JP2019094618A - 仮設足場用部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】 仮設足場を構成する部材である仮設足場用部材を組み立てる際に組立時の音を減少させることのできる仮設足場用部材を提供しようとする。【解決手段】従来の仮設足場を構成する部材である仮設足場用部材に変わって、管状の鋼材でできた棒状部と該棒状部の両端に固定され他の仮設足場用部材に連結できる1対の連結部とを有する本体と、前記棒状部を形成する管状の鋼材の内部に挿入された長尺の構造体と、を備える、ものとした。【選択図】 図1

Description

本発明は、仮設足場を構成する部材である仮設足場用部材に係る。特に、くさび方式を用いて組み立てられる仮設足場を構成する部材である仮設足場用部材に関する。
いろいろな目的で、仮設足場を利用する。
例えば、建築現場や建物のメンテナンス現場では、作業の容易と作業員の安全のために仮設足場を用いる。
仮設足場は、仮設足場用部材を組み立てて作られる。
仮設足場は、クランプ方式の仮設足場とくさび方式の仮設足場とに分類される。
クランプ方式の仮設足場は、仮設足場用部材をクランプにより連結して組立てられる。
くさび方式の仮設足場は、くさび効果を持ちいて仮設足場用部材を組み立てられる。
通常の仮設足場では、その特徴を生かしてクランプ方式とくさび方式を混在させて仮設足場用部材を組み立てることがある。
くさび方式の仮設足場用部材を組み立てるには、一方の仮設足場用部材の連結部を他方の仮設足場用部材の被連結部に連結させる。
例えば、連結部はくさび形状をしたものであり、被連結部はパイプ状の本体に固定されるコの字状のコマであり、連結部のくさび形状を被連結部のコの字状のコマにくい込ませて一方の仮設足場用部材を他方の仮設足場用部材に連結させる。
通常の現場では、作業員は、仮設足場用部材の本体部の連結部を固定した側にある打撃点をハンマーで叩いて、連結部と被連結部との連結を確実にしている。
仮設足場を組み立てるためハンマーで仮設足場用部部材を叩く際に、高い金属音が発生する。この金属音は、作業現場の近傍の住民に耳障りであり、またはその作業をする作業員にとっても耳障りである。
そのため、上記の金属音を減少させたいという要請があった。
本発明は以上に述べた問題点に鑑み案出されたもので、仮設足場を構成する部材である仮設足場用部材を組み立てる際に組立時の音を減少させることのできる仮設足場用部材を提供しようとする。
上記目的を達成するため、本発明に係る仮設足場を構成する部材である仮設足場用部材であって、管状の鋼材でできた棒状部と該棒状部の両端に固定され他の仮設足場用部材に連結できる1対の連結部とを有する本体と、前記棒状部を形成する管状の鋼材の内部に挿入された長尺の構造体と、を備える、ものとした。
上記本発明の構成により、本体が、管状の鋼材でできた棒状部と該棒状部の端部に固定され他の仮設足場用部材に連結できる連結部とを有する。構造体が、前記棒状部を形成する管状の鋼材の内部に挿入された部材である。
その結果、本体がハンマーにより打撃された時に本体の振動と構造体の振動が干渉しあい打撃音が減少する。
以下に、本発明の実施形態に係る仮設足場用部材を説明する。本発明は、以下に記載した実施形態のいずれか、またはそれらの中の二つ以上が組み合わされた態様を含む。
本発明の実施形態に係る仮設足場用部材は、前記構造体が前記棒状部を形成する管状の鋼材の内壁に接触する。
上記の実施形態の構成により、前記構造体が前記棒状部を形成する管状の鋼材の内壁に接触する。
その結果、本体がハンマーにより打撃された時に本体の振動と構造体の振動が干渉しあい打撃音が減少する。
本発明の実施形態に係る仮設足場用部材は、前記構造体が前記棒状部を形成する管状の鋼材の内壁に挿入される様に板状の鋼材を折り曲げて形成される。
上記の実施形態の構成により、前記構造体が前記棒状部を形成する管状の鋼材の内壁に挿入される様に板状の鋼材を折り曲げて形成される。
その結果、本体がハンマーにより打撃された時に本体の振動と構造体の板状の鋼材の振動が干渉しあい打撃音が減少する。
本発明の実施形態に係る仮設足場用部材は、前記構造体が板状の鋼材を断面が円形または多角形の輪郭を持つように曲げてできた筒状の部材である。
上記の実施形態の構成により、前記構造体が板状の鋼材を断面が円形または多角形の輪郭を持つように曲げてできた筒状の部材である。
その結果、本体がハンマーにより打撃された時に本体の振動と構造体の円形または多角形に折り曲げられた板状の鋼材の振動が干渉しあい打撃音が減少する。
本発明の実施形態に係る仮設足場用部材は、前記構造体が板状の鋼材を断面が多角形の輪郭を持つように折り曲げてできた筒状の部材であり、前記多角形の角部が前記棒状部を形成する管状の鋼材の内壁に接触する、。
上記の実施形態の構成により、前記構造体が板状の鋼材を断面が多角形の輪郭を持つように折り曲げてできた筒状の部材であり、前記多角形の角部が前記棒状部を形成する管状の鋼材の内壁に接触する
その結果、本体がハンマーにより打撃された時に本体の振動と構造体の多角形に折り曲げられた板状の鋼材の振動が干渉しあい打撃音が減少する。
本発明の実施形態に係る仮設足場用部材は、前記構造体が前記連結部を他の仮設足場用部材の被連結部に連結させる際にハンマーで打撃する打撃点を含む本体の長手方向の領域に重複する様に配される。
上記の実施形態の構成により、前記構造体が前記連結部を他の仮設足場用部材の被連結部に連結させる際にハンマーで打撃する打撃点を含む本体の長手方向の領域に重複する様に配される。
その結果、本体がハンマーにより打撃された時に本体の振動と板状の鋼材の振動がより干渉しあい打撃音が減少する。
本発明の実施形態に係る仮設足場用部材は、1対の前記構造体を備え、一対の前記構造体が前記棒状部の両端部の側に別れて配される。
上記の実施形態の構成により、一対の前記構造体が前記棒状部の両端部の側に別れて配される。
その結果、本体の両端部がハンマーにより打撃された時に本体の振動と板状の鋼材の振動がより干渉しあい打撃音が減少する。
本発明の実施形態に係る仮設足場用部材は、仮設足場用部材が、起立する他の仮設足場様部材である支柱に前記連結部を連結して水平に延びる手摺である。
上記の実施形態の構成により、仮設足場用部材が、起立する他の仮設足場様部材である支柱に前記連結部を連結して水平に延びる手摺である。
その結果、手摺がハンマーにより打撃された時に手摺の本体の振動と構造体の振動が干渉しあい打撃音が減少する。
以上説明したように、本発明に係る仮設足場様部材は、その構成により、以下の効果を有する。
端部に他の仮設足場用部材に連結できる連結部を固定された棒状部の管状の内部に構造部を挿入される様にしたので、本体がハンマーにより打撃された時に本体の振動と構造体の振動が干渉しあい打撃音が減少する。
また、前記構造体が前記棒状部を形成する管状の鋼材の内壁に接触する様にしたので、本体がハンマーにより打撃された時に本体の振動と構造体の振動が干渉しあい打撃音が減少する。
また、前記構造体が前記棒状部を形成する管状の鋼材の内壁に挿入される様に板状の鋼材を折り曲げて形成される様にしたので、本体がハンマーにより打撃された時に本体の振動と構造体の板状の鋼材の振動が干渉しあい打撃音が減少する。
また、前記構造体が板状の鋼材を断面が円形または多角形の輪郭を持つように曲げてできた筒状の部材である様にしたので、本体がハンマーにより打撃された時に本体の振動と構造体の円形または多角形に折り曲げられた板状の鋼材の振動が干渉しあい打撃音が減少する。
また、前記構造体が板状の鋼材を断面が多角形の輪郭を持つように折り曲げてできた筒状の部材であり、
前記多角形の角部が前記棒状部を形成する管状の鋼材の内壁に接触する様にしたので、本体がハンマーにより打撃された時に本体の振動と構造体の多角形に折り曲げられた板状の鋼材の振動が干渉しあい打撃音が減少する。
また、前記構造体が前記連結部を他の仮設足場用部材の被連結部に連結させる際にハンマーで打撃する打撃点を含む本体の長手方向の領域に重複する様に配される様にしたので、本体がハンマーにより打撃された時に本体の振動と板状の鋼材の振動がより干渉しあい打撃音が減少する。
また、一対の構造体が前記棒状部の両端部の側に別れて配される様にしたので、本体の両端部がハンマーにより打撃された時に本体の振動と板状の鋼材の振動がより干渉しあい打撃音が減少する。
また、起立する他の仮設足場様部材である支柱に前記連結部を連結して水平に延びる手摺に本願構造を採用したので、手摺がハンマーにより打撃された時に手摺の本体の振動と構造体の振動が干渉しあい打撃音が減少する。
従って、仮設足場を組み立てる際に組立時の音を減少させることのできる仮設足場用部材を提供できる。
本発明の実施形態に係る仮設足場用部材の断面図である。 本発明の実施形態に係る仮設足場用部材の拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る仮設足場用部材の側面側面図である。 本発明の実施形態に係る仮設足場の斜視図である。 本発明の実施形態に係る仮設足場用部材の正面図である。 本発明の実施形態に係る仮設足場用部材の実施例の説明図その1である。 本発明の実施形態に係る仮設足場用部材の実施例の説明図その2である。
以下、本発明を実施するための形態に係る仮設足場用部材を、図面を参照して、説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る仮設足場用部材の断面図である。図2は、本発明の実施形態に係る仮設足場用部材の拡大断面図である。図3は、本発明の実施形態に係る仮設足場用部材の側面側面図である。図4は、本発明の実施形態に係る仮設足場の斜視図である。図5は、本発明の実施形態に係る仮設足場用部材の正面図である。
仮設足場は、作業効率向上、安全のために、建築現場等で仮設する足場である。
仮設足場用部材は、仮設足場を構成する部材である。
仮設足場用部材を互いに連結して、仮設足場を組み立てる。
図4は、仮設足場と仮設足場用部材の一例を示す。
図4に示す仮設足場は、手摺100、ブラケット200、支柱300、踏板400とで構成される。
支柱300は、支柱部310と被連結部320とで構成される。
支柱300は、支柱部310と4つの被連結部320とで構成されてもよい。
支柱部310は、使用状態で垂直に立てる長手部材である。
支柱部310は、使用状態で垂直に立てる円管であってもよい。
支柱部310は、上方向に重ねるためにつぎ足し部330をもっていてもよい。
つぎ足し部の外径は、支柱部本体310の内径より小さい、
下の支柱部310のつぎ足し部330が上の支柱部300の支柱部本体310に挿入されて、上下の足場用支柱300がつぎ足される。
連結部320は、上から見てコの字状の板形状をもち支柱部310の側面に端部を固定される。
手摺100、ブラケット200の連結部が支柱300の側面に設けられるコの字状のコマ(被連結部)に差し込まれ、くさび効果により連結する。
踏板400の連結部がブラケット200の側面に設けられるコの字状のコマ(被連結部220)に差し込まれ、くさび効果により連結する。
以下では、説明の便宜上、手摺100に本願発明を適用した場合を例に、構造を説明する。
本発明の実施形態にかかる仮設足場用部材は、本体10と構造体20とで構成される。
本体10は、仮設足場用部材の本体である。
構造体20は、本体に追加される構造である。
本体10は、棒状部11と連結部12とで構成される。
本体10は、棒状部11と1対の連結部12とで構成されてもよい。
棒状部11は、管状の鋼材でできた部分である。
棒状部11は、円管状の鋼材でできた部分であってもよい。
棒状部11は、他の輪郭をもつ管状の鋼材でできた部分であってもよい。
連結部12は、棒状部11の端部に固定され他の仮設足場用部材に連結できる部分である。
連結部12は、棒状部11の端部に固定され他の仮設足場用部材の被連結部に連結できる部分である。
連結部12は、くさび形状をしていてもよい。
被連結部は上から見てコの字状のコマであってもよい。
1対の連結部12は、棒状部11の両端部に固定され他の仮設足場用部材に連結できる部分である。
構造体20は、棒状部11を形成する管状の鋼材の内部に挿入された部材である。
構造体20は、棒状部11を形成する管状の鋼材の内部に棒状部11の長手方向に沿って挿入された部材である。
構造体20は、棒状部11を形成する管状の鋼材の内部に挿入された長尺の部材であってもよい。
構造体20は、棒状部11を形成する管状の鋼材の内部に棒状部11の長手方向に沿って挿入された長尺の部材である。
構造体20が、棒状部11を形成する管状の鋼材の内壁に接触してもよい。
構造体20が、棒状部11を形成する管状の鋼材の内壁に挿入される様に板状の鋼材を曲げて形成されてもよい。
構造体20が、棒状部11を形成する管状の鋼材の内壁に挿入される様に板状の鋼材を折り曲げて形成されてもよい。
構造体20が、板状の鋼材を断面が円形または多角形の輪郭を持つように曲げてできた筒状の部材であってもよい。
図3に、板状の鋼材を断面形状の6例を示す。
図3(A)は、五角柱の輪郭をもつ構造体を示す。
図3(B)は、円柱の輪郭をもつ構造体を示す。
図3(C)は、四角柱の輪郭をもつ構造体を示す。
図3(D)は、波板状の輪郭をもつ構造体を示す。
図3(E)は、十字状の輪郭をもつ構造体を示す。
図3(F)は、十字状の輪郭をもつ他の構造体を示す。
構造体20が、板状の鋼材を断面が多角形の輪郭を持つように折り曲げてできた筒状の部材であってもよい。
多角形の角部が棒状部11を形成する管状の鋼材の内壁に接触してもよい。
構造体20が、連結部を他の仮設足場用部材の被連結部に連結させる際にハンマーで打撃する打撃点Fを含む本体10の長手方向の領域に重複する様に配されてもよい。
図2は、構造体20が、連結部を他の仮設足場用部材の被連結部に連結させる際にハンマーで打撃する打撃点Fを含む本体10の長手方向の領域に重複する様に配される様子を示す。
一般に本体10の打撃点の箇所は補強され、打撃により変形を防ぐ様になっている。
例えば、本体10の打撃点の箇所は他の箇所より肉厚になっている。
一対の構造体20が、棒状部11の両端部の側に別れて配されてもよい。
仮設足場用部材がメッキされていてもよい。
本発明の実施形態にかかる仮設足場用部材である手摺の実施例を、図を基に、説明する。
図6は、本発明の実施形態に係る仮設足場用部材の実施例の説明図その1である。図7は、本発明の実施形態に係る仮設足場用部材の実施例の説明図その2である。
実施例では、他車の手摺と自社の手摺と本発明の実施形態にかかる仮設足場用部材である手摺の2タイプの打撃試験を行い、本願発明の効果を確認した。
試験に供した仮設足場用部材(手摺)は、以下の通りである。
他社布材A :他社製手摺(構造体なし)
現行布材B :自社製手摺(構造体なし)
改良側布材C:自社製手摺(構造体が板材を円柱状に折り曲げたもの)
改良型布材D:自社製手摺(構造体が板材を五角柱に折り曲げたもの)
他社布材A、現行布材Bは比較のために打撃試験に供した。
他社布材Aが一般鋼材を用いていいるのに対し、現行布材Bは高張力鋼材を用いているため、現行布材Bの棒状部の板厚は他社布材Aの棒状部の板厚より薄い。
図6は、本発明の実施形態にかかる仮設足場用部材(手摺)の効果を試験するための試験方法を示す。
図7は、本発明の実施形態にかかる仮設足場用部材(手摺)の試験結果を示す。
試験結果から、改良側布材C、改良型布材Dは共に、他社布材A、現行布材Bに比べて
打撃音の騒音レベルが低いことを確認した。
これは、棒状部の振動と構造体の振動とが干渉しあい、改良側布材C、改良側布材Dを打撃したときの音響レベルが他社布材A、他社布材Bを打撃したときの音響レベルより抑えられたものと考えられる。
本発明の実施形態に係る仮設足場用部材は、その構成により、以下の効果を有する。
端部に他の仮設足場用部材に連結できる連結部を固定された棒状部の管状の内部に構造部を挿入される様にしたので、本体がハンマーにより打撃された時に本体の振動と構造体の振動が干渉しあい打撃音が減少する。
両端部に他の仮設足場用部材に連結できる連結部を固定された棒状部の管状の内部に構造部を挿入される様にしたので、本体がハンマーにより打撃された時に本体の振動と構造体の振動が干渉しあい打撃音が減少する。
また、構造体が棒状部を形成する管状の鋼材の内壁に接触する様にしたので、本体がハンマーにより打撃された時に本体の振動と構造体の振動が干渉しあい打撃音が減少する。
また、構造体が棒状部を形成する管状の鋼材の内壁に挿入される様に板状の鋼材を折り曲げて形成される様にしたので、本体がハンマーにより打撃された時に本体の振動と構造体の板状の鋼材の振動が干渉しあい打撃音が減少する。
また、構造体が板状の鋼材を断面が円形または多角形の輪郭を持つように曲げてできた筒状の部材である様にしたので、本体がハンマーにより打撃された時に本体の振動と構造体の円形または多角形に折り曲げられた板状の鋼材の振動が干渉しあい打撃音が減少する。
また、構造体が板状の鋼材を断面が多角形の輪郭を持つように折り曲げてできた筒状の部材であり、多角形の角部が棒状部を形成する管状の鋼材の内壁に接触する様にしたので、本体がハンマーにより打撃された時に本体の振動と構造体の多角形に折り曲げられた板状の鋼材の振動が干渉しあい打撃音が減少する。
また、構造体が連結部を他の仮設足場用部材の被連結部に連結させる際にハンマーで打撃する打撃点を含む本体の長手方向の領域に重複する様に配される様にしたので、本体がハンマーにより打撃された時に本体の振動と板状の鋼材の振動がより干渉しあい打撃音が減少する。
また、一対の構造体が棒状部の両端部の側に別れて配される様にしたので、本体の両端部がハンマーにより打撃された時に本体の振動と板状の鋼材の振動がより干渉しあい打撃音が減少する。
また、起立する他の仮設足場様部材である支柱に連結部を連結して水平に延びる手摺に本願構造を採用したので、手摺がハンマーにより打撃された時に手摺の本体の振動と構造体の振動が干渉しあい打撃音が減少する。
本発明は以上に述べた実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。
仮設足場用部材を説明するのに手摺を例に説明したが、これに限定されない。例えば、仮設足場用部際がブラケットであってもよい。このとき、仮設足場用部材は、本体10と構造体20と筋交いとで構成されてもよい。
F 打撃点
100 手摺
200 ブラケット
220 被連結部
300 支柱
310 支柱部
320 被連結部
330 につぎ足し部
400 踏板
10 本体
11 棒状部
12 連結部
13 筋かい部
20 構造体
20a 構造体
20b 構造体
実開2002−138661号

Claims (10)

  1. 仮設足場を構成する部材である仮設足場用部材であって、
    管状の鋼材でできた棒状部と該棒状部の端部に固定され他の仮設足場用部材に連結できる連結部とを有する本体と、
    前記棒状部を形成する管状の鋼材の内部に挿入された構造体と、
    を備える、
    ことを特徴とする仮設足場用部材。
  2. 前記構造体が前記棒状部を形成する管状の鋼材の内壁に接触する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の仮設足場用部材。
  3. 前記構造体が前記棒状部を形成する管状の鋼材の内壁に挿入される様に板状の鋼材を折り曲げて形成される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の仮設足場用部材。
  4. 前記構造体が板状の鋼材を断面が円形または多角形の輪郭を持つように曲げてできた筒状の部材である、
    ことを特徴とする請求項3に記載の仮設足場用部材。
  5. 前記構造体が板状の鋼材を断面が多角形の輪郭を持つように折り曲げてできた筒状の部材であり、
    前記多角形の角部が前記棒状部を形成する管状の鋼材の内壁に接触する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の仮設足場用部材。
  6. 前記構造体が前記連結部を他の仮設足場用部材の被連結部に連結させる際にハンマーで打撃する打撃点を含む本体の長手方向の領域に重複する様に配される、
    ことを特徴とする請求項5に記載の仮設足場用部材。
  7. 1対の前記構造体を
    備え、
    一対の前記構造体が前記棒状部の両端の側に別れて配される、
    ことを特徴とする請求項6に記載の仮設足場用部材。
  8. 前記構造体が前記連結部を他の仮設足場用部材の被連結部に連結させる際にハンマーで打撃する打撃点を含む本体の長手方向の領域に重複する様に配される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の仮設足場用部材。
  9. 1対の前記構造体を
    備え、
    一対の前記構造体が前記棒状部の両端部の側に別れて配される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の仮設足場用部材。
  10. 仮設足場用部材が起立する他の仮設足場様部材である支柱に前記連結部を連結して水平に延びる手摺である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の仮設足場用部材。
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