JP6694891B2 - 薬液投与装置 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動源の駆動力により作動する押圧部材を薬液収容部内に充填されている薬液に対して押圧することにより当該薬液を生体内に持続的又は間欠的に投与する携帯型の薬液投与装置に関する。
例えば、特表2010−535057号公報の図17a及び図17b等には、再利用可能なリユース部と、リユース部に着脱可能な使い捨てのディスポ部とを備えた薬液投与装置が記載されている。この薬液投与装置において、リユース部は、駆動源の駆動力が伝達されるリユース側ねじ部を有している。一方、ディスポ部は、リユース部にディスポ部が装着された状態でリユース側ねじ部に噛合し、駆動源からリユース側ねじ部に伝達された駆動力をプランジャロッドに伝達するディスポ側ねじ部を有している。
しかしながら、上述した薬液投与装置では、リユース部にディスポ部が装着されていない場合にリユース側動力伝達部(リユース側ねじ部)が外部に露出しているため、リユース側動力伝達部に塵埃等の異物が付着する可能性がある。リユース側動力伝達部に異物が付着すると、駆動源の駆動力を押圧部材(プランジャロッド)に効率的に伝達させることができないことがある。
本発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、リユース部にディスポ部が装着されていない場合にリユース側動力伝達部に異物が付着することを抑制することができる薬液投与装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る薬液投与装置は、駆動源の駆動力により動作する押圧部材を薬液収容部内に充填されている薬液に対して押圧することにより当該薬液を生体内に持続的又は間欠的に投与する携帯型の薬液投与装置であって、再利用可能なリユース部と、前記リユース部に着脱可能な使い捨てのディスポ部と、を備え、前記リユース部は、前記駆動源と、前記駆動源の駆動力が伝達されるリユース側動力伝達部と、前記リユース側動力伝達部を収容し、前記リユース側動力伝達部の一部が露出する開口部が形成されている筐体と、前記筐体の前記開口部に設けられた開閉可能なカバー部と、前記カバー部を閉状態に付勢する付勢部材と、を有し、前記ディスポ部は、前記薬液収容部及び前記押圧部材と、前記リユース部に前記ディスポ部が装着された装着状態で前記リユース側動力伝達部に係合し、前記駆動源から前記リユース側動力伝達部に伝達された駆動力を前記押圧部材に伝達するディスポ側動力伝達部と、前記カバー部に接触可能な当接部と、を有し、前記カバー部は、前記リユース部への前記ディスポ部の装着時に前記当接部に接触し、前記付勢部材の付勢力に抗して開くとともに開状態に維持され、前記リユース部から前記ディスポ部が取り外された際に前記付勢部材の付勢力により前記開口部を閉塞するように閉じることを特徴とする。
このような構成によれば、リユース側動力伝達部を収容する筐体の開口部に開閉可能なカバー部を設けているので、リユース部にディスポ部が装着されていない場合にリユース側動力伝達部に異物が付着することを抑制することができる。また、カバー部は、リユース部へのディスポ部の装着時に当接部に接触し、付勢部材の付勢力に抗して開くとともに開状態に維持される。そのため、ユーザは、リユース部をディスポ部に装着する際にカバー部を手指等で開状態に保持する必要がない。よって、煩雑な作業を必要とせず、リユース側動力伝達部にディスポ側動力伝達部を容易且つ確実に係合させることができる。さらに、カバー部は、リユース部からディスポ部を取り外した際に、付勢部材の付勢力によって自動的に閉状態となるため、ユーザがカバー部を手指等で閉める必要はない。これにより、煩雑な作業を必要とせず、リユース側動力伝達部に異物が付着することを抑制することができる。
上記の薬液投与装置において、前記カバー部は、軸部を介して前記筐体に回動可能に設けられており、前記付勢部材は、前記カバー部に対して前記軸部の周方向に沿った付勢力を付与することにより前記カバー部を閉状態に付勢してもよい。
このような構成によれば、簡易な構成でカバー部を閉状態に付勢することができる。
上記の薬液投与装置において、前記リユース側動力伝達部は、前記駆動源の駆動力により回転する出力歯車を有していてよい。前記出力歯車の一部は、前記カバー部の開状態で前記開口部を介して前記筐体の外部に露出していてよい。前記ディスポ側動力伝達部は、前記出力歯車に噛合可能な入力歯車を有していてよい。
このような構成によれば、出力歯車に入力歯車を噛合させることにより、リユース側動力伝達部の駆動力をディスポ側動力伝達部に効率的に伝達させることができる。
上記の薬液投与装置において、前記リユース部は、前記ディスポ部を覆うとともに前記筐体が取り付けられる取付部を有していてよい。前記軸部は、前記開口部よりも前記取付部側に位置していてよい。前記カバー部は、前記リユース部への前記ディスポ部の装着時に前記取付部側に開いてよい。
このような構成によれば、リユース部へのディスポ部の装着時にカバー部を確実に開状態にすることができる。
上記の薬液投与装置において、前記軸部の軸線は、前記装着状態で前記出力歯車と前記入力歯車とが並ぶ並び方向において、前記出力歯車の回転軸線と同じ位置又は前記出力歯車の回転軸線よりも前記装着状態で前記入力歯車が位置する側とは反対側に位置していてよい。前記カバー部のうち前記リユース部への前記ディスポ部の装着時に前記当接部に最初に接触する部位は、前記並び方向において、前記出力歯車の回転軸線よりも前記装着状態で前記入力歯車が位置する側に位置していてよい。
このような構成によれば、リユース部へのディスポ部の装着時にカバー部を容易に開くことができる。
上記の薬液投与装置において、前記ディスポ側動力伝達部は、前記入力歯車に対して同軸に設けられた回転軸と、前記回転軸を回転可能に支持する軸受と、を有し、前記当接部は、前記軸受に設けられていてもよい。
このような構成によれば、ディスポ部を簡易な構成にすることができる。
上記の薬液投与装置において、前記付勢部材は、コイル部と、前記コイル部から延出した一対の延出端部と、を有するトーションスプリングであってよい。前記コイル部の内孔には、前記軸部が配設されていてよい。一方の前記延出端部は、前記筐体に係止されていてよい。他方の前記延出端部は、前記カバー部に係止されていてもよい。
このような構成によれば、付勢部材を簡易な構成にすることができる。
上記の薬液投与装置において、前記カバー部は、当該カバー部の閉状態で前記付勢部材の付勢力によって前記筐体の壁面に押さえ付けられていてもよい。
このような構成によれば、リユース側動力伝達部に異物が付着することを確実に抑制することができる。
本発明によれば、リユース側動力伝達部を収容する筐体の開口部に開閉可能なカバー部を設けているので、リユース部にディスポ部が装着されていない場合にリユース側動力伝達部に異物が付着することを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る薬液投与装置の分解斜視図である。 図1のディスポ部の一部断面平面図である。 図3Aは図1の駆動部の拡大斜視図であり、図3Bは図3Aの駆動部のカバー部の開状態を示す拡大斜視図である。 リユース部へのディスポ部の装着時にカバー部が当接部に接触した状態を示す一部省略横断面図である。 図4のカバー部が開き始めた状態を示す一部省略横断面図である。 図6Aは図5の薬液投与装置の位置決め動作を説明する第1説明図であり、図6Bは前記位置決め動作を説明する第2説明図である。 リユース部にディスポ部が完全に装着された状態を示す一部省略横断面図である。
以下、本発明に係る薬液投与装置について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る薬液投与装置10は、筒体20内に充填した薬液をプランジャ22の押圧作用下に生体内に持続的又は間欠的に投与する携帯型の薬液投与装置10であって、パッチ式のインスリンポンプとして構成されている。ただし、薬液投与装置10は、パッチ式に限定されるものではなく、チューブ式等であってもよい。
薬液投与装置10は、使い捨てのディスポ部12と、再利用可能なリユース部14とを有している。ディスポ部12は、片側(Z2方向)が開口した平箱形状のベース部(ディスポ部本体)16を備えている。ベース部16は、平面視で略長方形状をなしており、図示しないクレードルに着脱可能に装着される構成となっている。なお、クレードルは、ユーザ(患者)の皮膚に貼着可能なホルダ(保持部材)である。
図2に示すように、このようなクレードルには、カニューレを有するカニューレ機構18が装着されている。クレードルの初期状態において、カニューレ機構18は、クレードルに装着されておらず、図示しない穿刺機構に保持されている。当該穿刺機構を操作すると、カニューレを含むカニューレ機構18が生体側に移動することに伴って、カニューレが生体に穿刺されるとともにカニューレ機構18がクレードルに固定(装着)される。
ディスポ部12は、薬液が充填される筒体(薬液収容部)20と、筒体20に設けられたプランジャ(押圧部材)22と、ディスポ側動力伝達部24と、電池26とを有している。
筒体20は、ベース部16に設けられており、ベース部16の長手方向(X方向)に沿って円筒状に延在している。筒体20の先端部(X1方向の端部)は、外径及び内径が先端に向かって縮径している。このような筒体20の先端部には、筒体20内へ薬液を導入するための導入ポート28(図1参照)と、筒体20内の薬液を導出するための導出ポート30とが形成されている。導出ポート30には、筒体20内の流体をカニューレに導く導出管32の内腔が連通している。
プランジャ22は、樹脂材料等で一体的に成形されており、筒体20の軸線方向に沿って液密に摺動可能に筒体20内に設けられている。プランジャ22は、先端側を構成するプランジャ本体34と、プランジャ本体34に設けられて後端側を構成する押し子36とを有している。プランジャ本体34のうち円筒状に形成された後端側には、一対のパッキン38が装着されている。
押し子36は、プランジャ本体34から後方(X2方向)に向かって筒体20の外側まで延出した一対の脚部40と、脚部40の後端部に設けられた一対の爪部42とを備えている。脚部40は、ベース部16の短手方向(Y方向)に沿って互いに離間して配設されている。
ディスポ側動力伝達部24は、プランジャ22と同軸に設けられた送りねじ軸44と、送りねじ軸44に螺合されたナット部46と、送りねじ軸44に一体回転可能に係止された回転軸48と、回転軸48に固定された入力歯車50とを有している。送りねじ軸44は、その一端部(X1方向の端部)が軸受52によって軸支されている。
ナット部46は、樹脂材料等によって一体的に成形されており、略直方体形状に形成されたナット部本体54と、ナット部本体54に設けられたスライド部56とを有している。ナット部本体54には、送りねじ軸44が螺合するねじ孔58と、ねじ孔58のY方向の両側に形成されて爪部42が挿通する一対の貫通孔60とが形成されている。ナット部46の外面には、例えば、金属材料等で構成された補強カバー62が装着されている。
スライド部56は、ベース部16の底面に設けられてプランジャ22の軸線方向に沿って延在した案内壁64に対してスライドする。すなわち、ナット部46は、使用前の状態において、プランジャ22に接触しない初期位置にあり、送りねじ軸44の回転作用下に初期位置から移動し、プランジャ22に接触してプランジャ22を先端側に押圧する。なお、図1及び図2は、薬液投与装置10の使用前の状態を示している。
回転軸48は、送りねじ軸44と同軸に送りねじ軸44の他端部(X2方向の端部)に一体回転可能に接続されている。回転軸48の一端部は軸受66によって軸支され、回転軸48の他端部は軸受68によって軸支されている。
図4に示すように、軸受66は、ベース部16の底面からZ2方向に延出した略長方形状の板状部材である。軸受66の延在方向(Z方向)の中央よりも若干Z2方向(ベース部16の底面とは反対側)にずれた位置には、回転軸48が配設される軸孔70が形成されている。軸孔70は、軸受66の両面を貫通するとともにY2方向に開口している。
軸受66のうちZ2方向を指向する先端面66aは、入力歯車50よりもZ2方向に位置するとともにベース部16の底面と略平行に延在している。また、この先端面66aは、凸状の湾曲面66bを介して軸受66のうちY1方向を指向する側面66cに連なっている。
図2に示すように、軸受66には、ベース部16の底面からZ2方向に突出したリブ72が一体的に設けられている。これにより、軸受66の剛性を高めることができる。リブ72は、平面視で略L字状に形成されており、軸受66からX1方向に延在した第1壁部74と、第1壁部74のX1方向の端部からY2方向に延在した第2壁部76とを有している。なお、第1壁部74のZ方向(ベース部16の底面と直交する方向)の寸法は、軸受66のZ方向の寸法と略同一に設定されている(図4参照)。
入力歯車50は、X方向に沿った回転軸線Ax1を有している。入力歯車50は、平歯車として構成されているが、これに限定されない。つまり、入力歯車50は、例えば、はすば歯車として構成されていてもよい。
図1に示すように、リユース部14は、ベース部16に着脱可能な蓋体(リユース部本体)78と、蓋体78に対してY方向に沿って移動可能に設けられた駆動部80とを備えている。蓋体78は、平面視で略長方形状をなしており、ベース部16のZ2方向の開口を閉塞するようにベース部16に装着される。蓋体78のうちディスポ部12を覆う取付部78aには、駆動部80を取付部78aに取り付けるためのねじ部材82が螺合する複数(図1の例では2つ)のボス84が設けられている。
駆動部80は、駆動源としてのモータ86と、モータ86の駆動力が伝達されるリユース側動力伝達部88と、リユース側動力伝達部88を収容する筐体(支持部材)90と、筐体90に形成された開口部100(図3B参照)に設けられた開閉可能なカバー部92と、カバー部92を閉状態に付勢する付勢部材94とを有している。
モータ86は、筐体90に固定されており、リユース部14にディスポ部12が装着された状態(装着状態)で電池26と電気的に接続可能となっている。つまり、モータ86は、ディスポ部12の電池26の電力により駆動する。
図3A〜図4に示すように、リユース側動力伝達部88は、前記装着状態でディスポ側動力伝達部24の入力歯車50に噛合(係合)する出力歯車96を有している。出力歯車96は、X方向に沿った回転軸線Ax2を有している。つまり、出力歯車96の回転軸線Ax2と入力歯車50の回転軸線Ax1とは、前記装着状態で互いに平行に位置している(図7参照)。出力歯車96は、平歯車として構成されているが、これに限定されない。つまり、出力歯車96は、例えば、はすば歯車として構成されていてもよい。モータ86と出力歯車96との間の動力伝達経路には、減速機構98(図3B参照)が設けられている。
筐体90は、前記装着状態で軸受66のY2方向に隣接して位置している(図7参照)。この筐体90は、出力歯車96の一部が露出する開口部100が形成された第1ケーシング部材102と、第1ケーシング部材102に装着された第2ケーシング部材104とを含んで構成されている。第2ケーシング部材104には、蓋体78のボス84が挿通可能な複数(図3A等の例では2つ)の孔部106が形成されている。
孔部106は、Y方向(前記装着状態における入力歯車50と出力歯車96との並び方向)に沿って延びた長孔である。そのため、図4から理解されるように、孔部106にボス84が挿通された状態で、孔部106を構成する内面とボス84との間には、Y方向に沿って所定のクリアランスが形成されている。また、ねじ部材82は、第2ケーシング部材104の内面に接触するワッシャ108を介して第2ケーシング部材104の孔部106に挿通されたボス84に螺合されている。これにより、筐体90は、Y方向に沿って移動可能に蓋体78に取り付けられる。
カバー部92は、第1ケーシング部材102の開口部100に開閉可能に設けられている。カバー部92は、第2ケーシング部材104の溝部110に配設された軸部112と、軸部112に回動自在に設けられて開口部100を閉塞可能なカバー部本体114とを備えている。軸部112は、開口部100よりも取付部78a側に位置している。また、軸部112の軸線Ax3は、前記並び方向(Y方向)において、出力歯車96の回転軸線Ax2よりも前記装着状態で入力歯車50が位置する側とは反対側(Y2方向)に位置している。
カバー部本体114は、軸部112が挿入される内孔を有する管状部116と、管状部116から直線状に延出した平板部118と、平板部118の先端部に設けられて出力歯車96に沿って略半円弧状に延在した円弧部120と、円弧部120のX1方向の端部から管状部116とは反対側に延出した延出部122とを有している。
円弧部120の先端面は、カバー部92の閉状態で第1ケーシング部材102の外面の第1部位124に接触している。延出部122は、真円を直径よりも短い弦に沿って切り欠いたような縦断面形状であり、内側に円弧状の湾曲面126を有するとともに外側に平坦面128を有している。湾曲面126は、カバー部92の閉状態で第1ケーシング部材102の外面のうち第1部位124よりもY1方向に位置する第2部位130に接触している。
すなわち、閉状態では、付勢部材94の付勢力によって筐体90の壁面(第1部位124及び第2部位130)がカバー部92を押さえ付けている。これにより、リユース部14にディスポ部12が装着されていない場合に出力歯車96に異物が付着することを確実に抑制することができる。
また、延出部122のうちリユース部14へのディスポ部12の装着時に最初に接触する部位(延出部122の先端部126a)は、出力歯車96の回転軸線Ax2よりも前記装着状態で入力歯車50が位置する側(Y1方向)に位置している。なお、延出部122の先端部126aは、平坦面128よりも外側に突出している。
図3A及び図3Bに示すように、付勢部材94は、カバー部92を閉状態に付勢するものであって、コイル部95aと、コイル部95aから延出した一対の延出端部95b、95cとを有するトーションスプリング95として構成されている。コイル部95aの内孔には、軸部112が配設されている。一方の延出端部95bは第2ケーシング部材104に係止され、他方の延出端部95cはカバー部本体114を構成する平板部118の外面に係止されている。このように、本実施形態では、付勢部材94をトーションスプリング95として構成しているので、付勢部材94の構成を簡素化することができる。
ただし、付勢部材94は、トーションスプリング以外のばね部材又はゴム部材等で構成することも可能である。つまり、付勢部材94は、カバー部92が閉状態に付勢されるような付勢力をカバー部92に付与させることが可能であれば、どのような構成であっても構わない。
このような駆動部80において、リユース部14へのディスポ部12の装着時に、ディスポ部12の軸受66の先端面66a及び湾曲面66b(先端面66a及び湾曲面66bを併せて当接部132と称する)はリユース部14上のカバー部92と接触する。すると、カバー部92は、付勢部材94の付勢力に抗して取付部78aが位置する側に開いて開状態を維持する(図4〜図7参照)。また、カバー部92は、リユース部14からディスポ部12を取り外した際に、付勢部材94の付勢力によって開口部100を閉塞するように移動して閉状態となる。すなわち、カバー部92は、リユース部14へのディスポ部12の装着によって自動的に閉状態から開状態になり、リユース部14からディスポ部12が取り外されることによって付勢部材94の付勢力によって自動的に開状態から閉状態になる。
また、図3A〜図4に示すように、駆動部80は、第2ケーシング部材104のうちカバー部92に対してX1方向に隣接する部位からY1方向(前記装着状態で軸受66が位置する側)に延出した腕部134と、腕部134のX2方向の端部からZ1方向(取付部78aとは反対側の方向)に突出した突出部136とを有している。突出部136は、Y方向に沿って腕部134の全長に亘って延在している。つまり、突出部136は、第2ケーシング部材104に対して一体的に設けられている。
突出部136の先端面(Z1方向の端面)には、ディスポ部12の第1壁部74の先端部である位置決め凸部(ディスポ側位置決め部)138が挿入可能(係合可能)な位置決め凹部(リユース側位置決め部)140が設けられている。
位置決め凹部140は、リユース部14へのディスポ部12の装着時に、位置決め凸部138と協働してリユース部14の出力歯車96をディスポ部12の入力歯車50の適切な噛合位置に位置決めするためのものである。位置決め凹部140は、突出部136のX方向の両面に開口した穴部(スリット)である。図6Aに示すように、位置決め凹部140は、開口幅(Y方向の隙間寸法)がその底面からZ方向の中間位置まで一定(開口幅W1)の位置決め確定部140aと、中間位置からZ1方向の開口部までZ1方向に向かって徐々に開口幅が広がる誘導部140bとを有する。
具体的に、誘導部140bは、位置決め凹部140を構成する互いに対向する壁面のZ1方向の各端部に、Z1方向に向かって位置決め凹部140の開口幅が拡大するようなテーパ面142を有する。位置決め凹部140の開口幅W1は、位置決め凸部138の幅W2と同等あるいは若干大きい(図6A参照)。
このようなリユース部14において、筐体90の可動範囲は、リユース部14へのディスポ部12の装着時に位置決め凸部138と位置決め凹部140とが互いに対向するように設定されている。
本実施形態に係る薬液投与装置10は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその動作及び作用効果について説明する。
まず、ユーザは、包装容器からディスポ部12を取り出す。この状態で、ディスポ部12の筒体20内に薬液は充填されておらず、ナット部46はプランジャ22に接触しない初期位置にある(図2参照)。なお、初期状態のリユース部14は、付勢部材94の付勢力の作用によってカバー部92が閉状態に維持されている。そのため、筐体90に収容されているリユース側動力伝達部88(出力歯車96)に塵埃等の異物が付着することが抑制される。
次に、ユーザは、ディスポ部12において、筒体20に対するプランジャ22の位置を調節し、薬液が密閉保存されているバイアル等の薬液容器から筒体20内に適切な量の薬液を充填する。その後、ユーザは、リユース部14に対してディスポ部12を装着する。具体的には、ユーザは、リユース部14及びディスポ部12を接合するべくZ方向に互いに近接させる。
リユース部14とディスポ部12の接合開始時は、図4に示すように、リユース部14上のカバー部92の延出部122の先端部126aがディスポ部12の軸受66の先端面66a(当接部132)に接触する。そして、図5に示すように、リユース部14及びディスポ部12の近接を続行すると、カバー部92の湾曲面126がディスポ部12の軸受66の先端面66aをY1方向に滑り、カバー部92が付勢部材94の付勢力に抗しながら軸部112を中心に回転する。すなわち、カバー部92が開き始める。
リユース部14及びディスポ部12の近接をさらに続行すると、カバー部92の湾曲面126が軸受66の湾曲面66bに接触してカバー部92がより拡大して開き、出力歯車96の一部が開口部100を介して筐体90の外部に露出する。
このようなリユース部14及びディスポ部12の近接に伴って、位置決め凸部(ディスポ側位置決め部)138が位置決め凹部(リユース側位置決め部)140に向かって挿入される。具体的には、図6A〜図7に示すように、位置決め凸部138が誘導部140bの一方のテーパ面142に接触し、位置決め凸部138によってテーパ面142がY方向(図6Aの例ではY2方向)に押される。これにより、筐体90が蓋体78及びディスポ部12に対してY方向に相対的に移動し、位置決め凸部138が位置決め確定部140aに挿入される。これにより、出力歯車96が入力歯車50に対してY方向に位置決めされる。
その後、リユース部14とディスポ部12が接合して一体化する。このとき、カバー部92の湾曲面126が軸受66の湾曲面66b(当接部132)に接触することによりカバー部92が開状態に維持され、出力歯車96が入力歯車50に対して適切な噛合位置(係合位置)で確実に噛合する。これにより、リユース側動力伝達部88の駆動力をディスポ側動力伝達部24に効率的に伝達させることができる。また、リユース部14とディスポ部12の接合によって、リユース部14のモータ86がディスポ部12の電池26に電気的に接続する。
リユース部14が筒体20内に薬液が充填された状態のディスポ部12と接合した後、ユーザは、薬液投与装置10のプライミングを行い、筒体20から導出管32の内腔を経由して薬液排出経路全体を薬液で満たす操作を行う。まず、ナット部46がプランジャ22に接触しない初期位置から前進移動して、プランジャ22と係合する。続けて、ナット部46がさらに前進移動し、プランジャ33が筒体20内を前進して薬液を排出する。具体的には、図示しないリモコンを操作してモータ86を回転駆動させる。そうすると、モータ86の回転駆動力がリユース側動力伝達部88及びディスポ側動力伝達部24に伝達されるため、送りねじ軸44が回転し、ナット部46が案内壁64をスライドしながら初期位置からプランジャ22方向に進行する(図1及び図2参照)。
詳細には、ナット部46とプランジャ22が係合する際は、ナット部46がモータ86の回転駆動により前進移動してプランジャ22の先端側まで進行すると、一対の爪部42がナット部46の貫通孔60を構成する壁面に当たり、一対の脚部40が互いに近接するように撓む。そして、爪部42が貫通孔60を通り抜けると、爪部42は元の位置に復帰することによりナット部46がプランジャ22に対して係止されることとなる。これにより、ナット部46は前進時に、プランジャ22を押圧して筒体20を先端方向に移動可能となる。モータ86の回転駆動でナット部46をさらに進行させることにより、筒体20内の薬液がプランジャ22に押圧されて導出管32の内腔から薬液が排出される。このようにしてモータ86を駆動して薬液を押出し、薬液排出経路全体を薬液で満たすとプライミングが完了となる。
続いて、ユーザは、図示しないクレードルを皮膚の薬液注入部位に貼着する。クレードルは前述の通り、ディスポ部12のベース部16を着脱可能であり、穿刺機構を有する。この穿刺機構を用いて生体を穿刺し、カニューレを生体内に留置した状態でカニューレ機構18がクレードルに固定される。その後、リユース部14と接合したディスポ部12をクレードルに装着すると、ディスポ部12上の導出管32とクレードル上のカニューレ機構18とが連通する。以上により、ユーザ皮膚上に装着された薬液投与装置10において、リユース部14上の薬液を含む筒体20が導出ポート30、導出管32、カニューレ機構18、カニューレを経由してクレードルから生体内へ連通した状態となっている。また、リユース側動力伝達部88及びディスポ側動力伝達部24が伝達可能な状態となっている。さらに、リユース部14上のモータ86とディスポ部12上の電池とが電気的に接合した状態となっている。従って、モータ86を駆動させることによりプランジャ22を押圧して筒体20内の薬液が生体内に持続的又は間欠的に投与される。
薬液投与が完了すると、ユーザは、クレードルからディスポ部12及びリユース部14が接合した状態で取り外した後で、リユース部14からディスポ部12を分離する。そうすると、リユース部14では、カバー部92が付勢部材94の付勢力により自動的に閉状態となる。これにより、出力歯車96(リユース側動力伝達部88)に異物が付着することが抑制される。
本実施形態によれば、リユース側動力伝達部88を収容する筐体90の開口部100に開閉可能なカバー部92を設けているので、リユース部14とディスポ部12が接合していない場合にリユース側動力伝達部88に異物が付着することを抑制することができる。
また、カバー部92は、リユース部14へのディスポ部12の装着時に当接部132に接触し、付勢部材94の付勢力に抗して開くとともに開状態に維持される。そのため、ユーザは、リユース部14をディスポ部12に装着する際にカバー部92を手指等で開状態に保持する必要がない。よって、煩雑な作業を必要とせず、出力歯車96に入力歯車50を容易且つ確実に噛合(係合)させることができる。
さらに、カバー部92は、リユース部14からディスポ部12を取り外した際に、付勢部材94の付勢力によって自動的に閉状態となるため、ユーザがカバー部92を手指等で閉める必要はない。これにより、煩雑な作業を必要とせず、リユース側動力伝達部88に異物が付着することを抑制することができる。
本実施形態において、カバー部92は、第2ケーシング部材104に設けられた軸部112と、軸部112に回動可能に設けられて第1ケーシング部材102の開口部100を閉塞可能なカバー部本体114とを有している。また、付勢部材94は、カバー部本体114に対して軸部112の周方向に沿った付勢力を付与することによりカバー部92を閉状態に付勢している。これにより、簡易な構成でカバー部92を閉状態に付勢することができる。
本実施形態では、軸部112が筐体90の開口部100よりも取付部78a側に位置し、カバー部92がリユース部14へのディスポ部12の装着時に取付部78a側に開く。そのため、リユース部14へのディスポ部12の装着時にカバー部92を確実に開状態にすることができる。
また、軸部112の軸線(カバー部92の回転軸線)Ax3は、出力歯車96の回転軸線Ax2よりもY2方向に位置し、カバー部92のうち当接部132に最初に接触する部位(延出部122の先端部126a)は、出力歯車96の回転軸線Ax2よりもY1方向に位置している。そのため、リユース部14へのディスポ部12の装着時にカバー部92を容易に開くことができる。
本実施形態では、ディスポ部12の軸受66に当接部132を設けているので、ディスポ部12を簡易な構成にすることができる。
本実施形態に係る薬液投与装置10は、上記の構成に限定されない。例えば、当接部132は、軸受68やベース部16の側壁に設けられていてもよい。カバー部92は、カバー部本体114が軸部112に対して回動することにより開閉する構成に限定されず、例えば、X方向にスライドすることにより開閉する構成であってもよい。また、電池26は、ディスポ部12ではなくリユース部14に設けられていてもよい。
また、カバー部92は、軸部112が筐体90に対して回動可能に設けられるとともに管状部116が軸部112に固定されていてもよい。さらに、軸部112の軸線Ax3は、Y方向において出力歯車96の回転軸線Ax2と同じ位置にあってもよい。
本発明に係る薬液投与装置は、上述の実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。

Claims (8)

  1. 駆動源(86)の駆動力により動作する押圧部材(22)を薬液収容部(20)内に充填されている薬液に対して押圧することにより当該薬液を生体内に持続的又は間欠的に投与する携帯型の薬液投与装置(10)であって、
    再利用可能なリユース部(14)と、
    前記リユース部(14)に着脱可能な使い捨てのディスポ部(12)と、を備え、
    前記リユース部(14)は、
    前記駆動源(86)と、
    前記駆動源(86)の駆動力が伝達されるリユース側動力伝達部(88)と、
    前記リユース側動力伝達部(88)を収容し、前記リユース側動力伝達部(88)の一部が露出する開口部(100)が形成されている筐体(90)と、
    前記筐体(90)の前記開口部(100)に設けられた開閉可能なカバー部(92)と、
    前記カバー部(92)を閉状態に付勢する付勢部材(94)と、を有し、
    前記ディスポ部(12)は、
    前記薬液収容部(20)及び前記押圧部材(22)と、
    前記リユース部(14)に前記ディスポ部(12)が装着された装着状態で前記リユース側動力伝達部(88)に係合し、前記駆動源(86)から前記リユース側動力伝達部(88)に伝達された駆動力を前記押圧部材(22)に伝達するディスポ側動力伝達部(24)と、
    前記カバー部(92)に接触可能な当接部(132)と、を有し、
    前記カバー部(92)は、前記リユース部(14)への前記ディスポ部(12)の装着時に前記当接部(132)に接触し、前記付勢部材(94)の付勢力に抗して開くとともに開状態に維持され、前記リユース部(14)から前記ディスポ部(12)が取り外された際に前記付勢部材(94)の付勢力により前記開口部(100)を閉塞するように閉じることを特徴とする薬液投与装置(10)。
  2. 請求項1記載の薬液投与装置(10)において、
    前記カバー部(92)は、軸部(112)を介して前記筐体(90)に回動可能に設けられており、
    前記付勢部材(94)は、前記カバー部(92)に対して前記軸部(112)の周方向に沿った付勢力を付与することにより前記カバー部(92)を閉状態に付勢することを特徴とする薬液投与装置(10)。
  3. 請求項2記載の薬液投与装置(10)において、
    前記リユース側動力伝達部(88)は、前記駆動源(86)の駆動力により回転する出力歯車(96)を有し、
    前記出力歯車(96)の一部は、前記カバー部(92)の開状態で前記開口部(100)を介して前記筐体(90)の外部に露出し、
    前記ディスポ側動力伝達部(24)は、前記出力歯車(96)に噛合可能な入力歯車(50)を有していることを特徴とする薬液投与装置(10)。
  4. 請求項3記載の薬液投与装置(10)において、
    前記リユース部(14)は、前記ディスポ部(12)を覆うとともに前記筐体(90)が取り付けられる取付部(78a)を有し、
    前記軸部(112)は、前記開口部(100)よりも前記取付部(78a)側に位置し、
    前記カバー部(92)は、前記リユース部(14)への前記ディスポ部(12)の装着時に前記取付部(78a)側に開くことを特徴とする薬液投与装置(10)。
  5. 請求項4記載の薬液投与装置(10)において、
    前記軸部(112)の軸線(Ax3)は、前記装着状態で前記出力歯車(96)と前記入力歯車(50)とが並ぶ並び方向において、前記出力歯車(96)の回転軸線(Ax2)と同じ位置又は前記出力歯車(96)の回転軸線(Ax2)よりも前記装着状態で前記入力歯車(50)が位置する側とは反対側に位置し、
    前記カバー部(92)のうち前記リユース部(14)への前記ディスポ部(12)の装着時に前記当接部(132)に最初に接触する部位(126a)は、前記並び方向において、前記出力歯車(96)の回転軸線(Ax2)よりも前記装着状態で前記入力歯車(50)が位置する側に位置していることを特徴とする薬液投与装置(10)。
  6. 請求項3〜5のいずれか1項に記載の薬液投与装置(10)において、
    前記ディスポ側動力伝達部(24)は、前記入力歯車(50)に対して同軸に設けられた回転軸(48)と、
    前記回転軸(48)を回転可能に支持する軸受(66)と、を有し、
    前記当接部(132)は、前記軸受(66)に設けられていることを特徴とする薬液投与装置(10)。
  7. 請求項2〜6のいずれか1項に記載の薬液投与装置(10)において、
    前記付勢部材(94)は、
    コイル部(95a)と、
    前記コイル部(95a)から延出した一対の延出端部(95b、95c)と、
    を有するトーションスプリング(95)であって、
    前記コイル部(95a)の内孔には、前記軸部(112)が配設され、
    一方の前記延出端部(95b)は、前記筐体(90)に係止され、
    他方の前記延出端部(95c)は、前記カバー部(92)に係止されていることを特徴とする薬液投与装置(10)。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の薬液投与装置(10)において、
    前記カバー部(92)は、当該カバー部(92)の閉状態で前記付勢部材(94)の付勢力によって前記筐体(90)の壁面(124、130)に押さえ付けられていることを特徴とする薬液投与装置(10)。
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