JP2019093926A - 鉄道車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】通路側席と窓側席とを有する車体の側構体に展望用の側窓を備えた鉄道車両において、窓側席の温熱環境を略均等に向上させるとともに、車室内の温度の均一化を簡単な構造で可能とする鉄道車両を提供する。【解決手段】車室11内に通路側席22と窓側席23とを有する車体1の窓側席23上部に側構体から延設された荷棚を備えず、展望用の側窓32を備えた鉄道車両である。車体の屋根構体4の側構体寄り41から側窓上端部321まで滑らかな湾曲状に形成された空調用天井板43を備え、屋根構体の側構体寄りには、空調用天井板に沿って側構体側へ向けて調和空気CAを送風する吹出口51がレール方向で連続状に配設されている。【選択図】 図2

Description

本発明は、鉄道車両に関し、詳しくは、車室内に通路側席と窓側席とを有する車体の窓側席上部に側構体から延設された荷棚を備えず、展望用の側窓を備えた鉄道車両において、窓側席の温熱環境を向上させ得る鉄道車両に関する。
一般に、鉄道車両、特に特急車両の車室においては、一度席に着くと比較的長時間その場所で過ごすことになる場合が多い。その際、夏季であれば日差しなどの熱が側窓から室内に入り、また、冬季であれば冷気が側窓から室内に入ることによって、通路側席に比べて窓側席における温熱環境が変化しやすい傾向にある。このような温熱環境が変化しやすい窓側席に対する快適性を高める工夫がされた鉄道車両が、例えば、特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示された鉄道車両100は、図9に示すように、幅方向の側面に側窓101が設けられた車室102を有し、空調用の吹出口103が車室102の天井部中央104に下向きに形成され、吸込口105が車室102の壁面側における側窓101の上方に形成されている。そして、特許文献1には、空調に関して以下のように記載されている。すなわち、天井部中央104に設けられた吹出口103から吹き出された空気は、床106に向かって下方へ流れ、床106に到達した空気は、床106に沿って側壁側に広がる。そして、側窓101に沿って上方へ流れて、側窓101の上方に設けられた吸込口105から空気が吸い込まれる。このようにして、側窓101周辺を含む側壁側を含めた車室102内全体を循環させる空気の流れを作り出すことができるので、車室102内における温度分布の均一化を高めることができる。特に、熱負荷の高い側窓101周辺の空気を直接的に吸い込むので、効率良く温度分布の均一化を高めることができる。同時に、側窓101に沿うような空気の流れを作り出すので、エアーカーテン効果により、側窓101から車室102内へ流れる熱気又は冷気を遮断することができる。
しかし、特許文献1に開示された鉄道車両100では、天井部中央104の吹出口103から吹き出された空気が、床106に向かって下方へ流れ、床106を経由して左右の側壁側に広がってから、側窓101に沿って上方へ流れるので、側窓101に沿うように流れる空気の風量は大幅に減少し、その風速も遅くなる。また、側窓101に沿って流れる空気は、吸込口105直前の空気であるので、冷気であれば温度が上昇し、また、暖気であれば温度が低下している。そのため、例えば、展望のよい上下に広い側窓(展望用の側窓)を備えた鉄道車両においては、側窓から入り込む大量の熱や冷気を遮断する効果が少なく、窓側席の温熱環境を向上させることが困難であった。
この点、車室内に通路側席と窓側席とを有する車体の窓側席上部に側構体から延設された荷棚を備えず、展望用の側窓を備えた鉄道車両において、窓側席の空調改善を図りつつ、車室内の温度の均一化を可能とする鉄道車両が、例えば、特許文献2に開示されている。この鉄道車両200は、図10、図11に示すように、複数の側窓201を車体の左右両側に有する鉄道車両において、車体における車室の天井202に沿うような上向きの風を吹き出す第1の吹出口203と、車体の側面側から見て第1の吹出口203の斜め上方に配置されると共に、側窓201に沿うような下向きの風を吹き出す第2の吹出口204とを備え、車室の高さ方向において、第1の吹出口203より上方の位置に第2の吹出口204を配置し、車室の長さ方向において、第1の吹出口203と第2の吹出口204との位置を側方にずらせて配置したことを特徴とする。
そして、特許文献2には、空調に関して以下の内容が記載されている。すなわち、側窓201側における座席(窓側席)の空調改善を図るために、第2の吹出口204からは、側窓201に沿うような下向きの風を吹き出し、これによって、側窓201の表面にエアーカーテンを作り出している。また、車室の高さ方向において、天井202に沿うような上向きの風を吹き出す第1の吹出口203よりも上段に、側窓201に沿うような下向きの風を吹き出す第2の吹出口204を配置する一方で、車室の長さ方向において、隣合う上下二段の吹出口203、204の位置を側方にずらすように配置させる。これにより、第1の吹出口203から吹き出す上向きの風と、第2の吹出口204から吹き出す下向きの風とが互いにぶつかり合う領域すなわちミキシング領域205が発生することになる。このようなミキシング領域205では、乱流や拡散といった現象が発生し、これにより、車室内の温度分布の均一化や乗客に対するドラフト感や淀み感の低減を図って、快適な車室空間を作り出している。
特開2009−12527号公報 特開2004−203100号公報
しかしながら、特許文献2に開示された鉄道車両200では、図10、図11に示すように、第1の吹出口203は、側窓201間に位置する吹寄部206内に設けられた立ち上がりダクト207の上端に設けられている。そのため、第1の吹出口203から吹き出す上向きの風と、第2の吹出口204から吹き出す下向きの風とが互いにぶつかり合うミキシング領域205が、前後の側窓201間の上方に形成される。したがって、各側窓201の前端及び後端付近では、第2の吹出口204から吹き出す下向きの風が弱くなり、側窓201の前後方向で連続した均一なエアーカーテンを作り出すことが困難となる。その結果、側窓201の前端又は後端付近に位置する窓側席における空調改善を図ることが難しいという問題があった。
また、ミキシング領域205を発生させて車室内の温度分布の均一化等を図るためには、車室の長さ方向において、隣合う上下二段の吹出口203、204の位置を側方にずらすように配置させる必要があり、各吹出口203、204に接続する空調ダクトを含む空調設備が複雑化し、コストが嵩むという問題もあった。さらに、第1の吹出口203が、窓側席の乗客に近い位置に設けられているので、第1の吹出口203から吹き出す風の音によって騒音問題を生じさせる恐れもあった。
本発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、車室内に通路側席と窓側席とを有する車体の窓側席上部に側構体から延設された荷棚を備えず、展望用の側窓を備えた鉄道車両において、騒音問題の恐れなく窓側席の温熱環境を略均等に向上させるとともに車室内の温度の均一化を、簡単な構造で可能とする鉄道車両を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る鉄道車両は、以下の構成を備えている。
(1)車室内に通路側席と窓側席とを有する車体の窓側席上部に側構体から延設された荷棚を備えず、展望用の側窓を備えた鉄道車両であって、
前記車体の屋根構体の側構体寄りから側窓上端部まで滑らかな湾曲状に形成された空調用天井板を備え、
前記屋根構体の側構体寄りには、前記空調用天井板に沿って側構体側へ向けて調和空気を送風する吹出口がレール方向で連続状に配設されていることを特徴とする。
本発明においては、車体の屋根構体の側構体寄りから側窓上端部まで滑らかな湾曲状に形成された空調用天井板を備え、屋根構体の側構体寄りには、空調用天井板に沿って側構体側へ向けて調和空気を送風する吹出口がレール方向で連続状に配設されているので、吹出口から送風する調和空気を、滑らかな湾曲状に形成された空調用天井板に沿って側窓まで到達させ、そのまま側窓に沿って上方から下方へ通過させることができる。そのため、吹出口から送風された調和空気が、主に側窓と窓側席の乗客との間を側窓の上方から下方へ向かって淀みなく流れることができる。また、側窓の上方から下方へ向かって流れる調和空気は、吹出口から出て間もないので、調和された当初温度を略維持した状態で流れることができる。その結果、調和空気のドラフト感を緩和しつつ、側窓に沿って上下方向へ層流状に流れる調和空気のエアーカーテンを形成し、側窓からの熱や冷気に対する遮断性能を向上させることができる。
また、屋根構体の側構体寄りには、空調用天井板に沿って側構体側へ向けて調和空気を送風する吹出口がレール方向で連続状に配設されているので、側窓に沿って上下方向へ層流状に流れる調和空気のエアーカーテンを、レール方向で連続状に均等の強さで形成することができる。そのため、側窓の中央付近に位置する窓側席のみならず、側窓の前端又は後端付近に位置する窓側席においても、それぞれ均等に空調改善を図ることができる。
また、側窓に沿って上下方向へ層流状に流れる調和空気は、床に沿って床中央部の通路側へ流れた後に、車両天井付近まで上昇する。そして、車両天井付近まで上昇した調和空気は、側窓の上方から下方へ流れる調和空気によって、車室内を下方へ移動する。そのため、屋根構体の側構体寄りに吹出口を配設するだけで、吹出口から送風する調和空気を、空調用天井板、側窓、及び床を経由して車両天井付近に戻るように車室内を上下方向に循環させることができる。その結果、吹出口や空調ダクト等を複雑化させることなく、簡単な構造で車室内の温度の均一化を図ることができる。
また、調和空気を送風する吹出口が、屋根構体の側構体寄りに配設されていて側窓の近傍にないので、吹出口が窓側席の乗客から遠くなる。そのため、仮に吹出口から送風する調和空気の風量や風速を増加させた場合でも、吹出口からの騒音が乗客まで伝わりにくい。その結果、乗客に騒音に対する不快感を感じさせることなく、吹出口から送風する調和空気の風量や風速を増減させることができ、側窓の大きさに応じて、必要な強さのエアーカーテンを形成することができる。特に、展望のよい上下方向に広い側窓(展望用の側窓)を備えた鉄道車両において、吹出口から送風する調和空気の風量や風速を調整することによって、窓側席の温熱環境を簡単に向上させることができる。
よって、通路側席と窓側席とを有する車体の窓側席上部に側構体から延設された荷棚を備えず、展望用の側窓を備えた鉄道車両において、騒音問題の恐れなく窓側席の温熱環境を略均等に向上させるとともに、車室内の温度の均一化を簡単な構造で可能とする鉄道車両を提供することができる。
(2)(1)に記載された鉄道車両において、
前記屋根構体の下方には、前記吹出口の下方まで左右端部が延設された吊り天井板を備えていることを特徴とする。
また、屋根構体の下方には、吹出口の下方まで左右端部が延設された吊り天井板を備えているので、吹出口が乗客から直接見えるのを回避できる。また、吹出口から送風される調和空気が、床を経由して車両天井付近に戻るとき、戻る調和空気と送風する調和空気とが吹出口近傍で合流するのを、吊り天井板によって回避させることができ、調和空気の初期風速が低下するのを防止できる。そのため、車室内の外観見栄え(デザイン性)を高めると同時に、側窓に沿って形成する調和空気のエアーカーテンをより安定化させて、側窓からの熱や冷気の遮断性能を向上させることができる。
(3)(2)に記載された鉄道車両において、
前記車室の前端部と後端部で、前記吊り天井板の左右中央部には、温度上昇した室内空気を吸引する吸込口が形成されていることを特徴とする。
本発明においては、車室の前端部と後端部で、吊り天井板の左右中央部には、温度上昇した室内空気を吸引する吸込口が形成されているので、車室の前端部又は後端部に滞留し温度上昇した室内空気を、吊り天井板の左右中央部に形成した吸込口から吸引することによって、車室内の温度をより一層均一化させることができる。すなわち、吹出口から送風する調和空気が上下方向に循環して車室内の温度を均一化させた後に、温度上昇して軽くなった室内空気が、吊り天井板に沿って車両の進行方向と反対方向へ移動して、車室の前端部又は後端部に滞留する。そのため、車室の前端部又は後端部に滞留し、温度上昇した室内空気を、車室の前端部と後端部で、吊り天井板の左右中央部に形成した吸込口から吸引することによって、車室内の温度をより一層均一化させることができる。
(4)(2)又は(3)に記載された鉄道車両において、
前記吹出口の下方には、前記吊り天井板の左右端部と前記空調用天井板との隙間から間接照明する室内灯が装着され、前記吹出口の吹出方向と前記室内灯の照明方向とが略一致していることを特徴とする。
本発明においては、吹出口の下方には、吊り天井板の左右端部と空調用天井板との隙間から間接照明する室内灯が装着され、吹出口の吹出方向と室内灯の照明方向とが略一致しているので、屋根構体の側構体寄りから側窓上端部まで滑らかな湾曲状に形成された空調用天井板が、吹出口から送風する調和空気の層流を形成する案内板の機能を果たすと同時に、吊り天井板の左右端部と空調用天井板との隙間から間接照明する室内灯の反射板の機能を兼ねることができる。そのため、空調用天井板の多機能化を図ることによって、車室内の外観見栄え(デザイン性)を高めると同時に、車両全体としてのコスト低減を図ることができる。また、吹出口の吹出方向と室内灯の照明方向とが略一致しているので、室内灯の照明熱によって生じる空調用天井板の温度上昇を、吹出口から送風する調和空気によって抑制することができる。そのため、空調用天井板の壁面からの放射熱に基づく温熱感を緩和させることができる。
本発明によれば、通路側席と窓側席とを有する車体の窓側席上部に側構体から延設された荷棚を備えず、展望用の側窓を備えた鉄道車両において、騒音問題の恐れなく窓側席の温熱環境を略均等に向上させるとともに、車室内の温度の均一化を簡単な構造で可能とする鉄道車両を提供することができる。
本発明の実施形態に係る鉄道車両の縦断面図である。 図1に示すA−A断面図である。 図2に示すB部詳細断面図である。 図3に示すC矢視図である。 図1に示すD−D断面図である。 図1に示すE−E断面図である。 図1に示す鉄道車両の吹出口から送風される調和空気の風速分布図である。 図1に示す鉄道車両の冷房時における室温分布図である。 特許文献1に記載された鉄道車両の横断面図である。 特許文献2に記載された鉄道車両の部分横断面図である。 特許文献2に記載された鉄道車両の縦断面図である。
次に、本発明の実施形態に係る鉄道車両について、図面を参照しながら詳細に説明する。具体的には、本実施形態に係る鉄道車両の空調に関する車両構成を詳細に説明した上で、本鉄道車両における調和空気の流体解析(CFD:Computational Fluid Dynamics)結果を説明する。
<本鉄道車両の空調に関する車両構成>
まず、本実施形態に係る鉄道車両の空調に関する車両構成について、図1〜図6を用いて説明する。図1に、本発明の実施形態に係る鉄道車両の縦断面図を示す。図2に、図1に示すA−A断面図を示す。図3に、図2に示すB部詳細断面図を示す。ただし、空調機53と帰還ダクト56、57は図示しない。図4に、図3に示すC矢視図を示す。図5に、図1に示すD−D断面図を示す。図6に、図1に示すE−E断面図を示す。
図1に示すように、本実施形態に係る鉄道車両10の車体1は、車両先頭側に設けられた展望室1Aと車両後方側に設けられた一般室1Bとに区分されている。展望室1Aと一般室1Bとは、中間室1Cを介して室内空間が連通されている。展望室1Aの上方には、運転室1Dが形成され、展望室1Aの天井は、一般室1Bの天井より低く形成されている。ここでは、一般室1Bの車両構成及びその空調作用について詳細に説明する。
図1〜図6に示すように、本鉄道車両10は、一般室1Bの車室11内に通路側席22と窓側席23とを有する車体1の窓側席23上部に側構体3から延設された荷棚を備えず、展望用の側窓32を備えている。具体的には、本鉄道車両10は、車体1を構成する台枠体2と側構体3と屋根構体4と空調装置5とを備えている。空調装置5は、屋根構体4の上に配置されている。台枠体2の床21には、中央通路を挟んで通路側席22と窓側席23とが左右対称に配設されている。また、側構体3は、台枠体2の左右端(側梁)24から起立し、側構体3の上下中間部には、展望用の側窓32が装着されている。また、空調装置5には、吹出口51、空調ダクト52、空調機53、吸込口54、55、及び帰還ダクト56、57を備えている。
また、側窓32は、側構体3に沿って略平面状に形成されている。また、側窓32は、上下方向における展望視界を確保するため、展望室1Aの側窓と同様に、上下方向の大きさが通常車両の側窓より2〜3割程度大きく形成されている。なお、側窓32は、レール方向において適宜形成された吹寄部34を挟んで連続状に形成され、ダイナミックな景色が堪能できるようになっている。吹寄部34は、後述する空調用天井板43の下端部432と滑らかに接続されている。また、側窓32の下方には、側窓32の下端部322から床21まで側構体3に沿って滑らかに形成された窓下内装板33を備えている。
また、屋根構体4は、側構体3の上端部31に接続され、屋根構体4の下方には、屋根構体4の側構体寄り41から側窓上端部321まで滑らかな湾曲状に形成された空調用天井板43を備えている。ここで、屋根構体4の側構体寄り41とは、車両中心CLと側構体3の上端部31との中間にあたる屋根構体4の位置を意味するが、車両中心CLより側構体3の上端部31に近い位置が好ましい。空調用天井板43は、その上端部431が屋根構体4と略平行に形成され、その下端部432が側構体3と略平行に形成され、上端部431と下端部432との間を略円弧面又は略放物面で連続状に繋がれている。空調用天井板43は、レール方向で略同一断面に形成されている。
また、屋根構体4の側構体寄り41には、空調用天井板43に沿って側構体側へ向けて調和空気CAを送風する吹出口51がレール方向で連続状に配設されている。吹出口51は、屋根構体4の下方で左右対称に配設された空調ダクト52の側壁側から突設された筒状体の先端部に当接されたL字状板金511に形成されている。L字状板金511は、空調用天井板43の上端部431と共に屋根構体4と連結されている。吹出口51の上端は、空調用天井板43の上端部431下面と略同一高さで固定されている。吹出口51は、上下方向の長さがレール方向の長さより短い偏平矩形断面(例えば、図4に示すように、上下方向の長さhがレール方向の長さwの1/5〜1/15)に形成され、空調ダクト52の長手方向に沿って連続状に形成されている。
上記構成によって、吹出口51から空調用天井板43の下面に沿って側窓上端部321へ向けて調和空気CAを層流状に送風する。吹出口51から送風された調和空気CAは、側窓32に沿って上方から下方へ向けて淀みなく流れ、主に側窓32と窓側席23の乗客との間を流れる。そのため、窓側席23の乗客にとっても、調和空気CAのドラフト感を感じにくい。また、側窓32に沿って上方から下方へ向かって流れる調和空気CAは、吹出口51から出て間もないので、調和された当初温度を略維持した状態で流れることができる。その結果、側窓32に沿って上下方向へ層流状に流れる調和空気CAのエアーカーテンAKによって、側窓32からの熱や冷気に対する遮断性能を向上させ、窓側席23の温熱環境を改善できる。
また、屋根構体4の下方には、吹出口51の下方まで左右端部421が延設された吊り天井板42を備えている。吊り天井板42の左右端部421は、吹出口51より側構体側へ延びていても良い。また、吊り天井板42は、車室11の前端部11Aから後端部11Bまで略水平状に延設されている。吹出口51は、吊り天井板42に遮られて乗客からは見ることができない。吊り天井板42の左右端部421と空調用天井板43の上端部431との間には、吹出口51から送風する調和空気CAが流れる隙間44がレール方向で略一定幅に形成されている。
また、屋根構体4と吊り天井板42との隙間45には、レール方向に沿って空調ダクト52が延設されている。空調ダクト52は、略矩形状断面に形成されている。空調ダクト52は、吊り天井板42に固定され、吊り天井板42を支持する吊り金具411を介して屋根構体4と連結されている。空調ダクト52は、屋根構体4上に固定された空調機53と接続されている。
上記構成によって、吹出口51から送風される調和空気CAが、床21を経由して車両天井付近に戻るとき、戻る調和空気CAと送風する調和空気CAとが吹出口51近傍で合流するのを、吊り天井板42によって回避させることができ、調和空気CAの初期風速が低下するのを防止できる。
また、車室11の前端部11Aと後端部11Bで、吊り天井板42の左右中央部422には、温度上昇した室内空気RAを吸引する吸込口54、55が形成されている。吸込口54、55は、屋根構体4と吊り天井板42との隙間45に配設された帰還ダクト56、57を介して空調機53と接続されている。吸込口54、55から吸引される室内空気RAは、帰還ダクト56、57を経由して空調機53へ帰還される。空調機53は、帰還ダクト56、57の内部を流れる室内空気RAの温度及び湿度を計測して空調機53から吹出口51へ供給する調和空気CAを適正な温度及び湿度とするように制御されている。
上記構成によって、車室11の前端部11A又は後端部11Bに滞留し温度上昇した室内空気RAのみを、吊り天井板42の左右中央部422に形成した吸込口54、55から吸引することができ、車室11内の温度をより一層均一化させることができる。なお、車室11の前端部11Aと後端部11Bで、吊り天井板42の左右中央部422に吸込口54、55を形成することによって、吹出口51から送風する調和空気CAの側窓側への流れを妨害しない状態で、調和空気CAの室内循環を促進させる効果も奏する。
また、吹出口51の下方には、吊り天井板42の左右端部421と空調用天井板43との隙間44から間接照明する室内灯6が装着されている。吹出口51の吹出方向と室内灯6の照明方向とがほぼ一致している。室内灯6は、例えば、レール方向に沿って連続状に延設されたLED照明灯が好ましい。ここでは、屋根構体4の側構体寄り41から側窓上端部321まで滑らかな湾曲状に形成された空調用天井板43が、室内灯(LED照明灯)6の間接照明に対する反射板の機能を兼ねている。また、室内灯6を熱量の多い照明灯を用いた場合でも、その照明熱によって生じる空調用天井板43の温度上昇を、吹出口51から送風する調和空気CAによって抑制することができる。そのため、空調用天井板43の壁面からの放射熱に基づく温熱感を緩和させることができる。
<調和空気の流体解析結果>
次に、本鉄道車両における調和空気の流体解析(CFD:Computational Fluid Dynamics)結果を、図7、図8を用いて説明する。図7に、図1に示す鉄道車両の吹出口から送風される調和空気の風速分布図を示す。図8に、図1に示す鉄道車両の冷房時における室温分布図を示す。
(風速分布)
図7に示すように、屋根構体の側構体寄りに配設された左右一対の吹出口51から送風する調和空気CAは、屋根構体の側構体寄りから側窓上端部321まで滑らかな湾曲状に形成された空調用天井板43に沿って側窓32まで到達し、そのまま側窓32に沿って上方から下方へ通過する。その際、吹出口51から送風する調和空気CAは、初期風速H1を側窓32の下方まで略維持した状態で流れ、また、略同一速度の流線が平行な状態(層流状態)を維持している。
したがって、吹出口51から送風された調和空気CAは、側窓32に沿って上方から下方へ向かって淀みなく流れ、主に側窓32と窓側席23の乗客との間を側窓32に沿って上下方向へ層流状に流れる調和空気CAのエアーカーテンAKを形成し、確実に熱や冷気に対する遮断性能を向上させ得る。なお、図7では、図面右側の側窓32を通過した調和空気CAが床21まで流れず、窓側席23及び通路側席22の座面上を流れたが、窓側席23及び通路側席22に乗客が着座していれば、側窓32を通過した調和空気CAが床まで流れると推測される。また、車室11の中央通路上方の風速H2が、その周辺に比較して大きくなっていることから、側窓32に沿って上下方向へ層流状に流れる調和空気CAは、床21に沿って床中央部の通路側へ流れた後に、車両天井付近まで上昇すると推測される。
(室温分布)
また、図7、図8に示すように、吹出口51から送風する調和空気CAは、初期温度を側窓32の上方から下方まで略維持した状態で流れている。そのため、空調用天井板43及び側窓32の内側には、一定温度の冷気層S1が形成されている。したがって、側窓32から進入する熱は、側窓32の内側に形成された冷気層S1によって遮断されると推測される。そして、冷気層S1によって遮断された熱は、側窓32に沿って上下方向へ層流状に流れる調和空気CAが、床中央部の通路側へ流れた後に、車両天井付近まで上昇することによって、車室11内で均一化される。また、吊り天井板42の下部には、循環して温度上昇した室内空気層S2が滞留している。なお、側窓32の内側に形成する冷気層S1は、主に側窓32の窓枠内に形成されるので、窓側席23の乗客に不快感を与える恐れは少ない。ここでは、冷房時の室温分布を示すが、暖房時においても同様の効果が得られる。
<作用効果>
以上、詳細に説明した本実施形態に係る鉄道車両10によれば、車体1の屋根構体4の側構体寄り41から側窓上端部321まで滑らかな湾曲状に形成された空調用天井板43を備え、屋根構体4の側構体寄り41には、空調用天井板43に沿って側構体側へ向けて調和空気CAを送風する吹出口51がレール方向で連続状に配設されているので、吹出口51から送風する調和空気CAを、滑らかな湾曲状に形成された空調用天井板43に沿って側窓32まで到達させ、そのまま側窓32に沿って上方から下方へ通過させることができる。そのため、吹出口51から送風された調和空気CAが、主に側窓32と窓側席23の乗客との間を側窓32の上方から下方へ向かって淀みなく流れることができる。また、側窓32の上方から下方へ向かって流れる調和空気CAは、吹出口51から出て間もないので、調和された当初温度を略維持した状態で流れることができる。その結果、調和空気CAのドラフト感を緩和しつつ、側窓32に沿って上下方向へ層流状に流れる調和空気CAのエアーカーテンAKを形成し、側窓32からの熱や冷気に対する遮断性能を向上させることができる。
また、屋根構体4の側構体寄り41には、空調用天井板43に沿って側構体側へ向けて調和空気CAを送風する吹出口51がレール方向で連続状に配設されているので、側窓32に沿って上下方向へ層流状に流れる調和空気CAのエアーカーテンAKを、レール方向で連続状に均等の強さで形成することができる。そのため、側窓32の中央付近に位置する窓側席23のみならず、側窓32の前端又は後端付近に位置する窓側席23においても、それぞれ均等に空調改善を図ることができる。
また、側窓32に沿って上下方向へ層流状に流れる調和空気CAは、床21に沿って床中央部の通路側へ流れた後に、車両天井付近まで上昇する。そして、車両天井付近まで上昇した調和空気CAは、側窓32の上方から下方へ流れる調和空気CAによって、車室11内を下方へ移動する。そのため、屋根構体4の側構体寄り41に吹出口51を配設するだけで、吹出口51から送風する調和空気CAを、空調用天井板43、側窓32、及び床21を経由して車両天井付近に戻るように車室11内を上下方向に循環させることができる。その結果、吹出口51や空調ダクト52等を複雑化させることなく、簡単な構造で車室11内の温度の均一化を図ることができる。
また、調和空気CAを送風する吹出口51が、屋根構体4の側構体寄り41に配設されていて、側窓32の近傍に吹出口51がないので、吹出口51が乗客から遠くなる。そのため、仮に吹出口51から送風する調和空気CAの風量や風速を増加させた場合でも、吹出口51からの騒音が乗客まで伝わりにくい。その結果、乗客に騒音に対する不快感を感じさせることなく、吹出口51から送風する調和空気CAの風量や風速を増減させることができ、側窓32の大きさに応じて、必要な強さのエアーカーテンAKを形成することができる。特に、展望のよい上下方向に広い側窓(展望用の側窓32)を備えた鉄道車両10において、吹出口51から送風する調和空気CAの風量や風速を調整することによって、窓側席23の温熱環境を簡単に向上させることができる。
よって、本実施形態によれば、通路側席22と窓側席23とを有する車体1の窓側席23上部に側構体3から延設された荷棚を備えず、展望用の側窓32を備えた鉄道車両において、騒音問題の恐れなく窓側席23の温熱環境を略均等に向上させるとともに車室11内の温度の均一化を、簡単な構造で可能とする鉄道車両10を提供することができる。
また、本実施形態によれば、屋根構体4の下方には、吹出口51の下方まで左右端部421が延設された吊り天井板42を備えているので、吹出口51が乗客から直接見えるのを回避できる。また、吹出口51から送風される調和空気CAが、床21を経由して車両天井付近に戻るとき、戻る調和空気CAと送風する調和空気CAとが吹出口51近傍で合流するのを、吊り天井板42によって回避させることができ、調和空気CAの初期風速H1が低下するのを防止できる。そのため、車室11内の外観見栄え(デザイン性)を高めると同時に、側窓32に沿って形成する調和空気CAのエアーカーテンAKをより安定化させて、側窓32からの熱や冷気の遮断性能を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、車室11の前端部11Aと後端部11Bで、吊り天井板42の左右中央部422には、室内空気RAを吸引する吸込口54、55が形成されているので、車室11の前端部11A又は後端部11Bに滞留し温度上昇した室内空気RAを、吊り天井板42の左右中央部422に形成した吸込口54、55から吸引することによって、車室11内の温度をより一層均一化させることができる。すなわち、吹出口51から送風する調和空気CAが上下方向に循環して車室11内の温度を均一化させた後に、温度上昇して軽くなった室内空気RAのみが、吊り天井板42に沿って車両の進行方向と反対方向へ移動して、車室11の前端部11A又は後端部11Bに滞留する。そのため、車室11の前端部11A又は後端部11Bに滞留し、温度上昇した室内空気RAを、車室11の前端部11Aと後端部11Bで、吊り天井板42の左右中央部422に形成した吸込口54、55から吸引することによって、車室11内の温度をより一層均一化させることができる。
また、本実施形態によれば、吹出口51の下方には、吊り天井板42の左右端部421と空調用天井板43との隙間44から間接照明する室内灯6が装着され、吹出口51の吹出方向と室内灯6の照明方向とがほぼ一致しているので、屋根構体4の側構体寄り41から側窓上端部321まで滑らかな湾曲状に形成された空調用天井板43が、吹出口51から送風する調和空気CAの層流を形成する案内板の機能を果たすと同時に、吊り天井板42の左右端部421と空調用天井板43との隙間44から間接照明する室内灯6の反射板の機能を兼ねることができる。そのため、空調用天井板43の多機能化を図ることによって、車室11内の外観見栄え(デザイン性)を高めると同時に、車両全体としてのコスト低減を図ることができる。また、吹出口51の吹出方向と室内灯6の照明方向とが略一致しているので、室内灯6の照明熱によって生じる空調用天井板43の温度上昇を、吹出口51から送風する調和空気CAによって抑制することができる。そのため、空調用天井板43の壁面からの放射熱に基づく温熱感を緩和させることができる。
<変形例>
以上、本実施形態の鉄道車両10を詳細に説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。例えば、本実施形態の鉄道車両10の車体1は、車両先頭側に設けられた展望室1Aと車両後方側に設けられた一般室1Bとに区分され、展望室1Aと一般室1Bとは、中間室1Cを介して室内空間が連通されている。しかし、これに限定される必要はなく、例えば、一般室1Bのみからなる鉄道車両でもよい。
本発明は、例えば、車室内に通路側席と窓側席とを有する車体の窓側席上部に側構体から延設された荷棚を備えず、展望用の側窓を備えた鉄道車両において、窓側席の温熱環境を向上させ得る鉄道車両として利用できる。
1 車体
2 台枠体
3 側構体
4 屋根構体
5 空調装置
6 室内灯
10 鉄道車両
11 車室
11A 前端部
11B 後端部
22 通路側席
23 窓側席
31 上端部
32 側窓
41 側構体寄り
42 吊り天井板
43 空調用天井板
44 隙間
51 吹出口
54、55 吸込口
321 側窓上端部
421 左右端部
422 左右中央部
CA 調和空気
RA 室内空気

Claims (4)

  1. 車室内に通路側席と窓側席とを有する車体の窓側席上部に側構体から延設された荷棚を備えず、展望用の側窓を備えた鉄道車両であって、
    前記車体の屋根構体の側構体寄りから側窓上端部まで滑らかな湾曲状に形成された空調用天井板を備え、
    前記屋根構体の側構体寄りには、前記空調用天井板に沿って側構体側へ向けて調和空気を送風する吹出口がレール方向で連続状に配設されていることを特徴とする鉄道車両。
  2. 請求項1に記載された鉄道車両において、
    前記屋根構体の下方には、前記吹出口の下方まで左右端部が延設された吊り天井板を備えていることを特徴とする鉄道車両。
  3. 請求項2に記載された鉄道車両において、
    前記車室の前端部と後端部で、前記吊り天井板の左右中央部には、温度上昇した室内空気を吸引する吸込口が形成されていることを特徴とする鉄道車両。
  4. 請求項2又は請求項3に記載された鉄道車両において、
    前記吹出口の下方には、前記吊り天井板の左右端部と前記空調用天井板との隙間から間接照明する室内灯が装着され、前記吹出口の吹出方向と前記室内灯の照明方向とが略一致していることを特徴とする鉄道車両。
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