JP2019096653A - コイル部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドラム状コアと板状コアとの接着部分における接着強度を一定以上に確保しながらも、インダクタンスの低下を抑制し得る構造を有する、コイル部品を提供する。【解決手段】、第1および第2の鍔部24,25の各々の天面31に、鍔部24,25の外側端面27よりも内側端面26により近い側において頂部42a,43aを位置させる第1および第2の隆起部42,43がそれぞれ設けられる。隆起部42,43は、その頂部42a,43aを内側端面26により近い側に位置させているので、ドラム状コア23と板状コア38とで形成される磁路のうち、経路のより短い部分において、磁気抵抗を低減することができる。ドラム状コア23と板状コア38とを接着するにあたり、鍔部24,25の天面31を板状コア38の下方主面39に直接接触させるといった特定的な部分を積極的に設ける必要がないので、接着面積を広く確保することができる。【選択図】図3

Description

この発明は、コイル部品に関するもので、特に、ワイヤを巻回した巻芯部と巻芯部の各端部にそれぞれ設けられた第1および第2の鍔部とを有するドラム状コア、ならびに第1および第2の鍔部間に渡された板状コアを備える、コイル部品に関するものである。
この発明にとって興味ある技術として、たとえば特許第5796603号公報(特許文献1)に記載されたものがある。図14は、特許文献1の図2(a)に基づいて作成したもので、コイル部品におけるドラム状コア1の一方の鍔部2と板状コア3とが図示されている。
ドラム状コア1は、ワイヤを巻回した巻芯部と巻芯部の各端部にそれぞれ設けられた第1および第2の鍔部とを有している。図14では、第1および第2の鍔部のうち、一方の鍔部2が図示されている。鍔部2は、巻芯部側に向きかつ巻芯部の各端部を位置させる内側端面(図示しない。)と、内側端面の反対側の外側に向く外側端面4と、内側端面と外側端面4とを連結するものであって、実装時において実装基板側に向けられる底面5と、底面5の反対側の天面6と、を有している。
他方、板状コア3は、互いに逆方向に向く下方主面7および上方主面8を有している。板状コア3は、一方の鍔部2と他方の鍔部との間に渡された状態とされ、その状態で、下方主面7が接着剤9を介して上記天面6に対向する状態でドラム状コア1に固定される。
特許文献1では、少ない接着剤9であるにも関わらず、ドラム状コア1と板状コア3との間で高い接着強度を得ることができる構造が提案されている。図示された鍔部2について、より具体的に説明すると、鍔部2の天面6において、最も高く位置する平坦面10を中央部11に形成しており、そして、平坦面10から各端部に向かってより低くなるような勾配面12および13を形成している。これら平坦面10ならびに勾配面12および13は、それぞれ、平面によって与えられる。
その結果、鍔部2の天面6と板状コア3の下方主面7とが、天面6の中央部11の平坦面10において接着剤9を介さずに直接接触するとともに、天面6の端部から天面6の中央部に向かって次第に狭くなる隙間を介して対向するようにされ、上記隙間に接着剤9が配置される。
特許文献1に記載の技術によれば、上記隙間における天面6の平坦面10の近傍の中央部側で毛細管現象を起こすことができるので、鍔部2と板状コア3との間を必要最小限の接着剤9によって充填することができる。したがって、ドラム状コア1と板状コア3との間で、比較的少ない接着剤9で比較的高い接着強度を得ることができるとされている。
特許第5796603号公報
しかしながら、特許文献1に記載のコイル部品の場合、鍔部2の天面6と板状コア3の下方主面7とは、天面6の中央部11の平坦面10において直接接触するため、ここには接着剤9が存在しない。このことは接着面積の減少を意味する。そして、このような接着面積の減少は、鍔部2の天面6と板状コア3の下方主面7との間での接着強度の低下を招くことは否めない。特に、コイル部品が小型化され、たとえば、平面寸法が0.4mm×0.2mmまたは0.2mm×0.1mmといった1mm未満にまで小型化されると、接着面積の減少が接着強度の低下に深刻な影響を及ぼす。
特許文献1に記載のコイル部品において、鍔部2の天面6と板状コア3の下方主面7との間での接着強度を高めるため、天面6の中央部11の平坦面10の面積を狭くし、代わりに、接着剤9を存在させ得る勾配面12および13の面積を広げることが考えられる。しかし、この方法を採用すると、以下のような問題を招くことになる。
上述のようなコイル部品において、ドラム状コア1および板状コア3は、たとえばフェライトのような磁性材料から構成される。このため、板状コア3はドラム状コア1と協働して閉磁路を構成することになる。この閉磁路において、板状コア3とドラム状コア1との間の隙間は磁気抵抗をもたらす原因となる。前述したように、勾配面12および13の面積を広げると、磁気抵抗が増えることになり、その結果、コイル部品のインダクタンスの低下を招く。
このようなことから、接着強度の確保とインダクタンスの確保とを両立させることは困難である。
そこで、この発明の目的は、ドラム状コアと板状コアとの接着部分における接着強度を一定以上に確保しながらも、インダクタンスの低下を抑制し得る構造を有する、コイル部品を提供しようとすることである。
この発明に係るコイル部品は、巻芯部ならびに巻芯部の軸線方向における互いに逆の第1および第2の端部にそれぞれ設けられた第1および第2の鍔部を有する、磁性材料からなるドラム状コアと、互いに逆方向に向く下方主面および上方主面を有する、磁性材料からなる板状コアと、巻芯部に巻回された、少なくとも1本のワイヤと、を備えている。
上記第1および第2の鍔部の各々は、巻芯部側に向きかつ巻芯部の各端部を位置させる内側端面と、内側端面の反対側の外側に向く外側端面と、内側端面と外側端面とを連結するものであって、実装時において実装基板側に向けられる底面と、底面の反対側の天面と、を有する。
そして、板状コアは、上記下方主面が上記鍔部の天面に対向する状態で第1および第2の鍔部に接着剤を介して固定される。
このような構成を有するコイル部品において、前述した技術的課題を解決するため、第1および第2の鍔部の各々の天面には、上記外側端面よりも上記内側端面により近い側において頂部を位置させる第1および第2の隆起部がそれぞれ設けられ、第1および第2の鍔部の各々の天面は、上記頂部において、その周辺部に比べて、板状コアの下方主面により接近していることを特徴としている。
上記隆起部は、その頂部を内側端面により近い側に位置させているので、ドラム状コアと板状コアとで形成される磁路のうち、経路のより短い部分において、磁気抵抗を低減することができる。また、ドラム状コアと板状コアとを接着するにあたり、鍔部の天面を板状コアの下方主面に直接接触させるといった特定的な部分を積極的に設ける必要がないので、接着面積を広く確保することができる。
この発明において、第1および第2の鍔部の各々の天面は、頂部において、板状コアの下方主面に最も接近していることが好ましい。この構成によれば、ドラム状コアと板状コアとで形成される磁路のうち、経路のより短い部分において、安定した磁路を実現することができる。
この発明において、上記頂部より上記外側端面側について、第1および第2の鍔部の各々の天面と、板状コアの下方主面と、の間隔は、鍔部の内側端面側から外側端面側に向かって広がっていることが好ましい。この構成によれば、鍔部の天面と板状コアの下方主面との間に接着剤を円滑に導入することができる。
また、この発明において、接着剤は、隆起部が板状コアの下方主面と対向する箇所も含めて、第1および第2の鍔部の天面と板状コアの下方主面とが対向する領域の実質的に全域にわたって存在していることが好ましい。この構成によれば、毛細管現象に頼ることなく、鍔部と板状コアとの間に接着剤を導入することができるとともに、鍔部と板状コアとの間での接着面積をより確実に広げることができる。その結果、鍔部と板状コアとの間での接着強度をより確実に向上させることができる。
この発明において、好ましくは、第1の鍔部の天面には、第1の隆起部の頂部とは異なる位置に頂部を位置させる第3の隆起部がさらに設けられる。この構成によれば、板状コアがドラム状コアに対して3点で支持される状態を実現することができるので、板状コアの、ドラム状コアに対する姿勢を安定に保つことができる。
上述した板状コアの姿勢のより安定化のためには、以下のように構成されることがより好ましい。
すなわち、巻芯部の延びる方向に直交する方向であって、鍔部の底面と天面とが対向する方向に直交する方向を幅方向としたとき、第2の隆起部の頂部の幅方向での位置が、第1の隆起部の頂部の幅方向での位置と第3の隆起部の頂部の幅方向での位置との間にあることが好ましい。より好ましくは、第1の隆起部の頂部および第3の隆起部の頂部は、上記幅方向に沿って、第1の鍔部の天面の中央部から端部側に片寄った位置にあり、第1の鍔部の天面の幅方向の中央部から各端部に片寄った位置にあり、第2の隆起部の頂部は、第2の鍔部の天面の幅方向の中央部に位置している。
このように、板状コアの姿勢の安定化が図られると、鍔部と板状コアとの間の磁気抵抗が安定し、その結果、コイル部品のインダクタンスのばらつきを抑制することができる。
この発明によれば、前述のように、隆起部の頂部を鍔部の内側端面により近い側に位置させているので、巻芯部の軸線方向に測定した板状コアの寸法を、第1の鍔部の外側端面と第2の鍔部の外側端面との間の寸法より小さくすることが可能である。この構成によれば、板状コアがドラム状コアに対して多少の位置ずれが生じても、実装状態において、コイル部品の外形をドラム状コアの外形によって認識することができるので、コイル部品の位置を画像認識によって正確に捉えることができる。
この発明によれば、鍔部の天面に隆起部が設けられ、隆起部の頂部を、鍔部の内側端面により近い側に位置させるとともに、板状コアの下方主面に接近させているので、ドラム状コアと板状コアとで形成される磁路のうち、経路のより短い部分において、磁気抵抗を低減することができ、そのため、インダクタンスを効率良く獲得することができる。
また、ドラム状コアと板状コアとの接着部分において、鍔部の天面を板状コアの下方主面に直接接触させるといった特定的な部分を積極的に設ける必要がないので、接着面積を広く確保することができ、その結果、ドラム状コアと板状コアとの接着強度を一定以上に確保することができる。
この発明の第1の実施形態によるコイル部品21の外観を示す斜視図である。 図1に示したコイル部品21に備えるドラム状コア23および板状コア38を組み合わせ状態で示す斜視図である。 図2に示したドラム状コア23および板状コア38を組み合わせ状態で示す正面図である。 図2に示したドラム状コア23および板状コア38を組み合わせ状態で示す左側面図である。 この発明の第2の実施形態によるコイル部品に備えるドラム状コア23および板状コア38を組み合わせ状態で示す正面図である。 この発明の第3の実施形態によるコイル部品に備えるドラム状コア23および板状コア38を組み合わせ状態で示す正面図である。 図6に示したドラム状コア23および板状コア38を組み合わせ状態で示す左側面図である。 この発明の第4の実施形態によるコイル部品に備えるドラム状コア23および板状コア38を組み合わせ状態で示す正面図である。 図8に示したドラム状コア23および板状コア38を組み合わせ状態で示す左側面図である。 この発明の第5の実施形態によるコイル部品に備えるドラム状コア23の外観を示す斜視図である。 図10に示したドラム状コア23を示す正面図である。 図10に示したドラム状コア23を示す右側面図である。 図10に示したドラム状コア23を示す左側面図である。 特許文献1に記載されたコイル部品におけるドラム状コア1の一方の鍔部2と板状コア3とを示す側面図である。
図1ないし図4を参照して、この発明の第1の実施形態によるコイル部品21について説明する。図示したコイル部品21は、たとえばコモンモードチョークコイルを構成するものである。
コイル部品21は、巻芯部22を有するドラム状コア23を備える。ドラム状コア23は、巻芯部22の軸線方向における互いに逆の第1および第2の端部にそれぞれ設けられた第1および第2の鍔部24および25を備える。ドラム状コア23は、磁性材料、より具体的には、NiZnフェライトのような磁性体、金属アモルファス材料または磁性粉を含有した樹脂などから構成される。ドラム状コア23に備える巻芯部22は、たとえば、ほぼ四角形の断面形状を有する四角柱形状をなしている。
第1および第2の鍔部24および25の各々は、巻芯部22側に向きかつ巻芯部22の各端部を位置させる内側端面26と、内側端面26の反対側の外側に向く外側端面27と、を有している。また、第1および第2の鍔部24および25の各々は、内側端面26と外側端面27とを連結し、かつ互いに逆方向に向く第1および第2の側面28および29を有している。さらに、第1および第2の鍔部24および25の各々は、内側端面26と外側端面27とを連結するとともに、第1の側面28と第2の側面29とを連結するものであって、実装時において実装基板側に向けられる底面30と、底面30の反対側の天面31と、を有している。
なお、図示の実施形態では、内側端面26は外側端面27と平行であるが、内側端面26は外側端面27に対して傾いていてもよい。
第1の鍔部24には、第1および第2の端子電極32および33(図4参照)が設けられる。第2の鍔部25には、第3および第4の端子電極34および35(図1および図2参照)が設けられる。第1および第2の端子電極32および33は、第1の鍔部24の底面30から外側端面27の一部にまで延びるように設けられる。第3および第4の端子電極34および35は、第2の鍔部25の底面30から外側端面27の一部にまで延びるように設けられる。
端子電極32〜35は、たとえば、銀を導電成分とする導電性ペーストを塗布し、焼き付けることによって形成される。導電性ペーストの焼付けに代えて、端子電極32〜35は、導電性金属からなる端子金具を鍔部24および25に接着することによって設けられてもよい。
端子電極32〜35には、必要に応じて、めっきが施される。めっき法としては、たとえば電解めっき法が採用される。めっきを実施することにより、たとえば、Niめっき膜およびその上にSnめっき膜が形成されたり、Cuめっき膜、その上にNiめっき膜およびその上にSnめっき膜が形成されたりする。
巻芯部22には、図1に省略的に図示するように、たとえば2本のワイヤ36および37が同方向に螺旋状に巻回される。ワイヤ36および37は、たとえば、ポリウレタンまたはポリエステルイミドなどの電気絶縁性樹脂で被覆された銅線からなる。ワイヤ36および37は、必要に応じて多層巻きとされてもよい。具体的な図示を省略するが、第1のワイヤ36の第1端は第1の端子電極32に接続され、第1のワイヤ36の第1端とは逆の第2端は第3の端子電極34に接続される。第2のワイヤ37の第1端は第2の端子電極33に接続され、第2のワイヤ37の第1端とは逆の第2端は第4の端子電極35に接続される。これら端子電極32〜35とワイヤ36および37との接続には、たとえば熱圧着が適用される。
コイル部品21は、第1および第2の鍔部24および25間に渡された板状コア38をさらに備えている。板状コア38は、ドラム状コア23と協働して、閉磁路を構成する。板状コア38についても、ドラム状コア23の場合と同様、磁性材料、より具体的には、フェライトのような磁性体、金属アモルファス材料または磁性粉を含有した樹脂などから構成される。
板状コア38は、互いに逆方向に向く下方主面39および上方主面40を有する。板状コア38は、その下方主面39が鍔部24および25の各々の天面31に対向する状態で鍔部24および25に対して接着剤41(図1参照)を介して固定される。接着剤41としては、たとえば、熱硬化型エポキシ樹脂からなるものが用いられ、150℃で10分間ホットプレスすることによって、板状コア38と鍔部24および25との固定が達成される。
次に、コイル部品21における特徴的構成について説明する。
第1および第2の鍔部24および25の各々の天面31に注目すると、図3および図4によく示されているように、第1および第2の隆起部42および43がそれぞれ設けられている。第1の隆起部42の頂部42aは、第1の鍔部24の外側端面27よりも内側端面26により近い側に位置している。第2の隆起部43の頂部43aは、第2の鍔部25の外側端面27よりも内側端面26により近い側に位置している。その結果、第1および第2の鍔部24および25の各々の天面31は、上記頂部42aおよび43aにおいて、その周辺部に比べて、板状コア38の下方主面39により接近している。
この実施形態では、第1および第2の鍔部24および25の各々の天面31が板状コア38の下方主面39に最も接近する箇所が、上記頂部42aおよび43aによって与えられる。この構成によれば、ドラム状コア23と板状コア38とで形成される磁路のうち、経路のより短い部分において、安定した磁路を実現することができる。
上述のように、隆起部42および43の頂部42aおよび43aを鍔部24および25の各々の内側端面26により近い側に位置させているので、ドラム状コア23と板状コア38とで形成される磁路のうち、経路のより短い部分において、磁気抵抗を低減することができる。そのため、インダクタンスを効率良く獲得することができる。
また、ドラム状コア23と板状コア38とを接着するにあたり、鍔部24および25の各々の天面31を板状コア38の下方主面39に直接接触させるといった特定的な部分を積極的に設ける必要がないので、接着剤41による接着面積を広く確保することができる。
特に、この実施形態では、接着剤41は、明確には図示されないが、隆起部42および43が板状コア38の下方主面39と対向する箇所も含めて、第1および第2の鍔部24および25の天面31と板状コア38の下方主面39とが対向する領域の全域にわたって存在するようにしている。この構成によれば、毛細管現象に頼ることなく、鍔部24および25と板状コア38との間に接着剤41を導入することができるとともに、鍔部24および25と板状コ38との間での接着面積をより確実に広げることができる。その結果、鍔部24および25と板状コア38との間での接着強度をより確実に向上させることができる。
ただし、上記「全域にわたって」は、実質的に全域にわたっていればよく、たとえば第1および第2の鍔部24および25の天面31の稜線上といった外縁などで、接着剤41が存在しない領域があることは許容される。特に、上記稜線はバレル加工などによって曲面となっている場合があり、厳密には天面31と下方主面39とが対向する領域とは言えない場合もある。
また、この実施形態では、図3によく示されているように、頂部42aおよび43aより外側端面27側について、第1および第2の鍔部24および25の各々の天面31と、板状コア38の下方主面39と、の間隔は、鍔部24および25の内側端面26側から外側端面27側に向かって広がっているという特徴を有している。この構成によれば、接着剤41を鍔部24および25の天面31と板状コア38の下方主面39との間に円滑に導入することができる。特に、鍔部24および25の外側端面27に近い側を通過する磁路は、ドラム状コア23と板状コア38とで形成される磁路のうち、経路がより長いものであるため、この領域で間隔を広げたとしても、インダクタンスの獲得に対して与える影響が相対的に小さい。したがって、上記構成であれば、接着強度の向上に伴うインダクタンスの低下の影響を比較的小さく抑えることができる。
また、巻芯部22の延びる方向に直交する方向であって、鍔部24および25の底面30と天面31とが対向する方向に直交する方向を幅方向としたとき、第1および第2の隆起部42および43の頂部42aおよび43aは、図4によく示されているように、第1および第2の鍔部24および25の天面31の幅方向の中央部に位置している。そして、第1および第2の鍔部24および25の各々の天面31と、板状コア38の下方主面39と、の間隔は、鍔部24および25の幅方向の中央部から第1および第2の側面28および29に向かって広がっている。この構成によっても、接着剤41を鍔部24および25の天面31と板状コア38の下方主面39との間に円滑に導入することができる。
また、この実施形態では、隆起部42および43における頂部42aおよび43aにまで至る勾配面は、図3および図4によく示されているように、凸状の球面をなしている。
図5は、この発明の第2の実施形態を説明するためのもので、図3に対応する図である。図5において、図3に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明を省略する。
前述の第1の実施形態の特徴的構成によれば、隆起部42および43の頂部42aおよび43aを鍔部24および25の内側端面26により近い側に位置させているので、巻芯部22の軸線方向に測定した板状コア38の寸法を、第1の鍔部24の外側端面27と第2の鍔部25の外側端面27との間の寸法より小さくすることが可能である。この構成を採用したのが図5に示す第2の実施形態である。
すなわち、第2の実施形態では、巻芯部22の軸線方向に測定した板状コア38の寸法L1を、第1の鍔部24の外側端面27と第2の鍔部25の外側端面27との間の寸法L2より小さくしている。
この構成によれば、板状コア38がドラム状コア23に対して多少の位置ずれが生じても、実装状態において、コイル部品の外形をドラム状コア23の外形によって認識することができるので、コイル部品の位置を画像認識によって正確に捉えることができる。また、上記のとおり、隆起部42および43の頂部42aおよび43aを鍔部24および25の各々の内側端面26により近い側に位置させることで、上記内側端面26に近い側で磁気抵抗を低減しているため、寸法L1を寸法L2より小さくしても、インダクタンスに与える影響を小さくできる。
図6および図7は、この発明の第3の実施形態を説明するためのものである。図6は図3に対応する図であり、図7は図4に対応する図である。図6および図7において、図3および図4に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明を省略する。
第3の実施形態では、第1および第2の隆起部44および45の形状が、第1の実施形態における第1および第2の隆起部42および43の形状と異なっている。第1および第2の隆起部44および45は、頂部44aおよび45aにおいて、比較的広い平面を形成している。また、隆起部44および45において、頂部44aおよび45aにまで至る勾配面は、断面直線状をなして延びている。
第3の実施形態における第1および第2の隆起部44および45による作用効果は、第1の実施形態における第1および第2の隆起部42および43による作用効果と実質的に同様である。
図8および図9は、この発明の第4の実施形態を説明するためのものである。図8は図3に対応する図であり、図9は図4に対応する図である。図8および図9において、図3および図4に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明を省略する。
第4の実施形態においても、第1および第2の隆起部46および47の形状が、第1の実施形態の場合とは異なっている。第1および第2の隆起部46および47は、第3の実施形態における第1および第2の隆起部44および45の場合と同様、頂部46aおよび47aにおいて、比較的広い平面を形成している。また、隆起部46および47における頂部46aおよび47aは、鍔部24および25の各々の天面31からほぼ垂直に立ち上がる周壁によって規定されている。
第4の実施形態における第1および第2の隆起部46および47による作用効果は、第1の実施形態における第1および第2の隆起部42および43による作用効果と実質的に同様である。
図10ないし図13は、この発明の第5の実施形態を説明するためのものである。図10ないし図13では、図2ないし図4の場合とは異なり、板状コア38の図示が省略され、ドラム状コア23のみが図示されている。図10ないし図13において、図2ないし図4に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明を省略する。
第5の実施形態では、第1の実施形態の場合と同様、まず、第1および第2の鍔部24および25の各々の天面31には、第1および第2の隆起部42および43がそれぞれ設けられる。さらに、第5の実施形態では、第1の鍔部24の天面31に、第1の隆起部42に加えて、第3の隆起部48が設けられる。図10において、第1ないし第3の隆起部42、43および48のそれぞれの頂部42a、43aおよび48aの各位置は、円で囲んで示している。第3の隆起部48の頂部48aは、第1の隆起部42の頂部42aとは異なる位置に配置されている。
上述した第1ないし第3の隆起部42、43および48のそれぞれの頂部42a、43aおよび48aの各位置は、次のように選ばれる。巻芯部22の延びる方向に直交する方向であって、鍔部24および25の底面30と天面31とが対向する方向に直交する方向を幅方向としたとき、図10ないし図13に示すように、第2の隆起部43の頂部43aの幅方向での位置は、第1の隆起部42の頂部42aの幅方向での位置と第3の隆起部48の頂部48aの幅方向での位置との間にあることが好ましい。より好ましくは、第1の隆起部42の頂部42aおよび第3の隆起部48の頂部48aは、上記幅方向に沿って、第1の鍔部24の天面31の中央部から端部側に片寄った位置にあり、第2の隆起部43の頂部43aは、第2の鍔部25の天面31の幅方向の中央部に位置している。
第5の実施形態によれば、板状コア(図示しない。)がドラム状コア23に対して3点で支持される状態を実現することができるので、板状コアの、ドラム状コア23に対する姿勢を安定に保つことができる。
以上、この発明を図示した実施形態に関連して説明したが、この発明の範囲内において、その他種々の変形例が可能である。
たとえば、鍔部24および25の内側端面26側の稜線は、たとえばバレル加工により曲面となることが多い。そのため、頂部42a〜48aより内側端面26側では板状コア38と鍔部24および25との隙間が多少広がってもよい。
また、上述の実施形態では、コイル部品21はコモンモードチョークコイルを構成するものであったが、単一のコイルを構成するものであってもよく、その他トランスやバランなどを構成するものであってもよい。したがって、ワイヤの数は、1本でも、3本以上であってもよく、それに応じて、各鍔部に設けられる端子電極の数も変更され得る。
また、この発明に係るコイル部品を構成するにあたり、この明細書に記載された異なる実施形態間において、構成の部分的な置換または組み合わせが可能である。
21 コイル部品
22 巻芯部
23 ドラム状コア
24,25 鍔部
26 内側端面
27 外側端面
30 底面
31 天面
36,37 ワイヤ
38 板状コア
39 下方主面
40 上方主面
41 接着剤
42,44,46 第1の隆起部
43,45,47 第2の隆起部
48 第3の隆起部
42a,44a,46a,43a,45a,47a,48a 頂部

Claims (8)

  1. 巻芯部ならびに前記巻芯部の軸線方向における互いに逆の第1および第2の端部にそれぞれ設けられた第1および第2の鍔部を有する、磁性材料からなるドラム状コアと、
    互いに逆方向に向く下方主面および上方主面を有する、磁性材料からなる板状コアと、
    前記巻芯部に巻回された、少なくとも1本のワイヤと、
    を備え、
    前記第1および第2の鍔部の各々は、前記巻芯部側に向きかつ前記巻芯部の各端部を位置させる内側端面と、前記内側端面の反対側の外側に向く外側端面と、前記内側端面と前記外側端面とを連結するものであって、実装時において実装基板側に向けられる底面と、前記底面の反対側の天面と、を有し、
    前記板状コアは、前記下方主面が前記天面に対向する状態で前記第1および第2の鍔部に接着剤を介して固定され、
    前記第1および第2の鍔部の各々の前記天面には、前記外側端面よりも前記内側端面により近い側において頂部を位置させる第1および第2の隆起部がそれぞれ設けられ、前記第1および第2の鍔部の各々の前記天面は、前記頂部において、その周辺部に比べて、前記板状コアの前記下方主面により接近している、
    コイル部品。
  2. 前記第1および第2の鍔部の各々の前記天面は、前記頂部において、前記板状コアの前記下方主面に最も接近している、請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記頂部より前記外側端面側について、前記第1および第2の鍔部の各々の前記天面と、前記板状コアの前記下方主面と、の間隔は、前記内側端面側から前記外側端面側に向かって広がっている、請求項1または2に記載のコイル部品。
  4. 前記接着剤は、前記隆起部が前記板状コアの前記下方主面と対向する箇所も含めて、前記第1および第2の鍔部の前記天面と前記板状コアの前記下方主面とが対向する領域の実質的に全域にわたって存在している、請求項1ないし3のいずれかに記載のコイル部品。
  5. 前記第1の鍔部の前記天面には、前記第1の隆起部の前記頂部とは異なる位置に頂部を位置させる第3の隆起部がさらに設けられる、請求項1ないし4のいずれかに記載のコイル部品。
  6. 前記巻芯部の延びる方向に直交する方向であって、前記底面と前記天面とが対向する方向に直交する方向を幅方向としたとき、前記第2の隆起部の前記頂部の幅方向での位置は、前記第1の隆起部の前記頂部の幅方向での位置と前記第3の隆起部の前記頂部の幅方向での位置との間にある、請求項5に記載のコイル部品。
  7. 前記第1の隆起部の前記頂部および前記第3の隆起部の前記頂部は、前記幅方向に沿って、前記第1の鍔部の前記天面の中央部から端部側に片寄った位置にあり、前記第2の隆起部の前記頂部は、前記第2の鍔部の前記天面の幅方向の中央部に位置している、請求項6に記載のコイル部品。
  8. 前記巻芯部の軸線方向に測定した前記板状コアの寸法は、前記第1の鍔部の前記外側端面と前記第2の鍔部の前記外側端面との間の寸法より小さい、請求項1ないし7のいずれかに記載のコイル部品。
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