JP2019098013A - 薬剤注入システム - Google Patents

薬剤注入システム Download PDF

Info

Publication number
JP2019098013A
JP2019098013A JP2017234495A JP2017234495A JP2019098013A JP 2019098013 A JP2019098013 A JP 2019098013A JP 2017234495 A JP2017234495 A JP 2017234495A JP 2017234495 A JP2017234495 A JP 2017234495A JP 2019098013 A JP2019098013 A JP 2019098013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
injection needle
drug
injection
mounting portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017234495A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7009190B2 (ja
Inventor
光章 造田
Mitsuaki Tsukurida
光章 造田
和正 岡村
Kazumasa Okamura
和正 岡村
矢野 賢一
Kenichi Yano
賢一 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PHC Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Healthcare Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Healthcare Holdings Co Ltd filed Critical Panasonic Healthcare Holdings Co Ltd
Priority to JP2017234495A priority Critical patent/JP7009190B2/ja
Publication of JP2019098013A publication Critical patent/JP2019098013A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7009190B2 publication Critical patent/JP7009190B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

【課題】薬剤注入システムに関するもので、使い勝手を向上させることを目的とする。【解決手段】薬剤注入装置2は、薬剤カートリッジアダプタ1を収納する筐体3と、薬剤カートリッジアダプタ1に駆動力を供給する駆動機構と、筐体3の前端に設けられている第1の皮膚当面29と、を備える。薬剤カートリッジアダプタ1は、薬剤カートリッジ10を収納する本体ケース9と、薬剤カートリッジ10に対して摺動自在に設けられているピストン12と、本体ケース9の前端に設けられている注射針装着部7と、本体ケース9に回動自在に設けられ注射針装着部7の前側を覆っているカバー6と、を備える。カバー6の回動により注射針装着部7の前側が表出した状態において、カバー6の前側の端面が第2の皮膚当面30になる。【選択図】図7

Description

本願は、薬剤カートリッジアダプタと、薬剤カートリッジアダプタが収納される薬剤注入装置と、を有する薬剤注入システムに関するものである。
従来の薬剤注入装置の構成は、以下のようになっていた。
薬剤注入装置は、薬剤カートリッジを収納する筐体と、薬剤カートリッジに対して摺動自在に設けられているピストンと、ピストンを摺動させる駆動機構と、筐体の前端に設けられている注射針装着部と、筐体の前端に設けられている皮膚当面と、を備えた構成となっている。
すなわち、先ず、使用者が筐体内に薬剤カートリッジを収納し、次に、注射針装着部に注射針を装着し、皮膚当面が皮膚に当接するまで注射針を人体に突き刺す。その後、注射が開始されると、駆動機構によってピストンが摺動し、薬剤カートリッジ内の薬剤が注射針を介して人体に注入される構成となっている。
また、保管時に注射針装着部を覆うカバーを、本体ケースに装着するものもある(例えば、特許文献1)。
特表2008−514249号公報
上記従来例では、皮膚当面が皮膚に当接するまで注射針を人体に突き刺す。そして、注射ボタンを操作して薬剤の注入を行うが、この時、薬剤注入装置が皮膚当面の無い側に傾いてしまうおそれがあった。このため、薬剤注入装置の姿勢が安定せず、使い勝手が悪かった。
そこで、本発明は使い勝手を向上させることを目的とする。
この目的を達成するために本発明は、薬剤カートリッジアダプタと、薬剤カートリッジアダプタが装着される薬剤注入装置と、を有する薬剤注入システムであって、薬剤注入装置は、薬剤カートリッジアダプタを収納する筐体と、薬剤カートリッジアダプタに駆動力を供給する駆動機構と、筐体の前端に設けられている第1の皮膚当面と、を備えている。
薬剤カートリッジアダプタは、薬剤カートリッジを収納する本体ケースと、薬剤カートリッジに対して摺動自在に設けられているピストンと、本体ケースの前端に設けられている注射針装着部と、本体ケースに回動自在に設けられ注射針装着部の前側を覆っているカバーと、を備えている。
カバーの回動により注射針装着部の前側が表出した状態において、カバーの前側の端面が第2の皮膚当面になる。
これにより、所期の目的を達成する。
本発明の薬剤注入システムにおいて、薬剤注入装置は、前端に第1の皮膚当面を備えている。また、薬剤注入装置に装着されている薬剤カートリッジアダプタは、注射針装着部の前側を覆うカバーを備えている。
そして、注射針装着部に注射針を装着するために、使用者がカバーを回動させると、注射針装着部の前側が表出されると共に、カバーの前側の端面が第2の皮膚当面になるのである。
このため、注射針装着部に注射針を装着した後、第1、第2の皮膚当面が皮膚に当接するまで注射針を人体に突き刺した時には、注射針の周辺を第1、第2の皮膚当面が支えるので、薬剤注入装置が傾くことを抑制できる。
その結果として、注射時の姿勢が安定するので、使い勝手を向上させることができる。
本発明の実施の形態1における薬剤注入システムの斜視図である。 (a)および(b)は、図1の薬剤注入システムの斜視図である。 (a)および(b)は、図1の薬剤カートリッジアダプタの斜視図である。 図1の薬剤カートリッジアダプタの断面図である。 図1の薬剤注入システムの断面斜視図である。 図1の薬剤注入システムの制御ブロック図である。 図1の薬剤注入システムの正面図である。 図1の薬剤注入システムの斜視図である。 図1の薬剤注入システムの斜視図である。 図1の薬剤注入システムの斜視図である。 (a)および(b)は、図1の薬剤注入システムの要部の拡大図である。
以下に、本発明の一実施形態を、図面とともに詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、薬剤カートリッジアダプタ1と、薬剤注入装置2とから構成される薬剤注入システム3を示している。
薬剤注入装置2は長形状の筐体4を備えている。この筐体4の前端側(図1の左側)に設けられた開口部5に、使用者によって、薬剤カートリッジアダプタ1が後端側(図1の右側)から挿入される。これにより、薬剤カートリッジアダプタ1は、図2に示すように、筐体4内に収納される(薬剤注入装置2に装着される)。
その後、図2(a)から(b)のごとく、薬剤カートリッジアダプタ1では、カバー6が回動された後、注射針装着部7に注射針8が取り付けられる。
図3は薬剤カートリッジアダプタ1を示している。
薬剤カートリッジアダプタ1は、長形状の本体ケース9を備えている。本体ケース9には、薬剤シリンジ10を装着する薬剤シリンジ装着部11が設けられている。
そして、図3(a)から(b)のごとく、薬剤シリンジ装着部11を本体ケース9外に開いた状態で、そこに薬剤シリンジ10を装着する。その後、薬剤シリンジ装着部11を閉じれば、図4に示すように、薬剤シリンジ10が本体ケース9内の定位置に配置される。
本体ケース9内では、装着された薬剤シリンジ10に対して、ピストン12が摺動自在に配置されている。
薬剤シリンジ10は、円筒形をしている。薬剤シリンジ10の内部には、前端側に注射針8(図2(b)参照)の後端が差し込まれる注射針挿入部13が配置され、後端側にピストン12によって押し込まれるガスケット14が配置されている。注射針挿入部13とガスケット14に栓をされた状態で、薬剤15が薬剤シリンジ10内に封入されている。
ピストン12には、円筒状のピストンギア16の内歯16aが係合されている。ピストンギア16は、外歯16bの一部が本体ケース9外に露出されている(図1参照)。
そして、図5に示すように、薬剤カートリッジアダプタ1が薬剤注入装置2に装着されると、外歯16bは接続歯車17およびモータ歯車18を介してモータ19に接続される。つまり、薬剤注入装置2に設けられている接続歯車17、モータ歯車18、モータ19は、薬剤カートリッジアダプタ1のピストン12に駆動力を供給する駆動機構になっている。
薬剤カートリッジアダプタ1は、後方側(図5の右側)に薬剤注入装置2への接続部20が凹状に設けられている。接続部20は、薬剤注入装置2の接続突起(図示せず)と係合される。これにより、薬剤カートリッジアダプタ1が薬剤注入装置2に装着される。
また、図1に示すように、薬剤注入装置2の筐体4には、表面(図1における上側の面)に、電源ボタン21、注射ボタン22、薬剤注入量などを設定する設定ボタン23、動作状態などを表示する表示部24が設けられている。
なお、筐体4において、表面とは反対側の面を裏面と称する。
図6は、制御ブロック図を示している。
モータ19、電源ボタン21、注射ボタン22、設定ボタン23、表示部24、電池25、記憶部26は、制御部27に電気的に接続されている。電池25は、制御部27に接続された各部に電力を供給する。記憶部26には、制御部27に接続された各部の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。
注射においては、図7のごとく、使用者は、注射針8を人体の皮膚28へと差し込む。その後、注射ボタン22を押すと注射動作が開始される。
注射動作では、制御部27が図5のモータ19を回転させると、モータ歯車18および接続歯車17が回転し、ピストンギア16の外歯16bが回転する。図4の薬剤カートリッジアダプタ1内では、外歯16bが回転すると内歯16aによってピストン12がガスケット14に向かって摺動する。これにより、薬剤シリンジ10内の薬剤15が注射針8を介して人体に注入される。つまり、注射が行われる。
以上の説明により、本実施形態の基本的な構成と動作が理解できたところで、以下に本実施形態の特徴点について説明する。
本実施形態においては、図8に示すように、薬剤注入装置2は、前端(図8における下側)に第1の皮膚当面29を備えている。
薬剤注入装置2に装着されている薬剤カートリッジアダプタ1は、前端に、図8、図9に示すように、注射針装着部7を覆うカバー6を備えている。
そして、注射針装着部7に注射針8を装着するために、使用者がカバーを回動させると、注射針装着部7の前側が表出されると共に、カバー6の前側の端面が第2の皮膚当面30になるのである。
このため、図7のごとく、注射針装着部7に注射針8を装着すると、注射針8の一部は、第1の皮膚当面29および第2の皮膚当面30よりも突出し、第1の皮膚当面29と第2の皮膚当面30が皮膚28に当接するまで注射針8を人体に突き刺した時には、注射針8の周辺を第1の皮膚当面29と第2の皮膚当面30が支えるので、薬剤注入装置2が傾くことを抑制できる。
その結果として、注射時の姿勢が安定するので、使い勝手を向上させることができる。
以下に詳細に説明する。
図8から図10は、薬剤カートリッジアダプタ1が薬剤注入装置2に装着された状態を示している。
図9に示すように、薬剤注入装置2は、筐体4の前端に、前端部4aが設けられている。前端部4aの前端には、第1の皮膚当面29が平面で形成されている。
薬剤注入装置2に装着された薬剤カートリッジアダプタ1は、本体ケース9の前端に、円柱状の注射針装着部7が前方に突出して設けられている。注射針装着部7は、側面の一方側に、第1の皮膚当面29が設けられた前端部4aが配置されている。なお、第1の皮膚当面29は、注射針装着部7よりも前方側に配置されている。
そして、薬剤カートリッジアダプタ1は、使用者が注射針装着部7に触れないようにするために、図8、図9のごとく、本体ケース9の前端にカバー6が回動自在に設けられている。
カバー6は、回動により注射針装着部7を出没自在に覆っている。
図8は、カバー6が閉じられた状態を示している。カバー6が閉じられた状態では、注射針装着部7はカバー6によって覆われている。このため、使用者は、注射針装着部7に注射針8を装着できない。また、使用者が不用意に注射針装着部7に触ってしまうことがなく、注射針装着部7の衛生状態を保持することができる。
図9は、カバー6が開かれた状態を示しており、カバー6が図8の状態から回動した状態を示している。カバー6の回動により、注射針装着部7は、前側および側面側が外部に表出している。このため、使用者は、注射針装着部7に注射針8を装着できる。
カバー6について、より詳細に説明する。
図8に示すように、カバー6は板状のカバー体6aを有しており、カバー6が閉じられた状態では、カバー体6aが注射針装着部7の前側を覆っている。カバー体6aと第1の皮膚当面29は、一体的に平面を形成している。
このカバー6を回動させるために、薬剤カートリッジアダプタ1の前端側で、本体ケース9の表面と裏面に、2個の回転軸31がそれぞれ設けられている。
カバー6は、カバー体6aから回転軸31に向けて伸ばされている2本の板状のアーム32を有している。2本のアーム32は、それぞれの回転軸31に回転自在に軸支されている。
アーム32は回転軸31を超えて延長されており、アーム32の延長部分に突起33(図9、図10参照)を当接させることにより、カバー6が閉じられた状態を維持している。このため、カバー6が不用意に開いてしまうことがない。
なお、カバー体6aとアーム32は、樹脂により一体的に成型されている。
使用者がカバー6を図8から図9の状態へと回動させると、アーム32はその弾性により突起33を乗り越えて回動する。
カバー体6aは注射針装着部7の前側から他方側(第1の皮膚当面29が設けられた前端部4aとは反対側)へと回動し、注射針装着部7の他方側の側面に配置される。
すなわち、カバー6の回動により注射針装着部7の前側および側面が表出する。
本実施形態においては、カバー6が開いた状態(カバー6の回動により注射針装着部7の前側および側面が表出した状態であって、カバー体6aが注射針装着部7の側面側に回動した状態)において、板状のカバー体6aの前方を向いている端面6bを第2の皮膚当面30としている。
すなわち、注射針装着部7に注射針8を装着するために、使用者が、薬剤注入装置2に収納された薬剤カートリッジアダプタ1のカバー6を回動すると、カバー6の前側の端面が第2の皮膚当面30になるのである。
このため、図7のごとく、注射針装着部7に注射針8を装着した後、第1の皮膚当面29と第2の皮膚当面30が皮膚28に当接するまで注射針8を人体に突き刺した時には、注射針8の周辺を第1の皮膚当面29と第2の皮膚当面30が支えるので、薬剤注入装置2が傾くことを抑制できる。
その結果として、注射時の姿勢が安定するので、使い勝手を向上させることができる。
さらに本実施形態においては、図9に示すように、カバー6が開いた状態で、注射針装着部7は、薬剤注入装置2の第1の皮膚当面29と、薬剤カートリッジアダプタ1の第2の皮膚当面30とに挟まれて配置されている。
このため、図10に示すように、注射針8は第1の皮膚当面29と第2の皮膚当面30に挟まれて配置されることになる。
したがって、図7に示すように、注射針8を人体に突き刺した時には、注射針8の両側を第1の皮膚当面29と第2の皮膚当面30が支えるので、薬剤注入装置2が傾くことを抑制できる。
また本実施形態においては、図8、図9に示すように、カバー6が開いた状態で、カバー体6aの第2の皮膚当面30は、第1の皮膚当面29の延長面上に配置されている。すなわち、皮膚当面29と皮膚当面30は、同一面上に配置される。
したがって、図7に示すように、注射針8を人体に突き刺した時には、第1の皮膚当面29と第2の皮膚当面30の全ての面を皮膚28に同時に当接させることができる。これにより、注射針8の両側を安定的に支えることができるので、薬剤注入装置2が傾くことを抑制できる。
さらに、本実施形態においては、図10に示すように、カバー6が開いた状態で、注射針装着部7を前方側から見て、第2の皮膚当面30は、筐体4の他方側の外面よりも外方の位置に配置されている。
すなわち、第2の皮膚当面30が注射針8から離れた位置に配置されるので、第1の皮膚当面29と第2の皮膚当面30の距離が大きくなる。したがって、注射針8の両側を遠方で支えることになるので、薬剤注入装置2が傾くことを抑制できる。
また本実施形態においては、図11に示すように、カバー6においては、2本のアーム32の外方側を連結して外面部を形成し、この外面部に、薬剤注入装置2の筐体4に当接する筐体当接部34を設けている。そして、図11(b)に示すように、カバー6が開いた状態で、筐体当接部34は、カバー6の後方側で筐体4に当接している。
このため、図7のごとく、注射針8を人体に突き刺した時においても、筐体4が筐体当接部34を介してカバー6を支えるので、カバー6の第2の皮膚当面30を皮膚28に適切に押し当てることができる。
また、図11(a)に示すように、筐体当接部34に嵌合溝35を設けている。そして、図11(b)に示すように、カバー6が開いた状態で、嵌合溝35を、筐体4の前端側に設けた嵌合突起36に嵌合させている。
筐体当接部34は、その弾性により筐体4の嵌合突起36を挟み込んでいるので、筐体4はカバー6を安定的に支持することができる。
さてここで、実使用においては、注射針装着部7の衛生状態を保持するために、例えば綿棒を用いて注射針装着部7をアルコールで掃除することがある。
そこで本実施形態においては、注射針装着部7の掃除を容易にするために、図11(b)に示すように、カバー6が開いた状態において、カバー6の表面と裏面には、注射針装着部7の側面に対応する部分に、切欠部37がそれぞれ設けられている。なお、カバー6の表面とは、筐体4の表面と同じ側の面(図11(b)における上側の面)である。また、カバー6の裏面とは、筐体4の裏面と同じ側の面である。
なお、2本の板状のアーム32が、カバー6の表面と裏面を形成している。アーム32をL字状にすることで、切欠部37が形成されている。
カバー6が開いた状態で、カバー6の表面側(および裏面側)から注射針装着部7を見ると、カバー6が注射針装着部7に重ならないように形成されている。つまり、切欠部37を介して注射針装着部7の側面が全て見える状態となっている。
このため、カバー6が開いた状態では、使用者は、カバー6の表面側と裏面側から、切欠部37を介して注射針装着部7にアクセスできるようになる。
したがって、使用者は注射針装着部7を容易に掃除することができる。
なお、注射が終わると、図8に示すように、使用者は、カバー6を閉じる。カバー6が閉じられると、再び、カバー体6aが注射針装着部7の前側を覆った状態となる。
したがって、使用者が注射針装着部7に触ってしまうことはなく、注射針装着部7の衛生状態を保持することができる。
そして、図1に示すように、使用者は、薬剤カートリッジアダプタ1を薬剤注入装置2から引き出して保管する。この時も、カバー6が閉じられて、カバー体6aが注射針装着部7の前側を覆っている。したがって、使用者が不用意に注射針装着部7に触ってしまうことがなく、注射針装着部7の衛生状態を保持することができる。
本発明は、例えば、薬剤カートリッジアダプタと、前記薬剤カートリッジアダプタが収納される薬剤注入装置と、を有する薬剤注入システムとして活用が期待される。
1 薬剤カートリッジアダプタ
2 薬剤注入装置
3 薬剤注入システム
4 筐体
4a 前端部
5 開口部
6 カバー
6a カバー体
6b 端面
7 注射針装着部
8 注射針
9 本体ケース
10 薬剤シリンジ
11 薬剤シリンジ装着部
12 ピストン
13 注射針挿入部
14 ガスケット
15 薬剤
16 ピストンギア
16a 内歯
16b 外歯
17 接続歯車
18 モータ歯車
19 モータ
20 接続部
21 電源ボタン
22 注射ボタン
23 設定ボタン
24 表示部
25 電池
26 記憶部
27 制御部
28 皮膚
29 第1の皮膚当面
30 第2の皮膚当面
31 回転軸
32 アーム
32a アーム片
32b アーム片
33 突起
34 筐体当接部
35 嵌合溝
36 嵌合突起
37 切欠部

Claims (8)

  1. 薬剤カートリッジアダプタと、前記薬剤カートリッジアダプタが装着される薬剤注入装置と、を有する薬剤注入システムであって、
    前記薬剤注入装置は、
    前記薬剤カートリッジアダプタを収納する筐体と、
    前記薬剤カートリッジアダプタに駆動力を供給する駆動機構と、
    前記筐体の前端に設けられている第1の皮膚当面と、を備え、
    前記薬剤カートリッジアダプタは、
    薬剤カートリッジを収納する本体ケースと、
    前記薬剤カートリッジに対して摺動自在に設けられているピストンと、
    前記本体ケースの前端に設けられている注射針装着部と、
    前記本体ケースに回動自在に設けられ、前記注射針装着部の前側を覆っているカバーと、を備え、
    前記カバーの回動により前記注射針装着部の前側が表出した状態において、前記カバーの前側の端面が第2の皮膚当面になる、
    薬剤注入システム。
  2. 前記カバーは、前記注射針装着部の前側を覆うカバー体を有し、
    前記カバー体は、前記カバーの回動により前記注射針装着部の前側から側面側へと回動すると共に、前記カバー体が前記注射針装着部の側面側に回動された状態において、前記カバー体の前側の端面が前記第2の皮膚当面になる、
    請求項1に記載の薬剤注入システム。
  3. 前記カバーには、前記本体ケースの回転軸に軸支されているアームが設けられている、
    請求項1または2に記載の薬剤注入システム。
  4. 前記カバーの回動により前記注射針装着部の前側が表出した状態において、
    前記注射針装着部は、前記薬剤注入装置の前記第1の皮膚当面と、前記薬剤カートリッジアダプタの前記第2の皮膚当面とに挟まれて配置されている、
    請求項1から3のいずれか一つに記載の薬剤注入システム。
  5. 前記カバーの回動により前記注射針装着部の前側が表出した状態において、
    前記第2の皮膚当面は、前記第1の皮膚当面の延長面上に配置されている、
    請求項1から4のいずれか一つに記載の薬剤注入システム。
  6. 前記カバーの回動により前記注射針装着部の前側が表出した状態において、
    前記第2の皮膚当面は、前記筐体の外面よりも外方に配置されている、
    請求項1から5のいずれか一つに記載の薬剤注入システム。
  7. 前記カバーは、前記薬剤注入装置に当接する当接部をさらに有し、
    前記カバーの回動により前記注射針装着部の前側が表出した状態において、前記当接部が前記薬剤注入装置に当接している、
    請求項1から6のいずれか一つに記載の薬剤注入システム。
  8. 前記カバーの回動により前記注射針装着部の前側が表出した状態において、
    前記カバーには、前記注射針装着部の側面に対応する部分に切欠部が設けられている、
    請求項3から7のいずれか一つに記載の薬剤注入システム。
JP2017234495A 2017-12-06 2017-12-06 薬剤注入システム Active JP7009190B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017234495A JP7009190B2 (ja) 2017-12-06 2017-12-06 薬剤注入システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017234495A JP7009190B2 (ja) 2017-12-06 2017-12-06 薬剤注入システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019098013A true JP2019098013A (ja) 2019-06-24
JP7009190B2 JP7009190B2 (ja) 2022-01-25

Family

ID=66974876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017234495A Active JP7009190B2 (ja) 2017-12-06 2017-12-06 薬剤注入システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7009190B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022118712A1 (ja) * 2020-12-02 2022-06-09 Phcホールディングス株式会社 薬剤カートリッジ、カセット、薬剤注入装置および薬剤注入システム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010042277A (ja) * 2009-10-09 2010-02-25 Panasonic Corp 医療用投与器具
JP2013529973A (ja) * 2010-06-23 2013-07-25 スタ−メッド・エルエルシー 自動ロックする安全針カバー及び使用と製造の方法
WO2013186997A1 (ja) * 2012-06-13 2013-12-19 パナソニック株式会社 薬剤注入装置
WO2014033898A1 (ja) * 2012-08-31 2014-03-06 テルモ株式会社 シリンジ
WO2016158143A1 (ja) * 2015-03-27 2016-10-06 テルモ株式会社 注射針組立体および薬剤注射装置
WO2017110590A1 (ja) * 2015-12-24 2017-06-29 パナソニックヘルスケアホールディングス株式会社 薬剤注入装置、カートリッジアダプタおよび薬剤注入システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010042277A (ja) * 2009-10-09 2010-02-25 Panasonic Corp 医療用投与器具
JP2013529973A (ja) * 2010-06-23 2013-07-25 スタ−メッド・エルエルシー 自動ロックする安全針カバー及び使用と製造の方法
WO2013186997A1 (ja) * 2012-06-13 2013-12-19 パナソニック株式会社 薬剤注入装置
WO2014033898A1 (ja) * 2012-08-31 2014-03-06 テルモ株式会社 シリンジ
WO2016158143A1 (ja) * 2015-03-27 2016-10-06 テルモ株式会社 注射針組立体および薬剤注射装置
WO2017110590A1 (ja) * 2015-12-24 2017-06-29 パナソニックヘルスケアホールディングス株式会社 薬剤注入装置、カートリッジアダプタおよび薬剤注入システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022118712A1 (ja) * 2020-12-02 2022-06-09 Phcホールディングス株式会社 薬剤カートリッジ、カセット、薬剤注入装置および薬剤注入システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7009190B2 (ja) 2022-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6212486B2 (ja) 薬剤注入装置
CA2979107C (en) Infusion device
JP4312926B2 (ja) 診断及び薬剤送出システム
JP6023816B2 (ja) 穿刺装置及び薬液投与装置
WO2012164394A3 (en) Auto-injector
JP6694891B2 (ja) 薬液投与装置
JP2016525381A (ja) 用量プリセット機能を備えた薬剤送達装置及びシステム
WO2006057089A1 (ja) 薬液注入システム
JP2004358047A (ja) 薬液注入システム
JP6999647B2 (ja) 薬液投与装置
JP2004524117A (ja) 注入装置の改良および注入装置に関連する改良
JP4507671B2 (ja) 医療用投与器具
JP2013528080A (ja) 輸液機器用の装置およびケース
JP2017525466A5 (ja)
JP2019098013A (ja) 薬剤注入システム
WO2007026684A1 (ja) 薬液注入システム
WO2020119832A2 (zh) 安全注射针
JP2017501792A (ja) 充電安全機能を備えたモータ駆動式薬物送達デバイス
JPWO2013140790A1 (ja) 穿刺装置及び薬液投与装置
JP2015181835A (ja) 薬液投与装置
JPWO2005088661A1 (ja) 入力操作装置
JP2014079483A (ja) 携帯用ケース
JP2023554626A (ja) 針アセンブリを備えた流体送達システム
JPWO2011010467A1 (ja) シリンジ駆動装置
JP2021536344A (ja) 自動注入医療デバイスシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201015

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210817

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211005

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7009190

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150