JP2019093766A5 - - Google Patents

Description

上記目的を達成するため、請求項１に係る発明は、車両前後方向に移動可能な可動部（３２、３３）を少なくとも一部に有する前座席（３）を備えた車両（２）に搭載される空調システムであって、
空調風を送風する第１送風機（１３）、および、その第１送風機により送風される空調風を前座席に着座する乗員（６）に対し車両前方から吹き出す第１吹出口（１１０）を有する第１空調装置（１０）と、
空調風を送風する第２送風機（２３）、および、その第２送風機により送風される空調風を前座席に着座する乗員に対し車両後方から吹き出す第２吹出口（２１０）を有する第２空調装置（２０）と、
前座席が有する可動部の位置または角度を検出する位置検出部（３０、３４）と、
位置検出部により検出される可動部の位置または角度に応じて第１空調装置と第２空調装置の駆動を制御する制御装置（４０）と、を備え、
制御装置は、
可動部が車両前後方向に移動する範囲の全域もしくは一部において、第１吹出口と第２吹出口の両方から空調風を吹き出すことが可能であり、
可動部が第１吹出口に近づくほど、第１吹出口から吹き出される空調風による空調能力を大きくし、第２吹出口から吹き出される空調風による空調能力を小さくし、
可動部が第２吹出口に近づくほど、第２吹出口から吹き出される空調風による空調能力を大きくし、第１吹出口から吹き出される空調風による空調能力を小さくする。

Claims (1)

1. 車両前後方向に移動可能な可動部（３２、３３）を少なくとも一部に有する前座席（３）を備えた車両（２）に搭載される空調システムであって、
   空調風を送風する第１送風機（１３）、および、前記第１送風機により送風される空調風を前記前座席に着座する乗員（６）に対し車両前方から吹き出す第１吹出口（１１０）を有する第１空調装置（１０）と、
   空調風を送風する第２送風機（２３）、および、前記第２送風機により送風される空調風を前記前座席に着座する乗員に対し車両後方から吹き出す第２吹出口（２１０）を有する第２空調装置（２０）と、
   前記前座席が有する前記可動部の位置または角度を検出する位置検出部（３０、３４）と、
   前記位置検出部により検出される前記可動部の位置または角度に応じて前記第１空調装置と前記第２空調装置の駆動を制御する制御装置（４０）と、を備え、
   前記制御装置は、
   前記可動部が車両前後方向に移動する範囲の全域もしくは一部において、前記第１吹出口と前記第２吹出口の両方から空調風を吹き出すことが可能であり、
   前記可動部が前記第１吹出口に近づくほど、前記第１吹出口から吹き出される空調風による空調能力を大きくし、前記第２吹出口から吹き出される空調風による空調能力を小さくし、
   前記可動部が前記第２吹出口に近づくほど、前記第２吹出口から吹き出される空調風による空調能力を大きくし、前記第１吹出口から吹き出される空調風による空調能力を小さくする、空調システム。