JP2019096734A - フォトレジスト塗布装置 - Google Patents

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純平 奥出
Junpei Okude
純平 奥出
秀明 杉田
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秀明 杉田
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Abstract

【課題】フォトレジスト塗布装置においてウェハの裏面へのフォトレジストの付着を防止する。【解決手段】フォトレジストをウェハに塗布するフォトレジスト塗布装置は、チャックと、吐出ノズルと、整流板と、導入流路とを備える。チャックは、載置されたウェハに吸着し、ウェハと共に回転可能に構成されている。吐出ノズルは、チャックによって回転するウェハの上にフォトレジストを吐出する。整流板は、チャックを取り囲む中空円盤状を成し、ウェハの裏面との間にウェハの端部にわたって間隙を形成し、外周縁に沿ってウェハに向かって突出した突出部を有する。導入流路は、整流板の中心側から間隙に気体を導入する。【選択図】図1

Description

本明細書は、フォトレジスト塗布装置に関する技術を開示する。
フォトレジスト塗布装置は、回転させたウェハの上にフォトレジストを吐出し、遠心力によってウェハの表面にフォトレジストを塗布する。特許文献1には、ウェハの裏面との間に間隙を形成する整流板を設け、ウェハの回転に伴ってウェハと整流板との間隙に中心側から端部に向かう気流を発生させることによって、ウェハの裏面へのフォトレジストの付着を防止する技術が開示されている。
特開2006−86204号公報
特許文献1の技術では、ウェハの端部において外側に向かう気流の流速を十分に確保できず、ウェハの端部から裏面へとフォトレジストが回り込む虞があった。また、特許文献1の技術では、ウェハの裏側へと取り込まれた気流に霧状のフォトレジストが混入し、ウェハと整流板との間隙において霧状のフォトレジストが渦流によって舞い上がり、ウェハの裏面に付着する虞があった。
本明細書に開示する一形態は、フォトレジストをウェハに塗布するフォトレジスト塗布装置である。このフォトレジスト塗布装置は、チャックと、吐出ノズルと、整流板と、導入流路とを備える。チャックは、載置されたウェハに吸着し、ウェハと共に回転可能に構成されている。吐出ノズルは、チャックによって回転するウェハの上にフォトレジストを吐出する。整流板は、チャックを取り囲む中空円盤状を成し、ウェハの裏面との間にウェハの端部にわたって間隙を形成し、外周縁に沿ってウェハに向かって突出した突出部を有する。導入流路は、整流板の中心側から間隙に気体を導入する。
上記形態におけるフォトレジスト塗布装置によれば、整流板の外周縁における突出部によって、ウェハと整流板との間隔が狭くなるため、ウェハの端部において外側に向かう気体の流速を向上させることができる。これによって、ウェハの端部から裏面へとフォトレジストが回り込むことを抑制できる。また、整流板における突出部より内側では、ウェハと整流板との間隔を十分に確保することによって、ウェハと整流板との間隙に発生する渦流の上向き成分を相対的に抑制できるため、霧状のフォトレジストがウェハの裏面側に取り込まれたとしても、霧状のフォトレジストがウェハの裏面に付着することを抑制できる。これらの結果、ウェハの裏面へのフォトレジストの付着を防止できる。
フォトレジスト塗布装置の構成を示す断面図である。
図1は、フォトレジスト塗布装置100の構成を示す断面図である。フォトレジスト塗布装置100は、フォトレジストPRをウェハ90に塗布する半導体製造装置である。ウェハ90は、円盤状の半導体基板(シリコンウェハ)である。ウェハ90の直径は、200mmである。ウェハ90は、表面92と、裏面94と、端部96とを有する。ウェハ90の表面92は、フォトレジストPRを塗布する処理面である。ウェハ90の裏面94は、表面92とは反対側の面である。ウェハ90の端部96は、表面92および裏面94の外周縁を形成する。フォトレジスト塗布装置100は、チャック110と、回転軸120と、吐出ノズル130と、整流板150と、支持部160と、カップ170とを備える。
フォトレジスト塗布装置100のチャック110は、載置されたウェハ90に吸着する。チャック110は、ウェハ90の裏面94に吸着する。チャック110は、真空吸着方式によってウェハ90を吸着する。チャック110は、ウェハ90と共に回転可能に構成されている。チャック110は、中心軸CAを中心に回転可能に構成されている。チャック110は、回転軸120に連結されている。フォトレジスト塗布装置100の回転軸120は、回転動力をチャック110に伝達する。回転軸120は、中心軸CAを中心にチャック110と共に回転する。チャック110は、図示されない位置において、軸受により回転可能に支持されている。
フォトレジスト塗布装置100の吐出ノズル130は、チャック110によって回転するウェハ90の上にフォトレジストPRを吐出する。吐出ノズル130は、中心軸CA上におけるチャック110の上方に位置する。吐出ノズル130は、ウェハ90の表面92における中心にフォトレジストPRを吐出する。
フォトレジスト塗布装置100の整流板150は、チャック110を取り囲む中空円盤状を成す。整流板150の外径は、ウェハ90の外径と同様である。整流板150は、支持部160に固定されている。整流板150は、ウェハ90の裏面94との間にウェハ90の端部96にわたって間隙GPを形成する。
整流板150は、内周縁152と、突出部154と、拡張部155と、突出部156と、外周縁158とを有する。内周縁152は、中空円盤状の整流板150における内側の端部である。突出部154は、拡張部155より内周縁152側に位置し、チャック110の周囲に沿ってウェハ90に向かって突出している。拡張部155は、突出部154と突出部156との間に位置し、突出部154および突出部156よりウェハ90から離れており、ウェハ90との間の間隙GPを拡張する。突出部156は、外周縁158に沿ってウェハ90に向かって突出している。外周縁158は、中空円盤状の整流板150における外側の端部である。
突出部154とウェハ90との間隔aは、拡張部155とウェハ90との間隔bより狭い。突出部156とウェハ90との間隔cは、拡張部155とウェハ90との間隔bより狭い。突出部156とウェハ90との間隔cは、突出部154とウェハ90との間隔aより狭い。突出部156の径方向の幅dは、突出部156とウェハ90との間隔cより大きい。間隔bは、5〜7mmであることが好適である。間隔cは、1〜2mmであることが好適である。幅dは、2〜3mmであることが好適である。
フォトレジスト塗布装置100の支持部160は、整流板150を支持する。支持部160は、導入流路165を備える。導入流路165は、整流板150の内周縁152から間隙GPに気体ARを導入する。気体ARは、フォトレジスト塗布装置100の外部に設けられた送風機300から供給される。気体ARは、清浄な空気である。
フォトレジスト塗布装置100のカップ170は、ウェハ90に対する塗布に使用されたフォトレジストPRを回収する。カップ170は、排気流路178を備える。排気流路178は、カップ170の下方から気体ARを含む雰囲気をフォトレジスト塗布装置100の外部へと排出する。
フォトレジスト塗布装置100は、ウェハ90が載置される範囲の雰囲気にダウンフローを形成するとともに、導入流路165に気体ARを導入する。チャック110にウェハ90が載置された後、フォトレジスト塗布装置100は、チャック110に吸着されたウェハ90を回転させる。この状態で、フォトレジスト塗布装置100は、吐出ノズル130からフォトレジストPRをウェハ90に対して吐出する。ウェハ90に吐出されたフォトレジストPRは、遠心力によってウェハ90の表面92を端部96に向かって移動する。
導入流路165に導入された気体ARは、整流板150の内周縁152から間隙GPへと導入される。間隙GPに導入された気体ARは、突出部154から拡張部155を経て、突出部156を通過して間隙GPから放出される。ウェハ90の端部96に到達したフォトレジストPRは、遠心力に加えて、間隙GPから放出される気体ARによって、ウェハ90の周囲に飛散する。ウェハ90から飛散したフォトレジストPRは、カップ170によって回収される。
以上説明した実施形態によれば、整流板150の外周縁158における突出部156によって、ウェハ90と整流板150との間隔cが狭くなるため、ウェハ90の端部96において外側に向かう気体ARの流速を向上させることができる。これによって、ウェハ90の端部96から裏面94へとフォトレジストPRが回り込むことを抑制できる。その結果、ウェハ90の裏面94へのフォトレジストPRの付着を防止できる。
また、整流板150における突出部156より内側の拡張部155では、ウェハ90と整流板150との間隔bを十分に確保することによって、ウェハ90と整流板150との間隙GPに発生する渦流の上向き成分を相対的に抑制できるため、霧状のフォトレジストPRがウェハ90の裏面側に取り込まれたとしても、霧状のフォトレジストPRがウェハ90の裏面94に付着することを抑制できる。その結果、ウェハ90の裏面94へのフォトレジストPRの付着を防止できる。
以上、実施形態を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、上述した実施形態を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面において説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載した組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面において説明した技術は、複数の目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
90…ウェハ
92…表面
94…裏面
96…端部
100…フォトレジスト塗布装置
110…チャック
120…回転軸
130…吐出ノズル
150…整流板
152…内周縁
154…突出部
155…拡張部
156…突出部
158…外周縁
160…支持部
165…導入流路
170…カップ
178…排気流路
300…送風機
AR…気体
CA…中心軸
GP…間隙
PR…フォトレジスト
a…間隔
b…間隔
c…間隔
d…幅

Claims (1)

  1. フォトレジストをウェハに塗布するフォトレジスト塗布装置であって、
    載置された前記ウェハに吸着し、前記ウェハと共に回転可能に構成されたチャックと、
    前記チャックによって回転する前記ウェハの上に前記フォトレジストを吐出する吐出ノズルと、
    前記チャックを取り囲む中空円盤状を成し、前記ウェハの裏面との間に前記ウェハの端部にわたって間隙を形成し、外周縁に沿って前記ウェハに向かって突出した突出部を有する整流板と、
    前記整流板の中心側から前記間隙に気体を導入する導入流路と
    を備えるフォトレジスト塗布装置。
JP2017224747A 2017-11-22 2017-11-22 フォトレジスト塗布装置 Pending JP2019096734A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0945611A (ja) * 1995-07-27 1997-02-14 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 回転式基板塗布装置
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