車間距離を検知し、エンジン11の回転数等を調整することで、先行車両9との間に車速に応じた車間距離を保ちながら、4輪駆動車1を先行車両9に追従走行させる。制御装置6は、追従走行制御装置72の作動状態に関する情報を取得可能である。以下、4輪駆動車1を単に自車両ということがある。
(制御装置の構成)
図3は、制御装置6の機能構成例を示すブロック図である。制御装置6は、CPU(演算処理装置)によって実現される制御部61と、ROM等の記憶素子からなる記憶部62と、駆動力伝達装置2の電磁コイル26に電流を出力するための電流出力回路63とを有している。電流出力回路63は、パワートランジスタ等のスイッチング素子を有し、制御部61から出力されるPWM信号に応じてスイッチング素子をオン・オフさせ、電磁コイル26に電流を出力する。
制御装置6は、制御部61が記憶部62に記憶されたプログラム620を実行することで、定常走行状態判定手段611、駆動力制御手段612、及び判定条件変更手段613として機能する。定常走行状態判定手段611は、走行状態センサ101〜106によって検出された自車両の走行状態が所定の判定条件を満たすとき、自車両が定常走行状態であると判定する。
駆動力制御手段612は、自車両の走行状態に応じて左右後輪191,192に伝達すべき駆動力の指令値であるトルク指令値を演算する。また、駆動力制御手段612は、定常走行状態判定手段611により自車両が定常走行状態であると判定されたとき、定常走行状態でない場合に比較してトルク指令値を低減する。
判定条件変更手段613は、通信装置71によって得られた情報が、先行車両9が定常走行状態であることを示すとき、定常走行状態判定手段611における定常走行状態の判定条件を緩和する。なお、ここで「緩和する」とは、判定条件の変更により定常走行状態であるとの判定がなされやすくすることをいう。
記憶部62は、制御部61が駆動力制御手段612としてトルク指令値を演算する際に参照する2輪駆動傾向マップデータ621及び4輪駆動傾向マップデータ622を記憶している。2輪駆動傾向マップデータ621及び4輪駆動傾向マップデータ622には、走行状態センサ101〜106によって検出される4輪駆動車1の走行状態とトルク指令値との関係が定義されている。この関係は、例えば左右前輪181,182の平均回転速度と左右後輪191,192の平均回転速度との差である前後輪差動回転速度が大きいほど、またアクセルペダル110の踏み込み量が大きいほど、また横加速度が大きいほど、トルク指令値が大きくなる関係である。
制御部61が2輪駆動傾向マップデータ621を参照してトルク指令値を演算する場合のトルク指令値は、制御部61が4輪駆動傾向マップデータ622を参照してトルク指令値を演算する場合のトルク指令値よりも小さい。すなわち、2輪駆動傾向マップデータ621を参照する2輪駆動傾向モードでは、4輪駆動傾向マップデータ622を参照する4輪駆動傾向モードに比較して、左右後輪191,192に伝達される駆動力が低減される。なお、ここで低減とは、左右後輪191,192に伝達される駆動力をゼロにすることも含む趣旨である。2輪駆動傾向マップデータ621は本発明の第1の関係情報に相当し、4輪駆動傾向マップデータ622は本発明の第1の関係情報に相当する。
図4は、制御部61が所定の演算周期(例えば5ms)ごとに実行する処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理において、制御部61はまず、先行車両9を対象とした追従走行中であるか否かを判定する(ステップS1)。この判定は、例えば制御装置6が受け取る追従走行制御装置72の作動状態に関する情報に基づいて行うことができる。
追従走行中である場合(S1:Yes)、制御部61は、先行車両9が定常走行状態であるか否かを判定する(ステップS2)。この判定は、例えば通信装置71によって得られた先行車両9の加減速度に関連する加減速度関連値、前後輪の回転速度差に関連する回転速度差関連値、及び旋回半径に関連する旋回半径関連値の少なくとも何れかに基づいて判定することができる。また、先行車両9から通信装置71を介して、先行車両9自体が定常走行状態であるか否かを示す情報を取得できる場合には、当該情報に基づいてこのステップS2の判定を行ってもよい。
先行車両9が定常走行状態であると判定した場合(S2:Yes)、制御部61は、後述するタイマ閾値T1を所定値T1_shortとし(ステップS3)、同じく後述するタイマ閾値T2を所定値T2_longとする(ステップS4)。また、先行車両9が定常走行状態でないと判定した場合(S2:No)、制御部61は、タイマ閾値T1を所定値T1_longとし(ステップS5)、タイマ閾値T2を所定値T2_shortとする(ステップS6)。またさらに、ステップS1の判定において追従走行中でないと判定した場合(S1:No)、制御部61は、タイマ閾値T1を所定値T1_longとし(ステップS7)、タイマ閾値T2を所定値T2_longとする(ステップS8)。
所定値T1_shortは、所定値T1_longよりも短い時間を示し、所定値T2_shortは、所定値T2_longよりも短い時間を示す。所定値T1_short及び所定値T2_shortが示す時間は、例えば1秒以下であり、より具体的には例えば0.1秒以上1秒以下であるが、0秒であってもよい。また、所定値T1_long及び所定値T2_longが示す時間は、例えば5秒以上10秒未満である。
次に、制御部61は、走行状態センサ101〜106から走行状態に関する情報を取得する(ステップS9)。そして制御部61は、取得した情報が所定の判定条件を満たしているか否かにより、自車両が定常走行状態であるか否かを判定する。本実施の形態では、加減速度に関連する加減速度関連値が所定の範囲内である第1条件、前後輪の回転速度差に関連する回転速度差関連値が所定の範囲内である第2条件、及び旋回半径に関連する旋回半径関連値が所定の範囲内である第3条件を含む判定条件により、定常走行状態であるか否かを判定する。
制御部61は、ステップS10において第1条件を判定する。具体的には、アクセルペダルセンサ105によって検出されるスロットル開度が閾値Tt未満か否かを判定する。閾値Ttは、例えば高速道路で一定の車速を保って走行する際にステップS10の判定結果が是(Yes)となる値である。なお、加減速度関連値としては、スロットル開度の他、例えば車両前後方向の加速度(前後G)を用いてもよい。
また、制御部61は、ステップS11において第2条件を判定する。具体的には、前後輪差動回転速度が閾値Tn未満か否かを判定する。閾値Tnは、例えば左右前輪181,182及び左右後輪191,192の何れかにスリップが発生した場合に、ステップS11の判定結果が否(No)となる値である。
またさらに、制御部61は、ステップS13において第3条件を判定する。具体的には、横加速度センサ106で検出される横加速度が閾値Tg未満か否かを判定する。閾値Tgは、実質的に直進走行をしている場合にステップS13の判定結果が是(Yes)となる値である。なお、旋回半径関連値としては、横加速度の他、例えばステアリングホイールの操舵角やヨーレイトセンサの検出値を用いてもよい。
なお、ステップS2において先行車両9が定常走行状態であるか否かを判定するにあたり、ステップS10〜S12と同様の判定基準を用いてもよい。
制御部61は、ステップS10〜S12の判定結果が全て是(Yes)の場合に、定常走行判定タイマ値をカウントアップし(ステップS13)、非定常走行判定タイマ値をクリアする(ステップS14)。そして、定常走行判定タイマが閾値T1以上か否かを判定する(ステップS15)。また、制御部61は、ステップS10〜S12の判定結果の少なくとも何れかが否(No)の場合に、非定常走行判定タイマ値をカウントアップし(ステップS17)、定常走行判定タイマ値をクリアする(ステップS18)。そして、非定常走行判定タイマが閾値T2以上か否かを判定する(ステップS19)。
なお、ステップS10〜S12のうち、いずれかのステップを省略してもよい。すなわち、定常走行状態であるか否かの判定条件としては、第1条件から第3条件の少なくとも何れかを含んでいればよい。また、定常走行状態であるか否かの判定条件として、さらに他の条件を追加してもよい。
定常走行判定タイマが閾値T1以上である場合(S15:Yes)、及び非定常走行判定タイマが閾値T2未満である場合(S19:No)、制御部61は、自車両が定常走行状態であると確定判定し、駆動力伝達装置2を2輪駆動傾向モードで制御する(ステップS16)。すなわち、2輪駆動傾向マップデータ621を参照してトルク指令値を演算し、演算したトルク指令値に応じた電流が駆動力伝達装置2の電磁コイル26に供給されるように電流出力回路63にPWM信号を出力する。
また、定常走行判定タイマが閾値T1未満である場合(S15:No)、及び非定常走行判定タイマが閾値T2以上である場合(S19:Yes)、制御部61は、自車両が非定常走行状態であると確定判定し、駆動力伝達装置2を4輪駆動傾向モードで制御する(ステップS20)。すなわち、4輪駆動傾向マップデータ622を参照してトルク指令値を演算し、演算したトルク指令値に応じた電流が駆動力伝達装置2の電磁コイル26に供給されるように電流出力回路63にPWM信号を出力する。
上記の各ステップのうち、ステップS1〜S8は、制御部61が判定条件変更手段613として実行する処理であり、ステップS9〜S15及びS17〜S19は、制御部61が定常走行状態判定手段611として実行する処理である。また、ステップS16及びS20は、制御部61が駆動力制御手段612として実行する処理である。
このように、本実施の形態では、自車両が定常走行状態であると判定するための条件として、ステップS10〜S12の条件が満たされた状態が閾値T1により規定される所定時間にわたり継続することを含んでいる。また、先行車両9が定常走行状態である場合(S2:Yes)には、この継続時間が短くなるように閾値T1を変更することにより(ステップS3)、定常走行状態の判定条件を緩和する。
また、本実施の形態では、先行車両9が定常走行状態でない場合(S2:No)、非定常走行判定タイマがタイムアップするまでの時間(閾値T2)を短くすることにより、非定常走行状態であると確定判定するまでの時間を短くする。これにより、先行車両9が定常走行状態でない場合には、速やかに非定常走行状態であると確定判定され、走行安定性が高められる。
またさらに、本実施の形態では、追従走行中(S1:Yes)に限り、閾値T1の変更により定常走行状態の判定条件を緩和する処理あるいは非定常走行判定タイマがタイムアップするまでの時間を短くする処理を実行するので、先行車両9が存在しない場合あるいは先行車両9との通信が行えない場合には、定常走行状態又は非定常走行状態が確定判定されるまでの時間が長くなる。これにより、2輪駆動傾向モードと4輪駆動傾向モードが頻繁に切り替わってしまうことが抑制される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、左右後輪191,192に駆動力を伝達することが必要となる可能性が低い状況である場合に速やかに定常走行状態であることの判定を確定することができるので、燃費性能と走行安定性の両立を図ることが可能となる。
なお、本実施の形態では、閾値T1を変更することにより定常走行状態の判定条件を緩和する場合について説明したが、これに限らず、ステップS10〜S12の閾値(閾値Tt、閾値Tn、及び閾値Tg)の少なくとも何れかを変更することにより、定常走行状態の判定条件を緩和してもよい。
[第2の実施の形態]
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る4輪駆動車1Aの概略の構成例を示す構成図である。この4輪駆動車1Aは、左右後輪191,192にエンジン11の駆動力を伝達しない2輪駆動時に、プロペラシャフト14及びその下流側(左右後輪191,192側)への駆動力の伝達を遮断可能なクラッチを備えている。図5において、第1の実施の形態において説明したものと共通する部材等については、第1の実施の形態の説明に用いた名称及び符号を援用する。
この4輪駆動車1Aは、フロントデフケース134とプロペラシャフト14との間の駆動力伝達を遮断可能な噛み合いクラッチ3を備えている。噛み合いクラッチ3は、フロントデフケース134と一体に回転する第1噛み合い部材31と、第1噛み合い部材31と軸方向に並列配置された第2噛み合い部材32と、第1噛み合い部材31及び第2噛み合い部材32に対して軸方向に相対移動可能に配置されたスリーブ33とを有している。第2噛み合い部材32には、円筒状の連結シャフト34を介してリングギヤ35が連結されている。連結シャフト34は、その中心部にドライブシャフト162が挿通されており、第2噛み合い部材32とリングギヤ35とを相対回転不能に連結している。リングギヤ35は、ピニオンギヤ141に噛み合わされている。
第1噛み合い部材31及び第2噛み合い部材32は、外周面にドグ歯が形成された円盤状である。スリーブ33は、内周面にドグ歯が形成された円環状であり、アクチュエータ30によって軸方向に移動する。スリーブ33は、第2噛み合い部材32のみに噛み合う非連結位置と、第1噛み合い部材31及び第2噛み合い部材32に噛み合う連結位置との間を軸方向に移動する。スリーブ33が連結位置にあるとき、第1噛み合い部材31と第2噛み合い部材32とが相対回転不能に連結され、プロペラシャフト14に駆動力が伝達される。また、スリーブ33が非連結位置にあるとき、噛み合いクラッチ3は、第1噛み合い部材31と第2噛み合い部材32とが相対回転可能な解放状態となり、プロペラシャフト14への駆動力の伝達が遮断される。アクチュエータ30は、制御装置6によって制御される。
また、第1の実施の形態に係る4輪駆動車1は、プロペラシャフト14とリヤディファレンシャル15との間に駆動力伝達装置2が配置されていたが、本実施の形態に係る4輪駆動車1Aでは、リヤディファレンシャル15の一方のサイドギヤ151とドライブシャフト171との間に駆動力伝達装置2が配置されている。駆動力伝達装置2のハウジング21と一方のサイドギヤ151とは、中間シャフト20によって連結されている。左後輪191には、一方のサイドギヤ151から中間シャフト20及び駆動力伝達装置2を介して駆動力が伝達される。また、リヤディファレンシャル15の差動機能により、右後輪192にも、左後輪191に伝達される駆動力と同等の駆動力が伝達される。
2輪駆動状態での走行時には、噛み合いクラッチ3及び駆動力伝達装置2において駆動力の伝達が遮断される。これにより、プロペラシャフト14及びリヤデフケース154の回転が停止し、これらの回転による動力損失が抑制されるので、燃費性能が向上する。
制御装置6は、第1の実施の形態と同様に自車両(4輪駆動車1A)が定常走行状態であるか否かを判定し、定常走行状態であると確定判定したとき、駆動力伝達装置2の電磁コイル26への電流供給を停止すると共に、アクチュエータ30を制御してスリーブ33を非連結位置に移動させる。これにより、噛み合いクラッチ3及び駆動力伝達装置2のメインクラッチ23が解放され、4輪駆動車1Aが2輪駆動状態になる。
また、制御装置6は、非定常走行状態であると確定判定したとき、駆動力伝達装置2の電磁コイル26に電流を供給し、アクチュエータ30を制御してスリーブ33を連結位置に移動させる。これにより、左右後輪191,192に駆動力が伝達され、4輪駆動車1Aが4輪駆動状態になる。
以上説明した第2の実施の形態によっても、第1の実施の形態と同様の作用及び効果が得られる。
[第3の実施の形態]
図6は、本発明の第3の実施の形態に係る4輪駆動車1Bの概略の構成例を示す構成図である。図6において、第1の実施の形態において説明したものと共通する部材等については、第1の実施の形態の説明に用いた名称及び符号を援用する。
この4輪駆動車1Bは、左右前輪181,182が主駆動源としてのエンジン11により駆動され、左右後輪191,192が副駆動源としての電動モータ4によって駆動される。電動モータ4のモータ軸40に設けられたピニオンギヤ400とリヤデフケース154に固定されたリングギヤ155との間には、電動モータ4の駆動力の伝達を遮断可能なクラッチとしての噛み合いクラッチ5が配置されている。噛み合いクラッチ5は、第1噛み合い部材51及び第2噛み合い部材52を有し、第2噛み合い部材52がアクチュエータ50によって第1噛み合い部材51に対して軸方向に移動可能である。
噛み合いクラッチ5は、第2噛み合い部材52が第1噛み合い部材51側に移動することによって第2噛み合い部材52と第1噛み合い部材51とが噛み合い、駆動力伝達が可能となる。また、噛み合いクラッチ5は、第2噛み合い部材52が第1噛み合い部材51から離間する方向に軸方向移動することにより両者の噛み合いが解除されて解放状態となる。アクチュエータ50は、制御装置6によって制御される。
電動モータ4のモータ軸40に設けられたピニオンギヤ400の回転力は、第1減速ギヤ41及び第2減速ギヤ42を介してリヤディファレンシャル15のリングギヤ155に伝達される。第1減速ギヤ41は、ピニオンギヤ400に噛み合う大径歯車411と、大径歯車411と一体に回転する小径歯車412とを有している。第2減速ギヤ42は、第1減速ギヤ41の小径歯車412に噛み合う大径歯車421と、リヤディファレンシャル15のリングギヤ155に噛み合う小径歯車422とを有し、大径歯車421と小径歯車422との間に噛み合いクラッチ5が配置されている。第1噛み合い部材51は、大径歯車421と一体に回転し、第2噛み合い部材52は、小径歯車422と一体に回転する。
2輪駆動時には、電動モータ4が停止すると共に、噛み合いクラッチ5が解放される。噛み合いクラッチ5が解放されることにより、2輪駆動状態での走行時に電動モータ4のモータ軸40や第1減速ギヤ41が左右後輪191,192の回転によって連れ回りすることがなく、動力損失が抑制されるので、燃費性能が向上する。
制御装置6は、第1の実施の形態と同様に自車両(4輪駆動車1B)が定常走行状態であるか否かを判定し、定常走行状態であると確定判定したとき、電動モータ4を停止させると共に噛み合いクラッチ5を解放する。これにより、4輪駆動車1Bが2輪駆動状態になる。また、制御装置6は、非定常走行状態であると確定判定したとき、電動モータ4を回転させると共に噛み合いクラッチ5を締結する。これにより、左右後輪191,192に電動モータ4の駆動力が伝達され、4輪駆動車1Bが4輪駆動状態になる。
以上説明した第3の実施の形態によっても、第1の実施の形態と同様の作用及び効果が得られる。
(付記)
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、これらの実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。
1,1A,1B…4輪駆動車
101〜104…回転速センサ
105…アクセルペダルセンサ
106…横加速度センサ
181,182…左右前輪(主駆動輪)
191,192…左右後輪(副駆動輪)
3,5…噛み合いクラッチ(クラッチ)
6…制御装置
611…定常走行状態判定手段
612…駆動力制御手段
613…判定条件変更手段
621…4輪駆動傾向マップデータ(第1の関係情報)
622…2輪駆動傾向マップデータ(第2の関係情報)
71…通信装置
72…追従走行制御装置
9…先行車両

Claims (9)

  1. 前輪及び後輪のうち一方を主駆動輪とし他方を副駆動輪とする4輪駆動車であって、
    自車両の走行状態に応じて前記副駆動輪を駆動する駆動力を制御可能な制御装置と、自車両の走行状態を検出する複数のセンサと、自車両の進行方向前方を走行する先行車両の走行状態に関する情報を取得可能な通信装置とを備え、
    前記制御装置は、
    前記複数のセンサによって検出された自車両の走行状態が所定の判定条件を満たすとき、自車両が定常走行状態であると判定する定常走行状態判定手段と、
    自車両の前記走行状態に応じて前記副駆動輪を駆動する駆動力の指令値を演算し、前記定常走行状態判定手段により自車両が定常走行状態であると判定されたとき、前記指令値を低減する駆動力制御手段と、
    前記通信装置によって得られた情報が、前記先行車両が定常走行状態であることを示すとき、前記判定条件を緩和する判定条件変更手段と、
    を有する4輪駆動車。
  2. 前記判定条件として、加減速度に関連する加減速度関連値が所定の範囲内である第1条件、前後輪の回転速度差に関連する回転速度差関連値が所定の範囲内である第2条件、及び旋回半径に関連する旋回半径関連値が所定の範囲内である第3条件、の少なくとも何れかを含む、
    請求項1に記載の4輪駆動車。
  3. 前記判定条件として、前記第1乃至第3条件の少なくとも何れかが満たされた状態が所定時間にわたり継続することをさらに含む、
    請求項2に記載の4輪駆動車。
  4. 前記判定条件変更手段は、前記所定時間を短くすることにより前記判定条件を緩和する、
    請求項3に記載の4輪駆動車。
  5. 前記判定条件変更手段は、前記先行車両が定常走行状態であるか否かを、前記通信装置によって得られた前記先行車両の加減速度に関連する加減速度関連値、前後輪の回転速度差に関連する回転速度差関連値、及び旋回半径に関連する旋回半径関連値の少なくとも何れかに基づいて判定する、
    請求項2乃至4の何れか1項に記載の4輪駆動車。
  6. 前記判定条件変更手段は、前記先行車両を対象とした追従走行中に限り前記判定条件を緩和する処理を実行する、
    請求項1乃至5の何れか1項に記載の4輪駆動車。
  7. 前記駆動力制御手段は、自車両の走行状態と前記指令値との関係が定義された複数の関係情報を参照して前記指令値を演算し、
    前記複数の関係情報は、自車両が定常走行状態であると判定されたときに参照される第1の関係情報と、自車両が定常走行状態でないと判定されたときに参照される第2の関係情報とを含み、
    前記第2の関係情報を参照して演算される前記指令値が、前記第1の関係情報を参照して演算される前記指令値よりも小さい、
    請求項1乃至6の何れか1項に記載の4輪駆動車。
  8. 前記副駆動輪への駆動力の伝達を遮断可能なクラッチを備え、
    前記駆動力制御手段は、前記定常走行状態判定手段により自車両が定常走行状態であると判定されたとき、前記クラッチを解放する、
    請求項1乃至7の何れか1項に記載の4輪駆動車。
  9. 主駆動輪及び副駆動輪と、自車両の走行状態に応じて前記副駆動輪を駆動する駆動力を制御可能な制御装置と、自車両の走行状態を検出する複数のセンサと、自車両の進行方向前方を走行する先行車両の走行状態に関する情報を取得可能な通信装置とを備えた4輪駆動車の制御方法であって、
    前記複数のセンサによって検出された自車両の走行状態が所定の判定条件を満たすとき、自車両が定常走行状態であると判定して前記副駆動輪を駆動する駆動力を低減し、前記通信装置によって得られた情報が前記先行車両が定常走行状態であることを示すとき、前記判定条件を緩和する、
    4輪駆動車の制御方法。
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